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482鹿南『』 叡肖「」 ミナクチ 黒蔵:2011/08/17(水) 00:05:48 ID:1gBuqmPQ
>>472
『先に名乗るのが筋ってモンでしょぉ?まあいいわ、アタシは鹿南』

面を外せば隻眼の男の顔が現れる。

『で、アンタは何者なのよ?』

踊りの輪が賑やかに二人の後ろで流れていった。

>>475>>476
「え?これ小さくするの?困ったなー」

叡肖はサメに「縮小化」の文字を書いてみたものの、水には戻せない。
水で文字が消えれば元通りになってしまうのだ

ミナクチ「ちょっとお手伝いしましょう」

とてとてと水桶の縁を歩いてきたミナクチが、叡肖の記した文字をちょん、と突付くと
一瞬だけ蛍火色に文字が浮かんで消えた。サメは小さいままである。

「こりゃ良いね、助かるよ」

金魚持ち帰りようのビニル袋に小さくなったサメと海水を入れて、叡肖は露希に差し出した。

ミナクチ「可愛がってあげてくださいね」

海から陸につれてこられてしまったサメは、小さくされてきっと吃驚していることだろう。

>>476>>477>>478
「ほら、姐さん竿どぞ。そっちの坊ちゃんも、今日は戦いはナシだぞー?」

(しかし何と言う役得)

しっかり和戌姉に視線が釘付けな叡肖。その癖、海老を捌く手元は確かである。
笹の葉に海老が盛り付けられ、送り妖怪達に回されているその間にも、
瞳の竿が激しく引かれて水桶がごとりと動く。

ミナクチ「桶が小さすぎますっ!」

その瞬間に水桶が割れて、海水があふれ出した。
ミナクチが必死に水を封じ込めようとする。
桶が壊れて広がった水面から、黒い影が跳ねた。

黒蔵「く、じ、ら、だーーーっ!!!」

跳ね上がった鯨が落ちてくる。
辺りの客たちが蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。
黒蔵も四十萬陀を庇って走り出す。

「あー、海の一番のご馳走だねー」

叡肖だけは蛸の腕を広げて、落ちてくる鯨を受け止めた。
衣蛸の「衣」が、すっぽりと鯨を包み込む。


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