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遊戯王SS総合スレ Part.5
1
:
名無しの決闘者
:2016/02/08(月) 23:20:03 ID:3OACIysY
・遊戯王を題材としたSS及びそれに対する感想用のスレです。
・遊戯王が題材であればジャンルは何でもアリです。
・SSを書き込む際はコテを使っても構いません。
・クロスオーバー作品、オリジナル要素のある作品は最初に告知してください。
・長い作品は書き溜めてから投下してください。
・アンカーSSは専用のスレを立ててください。
・次スレは
>>980
から
※前スレ
遊戯王SS総合スレ Part.4
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57512/1423310733/
613
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:43:53 ID:Z1PIzn/.
Ⅳ「なるほど・・・・・遅刻はいけませんねぇ、時間を守らない人間は信用も失ってしまいますからこれに関しては全面的にその身内さんに非がありますねぇ。もっと周囲の目を気にしていれば寝癖を付けたまま登校なんてしないでしょう(笑)」
凌牙(正論だが言い方がウゼェ・・・)
Ⅳ「これは本人にはっきり言うべきでしょう。だらしねぇんだよダメ人間!・・・と」
凌牙「もうちょっと言い方あるだろ」
Ⅳ「では続いてのお便りです。ペンネーム〔さなぎちゃんマジ天使〕さんからの程遠いメール。同居人の好き嫌いが酷い。ピーマン、玉ねぎを俺の皿にホイホイ移してくる、別に嫌じゃねぇが出されたもんはちゃんと食べるのが礼儀だと思う」
凌牙(好き嫌いくらい誰だってあるだろ、嫌じゃねぇなら別に・・・・・)
Ⅳ「素晴らしいですね〔さなぎちゃんマジ天使〕さん!同居人の方、このラジオを聞いてるなら少しは彼を見習ってください、いい年してピーマンが食べれないなんてほざいてる自分が恥ずかしくないんですかぁ?」
凌牙「・・・・・まぁ俺は違うしな、あれは嫌いとかじゃなくて口に合わねぇだけだし、食おうと思えば食えるし・・・・・」
Ⅳ「以上、【トーマス・アークライトの程遠いんだよねぇ!】でした!」
ジングル〜♪
614
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:45:27 ID:Z1PIzn/.
凌牙(しかし、Ⅳの奴意外と普通にMCやってるな、いつ本性が出るのかと内心ヒヤヒヤしてたが・・・・・)
Ⅳ「続いてのコーナーはこちら!〔極東一喝!ふざけるなテメェ!!〕」
凌牙(だからタイトルどうにかしろよ!)
Ⅳ「【Ⅳチャンネル】の大人気コーナーですね、リスナーさんのふざけるなテメェ!な体験を聞き、僕がその話のふざけるな度を採点するコーナーです」
凌牙(ふざけるな度って・・・もっとネーミング捻ってやれよ放送作家)
Ⅳ「さっそく1通目のお便り、ペンネーム〔白き盾〕さんからです」
凌牙「ん?」
Ⅳ「この間同居している親友を起こしに行ったら寝ぼけて腹部を蹴り飛ばされた。とても痛かったぞ・・・・・との事です」
凌牙(気のせいか?このペンネームに物凄く心当たりがある気が・・・・・いや、今思えばさっきの2通も・・・・・まさかな)
Ⅳ「これは酷いですねぇ、気を使って起こしに来てくれた親友を蹴るとは・・・寝ぼけているとはいえ暴力はいけません。これはふざけるな度・・・・・37点!ワォ!?凄いよ!」
凌牙(37で高得点って何点満点だよ)
615
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:46:47 ID:Z1PIzn/.
Ⅳ「いやー、ここ最近ではトップクラスのふざけるな度ですねぇ、次のリスナーさんはこれを超えられるかな?」
凌牙(・・・・・やっぱ気のせいだな。知り合いのラジオで身内のメールがホイホイ読まれる訳・・・・・)
Ⅳ「ペンネーム〔妹シャーク〕さんからです!」
凌牙「ウソだろ・・・・・」
Ⅳ「風呂から上がった兄と同居人の男共がパンツ一丁で歩き回っていた、普段兄とは仲良くやっていますがその時はお前マジでふざけんなよと本気で舌打ちしました」
凌牙(間違いねぇ、璃緒だ・・・・・すっげぇ心当たりあるもん・・・・・)
Ⅳ「これは最低ですねぇ!ええ最低ですよ!実の妹とはいえ女性にイチモツを晒すとはとんだ変態野郎ですねぇ!」
凌牙「晒してねぇよ!パン一っつってんだろ!!」
Ⅳ「これは文句無しの44点満点です!いやぁ〔妹シャーク〕さんも大変ですねぇ変態のお兄さんをお持ちとは(笑)」
616
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:47:53 ID:Z1PIzn/.
凌牙「おいやめろ・・・こんな公共の電波で俺の恥を晒すな・・・・・」
Ⅳ「こんな公共の電波で己の恥を晒されるなんて、悔しいでしょうねぇ」
凌牙「てめぇ!!」
Ⅳ「あ?なんだよ・・・・・なんだって?」
凌牙(なんだ?スタッフと話してんのか?)
Ⅳ「ふざけるなテメェ!!Ⅲにだってちゃんと生えてるわ!俺の弟をそんな目で見てんじゃねぇ!!」
凌牙(公共の電波でなんて話してんだ・・・・・)
617
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:48:37 ID:Z1PIzn/.
Ⅳ「オホン・・・・・失礼、僕とした事が取り乱してしまいました、続いてのお便りです」
凌牙「待て・・・もうやめろ!」
Ⅳ「ペンネーム〔アリト〕さんからのメールです!」
凌牙「アリトォ!ペンネームの意味が分からないなら送るんじゃねぇ!!」
Ⅳ「ナッシュ本人も気付いて無かったけど今日制服のズボン前後逆で登校してて腹が捩れるほど笑っちまった、マジでふざけんなwこれ以上腹筋割れたらどうすんだ!」
凌牙「やめろ・・・実名を出すのはヤメロォ!!」
Ⅳ「おやおやいけませんねぇ神代凌牙くん、お友達の腹筋が割れすぎてトウモロコシみたいになってしまいますよ?」
凌牙「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
618
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:49:29 ID:Z1PIzn/.
隣の部屋
<ウワァァァァァァ!!ヤメロォォォォォォォ!!
アリト「アッハッハッハッハ!ナッシュの奴めっちゃ叫んでんじゃん」
璃緒「まったく近所迷惑ね、ラジオも静かに聞けないのかしら」
ドルベ「ナッシュ・・・・・やはり少し心苦しいな」
ギラグ「ドルベ、これもナッシュの為だ」
ミザエル「奴は最近平和ボケしすぎていたからな、これで少しは目が覚めるだろう」
Ⅳ「しかし、この偽ラジオが自室の隣でやってるとは思っても見ないだろうな」
璃緒「まさかあなたがここまで協力してくれるとは思ってませんでしたわ。だらけきった生活をする凌牙にお仕置きがしたいって言ったらVに頼んで電波ジャックまでしてくれるなんて」
ギラグ「ホント手が込んだことするよな、まぁ効果てきめんみてぇだけどよ」
Ⅳ「こんな面白れぇ話、乗っからないわけねぇだろ?俺から凌牙への少し早いクリスマスファンサービスさ」
璃緒「ふふっ、そろそろ仕上げと行きますわよ♪」
Ⅳ「さぁて凌牙、俺のファンサービスたっぷりと味わってくれよ?」
619
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:51:17 ID:Z1PIzn/.
凌牙の部屋
凌牙「やめろ・・・もう聞きたくない・・・・・」
Ⅳ「さて、最後のコーナーです」
凌牙「聞きたくないのに・・・ラジオを切れない!この後どんな恥を晒されるのか・・・・・知らずに眠る事が怖い!!」
Ⅳ「【トーマス・アークライトの本当のファンサービスは・・・・・」
凌牙「でも聞くのも怖い!!クッソォォォォォォ!!」壁ドン!
璃緒「キャッ!!」
凌牙「っ!?璃緒の声!今確かにラジオから璃緒の声が・・・・・まさか!」
620
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:52:36 ID:Z1PIzn/.
隣の部屋
Ⅳ「馬鹿野郎!マイクに乗ったらどうする!」
璃緒「だ、だってビックリして・・・・・」
アリト「やっべぇ!この足音、ナッシュが来る!!」
ギラグ「布団被れ!寝たフリしろ寝たフリ!」
モゾモゾモゾモゾ
ドルベ「ブックス!?ミザエル、それは私の布団だ!」
ミザエル「どれも同じだ!この非常時にそんな事・・・邪魔だギラグ!もっと詰めろ!」
アリト「イテテテテ!バカ!そりゃ俺の尻だって!」
ギラグ「誰がケツみてぇな顔だコラァ!!」
Ⅳ「おい璃緒!?あ、当たってるぞ・・・」
璃緒「爆ぜろ変態!!」///
凌牙「・・・・・よぉ、随分騒がしいじゃねぇの」
621
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:53:46 ID:Z1PIzn/.
ドルベ「な、ナッシュ・・・・・」
凌牙「部屋に布団敷き詰めて・・・・Ⅳ、お泊り会か?」
Ⅳ「あ、ああ・・・・・親睦を深めようと思ってな・・・・・」
凌牙「璃緒、今日は男部屋で寝るんだな?」
璃緒「ええ!・・・し、親睦を深めようと思って・・・・・」
凌牙「親睦ねぇ・・・・・」
璃緒「あ・・・アハハハハ・・・・・」
凌牙「随分手の込んだ嫌がらせしてくれたじゃねぇか・・・・・Ⅳ!!」
Ⅳ「嫌がらせじゃねぇ!最近お前が平和ボケしてるって聞いたから渇を入れてやろうと・・・・・」
璃緒「そうよ!ラジオで言われた事、あれは全部事実でしょ!」
凌牙「ぐっ・・・・・」
622
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:54:36 ID:Z1PIzn/.
ドルベ「我々は決してナッシュに嫌がらせをしようと思って事を起こしたのではない。人間になったとはいえ、ナッシュには七皇のリーダーとしての自覚を忘れないで欲しかったのだ!」
ミザエル「それに七皇どうこうを抜きにしても、最近の貴様のだらけた生活は目に余る」
凌牙「う・・・・・・」
アリト「お前、自分にも他人にも厳しいだろ?神経ピリピリさせてよ、今までこんな事無かったからどうしてやればいいか分かんなくてよ・・・・・」
ギラグ「俺達なりに方法を考えたんだよ、お前が今の生活を嫌だと感じれば覇気を取り戻してくれると思ったんだ」
凌牙「・・・・・・・」
璃緒「凌牙・・・・・・」
凌牙「・・・・・どうやら、心配かけちまってたみたいだな」
ドルベ「ナッシュ!」
凌牙「悪かったな、確かに最近平和ボケしちまってたよ。お前達の気持ちも考えないで好き勝手な生活を送っちまってた・・・」
ミザエル「フン、どうやらもう心配はいらないようだな」
アリト「ヘヘッ!」
ギラグ「なんだかんだ、上手く行ったな」
璃緒「ふふ、そうね♪」
623
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:55:51 ID:Z1PIzn/.
凌牙「Ⅳ・・・・・」
Ⅳ「ハッ、気にすんなよ凌牙、俺様のファンサービスが必要になったらいつでも・・・・・」
凌牙「璃緒にセクハラするとはいい度胸だな」
Ⅳ「えっ?」
凌牙「ちゃんと聞いてたぞ・・・・・どさくさに紛れて胸なんて触りやがって!」
Ⅳ「待て凌牙!それは違う!別に狙ったわけじゃ・・・」
璃緒「そうですね、それは制裁されるべきですわ」
Ⅳ「おい!?」
凌牙「Ⅳォォォォォォォォォォォッ!!!」
・・・・・その後、凌牙のだらけた生活は少しずつ改善されていった
624
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:57:17 ID:Z1PIzn/.
数日後
アリト「あーーーーーもうわっけ分かんねぇ!」
ギラグ「宿題終わんねぇー!こんなんじゃ夜が明けちまうぜ!」
凌牙「1問解くのにどんだけ時間かかってんだよ」
アリト「もーダメだ!頭パンクしそうだぜ!」
ギラグ「休憩!一旦休憩入れっぞ!」
凌牙「ったくしょうがねぇな、でもそうだな、眠気覚ましにコーヒーでも淹れるか」
アリト「暇だしラジオでも聞こうぜ」
ギラグ「えーっと、今やってる番組は・・・・・」
Ⅳ「お待たせしました、本日より僕が皆様にお届けするファンサビデュエリストラジオ【Ⅳチャンネル】スタートです!」
凌牙「・・・・・・・」
凌牙(公式番組になってやがる・・・・・)
終わり
625
:
立派なゴミ
:2016/12/12(月) 23:58:42 ID:Z1PIzn/.
以上です、見てくださった方ありがとうございます!
626
:
名無しの決闘者
:2016/12/13(火) 05:17:13 ID:cyL26evE
乙
アリトがアホの子可愛い
627
:
名無しの決闘者
:2016/12/13(火) 12:00:13 ID:p9BQOYdA
乙
Ⅲが生えてる子可愛い
628
:
名無しの決闘者
:2016/12/13(火) 17:51:33 ID:r2ocsNeg
乙
ケツみたいな顔のギラグ可愛い
629
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 00:03:04 ID:wfVjCH4U
投下します
ユーリ「え? いま何て言った?」
630
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 00:11:14 ID:wfVjCH4U
アカデミア男子寮 ユーリ部屋
セレナ「何度も言わせるな…お前の事を色々教えてくれ!!」
ユーリ「………なんか僕キミの癪に障るような事した覚えないんだけど…」
セレナ「う…うるさい!! なら明日、午前10時に港に来い!!」
ユーリ「は?………何で?」
セレナ「じゃあな 待ってるぞ!!」バタン
631
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 00:18:00 ID:wfVjCH4U
セレナ「(これで…これでいいんだよな…)」ドキドキ
数時間前
柚子「それであいつったらねぇ……」キャキャ
瑠璃「それは大変だったわね」ウフフ
リン「私も相当変な目に逢ったわ!」ウフフ
セレナ「…………」
一同『どうしたの?セレナ』
セレナ「やはり…私がダメだったのか」ションボリ
632
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 00:22:52 ID:wfVjCH4U
柚子「(えらい落ち込んでるなぁ)何かあったの?」
セレナ「ユーリについて少しな」
瑠璃「え?……まさか」
リン「あいつにヒドい目に遭わされたの?…最低!!」
セレナ「違うんだ!! きっと私のせいなんだ!」
一同『ひょっ?』
633
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 00:33:27 ID:wfVjCH4U
セレナ「お前達みたいに私があいつの側に居てやれなかったからあんな事に…」
柚子「……き…気にしすぎよ!」
瑠璃「そうよ 元気出して」
セレナ「しかし遊矢達と違いあいつは大切にしたいと思える存在が居なかったんだ だから…」
リン「(………たしかにそう考えてみればもし私が居なければユーゴがどうなってたかと考えると恐ろしいわね)」ゾクゾク
セレナ「人を愛せない気持ちとはとても辛い事だ!」
一同「(もしあいつらがユーリみたいになってたら……?)」
634
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 00:48:42 ID:wfVjCH4U
《遊矢「レディース!エーン!ジェントルメーン!!」》
《遊矢「さあ…俺と激しい体験を感じてミナイ!」キラーン
《ユート「幻影騎士団は倒れない!…そしてキミがじっくり泣き叫ぶまでこの手を放してあげない…!!」》ネットリ
《ユーゴ「リ〜ン 俺と熱い『フュージョン』交わそうぜ〜」》ネットリ
柚子・瑠璃・リン「キャー!!!キモイキモイキモイキモイ〜!!!」
セレナ「だから頼む!! あいつにとって私が大事だと思える存在になってもらえる方法を教えてくれ!! この通りだ!」
635
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 00:58:28 ID:wfVjCH4U
翌日 待ち合わせ場所の港
セレナ「(さて…先に着いたがちゃんと来てくれるだろうか…)」
ユーリ「やぁ……お待たせ♡」ネットリ
セレナ「ふん!!やけにはやいではないか!まあ褒めてやってもいいぞ!」
ユーリ「………なんでそんな上から目線なわけ?」
セレナ「(しまった!)」
リン「いい!男子の気持ちをときめかすにはまず相手を立てる事!! その人に安心感を持って貰わないと」
セレナ「(安心感だな)さ…さぁ…行こうか!」
ユーリ「? なんか変だね まあ いつもの事か」
636
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 01:22:29 ID:wfVjCH4U
10:00 船が到着し船内
セレナ「(さて… この後はまず融合次元屈指の都)に到着したあとランチだったな…とはいえまだ長いな)」
12:00 到着
ユーリ「やっと着いた? 待ちくたびれたよ」
セレナ「まず昼食を済ませるぞ 店は決めてある!」
ユーリ「ふーん じゃ 行こっか」
店内
♪キブンハマルデハシルジェットコースタ カケマワレババンエンタメイトッ
ユーリ「へぇ…この曲久しぶりに聴いたね」
セレナ「(よしっ まずは)」
瑠璃「ランチの時は特に相手の事をよく知れるチャンスよ。そうね…待ち時間にデッキを見てもらって感想とか聞いてみたりとかがいいかも」ニッコリ
セレナ「おい!デッキを見てくれ!!」
ユーリ「……どうしたの急に まあいいけど」
ユーリ「…………」
ユーリ「ふぅ〜ん 噂で聞いてた通り本当に相手を殴り倒すしか考えてない戦術と構築だね」
637
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 01:35:07 ID:wfVjCH4U
セレナ「悪かったな!! これが私だ!」イライラ
ユーリ「いや別に悪いとは言ってないし……」
ユーリ「いいんじゃない? たしかに楽しそうではあるし……それに」
ユーリ「こんなデッキを使ってる子が実はそんなモデルさんみたいなキュートな私服してるなんてとてもウケるよ(笑)」
セレナ「何!? キュートだと!!………ってなんだ?」
ユーリ「……やれやれ」
店員「お待たせしました こちら『コラーゲンたっぷりミルクココアパフェ』と『超特盛!!トリプルビッグチーズバーガー』」でぇす♪」
638
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 01:45:28 ID:wfVjCH4U
店員「まいどありがとうございました〜!」
14:00
セレナ「さて…あとは最後に…」
柚子「初めてならあまり色々な場所に行くと相手がちょっと疲れそうだしお互いが好きそうなスポットを調べてそこでガッツリ最後に寛げばいいと思うわ!」
セレナ「(……あいつが好きそうなスポットは調査済みだ!)ドヤッ。 よし!!あとはお前が好きな『水晶博物館』に行くぞ!」
ユーリ「僕……別に好きじゃないけど」
セレナ「なんだと!?」
639
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 01:53:20 ID:wfVjCH4U
ユーリ「ハァ………いいよそこで」
セレナ「本当か!?」
ユーリ「うん 誰情報か知らないけどわざわざ建ててもらったスケジュール壊す訳にもいかないし」
セレナ「………すまん」
15:00 水晶博物館 到着
ユーリ「……綺麗な水晶がいっぱいだぁ」
セレナ「(顔が笑ってない……やはりもっと調べておけば…」
ユーリ「…………」
ユーリ「ねぇ ちょっと屋上行こうよ ここの博物館は開放してるみたいだし」
セレナ「あ…ああ」
640
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 01:55:52 ID:wfVjCH4U
とりあえず今はここまでにしておきます
あと少しなので今日の夜(PM)には完成できます
641
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 17:52:21 ID:KgP0FAJI
続き 書いていきます
642
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 18:03:27 ID:KgP0FAJI
屋上
セレナ「どういうつもりだ! こんなところに連れてきて」
ユーリ「…キミさぁ…僕が言うのもなんだけどこういうデートみたいな体験初めてでしょ」
セレナ「………楽しくなかったのか」ションボリ
ユーリ「当然だよ キミ自身が楽しそうじゃなかったし」
ユーリ「そもそも僕とじゃなくても他にも最初に誘える人いるでしょ。赤馬零児にゴンちゃん?に騒がしいだけが取り柄の沢渡シンゴに瑠璃のお兄さんに紫雲院素良とか…なんで僕な訳?」
ユーリ
643
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 18:15:01 ID:KgP0FAJI
ユーリ「あ……もしかして…」
セレナ「ゴンちゃんと沢渡、紫雲院素良は単純にタイプではない!!……零児と黒咲なら考えてやらなくもないな」
セレナ「そんな事はどうでもいい!! 私はお前を見放していた事を悔いていたのだ!!」
セレナ「私が側に居てやればお前はあの時……」
ユーリ「………何がいいたいかよく分からないけど要はあのエンタメ馬鹿君に厨二キザ男君、ユーゴー君と同類だと思われてた訳か僕は……」
ユーリ「図星のようだね ただあれはもう気にしなくてもいいよ」
644
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 18:19:40 ID:KgP0FAJI
ユーリ「別にキミが居たところで僕は変わらなかったと思うし……そうだ! ならデュエルをしよう
」
セレナ「何!?」
ユーリ「デュエルをすればキミがぶつけたい気持ちがわかるでしょ」
セレナ「………わかった! なら行くぞ!!」
ユーリ・セレナ『「デュエル!!」』
645
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 18:31:30 ID:KgP0FAJI
『数ターン後』
セレナ「このターン お前は『月光彩雛』の効果でバトルフェイズでカード効果は使えない これで終わりだ!! バト…」LP4000 手札1 場 舞獅子姫(蒼猫効果付与)、舞豹姫、蒼猫
ユーリ「バトルフェイズ開始前に罠発動『レインボー・ライフ』 このターンすべてのダメージを回復に変える」LP100 手札3→2 場 伏せ1
セレナ「くっ!! バトルは中止 カードを1枚伏せターンエンド!!」
ユーリ「僕のターン! 『貪欲な壺』を発動」
646
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 18:41:12 ID:KgP0FAJI
ユーリ「墓地のモンスター5体をデッキに戻し2枚ドロー!」
「そして手札の『捕食植物サンデウ・キンジー』と『プレデター・プランター』を公開して『捕食生成』を発動!」
「舞豹姫と蒼猫に捕食カウンターを乗せる」
セレナ「なにを仕掛けるつもりだ」
ユーリ「そしてサンデウ・キンジーを召喚し効果発動!自身とキミの場の舞豹姫で融合する」
「(口上省略)融合召喚!現れ出でよ!欲深き猛毒龍『グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』」
647
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 18:55:05 ID:KgP0FAJI
ユーリ「さらに前のターン、コストにした『捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ』の効果によりカウンターが乗った蒼猫をリリースして攻撃表示で特殊召喚!!」
セレナ「くっ だが舞獅子姫の攻撃力にはまだ及ばない!!」
ユーリ「言うと思った 魔法カード『強制転移』を発動!」
「これでドロソフィルム・ヒドラと舞獅子姫のコントロールを変える!」
「そしてグリーディーヴェノムの効果で攻撃力を0にし効果も無効にする。バトルだ!グリーディーヴェノムでドロソフィルム・ヒドラを攻撃!」
セレナ「残念だが私の勝ちだ!罠発動『業炎のバリアーファイアーフォース』!!」
648
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 19:01:55 ID:KgP0FAJI
ユーリ「成程ね…舞獅子姫は破壊されないからグリーディーヴェノムの半分のダメージをお互いに受けて僕の負けというわけね…でも」
「罠発動『神の宣告』LP100→50」
「効果は無効となりバトルは続行」
セレナ「何!?うわぁぁ!!」LP4000→700
ユーリ「最後はキミのモンスターで終わらせてあげるよ 舞獅子姫でダイレクトアタック!!」
セレナ「ぐわぁぁぁぁ!!!」LP700→0
649
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 19:12:30 ID:KgP0FAJI
ユーリ「所詮こんなもんだよね やろうと思えばいつでも勝てたし」
ユーリ「(……とはいえ)」
セレナ「くそっ!! 悔しい!!」
ユーリ「ただ……キミの気持ちは伝わったよ」
ユーリ「今日は楽しかった また誘ってくれたら相手するよ」
セレナ「本当か!!? ならまた相手してくれ! 次は私が勝つまでやるぞ!!」ニコッ
ユーリ「ハァ……一緒に居るとホントに疲れるよ……このお嬢様は…(呆れ顔)」
《ズァーク「フッ 俺も女と戯れてぇな!」》
《レイ「そうね……!」
〈END〉
650
:
名無しの決闘者
:2016/12/16(金) 19:17:17 ID:KgP0FAJI
読んでいただきありがとうございました
今回はオリジナルのif要素で展開しました
参考があれば聞きたいので本記事等遊戯王ss関連所にて掲載されると個人的にはありがたいです
ではこれで
651
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:47:24 ID:4Gr.WLYU
投下します
ガガガ学園物語
652
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:48:42 ID:4Gr.WLYU
ガガガガール「私ね、最近先輩とご無沙汰なの・・・・・」
クラーク「・・・・・・・」
ガール「・・・・・私ね、最近先輩とご無沙汰」
クラーク「聞こえてますよ、いきなり何言ってるんですか?」
ガール「だから、最近先輩とオーバレイしてないのよ!」
クラーク「なんだ、エクシーズ召喚の話ですか」
ガール「それ以外無いでしょ、何の話だと思ったのよ!」
クラーク「いや別に・・・でも確かに、ガールさんは最近ガガガ先輩と素材になる事は少ないですね」
ガール「少ないじゃないわ!全く無いのよ!それどころかここ最近マスターは私を召喚する事も少なくなったわ!今のお仕事は専らガガガドローの除外コストよ!」
クラーク「いや、流石に全くという事は無いでしょう?マスターが毎日どれだけデュエルしてると思ってるんですか?」
ガール「ええ、マスターはそりゃもう毎日デュエル三昧よ!私と先輩が手札に揃う事も何度かあったわ、でもマスターは私を先輩とオーバーレイさせてくれないのよ!これはもう意図してるとしか思えないわ!」
クラーク「意識しすぎでは?それに手札に揃っても場に出なければエクシーズ召喚できませんし・・・・・」
ガール「だって聞いてよ、この前のデュエル!」
653
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:49:21 ID:4Gr.WLYU
・・・・・・・
遊馬「いくぜ!俺のターン!」
ガール「・・・来た!久しぶりに私と先輩がセットで初手に!しかもガガガを特殊召喚できるガガガウィンドまであるわ、これなら流石に・・・」
遊馬「俺はガガガマジシャンを召喚!さらにレベル4のモンスターを召喚した事で、カゲトカゲを特殊召喚!そしてエクシーズ召喚!現れろガガガザムライ!」
ガール「・・・・・」
・・・・・・・
ガール「いや、分かるのよ?ランク4出すだけならトカゲちゃん使った方が効率良いのは分かるの、でもそういう問題じゃないでしょ!?」
クラーク「マスター的にはそういう問題だと思いますよ?別にあなたと先輩をオーバーレイする義務もありませんし」
ガール「でも察してくれたっていいじゃない!私だって結構古参よ!初登場時にあんだけ先輩とのラブラブっぷりを見せてあげたのに分かってない訳無いでしょ!分かってやってるなら絶対嫌がらせよ!アストラルが居なくなって寂しいからって私達の事妬んでるんだわ!マスターがそんな人だとは思わなかった!」
クラーク「ちょっ、落ち着いてくださいよ!食堂でそんな大声出して、皆に見られてますよ!」
ガール「うぐぅ・・・・・」
654
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:50:03 ID:4Gr.WLYU
カイザー「クラーク、ここに居たのか」
クラーク「あっ、生徒会長、私に何か御用ですか?」
カイザー「昨晩マスターがデッキ調整をしたようでな、また選抜メンバーの入れ替えがありそうなんだ。それで・・・」
クラーク「ああ、デッキの構成リストですね、それならもう確認して用意出来てますよ!」
カイザー「本当か?さすがだなクラーク、いつも仕事が速くて助かるよ」
クラーク「いえ、そんな・・・・・」///
カイザー「さっそくこのデータを学生端末に送信してくるとするよ、ガールもしっかり確認しておいてくれ」
ガール「はいはーい」
カイザー「じゃあ私はこれで、昼食中失礼したな」
クラーク「はい、お疲れ様です!」
ガール「・・・・・・・」ジトー
655
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:50:40 ID:4Gr.WLYU
クラーク「えへへ・・・会長に褒めてもらっちゃった、早起きして頑張った甲斐あったなぁ♪」
ガール「・・・・・・・」ジトー
クラーク「ん?ガールさん、どうかしましたか?私の顔に何か付いてます?」
ガール「羨ましい」
クラーク「はい?」
ガール「羨ましいっ!う・ら・や・ま・し・いッ!!好きな人とあんな風におしゃべり出来るなんて!私なんて先輩と『おはようございます!』『おう』ぐらいやりとりしか無いのにぃ!」バンバンバン!!
クラーク「な、何言ってるんですか!好きな人って、別に私は会長の事を・・・・・」
ガール「あーそういうのいいんで、もう傍から見てラブラブなの丸分かりなんで」
クラーク「ラブ・・・っ!そんな愛し合ってるだなんて!」
ガール(そこまで言っとらん)
ガール「はぁー、まぁ先輩は無口な所もかっこいいんだけどさぁー、最近どうも距離が遠いって言うか・・・せめてデュエル中ぐらいなんとかならないかなぁ・・・・」
656
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:51:38 ID:4Gr.WLYU
ピロリロリン♪
ガール「おろ?メールかな?」
クラーク「さっきのデッキの構成リストじゃないですか?」
ガール「そうみたいね、とりあえず私と先輩は残留っと・・・いつも通りね」
クラーク「相変わらず選抜率高いですね、私は今回はお休みです」
ガール「私もたまには休みたいなぁー、でもそしたらまた先輩とのオーバーレイが遠退くんだよね・・・」
クラーク「ふふっ、休みが欲しいなんて羨ましい悩みですね」
ガール「毎回選ばれてればきっとアンタもそう思うわよ、だって多分そろそろ・・・・・」
アナウンス『デュエルが開始されます、デュエルが開始されます。デッキ選抜メンバーは至急デッキルームに集合してください』
ガール「ほら来た」
クラーク「お昼明けの恒例ですね」
657
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:53:08 ID:4Gr.WLYU
ガール「また『デュエルの時間だぜぇ!』ってはしゃいでるんでしょうね。マスターもデュエルばっかじゃなくて、たまにはお昼寝でもすればいいのに・・・」
クラーク「マスターに不満ですか?トレード志願書発行します?」
ガール「まさか!私のマスターはマスターだけよ!」
クラーク「ふふっ、ですよね。今日も頑張ってくださいね」
ガール「ええ、行って来るわ」
クラーク「あっ、あと分かってると思いますけど、デッキルームに余計な物は持ち込んじゃ駄目ですよ?」
ガール「分かってるわよ、分かってる・・・・・」
658
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:54:49 ID:4Gr.WLYU
資料室
ガール(えーっと確かこの辺に・・・・・)
ガール「あった!緊急連絡網!これをデッキルームに持って行けば・・・フヒヒ♪」
先輩「・・・おい」
ガール「ひぃぁぁぁぁっ!?」
先輩「・・・何してる?」
ガール「せ、先輩・・・いや、ちょっと道に迷って・・・・・」
先輩「・・・デュエルが始まる」
ガール「あ・・・ああ、そうでしたね!急がないと遅刻しちゃいます!先輩、ダッシュで行きましょう!」ダッ!!
先輩「・・・おい!」
ガール「ひ・・・・・何か?」
先輩「・・・廊下は走るな」
ガール「あ、あはは・・・ごめんなさーい・・・・・」
659
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:55:49 ID:4Gr.WLYU
学校-中庭
鉄男「行け!《ブリキの大公》!メロメロメロディを攻撃!」
遊馬「おっと、やるな鉄男!」
ガール(ホントに、今日のおデブ気合入ってるわね)
鉄男「へへっ、これで遊馬の場はガラ空き!ひっさし振りに俺の勝ちだぜ!」
遊馬「まだまだ、勝負はこれからだ!俺のターン、ドロー!」
ガール(・・・来たっ!)
遊馬「ん?なんだこのカード?こんなカード入れたっけなぁ・・・・・まぁいっか、俺は《ガガガ学園の緊急連絡網》を発動!」
鉄男「何!新しいカードか!?」
遊馬「相手の場にのみモンスターがいる時、デッキから「ガガガ」モンスターを特殊召喚できる!来い、《ガガガマジシャン》!」
先輩「ガガガッ!!」
660
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:56:19 ID:4Gr.WLYU
ガール(オッケーオッケー、さぁマスター、私を召喚して!さぁ、さぁ、さぁ!!)
遊馬「さらに手札から《ガガガガール》を召喚!」
ガール「イェーイ!っしゃぁぁぁぁ!」
遊馬「が、ガガガガール?なんか今日テンションおかしくないか?」
ガール「うっ・・・・・が、ガガガ!」
遊馬「まぁとにかく、これで決めるぜ!《ガガガマジシャン》の効果発動!レベルを3に変更して、《ガガガガール》と共にオーバーレイ!」
ガール「せんぱーい!!」
先輩「おうっ!!」
遊馬「エクシーズ召喚!現れろ!《弦魔人ムズムズリズム》!《ガガガガール》の効果で《ブリキの大公》は攻撃力0だ!」
鉄男「そんな!」
遊馬「さらに《ムズムズリズム》の攻撃時、オーバーレイユニットを一つ使って、攻撃力を2倍にする!これで終わりだー!」
鉄男「うわぁぁぁぁぁぁ!!」LP0
遊馬「よっしゃあ!勝ったビングー!」
661
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:56:56 ID:4Gr.WLYU
・・・・・・・・・・
放課後-ガガガ学園-廊下
ガール「ハァ、久しぶりに先輩と一つになれたわ♪これだからオーバーレイはやめられな・・・・・」
カイザー「一体どういう事なんだ?」
ガール(ん?カイザー先輩の声?教室の方から聞こえて・・・・・)
先輩「・・・何がだ?」
カイザー「さっきのデュエルだ」
ガール(えっ、何?先輩、生徒会長にお説教されてる!?)
カイザー「学校の規則は知っているだろう?デュエルルームには選抜メンバー以外いかなる人も物も入れてはならない」
先輩「・・・それがどうした?」
カイザー「さっきのデュエル中、これを無断でデッキに持ち込んだ生徒がいる」
ガール(あれは・・・緊急連絡網!)
662
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:57:32 ID:4Gr.WLYU
カイザー「《ガガガ学園の緊急連絡網》、君を特殊召喚したカードだ。これはマスターの組んだデッキには入っていない」
先輩「俺を疑ってるのか?」
カイザー「いや、ただデュエル直前、資料室から君が出てくるのを見たという証言があった。確かにこれは資料室に保管してあったのを私も覚えている」
先輩「・・・」
カイザー「君の素行が悪いのは知っているが、こんな事する奴じゃないと思っている。ただ、あの時間に資料室に居たなら、何か知っている事はないか?」
先輩「・・・ガールの奴が持っていた」
ガール(うっ、やっぱりバレてたんだ・・・)
カイザー「何?ガールが?知っていて止めなかったのか?」
先輩「・・・俺のせいかもしれん」
ガール(えっ?)
663
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:58:13 ID:4Gr.WLYU
カイザー「ああ・・・クラークも言っていたが、確かに彼女最近寂しがっていたからな」
先輩「・・・どうしたらいい?」
カイザー「なんだ、分からないのか?相変わらず不器用だな君は」
先輩「・・・・・」
カイザー「不器用でも、不器用なりに考える事だな」
カイザー「まぁ結果的にデュエルは上手く行ったし、今回の件は先生達には内緒にしておこう」
先輩「・・・助かる」
カイザー「じゃ、話はこれで終わりだ、またな」スタスタ
先輩「・・・ああ」
ガール「・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・
664
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 19:59:37 ID:4Gr.WLYU
ガール「あ、あの先輩!」
先輩「・・・・・おう」
ガール「えっと、その・・・・・私・・・・・・・」
先輩「・・・行くぞ」
ガール「あっ・・・・・・・」
先輩「どうした?」
ガール「いえ・・・・・そうですね、もう帰らないと」
先輩「違う」
ガール「えっ?」
665
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 20:00:43 ID:4Gr.WLYU
先輩「・・・・・・・・・」
先輩「遊びに行く、二人で・・・・・」
ガール「それって・・・・デ、デートのお誘いですか!先輩から!?」
先輩「・・・・・嫌か?」
ガール「行きます!超行きます!!メッチャ行きます!やったぁー!!」
先輩「おう・・・それからガール」
ガール「はい!」
先輩「・・・・・今日はいいデュエルだった」
ガール「・・・えへへ」///
デュエルモンスターズ、精霊を宿したそれには心があり、そして青春がある・・・・・かもしれない
666
:
立派なゴミ
:2016/12/17(土) 20:01:15 ID:4Gr.WLYU
以上です、見てくださった方ありがとうございます!
667
:
名無しの決闘者
:2016/12/18(日) 19:43:34 ID:MJMieJwA
乙、設定が面白いわ
668
:
cloth over
:2016/12/19(月) 17:30:06 ID:AGdgrxrk
投下します
「ディメンション・プロジェクト」
669
:
cloth over
:2016/12/19(月) 17:40:20 ID:AGdgrxrk
LDS社内
遊矢「ディメンション計画(プロジェクト)!?」
零児「ああ…」
零児「なんでも4つの次元合同でとあるプロジェクトが進行していてな」
零児「企画として『各次元の代表者2名でデュエットソングを作成する」事になったらしい」
遊矢「まさかそれに俺を!」
零児「その通りだ! スタンダード代表は遊矢と沢渡で行こうと思う」
670
:
cloth over
:2016/12/19(月) 17:47:50 ID:AGdgrxrk
零児「リリースは来月始めにはなる…つまりレコーディングは今週中に終わらせないといけない!」
零児「なんでも子供向けアニメのOPに起用するらしくすでに詞、曲は完成しており沢渡も練習に入ってる…」
遊矢「…………」
零児「不満か?」
遊矢「いや…やるのはいいけどこういう機会でやるなら折角だから身内じゃなくてもよかったかな」
零児「まあ君と私のデュエットはあまり売れなかったからな……気持ちはわかる」
零児「だが……こういう時こそエンタメだ 遊矢!」
671
:
cloth over
:2016/12/19(月) 17:59:03 ID:AGdgrxrk
遊矢「……わかった 沢渡とやってみるよ…」
スタジオ
沢渡「よぉ遊矢! 遅かったじゃねぇか! このネオ・ハイパー・ミュージシャン沢渡を待たせるとは肝が据わってんな!!」
遊矢「……で? どんな曲なの?」
沢渡「おう! これだ!」
遊矢「……!!?これ 本当に零児が?」
沢渡「ああ!!すげぇよ!! まさに俺達の分身みてぇだぜ!」
遊矢「うん!今すぐ歌いたい!! やろう沢渡!!」
こうして第1弾は無事、レコーディングをスタートし、何回もミスやケンカをしつつもお互いにを認め合い、成功した。
672
:
cloth over
:2016/12/19(月) 18:06:29 ID:AGdgrxrk
エクシーズ次元 スペード校
ユート「……例の話、聞いたか?隼」
黒咲「ああ…第2弾は俺達みたいだな」
黒咲「やるからには徹底的にやる! 作詞は俺がやるからユートは作曲をやってくれ!」
ユート「……すまん隼 俺、音楽には疎いんだ」
ユート「瑠璃にアドバイスとも考えたが最近『ラブソング』しか聴いてないらしく…」
黒咲「心配するな 一応カイトに編曲をしてもらえるよう依頼しておいた」
673
:
cloth over
:2016/12/19(月) 18:15:37 ID:AGdgrxrk
ユート「助かる…もしかしてもうテーマも聞かせれてるのか?」
黒咲「ああ…なんでも『絶対絶命の窮地に陥り、想い人の姫を奪われ、悪の組織から彼女を奪い返すと決意した主人公の騎士が様々な出会いと成長を経て、姫を迎えにいく』というテーマのミュージカルの主題歌に使いたいらしい」
ユート「俺達みたいに主人公だな……!?何かフレーズが今、響いてきたぞ隼!!」
黒咲「何!? では早速作業に入るしかあるまい! 行くぞユート!!」
674
:
cloth over
:2016/12/19(月) 18:24:52 ID:AGdgrxrk
シンクロ次元 とある施設
ユーゴ「……なんでテメェとなんだよ!」
ユーリ「さぁ…この次元の最高責任者にでも聞いてきなよ」
ユーリ「それにその次元に住んでいる者が1人でも入れば契約範囲内らしいし問題なくない?」
ユーゴ「そうだけどよぉ…リンのやつはしばらく外出してて無理だし、折角だからジャックやクロウ、シンジとか同じ次元のやつとやりてぇわけじゃん!!」
ユーリ「ふーん…けどキミは僕でもあるから相性はピッタリだと思うけど?」
ユーゴ「気持ち悪ぃ言い方してんじゃねぇよ!!」
675
:
cloth over
:2016/12/19(月) 18:30:40 ID:AGdgrxrk
ユーゴ「……ったく で テーマはなんだよ」
ユーリ「なになに あ〜! 『ゲームセンターで観客が最高の気分に浸りやすい』曲だってさ!」
ユーゴ「おっ なら俺の得意範囲内だな!」
ユーゴ「作詞は俺にまかせろ!!」
ユーリ「なら僕が作曲かな」
676
:
cloth over
:2016/12/19(月) 18:39:18 ID:AGdgrxrk
スタンダード 遊勝塾
柚子「えっ!? 私が素良とデュエット? 『融合次元』代表で?」
素良「うん 本当は僕、セレナとかデニスあたりと組まされる予定だったらしいんだけど……」
素良「テーマがアカデミアの皆とは合わないらしくてね だから柚子になったわけ!曲できてるから練習しよ!」
柚子「別に私でいいなら……ってテーマはいったい…?」
素良『大切な人に届けたい、胸が苦くて、でも伝えきらないといけない愛する気持ち』を表現したテーマらしいよ」
柚子「あ…愛!!? ムリムリ そんなの私には無理!!」
677
:
cloth over
:2016/12/19(月) 18:44:40 ID:AGdgrxrk
素良「大丈夫大丈夫!柚子って結構恋愛ドラマ見てるじゃん!!……それに」
素良「さっき自分でやるって言ったよね?」
柚子「言ってないわよ!!…けどやったらいいんでしょ!!やったら!」
素良「わ〜い!やった〜!」
678
:
cloth over
:2016/12/19(月) 18:57:58 ID:AGdgrxrk
各組 作業とレコーディングが終了しオンエア日
アニメOP
遊矢「…お 俺達の歌 ちゃんと使われてる!!」ドキドキ
沢渡「はじめて観たがこのアニメおもしれぇな!!監督と演出、脚本が良くできてんじゃねぇか!!OPの作画と演出も最高だぜ!」ワクワク
ミュージカル
ユート「凄い迫力だ!俳優さん達の熱意がここまで伝わってくる!……そろそろ俺達の曲だな」ワクワク
瑠璃「……これユートと兄さんが作ったの?2人にこんな一面があったなんて知らなかった!!」ニコニコ
ユート&黒咲「(お前(君)のおかげだ 瑠璃)」ニコッ
679
:
cloth over
:2016/12/19(月) 19:10:01 ID:AGdgrxrk
ゲームセンター
客A「すげぇなこの歌!」ワアアアア
客B「詞も曲も気分をハイにしてくれるぜ!」ワアアアア
ユーゴ「やっぱゲーセンはこういう感じがいいよなだな!ノリが全然違うぜ!」フゥゥゥ
リン「たしかに気持ちいいわね!……けどこれ作曲したユーリ君のおかげじゃない?」
ユーゴ「ハァ!!作詞は悪いって言いてぇのか!!」イライラ
リン「そうじゃないけど……あとユーゴずっとニヤケてて弱すぎ!」ガツン
街頭
修造「へぇ…柚子がこんな想いをねぇ…」ニヤニヤ
アユ「まるで恋する乙女だ〜!!」ニヤニヤ
フトシ「タツヤも来たらよかったのにな!」ニヤニヤ
柚子「もう!!みんなやめてよ!!」バチッ
柚子「(…これも全部素良のせいなんだから!!……遊矢には絶対聴かれたくない!)」
680
:
cloth over
:2016/12/19(月) 19:30:53 ID:AGdgrxrk
作中楽曲紹介
『Eternal the Entertainment』
作詞、作曲:赤馬零児
遊:さあ行こう! 夢の彼方
沢:お連れするぜ 劇場へ
2人:始まる このEternal the Entertainment
遊:何度も挫けて ひたすら磨き続けた魂
沢:試行錯誤巡って 追い求めたDreamer
遊:悲しみに追い込まれた時もあった 泣きたいときもあった
沢:勝てないときもあった うまく行かないときもあった
2人:だから 笑えるんだ!!
遊:さあ行こう! 夢の彼方
沢:お連れするぜ! 劇場へ
2人:お楽しみはまだまだ 控えているぜ
遊:送り届ける このHAPPY!!
沢:ご来場の皆さんへ!
2人:始まる このEternal the wanderland!!
681
:
cloth over
:2016/12/19(月) 19:47:57 ID:AGdgrxrk
『HOPE on Future!』
作詞:黒咲隼 作曲:ユート 編曲:カイト
2人:墜ちかけた未来 絶望の闇
2人:怒り狂う 我が想い
2人:それでも救いたい あの笑顔を
ユ:1人だった俺を 君は慰め
黒:高みを目指し お前を導きたい
ユ:喜び合う心 それも
黒:夢も未来も すべて
2人:踏みにじられてゆく 絶望へと
ユ:無力な涙
黒:虚しき怒り
ユ:だけど
黒:俺には
2人:まだ希望がある
2人:君だけは 失いたくない たとえ闇に墜ちても
2人:たとえもう 戻れなくなっても
ユ:君だけは
黒:絶対に
2人:輝せ続けるさ この意志強く込めて
682
:
cloth over
:2016/12/19(月) 19:59:42 ID:AGdgrxrk
『ハイスピード・ボルテージ』
作詞:ユーゴ 作曲、編曲:ユーリ
ゴ:高み目指し どこまでも
リ:続いてく このスリル
ゴ:鳴り止まない風に導かれ 飛んでゆく
リ:越えられない 高みなんて そんなものはないと
2人:教えてくれている あの雲の囁き
ゴ:止まらないぜ
リ:この瞬間を
2人:感じ続けるために
2人:向かい風 無視して 走ろう どこまでも
2人:お互いの意志 ぶつけ合いながら
ゴ:まだまだ足りない
リ:まだまだ進める
2人:ハイスピード求めて 走り続けるさ
683
:
cloth over
:2016/12/19(月) 20:14:30 ID:AGdgrxrk
『Love You Voice〜伝エタイコノキモチ〜』
作詞:紫雲院素良 作曲:エド・フェニックス
素:伝えたい気持ち 今から考えよう
柚:傷つけずに 優しく言えたらいいな
素:メールの文章 何度も読み返して
柚:『これでいいかな?』と 何回も呟いて
素:だけどその想い 伝わらなかった
柚:悔しくて 堪らなかった
素:でも気付いた 大切な事を
柚:そっと感じてみた 自分の心
2人:正直に想いを ぶつけてなかったって
柚:怖かった 怖かった 本当の気持ちが
素:自分の気持ちに 嘘ついてたって
柚:泣きたい 苦しい 辛いけど
素:傷ついてもいいから どうしても伝えたい
2人:『君とずっと隣にいたい』と
684
:
cloth over
:2016/12/19(月) 20:16:16 ID:AGdgrxrk
これで終わりです。読んでいただきありがとうございました。
685
:
legend start
:2016/12/22(木) 19:28:01 ID:SonxIua6
投下します
瑠璃「ダメ…もうやめて!兄さん!!」
686
:
legend start
:2016/12/22(木) 19:38:20 ID:SonxIua6
スタンダード次元 とある公園にて
黒咲「何故だ! 俺達は兄妹だろう!」
黒咲「さあ 俺の気持ちを受け入れてくれ!!」バタン
瑠璃「(な…なんで…こうなってしまったの? 兄さん!)きゃぁぁぁ!!! 誰か助けて〜!!」
権現坂「そこで何をしている!!黒咲!!」
沢渡「嫌がってんじゃねぇか!! 放してやれよ!!」
瑠璃「(あ…あの人達は…!)」
黒咲「……貴様らか これは兄妹の問題だ。口出しは遠慮してもらおうか」
権現坂「そうはいかぬ!」
687
:
legend start
:2016/12/22(木) 19:51:55 ID:SonxIua6
沢渡「女の子の悲鳴を聞いて見過ごしなんてしたらこの『SRPS(スーパーレジェンドプリンセスサモナー沢渡)』の名に傷が付くぜ!!」ドヤッ
権現坂「お前も先程セレナの高笑いに爆笑していたではないか」
沢渡「ギクッ 黙れ黙れ!…そうだ黒咲 ここは男らしく俺と権現坂、お前とでデュエルで決着着けようぜ!。勝った方が今日1日瑠璃ちゃんをレンタルできる券を賭けてな!」
瑠璃「(えっ!?)」
権現坂「何故俺まで!!」
黒咲「………いいだろう。それで姿を消してくれるならな」
権現坂「……やらねばならないようだな」
瑠璃「(そ…そんなぁ〜!!)」ワアアアア
688
:
legend start
:2016/12/22(木) 20:18:30 ID:SonxIua6
数分後
黒咲「バトルだ!ライズ・ファルコン!すべての敵を引き裂け!『ブレイブ・クロー・レボリューション!!』」
沢渡「うわぁぁぁ!!」→LP0
黒咲「そしてブレイズ・ファルコンで権現坂にダイレクトアタック!」
権現坂「ぐわぁぁぁ!!」LP→0
瑠璃「(すごい…2人同時を相手にここまで圧倒的だなんて! 兄さんは相変わらず強い!)」
黒咲「ふん!……とはいえ腕自体は2人共上がってるようだな」
沢渡「くそっ!!昨日の素良、シンジに続いて黒咲にも……そろそろ勝たせてくれぇぇ!!」
瑠璃「(わかるわその気持ち! 私も早く兄さんを超えたい!!)」
689
:
legend start
:2016/12/22(木) 20:27:13 ID:SonxIua6
黒咲「約束通り勝ったぞ。早く引っ込め!」
遊矢「なら今度は俺とやろうよ!黒咲!」
権現坂&沢渡『「遊矢!」』
瑠璃「なんで彼が…」
黒咲「遊矢か………まさか貴様も瑠璃に!」イラッ
黒咲「柊柚子はどうした!…あと瑠璃はそんな安い女ではないぞ!」
遊矢「柚子の話はいいでしょ!俺だってたまにはあいつ以外の同い年の女子とじっくり話合いたいさ!」
690
:
legend start
:2016/12/22(木) 20:37:51 ID:SonxIua6
遊矢「……というのは建前で本当はユートに頼まれたんだ☆」
隼・瑠璃『「ユートに!?」』
遊矢「うん! 実は…」
《ユート「俺はスクールで隼と初めて出会い瑠璃ともあいつのおかげで知り合う事はできたがまだ付き合いがそこまで長いわけではなくてな…」》
《「あの2人が普段2人きりだとどんな感じなのかはあまり詳しくないんだ」》
遊矢「だから今日は用事が入ってるからお前…代わりに様子を見てきてくれって頼まれちゃったわけ。」
瑠璃「ユートが私に内緒でそんな事を…!」
691
:
legend start
:2016/12/22(木) 20:44:13 ID:SonxIua6
黒咲「くっ!………いいだろうデュエルしてやる!!」
「よく考えたらお前とデュエルした事は一度も無かったな!」
「俺が負けたら瑠璃をお前の彼女に貰っても構わん!」
権現坂&沢渡『「何!!?」』
瑠璃「ちょっと!! 兄さん!!」
遊矢「自信満々だね……いいよその条件でやろう!」
遊矢「じゃあ俺も負けたら柚子を黒咲の彼女にしてもいいよ!」
692
:
legend start
:2016/12/22(木) 20:48:55 ID:SonxIua6
権現坂「遊矢!!……それでいいのか!」
沢渡「あのストロングアマが聞いたら怖ぇぞ!」
柚子『ハックション……誰か私の噂でもしたかな?』
黒咲「なら始めるぞ!」
遊矢・黒咲『デュエル!!!』
693
:
legend start
:2016/12/22(木) 20:58:43 ID:SonxIua6
黒咲「先攻は俺だ!俺はRRーバニシング・レイニアスを召喚!!」
「この効果により手札からRRートリビュートレイニアスを特殊召喚し効果!!デッキからミミクリー・レイニアスを墓地に送り効果!!自身を除外しデッキからRRーネストを手札に加えシンキングレイニアスをサーチ!」
「俺は2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!現れろ!!ランク4!『RRーフォース・ストリクス!!』」
694
:
legend start
:2016/12/22(木) 21:15:15 ID:SonxIua6
「フォース・ストリクスの効果でファジー・レイニアスを手札に。そしてファジー・レイニアス、シンギングレイニアスの効果でそれぞれ特殊召喚!そして再びオーバーレイ!現れろ!!2体目のフォース・ストリクス!!」
「そしてファジーレイニアスの効果で同名、ストリクスの効果によりアベンジ・ヴァルチャーを手札に!!カードを2枚伏せターンエンド!」
沢渡「ふぅ……相変わらず長えぇな〜!あいつのターン」
遊矢「さぁて!じゃあ俺のターン!」
「俺は手札からスケール3のヒックリカエルとスケール6のリザードローをセッティ……」
黒咲「この瞬間!永続罠『魔封じの芳香』発動!」
瑠璃「あれでは遊矢はペンデュラム召喚はできないわ!!」
権現坂「黒咲め……やりおる!」
遊矢「くっ! なら俺は魔法発動!『オッドアイズ・アクセル』。これでオッPをリリース無しで…」
黒咲「俺は手札から魔法1枚を伏せカウンター罠「神の摂理」を発動!」
695
:
名無しの決闘者
:2016/12/22(木) 21:24:05 ID:bAFZvGH6
何で普通に魔法使ってんだよ。
696
:
legend start
:2016/12/22(木) 21:38:37 ID:SonxIua6
遊矢「げっ!」
沢渡「おいおい 一方的すぎんだろこりゃ!」
遊矢「…俺はモンスターをセットしターンエンド!」
黒咲「俺のターン!」
「俺は2体のフォース・ストリクスの効果によりデッキからラスト・ストリクス、ミミクリーレイニアスを手札に」
「そして「手札抹殺」を発動!手札を切り替える…この時ファジーレイニアスの効果を発動し同名カードを手札に」
「カードを3枚伏せターンエンドだ!」
権現坂「?? 何故奴は攻めない!」
遊矢「……俺のターン!」
遊矢「(まいったな!…エンタメしたくても打つ手がないや…)」
697
:
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:2016/12/22(木) 21:41:38 ID:SonxIua6
>>685
すいません 自分で書いててなんですが修正します
×オッドアイズ・アクセル→○サイクロンに対して摂理です。
698
:
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:2016/12/22(木) 21:43:22 ID:SonxIua6
>>685
→
>>695
699
:
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:2016/12/22(木) 21:49:12 ID:SonxIua6
>>696
も訂正します。
ミミクリー効果発動→ネクロ・ヴァルチャー手札でエンド
では続きに戻ります
700
:
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:2016/12/22(木) 21:51:50 ID:SonxIua6
すみません やっぱ一回降ろさせて貰います
次の方、どうぞ
701
:
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:2016/12/23(金) 20:23:13 ID:/b5IyCYo
誰も来られてないみたいなので前回、ミスした作品とは違う作品をまた投下します。(デュエル構成面は違う機会に改めて練り直してきます)
瑠璃「こ…これは凄い!!」
702
:
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:2016/12/23(金) 20:30:43 ID:/b5IyCYo
休日 黒咲家
瑠璃「……ふぅ…なんとか散らかした分の掃除は片付いたわね!」バサッ
瑠璃「さて…クラスの子から借りてた漫画、早く読んで返してあげないと。……それにしても…」
『キミの笑顔を独り占めしたい〜Heartful Love』
瑠璃「またすごいタイトルね。さすが今、話題沸騰中の少女漫画だわ!」ワクワク
703
:
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:2016/12/23(金) 20:46:03 ID:/b5IyCYo
瑠璃「…………」
ヒロイン「やめて!!何故私の事でそこまで…!もっと自分を大切にして!」
男「俺はお前がいるから…お前が俺の側に居てくれたから挫けずに自分の気持ちと正直に向き合えたんだ!」
ヒロイン「……けど!あなたが傷付くのはもう見たくない!」
瑠璃「……なんてヒロインなの! 自分の事よりも相手の事をここまで想えるなんて!。この男性も素敵だわ!」
男「……俺には3つぐらい離れた妹が居てね。いつも俺の顔を見る度に引かれてる感じがしてね」
「あいつは君と同じで明るくて、いつも笑顔で…。けど…ある時、事故で死んで…」
「それから俺は益々荒んでいって…気付けばあいつの妄想をしてしまうようになっていった。」
瑠璃「…………ん?」
704
:
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:2016/12/23(金) 21:01:29 ID:/b5IyCYo
男「あいつが俺の事をどう想っていたかは最後までわからなかった。だが…それでも俺は……すまない!君の前でこんな話を……」
ヒロイン「心配しないで!……むしろあなたが隠してた秘密を知れて…真剣に話を聞かせてくれて私は嬉しいわ!!」
瑠璃「(……この男性…誰かに似てるような……)」
「(気のせいよね!どうしたんだろう私!)」
ヒロイン「その大切な妹さんを私に重ねてたのよね。けどあなたのその妹さんを想う気持ちは間違ってない!」
ヒロイン「私にもね…親友によく明るく笑う女の子が居たの!!」
ヒロイン「今は訳あって遠くにいってしまったけど…その子は自分の事をありのままに話す子で私の悩みにも素直に目を見つめながら聞いてくれて…」
「ニコニコしながら何事にも挑戦してたの。」
瑠璃「(……あれ〜! なんか聞いた事あるぞ〜!)」モヤモヤ
705
:
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:2016/12/23(金) 21:16:31 ID:/b5IyCYo
ヒロイン「その子もお兄さんとの関係に悩みを持っていたらしくてね。けど彼女はお兄さんとの関係は捨てようとしなかったわ。」
『「だって私にとって、どんな人だろうとあの人は私の大切な兄さんだから!」』って!」
ヒロイン「だから私は彼女に『その笑顔を忘れず大切にしていってね』と最後の日に言ったの?」
瑠璃「(嘘でしょ!? この内容…私がユートに相談して話した内容とほぼ似てるわ!!………って事はこの男性はまさか!?)」
男「そうか…あいつは俺の事を想っていてくれていたのかもな……」
「だからこそ…俺はもう迷わない!また崖っぷちに追い込まれても君を今度こそこの身で守れる男になってみせる!」
ヒロイン「私ももう逃げない! あなたともう1度真剣に向き合うわ!!」
706
:
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:2016/12/23(金) 21:25:08 ID:/b5IyCYo
瑠璃「(やっぱり兄さんだわ!! 嘘でしょ! なんで!!?)」
「(それにヒロインもどことなくユートに似てるわ!!)」
ヒロイン「ねぇ……私達…まだキスした事なかったよね。しましょ!!」
男「ああ! もう君を放さない!」
瑠璃「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」バタハタバタ
黒咲「瑠璃ィィィ!!!」バタハタバタ
瑠璃「いやぁぁぁぁぁ!!!!」グルグルグル
707
:
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:2016/12/23(金) 21:33:35 ID:/b5IyCYo
黒咲「……ぐはっっ!!」バタンッ
瑠璃「に…兄さん!! ごめんなさい! 大丈夫!?」
黒咲「ああ……ところで一体何があったんだ!?」
瑠璃「な…何でもないわ!! ごめんね…」
黒咲「そうか……またお前が俺から遠くに離れていってしまうんではないかと怖くなった…」
「何か悩み事があるならユートだけでなくたまには俺にも相談してくれ。………邪魔した。」バタン
瑠璃「えっ!?……」
708
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:2016/12/23(金) 21:41:08 ID:/b5IyCYo
《ヒロイン友人「だって私にとって、どんな人でもあの人は大切な兄さんだから!」》
瑠璃「……そうよね!」
「私が次元戦争の時に攫われたときも兄さんは命懸けで私の所まで来て、助けてくれた。」
「そんな人を怖がる必要なんてあるわけがないわ!…………私、もっと強くなる!!」
709
:
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:2016/12/23(金) 21:50:00 ID:/b5IyCYo
近隣家
デニス「いや〜!!まさか僕が描いた漫画があそこまでこのヒットして偶然にも彼女の心に刺さるなんてね〜!!」ニヤニヤ
ユーリ「………感謝してよね 瑠璃のあのネタ、僕がユートとの心理戦に勝利した戦利品として拾ってきたんだから」
デニス「ハイハイ……まあいいじゃない!ご覧の通りお嬢様の心も熱くしてしまったみたいだし!」
セレナ「……いいなぁ!あれがかぞくか!!」
「わたしにもひとをあいするきもちというものをりかいしたいぞ!!」
ユーリ「……お嬢様はまず、彼氏…つまり恋人を作るとこからでしょ…」ハァァ
セレナ「なんだと!?わたしをみくびっているのか!!」
デニス「アハハハハ!!」
710
:
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:2016/12/23(金) 21:54:08 ID:/b5IyCYo
警官「おい!そこの不審者3名!速やかに降りてこい!!」
デニス「やばっ!」
セレナ「おまえたち えらそうだな! わたしがやっつけてやる!」
デニス「ちょっとタンマァ〜!!」
ユーリ「………やれやれ」
警官「待てやコラァァ!!」
《END》
711
:
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:2016/12/23(金) 21:54:52 ID:/b5IyCYo
読んでいただきありがとうございました。
712
:
名無しの決闘者
:2016/12/28(水) 16:45:36 ID:1jn3.cGU
投下します。
「夢の決闘!!社長と王様(キング)!」
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