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民明書房〜FF編

106(・ω・):2004/03/31(水) 19:44 ID:4AwE6YLA
罵煮酒(ばにしゅ)

罵煮酒とは、奈良時代の高名な僧、鵜須(うす)上人が編み出した悪霊退散法である。
これは、清めた神酒を口に含み、対象に吹きかけるというもので、
凄惨な修行を乗り越えて初めて体得できる。

この技の修行は、まず、毎日熱湯を口に含む事から始まる。
日に日に湯の温度を上げてゆき、最終的にはぐつぐつに煮え立った熱湯を口に含めるまでにならなければならない。
この技の極意は口に含んだ神酒の温度にあり、生半可な修行では温度が足りず、相手に満足なダメージを与えられないのだ。
長い歴史の中では、この技を体得した僧に「鵜須」の名を与えていた時代もあったようだ。
また、これの応用として、酒の噴射で相手の目を閉じさせる噴螺酒(ふらっしゅ)という技も編み出されている。

ちなみに、「煮え湯を飲まされる」ということわざは、
当時、罪を犯した人は出家させられ、寺でこの修行を強いられたことからきている。

        民明書房刊「神業研究-神の手を借りた男達-」より抜粋


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