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遊戯王SS総合スレ Part.5
1
:
名無しの決闘者
:2016/02/08(月) 23:20:03 ID:3OACIysY
・遊戯王を題材としたSS及びそれに対する感想用のスレです。
・遊戯王が題材であればジャンルは何でもアリです。
・SSを書き込む際はコテを使っても構いません。
・クロスオーバー作品、オリジナル要素のある作品は最初に告知してください。
・長い作品は書き溜めてから投下してください。
・アンカーSSは専用のスレを立ててください。
・次スレは
>>980
から
※前スレ
遊戯王SS総合スレ Part.4
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57512/1423310733/
98
:
名無しの決闘者
:2016/04/09(土) 22:10:15 ID:6rnHndKg
おもしろかった乙です。
99
:
名無しの決闘者
:2016/04/09(土) 22:15:26 ID:/lqLl7BA
乙です
夢にまで見るとは、猿はやはり罪深い…
100
:
名無しの決闘者
:2016/04/09(土) 22:17:05 ID:arcORrJk
乙。端々から海底ファミリーレストランを感じる。
101
:
名無しの決闘者
:2016/04/09(土) 22:18:26 ID:ZgCGEXpQ
ボロボロだった!すっかり雑巾になってしまった!
102
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:13:57 ID:V0/bB2Mc
投下します。
遊馬「短編集だぜ、ベクター!」
103
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:15:11 ID:V0/bB2Mc
『メール』
ドルベ「おや、メラグからメールか……ふむ、『今晩何が食べたい?』か」
ドルベ「昨日は私の好きな物が出たし、今日はナッシュの好きな献立にして貰おう」ポチポチ
ドルベ「……あっ! しまった、途中で送信してしまった!?」
…………
璃緒(あ、ドルベから返信来ましたわ)
『晩御飯はナッシュ』
璃緒「!?」ビックリボー
104
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:15:55 ID:V0/bB2Mc
『あだ名』
璃緒「貴方にあだ名をつけてあげましょう」
IV「そんなファンサビいらねーよ」
璃緒「そうですわね……IV……トーマス……」
IV「…………」
璃緒「……マスオさん!」ビシッ
IV「やめろ」
105
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:16:53 ID:V0/bB2Mc
『ドレミの歌』
ドルベ「ドはドルベのド〜♪」
凌牙「…………」
ドルベ「ナはナッシュのナ〜♪」
凌牙「いや、そこは頑張ってドレミで考えろよ」
106
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:17:38 ID:V0/bB2Mc
『アイス』
ドルベ「しろくまのドルベ!」
璃緒「雪見の璃緒!」
凌牙「ガリガリのシャーク!」
ドルベ「……好きなアイスを何となく名乗り風に言ってみたが」
璃緒「やはりアイスだとしまりませんわね」
凌牙「雪見とかまだいいだろ。俺なんかガリガリだぞ?」
107
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:18:58 ID:V0/bB2Mc
『あだ名2』
璃緒「ベクターにあだ名をつけるならシンプルにベクたんとかどうでしょう?」
ベクター「よかれと思うならやめてくれ」
ドルベ「私は良いと思うぞ、ベクたん」
凌牙「似合ってるぞ、ベクたん」
遊馬「かっとビングだ、ベクたん!」
ベクター「しばくぞ」
108
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:21:08 ID:V0/bB2Mc
『名前』
トロン「トーマスはもう将来を誓った相手とか出来たのかい?」
IV「いきなり何言い出すんだよ?」
トロン「もし結婚して子供が出来たら名前は任せてくれ。実はすでにいくつか用意してあるんだ」
IV「マジか」
トロン「パーシー、ゴードン、ジェームズ、トップハムハット……」
IV「ちょっと待て」
109
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:22:59 ID:V0/bB2Mc
『お菓子』
アンナ「見ろよ、ポテコを全部の指にはめてみたぜ。指輪みたいだろ?」
III「もう、子供じゃないんだからお菓子で遊ばないでよ」アキレガオドレイク
アンナ「固い事言うなよ。ほら、お前にもポテコ1個やるから」
III「あ」
アンナ「ん、もう1個欲しいのか?」モグモグ
III「べ、別に……///」←左手の薬指にはめられた
110
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:23:57 ID:V0/bB2Mc
『サイクロン』
璃緒「サイクロンでそちらの伏せカード破壊します」
凌牙「なら対象になったサイクロンを発動。意味ないけどそっちのサイクロン破壊するぜ」
2人「…………」
璃緒「何でしょうね。サイクロンでサイクロンを割った時に感じるこの何とも言い難い気持ちは……」
凌牙「多分結構の数の奴が同じ気持ちを抱いた事があると思うぞ……」
111
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:26:06 ID:V0/bB2Mc
『追いし』
アリト「知ってるか? ウサギって結構美味しいらしいぜ」
ギラグ「そうなのか?」
アリト「なんせ昔の歌にも『美味しい』とか言われてるからな」
ギラグ「それなら俺も聞いた事があるな……でも可愛いからちょっと食べにくいよな」
アリト「だよな」
112
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:27:14 ID:V0/bB2Mc
『映画』
ドルベ(今日はナッシュ達と劇場版遊戯王『THE DARKSIDE OF DIMENNSIONS』を観に行く事になった)
ドルベ(今回の映画は遊戯王生誕20周年の記念すべき作品……)
ドルベ(ならばそれに相応しい格好で映画を観るべきだろう)
…………
凌牙「だからって紋付袴で映画館はなぁ」
ドルベ「ダメか?」
璃緒「別の服用意してあげますからこっちに来なさい」
劇場版遊戯王大ヒット公開中!
113
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/04/29(金) 19:29:27 ID:V0/bB2Mc
読んでくれた人ありがとうございました。
映画は初日に観に行きました。もう何か色々凄いのでまだ観てない人はぜひ劇場に行って欲しいです。
114
:
名無しの決闘者
:2016/04/29(金) 19:53:41 ID:Ct3hHNUE
乙。
ミザエル「七皇の中で私だけ出番が無い‥‥これほどの屈辱を味わったのは初めてだ‥‥」
115
:
名無しの決闘者
:2016/04/29(金) 19:55:15 ID:99PrUMnE
>>109
へえ〜デートかよ
もっと指にお菓子ハメるとかさ!
116
:
名無しの決闘者
:2016/04/29(金) 20:52:44 ID:SH25/AIQ
ウサギの肉食べた事あるわ
豚の缶詰だと思って買ったらウサギの肉だと知ったから驚き
味は豚みたいだったけど
親戚がウサギ飼ってるから抵抗あったなぁ
117
:
名無しの決闘者
:2016/04/30(土) 03:40:08 ID:mFCgZzQk
乙
このあとミハエルとアンナはホテルに行ってハメry(フィールスレに強制送還される音)
118
:
名無しの決闘者
:2016/05/02(月) 21:03:19 ID:CZMQp4iY
乙
ベクたんが嫌ならベッキーはどうだろう
119
:
名無しの決闘者
:2016/05/03(火) 00:00:38 ID:yX29WtjU
真ゲス=ベッキーですね。極めてるね。
120
:
名無しの決闘者
:2016/05/05(木) 10:53:44 ID:sGZF.9NE
いや待て、ゲスとベッキーは厳密にはちが…くもないか
121
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:07:04 ID:j.QQ2cGc
投下します。
ドルベ「ルンバ?」
122
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:07:54 ID:j.QQ2cGc
毎度お馴染み神代家……
ドルベ「ああ、確か兵庫県にある……」
璃緒「それは丹波ですわ。そうじゃなくてルンバ、これですわよ」
ルンバ<…………
ドルベ「何だ、このスターシップ・スパイ・プレーンみたいな機械は?」
璃緒「何だと思います?」
ドルベ「そうだな……分かった、高速で回転して中心からモンスターが飛び出すのだな!」
璃緒「残念ながらこれは戦うカップ焼きそばではありませんわ。ルンバはね……実は掃除機ですの!」
ドルベ「なんと」ビックリボー
123
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:08:55 ID:j.QQ2cGc
璃緒「では動かしますわね。ポチッとな」カチッ
ルンバ<ウィィィン
ドルベ「おお、動き出した! 動き出したぞメラグ!」
璃緒「ただ動いているだけではありませんわ。あんな風に動きながらもちゃんとお掃除もしてますのよ」
ドルベ「確かにルンバが通った後は心なしか綺麗になって輝いている気がする。まさに光差す道、スターライト・ロードだな!」
124
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:09:39 ID:j.QQ2cGc
璃緒「驚くのはまだ早いですわよ、ドルベ。お楽しみはこれからですわ!」エンタメ!!
ドルベ「あ、ルンバの先にゴミ箱が……このままではぶつかる! 危ない!!」
ルンバ<ウィィィン……ピタッ
ルンバ<スゥー……ウィィィン
ドルベ「避けただとぁぁぉぉぉ!?!?」キョウガクェーサー
璃緒「ふふっ」ドヤァ
125
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:10:14 ID:j.QQ2cGc
ドルベ「まさか視覚まで持っているというのか。恐ろしいなルンバ……」
璃緒「よく出来ましたわね。こっちにいらっしゃいルンバ」
ルンバ<ピピッ……ウィィィン
ドルベ「こっちに来た!? 聴覚まであるのかルンバ!!」ビックリボン
璃緒「ドルベも呼んでみなさいな」
ドルベ「わ、私がか?」
126
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:10:54 ID:j.QQ2cGc
ドルベ「…………」ドキドキング
ルンバ<…………
ドルベ「……ル、ルンバ」
ルンバ<ピピッ……ウィィィン
ドルベ「!」パァァ
璃緒「〜♪」ニコニコ
127
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:11:59 ID:j.QQ2cGc
ドルベ「おお、ルンバ……」
ルンバ<ピピッ
ドルベ(何だ、この胸の高鳴りは? 何だ、奥底から込み上げてくるこの感情は?)
ドルベ(もしかしたらあの可愛らしい動きを見た時からか。いや、最初にこの目で見た瞬間からなのか)
ドルベ(そうか……今、私はハッキリと分かったぞ)
ドルベ「これが、『愛』か……」ボソッ
璃緒(あ、今ドルベに変なスイッチが入りましたわね)ニコニコ
128
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:12:45 ID:j.QQ2cGc
…………
凌牙「――で、ルンバはドルベのお気に入りになったと」
璃緒「ええ、昼間見せてから今までずっとあんな感じなの。まさかここまで気に入るとは思わなかったわ」
ドルベ「うふふ〜♪」
ルンバ<ウィィィン
凌牙「……何か男が頬杖つきながら満面の笑みでルンバ見つめる光景は少し気味悪いな」
璃緒「そう? ドルベだし私は可愛いと思うけど」
129
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:13:29 ID:j.QQ2cGc
凌牙「しかしあんなもん一体何処で手にいれたんだよ? 結構高そうに見えるが」
璃緒「商店街の福引で引き当てたのよ。ああいう実用的な物を当てるなんて私のドロー運も中々のものでしょ?」フフン
凌牙「成る程ね……おい、ドルベ。俺にもそのルンバちょっと見せてくれよ」
ドルベ「うむ、いいぞ。だがナッシュ、ルンバという呼び方はいただけないな」
凌牙「は? 何でだよ、ルンバはルンバだろ?」
130
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:16:46 ID:j.QQ2cGc
ドルベ「ナッシュよ。彼はもう我々の仲間なのだ」
凌牙「え、そんなレベルなのか? ってか彼って……」
ドルベ「そして彼にだって立派な名前がある。ルンバをルンバと呼ぶのは人間を人間と呼ぶ様なものだぞ」
凌牙「……お前まさかルンバに名前を付けたのか?」
ドルベ「モチのロンゴミアント。彼には私から素晴らしい名前を贈った」
凌牙「一応聞いてやる。何て名前だ?」
ドルベ「ナッシュ三号だ」メガネキラーン☆
凌牙「…………」
※ちなみに『ナッシュ二号』は以前ドルベが捨てられていた所を拾い、現在はキャットちゃんの家で飼われている仔猫の名前である。
131
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:17:58 ID:j.QQ2cGc
…………
ドルベ「もう21時か……先に休ませて貰うぞ2人とも」
凌牙「ああ」
璃緒「おやすみなさいドルベ」
ドルベ「おやすみ。いくぞ、ナッシュ三号」
ルンバ<ピピッ……ウィィィン
凌牙「あいつまさかルンバと一緒に寝るのか?」
璃緒「みたいね。食事中もずっと足元に置いてたみたいだし、TVも一緒に観てたから」
132
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:18:55 ID:j.QQ2cGc
凌牙「いくら何でものめり込み過ぎだろ。完璧にペット感覚だぞ、あれ」
璃緒「ある意味ドルベらしいというか何というか」アハハ
凌牙「だけど何事にも限度ってもんがあるだろ?」
璃緒「でも生き物にしろ機械にしろ何かを大切にするって事はとても良い事よ」
璃緒「ドルベは確かにたまに暴走しちゃう事はあるけど、何事にも一生懸命にする所は私は好きだけどなぁ」
凌牙「……まあ俺らに迷惑掛けないなら別に良いけどよぉ」
凌牙(だけど今までの経験上絶対これで終わらない気がするんだよな……明日辺り何かありそうだ)
133
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:19:52 ID:j.QQ2cGc
翌朝……
「――ああああああああああ!?!?!?」
凌牙「ちょ、何だよ? 朝っぱらから?」バッ
璃緒「りょ、凌牙! 今の声って……」バッ
凌牙「ドルベの部屋からだな。くそっ、やっぱり何かあったか」
璃緒「とにかくドルベの部屋に急ぎましょう!」
凌牙「そうだな。お前がナチュラルに俺の布団で寝てたのは一先ず置いておいて行くぞ!」
134
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:21:23 ID:j.QQ2cGc
ドアバン!!
凌牙「おい、ドルベ! 朝っぱらから大声出してどうした!?」
璃緒「ただ事では無い様でしたけどどうしましたの!?」
ドルベ「…………」ボーゼンマイン
凌牙「ドルベ?」
ドルベ「……動かないんだ」
璃緒「え?」
ドルベ「ナッシュ三号が……返事をしてくれないのだ」
ルンバ<…………
135
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:22:19 ID:j.QQ2cGc
…………
璃緒「うーん、確かにスイッチを入れてもウンともスンとも言いませんわね」カチカチッ
ドルベ「寝る前にスイッチを切って……今朝起きてすぐスイッチを入れ直したのだが……全く動かなくて……」ズーン
凌牙「ルンバってそんなに壊れやすい物なのか?」
璃緒「そんな事は無いと思いますけど……あ、でも」
凌牙「でも?」
璃緒「機械だからもし抱きしめて寝てたらはずみでおかしくなる可能性もあるかも……あっ!」
ドルベ「…………」ズーン
136
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:23:04 ID:j.QQ2cGc
ドルベ「そうか……ナッシュ三号を殺したのは私だったのだな……」
璃緒「そんな、殺しただなんて……」オロオロットン
ドルベ「いや、私が殺したのだ……私はナッシュ三号が可愛くてしかたなかった……それなのに……」グスッ
ドルベ「自分の一方的な想いで……彼を苦しめ……結果殺してしまったのだ……」ウルウル
ドルベ「私はナッシュ三号の事を何も考えていなかった……私が愚かだったのだ……」ポロポロ
璃緒「ドルベ……」
凌牙「…………」
137
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:23:51 ID:j.QQ2cGc
ドルベ「ナッシュ三号……私は、私は……」
凌牙「……それでどうするんだよ?」
ドルベ「……え?」
凌牙「ナッシュ三号が死んで、仲間が死んで、お前はただ泣いてるだけなのか?」
璃緒「ちょっと、凌牙?」
凌牙「ナッシュ三号はお前の仲間なんだろう? 仲間の事なのにそんな簡単に諦めちまうのか、お前は?」
ドルベ「ナッシュ……」
138
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:25:24 ID:j.QQ2cGc
凌牙「忘れるなよドルベ? 今は人間でもてめえは誇り高き七皇の1人なんだ!」
凌牙「だったら例え付き合いが短くても、機械でも、一度仲間と決めた相手をそう簡単に見捨てるんじゃねえ!!」
凌牙「それがバリアン七皇の1人、全てを守る『白き盾ドルベ』だろうが!!」
ドルベ「ナッシュ……」
璃緒「凌牙……」
凌牙「それにまだ手は無い訳じゃねえ。出掛ける準備をしろ、ドルベ」
璃緒「何処か行くの?」
凌牙「決まってるだろ。ナッシュ三号を病院に連れて行くんだよ」
ドルベ&璃緒「え?」
139
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:26:31 ID:j.QQ2cGc
…………
凌牙「カイトの奴なら機械に強い。ナッシュ三号もきっと救えるはずだ」
璃緒「でもこんな早く行って迷惑にならないかしら? まだ朝の6時よ?」
凌牙「まあ嫌味の1つや2つ言われるだろうがそれくらい必要経費だ。今は一刻も早くこいつを直すのが先だ」
ルンバ<…………
凌牙「それじゃあ行くぞ、ドルベ。飛ばすからしっかり掴まっていろよ!」
ドルベ「分かった」
璃緒「気をつけてね、2人とも」ノシ
ブロロローン!!
140
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:28:21 ID:j.QQ2cGc
ドルベ「……ナッシュよ」
凌牙「んだよ?」
ドルベ「感謝する、ありがとう……もし君の言葉が無ければ私はただあの場に泣き崩れて何も出来なかったと思う」
凌牙「別に。あのままワンワン泣かれるのがウザかっただけだ」
ドルベ「君は何時も私の進むべき道に光を灯してくれる……やはり君は私にとって最高の友だ、ナッシュよ」
凌牙「うっせーよ……ほら、飛ばすから振り落とされるなよ!」
ドルベ「うむ、全速前進だナッシュ!!」
ブロローン!!!
141
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:30:12 ID:j.QQ2cGc
…………
璃緒「ルンバ直ると良いけどなぁ……ん?」
璃緒(これはルンバの取説。そういえばちゃんと読んでませんでしたわね)
璃緒(もしかしたらこれに直すヒントが書かれてたかも……ん、充電時間?)ペラペラ
璃緒「初回の充電では16時間掛かります、か……私、そんなに充電しましたっけ?」
璃緒「…………」
璃緒「あ」
璃緒がこの事に気づいたのは朝早くからただ充電が切れたルンバを持ち込んだ凌牙とドルベの2人がカイトから大目玉を食らっていたのとほぼ同じ頃であった。
<おわり>
142
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/05/05(木) 20:31:00 ID:j.QQ2cGc
読んでくれた人、ありがとうございました。
作中のルンバと実際のルンバは一部機能が異なります。では。
143
:
名無しの決闘者
:2016/05/05(木) 20:56:01 ID:FqWHV7xM
乙。ドルベ可愛い。
144
:
名無しの決闘者
:2016/05/05(木) 23:56:01 ID:aGSy3IrA
乙。ゼアルの世界なら、オボットみたいに喋るルンバくらいたくさんいそう
145
:
名無しの決闘者
:2016/05/06(金) 00:01:34 ID:TyQ6Lqps
わたⅤはミハエルのためにネブラ型ルンバを開発してあげよう
146
:
名無しの決闘者
:2016/05/06(金) 13:17:09 ID:96I4Mh1k
ドルベは癒し
147
:
名無しの決闘者
:2016/05/06(金) 22:28:33 ID:Z2RWEANE
乙
ドルベ「うふふ〜♪」で萌え死んだ
148
:
名無しの決闘者
:2016/05/08(日) 18:18:29 ID:USPBO8Gc
絶望王ホープレスは二次創作で使えそうなモンスター
遊馬のホープを吸収して復活する的な感じで
149
:
名無しの決闘者
:2016/05/09(月) 19:36:40 ID:2JPjvdvM
『No.59 背反の料理人(バック・ザ・コック)』を見て思いついた話。
初期ゼアル風に
X話『燃えよ、料理魂!無敵料理人あらわる』
遊馬は帰り道に偶然、見習いコックの『火遠園守(かえんえんしゅ)』と出会う。
彼は人々に喜んでもらえる料理を作ろうと料理人を目指しているが中々上手くいかないらしい。
遊馬はそんな彼に「諦めなければ夢は叶う」とアドバイスをする。
だが、その夜に火遠は1枚のナンバーズを拾って……
X2話『炎と炎の最大決戦!届け、魂のマグマックス!』
ナンバーズに操られて人々に無理矢理料理を食わせるようになってしまった火遠。
遊馬はそんな彼を元に戻すためにデュエルを挑む。
だが、火遠のナンバーズ、No.59 背反の料理人の力により苦戦を強いられる。
遊馬は元の火遠に戻すためにあるモンスターを召喚する……!
SS向きのネタ。イメージ的にはカイト(2戦目)前あたりのイメージ。
火遠が悩んでいるのは今の料理長が自分を虐めているように感じたから。
自分が忙しくなかったら自分で書いていたか知れないからここで供養。
誰かが書いてくれるのを祈って。
150
:
名無しの決闘者
:2016/05/16(月) 00:58:54 ID:GfJliqF2
遊戯王のキャラを出すSSじゃなくて、遊戯王のカードを扱った創作の場合、キャラってどうすればいいですか
SSだとよくあるのはブーンとか男や友のようなキャラですがバリエーションが少ないので……
151
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:20:35 ID:xPcFt4Ok
投下します。
璃緒「凌牙お兄ちゃん♪」 凌牙「は?」
152
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:22:28 ID:xPcFt4Ok
神代家・休日……
璃緒「光の矢を放て〜この目は今敵を捉えた〜♪」ソウジキブーン=3
璃緒(ふぅ、今日はお掃除が捗りますわね。このペースなら凌牙達が帰って来るまでには終わりそうですわ)
璃緒(さてと、次は凌牙の部屋ですわね)ドアガチャ
璃緒(ん〜、相変わらず思春期の男の部屋とは思えないくらい綺麗に片付けられた部屋ですわね。まあ汚いよりはずっとマシですけど)
璃緒「さて……」チラッ
璃緒「今日もベッドの下には何も無しと……つまらないですわね」チッ
153
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:24:12 ID:xPcFt4Ok
璃緒「如何わしい本の1冊でもあれば机の上に置いておくのですが……あら?」
璃緒「この瓶に入っているのは……チョコレート? 凌牙のおやつかしら?」
璃緒(結構量がありますわね。まったく、せっかくスタイルいいのにこんなに食べたらあっという間におデブちゃんになっちゃいますわよ)
璃緒(という訳でちょっと頂いちゃいましょうか。兄のスタイル維持の為にあえてその身を犠牲にする……ああ、私ったらなんて出来た妹かしら)
璃緒「ふむ、ちょっと変わった味ですけど結構イケますわね」モキュモキュ
璃緒「さて、凌牙が帰って来る前にさっさと掃除を終わらせないと……ついでにもう2、3個ほど頂いときましょうか♪」モキュモキュ
154
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:25:28 ID:xPcFt4Ok
…………
凌牙「ただいまー。璃緒ー戻ったぞー」ゲンカンガチャ
しーん……
凌牙(ん、出掛けてるのか? だけど鍵も掛かってなかったし靴もあるよな?)
凌牙(あれ、俺の部屋のドアが半開きになってる……まさか!?)
凌牙「おい、璃緒! 勝手に部屋に入るなって何度も言っているだろ!!」
璃緒「…………」
凌牙「ん?」
155
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:26:39 ID:xPcFt4Ok
凌牙(何だ、あいつ? 部屋の真ん中で俯いて……それに妙に静かだぞ?)
凌牙「おい、璃緒。俺の部屋で何してるんだよ?」
璃緒「…………」
凌牙「返事くらいしろよ。お前何だか様子がおかしいぞ?」
璃緒「……ちゃん」ボソッ
凌牙「ん?」
璃緒「……凌牙お兄ちゃぁぁぁぁん♪♪♪」ガバッ
凌牙「は? どわあぁ!?」
ドンガラガッシャーン!!
156
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:27:53 ID:xPcFt4Ok
璃緒「もぉん、帰って来るのおーそーいー♪ 待ちくたびれてぇ、あらひほんとに寂しかったんらから〜♪」スリスリ
凌牙(な、何だ? 俺は何で璃緒に押し倒されてんだ? しかも顔に柔らかい物を擦りつけられて……って!?)
凌牙「ちょ、わっぷ! やめろ、璃緒! どうしたんだよ? お前、明らかに変だぞ!?」ジタバタキオン
璃緒「変なんかじゃにゃいよ〜お兄ちゃ〜ん。璃緒ちゃんはー何時でも何処でだいじょーぶいっ! なのれーす♪」
凌牙「ここまで大丈夫じゃない大丈夫も初めて聞いたぞ……本当にどうしたんだよ、お前!?」
凌牙(一体こいつに何が起こってんだ? 顔も赤いし、呂律も回ってないみたいだし、おまけに俺の事をお兄ちゃんって……まさか!?)
157
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:30:06 ID:xPcFt4Ok
凌牙「瓶の中のチョコが減ってる……お前、あのチョコ食べたのか!?」
璃緒「うん、おいひかったよ〜♪ チョコのおいひさに〜今のわたひは幸せいっぱい胸いっぱいなの〜♪」
凌牙「くっ、それでか。あれは酒が入ってるチョコなんだぞ! ドルベが間違って大量に買って来たのを預かってたんだ!」
璃緒「そうだったんだー。お兄ちゃん、ごめんなしゃーい♪」テヘペロ
凌牙(しかしチョコレートボンボン程度でここまで酔うとは……もしかしなくてもこいつ、滅茶苦茶アルコールに弱かったのか?)
璃緒「えへへ〜凌牙お兄ちゃ〜ん♪」スリスリ
凌牙「勘弁してくれよ……とりあえず離れろ。水汲んで来てやるからそれ飲んで酔いを醒ませ」
158
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:30:57 ID:xPcFt4Ok
璃緒「んっ」ギュ
凌牙「ちょ、だから離れろってば」
璃緒「んっー」ギュー
凌牙「離れてくれって! 動けないだろうが!!」
璃緒「……行っちゃやだ」
凌牙「へ?」
璃緒「お兄ちゃん……行っちゃやだ///」←上目遣い
凌牙「…………」
159
:
名無しの決闘者
:2016/06/06(月) 20:31:59 ID:IkjwBFN.
薄いブックス!の召喚反応を確認!
160
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:33:00 ID:xPcFt4Ok
凌牙(……はっ! 何をぼーっとしてるんだ、俺は!? 思ってない! 実の妹に『何だこの可愛い生き物は?』とか思ってないからな!!)クビブンブン
璃緒「隙あり〜!!」バッ
凌牙「なっ! ぬわっ!?」
ドスーン!
凌牙「痛てて……このぉ、お前は何回俺を押し倒せば気が済むんだよ!! って、しかも今度はベッドの上……!?」
璃緒「フッフッフッ……♪」
凌牙(あ、あれ? 俺は何で妹に馬乗りにされてるんだ?)
161
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:35:38 ID:xPcFt4Ok
凌牙「おい、璃緒! 離れろ、突き飛ばすぞ!!」
璃緒「わたひ、チョコ好きだけどぉ……お兄ちゃんの方がもっひょ好きなんだよー」クスクスッ
凌牙「は? 何言い出すんだよ。いいからさっさと降りて……」
璃緒「んっ……」ペロ
凌牙「!?」ビクッ
璃緒「うん……やっぱりお兄ちゃんの方がおいひい♪」
凌牙(首筋を舐めたのか、こいつ……くっ、とにかくまずい! これ以上続けるのは非常にまずい!!)
162
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:38:17 ID:xPcFt4Ok
凌牙「い、いい加減にしろ! いくら酔ってるからってなぁ、世の中にはやって良い事と悪い事があるんだぞ!!」
璃緒「はぁはぁ……お兄ちゃん……///」
凌牙(何でそんなうっとりした目でこっちを見るんだよ! 息もやけに荒いし……)
凌牙(こうなったらもう無理にでも突き飛ばすしかねえ! だけどなぜか身体が上手く動かない……何とか、何とかしないと!!)
璃緒「ねえ、お兄ちゃん……///」
凌牙「り、璃緒……」
璃緒「……気持ち悪い」
凌牙「え?」
163
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:41:56 ID:xPcFt4Ok
凌牙「き、気持ち悪いって……まさかお前、吐くのか? 吐いちゃうのか? この態勢でか? じょ、冗談だろ?」
璃緒「ごめん……お兄ちゃん……我慢、出来ない……」プルプル
凌牙「謝らなくていいからマジやめろ! つーか吐くならせめて俺を解放しろ! くそ、何でお前はこんなに押さえつける力が強いんだ! ジョジョのブラック・サバス(押さえつける力はA)かよ!!」
璃緒「もう駄目……無理ぃ……」プルプルプルプル
凌牙「ちょ、無理じゃない! お前はやれば出来る子だ! よっ、璃緒は凄い子! だから、後生だから勘弁してく……うわああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
合唱
164
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:43:38 ID:xPcFt4Ok
…………
璃緒「……んっ」
璃緒(ここは……私の部屋? 私、何時の間に眠っていたのかしら)
璃緒(確かチョコを食べながら凌牙の部屋を掃除して……あれ、それからどうしましたっけ?)
璃緒「う〜ん、何だか頭がガンガンしますわね。水でも飲んできましょう」ドアガチャ
璃緒「それにしても本当にどうしたのかしら? チョコを食べてからの記憶が全然ありませんわ……」
凌牙「……何も覚えてないのかよ。まあその方がいいかもな」
璃緒「きゃ! りょ、凌牙!?」ビックリボー
165
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:44:44 ID:xPcFt4Ok
璃緒「帰ってたの? もう、いきなり声掛けないでよ! びっくりしたじゃない!!」プンスカブックス
凌牙「それは悪かったな……まあ正気に戻ったみたいでよかったよ」
璃緒「何の話よ? あら、何だかやけに疲れた顔をしてるわね。それに髪も濡れてない?」
凌牙「ちょっとシャワー浴びて来ただけだから気にするな。それと璃緒」
璃緒「何よ?」
凌牙「俺は今日の事は忘れる。だからお前はこれからの人生……絶対に酒だけは飲むな。いいな?」
璃緒「……はい?」
<おわり>
166
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/06(月) 20:45:17 ID:xPcFt4Ok
読んでくれた人、ありがとうございました。
167
:
名無しの決闘者
:2016/06/06(月) 21:21:13 ID:k51rOE3.
良かったよ
168
:
名無しの決闘者
:2016/06/06(月) 22:56:09 ID:BHkDBm0c
これが、ゲロ・リバース・・・!
169
:
名無しの決闘者
:2016/06/06(月) 23:13:01 ID:YvF2aC8Y
最近のヒロインは吐いてなんぼだしな!
170
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:07:51 ID:rtjc76eU
投下します。
ユーリ「君達、短編集だよ」
171
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:08:46 ID:rtjc76eU
『禁断症状』
遊矢「うおおおおおおお!!!」
沢渡「おい、遊矢がまた危なくなってるぞ! どうしたんだ?」
権現坂「禁断症状だ」
沢渡「禁断症状?」
遊矢「ハリセェェェン!!! ハリセエエエエエェェェェン!!!」
権現坂「既に1年以上柚子からのハリセンで叩かれてない。激しいストレスが遊矢の精神を暴走させているんだ」
沢渡(何処からツッコめば……)
172
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:10:28 ID:rtjc76eU
『新衣装』
柚子「あーいいお湯だった♪ あ、着替えこれかな?」
柚子「……あれ?」
柚子(これどっちが前かな? 向き的にはこうだけど……あれ? え?)
…………
明日香「よく似合ってるわよ」
柚子(良かった! 正解だった!!)
173
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:11:22 ID:rtjc76eU
『懺悔』
カイト「懺悔の用意は出来ているか!」
アカデミア兵「ちょっと待って! 急に言われても用意してない!」
カイト「早くしろ」
アカデミア兵「えっと、ごめんなさいとかでいいのかな? やっぱり一言は不味い?」
カイト「大事なのは気持ちだ」
アカデミア兵「すいません! やっぱりもう少し考えさせて下さい!!」
その後懺悔の用意は何とか出来上がり、アカデミア兵も無事にカード化された。
174
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:22:54 ID:rtjc76eU
『励まし』
サヤカ「私のせいで瑠璃は連れ去られた……カイトも戻って来ないし……本当私って駄目だなぁ……無力……非力な私を許して……」ボソボソ
アレン(サヤカが落ち込みすぎて負の連鎖を……くっ、こうなったら俺が励ますしかねえ!)
アレン「神月アレン、グスタフ・マックスのマネやります! ゴゴゴ……ドキューンドキューン!! ズボボボボボ!!!」
サヤカ「アレン、五月蠅い」
アレン「 (´・ω・`)」
175
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:23:58 ID:rtjc76eU
『明日すら愛おしくなるほどのグロリア姉さんの夢』
グロリア「私は手札から『BUM(バストアップマジック)-ボッキュボンフォース』を発動! これで私は理想の乳を手に入れる!!」
ボッキュボーン!!!
エド「馬鹿な! Dを超えるというのか!?」ビックリボー
グロリア「アハハハ、見たかエド! これでもう誰にもまっ平らーなどとは呼ばせない……グロリア・タイラーは進化したのだ!!」
…………
グロリア「やったぞぉ〜グレースゥ〜……むにゃむにゃ」
グレース「こんな所で寝てたら風邪引くわよ、グロリア姉さん」
176
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:25:21 ID:rtjc76eU
『YP脳』
隼「何を難しい顔をしているんだ、ユート?」
ユート「隼か。いや、学校の宿題をやっているんだがこの問題が分からなくて……」
隼「『次の言葉から正しいものを選択せよ』か……成る程な」
ユート「分かるのか?」
隼「答えは分からん……だが『選択せよ』と書かれているところ見るこの問題文は対象を取る問題文だ!」キリッ
ユート「…………」
177
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:26:35 ID:rtjc76eU
『子猫』
子猫「にゃーにゃー」
明日香「あら、可愛い猫ちゃんね。こっちにいらっしゃい♪」
ぴょーん……ぽよ〜ん♪
明日香「ふふ、意外と甘えん坊なのね」ナデナデ
…………
子猫「にゃーにゃー」
グロリア「ほう、可愛い猫だな。こっちに来い、さあ」
ぴょーん……ゴスッ!!
グロリア「ぐふっ!? げほっげほっ!?」
グレース「グロリア姉さん!?」
178
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:27:38 ID:rtjc76eU
『直視』
リン(さっきからユーゴが私をジッと見てる)
ユーゴ「…………」ジー
リン「ねえ、ユーゴ。何か用なの?」
ユーゴ「別に何でもねえよ」
リン(何でもない訳ないと思うんだけど……言いたい事でもあるのかな?)
ユーゴ(目覚めろ、目覚めるんだ俺の透視能力!)ジー
179
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:28:25 ID:rtjc76eU
『難題』
グロリア「大丈夫か、グレース? おっぱい揉むか?」
グレース「え!?」
グロリア「遠慮する事は無いぞ、私達は姉妹ではないか。さあ!」
グレース「…………(滝汗」
180
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:30:12 ID:rtjc76eU
『父の教え』
遊矢「泣きたい時は笑え。精一杯大笑いするんだ。 笑ってるうちに本当に楽しくなってくる。それが次のエネルギーになる」
ユート「それが君の父、榊遊勝の教えか」
遊矢「ああ! 俺はこの言葉を胸に最高のエンタメ・デュエリストになるんだ!」
…………
上司「榊君、こんなんじゃ駄目だよ。何年この会社に勤めてるの? もっとしっかししてくれないと困るんだけど?」
遊矢「すいません! 気を付けます!!」ニコニコ
遊矢(あれから20年、エンタメ・デュエリストにはなれず社畜の道を歩む事になった……だけど父さんの教えのおかげで何とかやってるよ!)
遊矢(泣きたい時は笑えばいいんだ! ありがとう、父さん!!)
<ハッピーエンド!>
181
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/06/11(土) 21:31:23 ID:rtjc76eU
読んでくれた人、ありがとうございました。
最近タイラー姉妹が可愛くて仕方ないです。
182
:
名無しの決闘者
:2016/06/11(土) 22:11:04 ID:XGpc5IgI
乙。個人的にはグレースのほうが好きだが他の人はどうなんかね?
183
:
名無しの決闘者
:2016/06/11(土) 22:16:56 ID:TqTkyyrY
乙。10分の3がタイラー姉妹ネタ…これがうp主の愛なんだね。
184
:
名無しの決闘者
:2016/06/11(土) 22:27:03 ID:xc5mmsRs
乙
ユーゴがアホかわいい
個人的にはグロリアねえさんが好きです
185
:
名無しの決闘者
:2016/06/30(木) 22:59:08 ID:dmy9MFOU
ガイドss来たー
186
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:47:18 ID:QUtfGztg
投下します。
凌牙「ある夜の出来事」
187
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:48:39 ID:QUtfGztg
神代家・夜……
凌牙「Zzz」グッスリボー
ユサユサ……
凌牙(……ん? 何だ?)
ユサユサユサ……
凌牙(誰だよ、俺を揺らすのは? せっかく人が気持ち良く寝てるっていうのに……)
ドルベ「――おお、やっと起きてくれたか我が友よ」←馬乗りになって顔を覗きこんでいる
凌牙「!?」ビックリボー
バシィ!!!!
188
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:50:14 ID:QUtfGztg
ドルベ「いきなり殴るなんて酷いぞ、ナッシュ……(泣」ヒリヒリ
凌牙「黙れ。起こされたと思ったらいきなり目の前に男の顔がどアップであったら誰だって殴るだろ。俺だってそうする」
ドルベ「そんな! 私とナッシュの仲ではないか!?」
凌牙「どういう仲だよ……つーか1時かよ、まだ夜中もいいとこじゃねえか」ウンザリチュア
ドルベ「すまない。実は急を要する事態に陥ったのだ」
凌牙「お前がそういう事を言ってもあんまり緊迫感が無いが一体どうしたんだ?」
189
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:51:06 ID:QUtfGztg
ドルベ「ナッシュよ」
凌牙「おう」
ドルベ「トイレに行きたくないか?」
凌牙「別に」
ドルベ「そうか……ナッシュよ」
凌牙「おう」
ドルベ「トイレに行きたくないか?」
凌牙「何で同じ質問2回もした? 行きたくねえよ」
190
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:52:04 ID:QUtfGztg
ドルベ「隠さなくても良いぞ。私と君は親友同士、君の望む事などマルッとお見通しなのだ」
凌牙「本当に俺の望む事をお見通しなら寝かせて欲しいんだが?」
ドルベ「本当に行きたくないのか? 無理は禁物だぞ? 我慢しても良い事は無いぞ?」
凌牙「しつけえな。だから誰も……って、もしかしてお前が行きたいのか?」
ドルベ「……別にそんな事は、無い」プルプルプル
凌牙(チワワみたいにプルプル震えてる)
191
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:54:00 ID:QUtfGztg
凌牙「何でこんな夜中に連れションなんか誘いに来るんだよ。行きたいなら1人で行けばいいだろう」
ドルベ「確かにそうなのだがこの時間のトイレは何だか不気味で……」
凌牙「夜のトイレが怖いとかガキか、お前は。とにかく俺は寝る。お前は漏らす前にさっさと1人で済ませて来い」
ドルベ「一緒に来てはくれないのか?」
凌牙「…………」
ドルベ「ナッシュゥ……(´・ω・`)」
凌牙「……ああもう、分かったよ! ついていけばいいんだろう! だからそんな顔で俺を見るな、くそっ!!」
ドルベ「(*゜∀゜*)」パァァ
192
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:56:35 ID:QUtfGztg
…………
凌牙&ドルベ「…………」トコトコ
凌牙「おい、くっ付き過ぎだ。少し離れろ」
ドルベ「これは君が暗闇で転倒しない様に支えているのだ」
凌牙「逆に歩きにくくて危ねえから。というかいくら何でも怯え過ぎだろ。まさかまたオカルトかホラー系の番組観たんじゃねえだろうな?」
ドルベ「……実は」
凌牙「実は?」
ドルベ「今日ハルトと一緒に『トイレの花子さん』というアニメを観た……」
凌牙(懐かしい)
ドルベ「さっちゃんが怖かった。後トンカラトンも……」ガクブルーアイズ
193
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:57:17 ID:QUtfGztg
…………
ドルベ「では手早く済ませて来る」
凌牙「ああ」
ドルベ「ナッシュ、私が用を足している間に勝手に部屋に戻らないでくれよ。戻ったら泣くぞ、脅しじゃないぞ」
凌牙「どういう脅しだよ。分かったからさっさと行け」
ドルベ「分かった。それでは……」
ドアガチャ……バタン
194
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:58:18 ID:QUtfGztg
ドルベ「ナッシュ」←トイレの中から
凌牙「何だ?」
ドルベ「そこに居るか?」
凌牙「返事してんだろ?」
ドルベ「そうだな……」
凌牙「たくっ……」
ドルベ「確認するが君は本当にナッシュなのか? もし違ったら私は……」
凌牙「良いからさっさと出すもん出せよ! 俺はマジで眠いんだよ!!」
195
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 20:59:12 ID:QUtfGztg
ドアガチャ……
凌牙「終わったか……じゃあ部屋戻って寝るぞ。明日も学校だしな」
ドルベ「ナッシュ……」
凌牙「どうした?」
ドルベ「出なかった……」
凌牙「は?」
ドルベ「何だか変に緊張してしまって……尿意はあるんだが出ないんだ。言うなれば激流葬発動前にトラップ・スタンを打たれた様な感じだ」
196
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 21:00:28 ID:QUtfGztg
凌牙「いや、別に出ないなら出ないでいいんじゃねえのか?」
ドルベ「さっきも言った通り尿意はあるんだ。このまま部屋に戻ったら明日の朝は大惨事だ」
凌牙「じゃあどうすんだよ?」
ドルベ「やはりこれは君の声だけでは不安を感じるせいだと思う。だから……」
凌牙「だから?」
ドルベ「私と一緒にトイレに入ってくれないか?」
凌牙「…………」
ドルベ「…………」
凌牙「WHY?」
197
:
ビックリボー
◆6lM76zkyEU
:2016/07/04(月) 21:01:29 ID:QUtfGztg
…………
ドルベ「恥ずかしいからこちらは見ないでくれ」
凌牙「…………」←背中を向けてる
ドルベ「では……ふぅ」
凌牙「…………」
ドルベ「むぅ……少し歯切れが悪いな」
凌牙「…………」
凌牙(俺はこんな夜中に何をしているんだろう……?)
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