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改訂版投下用スレッド

201るみまんが七瀬 改訂版:2003/12/17(水) 21:15
その頃、管理室では。
「秋子さん、これは……どうなのでしょう?」
『月島瑠璃子が電波を他人に使用しています』というHM−13の報告を受け、モニターを覗き込んでいた足立社長が訊いた。
「そうですね……特に危害はないですし、どうせ軽い悪戯心でしょう……了承」
「うわぁぁん! 耕一さーん!」とか喚く千鶴を一瞥して、秋子はそう判断を下した。
「でも、とりあえず忠告のHMを送っておきましょう」
「分かりました」


そして。
「大丈夫ですか、皆さん?」
ベナウィが槍でとりもちを切り取り、美汐が垂らしたロープを使って、瑠璃子達は穴を脱出した。
「ええ、おかげさまで。ごめんなさい、捕まってしまいました」
茜が制服に残ったとりもちをいじりつつ、すまなさそうに頭をたれる。澪もそれに倣う。
「いえ、無事で何よりです」
「それにしてもみんな穴に落ちてたとはね。通りで助けにこないはずだわ」
後ろから制服をパンパンとはたきつつ、七瀬がやってくる。
「「「「…………」」」」
その瞬間、茜、澪、真琴、佐祐理の視線が七瀬に集中する。
「何? どったの?」
「い、いえ……七瀬さんが夢に出てきて……」
「私も……」
「真琴も……」
澪もこくこくと頭を振る。
「へぇー、凄いじゃない? 私はどうだったの?」
七瀬が若干顔をほころばせてそう訊くと。
物欲しげな表情で七瀬のツインテールを見る真琴と。
何か怖い物を見たような表情をする澪と。
呆れた様な視線を向ける茜と。
なんとも形容しがたい笑みを浮かべる佐祐理と。
「え、ど、どったの?」
七瀬は4人を見渡して、焦った表情を見せた。
その後ろで。
「月島瑠璃子様。他の選手に対する電波能力の行使はルールにより禁止されております。
 今回はゲームへの影響は有りませんでしたので容認しますが、以後気をつけていただきたいと存じます」
瑠璃子は突然現れたHM−13に忠告を受けていた。
「うん、分かった。ごめんね、忘れてたよ」
「では、失礼させていただきます」
去って行くHM−13を見送った瑠璃子は、困惑している七瀬の方に歩いていき。
「ごめんね、七瀬ちゃん」
「え、な、何? どったの?」
その後、七瀬はしばらく混乱していたそうな。


【四日目 午後2時ごろ】
【茜 澪 佐祐理 真琴 瑠璃子 七瀬 葵 清(略 琴音 罠脱出】
【ベナウィ 美汐 罠に落ちた一行を救出】
【矢島 垣本 多分まだ気絶中】
【登場鬼:【里村茜】【上月澪】【沢渡真琴】【倉田佐祐理】【月島瑠璃子】【七瀬留美】【松原葵】【清水なつき】【姫川琴音】【ベナウィ】【天野美汐】】
【登場:『水瀬秋子』『足立社長』『柏木千鶴』】


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