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辛口トーク

54管理★:2004/04/21(水) 02:46
●乱入制度について
対戦ゲームの大多数において採用されているシステムのひとつに
「乱入対戦」というものがあります。
乱入対戦とは、「そのときに遊んでいるプレイヤーの席を腕ずくで奪う」スタイルを指し、
入る側に「乱入する・しない」の選択肢はありますが、入られた側に乱入拒否権はありません。
逆に言えば、拒否できないから乱入なのだ、と言い換えることも出来るでしょう。

古くは任天堂筐体からVSゲームが可能なシステムは存在していたわけですが、
対人ゲームが乱入制度を伴って爆発的人気を博したのは「スト2〜スト2ダッシュ」あたりで
ほぼ間違いないと思われます。
さらにその後も「鉄拳3〜TAG」、「VF2〜」あたりも
対人戦格闘ゲームとしての主力であったと振り返られると思います。


また、一枚の基盤を2台の筐体(モニター)で稼動させるというスタイルは対戦格闘以前にも
もちろん存在したわけですが、対戦ゲームでそのスタイルを築いたのはスト2末期〜スト2ダッシュ以後のことであり、スト2の時代ではまだ一台の筐体に二人で隣り合いプレイするのが主流でした。
その後、「よりよい環境で面白いゲームを遊ばせてやりたい」とする店が一枚基盤2台筐体をセッティング。この店をゲーメストが誌面で小さく取り上げたのですが、これが予想を超える人気ぶりとなりました。これにインカムを重視した店が追随し今の形が出来上がったとされています。

「スト2はCPU相手のアクションゲームにとどまらず、対人戦で遊べばさらに面白い」として
一大キャンペーンを行ったのがゲーメストであり、そのプロモーションに乗っかる形でカプコンが
「対人戦を大きく考慮した」スト2ダッシュをリリースします。対人戦に重きを置いた点はゲーム画面、システムのみならず、その営業広告戦略を見ても明らかでした。

さて、ひとつここで確認しておきたいのは「ゲーメストは対人戦の推奨は行ったが、乱入制度の是非についてのモラル論議はさておいてしまった」という点です。

私はここでとりあえずの提起をします。それは
「乱入制度と対戦制度は目的と手段の関係に当たるものであり、基本的にまったくの別物である」
ということです。

続けます。


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