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スーパーロボット大戦ロストセンチュリー 序章編

1蒼ウサギ:2003/11/04(火) 23:18 HOST:YahooBB220056148051.bbtec.net
ACT:0「プロローグ」

人類が宇宙にその生活圏を伸ばしてから幾年もの時が過ぎた。
地球から最も遠い宇宙都市サイド3が<ジオン公国>を名乗り連邦軍に対して独立戦闘を挑んできた。
後に「一年戦争」と呼ばれたこの戦争に勝利したのは連邦軍だった。
だがジオン残党狩りを名目とし暴走を始めた連邦下組織<ティターンズ>
ブライト・ノア率いる<エゥーゴ>によって<ティターンズ>の野望は費えた。
これを後に「グリプス戦役」と呼んだ。
そしてその後起きた「第一次ネオ・ジオン抗争(ハマーン戦争)」が終結後、「グリプス戦役」時に行方不明となった
シャア・アズナブルがネオ・ジオンの総帥として帰ってきた。
だがザビ家再興を企むハマーン・カーンは協力に応じないシャアを敵対視した。
こうしてネオ・ジオンの中にシャア派とザビ派が生まれた。
事態を重く見た連邦軍は地球連邦軍独立外部部隊ロンド・ベルを結成した。
そして・・・戦乱の世から人々を守るためもう一つの部隊が結成された。
<ギャラクシア・キーパーズ隊(以下、G・K隊)>
彼らの物語はここから始まった。

73藍三郎:2003/11/17(月) 15:21 HOST:133.41.179.138
=ラー・カイラム=
ブライト「アクシズの譲渡を条件に、ネオ・ジオンは連邦と和平を結ぶですって?」
アデナウアー『そうだ。シャアの本隊がハマーン軍を誘き出している間に
我々はアクシズを攻略することに成功した』
ブライト「シャアが本気で和平に応じると思っているんですか!?」
アデナウアー『シャアもいたずらに戦争を長引かせたくはないはずだ。、問題はなかろう』
ブライト「あなた方にはシャアの本性がわかってませんよ!
奴はあなた方を油断させている間に手に入れたアクシズで地球潰しをしますよ!」
アデナウアー『反対する気持ちはわかるが、これは決定事項だ』

=ドクーガ宇宙基地=
ネオネロス「どうやら連邦とシャアの和平は上手くいったようだな」
カットナル「ええ。我らドクーガにとって、無能な連邦を操るなど容易いこと」
ネオネロス「しかし、邪魔者はまだいる」
ブンドル「ロンド・ベル隊そしてギャラクシア・キーパーズ・・・」
ネオネロス「奴らは最後まで我々の障害になるだろう・・・早めに取り除いておく必要がある」
ケルナグール「戦ですか。腕が鳴りますな!」

74蒼ウサギ:2003/11/17(月) 20:08 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
ACT:4「宇宙攻防戦」



悠騎「和平か・・・一体何を考えてるんだか・・・」
由佳「先の戦闘で事実上シャア=アズナブルがネオ・ジオンの総帥となったわね」
ムスカ「けど、あのハマーン・カーンって女。簡単に諦めるとは思えないな」
アネット「同感ね」
タツヤ「でもよ、連邦軍にしては随分簡単に騙されたって感じだな」
ゼンガー「うむ・・・もしかしたら裏が絡んでるかもしれないな」
パルシェ「裏・・・ですか?」

アムロ「νガンダムが完成しそうなのか?」
チェーン「はい、サイコフレーム・・・これが決め手となりました」
アムロ「このガンダムが完成すればシャアやハマーンとも渡り合える」

勝平「じいちゃん。例の新兵器は完成したのかよ?」
兵佐エ門「あと少しじゃ」
勝平「早く頼むぜ。ガイゾックの奴等がいつ攻めてきてもいいようにな!」

75藍三郎:2003/11/18(火) 09:19 HOST:133.41.179.137
=ドクーガ艦隊=
ケルナグール「フフフフ・・・久しぶりの戦いだ!心躍るわい!
キャラメル・キッカーズとやら!叩き潰してくれる!」
カットナル「ギャラクシア・キーパーズだ!この馬鹿が!」
ケルナグール「それだそれだ!」
深虎「G・K隊・・・できたばかりの部隊だというのにその強さはもはや
特Aクラスといわれる・・・」
カットナル「深虎!貴様もでるのか」
深虎「ああ。たまには俺の魔鬼羅にも血を吸わせてやんねーとな」

白豹「!」
アネット「どうしたの一体・・・?」
白豹「奴が来た・・・出る・・・」
そう言って白豹は駆け出していった。

トーレス「艦長!こちらにドクーガと思われる大部隊が迫っています!」
ブライト「何だと!総員!第1種戦闘配備につけ!」
真吾「ったく、あいつらも懲りないねぇ」
キリー「今回はブンドルのキザにーちゃんはいないようだな」
ゼド「しかし、数は多いですね。気を抜かないようにしましょう!」

76蒼ウサギ:2003/11/18(火) 22:21 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
アムロ「チェーン、νガンダムは出れるか?」
チェーン「え、あ、はい。ですがテストが・・・」
アムロ「戦場で試すさ」

ムスカ「よし、行くか・・・ん?」
タツヤ「おい、あの機体どこかで見たことないか?」
ゼド「似ているな・・・凶に・・・」
白豹「・・・・」

深虎「奴等がG・K隊か・・・ん?あの機体・・・そうか奴か!」
カットナル「知り合いか?」
深虎「あぁ、あいつの相手は俺に任せてもらうぜ!」
 魔鬼羅が凶に迫ってきた。

真吾「スペースバズーカ!」
カミーユ「落ちろ!」
悠騎「当たれぇぇ!」
 他のメンバーはドクーガメカを撃墜していった。
カットナル「ううむ、噂以上だ!」
 そこへνガンダムが現れる。
アムロ「いける・・・フィン・ファンネル!」
 νガンダムから放たれたフィン・ファンネルはカットナル艦に大ダメージを与えた。
ジュドー「すげぇぜアムロさん!」
アムロ「サイコフレームの調子は良いようだ!」

77藍三郎:2003/11/19(水) 11:01 HOST:133.41.179.137
凶と魔鬼羅は高速でぶつかり合っていた。
深虎「白豹!てめぇがG・Kにいるとはな!」
白豹「貴様が『秘宝』を盗みドクーガに入ったのは知っていた・・・一族の禁を破った貴様には死あるのみ・・・」
深虎「てめぇみたいな優等生にはわかんねーよ!
俺は永久に一族の手足になって働くのはごめんだ!俺は上に立つ人間になりてぇんだよ!」
白豹「そうか・・・・・・まあいい。死ね」

深虎「旋襲虎牙!!」
白豹「旋襲虎牙・・・」
カミーユ「まったく同じ技!」
凶と魔鬼羅は両手を合わせ、機体を螺旋状に回転させ、突っ込んだ!
激突後、両機とも弾き飛ばされた!
ムスカ「パワーも互角か。どうやら同門の使い手のようだな」
深虎「ちっ・・・さすがに」
その時、凶の姿が視界から消えていた。
深虎「なにっ!!」
そう思った瞬間、魔鬼羅は後ろから斬られた!
白豹「・・・・・・」
深虎「激突で吹っ飛ばされたのを利用してオレの背後に!
やはり同門はやりづれぇな・・・」

78:2003/11/19(水) 18:11 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp
―斬!!
ドクーガメカが文字通り切り裂かれ、暗い真空の海に花が咲く。
アルティア「我が名はアルティア・エセルドレーダ…闇を絶つ剣なり…!ここを通らんとするドクーガは、陸式斬艦刀で一刀両断にする…」
エクセレン「ちょ…ア、アルティア?」
悠騎「アルティアが壊れた!?」
パルシェ「アルティア、懐いた人に影響されやすいんですよ…今回はゼンガーさんみたいですね」
ライ「度々あるのか、こういうことが…」

ケルナグール「時代遅れのサムライ気取りか?そんなもので―」
アルティア「否。倒します」
―断!!
 また一機、ドクーガメカがオリハルコニウム・ソード、改め陸式斬艦刀の餌食となる。

ゼンガー「チェストォォォォッ!!」
―閃!!
 一瞬の内に半身が吹き飛ばされ、コマの様に吹き飛ばされたドクーガメカ。
キョウスケ「…まったく、少佐が二人になったようだな」

79蒼ウサギ:2003/11/19(水) 21:54 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
真吾「さて、そろそろあんたとの縁もここまでにしたいな!」
カットナル「ではビムラーを渡してもらおうか!」
真吾「冗談!かわりにこいつをやるぜ!ゴーフラッシャー!!」

勝平「悠騎の兄ちゃん!こっちは片付いたぜ!」
悠騎「こっちもだ!一度補給に・・・」
由佳『お兄ちゃん!こちらに向かってくる機影を確認したわ!』
悠騎「新手か!」

???「ホーッホッホッホ!同じ種族で争うとは愚かよのぉ〜」
勝平「その声はブッチャー!」
キョウスケ「ガイゾックも現れたか!」
ゼド「やれやれ・・・ですね」
ブッチャー「この前の仮を返してやる!いけぇメガブーストども!!」

80藍三郎:2003/11/20(木) 09:40 HOST:133.41.179.136
???「う〜〜ん。あのシャッチョさんに言われた場所はこの辺なんやけどなぁ」
???『臭う、臭うぜ!戦いの臭いがよ!』
???「ほんまか?まあお前の勘は確かやし、行ってみるか」
???『下僕の分際でお前呼ばわりすんじゃねぇ!
まあいい。あっちに行けばたっぷり斬れそうだぜ!』

カットナル「うむむ・・・妙な奴らが乱入してきたな!」
ブッチャー「ほ〜っほっほっほ。ひねり潰してしまえ!」
エクセレン「あの土偶戦艦もしつこいわね〜〜」
ヴァイスリッターはオクスタン・ランチャーでドヨズラーの群れを吹き飛ばす。
???「夜天蛾流抜刀術・・・琴雪!」
一筋の剣閃が煌いたかと思うと、瞬時にメカブーストとドクーガメカは両断された。
ムスカ「なんだぁ?援軍か?」
ブライト「だが、あんな機体識別コードにはないぞ」
???「あの〜〜ちょっと聞くんやけどこっちにアネット・リップルさんって人おる?」
アネット「はいはい!アネットなら私ですが・・・」
灯馬「ああ!ボクは夜天蛾灯馬ちゅーもんや。
あんたんとこのシャッチョさんに言われてあんさんらを助けに来たんや」
アネット「お姉ちゃんから!?」
蛇鬼丸『灯馬ぁ〜〜ムダ話してんじゃねーよ!さっさと斬らせろぉ!!』
灯馬「わーとるがな蛇鬼丸。んじゃ、しばし敵ども相手に暴れさせてもらいまっせ」
灯馬という男の機体は居合抜きで次々に敵を斬っていく。
ゼンガー「あの剣技・・・どこかでみたような・・・」

81蒼ウサギ:2003/11/20(木) 23:06 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
悠騎「す、すげぇ・・・」
ゼンガー「あの剣技、只者ではない!」
エクセレン「わぁお!ボスにそこまで言わせるなんて相当ね!」
ゼンガー「我々も続くぞ!」
タツヤ「了解っす!!」

カットナル「せ、戦況が悪くなったか!?」
ケルナグール「むむむ!少々、甘くみたか!ここは一時撤退・・・」
深虎「冗談じゃないぜ!ようやく面白くなってきた所だよ!!」
白豹「・・・・」
カットナル「ぬ!こやつめ・・・」
真吾「おっと!俺たちが逃がさないぜ!」

由佳「敵が撤退の気配を見せているわ・・・コロナキャノン!スタンバイ!!」
 コスモ・フリューゲルの主砲にエネルギーが溜まる。
由佳「発射!!」

カットナル「な、なんだこれ!避け切れん!!」
ケルナグール「ぐっ、ぐあぁああああ!!」

82藍三郎:2003/11/21(金) 09:41 HOST:133.41.179.137
カットナル艦とケルナグール艦は主砲の直撃を受けで爆発した!
真吾「やったか!?」

しかし…ひそかに爆発する戦艦から2つの脱出ポッドが出ていた。
深虎「ったく、世話の焼けるジジイどもだぜ。おい、これで貸しひとつだな」
カットナル「むううう…こんな奴に」
ケルナグール「貴様ら、覚えておれ!!」
キリー「聞き飽きたぜその台詞…」
魔鬼羅とドクーガ軍は撤退していった。
白豹「・・・・・・」
ゼド「追わずともよろしい。今日はこの辺でいいでしょう」

灯馬[夜天蛾流抜刀術、蝉時雨!!」
蛇鬼丸『ケヒャハハハァッ!!!死ね死ね死ねぇ!!!』
メカブースト達を高速の突きで破壊していく麟蛇皇。
ブッチャー「ホホホ・・・さすがにやるのぉ!」
勝平「ブッチャー!これで終わりだぁ!!」
タツヤ「おおおおおっ!!!」
しかし、ザンボットとR−DRILLの攻撃はバンドックのバリアによって弾かれた!
勝平「うわっ、何だこりゃ」
宇宙太「バンドックにバリアが張られてるぜ!!」
ブッチャー「ほ〜〜っほっほっほ。わしらも学習せんわけではないのでのぉ〜〜〜」
ゼンガー「あのバリアを破るには、生半可な攻撃では無理だ!」

83:2003/11/21(金) 17:35 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp
アルティア「…この一撃に全身全霊を込める、だけです」
ゼンガー「その通りだ、行くぞ!!」
ブッチャー「ホホホ、無駄よ無駄よ」
 ミサイルで2機を足止めし、バンドック砲を至近距離で叩き込もうとする。
ゼンガー「貴様に我らを止めることは……出来ん!!」
 ミサイルを避けようともせず、参式とR-BREAKERは突っ込んでいく。
 相当数が掠るが、装甲と念動フィールドの前に殆ど無力化されている。 
ブッチャー「なにぃ!?」
 愕然となるブッチャーに、残像を描く程のスピードの太刀を、見切れるはずもなかった。
アルティア「我はアルティア・エセルドレーダ…」
ゼンガー「我はゼンガー・ゾンボルト!」
アルティア・ゼンガー「「悪を断つ剣なり!!」」
ゼンガー「必殺!斬艦刀!!」
アルティア「一文字斬り…!」
―斬!!
―断!! 
アルティア「我らが斬艦刀に…」
ゼンガー「断てぬものなし!!」
ブッチャー「ば、ばかなぁぁぁ!?」
アムロ「今だ、各機持てる限りの火力を叩き込め!」

84蒼ウサギ:2003/11/22(土) 01:32 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
タツヤ「うおりゃああああ!!!」
リュウセイ「T−LINKナッコォォォォ!!!」
キョウスケ「これだけのベアリング弾!避けられるか!!」
 次々に決まっていくG・K隊の攻撃。
勝平「とどめだ!ムーンアッタク!!」
ブッチャー「お、おのれぇぇぇぇ!!」
 頭部だけとなったバンドックが離脱を図る。

=???=

???「ドクーガ・・・そしてガイゾックといったか」
???2「ヤツラはどうだ?」
???「必要ない」
???2「はっきり言うな・・・」
???「当然だ。奴らはいずれ滅びるだろう・・・」
???2「とりあえずまだ様子見だな」

85:2003/11/22(土) 03:22 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp

=サダラーン 格納庫=

焔「状況は思わしくないな」
翔「ああ、まったくだ」
焔「大局的に見ればアクシズは奪われ、我が艦の被害甚大。貴様のバウは中破、ロリエは精神的に不安定…ヤレヤレだ」
翔「…正直、俺としてはアクシズが地球に落ちても構わないと思っている。連邦の腐った連中を一掃出来るからな」
焔「しかしやられっぱなしは性に合わない、だろう」
翔「ああ。シャア大佐と戦り合って命があるだけ儲けもんだが…借りは返さねぇとな」
焔「ジョーカーを切るつもりか?」
翔「あの子を守るためなら、俺は悪魔とでも喜んで契約を結ぶさ」


=コスモ・フリューゲル 格納庫=

アルティア「…陸式の調子はどうですか?」
整備兵「陸式?」
パルシェ「あ、R‐BREAKERはR-6という開発コードなんです。だから、陸式なんですよ」
 聞きなれない伍式という言葉に戸惑う整備兵に対し、パルシェは苦笑交じりに説明する。
アルティア「…その通り」
 ゼンガーは何故か、形式番号やコードネームを強引に略したり、極東の言葉に置き換える事がある。
 懐いた者に影響されやすいアルティアは、その辺もしっかり感化されていた。

86藍三郎:2003/11/22(土) 11:12 HOST:133.41.179.137
灯馬「改めて自己紹介させてもらうわ!ボクは夜天蛾灯馬。
んで、この刀の名前は蛇鬼丸っちゅーんや」
蛇鬼丸『んだテメーら。ジロジロ見てんじゃねー』
灯馬「で、ボクが戦ってたロボットは麟蛇皇っていうんや。
この蛇鬼丸がボクと一体化してデカいロボットになった姿なんや」
ムスカ「なるほどねぇ〜〜」
アネット「ところで、あなたお姉ちゃんの紹介で来たって言ってたけど」
灯馬「そうや。実は、あんたらに伝言を頼まれとるんや。これみてや」
灯馬は一通の封筒を差し出した。
アネット「ふむふむ・・・・・・」
ゼド「内容はどうですか?お嬢さん」
アネット「あなた達はG・K隊の任務を遂行する一方で、ドクーガに奪われた
『白家の秘宝』の行方を追いなさいって」
白豹「・・・・・・」
白豹は『白家の秘宝』という言葉にわずかに反応した。
ムスカ「おいおい。白家の秘宝を追えだって?」
アネット「もし、『白家の秘宝』を悪の手に渡したままならば、
この世界が滅ぶ程の事態につながるって書いてあるわ」
ゼド「世界が滅ぶ・・・・・・また突拍子もない話ですな」
白豹「本当だ・・・言い伝えには『秘宝』には
この宇宙の因果法則を曲げ、破滅させるほどの恐ろしい力があるといわれる・・・」
ゼド「白豹・・・」
ムスカ「成る程、からくりが見えてきたぜ。
俺らの依頼人は本当は連邦じゃなく、白家だったんじゃないか?」
ゼド「連邦所属は任務遂行のための単なる隠れ蓑として利用したにすぎない。
我々の社長は闇社会にも何かと顔が効きますからね。
そういえば、白豹を連れてきたのも確か社長でした」
白豹「・・・・・・」
アネット「ドクーガは、ネオ・ジオンのシャア・アズナブルの陰謀の裏で
動いているって書いてある。このままG・Kに留まって、様子をうかがいなさいって」
ムスカ「やれやれ。マジで大丈夫かね俺ら」

87蒼ウサギ:2003/11/22(土) 16:45 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
ACT:6「ハマーンの覚悟」

ブライト「連邦とネオ・ジオンが和平条約を結んだ以上、こちらからは仕掛けられないな」
アムロ「だがシャアは仕掛けている。こちらが不利だな」
由佳「そうですね」
悠騎「ドクーガにガイゾックも油断できないってのに」
ゼンガー「敵は多いな・・・」

=サイド3=

ハマーン「シャアめ・・・」
マシュマー「どうなさいます?ハマーン様」
ハマーン「我がザビ派の戦力はシャア派の半分・・・」
マシュマー「!!・・・ですが!質においては!!」
ハマーン「もう良いマシュマー。皆に伝えよ。自由に生きろと」
マシュマー「ハマーン様!!」
ハマーン「お前も自由だマシュマー。できればミネバ様のことを頼む」
 そう言ってハマーンは立ち去った。

=格納庫=

ハマーン「いずれザビ派は滅びる。シャアを倒したとしてもその後は連邦・・・」
 ハマーンはキュベレイに乗り込んだ。
ハマーン「だが・・・あの男との決着はつけなくてはならない」
 キュベレイが発進準備に入る。
ハマーン「ミネバ様。そしてザビ再興を願う同志よ・・・己の新たな道を見つけ、生きるが良い・・・行くぞシャア!」
 キュベレイが宇宙に飛び立った。

88:2003/11/22(土) 17:32 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp
=サイド3 宮殿内=

ミネバ「待て、紫!何処に行くというのだ!」
紫「説明は、後です〜。今は、とにかくこちらへ〜」
 そこは要人の緊急脱出用の小型シャトルが用意されていた。
ミネバ「これは…紫、貴様どういうつもりだ!」
 弾劾するような声に紫は顔を歪め膝をつき、ミネバに視線を合わせる。
紫「ミネバ様、もうザビ派は持ちません〜」
ミネバ「バカな、ザビ家の血は決して屈しない!」
紫「ロイヤルガードの両ギーレン様をはじめ、キャラ様も戦死なさいました」
ミネバ「そんな…ハマーンは!?」
紫「ハマーン様は、あのお方と決着をつけるため出撃しました〜」
ミネバ「ならば、私は逃げるわけにはいかない!家臣が戦っているというのに!」
紫「ミネバ様、お聞き下さい。これは、ハマーン様のお願いなんです〜」
ミネバ「お願い、だと?」
紫「ハマーン様は、ミネバ様を愛していらっしゃいます〜。ですが、ネオ・ジオンの摂政である以上、ミネバ様をシャア派に渡すようなマネはできません」
ミネバ「…」
紫「ですからぁ、ハマーン様は私に、『一人の人間としてのハマーン・カーン』としてミネバ様を託されました」
ミネバ「一人の、人間として…」
紫「生きてください、ミネバ様」
ミネバ「紫…」
紫「私と、兄はどこまでもミネバ様についていきます〜。ですから、今だけは私の言うことを、そしてハマーン様のお願いを聞いて下さい」
ミネバ「…分かった」
紫「…ミネバ様〜!」
 感極まって紫はミネバを抱きしめる。ミネバは少し困ったようなくすぐったそうな顔をし、小さく微笑をこぼした。

=アクシズ宙域=

 暗黒の海を進むキュベレイの進路上、アクシズへの道を塞ぐように佇む中破した一機のバウの姿があった。
ハマーン「ミネバ様は」
翔「紫が。ミネバ様はいい子ですからね、何人も付いてくれましたよ」
ハマーン「そうか…すまんな」
翔「俺はシャア派だった裏切り者ですよ?そんな奴に頭を下げないでください」
ハマーン「シャアは確かにミネバ様やお前たちを受け入れるだろう。しかし―」
翔「汚れ役は俺一人で十分です」
 ハマーンの言葉を遮り、意思のこもった声で言う。
ハマーン「…不器用な男だ」
翔「はは、よく言われますよ…向こうも一騎打ちで決着をつけるようです。途中邪魔が入ることも無いでしょう…ご武運を」
 バウが道を譲り、キュベレイは赤いMSの元へと向かった。

89ガガガ:2003/11/22(土) 17:47 HOST:q211078.ap.plala.or.jp
シャア「(キュピーン!!)これは!」
ネオ・ジオン兵「シャア様、一体?」
シャア「来る、一機か?ついに私と決着をつける時が来たようだな・・・外の者達には手を出すなと伝えておけ」
ネオ・ジオン兵「来るとはまさか・・」
シャア「ハマーン!!」

ハマーン「(キュピーン!!)気づいたか・・・シャア」
そう言ってキュベレイを加速させる。

ネオ・ジオン兵『もはや、我々の勝利は目に見えています。わざわざ大佐自ら出向かなくても・・・」
シャア「私でなければいけないのだ。彼女と決着をつけるのはな・・・。どちらにしろお前達では落とせない」
サザビーは加速し周りのMSを振りきる。

ハマーン「(キュピーン!!)シャア!!」
シャア「(キュピーン!!)ハマーン!!」
ハマ−ン「シャア、私の野望は崩れた・・・しかし、貴様へのこの怒りまでは崩そうとしても崩せぬわ!!」
シャア「ハマーン、もう終わりにしようではないか・・・これで最後だ!!」
二機から一斉にファンネルが飛び出す。
シャア「どうしたハマーン!お前の力はこの程度か!」
ハマーン「シャア!貴様、落ちぶれたのか!お前はこんなものではないはずだ!!」

アムロ「(キュピーン!!!)こっ、これは!?」
ブライト「どうした?」
アムロ「シャア、ハマーン、すべてにけりを着ける気だ・・・」

90蒼ウサギ:2003/11/22(土) 21:45 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=シャアVSハマーン=

 サザビーはビームトマホーク、キュベレイはビームサーベルで斬り結んでいた。
シャア「どうした!もうファンネルは使わないのか?」
ハマーン「そういうお前も使わないのか?」
シャア「ふん、甘いな。お互い!」
ハマーン「そういうことだ!」
シャア「私に勝ったところでザビ派に未来はない!」
ハマーン「先刻承知。これは私一人の・・・いわば私闘!」
シャア「・・・いいだろう、ならば私もネオ・ジオンの総帥ではなく、一人の男として戦おう!」
ハマーン「そう・・・あの赤い彗星と呼ばれていたあの時代のように!お前個人としての男と決着をつける!」
シャア「もう戻れぬのだな・・・あの時の二人に」
ハマーン「戦いの中で感傷に浸るか・・・」
シャア「私とて一人の男なのだよ」
ハマーン「戯言を!」
 戦いは激しさを増していった。

=ラーカイラム=

ジュドー「くそっ!」
カミーユ「ジュドー、待て!」
ジュドー「邪魔する気はないさ!ただ・・・・見ておきたいんだ」
カミーユ「・・・なら心配いらないな。俺も見にいくだけだ」
ジュドー「カミーユ・・・よぉし!いこうぜ」
 ZとZZが無断出撃をした。

91ガガガ:2003/11/23(日) 13:43 HOST:m150109.ap.plala.or.jp
ハマ−ン「(さすがシャア・・・一筋縄にはいかぬか・・・キュピーン!)ちっ!」
シャア「(キュピーン!)逃がすか!!」
再びビームトマホークとビームサーベルがぶつかる。
ハマーン「遠距離戦に持ちこまぬのか?」
シャア「フッ、言っただろう、一人の男として決着をつけると」
ハマーン「(シャア・・・)やはり、貴様は甘い!!」

カミーユ「やっぱり無断出撃は不味かったかな・・・」
ジュドー「もうそんなこと言ってもしょうがないだろ」

???「やはり彼等だろう・・・」
???2「しかしあの二人も捨てきれん」
???「シャアとハマ−ンか・・・もう時間が無い」
???2「ああ、そろそろ決断しなければいけない」
???「もうすぐ終わる。待ってみようじゃないか」

92蒼ウサギ:2003/11/23(日) 16:06 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=ラーカイラム=

ブライト「なに?カミーユとジュドーが?」
アストナージ『えぇ、シャアとハマーンの戦闘を見に行くって聞かなくて』
アムロ「わからないでもないな」
ブライト「しかし!」
アムロ「・・・ブライト、俺も行く」
 アムロはそう言ってブリッジを飛び出した。

=コスモ・フリューゲル=

悠騎「いいか、バレないように行くぞ!」
タツヤ「あぁ!」
リュウセイ「わかってるって!」
アイビス「なんで私まで・・・」
ツグミ「まぁまぁ」
パルシェ「でも、いいんでしょうか?」
悠騎「なんていうか・・・見なきゃいけない気がしてな・・・」
???「その通りだ」
悠騎「うわっ!!ゼンガー少佐!」
ゼンガー「若いお前たちには見ておいた方がいい戦いだ。行け」
悠騎「感謝するぜ、ゼンガー少佐!」
 悠騎たちは各々の機体で出撃した。

=シャアVSハマーン=

シャア「(キュピーン!)む!?」
ハマーン「この感じ・・・ジュドー・アーシタとカミーユ・ビダンか」
 そこへZとZZが現れる。
シャア「邪魔をする気かカミーユ!?」
カミーユ「違いますよクワトロ大尉!」
ジュドー「オレ達はあんた達の戦いを見届けに来たんだ!」
ハマーン「ふん、物好きな奴らだ」
シャア「いいだろう!この戦いの行く末の証人はお前たちだ!」
 再びサザビーとキュベレイが斬り結んだ。
カミーユ「!!!・・・すごいプレッシャーだ!」
ジュドー「あの中には・・・割り込めない!」

93蒼ウサギ:2003/11/25(火) 22:53 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
 そして悠騎たちも合流した。
悠騎「す、すげぇ・・・」
タツヤ「目が離せない・・・」
アイビス「・・・・」

ハマーン「これで終わりだ!シャア!!」
 キュベレイのビームサーベルがサザビーに突き刺さる。だが、コクピットはずれていた。
シャア「最後まで甘かったな・・・ハマーン!」
 次の瞬間、ビームトマホークでキュベレイを突き刺した。
 そしてキュベレイを蹴り飛ばした。
ハマーン「ふっ・・・ここまでか・・・」
ジュドー「!!・・・ハマーン!脱出しろ!!」
ハマーン「ジュドー・アーシタ・・・そしてG・K隊、ロンド・ベルよ・・・」
悠騎「・・・」
ハマーン「理想が費えた人間の逝くべき姿を見届けるがいい」
 キュベレイはブースターを吹かし、その場を離れた。
 そして爆発を起こした。
悠騎「なっ!!」
シャア「ハマーン・カーン・・・お前は最後までジオンの戦士だったのかもしれんな」

94藍三郎:2003/11/26(水) 11:30 HOST:133.41.179.141
ACT:7「温めの『冷たい方程式』」

ブライト「これで、ザビ派は完全に終わりか…」
アムロ「シャアもこの出来事で一気に連邦の信用を集めたようだ」
トーレス「艦長!救援信号が出ています。これは…ナデシコですね」
ブライト「ナデシコが?確か、月での戦闘の後、火星にいったはずだが…」
アムロ「とにかく、救援に行かなくてはならないだろう」
ブライト「うむ。G・Kにも出動要請を」

=チューリップ周辺 ナデシコ=
メグミ「艦長。どうやらロンド・ベル隊とコンタクトが取れました」
ユリカ「やったぁ。後は助けを待つだけですね」
プロスペクター「しかし一時はどうなることかと思いましたよ。
火星で一人残っていたイネス先生を救出したのはいいですが、
その後、木星トカゲの大軍に囲まれ、
一か八か近くのチューリップに逃げ込んだら、この宙域に飛び出した」
ルリ「でもおかしいです。普通の人間がチューリップに入れば、まず死んでしまうのに…」
ユリカ「いいじゃないですか。助かったんですから!」
メグミ「あと…火星で出くわしたゲキ・ガンガーに似てる木星トカゲの新型…
あれ一体何だったんでしょうか」
ユリカ「さぁ…ヤマダさんは喜んでましたけど」
ルリ「…艦長。多数の敵反応あり」
ユリカ「え!?いきなり!?」
プロスペクター「そういえば、ミナトさんはどこ行ったんでしょうか」

ミナト「ちょっと、そこにいるのは誰?」
???「……」
ミナト「隠れてないで出てきて」
九十九「仕方ありません。私は木星圏ガニメデカリス党エウゴ派及び
多衛星小惑星国家間反地球連合共同体・
特別宇宙優人戦闘部隊所属花見月艦長兼少佐、白鳥九十九と申します」

95蒼ウサギ:2003/11/26(水) 17:15 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=コスモ・フリューゲル=

由佳「わかりました!大至急向かいます!」
悠騎「シャアの動きが気にならないのか?」
アムロ『緊急事態らしいからな・・・とにかく急いでくれ』

元一郎「相転移式戦艦を発見した。落とさせてもらう!!」
アキト「ウミガンガーモドキ!?」
リョーコ「迎撃だ、出るぜ!」
ヒカル「オーッ!」

ミナト「じゃあ、あなたが木星トカゲの正体!?」
九十九「それはあなた方の勝手な呼び方です。本来は木星連合。通称・木連です」
ミナト「同じ人間同士で戦ってたのね・・・」
 その時、艦内に振動が走る。
ミナト「あっ!戦闘が始まったの!?」
九十九「元一郎だな!」

アキト「ゲキガンフレアーーー!!」
元一郎「小賢しい!!」
ガイ「悪のゲキガンガー!俺が許さん!!ガァイ・スゥゥゥパァァナッパーーーー!!」
元一郎「ぐぅぅぅぅ!!九十九はどうした!?」
???「オーフォッフォッフォ!ここでも人間同士が争っておるわ〜〜」
元一郎「何奴!?」
ブッチャー「ワシはもう負けられんのじゃ!一人でも多くの人間を葬ってくれるわ!!」
 バンドックからメガブーストが出現した。

96藍三郎:2003/11/27(木) 09:34 HOST:133.41.179.135
=コスモ・フリューゲル=
宇宙太「どうやら完成したみたいだな。イオン砲」
格納庫では、ザンボット3へのイオン砲の取り付け作業が行われていた。
恵子「でも、おじいちゃんの話だと出力が大きすぎて一発撃つのが限界ですって。
もしかしたら反動で壊れるかもしれないっていってたわ」
勝平「そんだけすごい武器ってことか。へっ、これでブッチャーの野郎に一泡吹かせてやるぜ!」

=チューリップ周辺=
イズミ「ぶすーっとしているメカブースト・・・ククク・・・」
フィールドランサーでガビタンを貫く。
元一郎「むう、邪魔者が入ってきたか!九十九、どこにいる!早く出て来い!」
マジンはグラビティブラストでメカブースト達を追っ払っていた。

ルリ「あのー、艦長。ナデシコの格納庫から識別不明の機体が発進します」
ユリカ「え?どういうこと?」
プロスペクター「あれは、火星であった木星トカゲの新型ですな。
どうやら知らない間に艦に潜入されていたようです」
ナデシコから、テツジンが発進した。

九十九「あのー、いいんですか?敵である私の逃亡を手伝ったりして」
ミナト「いいのよ。それに、あなたケガしてるしね」
九十九「あと・・・あまりくっつかないで・・・」
ミナト「しょうがないじゃない。狭いんだから」
九十九「いや、できればくっついてほしいような・・・いやいや、何を言っているんだ私は」
顔を赤らめる九十九だった。

97蒼ウサギ:2003/11/27(木) 22:40 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
アキト「あのゲキガンモドキ!!」
 アキトがテツジンに突撃してきた。
九十九「むっ!」
アキト「ゲキッガンフレアァァァァァァァァァ!!」
九十九「ぐぉぉぉぉぉ!!」
ミナト「きゃあ!!」
アキト「その声は・・・ミナトさんが乗っているのか!?」
ミナト「ったぁ〜い!」
アキト「ひ、卑怯だぞ!!」
九十九「違う!私はけっしてそんな・・・」
 そこへ数機のメガブーストが襲い掛かってくる。
九十九「!!!」
???「チェストォォォォォォォォ!!」
 そのメガブーストが参式によって粉砕する。
アキト「ぜ、ゼンガーさん!?」
ゼンガー「無事か」
プロス「ゼンガー少佐がこられたということは・・・」
由佳『こちらG・K隊!ナデシコ、応答願います!』
ユリカ「こちらナデシコ!」
由佳『これより援護します!』
勝平「ガイゾックもいやがる!」
ムスカ「おやおや、アイツもしつこいね・・・」
タツヤ「てか、あのロボットどこかで見たことないか?」
リュウセイ「昔のアニメで・・・確か・・・」
リュウセイ&タツヤ「ゲキガンガー!!?」

98:2003/11/28(金) 01:15 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp
タツヤ「で、出来ない…俺にゲキガンガーを攻撃することなんて!」
ガイ「馬鹿やろう!」
 ゴッ!!といい具合に正拳が入り、吹き飛ぶR-DRILL。
ガイ「お前には聞こえないのか!?ゲキガンガーの叫び!!」
タツヤ「!!」
リュウセイ「そう、だな…悪としてパワーを使われちゃあ、あいつらも悲しいよな…」
悠騎「お、お〜い…」
ガイ「俺たちがすべき事はただひとつ!」
リュウセイ「ああ、ゲキガンガーを止めることだ!」
ブッチャー「ワシを無視するなぁ!!」
 テツジンに襲いかかろうとする3人に、メガブースト群れが突撃するが
3人「「「邪魔だ!!!」」」
 殴られ、蹴られ、抉られ、駆逐されていく。

99藍三郎:2003/11/28(金) 10:15 HOST:133.41.179.135
勝平「ブッチャー!!今日こそケリつけてやる!!」
ブッチャー「ザンボット3!邪魔ばかりしおって!お前らこそここで終わりじゃ!」
勝平「首だけでいい気になるなよ!ザンボットカッター!」
ブッチャー「うひょひょっ!!」

ムスカ「さて、敵さんも固まってるし、あれを使いますか!」
アイリスキャットのミサイル発射口がすべて開かれる!
ムスカ「踊れ!ナイトメアカーニバル!」
ミサイルが一気に放たれ、曲線を描きながら大半のメカブーストを粉砕した!

ブッチャー「こ、こいつら〜〜〜〜!」
灯馬「ボクも助太刀させてもらうわ!夜天蛾流抜刀術、鈴鳴!」
蛇鬼丸『死にな土偶野郎!』
ブッチャー「うっひょお!!」
勝平「宇宙太!恵子!イオン砲使うぞ!」
宇宙太「そうだな。ここで一気に決着をつけるぜ!」
ザンボットは大型のキャノン砲を取り出した。
ブッチャー「そんなこけおどし、恐るるに足らんわい!」
勝平「イオン砲、発射ーーーーっ!!!」
宇宙を貫く閃光が、バンドックを直撃した!
ブッチャー「ぬおおおおおっ!これはーーーーっ!!」
宇宙太「これで終わりだ!ブッチャー!」
爆破炎上するバンドックの首。
ブッチャー「ほほほほほ…確かにわしの命はここまでか…
だが、よ〜く考え直してみろ。お前たちの戦いは、本当に正義なのか…
滅びるべきは、何なのかを…ほほほほほ」
そのまま、炎上したバンドックは宇宙の藻屑になった。
勝平「やったぁ!ついにブッチャーを倒したぞぉ!!」
宇宙太「ザンボットのエネルギーはもうゼロだ。すぐに戻ろうぜ」
恵子「でも、最期にブッチャーが言ってた事…あれいったいどういう意味なのかしら」

100ガガガ:2003/11/28(金) 17:00 HOST:m149146.ap.plala.or.jp
シャル「ブッチャーは滅びたか・・・」
レナ「ホントに死んだんでしょうか?」
シャル「さぁな・・・ん?通信か、おい誰だ?」
神『やっほ〜!!元気?』
画面いっぱいにピンク色のウサギの顔が映る。
シャル「貴様か!貴様のせいでこちらは迷惑しているんだ!!いい加減その着ぐるみを脱げ!!見ているだけで暑苦しい!!」
神『怒るなよ・・・帰ってきたらチョコあげるから(^∀-)〜☆V』
シャル「んなものいるかぁ!!!」
レナ「やった〜!!ありがとうございます!!☆」
シャル「・・・・」
神『なんかまだ言いたそうじゃない?彼女のことまだ引きずってるわけ。やだね〜、そういう男は嫌われるよ』
シャル「だまれ、貴様らとはもうお別れだ。じゃあな・・・レナ、食い過ぎには気をつけろ・・」
レナ「シャルさん・・・」
そう言い残してシャルは戦場へ向って言った。
レナ「・・・シャルさん甘党だから・・あそこの料理は口に合わないかも・・・」
神『・・・別にいいけどさ・・行きたいなら。そこまで俺もガキじゃないよ』
レナ「!!」
神『行ってらっしゃい』
レナ「行ってきます!!」

101藍三郎:2003/11/29(土) 11:57 HOST:133.41.179.137
九十九「待て、地球人よ。話がある」
アキト「何だ!?話って…」
九十九「今からミナトさんを解放する。
彼女を戦火に巻き込むのは私としても不本意だ」
アキト「・・・そういうことなら」
ミナト「白鳥さん」
九十九「ミナトさん、お元気で」
テツジンから射出された脱出ポッドがナデシコに回収される。

シャル「おい!お前ら、救援に来てやったぞ!」
真吾「あれは、ブンドルとの戦いの時に来た機体だ」
キリー「ええっと、パティシエなんとかって名前だったかな」
シャル「シャルティエ・ガイザンデールだ!」
レミー「そういや、こないだ一緒にいた女の子は一緒じゃないの」
シャル「どうでもいいだろそんなことは」

102蒼ウサギ:2003/11/29(土) 20:01 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
元一郎「くっ!また増援か!!」
九十九「元一郎!一旦退くぞ!」
元一郎「なっ!何を考えている!?」
九十九「明らかにこちらが不利だ!」
元一郎「ぐ・・・」
 渋々撤退を始めた木連
リョーコ「ちょっと待て!」
 リョーコのエステがテツジンを制する。
九十九「行かせてくれ!」
 そこへアキトのエステが割って入る。
アキト「・・・・行けよ」
リョーコ「な、アキト!!」
九十九「すまない。君の名前は?」
アキト「名前知っている奴と・・・殺し合いをしたくない」
九十九「そうか・・・・」
 テツジンも撤退していった。

由佳「木星トカゲ・・・いえ、木星連合は撤退していきます」
悠騎「まさか人間だったとはな・・・くそっ!」
シャル『おい、そこの戦艦!』
由佳「あ、はい!」
シャル『回収してくれ!』
由佳「はい!着艦を許可します!」
シャル『ありがたい』

103ガガガ:2003/11/29(土) 20:58 HOST:u071094.ap.plala.or.jp
シャル「改めて自己紹介だ。シャルティエ・ガイザンデールだ」
レナ「レナ=ジャスティン=フォードです!」
悠騎(いつ見てもカワイイな・・・)
由佳「ではあなた方はこれから我々に協力してくれると」
シャル「そういうことだ。(フッ、奴のバカバカしい格好をもう見ないですむ)クククク・・・」
由佳「?そういえば、先程今日から専属科学者になる方が到着したんですが、あなた方の知り合いのようです」
レナ「知り合い?」
その時、自動ドアが開き、見なれない姿をした物(?)が入ってくる。
シャル・レナ「!!!?」
神「へろ〜、えぶりばでぃ!」
全員『ウサギ〜!?』
由佳「えっと、鍋島 神さんです。今日からG・K隊に参加してくれるそうです」
シャル「・・・・!なぜ貴様が!?」
神「いや〜天才科学者は忙しくてさ!困っちゃうよ!」
シャル「なんのためにここに来たんだ・・・」
レナ「と、いうことで仲良し3人組をよろしくお願いします」
シャル「仲良くないわぁ!!!!」

地球 
???「ふぅ・・・ここまで来れば奴らも追ってこまい」
全身傷だらけの大柄の男が雨に打たれてビショ濡れの状態で歩いている。
???「!?」
男の視線の先には血だらけになった猫が倒れていた。どうやら男に助けを求めているらしい。
???「こうなってはもう助からまい」
男は猫を手で掴み・・・
???「アーメン」
スカル・・・それが彼の名前である。

104蒼ウサギ:2003/11/29(土) 23:14 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
ACT:8「逆襲のシャア」

=レウルーラ=

ナナイ「大佐。準備の方は着々と進んでおります」
シャア「そうか・・・連中の動きはどうだ?」
ナナイ「只今、火星に・・・」
シャア「果たして間に合うかな?」
ナナイ「それとお客様でございます」
シャア「通せ」
 そこへ三人の男たちが入ってくる
ブンドル「ご機嫌麗しゅう。シャア・アズナブル」
ケルナグール「なにやらおもしろいことをするらしいな!」
シャア「ドクーガ三大幹部の方々か・・・お初にお目にかかる」
カットナル「ふ、若いがとてつもない野心を感じるな」

=火星=

ブライト「ナデシコはこれからどうするのですか?」
ユリカ「一度地球に戻ってネルガル本社に問いただしていきます!」
由佳「木星トカゲが人間だったなんて・・・」
悠騎「しかし・・・あのゲキガンガーはどうかと思うがな・・・」
ブライト「・・・とりあえず我々は月に戻ろう。シャアの動きも気になる」
由佳「そうですね」
 そこへコスモ・フリューゲルに通信が入った。
ミネバ『ロンド・ベル、そしてG・K隊。聞こえるか?』
悠騎「こ、子供!?」
カミーユ「ただの子供じゃない!あれは・・・ミネバ・ザビ!?」
ジュドー「何の用だ?」
ミネバ『私は貴艦らと話がしたい。サイド3に来れるか?』
ブライト「話だと?」
アムロ「罠か?」
シーブック「考えすぎだと思いますよ。ザビ派は潰えたようなものですから」
悠騎「行ってみる価値はあるかもな・・・」

105:2003/11/30(日) 00:09 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp
=サイド3=

翔「ミネバ…いくら事実上、ザビ派は潰えたと言っても連邦だぞ!?連中よりまだシャア大佐の方が」
紫「兄さん、落ち着いてください〜。これは、ミネバ様が、ご自身で考えて、決断したことなんですから〜」
翔「しかし!」
ミネバ「ありがとう、葉山大尉」
翔「!?」
ミネバ「私を心配してくれて」
翔「………っ」
ミネバ「大丈夫。彼らは他の連邦の人間とは違う、そんな気がするんだ」
翔「…わかった。奴等が妙な素振りを見せ無い限り、大人しくしている」

=コスモ・フリューゲル=

アルティア「………」
悠騎「どうしたんだ?」
リュウセイ「ああ、悠騎。実はバトミントンしてて、アルティアがシャトル思いっきり打ったら…」
悠騎「こ、木っ端微塵…(汗)」
ツグミ「ちなみにシャトルはスピードガンでも測定不能なスピードだったわよ♪」
悠騎「へ〜…ってマジで!?(滝汗)」
 平和な日常の一コマ(笑

106蒼ウサギ:2003/11/30(日) 01:39 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=サイド3=

 ラーカイラムとコスモ・フリューゲルが到着した。
由佳「コスモ・フリューゲル艦長。星倉由佳です」
ブライト「ラーカイラム艦長。ブライト・ノアだ」
ミネバ「よく来てくれた」
悠騎「っで、話ってなんだい?」
ミネバ「実はお願いを聞いて欲しい」
アネット「お願い?」
ミネバ「私を貴公らの艦に同乗させて欲しい」
翔「!!?」
由佳「えぇ!!」
ミネバ「知っての通り、ハマーンを失った我等は戦う力など微力だ。だがシャアがこれからやろうとしていることを見届けたい。ハマーンの代わりに」
カミーユ「見届けた後はどうする気だ?戦力を整えてまた戦争を仕掛けるのか?」
翔「貴様!」
ミネバ「落ち着いてくれ葉山大尉。カミーユ・ビダンだったな。ハマーンから話は聞いている」
カミーユ「・・・」
ミネバ「その後は・・・正直私にもわからない。だが今この場にいる・・・私のために残ってくれている者たちのためになることをしたいと思う」
翔「オレ達の・・・望むこと?」
ミネバ「それに止めれるものならシャアを止めたい。シャアはよく遊んでくれた大事な人だ」
ジュドー「へぇーそうだったんだ」
ゼンガー(この娘。思ったより未来を見据えた考えをしている。後の時代に必要な人材かもしれんな)

シャア「ほぉ、我々と手を組みたいと?」
カットナル「そうだ。我々の目的はゴーショウグン。奴等もお前さんたちの障害となるだろう」
シャア「確かに厄介だ」
ブンドル「まぁ利害の一致というものだ」
シャア「・・・いいだろう。こちらの邪魔をしないという条件ならば」
カットナル「そうか、ではもう一人紹介したいものがいる」
 そこへ一人の女性が入ってくる。
ブンドル「彼女もまたG・K隊のメンバーに縁のある者だ」
スレイ「兄様のアルテリオンを取り返すためなら・・・誰とだって組んでやるさ」
シャア(ふふふ、おもしろくなってきたな・・・)

107藍三郎:2003/12/01(月) 09:56 HOST:133.41.179.135
=コスモ・フリューゲル=

キョウスケ「ん?おいお前たち何見てるんだ」
エクセレン「あ、キョウスケ。今から第13回ガンダムファイトの開会式をやっているのよ」
アネット「ねぇねぇエクセレンさん。そろそろガンダムの入場が始まるわ」
キョウスケ「全く。いつ敵が来るかわからないってのに…」

=ネオホンコン=

ストーカー「さぁてみなさんお待ちかね!いよいよガンダムファイト本戦に参加するガンダムの入場です!」

「ネオギリシャ、ゼウスガンダム!」
「ネオオランダ、ネーデルガンダム!」
「ネオインド、コブラガンダム!」
「ネオネパール、マンダラガンダム!」
「ネオケニア、ガンダムゼブラ!」
「ネオノルウェー、バイキングガンダム!」
「ネオデンマーク、マーメイドガンダム!」
「ネオカナダ、ランバーガンダム!」
「ネオスペイン、マタドールガンダム!」
「ネオポルトガル、ジェスターガンダム!」
「ネオスウェーデン、ノーベルガンダム!」
「ネオシンガポール、アシュラガンダム!」
「ネオマレーシア、スカルガンダム!」

108藍三郎:2003/12/01(月) 10:16 HOST:133.41.179.135
ストーカー「さぁて!続きましてはあの伝説的英雄、
シャッフル同盟の後継者たちです!」

「ネオアメリカ、クイーン・ザ・スペード、チボデー・クロケット!
搭乗機はガンダムマックスター!」
「ネオチャイナ、クラブ・エース、サイ・サイシー!
搭乗機はドラゴンガンダム!」
「ネオフランス、ジャック・イン・ダイヤ、ジョルジュ・ド・サンド!
搭乗機はガンダムローズ!」
「ネオロシア、ブラック・ジョーカー、アルゴ・ガルスキー!
搭乗機はボルトガンダム!」

ストーカー「そして!ネオジャパン代表、キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュ!
搭乗機は、本戦用の新しいガンダム、ゴッドガンダムです!」

チボデー「へっ!ジャップ!どうにか来れたようだな!」
ジョルジュ「本当、心配しましたよ」
ドモン「すまない。だが、これからは1ファイターとして本戦を戦い抜くぜ!」
サイ・サイシー「オイラたちも絶対負けないよ!ドモンの兄貴!」

ストーカー「続きましてはネオドイツ、ガンダムシュピーゲル!」

ドモン「シュピーゲル!?まさか、シュバルツ!」
シュバルツ「また会ったな。ドモン」
ドモン「とにかく、嬉しいぜ。あんたが生きててくれて」

ストーカー「次のファイターはネオイタリア、ネロスガンダム!
ネオイングランド、ジョンブルガンダム!」

ジョルジュ「ネロスガンダムに、ジョンブルガンダムですって!?」
ドモン「ありえん…あいつらは確かに予選で俺が倒したはず」
チボデー「予選で失格したガンダムが決勝大会に出てくるなんて、重大なルール違反だぜ!」
サイ・サイシー「オイラがいいつけてやる!」
シュバルツ「待て!まだ大物が残っている!」

ストーカー「さぁて!最後のトリを飾りますは第12回ガンダムファイト優勝者!
先代のキング・オブ・ハート!ネオホンコン代表!
東方不敗マスター・アジアァァァァァッ!!!搭乗機はマスターガンダム!!」
マスターガンダムが愛馬風雲再起に乗って現れた!

ドモン「馬鹿な!どうしてマスター・アジアが!」
東方不敗「フ。ドモン。わしはこうしてここにおる。それに何の不思議があろうか」
シュバルツ「あの2人もお前の差し金か。マスターアジア」
東方不敗「シュバルツか。わしはお前が考えているような下らぬことを考えてはおらん。
わしの目的はただ一つ。今ガンダムファイトに優勝し、

東!

西!

南!

北!

中央不敗!

スーパー・アジアとなってみせるのだぁぁぁぁぁっ!!!」

チボデー「東!」
サイ・サイシー「西!」
ジョルジュ「南!」
アルゴ「北!」
シュバルツ「中央不敗、スーパーアジアだとぅっ!」
ドモン「フッ!面白い!ならば!俺も約束する!今大会!あんたを倒すまで、全勝勝ち抜くとっ!」
チボデー「ジャップめ!勝手なことを!」

=コスモ・フリューゲル=
エクセレン「うわぉ♪今大会も燃える展開がいっぱいねぇ!」
アネット「特に東方不敗とドモン・カッシュ。この2人からは目が離せませんね〜」
ムスカ「おぉーい。いつまでテレビ見てるんだ!艦長が呼んでるぞ!」
エクセレン・アネット「は〜〜〜い」

109蒼ウサギ:2003/12/01(月) 22:34 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
由佳「ではこれより月に戻ります」
キョウスケ「それであのミネバ・ザビの要求はどうするのだ?」
由佳「ブライト艦長は許可しました」
ゼンガー「そうか・・・」

=ラーカイラム=

ミネバ「すまないな。お前たちまでつき合わせてしまって」
翔「ハマーン様からあなたを守るよう言われている」
紫「そうですよ〜私たちは好きでいるんです〜」
焔「しかし・・・まさか敵であるこの艦に乗ることになるとはな・・・」
ロリエ「不思議だよね〜」
ミネバ「ありがとう・・・」

ブライト「星倉艦長。出発の準備は?」
由佳『こちらはOKです!』
ブライト「よし、発進!」


ナナイ「よろしいのですか?大佐。あの者たちを信用して・・・」
シャア「ロンド・ベルにG・K隊という協力者がいるように我々とて戦力は必要だ」
ナナイ「そうですか・・・」


 その頃・・・
???「やれやれ・・・そろそろ傍観も飽きましたね」
???2「では?」
???「えぇ、彼らに決まりましたよ」
???2「そうか。では私はもう一つの候補者たちを観察する」
???「ガンダムファイト・・・ですか?」
???2「そうだ。では健闘を祈る。ヴィナス」
 そう言ってもう一つの影は消えた。
ヴィナス「全てはロスト・アースの秩序のために・・・」

110藍三郎:2003/12/02(火) 13:02 HOST:133.41.179.128
=ドクーガ宇宙基地=
深虎「どうやら3幹部はシャアとの協力を取り付けたようですぜ。ネオネロス様?」
ネオネロス「フッ。これで第1段階は終了だな」
深虎「しかしネオネロス様。あんた一体何を考えているんですか?
シャアに協力して地球にアクシズを落とそうとでも?」
ネオネロス「フハハハハ。地球は何百年も前からのワシの所有物よ。
むざむざあんな若僧に滅ぼさせはせんわい」
深虎「では、どのような意図が?」
ネオネロス「今、この世界には未知の『観察者』の存在がある。
お前が持ってきた『秘宝』…その力を発現させるためにはある場所に
行かねばならぬ。そのためには『観察者』の力が必要なのだ。
『観察者』は今シャアと連邦の戦いを傍観しておる。
奴らの力を利用するにはネオ・ジオンと共にいた方が都合がよいのでな」
深虎「はあ…」
ネオネロス「連邦との決戦ではお前にも働いてもらうぞ。深虎よ」
深虎「はっ、おまかせを」
深虎(観察者だあ?まったく、わけわからねえことばかり言いやがって…)

111蒼ウサギ:2003/12/02(火) 18:04 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=コスモ・フリューゲル=

由佳「えぇ!アクシズが!?」
ブライト『あぁ、そしてネオ・ジオンは今、連邦軍と交戦している』
悠騎「やはり和平なんて・・・」
アヤ「わかっていたけど・・・止められないなんて」
由佳「あと少しで着きます!皆さんはいつでも出れるようにしてください!」
ムスカ「了解!」

=レウルーラ=

クェス「大佐!」
シャア「クェス・・・どこへいっていた?もうすぐ出撃だぞ」
クェス「私!ララァの代わりなの?」
シャア「それを誰に聞いた?それに何故そこまで気にする?」
クェス「私は大佐を愛してるの!」
シャア「ふ、困ったな・・・」
クェス「どうして?私大佐の為なら死ぬ事だって出来るのよ!」
シャア「わかった。私は・・・ララァを忘れる」
クェス「じゃあ、私がαで守ってあげる!」
 そう言ってクェスは格納庫へと向かった。
ギュネイ「大佐・・・」
シャア「私がクェスに手を出すと、どうして考えるのだ?」
ギュネイ「はっ・・・自分がでありますか・・・?」
シャア「クェスはαに乗る。まもってやれ」
ギュネイ「は・・・はっ!」
シャア(さて・・・間に合うかな?アムロ)
 シャアの地球寒冷作戦が今、始まった。

112藍三郎:2003/12/03(水) 17:03 HOST:133.41.179.140
=アクシズ=
深虎「雑魚どもが!残さず切り刻んでやる!」
魔鬼羅の爪で次々にバラバラになる連邦のジェガン。
クェス「落ちちゃえーーーっ!!」
連邦士官「うわぁぁぁぁぁっ!!!」
α・アジールの口から放たれるメガビーム砲で消し飛ぶクラップ。

トーレス「艦長!アクシズを捕らえました!」
ブライト「よし、MS隊発進!目標はアクシズの頭頂部だ!
そこを破壊してアクシズを分断する!」
トーレス「艦長、アデナウアー参謀次官から通信が入っていますが…」
ブライト「作戦中だ!言い訳は後で聞くと言っておけ!」
由佳「G・K隊も発進してください!」

ムスカ「きっつい戦いになりそうだな〜」
レミー「終わったら大幅休暇とりたいわね」
蛇鬼丸『ヒャハハハハァ!ようやく人間の獲物だぁ!たっぷり血をすするぜぇ!』
灯馬「ほな、一暴れしますか!」
タツヤ「どんな敵だろうと俺のスーパーロボットの敵じゃねぇ!」
悠騎「あんな物は…地球に落とさせない!」

113:2003/12/03(水) 19:22 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp
「地球の浄化…地球寒冷化作戦」
一人で頷き、一人で納得したアルティアは制止しようとする仲間の声を無視し、アクシズへと一直線に向かう
―斬!!!
 瞬時に斬艦刀を凪ぎ、すれ違いざまに一瞬で三機を破壊する
ア「力無き者は去りなさい…機影?」
 レーダーに敵機を確認、ミノフスキー粒子が薄くなっている事に気が付き即座にその機体照合と索敵に移ろうとする。
―キィィンッ
「――ッ」
 瞬間、ファンネルによる背後からの攻撃でR‐BREAKERの肩部装甲板の一部が破壊され、それは肉薄する。
―バチィィンッ!!!
「赤いMS…赤…赤い彗星、ですか」
「腕が良い。連邦で腐らせるのは惜しい腕だ!!」
「腐っていません」
「いずれそうなる!」
 斬艦刀とのビームトマホークが火花を散らし、 輝く閃光となって双方を後方に弾き飛ばした。
「―――総帥が自ら前線に出てきますか」
「部下が不甲斐なければ出ざるもえんさ。しかし…良い動きをする」
 ビームトマホークを振り被り、肉薄する。そして瞬間、回線が開いた。
「私と来る気は無いか?私はギレンやハマーンとは違う」
「地球にあんなものを落とす人に…」
「私は何も地球が憎い訳ではない。 だが、我々の祖が暮らした母なる星は、もはや人の悪意を受け止めるには限界なのだ!力だけを誇示し続ける官僚主義の連邦に何が出来た? アースノイドは地球と言う舞台より降り、地球は浄化されるべきなのだよ!!」
「貴方のやっている事はただの殺戮です…民間人が何を、何も知らない赤ん坊が何をしたと言うのです。それこそ、汚らわしい連邦と何が違うと言うのですか…!」
 刹那、一瞬だけアルティアの『枷が外れる。
「ムッ…!?」
 一瞬にしてビームトマホークが両断され、サザビーはそのまま勢いに呑まれ後退する。
 そしてR‐BREAKERが暴走したかのように恐ろしい速度で疾駆を始めた。
「クッ!!」
 念動力と加速によって生じる真空の塊、二つの力場を叩きつける。
 コックピットまで震えるほどの衝撃は、ネオ・ジオン総帥の視界すら揺さぶる。
「いざ、勝負…!」
「この速度でだと…!?」
 振り下ろされる拳をシールドで防ぐも、更に加速し拳を突き立てるR‐BREAKER。
 サザビーは懸命に推進剤を噴出させるも、 目眩まで起こしそうなその速度にシャアの額に汗が滲む。
「このプレッシャー…!クッ、侮るなぁッ!!」
 R‐BREAKERを蹴りつけると同時にシールドを切り離す。
 前のめりになったR‐BREAKERと間を開くと、 サザビーはその速度のままビームショットライフルの標準を合わせる。
「終わりだッ!!」
 反応すら出来ないほどのカウンター、その瞬間シャアは勝利を確信し 一瞬だが表情も確定を予想する。
 だが
「させない…!」
爆発的な推進剤の噴出がR‐BREAKERの腰部に起こり、 それによって起きた不自然な回転と共に光を辛うじて回避する。
「チィッ!今のを反応するか!!」
 思わず瞳を見開くシャアを通り過ぎ、その背後で荒々しく態勢を立て直した。
「…汚らわしい、連邦と言ったな?」
「…私も―――――でしたから」
「ならば何故連邦に肩入れする。所詮奴等は力も無ければそれに代る主義も無い」
「そうですね…しかし」
 斬艦刀をR‐BREAKERはしっかりと掴むと 、その切っ先をサザビーへと突き出し告げる。
「人の悪意を、一人のエゴで浄化することは出来ません…」
 その言葉と共にサザビーもまた懐からビームサーベルを抜き放ち、 者は刹那だけ睨み合う。
―ドウゥゥンッ!!
 突如両者の間にビームライフルが駆け抜け、 その先に居たMS撃ち抜かれた。
「新手か?!」
「各機、シャアは俺に任せろ!アクシズを!!」
「チィッ!アムロか…!!
 宙を滞空していたファンネルが一斉にνガンダムに正射するが、それすらも機体反転させるようにあっさりと避わす。
「…了解」
 それを聞いた途端、他の機体とともにアクシズへと向かうR‐BREAKER。
「何故地球にこんな物を落とす!?これでは地球が寒冷化して人の住めなくなるぞ!!」
「そのつもりだ」
「人が人を粛清できると思うなっ!!!」
「シャア・アズナブルが粛清しようと言うのだ、アムロッ!!」

114蒼ウサギ:2003/12/04(木) 00:32 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
強化兵「ファンネル!」
 ヤクト・ドーガからファンネルが飛び出す。
悠騎「くそっ!こいつもニュータイプって奴か!!」
ムスカ「確かにあの自律武器は厄介だな!」
クェス「落ちな!!」
 そこへαアジールが攻撃を仕掛けてくる。
悠騎「ちぃ!巨大MAかよ!」
クェス「ウロチョロしないでよ!」
ギュネイ「クェス!あまり前に出るな!」
悠騎「ちぃ・・・少し旗色が悪いぜ!」

=コスモ・フリューゲル=

由佳「ブライト艦長!アクシズは?」
ブライト『何人かプチモビで作業してもらっているが・・・どうなるか』
由佳「そんな・・・」
 そこへ突然、攻撃が加えられる。
由佳「きゃあ!」
 そして流れてくる音楽。
ブンドル『マドモアゼル・由佳。また逢えて嬉しいよ』
カットナル『前の借りを返してくれるわ!』
ケルナグール『その通り!』
由佳「ドクーガ!?くっ、弾幕を張ってください!」

真吾「あいつら嫌な時に出てくるねぇ」
レミー「いい加減、決着をつけましょう!」

ツグミ「アイビス!コスモ・フリューゲルがピンチよ、応援に!」
アイビス「わかってる!」
 だがそこへミサイルが撃ち込まれる。
スレイ「見つけた!アルテリオン!!」
アイビス「スレイ!」
ツグミ「あなたもネオ・ジオンに!?」
スレイ「兄様のアルテリオンを取り戻すためだ!」

 各機で起きている戦いを見詰める影がいた。
ヴィナス「素晴らしい・・・ククク、いや全くもってこの世界は戦いに満ち溢れている!」

115藍三郎:2003/12/04(木) 09:47 HOST:133.41.179.138

深虎「やれやれ、雑魚ばかりで物足りないぜ」
魔鬼羅の通った後には何体ものジェガンの残骸が転がっていた。
深虎「ん!右か!」
タツヤ「うおおおおおっ!」
R-DRILLの攻撃をかわす魔鬼羅。
深虎「餓鬼が・・・・・・てめぇなんぞに用はねぇ!」
タツヤ「うるせぇぞ!お前は俺が倒してやる!」
ドリルニーで攻撃を仕掛けるタツヤ。
深虎「馬鹿めが!そんなもの、眼を瞑っていても余裕で・・・」
タツヤ「速い!」
瞬時に背後に回り、爪で切り裂く魔鬼羅。
深虎「くたばりなぁっ!!」
タツヤ「へっ、お前がスピードなら、俺のスーパーロボットはパワーだ!」
ドリルタイフーンを放つR-DRILL。
深虎「くっ、風でコントロールが利かん!」
タツヤ「食らいやがれ!」
ドリルの一撃が魔鬼羅の肩部装甲を破壊する。
深虎「糞・・・・・・餓ァ鬼ィィィィィッ!!」
魔鬼羅の爪がR-DRILLに迫るが、それをドリルで受け止める。
タツヤ「受け止めてやったぜ・・・・・・!
ぐ、ぐおおおおおおおっ!!!!」
突如、凄まじい激痛がタツヤの体を襲った。
深虎「白家暗殺術の要諦は技ではなく『氣』にある。
今のは白家暗殺術秘伝、赤痛経!
爪から氣を放ち、機体を通してパイロットの体に死にも勝る激痛を与えるのだ」
タツヤ「ぐ、ぅぅぅ・・・・・・」
深虎「だが安心しな!今すぐ楽に死なせてやるからよ!!」
魔鬼羅の爪がR-DRILLに振り下ろされる。
タツヤ「す、スーパーロボット乗りは・・・・・・
気合と、こんじょぉぉぉぉぉぉっ!!!」
深虎「何っ!」
R-DRILLの起死回生の一撃が、魔鬼羅の片腕を破壊した!
深虎「ば、馬鹿な、赤痛経の痛みから脱出できるなど・・・・・・
まあいい。今日のところは引き上げだ!」
戦場から去っていく魔鬼羅。
タツヤ「へへへ・・・・・・おとといきやがれってんだ・・・・・・」

116蒼ウサギ:2003/12/04(木) 21:04 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
ブンドル「ふ、撃て」
由佳「きゃあ!主砲・・・発射!!」
 コスモ・フリューゲルが3機のドクーガ戦艦にやられていた。
悠騎「由佳!!」
ギュネイ「どこを見ている!!」
 ファンネルが発射される。
悠騎「どけ・・・どけぇぇぇぇ!!」
 急にエクシオンの反応速度が上昇し、ビームソードでギュネイのヤクト・ドーガを切断する
ギュネイ「なにぃ!?」
悠騎「由佳ぁぁぁぁ!!」
 そのままドクーガの戦艦へと迫った。

=ラーカイラム=

ハサウェイ「あのMA・・・クェスが乗っているのか!?」
 ハサウェイが格納庫へ走る。

クェス「あれがアムロ・・・大佐の敵!!」
 そこへαアジールにジェガンが取り付いた。
ハサウェイ「クェス!クェスなんだろ!?」
クェス「ハサウェイ!?」
チェーン「はっ!そこのジェガン危ない!」
 チェーンの乗るジェガンがライフルを撃つ。
クェス「危ない!!」
 αアジールがハサウェイ機を庇う。その時・・・
クェス「あぁぁぁぁぁあ!!」
 αアジールの弱点に直撃したらしく、爆発した。
ハサウェイ「クェェェェェス!!誰だ!やったのは!?」
チェーン「え!?」
ハサウェイ「お前か!!」
 ハサウェイのジェガンがライフルを撃ちまくる。
チェーン「やめなさい!ハサウェイ!!」
ハサウェイ「やっちゃいけなかったんだよ!!」

117藍三郎:2003/12/05(金) 09:38 HOST:133.41.179.138
ゼド「これでおしまいです!」
スタッグパイソンのマグナクラッシャーがレズン専用ギラ・ドーガに決まる。
レズン「チ、ここまでかい!」
爆発するレズン機。
ゼド「あなた、中々手ごわかったですよ」

悠騎「行くぞぉぉぉぉっ!!」
カットナル「たった1機で何ができる!」
ケルナグール「沈めぇーーい!!」
キリー「おっと、加勢させてもらうぜ」
宇宙太「そういうこと!」
ゴーショーグンとザンボット3が現れる。
真吾「ゴーフラッシャー!!」
勝平「ザンボットムーンアタァァァァァック!!!」
2機の必殺技がカットナル艦とケルナグール艦に直撃する。
カットナル「うおおおっ!」
ブンドル「おお…何という美しさ…」
ケルナグール「陶酔しとる場合かい!」
悠騎「キザ野郎!次はお前だ!」
ギュネイ「待ぁてぇぇぇぇぇっ!!」
エクシオンに斬りかかるヤクト・ドーガ。
悠騎「ヤクト・ドーガ!こいつ、生きてたのか!」
ギュネイ「俺はニュータイプだ!お前なんかに負けて…うわぁぁぁっ!」
エクシオンから放たれた閃光が、ヤクト・ドーガを貫き、爆発させる。
ブンドル「フッ!もう良いだろう。この宙域から離脱する。
マドモワゼル・レミー。新たな戦場での出会いを楽しみにしているよ」
ドクーガ三将軍の戦艦は引き上げていった。
キリー「新たな戦場?どういう意味だ?」
ブライト「皆ご苦労。今は急いでアクシズの頭頂部に向かってくれ!」

ハサウェイ「お前が!お前が!」
ハサウェイ機の攻撃がチェーンのジェガンに命中する。
チェーン「ハサウェイ…きゃああああっ!」
チェーンのジェガンは爆発した。
ハサウェイ「はぁ、はぁ、……ぼ、僕は、なんて事を…」

118蒼ウサギ:2003/12/06(土) 04:16 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=アイビスVSスレイ=

アイビス「スレイ!あんたが何故ネオ・ジオンなんかに!?」
スレイ「お前からアルテリオンを取り戻すためだ!」
アイビス「地球が・・・潰れちゃうかもしれないのに!」

=アムロVSシャア=

アムロ「人が人を粛正出来ると思うな!」
シャア「シャア・アズナブルが粛正しようと言うのだ、アムロ!」
アムロ「個人に人類を粛正する権利はない!」
シャア「愚かな者に地球を汚染し破壊する権利もない!だから私が粛正する!」
アムロ「エゴだよ、それは!」
 ファンネルをお互い放ちながら攻防戦は続く。
シャア「人間のエゴの全てを飲み込めるほど、地球は巨大ではない!」
アムロ「人類の知恵はそんなものだって乗り越えられる!」
シャア「ならば今すぐに愚民どもに叡智を授けて見せろ!」
 ビームサーベルとビームトマホークがぶつかり合う。
 戦いは激しさを増していく。
 そしてついにνガンダムのサーベルがサザビーを切り裂いた。
シャア「えぇい、モニターがやられたか!?脱出する」
 脱出ポッドが射出されるがνガンダムに捕まってしまう
シャア「捕まったか!?だが、もう遅い!」


 アクシズを破壊するために爆破作業を行っていたが・・・
由佳「ほ、本当ですか!?」
ブライト『あぁ、前の方は地球圏から離脱するが、後ろは爆発でブレーキをかけられてしまっている』
由佳「爆発させる力が・・・強すぎたのですね?」
ブライト『我々は・・・シャアの手伝いをしたということだ』

シャア「ふ、ふははははは!」
アムロ「何がおかしいっ!?」
シャア「私の勝ちだな。今計算して見たがアクシズの後部は地球の重力に引かれて落ちる。貴様等のがんばりすぎだ!」
アムロ「たかが石ころひとつ・・・ガンダムで押し返してみせる!!」
 νガンダムがアクシズに取り付く。
アムロ「νガンダムは伊達じゃない!!」

悠騎「アムロ大尉!」
ゼンガー「我等もいくぞ!」
アルティア「了解・・・」
ムスカ「やれやれ・・・無茶をする大尉さんだ」
シャル「レナ・・・ついてくるか?」
レナ「もちろんです!」

119藍三郎:2003/12/06(土) 10:53 HOST:133.41.179.135

全員がアクシズに張り付き、押し返す。
アムロ「うおおおおおおっ!!!」
カミーユ「皆の力を合わせるんだ!」
νガンダムを中心に、光が生まれ、アクシズを押し返してゆく。
ナナイ「あれは・・・サイコフレームの・・・共振・・・?」
ネオ・ジオン兵「我々も協力するぞ!」
ネオ・ジオン兵「こんな物を落とさせるか!」
アクシズに張り付く敵兵たち。
翔「お前たちも・・・よおし、力を振り絞るぞ!」
サイコフレームの光は、アクシズを抑える者が増えるしたがって大きくなり、
アクシズを地球から押し上げた!

地球から押し上げられたアクシズへの総攻撃が始まる。
ムスカ「行くぜ!ミサイル一発残らず全弾放出だ!!」
ライ「ハイゾルランチャー、シューーッ!」
灯馬「夜天蛾流抜刀術、蝉時雨!」
勝平「イオン砲、発射ーーーーっ!!」
真吾「ゴーフラッシャー!!」
ジュドー「いっけぇぇぇぇぇっ!!ハイメガキャノン!」
ゼンガー「この一太刀に、地球の未来を懸ける!
一意専心・・・斬艦刀一文字斬りィィィィィィッ!!チェストォォォォォッ!!!」
最大限まで巨大化した斬艦刀がアクシズに振り下ろされる!
ズガガガガガガガ・・・・・・
両断され、崩壊してゆくアクシズ。
シャア「ば、馬鹿な・・・・・・」
ブライト「油断するな!アクシズを残さず破壊しろ!主砲、てぇーーーっ!!」
由佳「今よ、コロナ・キャノン発射!!」
残るアクシズの破片も破壊された。
アムロ「どうだシャア・・・これが、人の力だ!」

120蒼ウサギ:2003/12/06(土) 16:35 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
???「では、その人の力というもの・・・我々にも見せてほしいものだ」
アムロ「!!誰だ!?」
 そこへ一機の機動兵器が姿を現した。
ヴィナス「お初にお目にかかります。ヴィナスと申します」
悠騎「ネオ・ジオン!?」
ヴィナス「いえ、私の所属は<アルテミス>」
ムスカ「アルテミス?」
ヴィナス「早速ですが、これよりあなた方を招待したします。失われた世界へ・・・」
 その言葉とともに地球から赤い光が飛び出してきた。
リュウセイ「ビーム!?いや、違・・・」
 光に呑み込まれたR−1が突如、消えていった。
アヤ「リュウ!どうし・・・」
アイビス「な、なんだ!?」
スレイ「くぅ!?」
 光に呑み込まれる機体が次々と姿を消していった。
由佳「ぜ、全機!状況を知らせてください!」
 その瞬間、コスモ・フリューゲルも光に呑み込まれ、消えていった。
悠騎「由佳!!きさまぁ!!」
 悠騎がアフロディテに突っ込むが・・・
ヴィナス「あなたも早くいってください」
 逆に反撃にあい、光に呑み込まれた。
ヴィナス「フフフフ、ロスト・アースへようこそ・・・」
 目的を成し遂げたヴィナスは笑みをこぼした。

121蒼ウサギ:2003/12/06(土) 16:37 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
この辺りで序章編は終了です。ご協力ありがとうございます!
続いて本編の方に入ろうかと思います。
そちらの方もご協力をお願いします。
皆さんの参加を心よりお待ちしております。データなどはBBSの方へ書き込んであるので、ご参照ください

122蒼ウサギ:2015/06/25(木) 00:19:09 HOST:i118-16-253-97.s10.a033.ap.plala.or.jp
キエル「ドーリアン外務次官。あなたの思想、この世界にも広めていくよう尽力いたします」
リリーナ「それは光栄です、キエルさん。いえ、ディアナ様」

 キエル・ハイムは、本当の月の女王、ディアナ・ソレルとなった。
 ディアナ・ソレルという人物は、今の月には必要なのだろう。
 瓜二つのキエル・ハイム自身が悟り、申し出た話だ。

ディアナ「よろしくお願いしますね。キエルさん」
キエル「はい、ディアナ様。それと、これからはロランと一緒に?」
ディアナ「彼はこんな私の最後を看取ってくれると言ってくれました」
キエル「最後の時、誰かが側にいることは、幸せな事だと思います」

 それ以上はお互い何も言わなかった。
 リリーナも、そしてキエルの傍らにいるハリーでさえも沈黙を通した。

 いくら月の高度な科学力で人工睡眠をしていたとはいえ、肉体はすでに1000年前のもの。
 限界が近いのだ。
 だから、自らの政権をキエルに託した。
 全ては月に住む民のために。


§


ゼンガー(ゼクス・マーキス、そしてトレーズ・クシュリナーダ。この世界で安らかに眠れ)

 己の剣を大地に突き立てる。
 さながら、二人の墓標を象徴しているかのように。

エクセレン「あら〜、ボス。こんなところで物思いにふけちゃったりしてるのぉ?」
ゼンガー「そんなところだ」
キョウスケ「確かに、長い戦いでしたからね」
エクセレン「その分、アタシとキョウスケはラブラブに」
キョウスケ「それはないだろう」

 その言葉に、エクセレンが「がーん!」と明確に落ち込んでいるそんな時だった。 

ヴィレッタ「ふっ、安心しろエクセレン少尉。」
ライ「キョウスケ少尉は、自分と同じで素直じゃありませんから」
エクセレン「あら〜、色男さん、良いこと言ってくれるじゃない」
キョウスケ「・・・・・・そろそろ時間だ。いくぞ」

 その胸中はどのようなものか。キョウスケは足早にコスモ・ストライカーズへと戻っていく。


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