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タブンネ刑務所14
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「ムキュッキュッキュ〜♪ ムキュキュッキュ〜♪」「ふふふ、美味しそうねぇ… どんな味がするのかしら?」
勇者ンネが泣き叫ぶ様に笑顔で大喜びのムウマ。
赤い玉を光らせながらくるくると宙返りして喜びを表現している
ここでの勇者ンネの役割は、前述の扱いが示すとおり愛玩ポケモンなどではない
では何かというと愛しき悪霊への生贄、すなわちムウマの餌である
恐怖を餌とするムウマの腹を満たすために、命尽きるまで心を搾取されるというのが勇者ンネの運命だ
「ハァ、ハァ、ハァ… ハァーッ… ハァ・・・」
「あらぁ、もう限界?」
あまりに泣き叫び過ぎたために疲れ果て、膝をついてゼェゼェと息を切らす勇者ンネ
怖い女はそんな哀れな勇者に情けをかけることなく
「これで元気を出してね」と尻尾の先端にライターでカチリと火をつけた
蝋で固める際に予め蝋燭の芯を仕込んでおいたのだ
「クピャアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーッ!!!!!!」
自らの尻尾が燃えているという事実に恐怖し、勇者はとうに枯れ果てた喉で泣き叫び髑髏の上を転げまわる
火は小さいので毛皮に燃え移るということは無かったが、
チャームポイントであるしっぽを焼かれるという精神的ダメージは人間が思うよりもずっと大きい
「フフフ… 元気になったみたいね。…でもこの仔はなんでこんなのを怖がるのかしら?」
先ほどから勇者ンネを泣かせていたもの、それはノートパソコンに映る動画であった
動画サイトで映画の恐ろしい怪物やら肉食ポケモンの捕食シーンやらいろいろ見せていたのだが
その中で一番怖がったのは、女にとってはまるで意外なことに
手違いで再生したニンフィアが餌を食べるだけの可愛らしい動画であった
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