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タブンネ刑務所14
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その後始業時間となり、
起床して身支度を終えた女子社員は準備室の前で出社してきたざんす男達を出迎えた
顔色の悪さを隠すためだろうか、化粧がいつもより濃い目だ
女子社員は何時ものように振舞おうとしたが様子がおかしいのがすぐにばれ
心配した男性社員たちは昨日何があったのか問いただすのであった
色々考えた後、女子社員は叱られようが言うべき正しいことを主張する覚悟を決めた
「このイベントは、今すぐ止めるべきだと思います…
タブンネの子供たちをお母さんから引き離して売り物にするなんて、残酷すぎです…
あの子たちはすぐにでもお母さんの所に…」
女子社員は男性社員たちの目をしっかりと見つめながら、
喉の奥から無理に絞り出したようなかすれた声で心からの本音を吐き出す
こんな声になってしまっているのは社会人として間違った事
すなわち、会社に損をさせる事を言っているという自覚のためだ
どうして何百万円もかけて仕入れたタブンネたちを何の利益も出さずに手放す事が出来ようか?
そんな事を提案したら自分の立場が悪くなるのは必至だ
だがそれでも、必死に自分の正義を通すべく頑張る
優しいが気が弱く、小動物のように臆病な女子社員だが、この時ばかりは守るべき者のために戦い抜く気だ
しかし、言いたい事を言い終わらないうちに気が利く社員が話の隙に割って入った
「そのお母さんというのは何所に居るか分かるのかな?」
その一言に女子社員は言葉に詰まってしまう
確かに、あの子タブンネたちがどこから来たのか、自分たちは何も知らない
「もし、このままタブンネたちを売るのを止めて、野生に返したらどうなると思う?
餌の採り方も知らないまま飢え死にするか、もしくはもっと酷い最後になるか
あのタブンネたちはもう人に飼われるしか生きる道はないんだよ」
女子社員は顔を赤くして震え、下の瞼には涙が溜まる
言い返す言葉が思いつかないのと、子タブンネたちの残酷な末路を想像してしまったためだ
気が利く社員は酷い事を言ってるようだが理がある。これじゃあ、無責任に考えていたのは自分の方ではないか
だが、それでも最後の一線だけは譲る気はない
涙を堪えながら震える唇をゆっくりと開く
「だったら、せめてあのお母さんタブンネとベビちゃんたちだけは…」
「お乳が出ないタブンネが、自然の中でどうやって赤ん坊を育てるんだい?」
「出ますよっ!!!」
女子社員は感情が爆発したかのように大声で叫んだ
叫ぶ所を見たのは初めてで、3人とも驚いてポカンと固まっていた
「昨日出るようになったんです、あのお母さん… 悪い人間に人間におっぱいを取られて
膿を出したら治って、今朝飲んでたんです、あの赤ちゃん、ちっちゃい赤ちゃん…」
静寂の中、女子社員は心に浮かぶ言葉を整理する余裕もなく次々に並べたてる
最早我慢する気もなくなった涙を止めどなく流し、時折グスグスと鼻をすすりながら、
その様子に男性社員たちは気まずい雰囲気になり、気が利く社員の額からは冷や汗が流れる
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