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553???:2011/08/20(土) 22:54:21 ID:bJBnsqT6
>>550
ニコニコとまではいかないが、
それでも敵意の無い笑顔で近寄る農家だが、心の中で小さく舌打ちをしていた。
包帯の男は農家のその態度で、大体の事情は把握する。

「(あの坊主、黙って破壊すりゃあ良いものの。
  あれはあんまり信用すると、こっちが痛え目を見るタイプの奴だな)」

牛神神社の者達に気づかれること無く、目の前のそれへ攻撃を済ませば終わったと言うのに、
彼が喋りかけてしまったせいでそれはし難くなった。
彼の中で巴津火の評価が、ある程度下がった。
今すぐにでも、悪態を彼に向けたいという衝動を勤めて押さえ込むが、
それは直ぐに解消されることになる。なぜなら、
巴津火が既に、遠いところで目的のものに攻撃を与えていたからだ。

>>552
ペテンを行う農家とは違って、少し緊張した風の包帯の男は姫さんに話しかけられ、
長い沈黙の終わりに安堵したのか、包帯の向こうで笑った気がした。

「しかも賭けの度胸も必要だからな!!俺には無理だ!!
 度胸なし頭脳なし、それに幸薄だからな!!できるはずがない、はっはっは!!」
「おい、黙らねえとその包帯、牛乳を拭いてそのままにするぞ。」
「それだけは勘弁だ!!あの白い液体の殺傷能力は高すぎる!!」

そんなのんきな会話を楽しんでいる流れで、
姫さんの次の言葉にも農家は笑顔で答える。片目をつぶって意地悪げに。

「おら達は妖気の都合上、こんな場所には行きづれえんだ。
 それともあれか?おら達邪悪なものが参拝するのは、いけえねえか?」

姫さんのその目にも、一切の動揺を見せずに彼は歩き、
ついには彼女達との距離は10メートルよりも近くなってしまう。


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