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イベント優先スレ

337氷亜:2011/08/08(月) 17:56:42 ID:bJBnsqT6
>>334
「うん、アネさんアニさんの神話の箇所以外にも、
 あのメデゥーサの記憶にはところどころ混濁した部分がある以上、
 そのまま鵜呑み、ってわけにはいかないだろうね」

叡肖に小さく頷いた氷亜。
叡肖やメリーの上げていった点ももっともだが、
穂産姉妹とは短からず、同じ館で生活していた彼はそれ以上に、
言葉にできない何か違和感に似たものを感じていたのだ。

坊ちゃん側とこちら側との仲介となる者の決定を始めようとする叡肖に、
氷亜は彼に向かって挙手し、申し訳なさそうに苦笑いをしていた。

「何と言うか・・・すっご〜く言い辛いことなんだけどさ、
 以前、僕達夜行集団はね?
 ・・・神格持ちをヤッチャッタことがあるんだよ・・・成り行きでね。

 だから〜多分。僕達夜行集団の者じゃ、悪目立ちすると思うんだよ。
 ほら、一応天界も絡んでるかもだしさ。華音ちゃんならともかく」

喋る彼の目線は水泳選手並みに泳いでいて、顔からは冷や汗が。
そう、氷亜含め夜行集団は以前、
そんなあまりにも不都合すぎることをやってしまっていたのだ。

>>335
氷亜はふむ、と相槌を打ったかと思うと床を見つめ、
顎に手をやって再び深く黙り込む。

「復讐対象は全て、それも十分にありえないことではないね。
 もしそうであればやみくもに、結界の守護神達を消した理由も、
 メデゥーサなんかの大妖怪と手を組むのも頷ける」

と思わせたい第三者が仕組んだこともありえる。
考え始めれば浮かぶ可能性は多く、そのあまりにもの情報の少なさが、
氷亜に思わずため息をつかせていた。

「でも、もし天界を含めた脅威なのだとしたら、
 なぜ竜宮の叡肖さんや黒像君がそのことを知らないんだろう?下界にも増援は求めると思うのに。
 まあ、神格持ちですらない僕が考えても、特に意味はないんだろうけど。」

>>336
「稀璃華ちゃん、かな?
 出会って直ぐだし関係ないはずだしで申し訳ないんだけど、
 僕達のためにも頑張ってくれないかい?」

そこで氷亜は稀璃華の手を握り、顔を近づけ頼みごとをする。
その裏で、露希が行く事にならなくてよかったとか考えているのだが、
彼のイケメンオーラーは大きく、彼女にはなにか効果があるかもしれない。


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