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イベント優先スレ
381
:
黄道 いずみ
:2011/08/09(火) 03:22:59 ID:0rvvBuFg
>>378
「緋桐って人じゃないって言ったんですけど?」
起きるなりそれか。
やれやれ、とでもいうように緩く首を振る。
「ま、いっかあ……小鳥遊センセーには怒られるだろうけど、死ぬのはゴメンだしぃ。
ていうか妖怪超強いじゃん! こりゃ勝てないっての」
人に見られるな、というのは完全に破ってしまったが、秘密を掴まれていないならば大丈夫。
そう踏んだ黄道は、この場からの逃亡を決意した。
>>379-380
「さすがにもう一回はキツいってば」
今にも鉄下駄を飛ばそうとする宇佐田を見て苦笑する。
既に体は回復しつつあるが、脚を失えば動けなくなるし、黄道は完璧な「不死身」ではない。
先程の攻撃で頭を庇っていたのを見れば、勘のいいものなら気付くだろう。
「んじゃっ、私は逃げるから! じゃあね、追っ掛けてこないでよ!」
たんっとその場から跳び、近くの木に飛び移る。
体に大穴が開いていてもそのスピードは変わらない。顔色一つ変えない(既に青白いのだが)ところを見ると、痛覚は完全にないように思えた。
逃げていく、少女の気配が遠のいていく。
人でなく、妖怪でもない――否、去り際に残された気配を感じれば分かるだろう。
彼女は人であり、妖怪でもある存在。
小鳥遊によってつくられた薬で、半妖として死から蘇った少女なのだ。
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