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【セ】彼方よりの来訪者 2015【BBT】
279
:
百山ちとせ
:2015/10/03(土) 00:01:36
回避判定
diceBot : (2D6+6) → 4[1,3]+6 → 10
さすがに無理ですねー。
280
:
花木蘭
:2015/10/03(土) 00:04:36
まぁそれもガードだネー。
《守護の盾》でちとせさんも庇うヨー(残人間性:-8→-9)。
281
:
GM
:2015/10/03(土) 00:11:26
ダメージ28+3d6
diceBot : (28+3D6) → 28+8[5,1,2] → 36
36点の【感情】属性ダメージ、通れば狼狽のBS付与だあ!
282
:
花木蘭
:2015/10/03(土) 00:15:28
フォースシールドは感情のガードに使うとガード値が+7されるんで、計27点軽減。
×2なんで、18点受けて残【FP】は37だネ。狼狽も甘んじて受けるヨ。
「ハッ、まさか貴様がこのような余技に手を出していたとはな、川見健一郎ッ!」
問題ない。肉を通じて飛んでくる衝撃は、魔力の障壁で防ぐッ!
しかし、そのダメージは確実に蓄積され、肉体の動きを鈍らせていく……!
283
:
GM
:2015/10/03(土) 00:19:28
では行動値10。
マザーシングと同時のタイミングでまずはちとせのターンだ!
284
:
百山ちとせ
:2015/10/03(土) 00:21:16
待機します。
……いや、ここで攻撃したところで大勢に影響ってないんですよね。
285
:
GM
:2015/10/03(土) 00:33:40
ではマザーシング!
川見の弾丸の衝撃で体が活性化し、再びからだを捩じらせる!
《BS付与:邪毒4》を乗せた【灰鉄の爪】による攻撃だ!
対象:範囲 射程:至近 判定値:15 ダメージ:【肉体】35+3D6
攻撃15+2d
diceBot : (15+2D6) → 15+8[6,2] → 23
達成値23の攻撃をランとちとせに!
286
:
百山ちとせ
:2015/10/03(土) 00:42:38
「さすがに二度同じ手は通じませんね……」
回避判定
diceBot : (2D6+6) → 5[3,2]+6 → 11
知ってました。無理です。
287
:
花木蘭
:2015/10/03(土) 00:49:39
ん、それもガード&《守護の盾》だネ(残人間性:-9→-10)。
288
:
GM
:2015/10/05(月) 22:21:55
GM:35+3D6
diceBot : (35+3D6) → 35+11[6,4,1] → 46
ッシャオラ【肉体】属性ダメージ46ぅ!通れば《BS:邪毒4》だオラァ!
289
:
花木蘭
:2015/10/05(月) 22:34:05
18点軽減だから一発目はかろうじて耐えるけど、二発は無理だネー。
仕方ないので愛使って【解放状態】になるヨ。FPは14点まで回復。
「―――――――――――」
メキメキと鎧が圧迫され……ついに、潰れる!
と思った瞬間! 鎧の中から木蘭の香気!
「―――――私はまだ死なない」
鎧が内側から膨れ上がるように復元し、周囲に濃厚な木蘭の香りが漂う。
―――――その体は、木蘭の気で出来ている。
「なぜなら私は、まだみんなの期待を受けているから」
兜が外れた。
麗しき美貌が露わになる。
「まだ死ねない。
みなが私に期待をかけている限り、大衆の英雄は止まれないッ!」
花木蘭、依然生存――――ッ!!
290
:
GM
:2015/10/05(月) 22:38:26
川見
「ふん・・・さすがにしぶといな。」
「だがまあ『それだけ』だ。貴様の技でどうにかなるほど【彼女】は易くないぞ――――!!」
行動値は8!さあ、ランの手番だ!
291
:
花木蘭
:2015/10/05(月) 22:47:16
とりあえず解放状態なんでバステは全部解除されてて……
ムーヴ:なし
マイナー:《名セリフ》(人間性:-10→-12)
メジャー:《歪んだメルヘン》(人間性:-12→-16)
で、川見とマザーシングをターゲットにして攻撃する。
解放状態なんでダイスは三つ振って……
diceBot : (3D6) → 13[5,6,2] → 13
5.6選択。クリティカル発生。
基準値の8を足して、達成値は『39』!
「ふん――――ならばその壁、民の想いを乗せて叩き斬るッ!」
剣を構えてシングに突き刺す。
これだけなら、蚊が刺したようなものだ。痛くもないだろう。
故に、剣を通して木気を直接叩き込んでやる――――!
292
:
GM
:2015/10/05(月) 22:51:05
流石に無理だな――――川見と河西、どちらも【ガード】を選択!
衝撃波を纏った杖を盾に防ごうとする川見と体内が鋼鉄のように硬質化するマザーシングだ!
さあ、貫いてみろぉ!
293
:
百山ちとせ
:2015/10/05(月) 22:59:52
愛と罪を1点ずつ使い、他人に罪の効果「ダメージ増強」を使用。
5d6点ダメージを増加し、アーマー値・ガード値を0として扱います。
ダメージ増強
diceBot : (5D6) → 18[5,4,2,2,5] → 18
294
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/05(月) 23:01:54
「――ラン・ホンイェ!?」
永久:
「なーに慌ててやがる、ここからが半魔の『真の力』よ!」
「なっ、女!?」
刃を向けてきた相手とはいえ、マザーシングに潰されたのを見て動揺。
中から現れた美貌に、もう一度びっくり。
永久:
「そら甦ってきたぞ! ちぃと手助けしてやるかぁー!」
愛と罪を同時に使用し「◆ダメージ増強」をランに適用!
295
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/05(月) 23:04:26
増強ダメージのダイスを忘れてた。
ダメージ増強
diceBot : (5D6) → 14[1,4,2,3,4] → 14
296
:
花木蘭
:2015/10/05(月) 23:12:23
「―――――皆の想いを木気に変える」
「木気を以て悪を成し、木気を以て善を積む」
豊かな黒髪が、轟雷の中に在って麗らかに流れる。
バチバチと紫電が体中を伝い、剣に流れ込んでいく。
剣は稲妻によって白熱し、膨大な木気を内部に蓄える!
「嗚呼、我が名は花木蘭――――木蘭と共に生まれし、将軍也ッ!!」
怖い。
シングが怖い。
死ぬのが怖い、傷つくのが怖い。
そんな、自分の中の『普通の女』も『民の意識』に混ぜて注ぎ込んで――――
「木剣・衆ッ!!!」
ド バ ォ ッ
稲妻を、解き放つッ!
罪を使ってダメージ+5d6!
diceBot : (19+7D6) → 19+37[4,6,6,4,6,6,5] → 56
これに二人の罪を足して、感情属性88点ガードアーマー無視ッ!
297
:
GM
:2015/10/05(月) 23:15:48
ごあっ・・・
ランの木剣による雷気・・・それはスライムであるマザーシングの体内奥まで確実に通電した!
川見
「くっ、我が技は衝撃・・・純粋なエネルギーたる雷気は流石に捌けん・・・っ!」
どっちもかなり痛い。特に川見はもう生きているのが不思議なくらい体が炭化しているが・・・まだ、生きてるぞ!
298
:
GM
:2015/10/05(月) 23:22:09
川見
「だが屈するわけにはいかん、我が魔導の秘奥にはまだ見えていない深淵があると知れ―――!!」
川見はそう言いながら杖を己の傷口に当て、なにやら呟き始めた!
間違いなく、何らかの切り札を持っている――――!!
さあ、そういうところで行動値5。ヒデルの手番!
299
:
百山ちとせ
:2015/10/05(月) 23:22:28
あ、イニシアチブで《魔獣化》しておきますね。 人間性-7→-8
300
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/05(月) 23:36:34
「決めたんだ」
「アイツの生きたいという想いを、守る!」
白銀の器械鎧騎士は、押し返す圧に逆らって歩き出す。
一歩づつ、確実に、コンクリの地面を踏み砕きながら、マザーシングの元へと進んでゆく。
……と、演出してここは待機。
301
:
GM
:2015/10/05(月) 23:40:00
では待機の手番。
まずはちとせからかな!
302
:
百山ちとせ
:2015/10/05(月) 23:44:36
「……頑張ってる良い子には、ご褒美ですよ。」
そっとランに差し出すのは、魔女の秘薬。
飲めばより早く、より強く、より強靭になる。ただそれだけの薬だ。
巨人の薬とか呼ばれる事もある。
《チャンスメイク》を使用。対象はラン。 人間性-7→-10
未行動状態に戻ってください。
303
:
花木蘭
:2015/10/05(月) 23:54:36
「謝謝っ!」
薬を受け取り、ぐいと一息に飲み干す。
漲る力。高ぶる活力。
……芯から力が湧いてきた。もう一撃、行けるッ!
「木剣・衆――――」
「――――燕返ッ!」
再び、剣を通して走る稲妻ッ!!
ムーヴ:なし
マイナー:《名セリフ》
メジャー:《歪んだメルヘン》(人間性:-16→-22)
対象は無論、川見とマザーシングッ!
diceBot : (3D6) → 10[3,6,1] → 10
3,6を選択し、クリティカル発生。
6+2+9+20で、命中達成値は37ッ!
304
:
GM
:2015/10/06(火) 00:21:17
くっ・・・さすがに避けれない!さっきと同じだ、こい!
305
:
百山ちとせ
:2015/10/06(火) 00:30:53
魔女の秘薬が力を高める……
《アタックアシスト》を使用。ダメージを10+1d点追加します。
追加ダメージ
diceBot : (1D6) → 4
14点追加。
306
:
花木蘭
:2015/10/06(火) 00:39:32
「魔導の深淵など私が知るものかよ、川見健一郎ッ!
私にとってはな! 貴様が民を脅かすだけで! 貴様が人を傷つけるというだけでッ!」
「そして、あの少年を阻んでいるということだけでッ!!
私が貴様を殺す理由には十分で、私が知るべきことには十分なのだッ!!!」
自前の罪も乗せ、ダメージ増強+5d6!
diceBot : (19+7D6) → 19+22[3,4,5,2,1,6,1] → 41
サポート込みで、55点ガードアーマー無視ッ!
二度目の木気、再び雷鳴ッ!
307
:
GM
:2015/10/07(水) 22:53:14
くっ・・・河西はともかく川見は耐えられない!
だが【授かりし力】を発動!FPを【最も高い基本能力値】まで回復!
FP:12の状態で復活!
川見
「俺に炎刀の鞘を抜かせるか・・・ッ!」
川見の杖の表面が砕け、禍々しい銃のような姿を露わにさせる!
その銃の『捌き』は先ほどの杖の時の比ではなく・・・衝撃波はエネルギー体である雷すらも捻じ曲げていく!
308
:
GM
:2015/10/07(水) 23:03:34
ではヒデルの手番だ!こぉい!
309
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/07(水) 23:17:57
「大人でいるってのはさ、大変なことなんだな
蘭(アンタ)も……川見と同じで……物がよく見えてるんだろうなって」
「いや……それはきっとちひろさんも同じで、
どうすれば大勢が助かるか分かるから……大勢を守る責任があるから……。
時には『最小限の犠牲』ってヤツを切らなきゃいけない」
「オレにはそれが”大人は汚ェ”、“残酷でヒデー奴”としか思えてなくって―――」
メインプロセスで皆のいるエンゲージに接近だ。
《接近困難》と行動値の対決をするぞ。
行動値
diceBot : (2D6+5) → 6[3,3]+5 → 11
310
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/07(水) 23:19:25
○ それはきっとちとせさんも同じで、
311
:
GM
:2015/10/08(木) 22:25:15
ならば川見も《接近困難》の対決!
GM:2d+16
diceBot : (2D6+16) → 7[1,6]+16 → 23
達成値23!このままいけば川見の勝利でヒデルは動けない!
川見
「来るか、ヒデル君!だが君のスタイルは分かっている!」
「近づかなければ君は始まらないのだろう?足場を崩してフットワークを乱せば立っていることもままならないはずだ!」
川見の放つ衝撃波がヒデルの足元を揺らす!
虎鶫ヒデルは空が飛べない。この衝撃を無効化する術は無い。
虎鶫ヒデルに速度はない。衝撃波の影響外に出るには速度が足りない。
虎鶫ヒデルに技術は無い。衝撃波を耐え抜くバランス感覚は存在しない。
つまり、虎鶫ヒデルには、川見の魔術による翻弄に、対抗する術は無い――――!!
312
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/08(木) 22:45:29
「……無責任な話だよな」
「オレも!いつまでも文句言って見てるだけのガキじゃねぇ!」
「うおおおおおおおおっ――ッだあっ!」
『 ガシュンガシュンガシュンガシュン――― ドォンッ! 』
パイルバンカーを地面に打ち込み、機構を限界駆動!
マックスパワーで杭を射出――その反動で、飛び上がる!
愛をコストに《万物の打倒者》を発動、達成値を引き上げて「31」。
エンゲージに飛び込んで、川見に白兵攻撃を仕掛けるぞ!
川見にこれを阻む術はあるか!?
313
:
GM
:2015/10/08(木) 22:51:10
阻む術は――――ない!
移動完了だ!さあ、マイナーアクション、メジャーアクションをするがいい!
314
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/08(木) 23:01:49
パイルバンカーの機構が激しく駆動を開始!
マイナー:なし
メジャー:《パーフェクトソルジャー》、《ヘヴィバッシュ》を使用。(14→11)
そして愛をコストに即座に解放状態に。
川見をターゲットにバスターパイルで攻撃!
diceBot : (3D6) → 9[5,2,2] → 9
出目は5、2を採用して7……達成値は17だ。
315
:
GM
:2015/10/08(木) 23:11:21
避けれはしない・・・ガードを宣言する!
さあ、ダメージを出してみろ!
316
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/08(木) 23:25:39
「あゆみを無視してんじゃねぇよ!
目ェーッ、覚ませええっ!」
技なんてものじゃない。
フッ飛び、落下する勢いのまま、白金に輝く拳で川見をブン殴る!
《ヘヴィバッシュ》と《パーフェクトソルジャー》のダメージ増加。
さらに《魔獣の殺意》でダメージを増加して、27+7D6だ。(人間性:11→10)
diceBot : (27+7D6) → 27+34[5,5,4,5,5,4,6] → 61
感情属性で61点!
317
:
GM
:2015/10/08(木) 23:34:35
――――川見のFPは12!アーマー値7!ガード値5!
川見
「バカ・・・な・・・永遠の・・・命・・・を・・・!」
ヒデルの拳は防ごうと構えた二丁の杖ごと川見の両腕をへし砕き、そのまま顔をぶん殴った!!
川見健一郎――――戦闘不能!!
318
:
GM
:2015/10/08(木) 23:38:07
2ターン目
全員同一エンゲージ
“マザーシング”河西あゆみ:行動値10
百山ちとせ:行動値10
ラン・ホンイェ:行動値8
虎鶫ヒデル:行動値5
さあクリンナッププロセスだ、誰か宣言はあるか!?
319
:
百山ちとせ
:2015/10/08(木) 23:39:54
ないですねー。
320
:
花木蘭
:2015/10/08(木) 23:41:26
私も特に宣言は無い。
が、《魔獣化》で行動値が変わっていてな。
今の私の行動値は6なんだ。
321
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/08(木) 23:42:26
特にできる事はないみたいだぜ!
322
:
GM
:2015/10/08(木) 23:51:47
ではこちらもなし。
まずは行動値10。
百山ちとせの手番から行こうかぁ!
323
:
百山ちとせ
:2015/10/09(金) 00:04:00
待機しますかね。
324
:
GM
:2015/10/09(金) 00:14:08
川見
「グッ・・・私に戦闘能力はもうないが・・・それでもまだ、できることは有る・・・!!」
「マザーシングよ!魔力をたっぷり詰め込んだ同胞の肉体だ!受け取れええええええ!!!」
ばぐん!!
ヒデルに吹き飛ばされた川見はマザーシングの胃袋へと飛び込み・・・そのまま吸収される!
《世界律:崩壊》を宣言!
マザーシングの次の攻撃を『対象:シーン 射程:シーン』に変更する!
《世界律:超越》を宣言!
マザーシングの次の攻撃の達成値に+20!
《世界律:絶望》を宣言!
マザーシングの次の攻撃のダメージに+30!
325
:
GM
:2015/10/09(金) 00:19:24
この状態で《BS付与:邪毒4》を乗せた【灰鉄の爪】による攻撃だ!
対象:範囲→シーン 射程:至近→シーン 判定値:15→15+20 ダメージ:【肉体】35+3D6→35+20+3D6
GM:15+20+2d
diceBot : (15+20+2D6) → 15+20+6[1,5] → 41
マザーシングの液状の肉体全てを音叉とし、体内で増幅に増幅を重ねた衝撃波を・・・開放する!
達成値41の攻撃を避けてみろォ!
326
:
百山ちとせ
:2015/10/09(金) 00:37:01
回避
diceBot : (2D6+6) → 6[1,5]+6 → 12
まぁ無理ですね。
327
:
花木蘭
:2015/10/09(金) 00:41:06
どうせ回避できないのでガード宣言。
《守護の盾》でヒデルを庇う。(残人間性:-22→-23)
328
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/09(金) 00:41:40
回避
diceBot : (3D6) → 13[6,2,5] → 13
出目は6、5を採用してクリティカル
11+6+20 → 回避判定達成値は「37」
「だめだ、避けきれねぇ!」
329
:
GM
:2015/10/09(金) 00:46:25
GM:35+30+3D6
diceBot : (35+30+3D6) → 35+30+7[3,1,3] → 72
うりゃさー!72の【肉体】属性、アーマー値、ガード値無視のダメージを受けてみろやぁ!
330
:
百山ちとせ
:2015/10/09(金) 00:52:42
かりそめの死になるので、罪を1点使って即座に復活します。【加護】は4なので、4+10で14点まで回復ですね。
多分ランさんも死ぬので、《絆の救済者》を使用。【FP】全快で復活させます。
「……いや、危ない所でした。」
「事前に飲んでおいて正解でしたね。」
派手にシェイクされて気分最悪ですが、いや危ない危ない。
事前に服用しておいたドリンクの効果がなければ、危うく死ぬところでしたね。
私は見ての通りか弱い半魔ですが、薬にはそれなりの自身があります。
まあ、そういう事ですね。
331
:
花木蘭
:2015/10/09(金) 00:57:14
うんまぁミンチなんで、余裕で死ぬ。計算するまでもない。
が、ちとせのおかげで全回復だ。
「……先ほどの薬にも何か混ぜていたな?」
衝撃波で木っ端みじんになっているはずの体が、五体満足で残っている。
どうせ先ほど飲んだ巨人の薬とやらに、なにか仕掛けでもあったのだろう。
「ふっ、魔女め……謝謝!」
だが、有難い。
力が漲る。今の私は、一番の最高潮だ!
「さぁ、まだ私は生きているぞマザーシングッ!!
私も、虎鶫ヒデルも、百山ちとせも! 誰も彼も生きているぞ、河西あゆみッ!!」
332
:
GM
:2015/10/09(金) 01:03:00
マザーシングは先ほどの攻撃で川見の残骸も、
自身の肉のほとんども一緒に吹き飛ばしたが・・・未だ健在!
河西あゆみの肉体を露出させながらもその肉体は衰えることなく、
むしろ体が小さくなって動きが素早くなったかのように鋭くなっている!
さあ、行動値8でランの手番だ!
333
:
花木蘭
:2015/10/09(金) 01:11:19
あ、私は待機で。
334
:
GM
:2015/10/09(金) 01:21:20
待機と来たか!
・・・ではヒデルの手番だ!
335
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/09(金) 01:36:03
マイナー:なし
メジャー:《パーフェクトソルジャー》、《ヘヴィバッシュ》(10→7)
「すっ、すっげぇ〜(もらった薬……飲まなくて良かったかも?)」
「ラン…ちとせさん……ありがとうな!」
皆が命がけで、何回かは死にながら、ここまで道を切り開いてくれた。
ここからだ。ここからが自分の追う「大人の責任」だ!
弾ける火花、砕ける装甲、赤熱する歯車!
器械鎧の機構を限界まで――限界を超えて駆動させる!
「全開ッ!」
マザーシングにバスターパイルで攻撃を仕掛ける。
diceBot : (3D6) → 8[1,3,4] → 8
出目は3、4を適用
7+10 → 命中判定の達成値は「17」だ
336
:
GM
:2015/10/09(金) 22:45:48
ん〜・・・・・・ガードするよ!
337
:
花木蘭
:2015/10/09(金) 22:54:33
そのダメージに《攻防一体》ッ!(人間性:-23→-28)
ダメージを『+19』するッ!
「――――行きたまえよ、少年。
義は君にある。理も君にある。なにも君を阻む者は無い」
マザーシングの内側から放たれる木気!
残留紫電がマザーシングの体内を奔り、一瞬だけ無防備な瞬間を生み出すッ!
338
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/09(金) 23:05:27
「…………!」
「おうっ!」
愛を使用してエゴ化していた、【絆:ラン・フォンイェ(頼れる大人)】を取り戻す!
『 ガシュンガシュンガシュン―― プシュワァ―z__ ッ! 』
器械鎧の間接から蒸気を噴出しながら、動力を右腕の杭打ち器に集中。
肉塊に深々と突きこんだ杭から、白金のエネルギー光を放散させる!
『 ――― 閃ッ ! 』
《ヘヴィバッシュ》と《パーフェクトソルジャー》のダメージ増加。
判定前に《魔獣の殺意》でダメージを+1D増加。(人間性:7→6)
ここに罪を乗せて+5Dダメージ増強!
ランの《攻防一体》を合わせて、ガード無視の27+19+12D6
。
diceBot : (27+19+12D6) → 27+19+42[6,6,6,5,3,2,1,1,1,3,3,5] → 88
感情属性でガード無視の88点!
339
:
GM
:2015/10/09(金) 23:12:19
FPが0になり・・・《世界律:不滅》を宣言!
残りFP28で復活う!
「あり・・・がと・・・ヒデル君・・・私の心を守ってくれて・・・」
「私、好きだよ。この街が。この世界が。私が生きてきたこの場所が。」
「そして一緒にいてくれた・・・あなたが。」
ヒデルのパイルはマザーシングの肉塊をほぼ全て吹き飛ばし――――河西あゆみを完全に露出させ、彼女の意識を戻した。
「ねえ・・・最後のお願い、聞いてくれないかな?」
「楽にしてくれないかな、ヒデル君。私・・・苦しいの。其れに――――」
だが、それも一時の事。
「私が生きている限り、この世界はもう元には戻らないと思う。」
飛び散った肉片はすぐに河西あゆみを核として、元に戻ろうとしている――――!
340
:
GM
:2015/10/11(日) 22:06:05
そして次は待機した連中の手番!
まずは・・・百山ちとせの番だぁ!
341
:
百山ちとせ
:2015/10/11(日) 22:11:02
「……ご指名みたいですよ?」
ポンポン、と肩を叩く。
それで十分だ。
ヒデル君に《チャンスメイク》を使用します。 人間性-10→-13
未行動に戻ってください。
342
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/11(日) 22:27:23
「………」
限界駆動を終え、器械鎧の間接からもうもうと煙が上がる。
反動で装甲は剥がれ落ち、機関部は焼け付き、耳障りな異音をたてている。
ここまで軽々と振り回してきた杭打ちが、急に重い。
引きずるようにしながら、河西あゆみの元へ、進んでゆく。
「(ランもちとせさんも……きっとこの重さを背負ってるんだ)」
「(俺が果たさなきゃいけない、『大人の責任』―――)」
『 ギ ギ ギギギ……ギチ… 』
杭打ちを抱えるようにして持ち上げ、マザーシングへと狙いを定める。
「約束は守るさ」
「オレはウソはつかねぇ」
命中判定の直前に《ヘヴィバッシュ》使用、武器威力を+12。
マザーシング――河西あゆみに狙いを定め、パイルバスターで攻撃。
diceBot : (3D6) → 14[6,2,6] → 14
出目6、6を採用しクリティカル
12+11+20 → 命中判定の達成値は「43」!
343
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/11(日) 22:31:10
(《パーフェクトソルジャー》も使用してた。達成値は上記のそれだ)
344
:
GM
:2015/10/11(日) 22:34:56
最後のあがきに回避を選択!
GM:5+2d
diceBot : (5+2D6) → 5+7[2,5] → 12
――――失敗!ダメージをどうぞ!
345
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/11(日) 22:36:12
《パフェクトソルジャー》、《ヘヴィバッシュ》、クリティカル時の《デススポット》の発動(人間性:6→0)
346
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/11(日) 22:44:52
『 きりきりきりきり―― ぞ んっ 』
ダメージロール前に《魔獣の殺意》で+1D6(-0→1)
さらに罪を使用してダメージ増強で+5D6、バスターパイルの効果と《デススポット》で+4D6。
諸々も合わせて、27+11D6。
D6
diceBot : (27+11D6) → 27+35[3,1,5,5,1,2,5,2,1,4,6] → 62
感情属性で「62」点のダメージ。
347
:
GM
:2015/10/11(日) 22:55:39
もはや耐えきる術は無い――――マザーシングのFP0!
「ありがとう――――ごめんね。」
杭により胴体を貫かれた河西あゆみ。
その体は末端から塵に代わり、崩れ始めていく。
※“マザーシング”河西あゆみは今現在エゴしか存在しない状態になっている。
このままでは魔獣としてしかいられず、シーン終了時に河西あゆみは死亡となる――――
. ´ , `、` `゙⌒""¨゚゚゙´ `¨"
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348
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/11(日) 23:08:56
永久:
「まったく、エゴだけの異形なんてよ……ツマランもんだぜ?」
「……あゆみっ!戻って来い!」
崩れてゆく白金の鎧の残骸を脱ぎ捨てて手を伸ばし、彼女の手を取る!
『エゴ』しか残っていないのならば、自分の愛をあゆみに与える。
そしてエゴの一つ、自分との『絆』を取り戻させるのだ。
349
:
GM
:2015/10/11(日) 23:18:03
「これ――――なに?この暖かい光・・・これは――――」
あゆみに刺さった杭が白く、柔らかな光に包まれていく。
意識を失いかけた河西あゆみは、その意識を失う最後に、最愛の人の手を掴み、そして――――
――――シーンエンド
350
:
GM
:2015/10/11(日) 23:34:36
エンディングフェイズ
シーン13:ゼウスより飛来した流星
シーンプレイヤー:なし
“それ”は悠久の時よりただ、“殖える”ことのみを目的に存在していた生命だった。
何千年、何億年、何兆年――――どこにいようとも、決して変わることのなかった営み。
だが今宵この時この瞬間、“それ”は一つの概念を得た。
“母”単一で殖えることのできる“それ”には未だ存在しなかった概念。
死してもまた“代わり”を作ればよかった“それ”には未だ存在しなかった概念。
全てが同一の遺伝子を持つ生命であるが故に、“それ”には未だ存在しなかった概念。
それは一人の男の子が少女の手を掴むまでの過程。
それは永き時を生きた英傑が己の信念を貫き通す道程。
それは陰に潜む魔女がひっそりと静かに他者に寄り添う行程。
――――それは、己が全てを捧げ尽くして何かを救おうとした一人の男の歴程(いきざま)。
それらを見た“それ”は、“他人を愛する”と言う、概念を知った。
351
:
GM
:2015/10/11(日) 23:45:57
“それ”は彼らに深き感謝をした。
そして、この概念を遥か彼方にて未だ殖えつづけている同胞たちにも伝えたいと願った。
だが、その前に。
彼らにわずかばかりにお礼はしておきたいと、そう思った。
同胞へ愛を伝える教程の旅路は今まで生きた悠久の時に匹敵するやもしれぬ永き旅路になるであろう。
だが、その旅路を終えた時――――再び“私たち”は彼らに巡り合えるかもしれない。
そう願った“私たち”は旅立つ前に、持っていた“力”をこの地に少し置いて行った。
この“力”は彼らを守り、健やかにしてくれる手助けとなってくれる。
そして、いずれ“私たち”が戻ってきたときに目印にもなってくれるはずだ。
いつか“私たち”は、再び彼らに巡り合えるだろう。
その出会いが、願わくば幸福な出会いにならんことを。
彼方へと飛び立つとき、“シング”は強く強く、そう願った。
――――シーンエンド
352
:
GM
:2015/10/11(日) 23:46:59
というところで個別のエンディングに入ります!
まずは各自バックトラックの申請をどうぞ!
353
:
百山ちとせ
:2015/10/11(日) 23:53:16
愛を3点使ってエゴを3個絆に戻し、SA達成でダイス数を倍にします。
diceBot : (12D6) → 43[5,4,5,1,4,6,2,1,2,5,3,5] → 43
43-13=30 人間性30で帰ってきました。
354
:
ラン・ホンイェ
:2015/10/11(日) 23:58:56
えー、愛を3点使ってエゴを3個絆に戻し、SAも達成してるんでダイス数を二倍にするヨ。
ちなみに現在の人間性は-28ネ。
diceBot : (12D6) → 33[4,3,6,3,4,1,1,2,2,1,4,2] → 33
ん、人間性5まで回復して無事に帰還。……怖かったー。
355
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/11(日) 23:59:07
愛は全部使い切った。絆は「4」、SA達成で絆の数の2倍のダイスだったな。
diceBot : (8D6) → 23[3,4,4,1,5,3,2,1] → 23
23-1=22 よし、戻ってきた。
356
:
GM
:2015/10/12(月) 00:17:59
シーン14:戦い終わって
シーンプレイヤー:百山ちとせ
池袋警察署死霊課、アイマス死霊部――――
長沢遼
「――――以上がこの事件の顛末、ですね。」
「未明に発生した謎の発光現象が起きた後、シングたちにより負傷していた者達―――
及び周辺の病人、怪我人の容態が急速に快癒していったことを確認しています。」
「死人はそのままだったようですが、あの現象のおかげで比較的被害はマシなものに抑えられそうです。」
「――――まあ、被害は少なくとも事後処理はとんでもない量になってますけどね。」
「快癒していった方たちの経過も見て行かないといけませんしねえ―――――」
百山ちとせは長沢に事件のあらましの報告をしていたところだ。
長沢もちとせに自身の持っている情報を伝え、お互いに確認し合っている。
もちろん、今後するべきことの相談のために、だ。
357
:
百山ちとせ
:2015/10/12(月) 00:25:17
「経過観察が必要ですね。中にはシングと同化してしまった者もいるかもしれません。」
「そういう前例もありますしね。」
―――ところで、百山ちとせにはほとんど書類仕事が回ってこない。
なぜか? 答えは簡単だ。それよりもっと重要な仕事があるからである。
どのくらい重要かと言うと、この仕事が滞りなく遂行されているか否かで全体の仕事効率が左右されるほどの、重大な物だ。
「……で、ドリンクはどの程度用意した方が良いでしょうか。」
「例年の三割増くらいで足ります?」
スタミナドリンク
即ち、魔女の秘薬の製造・配布(有料)である。
358
:
GM
:2015/10/12(月) 00:32:45
「――――開幕十割行くかもしれませんね。」
そして長沢の言ったセリフは百山ちとせにもスタドリを強要しかねないデスマーチだった。
「私たちの仕事は殺しじゃない、事件の収拾です。」
「さあ、お仕事と行きましょうか・・・あ、初めの納期は二日後までにお願いします。」
デスマーチだった。
359
:
百山ちとせ
:2015/10/12(月) 00:37:23
⌒>=ニ{ ̄ <⌒
(_/ ⌒ソ⌒ : : く____ノ
/ /: . : : : : \ : . : : <⌒
、_ノ . : |: . |: : : : : : ゚。: : ゚。: : : .
. / . : : : |: . . 八: : : : : : ゚。: : :、: :.
/. : : |: :|: :八: : : : \ : : : : ゚。: : . }: \ハ
. /: : : : |: :|人: : : : : . \ : : :.ハ: : : |: :乂ソ
: : : : 人 : . \ \: : .`ニ⌒ソ |: : : :ト、:.〈
ノ: : : : : : \{`二ニ \{ 斗セ尤犲: : /リ) 八:.
. . :/|、: :人 ,斗セ尤 /ハ / |: :仏イ: : :.
. (:〈 | \: :(\ / ハ |.:/:/.:.| : : 丿
. |: : :.\辻 ` u尤|/: 丿:Υ
乂: : : :.)公,、J ーァ___ノ ノ: : 人:.:.| 「……奈落堕ちしたら、介錯してくださいね?」
. `Y´:八/ : ≧u ィ ,,,,「 ̄). 乂
八/: /: : /: : :/ :/ } ¨¨)ー-<⌒ヽ
)V: : /: :/ : :/ 丿 厂 ̄ヽ . : : : ハ
. (: :|: : 「 Y {: 厂 ̄ ̄(: . . : : :)⌒¨⌒ヽ
乂ノ 人 V: : . :/: : :ー┬'’ /
/∠二 \\: :/: : : : :丿 {:../ 〉
/ ―‐-- ⊃ <Ⅳ / /}
. / ≧=--‐‐ 〈/
/ ―‐-- ⊃ Ⅴ /
丁\〉 〈ノ^ー---- Ⅶ 〈
.. /| イ Λ / \
. く | | ¦ Λ / _丿
.. \| | | / Λ v――{
| | | / Λ V「 ̄
悲壮な決意と共に、新たなる戦いの火蓋が切られた―――!
360
:
GM
:2015/10/12(月) 00:44:07
街に平和が戻り、百山ちとせにも平和が戻った。
そう、退屈なデスクワークと言う名の平和が。
まあ――――
「ちとせさん、すいません!次の納期にスタドリ10ケース追加お願いします!」
「納期をあと10時間早めることはできませんか!?幸子が血を吐いて倒れてしまいました!」
「それが終わったらこちらに急行願います!最悪現場近くのホテルでカンヅメでドリンク作ってもらうかもしれません――――!!!」
平和で退屈だからと言って楽と言うわけでもないのだが。
それでも人死にが出ないのだ、それに越したことはないだろう――――ないだろう。
――――シーンエンド。
361
:
GM
:2015/10/12(月) 00:56:16
シーン15:亡き友に捧ぐ
シーンプレイヤー:ラン・ホンイェ
こうして、シングを巡る事件は終了した。
シングの半魔への覚醒により怪我人は全員治療され、河西あゆみも元に戻ったのだが――――死人は元に戻らない。
事故死として処理された川見健一郎の遺骨が埋葬された墓前の前で、木蘭の英傑は一人たたずむのであった。
362
:
ラン・ホンイェ
:2015/10/12(月) 01:13:43
「……さて」
「正直キミが仏教式のお墓に入るってのも違和感あるけどネ、センセ」
墓前に花を添える。
木蘭を中心にした、故人への花束。ランの花屋から持ってきたものだ。
「とりあえずあゆみちゃんは平気そうだヨ。
残念ながらというか、シングは独立しちゃたみたいだけどネ。
半魔になれば、あの子の病弱体質も改善したかもしれないだケド……」
「その辺はまぁ、ヒデルくんがいるから平気ネ」
……あの天竺から来た杭と、その持ち主を思いだす。
「……気持ちのいい子だヨ。
あの子がいれば、大抵のことは平気ネ。
いやほんと、マズいのに目ェつけられちゃたカナー。
僕ちょとやり過ぎたかもしれないヨ。ああ、怖い怖い。アハハ」
口調とは裏腹に、ケラケラと笑いつつ。
でも本当に――――あの一人と一機なら、平気だろう。
アレはそういうエゴを持っていた子だ。なら、何も心配は無い。
363
:
ラン・ホンイェ
:2015/10/12(月) 01:26:58
「というかちとせサンの話だと、実は体質はもう平気らしいけどネ。
その辺僕にはよくわからないけど、まぁ万事解決したならいいことヨ」
魔術とか医術とか、専門じゃない。
わかることは、花と戦争のことだけだ。
「あー、ちとせサンと言えば、あっちの方がマズいネー。
一回捕まちゃたしネー。
上の方の人と取引はできたんだけどネー。
ちょと次顔あわせる時気まずいネー」
「ま、しばらくはあの人も事後処理で忙しいだろし、気にしなくてもいいカナ」
「というかこの間も言たけど、アレに目をつけられたのはマズかたヨーセンセ。
あの森の魔女は、ほとんど神様みたいなものだからネー。
今は零落してるとは言え、アレが出張ってきたらキツイヨー。次元が一つ上だからネー」
アレは……バーバ・ヤーガは、助言者だ。
善き行いをする子を助ける者。その者にとって最良の未来へ導く者。
悪しき行いをする子には、その逆だ。その者にとって最悪の未来へレールを敷く。
「お互い悪いことはできないってことネ。
アハハ、まぁ僕は悪い事まだまだするんだけど」
それでも――――それでも、ラン・ホンイェは、手段を選ばず悪を狩り続けるだろう。
手段を選べるほど、ランは強くない。
ランは悪に勝たなくてはいけないのに、ランは弱い。
だから手段を選ばない。ラン・ホンイェは手段を選ばず悪を追いつめ――――そして、花木蘭が悪を討つ。
花木蘭は英傑である。
花木蘭は大衆の希望を背負った英傑であり、それ故に手段を選ばなくてはならない。
誇り高き戦いを。人知の及ばぬ闘いを。
正々堂々、英雄の戦いをしなければならない。――――そんなことができるほど、強くも無いのに。
故に、ランが必要なのだ。
ランと言う、悪の受け皿が。
これまでずっとそうしてきたし、これからもずっとそうするだろう。
364
:
ラン・ホンイェ
:2015/10/12(月) 01:29:28
. / /: :/ :/: .ィ i: : : : l:!:! ヽヽヽ
/://: . :/: :/: . :, '//: : . : :/从 : }: |,:i丶
/://: : /: ./: ://、/' !/|: : : /ナ |l : |: :!||
. |/|:{: : /: : /: ///‐〃 |:i: :/_ |l!: | : }リ
iヘ: :{ : : |: i.ィ≡ミ/ V:ル'r≡ミメ |: l: /
ヽ:ヽ: :|: |" /' 、、、、ノイ}:{ 「――――再見、センセ。また地獄で会おうネ」
}/{ヽト ト´´´ 〈}、 ムノ゙`
′ゝ. ヘ 、-―‐ッ /イトi
| ̄:>、 `¨¨´ /: /
/ ̄ ̄`ヽヽ{` =.、 __ .イNハ! . -- 、
/ ヽ\ \ /{ _ -‐v'´ \
/ ヽ \ { 〈` . -―┐ ヽ
\: :ハ「二ニ水¨-―‐┘、. |: ヽ
そして、木蘭の英雄は再び夜へと消えていく。
悪によって悪を追いつめ、義によって悪を討つために。
365
:
GM
:2015/10/12(月) 01:32:47
墓前より離れるとき、ランの鼻腔をレモンの香りがくすぐった。
それは気のせいだったのだろうか。それとも――――?
――――シーンエンド
366
:
GM
:2015/10/12(月) 22:51:20
シーン16:あゆみととら
シーンプレイヤー:虎鶫ヒデル
シング事件より一か月――――
「うう〜〜〜さむいねえとらちゃん・・・もう二月だもんねえ・・・」
学校から帰る通学路にて。
ヒデルとあゆみは一緒に下校をしているところだった。
シングの影響下から離れた河西あゆみはあの事件の記憶を全部失っており・・・
ダンセイニ氏病は治ったものの、病弱であることにかわりはない。
現在ももっこもこに着込んでいる状態で、時折へーちょへーちょとくしゃみをしている感じだ。
「とらちゃんよくそんな恰好で平気だよね。私もう寒くてお外に出たくないよ・・・」
367
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/12(月) 23:26:00
「いやぁ、制服がもう縮んじゃってさぁ……成長期かな?」
……あの事件のあと、背が5cmほど伸びた。
限界を突破した魔物化、肉体機能の活性化の副作用か?
2週間前までは、夜中に間接がペキペキ伸びる音が聞こえたくらいだ。
「3年の修学旅行は北海道だって言うだろ?今から鍛えなきゃあな!」
「オレは楽しむ事にも全力だ」
「(……半魔の肉体、か)」
診断結果を見たちとせ曰く、彼女の肉体は『半魔』のそれになったとか。
シングとの融合が作用したのか……自分と永久(とわ)のようなものだろうか?
あの事件でシングの侵食を受けた被害者の、急速な回復――アレも同様のものなのか。
すると、あの事件のあと、この街には何体の新しい『魔』が放たれた事になるのだろう?
「(そして、あゆみも被害者の人たちも、よく覚えてないんだよな)」
『絆』を、そして『愛』を知り、ドミニオンを閉じるとどこかに去っていったシングたち。
あの暴走は、善悪では裁けない……あれに罪は無い。そう思う。
いや……自分がそう思いたいのは、あゆみに罪を背負わせたくないというエゴからだろうか?
368
:
GM
:2015/10/12(月) 23:34:49
「うう・・・ほっかいどうはいやだよ、さむいのはいやだよ〜〜・・・」
頭を抱えてぷるぷると震えだす河西あゆみ。
――――病気に悩むことがなくなったからなのか。最近妙にこどもっぽくなっている感じがする。
「今から沖縄に変わらないかな〜〜〜・・・・」
ただ、以前よりもずっと明るくなったという感じはしっかりとするのだ。
369
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/13(火) 00:01:17
「あ、海もいいなぁ! 上級生の話じゃ、旅行先は2つの中から選択できるって話じゃなかったか?」
「(選択か……これで、よかったのかな)」
無秩序に捕食し増殖するだけだった、シングたちは、たしかに『絆』と『愛』を知った。
だが今後、その力がどこに向かうかは分からない。
指向性を得た分、その力が破壊一点に傾けば、今回以上の脅威となるだろう。
池袋の街に不発弾が撒かれたようなものだ。
やはり、あの場でマザーシングを、滅ぼすべきだったのだろうか?
ちとせさんやラのような街を守る半魔を、賭けの秤に乗せたようなもの――
永久:
((グググ……少ない脳味噌で悩む事はないぞヒデルよ…))
((封魔の杭であるワタシに任せるがよい……魔はすべからく殺すべきだから…))
「とうっ」 ゲシッ
((ぐふっ))
背中のコントラバスケースに肘打ちを入れて黙らせる。
あの事件のあと、限界駆動でスクラップになりかかっていた相棒も、
自己修復を終えてすっかり調子を取り戻している。
うっかり目を放したスキに何をしでかすか油断ならない。
自分の力だ。気を引き締めて、飼いならさねば。
「ま、どこに行くことになるかは分からないけどさ」
「オレはあゆみと同じトコ選ぶぜ」
370
:
GM
:2015/10/13(火) 00:23:33
「うー・・・はずかしいこというのきんしー!」
真顔でそんなことを言われたのでぺちんとヒデルの頭をはたくあゆみ。
「む〜・・・・・・とらちゃん、これ、あげる。」
そのまま流れるようにヒデルの顔に可愛くラッピングされたナニカをぐりぐりと押し付けてきた。
371
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/13(火) 00:37:33
「イテッ!ハハハ、ちょっと強くなってないか?」
「おおっ、なんだ?誕生日には4ヶ月ほど早いけどなー」
「開けてみてもいいか?」
頬に押し付けられる包みを受け取り、ラッピングを解く。
372
:
GM
:2015/10/13(火) 00:48:04
「もー・・・今日が何日か分かってないの?」
ラッピングをほどいてみると、中には―――――
''' <>____><幺 ', ', /::::::::::i.:::::∧:::::::::::::::::::::::::ヽ__
/ ', ', .:::/:::::::{::::.ヘ ',:::::卞::::::::::::::::::::::ヌ , ....
_/_/ X  ̄ フ |::::i:::::/ ∨r=ミ、,::::::lー |:::::::}:::::} ` 、::::', -
ヤ :::::::>ゝ :::::::マ f´ ::/ /// ヽナ_ i.::::/:::/ マ丶/::::/
《 :::::::マ マ.ゞZキ , - ' ㍉::/:::ス. い:::::/
', :::::', 〃::::::::. / 7 ///〆 スOo
ヽ :::::', ` 、::. ヤ / ./ 癶::-'lノ
7:\ :::::ヽ :::::::=―- -'"_ /::ヽヽrヘヽ´:::|ノ
, -'"ヽ`/\ :::::`::::、::::::: `゙''ー-、,::-'"::/:::厶ノ
7〆:::::::キ :::::::, -'ー、,_::::::: }ヽ, -'十
「今日は二月十四日なんだよ、とらちゃん!」
中には、レモンの香り漂う手作りのチョコレートが入っていた。
373
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/13(火) 01:14:41
「あっ、えっ、おおお〜〜〜〜〜〜〜っ……!」
「えと、あの……ありがと、よ……!」
「……改めて言うと気恥ずかしい、な。コレ」
――昨日、しばらく事件の記憶を避けて会うことのなかった、
『あの二人』の様子を見に行ってみた。
警察の専門の部署に捕まって忙しく働かされているって話のちとせさん。
彼女には会いに行ってはみたが、直接その姿は見られなかった。
死霊課――見に行ったのは初めてだが、名は体を現す部署だ。
みんなゾンビみたいな顔をしながら一日30時間の労働を強いられているとか……ちとせさんが心配だ。
ランは花屋の近くを通りがかった時、人の良さそうな笑顔で接客している様子が見えた。
元通りの中華風な装いの男装――あの地下で鎧を脱ぎ捨てた時の、女性の姿は幻かなにかだったみたいだ。
あの笑みの下に隠されているのは犠牲も厭わぬ正義? 力ない者のための盾として立つ英傑?
……途中で、覗き見しているこっちが見られている気がして、怖くなって帰ってきてしまった。
「あのさ、あゆみ……」
アレだけのエゴの力を使い無茶をしながらも、みんな『人』の日常に戻ってきた。
彼女達にも、自分にとってのあゆみのような、日常への道しるべとなる多くの『絆』があるのだろう。
それはとても心強くて――――皆がいるなら、きっとこの先の困難も越えて、
昼と夜の境界線を守っていけると、そう思える。
きっとこの選択に、間違いはない。
374
:
虎鶫ヒデル
:2015/10/13(火) 01:17:50
ィ彡渊';,;,斗;彡,;彳_,'´"ソ"彳勿刎州州州州州州州≧;:,,_
/シ刎刎州州州州州洲州州仆;,' j' ;,;'´;′从勿刎洲州州込;
. ,;彡刎刎匁i|ヾミ込ミ\込刎l|刎州|州州州'ij;,i 匇; ;'"从j|从勿ij
イ´;彡刎|゙`ヾ、 ヽjメ,` ヾj;込刎刎州州州州州州||;li,|i,;,.:, '";' j}
! {|!' '刎 ' ′`゙ミ从込州州州州州l州l州州l州l|i'
i! '1 i、 ,彡 `i洲州州州州州州州州州州l|;'
{ !ミミミ≧%ァュ.,_ ,;彡 ';洲州州_;.、州州州州州州li|i'
、 _``¨¨゙'込、, '´ 'ij洲j!'´,へ、ヾ洲l州l州州l|l|;'
; ' `,.、_ `' 潮l' / ソ´i }洲州州州|l} 「なんか……帰ってきたなぁ、って」
; ' `,.、_ `' 潮'ィ‐rーぅ´i }洲州州州|l}′
. l、 ξ'´¨ミ;, i|!' Y´ ノ |渊州州州j;′
j彡ヽ′, , , ヾ, ; ; ; , , |! 勹/ .丿洲州州州;
_ノ.:;彡:!, ' ' ' ' ' ' ' ' ' l! i ' ,/il州州州lj|l!l'
. λ ..::;彡ソ _, |、 / |l|l州l|州!|l'; '
`ヽ、ヾ ′ _,.-‐´_,》 l ``´ !'i|!l|l'l|l|' }′
ヽ _,. -‐_´ , ' ,/ノ .l '; l!'lj |i._'..,
`´フ-‐' ´_,/ ノ ` 'jilソ' ソ,
. (`¨´ ̄__, / _, -‐ ´ ノ、_
. T ´ ̄ /: _, -‐ ’ ヽ
ヽ_ ,/|::. _ - ´ /
/`¨`フ´,...斗‐ ´ ,;ノ´
// /〔´ ̄ ,;:;' ,;:'´" _, -‐
/ / ./ ヽ,_,,. ,,.;:;:,,. ., ,/
. l / / 〃  ̄ ̄ "´ /
375
:
GM
:2015/10/13(火) 01:19:55
――――シーンエンド
376
:
GM
:2015/10/14(水) 22:43:50
では最後に経験点いこうかあ!
虎鶫 ヒデル→【SA:河西あゆみを守る】 -―clear!
ラン・ホンイェ→【SA:川見健一郎を調査する】―clear!
百山ちとせ→【SA:隕石の謎を追う】 ―clear!
ドミニオンアーツは
《世界律:神速》《世界律:不変》《世界律:不滅》《世界律:崩壊》《世界律:超越》
《世界律:絶望Lv2》《世界律:反射》《資産:帰還門》《資産:空間展開》《資産:支配》
にて入る経験値に合計11点プラス!
セッションに最後まで参加した:1点
SAを達成した:1点
最終人間性による経験点:ラン5点、ヒデルとちとせは4点
ドミニオンアーツの数:11(11点)
よいロールプレイをした:1点
他のPLを助けるような発言、行動をした:1点
セッションの進行を助けた:1点
場所の手配など〜:1点
ラン・ホンイェは22点、虎鶫ヒデルと百山ちとせには21点の経験点をそれぞれ進呈だァ!
377
:
ラン・ホンイェ
:2015/10/14(水) 22:57:57
お疲れ。
GMにも、経験点チェックをつけるヨ。
378
:
百山ちとせ
:2015/10/14(水) 22:59:23
GMに経験点をあげる ■
お疲れ様でした。
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