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イベント優先スレ
113
:
名無しさん
:2011/06/15(水) 00:11:47 ID:???
>>112
傷ついた送り妖怪達を見つけ、
織理陽狐達が送り提灯を辿って暗い道を歩いていく。
その巌窟の道を抜けると、いつの間にか袂山の麓に戻っていた。
振り返れどそこには、もう何も無く。
向こう側の遠景が見えているだけである。
時刻は夕刻過ぎだった。
鮮やかで毒々しい紫色の空が暗み、やがて星が浮かび始める。
夜行神は再びどこかへ行った。
主を失くした天逆楼も消滅し、虚空の果てへと消えていく。
波旬という手がかりがない今。
次期主となる者をが現れるまで、誰とも遭遇する事はないだろう。
この戦いで、紫狂は百鬼の主の座から退いた。
しかしなくなったわけではない。
「・・・わかりました姉さま。貴女の意思は私が継ぎます」
大きく成長を遂げた出口町が3人の眠る子供の横に寄り添っていた。
窮奇の心を受け継いだからか、その姿はあの口紅が似合うまで大人びている。
今より、紫狂は新たなリーダーと共に再始動することになった。
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