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タブンネ刑務所14

308カンムリ雪原のタブンネ 三つまたヶ原編:2020/12/20(日) 03:31:14 ID:T3kMW8xE0
再び遺跡へとたどり着いたトレーナーはジヘッドとフーディンに傷薬を使いダメージを癒す。
その背後で生け捕りにしていたタブンネが意識を持ち直し始めた。
目覚めたら見知らぬ場所、目の前には恐ろしい人間とポケモン、自分は縛られて身動きが取れない。
微睡んでいた意識はすぐさま現実へと引き戻された。あまりに絶望的な状況を理解したタブンネは恐怖で身を竦ませ「ミッ…」と短い悲鳴を上げる。
その悲鳴でタブンネが目覚めたことに気付いたトレーナーはタブンネの方へと向き直り、フーディンと一緒にタブンネの元へ近づく。
カンムリ雪原に生息するタブンネ達は皆イッシュ地方でトレーナー達に虐げられてきたタブンネの子孫だ。
脈々と受け継がれる血筋と同時に口伝としてトレーナーの恐ろしさが語り継がれてきた。
初めて出会う恐ろしき伝承の存在。これから自分が味わう事象を想像すると恐怖で震えが止まらない。
タブンネがガチガチと歯を震わせながらトレーナー達を見上げていると、後ろで控えていたフーディンが前に出てきた。
フーディンは両手に持ったスプーンをかざし、さいみんじゅつをタブンネに向けて放つ。
一瞬強張ったタブンネだったが次第に意識が遠退いていき、寝息を立てて眠り始めた。

「タブンネは眠ったか……じゃあフーディン、ゆめくいでこいつの過去を遡って見てくれ」

トレーナーの指示を聞いたフーディンはタブンネへゆめくいを行い、タブンネの過去へとダイブしていった。




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