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スーパーロボット大戦ロストセンチュリー 序章編

100ガガガ:2003/11/28(金) 17:00 HOST:m149146.ap.plala.or.jp
シャル「ブッチャーは滅びたか・・・」
レナ「ホントに死んだんでしょうか?」
シャル「さぁな・・・ん?通信か、おい誰だ?」
神『やっほ〜!!元気?』
画面いっぱいにピンク色のウサギの顔が映る。
シャル「貴様か!貴様のせいでこちらは迷惑しているんだ!!いい加減その着ぐるみを脱げ!!見ているだけで暑苦しい!!」
神『怒るなよ・・・帰ってきたらチョコあげるから(^∀-)〜☆V』
シャル「んなものいるかぁ!!!」
レナ「やった〜!!ありがとうございます!!☆」
シャル「・・・・」
神『なんかまだ言いたそうじゃない?彼女のことまだ引きずってるわけ。やだね〜、そういう男は嫌われるよ』
シャル「だまれ、貴様らとはもうお別れだ。じゃあな・・・レナ、食い過ぎには気をつけろ・・」
レナ「シャルさん・・・」
そう言い残してシャルは戦場へ向って言った。
レナ「・・・シャルさん甘党だから・・あそこの料理は口に合わないかも・・・」
神『・・・別にいいけどさ・・行きたいなら。そこまで俺もガキじゃないよ』
レナ「!!」
神『行ってらっしゃい』
レナ「行ってきます!!」

101藍三郎:2003/11/29(土) 11:57 HOST:133.41.179.137
九十九「待て、地球人よ。話がある」
アキト「何だ!?話って…」
九十九「今からミナトさんを解放する。
彼女を戦火に巻き込むのは私としても不本意だ」
アキト「・・・そういうことなら」
ミナト「白鳥さん」
九十九「ミナトさん、お元気で」
テツジンから射出された脱出ポッドがナデシコに回収される。

シャル「おい!お前ら、救援に来てやったぞ!」
真吾「あれは、ブンドルとの戦いの時に来た機体だ」
キリー「ええっと、パティシエなんとかって名前だったかな」
シャル「シャルティエ・ガイザンデールだ!」
レミー「そういや、こないだ一緒にいた女の子は一緒じゃないの」
シャル「どうでもいいだろそんなことは」

102蒼ウサギ:2003/11/29(土) 20:01 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
元一郎「くっ!また増援か!!」
九十九「元一郎!一旦退くぞ!」
元一郎「なっ!何を考えている!?」
九十九「明らかにこちらが不利だ!」
元一郎「ぐ・・・」
 渋々撤退を始めた木連
リョーコ「ちょっと待て!」
 リョーコのエステがテツジンを制する。
九十九「行かせてくれ!」
 そこへアキトのエステが割って入る。
アキト「・・・・行けよ」
リョーコ「な、アキト!!」
九十九「すまない。君の名前は?」
アキト「名前知っている奴と・・・殺し合いをしたくない」
九十九「そうか・・・・」
 テツジンも撤退していった。

由佳「木星トカゲ・・・いえ、木星連合は撤退していきます」
悠騎「まさか人間だったとはな・・・くそっ!」
シャル『おい、そこの戦艦!』
由佳「あ、はい!」
シャル『回収してくれ!』
由佳「はい!着艦を許可します!」
シャル『ありがたい』

103ガガガ:2003/11/29(土) 20:58 HOST:u071094.ap.plala.or.jp
シャル「改めて自己紹介だ。シャルティエ・ガイザンデールだ」
レナ「レナ=ジャスティン=フォードです!」
悠騎(いつ見てもカワイイな・・・)
由佳「ではあなた方はこれから我々に協力してくれると」
シャル「そういうことだ。(フッ、奴のバカバカしい格好をもう見ないですむ)クククク・・・」
由佳「?そういえば、先程今日から専属科学者になる方が到着したんですが、あなた方の知り合いのようです」
レナ「知り合い?」
その時、自動ドアが開き、見なれない姿をした物(?)が入ってくる。
シャル・レナ「!!!?」
神「へろ〜、えぶりばでぃ!」
全員『ウサギ〜!?』
由佳「えっと、鍋島 神さんです。今日からG・K隊に参加してくれるそうです」
シャル「・・・・!なぜ貴様が!?」
神「いや〜天才科学者は忙しくてさ!困っちゃうよ!」
シャル「なんのためにここに来たんだ・・・」
レナ「と、いうことで仲良し3人組をよろしくお願いします」
シャル「仲良くないわぁ!!!!」

地球 
???「ふぅ・・・ここまで来れば奴らも追ってこまい」
全身傷だらけの大柄の男が雨に打たれてビショ濡れの状態で歩いている。
???「!?」
男の視線の先には血だらけになった猫が倒れていた。どうやら男に助けを求めているらしい。
???「こうなってはもう助からまい」
男は猫を手で掴み・・・
???「アーメン」
スカル・・・それが彼の名前である。

104蒼ウサギ:2003/11/29(土) 23:14 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
ACT:8「逆襲のシャア」

=レウルーラ=

ナナイ「大佐。準備の方は着々と進んでおります」
シャア「そうか・・・連中の動きはどうだ?」
ナナイ「只今、火星に・・・」
シャア「果たして間に合うかな?」
ナナイ「それとお客様でございます」
シャア「通せ」
 そこへ三人の男たちが入ってくる
ブンドル「ご機嫌麗しゅう。シャア・アズナブル」
ケルナグール「なにやらおもしろいことをするらしいな!」
シャア「ドクーガ三大幹部の方々か・・・お初にお目にかかる」
カットナル「ふ、若いがとてつもない野心を感じるな」

=火星=

ブライト「ナデシコはこれからどうするのですか?」
ユリカ「一度地球に戻ってネルガル本社に問いただしていきます!」
由佳「木星トカゲが人間だったなんて・・・」
悠騎「しかし・・・あのゲキガンガーはどうかと思うがな・・・」
ブライト「・・・とりあえず我々は月に戻ろう。シャアの動きも気になる」
由佳「そうですね」
 そこへコスモ・フリューゲルに通信が入った。
ミネバ『ロンド・ベル、そしてG・K隊。聞こえるか?』
悠騎「こ、子供!?」
カミーユ「ただの子供じゃない!あれは・・・ミネバ・ザビ!?」
ジュドー「何の用だ?」
ミネバ『私は貴艦らと話がしたい。サイド3に来れるか?』
ブライト「話だと?」
アムロ「罠か?」
シーブック「考えすぎだと思いますよ。ザビ派は潰えたようなものですから」
悠騎「行ってみる価値はあるかもな・・・」

105:2003/11/30(日) 00:09 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp
=サイド3=

翔「ミネバ…いくら事実上、ザビ派は潰えたと言っても連邦だぞ!?連中よりまだシャア大佐の方が」
紫「兄さん、落ち着いてください〜。これは、ミネバ様が、ご自身で考えて、決断したことなんですから〜」
翔「しかし!」
ミネバ「ありがとう、葉山大尉」
翔「!?」
ミネバ「私を心配してくれて」
翔「………っ」
ミネバ「大丈夫。彼らは他の連邦の人間とは違う、そんな気がするんだ」
翔「…わかった。奴等が妙な素振りを見せ無い限り、大人しくしている」

=コスモ・フリューゲル=

アルティア「………」
悠騎「どうしたんだ?」
リュウセイ「ああ、悠騎。実はバトミントンしてて、アルティアがシャトル思いっきり打ったら…」
悠騎「こ、木っ端微塵…(汗)」
ツグミ「ちなみにシャトルはスピードガンでも測定不能なスピードだったわよ♪」
悠騎「へ〜…ってマジで!?(滝汗)」
 平和な日常の一コマ(笑

106蒼ウサギ:2003/11/30(日) 01:39 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=サイド3=

 ラーカイラムとコスモ・フリューゲルが到着した。
由佳「コスモ・フリューゲル艦長。星倉由佳です」
ブライト「ラーカイラム艦長。ブライト・ノアだ」
ミネバ「よく来てくれた」
悠騎「っで、話ってなんだい?」
ミネバ「実はお願いを聞いて欲しい」
アネット「お願い?」
ミネバ「私を貴公らの艦に同乗させて欲しい」
翔「!!?」
由佳「えぇ!!」
ミネバ「知っての通り、ハマーンを失った我等は戦う力など微力だ。だがシャアがこれからやろうとしていることを見届けたい。ハマーンの代わりに」
カミーユ「見届けた後はどうする気だ?戦力を整えてまた戦争を仕掛けるのか?」
翔「貴様!」
ミネバ「落ち着いてくれ葉山大尉。カミーユ・ビダンだったな。ハマーンから話は聞いている」
カミーユ「・・・」
ミネバ「その後は・・・正直私にもわからない。だが今この場にいる・・・私のために残ってくれている者たちのためになることをしたいと思う」
翔「オレ達の・・・望むこと?」
ミネバ「それに止めれるものならシャアを止めたい。シャアはよく遊んでくれた大事な人だ」
ジュドー「へぇーそうだったんだ」
ゼンガー(この娘。思ったより未来を見据えた考えをしている。後の時代に必要な人材かもしれんな)

シャア「ほぉ、我々と手を組みたいと?」
カットナル「そうだ。我々の目的はゴーショウグン。奴等もお前さんたちの障害となるだろう」
シャア「確かに厄介だ」
ブンドル「まぁ利害の一致というものだ」
シャア「・・・いいだろう。こちらの邪魔をしないという条件ならば」
カットナル「そうか、ではもう一人紹介したいものがいる」
 そこへ一人の女性が入ってくる。
ブンドル「彼女もまたG・K隊のメンバーに縁のある者だ」
スレイ「兄様のアルテリオンを取り返すためなら・・・誰とだって組んでやるさ」
シャア(ふふふ、おもしろくなってきたな・・・)

107藍三郎:2003/12/01(月) 09:56 HOST:133.41.179.135
=コスモ・フリューゲル=

キョウスケ「ん?おいお前たち何見てるんだ」
エクセレン「あ、キョウスケ。今から第13回ガンダムファイトの開会式をやっているのよ」
アネット「ねぇねぇエクセレンさん。そろそろガンダムの入場が始まるわ」
キョウスケ「全く。いつ敵が来るかわからないってのに…」

=ネオホンコン=

ストーカー「さぁてみなさんお待ちかね!いよいよガンダムファイト本戦に参加するガンダムの入場です!」

「ネオギリシャ、ゼウスガンダム!」
「ネオオランダ、ネーデルガンダム!」
「ネオインド、コブラガンダム!」
「ネオネパール、マンダラガンダム!」
「ネオケニア、ガンダムゼブラ!」
「ネオノルウェー、バイキングガンダム!」
「ネオデンマーク、マーメイドガンダム!」
「ネオカナダ、ランバーガンダム!」
「ネオスペイン、マタドールガンダム!」
「ネオポルトガル、ジェスターガンダム!」
「ネオスウェーデン、ノーベルガンダム!」
「ネオシンガポール、アシュラガンダム!」
「ネオマレーシア、スカルガンダム!」

108藍三郎:2003/12/01(月) 10:16 HOST:133.41.179.135
ストーカー「さぁて!続きましてはあの伝説的英雄、
シャッフル同盟の後継者たちです!」

「ネオアメリカ、クイーン・ザ・スペード、チボデー・クロケット!
搭乗機はガンダムマックスター!」
「ネオチャイナ、クラブ・エース、サイ・サイシー!
搭乗機はドラゴンガンダム!」
「ネオフランス、ジャック・イン・ダイヤ、ジョルジュ・ド・サンド!
搭乗機はガンダムローズ!」
「ネオロシア、ブラック・ジョーカー、アルゴ・ガルスキー!
搭乗機はボルトガンダム!」

ストーカー「そして!ネオジャパン代表、キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュ!
搭乗機は、本戦用の新しいガンダム、ゴッドガンダムです!」

チボデー「へっ!ジャップ!どうにか来れたようだな!」
ジョルジュ「本当、心配しましたよ」
ドモン「すまない。だが、これからは1ファイターとして本戦を戦い抜くぜ!」
サイ・サイシー「オイラたちも絶対負けないよ!ドモンの兄貴!」

ストーカー「続きましてはネオドイツ、ガンダムシュピーゲル!」

ドモン「シュピーゲル!?まさか、シュバルツ!」
シュバルツ「また会ったな。ドモン」
ドモン「とにかく、嬉しいぜ。あんたが生きててくれて」

ストーカー「次のファイターはネオイタリア、ネロスガンダム!
ネオイングランド、ジョンブルガンダム!」

ジョルジュ「ネロスガンダムに、ジョンブルガンダムですって!?」
ドモン「ありえん…あいつらは確かに予選で俺が倒したはず」
チボデー「予選で失格したガンダムが決勝大会に出てくるなんて、重大なルール違反だぜ!」
サイ・サイシー「オイラがいいつけてやる!」
シュバルツ「待て!まだ大物が残っている!」

ストーカー「さぁて!最後のトリを飾りますは第12回ガンダムファイト優勝者!
先代のキング・オブ・ハート!ネオホンコン代表!
東方不敗マスター・アジアァァァァァッ!!!搭乗機はマスターガンダム!!」
マスターガンダムが愛馬風雲再起に乗って現れた!

ドモン「馬鹿な!どうしてマスター・アジアが!」
東方不敗「フ。ドモン。わしはこうしてここにおる。それに何の不思議があろうか」
シュバルツ「あの2人もお前の差し金か。マスターアジア」
東方不敗「シュバルツか。わしはお前が考えているような下らぬことを考えてはおらん。
わしの目的はただ一つ。今ガンダムファイトに優勝し、

東!

西!

南!

北!

中央不敗!

スーパー・アジアとなってみせるのだぁぁぁぁぁっ!!!」

チボデー「東!」
サイ・サイシー「西!」
ジョルジュ「南!」
アルゴ「北!」
シュバルツ「中央不敗、スーパーアジアだとぅっ!」
ドモン「フッ!面白い!ならば!俺も約束する!今大会!あんたを倒すまで、全勝勝ち抜くとっ!」
チボデー「ジャップめ!勝手なことを!」

=コスモ・フリューゲル=
エクセレン「うわぉ♪今大会も燃える展開がいっぱいねぇ!」
アネット「特に東方不敗とドモン・カッシュ。この2人からは目が離せませんね〜」
ムスカ「おぉーい。いつまでテレビ見てるんだ!艦長が呼んでるぞ!」
エクセレン・アネット「は〜〜〜い」

109蒼ウサギ:2003/12/01(月) 22:34 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
由佳「ではこれより月に戻ります」
キョウスケ「それであのミネバ・ザビの要求はどうするのだ?」
由佳「ブライト艦長は許可しました」
ゼンガー「そうか・・・」

=ラーカイラム=

ミネバ「すまないな。お前たちまでつき合わせてしまって」
翔「ハマーン様からあなたを守るよう言われている」
紫「そうですよ〜私たちは好きでいるんです〜」
焔「しかし・・・まさか敵であるこの艦に乗ることになるとはな・・・」
ロリエ「不思議だよね〜」
ミネバ「ありがとう・・・」

ブライト「星倉艦長。出発の準備は?」
由佳『こちらはOKです!』
ブライト「よし、発進!」


ナナイ「よろしいのですか?大佐。あの者たちを信用して・・・」
シャア「ロンド・ベルにG・K隊という協力者がいるように我々とて戦力は必要だ」
ナナイ「そうですか・・・」


 その頃・・・
???「やれやれ・・・そろそろ傍観も飽きましたね」
???2「では?」
???「えぇ、彼らに決まりましたよ」
???2「そうか。では私はもう一つの候補者たちを観察する」
???「ガンダムファイト・・・ですか?」
???2「そうだ。では健闘を祈る。ヴィナス」
 そう言ってもう一つの影は消えた。
ヴィナス「全てはロスト・アースの秩序のために・・・」

110藍三郎:2003/12/02(火) 13:02 HOST:133.41.179.128
=ドクーガ宇宙基地=
深虎「どうやら3幹部はシャアとの協力を取り付けたようですぜ。ネオネロス様?」
ネオネロス「フッ。これで第1段階は終了だな」
深虎「しかしネオネロス様。あんた一体何を考えているんですか?
シャアに協力して地球にアクシズを落とそうとでも?」
ネオネロス「フハハハハ。地球は何百年も前からのワシの所有物よ。
むざむざあんな若僧に滅ぼさせはせんわい」
深虎「では、どのような意図が?」
ネオネロス「今、この世界には未知の『観察者』の存在がある。
お前が持ってきた『秘宝』…その力を発現させるためにはある場所に
行かねばならぬ。そのためには『観察者』の力が必要なのだ。
『観察者』は今シャアと連邦の戦いを傍観しておる。
奴らの力を利用するにはネオ・ジオンと共にいた方が都合がよいのでな」
深虎「はあ…」
ネオネロス「連邦との決戦ではお前にも働いてもらうぞ。深虎よ」
深虎「はっ、おまかせを」
深虎(観察者だあ?まったく、わけわからねえことばかり言いやがって…)

111蒼ウサギ:2003/12/02(火) 18:04 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=コスモ・フリューゲル=

由佳「えぇ!アクシズが!?」
ブライト『あぁ、そしてネオ・ジオンは今、連邦軍と交戦している』
悠騎「やはり和平なんて・・・」
アヤ「わかっていたけど・・・止められないなんて」
由佳「あと少しで着きます!皆さんはいつでも出れるようにしてください!」
ムスカ「了解!」

=レウルーラ=

クェス「大佐!」
シャア「クェス・・・どこへいっていた?もうすぐ出撃だぞ」
クェス「私!ララァの代わりなの?」
シャア「それを誰に聞いた?それに何故そこまで気にする?」
クェス「私は大佐を愛してるの!」
シャア「ふ、困ったな・・・」
クェス「どうして?私大佐の為なら死ぬ事だって出来るのよ!」
シャア「わかった。私は・・・ララァを忘れる」
クェス「じゃあ、私がαで守ってあげる!」
 そう言ってクェスは格納庫へと向かった。
ギュネイ「大佐・・・」
シャア「私がクェスに手を出すと、どうして考えるのだ?」
ギュネイ「はっ・・・自分がでありますか・・・?」
シャア「クェスはαに乗る。まもってやれ」
ギュネイ「は・・・はっ!」
シャア(さて・・・間に合うかな?アムロ)
 シャアの地球寒冷作戦が今、始まった。

112藍三郎:2003/12/03(水) 17:03 HOST:133.41.179.140
=アクシズ=
深虎「雑魚どもが!残さず切り刻んでやる!」
魔鬼羅の爪で次々にバラバラになる連邦のジェガン。
クェス「落ちちゃえーーーっ!!」
連邦士官「うわぁぁぁぁぁっ!!!」
α・アジールの口から放たれるメガビーム砲で消し飛ぶクラップ。

トーレス「艦長!アクシズを捕らえました!」
ブライト「よし、MS隊発進!目標はアクシズの頭頂部だ!
そこを破壊してアクシズを分断する!」
トーレス「艦長、アデナウアー参謀次官から通信が入っていますが…」
ブライト「作戦中だ!言い訳は後で聞くと言っておけ!」
由佳「G・K隊も発進してください!」

ムスカ「きっつい戦いになりそうだな〜」
レミー「終わったら大幅休暇とりたいわね」
蛇鬼丸『ヒャハハハハァ!ようやく人間の獲物だぁ!たっぷり血をすするぜぇ!』
灯馬「ほな、一暴れしますか!」
タツヤ「どんな敵だろうと俺のスーパーロボットの敵じゃねぇ!」
悠騎「あんな物は…地球に落とさせない!」

113:2003/12/03(水) 19:22 HOST:usr220208024136.tcn.ne.jp
「地球の浄化…地球寒冷化作戦」
一人で頷き、一人で納得したアルティアは制止しようとする仲間の声を無視し、アクシズへと一直線に向かう
―斬!!!
 瞬時に斬艦刀を凪ぎ、すれ違いざまに一瞬で三機を破壊する
ア「力無き者は去りなさい…機影?」
 レーダーに敵機を確認、ミノフスキー粒子が薄くなっている事に気が付き即座にその機体照合と索敵に移ろうとする。
―キィィンッ
「――ッ」
 瞬間、ファンネルによる背後からの攻撃でR‐BREAKERの肩部装甲板の一部が破壊され、それは肉薄する。
―バチィィンッ!!!
「赤いMS…赤…赤い彗星、ですか」
「腕が良い。連邦で腐らせるのは惜しい腕だ!!」
「腐っていません」
「いずれそうなる!」
 斬艦刀とのビームトマホークが火花を散らし、 輝く閃光となって双方を後方に弾き飛ばした。
「―――総帥が自ら前線に出てきますか」
「部下が不甲斐なければ出ざるもえんさ。しかし…良い動きをする」
 ビームトマホークを振り被り、肉薄する。そして瞬間、回線が開いた。
「私と来る気は無いか?私はギレンやハマーンとは違う」
「地球にあんなものを落とす人に…」
「私は何も地球が憎い訳ではない。 だが、我々の祖が暮らした母なる星は、もはや人の悪意を受け止めるには限界なのだ!力だけを誇示し続ける官僚主義の連邦に何が出来た? アースノイドは地球と言う舞台より降り、地球は浄化されるべきなのだよ!!」
「貴方のやっている事はただの殺戮です…民間人が何を、何も知らない赤ん坊が何をしたと言うのです。それこそ、汚らわしい連邦と何が違うと言うのですか…!」
 刹那、一瞬だけアルティアの『枷が外れる。
「ムッ…!?」
 一瞬にしてビームトマホークが両断され、サザビーはそのまま勢いに呑まれ後退する。
 そしてR‐BREAKERが暴走したかのように恐ろしい速度で疾駆を始めた。
「クッ!!」
 念動力と加速によって生じる真空の塊、二つの力場を叩きつける。
 コックピットまで震えるほどの衝撃は、ネオ・ジオン総帥の視界すら揺さぶる。
「いざ、勝負…!」
「この速度でだと…!?」
 振り下ろされる拳をシールドで防ぐも、更に加速し拳を突き立てるR‐BREAKER。
 サザビーは懸命に推進剤を噴出させるも、 目眩まで起こしそうなその速度にシャアの額に汗が滲む。
「このプレッシャー…!クッ、侮るなぁッ!!」
 R‐BREAKERを蹴りつけると同時にシールドを切り離す。
 前のめりになったR‐BREAKERと間を開くと、 サザビーはその速度のままビームショットライフルの標準を合わせる。
「終わりだッ!!」
 反応すら出来ないほどのカウンター、その瞬間シャアは勝利を確信し 一瞬だが表情も確定を予想する。
 だが
「させない…!」
爆発的な推進剤の噴出がR‐BREAKERの腰部に起こり、 それによって起きた不自然な回転と共に光を辛うじて回避する。
「チィッ!今のを反応するか!!」
 思わず瞳を見開くシャアを通り過ぎ、その背後で荒々しく態勢を立て直した。
「…汚らわしい、連邦と言ったな?」
「…私も―――――でしたから」
「ならば何故連邦に肩入れする。所詮奴等は力も無ければそれに代る主義も無い」
「そうですね…しかし」
 斬艦刀をR‐BREAKERはしっかりと掴むと 、その切っ先をサザビーへと突き出し告げる。
「人の悪意を、一人のエゴで浄化することは出来ません…」
 その言葉と共にサザビーもまた懐からビームサーベルを抜き放ち、 者は刹那だけ睨み合う。
―ドウゥゥンッ!!
 突如両者の間にビームライフルが駆け抜け、 その先に居たMS撃ち抜かれた。
「新手か?!」
「各機、シャアは俺に任せろ!アクシズを!!」
「チィッ!アムロか…!!
 宙を滞空していたファンネルが一斉にνガンダムに正射するが、それすらも機体反転させるようにあっさりと避わす。
「…了解」
 それを聞いた途端、他の機体とともにアクシズへと向かうR‐BREAKER。
「何故地球にこんな物を落とす!?これでは地球が寒冷化して人の住めなくなるぞ!!」
「そのつもりだ」
「人が人を粛清できると思うなっ!!!」
「シャア・アズナブルが粛清しようと言うのだ、アムロッ!!」

114蒼ウサギ:2003/12/04(木) 00:32 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
強化兵「ファンネル!」
 ヤクト・ドーガからファンネルが飛び出す。
悠騎「くそっ!こいつもニュータイプって奴か!!」
ムスカ「確かにあの自律武器は厄介だな!」
クェス「落ちな!!」
 そこへαアジールが攻撃を仕掛けてくる。
悠騎「ちぃ!巨大MAかよ!」
クェス「ウロチョロしないでよ!」
ギュネイ「クェス!あまり前に出るな!」
悠騎「ちぃ・・・少し旗色が悪いぜ!」

=コスモ・フリューゲル=

由佳「ブライト艦長!アクシズは?」
ブライト『何人かプチモビで作業してもらっているが・・・どうなるか』
由佳「そんな・・・」
 そこへ突然、攻撃が加えられる。
由佳「きゃあ!」
 そして流れてくる音楽。
ブンドル『マドモアゼル・由佳。また逢えて嬉しいよ』
カットナル『前の借りを返してくれるわ!』
ケルナグール『その通り!』
由佳「ドクーガ!?くっ、弾幕を張ってください!」

真吾「あいつら嫌な時に出てくるねぇ」
レミー「いい加減、決着をつけましょう!」

ツグミ「アイビス!コスモ・フリューゲルがピンチよ、応援に!」
アイビス「わかってる!」
 だがそこへミサイルが撃ち込まれる。
スレイ「見つけた!アルテリオン!!」
アイビス「スレイ!」
ツグミ「あなたもネオ・ジオンに!?」
スレイ「兄様のアルテリオンを取り戻すためだ!」

 各機で起きている戦いを見詰める影がいた。
ヴィナス「素晴らしい・・・ククク、いや全くもってこの世界は戦いに満ち溢れている!」

115藍三郎:2003/12/04(木) 09:47 HOST:133.41.179.138

深虎「やれやれ、雑魚ばかりで物足りないぜ」
魔鬼羅の通った後には何体ものジェガンの残骸が転がっていた。
深虎「ん!右か!」
タツヤ「うおおおおおっ!」
R-DRILLの攻撃をかわす魔鬼羅。
深虎「餓鬼が・・・・・・てめぇなんぞに用はねぇ!」
タツヤ「うるせぇぞ!お前は俺が倒してやる!」
ドリルニーで攻撃を仕掛けるタツヤ。
深虎「馬鹿めが!そんなもの、眼を瞑っていても余裕で・・・」
タツヤ「速い!」
瞬時に背後に回り、爪で切り裂く魔鬼羅。
深虎「くたばりなぁっ!!」
タツヤ「へっ、お前がスピードなら、俺のスーパーロボットはパワーだ!」
ドリルタイフーンを放つR-DRILL。
深虎「くっ、風でコントロールが利かん!」
タツヤ「食らいやがれ!」
ドリルの一撃が魔鬼羅の肩部装甲を破壊する。
深虎「糞・・・・・・餓ァ鬼ィィィィィッ!!」
魔鬼羅の爪がR-DRILLに迫るが、それをドリルで受け止める。
タツヤ「受け止めてやったぜ・・・・・・!
ぐ、ぐおおおおおおおっ!!!!」
突如、凄まじい激痛がタツヤの体を襲った。
深虎「白家暗殺術の要諦は技ではなく『氣』にある。
今のは白家暗殺術秘伝、赤痛経!
爪から氣を放ち、機体を通してパイロットの体に死にも勝る激痛を与えるのだ」
タツヤ「ぐ、ぅぅぅ・・・・・・」
深虎「だが安心しな!今すぐ楽に死なせてやるからよ!!」
魔鬼羅の爪がR-DRILLに振り下ろされる。
タツヤ「す、スーパーロボット乗りは・・・・・・
気合と、こんじょぉぉぉぉぉぉっ!!!」
深虎「何っ!」
R-DRILLの起死回生の一撃が、魔鬼羅の片腕を破壊した!
深虎「ば、馬鹿な、赤痛経の痛みから脱出できるなど・・・・・・
まあいい。今日のところは引き上げだ!」
戦場から去っていく魔鬼羅。
タツヤ「へへへ・・・・・・おとといきやがれってんだ・・・・・・」

116蒼ウサギ:2003/12/04(木) 21:04 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
ブンドル「ふ、撃て」
由佳「きゃあ!主砲・・・発射!!」
 コスモ・フリューゲルが3機のドクーガ戦艦にやられていた。
悠騎「由佳!!」
ギュネイ「どこを見ている!!」
 ファンネルが発射される。
悠騎「どけ・・・どけぇぇぇぇ!!」
 急にエクシオンの反応速度が上昇し、ビームソードでギュネイのヤクト・ドーガを切断する
ギュネイ「なにぃ!?」
悠騎「由佳ぁぁぁぁ!!」
 そのままドクーガの戦艦へと迫った。

=ラーカイラム=

ハサウェイ「あのMA・・・クェスが乗っているのか!?」
 ハサウェイが格納庫へ走る。

クェス「あれがアムロ・・・大佐の敵!!」
 そこへαアジールにジェガンが取り付いた。
ハサウェイ「クェス!クェスなんだろ!?」
クェス「ハサウェイ!?」
チェーン「はっ!そこのジェガン危ない!」
 チェーンの乗るジェガンがライフルを撃つ。
クェス「危ない!!」
 αアジールがハサウェイ機を庇う。その時・・・
クェス「あぁぁぁぁぁあ!!」
 αアジールの弱点に直撃したらしく、爆発した。
ハサウェイ「クェェェェェス!!誰だ!やったのは!?」
チェーン「え!?」
ハサウェイ「お前か!!」
 ハサウェイのジェガンがライフルを撃ちまくる。
チェーン「やめなさい!ハサウェイ!!」
ハサウェイ「やっちゃいけなかったんだよ!!」

117藍三郎:2003/12/05(金) 09:38 HOST:133.41.179.138
ゼド「これでおしまいです!」
スタッグパイソンのマグナクラッシャーがレズン専用ギラ・ドーガに決まる。
レズン「チ、ここまでかい!」
爆発するレズン機。
ゼド「あなた、中々手ごわかったですよ」

悠騎「行くぞぉぉぉぉっ!!」
カットナル「たった1機で何ができる!」
ケルナグール「沈めぇーーい!!」
キリー「おっと、加勢させてもらうぜ」
宇宙太「そういうこと!」
ゴーショーグンとザンボット3が現れる。
真吾「ゴーフラッシャー!!」
勝平「ザンボットムーンアタァァァァァック!!!」
2機の必殺技がカットナル艦とケルナグール艦に直撃する。
カットナル「うおおおっ!」
ブンドル「おお…何という美しさ…」
ケルナグール「陶酔しとる場合かい!」
悠騎「キザ野郎!次はお前だ!」
ギュネイ「待ぁてぇぇぇぇぇっ!!」
エクシオンに斬りかかるヤクト・ドーガ。
悠騎「ヤクト・ドーガ!こいつ、生きてたのか!」
ギュネイ「俺はニュータイプだ!お前なんかに負けて…うわぁぁぁっ!」
エクシオンから放たれた閃光が、ヤクト・ドーガを貫き、爆発させる。
ブンドル「フッ!もう良いだろう。この宙域から離脱する。
マドモワゼル・レミー。新たな戦場での出会いを楽しみにしているよ」
ドクーガ三将軍の戦艦は引き上げていった。
キリー「新たな戦場?どういう意味だ?」
ブライト「皆ご苦労。今は急いでアクシズの頭頂部に向かってくれ!」

ハサウェイ「お前が!お前が!」
ハサウェイ機の攻撃がチェーンのジェガンに命中する。
チェーン「ハサウェイ…きゃああああっ!」
チェーンのジェガンは爆発した。
ハサウェイ「はぁ、はぁ、……ぼ、僕は、なんて事を…」

118蒼ウサギ:2003/12/06(土) 04:16 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
=アイビスVSスレイ=

アイビス「スレイ!あんたが何故ネオ・ジオンなんかに!?」
スレイ「お前からアルテリオンを取り戻すためだ!」
アイビス「地球が・・・潰れちゃうかもしれないのに!」

=アムロVSシャア=

アムロ「人が人を粛正出来ると思うな!」
シャア「シャア・アズナブルが粛正しようと言うのだ、アムロ!」
アムロ「個人に人類を粛正する権利はない!」
シャア「愚かな者に地球を汚染し破壊する権利もない!だから私が粛正する!」
アムロ「エゴだよ、それは!」
 ファンネルをお互い放ちながら攻防戦は続く。
シャア「人間のエゴの全てを飲み込めるほど、地球は巨大ではない!」
アムロ「人類の知恵はそんなものだって乗り越えられる!」
シャア「ならば今すぐに愚民どもに叡智を授けて見せろ!」
 ビームサーベルとビームトマホークがぶつかり合う。
 戦いは激しさを増していく。
 そしてついにνガンダムのサーベルがサザビーを切り裂いた。
シャア「えぇい、モニターがやられたか!?脱出する」
 脱出ポッドが射出されるがνガンダムに捕まってしまう
シャア「捕まったか!?だが、もう遅い!」


 アクシズを破壊するために爆破作業を行っていたが・・・
由佳「ほ、本当ですか!?」
ブライト『あぁ、前の方は地球圏から離脱するが、後ろは爆発でブレーキをかけられてしまっている』
由佳「爆発させる力が・・・強すぎたのですね?」
ブライト『我々は・・・シャアの手伝いをしたということだ』

シャア「ふ、ふははははは!」
アムロ「何がおかしいっ!?」
シャア「私の勝ちだな。今計算して見たがアクシズの後部は地球の重力に引かれて落ちる。貴様等のがんばりすぎだ!」
アムロ「たかが石ころひとつ・・・ガンダムで押し返してみせる!!」
 νガンダムがアクシズに取り付く。
アムロ「νガンダムは伊達じゃない!!」

悠騎「アムロ大尉!」
ゼンガー「我等もいくぞ!」
アルティア「了解・・・」
ムスカ「やれやれ・・・無茶をする大尉さんだ」
シャル「レナ・・・ついてくるか?」
レナ「もちろんです!」

119藍三郎:2003/12/06(土) 10:53 HOST:133.41.179.135

全員がアクシズに張り付き、押し返す。
アムロ「うおおおおおおっ!!!」
カミーユ「皆の力を合わせるんだ!」
νガンダムを中心に、光が生まれ、アクシズを押し返してゆく。
ナナイ「あれは・・・サイコフレームの・・・共振・・・?」
ネオ・ジオン兵「我々も協力するぞ!」
ネオ・ジオン兵「こんな物を落とさせるか!」
アクシズに張り付く敵兵たち。
翔「お前たちも・・・よおし、力を振り絞るぞ!」
サイコフレームの光は、アクシズを抑える者が増えるしたがって大きくなり、
アクシズを地球から押し上げた!

地球から押し上げられたアクシズへの総攻撃が始まる。
ムスカ「行くぜ!ミサイル一発残らず全弾放出だ!!」
ライ「ハイゾルランチャー、シューーッ!」
灯馬「夜天蛾流抜刀術、蝉時雨!」
勝平「イオン砲、発射ーーーーっ!!」
真吾「ゴーフラッシャー!!」
ジュドー「いっけぇぇぇぇぇっ!!ハイメガキャノン!」
ゼンガー「この一太刀に、地球の未来を懸ける!
一意専心・・・斬艦刀一文字斬りィィィィィィッ!!チェストォォォォォッ!!!」
最大限まで巨大化した斬艦刀がアクシズに振り下ろされる!
ズガガガガガガガ・・・・・・
両断され、崩壊してゆくアクシズ。
シャア「ば、馬鹿な・・・・・・」
ブライト「油断するな!アクシズを残さず破壊しろ!主砲、てぇーーーっ!!」
由佳「今よ、コロナ・キャノン発射!!」
残るアクシズの破片も破壊された。
アムロ「どうだシャア・・・これが、人の力だ!」

120蒼ウサギ:2003/12/06(土) 16:35 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
???「では、その人の力というもの・・・我々にも見せてほしいものだ」
アムロ「!!誰だ!?」
 そこへ一機の機動兵器が姿を現した。
ヴィナス「お初にお目にかかります。ヴィナスと申します」
悠騎「ネオ・ジオン!?」
ヴィナス「いえ、私の所属は<アルテミス>」
ムスカ「アルテミス?」
ヴィナス「早速ですが、これよりあなた方を招待したします。失われた世界へ・・・」
 その言葉とともに地球から赤い光が飛び出してきた。
リュウセイ「ビーム!?いや、違・・・」
 光に呑み込まれたR−1が突如、消えていった。
アヤ「リュウ!どうし・・・」
アイビス「な、なんだ!?」
スレイ「くぅ!?」
 光に呑み込まれる機体が次々と姿を消していった。
由佳「ぜ、全機!状況を知らせてください!」
 その瞬間、コスモ・フリューゲルも光に呑み込まれ、消えていった。
悠騎「由佳!!きさまぁ!!」
 悠騎がアフロディテに突っ込むが・・・
ヴィナス「あなたも早くいってください」
 逆に反撃にあい、光に呑み込まれた。
ヴィナス「フフフフ、ロスト・アースへようこそ・・・」
 目的を成し遂げたヴィナスは笑みをこぼした。

121蒼ウサギ:2003/12/06(土) 16:37 HOST:YahooBB220056148080.bbtec.net
この辺りで序章編は終了です。ご協力ありがとうございます!
続いて本編の方に入ろうかと思います。
そちらの方もご協力をお願いします。
皆さんの参加を心よりお待ちしております。データなどはBBSの方へ書き込んであるので、ご参照ください

122蒼ウサギ:2015/06/25(木) 00:19:09 HOST:i118-16-253-97.s10.a033.ap.plala.or.jp
キエル「ドーリアン外務次官。あなたの思想、この世界にも広めていくよう尽力いたします」
リリーナ「それは光栄です、キエルさん。いえ、ディアナ様」

 キエル・ハイムは、本当の月の女王、ディアナ・ソレルとなった。
 ディアナ・ソレルという人物は、今の月には必要なのだろう。
 瓜二つのキエル・ハイム自身が悟り、申し出た話だ。

ディアナ「よろしくお願いしますね。キエルさん」
キエル「はい、ディアナ様。それと、これからはロランと一緒に?」
ディアナ「彼はこんな私の最後を看取ってくれると言ってくれました」
キエル「最後の時、誰かが側にいることは、幸せな事だと思います」

 それ以上はお互い何も言わなかった。
 リリーナも、そしてキエルの傍らにいるハリーでさえも沈黙を通した。

 いくら月の高度な科学力で人工睡眠をしていたとはいえ、肉体はすでに1000年前のもの。
 限界が近いのだ。
 だから、自らの政権をキエルに託した。
 全ては月に住む民のために。


§


ゼンガー(ゼクス・マーキス、そしてトレーズ・クシュリナーダ。この世界で安らかに眠れ)

 己の剣を大地に突き立てる。
 さながら、二人の墓標を象徴しているかのように。

エクセレン「あら〜、ボス。こんなところで物思いにふけちゃったりしてるのぉ?」
ゼンガー「そんなところだ」
キョウスケ「確かに、長い戦いでしたからね」
エクセレン「その分、アタシとキョウスケはラブラブに」
キョウスケ「それはないだろう」

 その言葉に、エクセレンが「がーん!」と明確に落ち込んでいるそんな時だった。 

ヴィレッタ「ふっ、安心しろエクセレン少尉。」
ライ「キョウスケ少尉は、自分と同じで素直じゃありませんから」
エクセレン「あら〜、色男さん、良いこと言ってくれるじゃない」
キョウスケ「・・・・・・そろそろ時間だ。いくぞ」

 その胸中はどのようなものか。キョウスケは足早にコスモ・ストライカーズへと戻っていく。


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