[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
イベント優先スレ
329
:
夜行集団 メデゥーサ
:2011/08/08(月) 02:37:32 ID:bJBnsqT6
>>326
蛙となって表情は読み取れなくとも、
彼女の残り僅かに残っていた妖気が、彼女の精神にある悲壮を感じさせていた。
―自画自賛して蛇にされて、守ろうとしたら蛙にされて。
わたくしは一体、なにをすることが正解だったのでしょう?―
そう絶命する前に彼女は言い残し、巴津火の口へと放り込まれた。
そして彼女の命が潰えたとき、巴津火の頭の中にはさまざまな情報が溢れ出すだろう。
最初は美貌を讃えた自分が怪物となる記憶、そして英雄に倒される記憶。
しかしその先へと続けば続くほど、その記憶は混濁し、読み取りづらくなっていく。
それはまるで、何者かの意志によって改ざん済みのデータのようで。
だが、それでも巴津火は日本神話人世第34項の、
部分掛けた記録と坊ちゃんの妖気は知ることができた。
―大きな力を手に入れた二柱の神は、
人々に結実豊作と、子宝児童安全の恵みを与え、より江戸の人から信仰を集めていました。
しかしそんな優しい神々にも憎い存在があったのです。
それは、妖怪と人との垣根を越え、固い愛によって結ばれているとある夫婦でした。
結実の神であるのに、子供を産む事の叶わない二柱の神はそんな夫婦を逆恨みし、
彼らの出産の際、とある呪いをかけました。それはその時生まれた子供は、怪物になると言うものでした。
そして彼女達の思惑通り二人には怪物が生まれ、二人は悲しみのあまり死んでしまいました。
呪いの成就に喜んでいた;k≫k;卯≫/yンでしたが、
その所業に天界の神々は怒り、彼女達から神格を奪ってしましました。
そして神々は、その恐ろしく強大な力を持った怪物に使命を下したのです。
それは−成熟した後、お前から全てを奪った;k≫k;卯≫/yンへ正義の鉄槌を与えよ−
というものでした。 ―
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板