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452織理陽狐/四十萬陀 七生/天ッ堕:2011/08/16(火) 22:28:09 ID:0rvvBuFg
>>445>>447
「勝ってはいないさ」

最期の最期で、織理陽狐は彼女に心を折られた。
けれどだからこそ、分かったことがある。
哀しげな笑みを浮かべた巴津火に、織理陽狐は慌てて首を振る。

「それは違う。お主は捨てられたわけでは――」

だが言葉を続けようとした時には、すでに少年は黒蔵に変わってしまっていた。
織理陽狐はぐっと言葉に詰まり、悔しげな顔をする。

「……あやつは、お主が幸せになれると分かっておったのじゃよ……」

黒蔵にとっては、何がなにがなんだか分からないだろう。
だが織理陽狐は、この言葉を言わずにいられなかった。

>>446>>449>>450
「っかっかかか彼女って!」

ぼぼんっと顔を赤くするが、叡肖の冗談にずりっと肩を落し、いつものペースに戻る。

「……節操ないじゃん」

(そういえば、黒蔵君はいないのかな)

「叡肖君、今日黒蔵君はきてないじゃん?」

ふと思い立った四十萬陀は、叡肖に尋ねながら、巾着に手を伸ばした。
中から小銭を取り出すと、「一本お願いするじゃん」といって紙片を受け取る。

「私は小魚を狙うじゃん」
(後で食べれるし……)

>>449
「!」

突然ひょいっと抱え上げられた天ッ堕は、零の腕の中でじたばたと暴れた。

「〜!」

じたばた、じたばた。
驚いて多少パニくっているのだろうか。


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