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【セ】『Red Dead Night』【BBT】

235ミグロ:2012/10/21(日) 23:40:57
>>233
「ああそんな、犬飼さんヒドい!?」

全力で狼狽するミグロ。
何しに来たのか、という疑問はいまだに残るが……それも、些細な事だ。
ミグロは気付きもしない。
いつの間にやら自分に『余裕』ができていることに。
水野とアカネが行方不明になったと聞いて以来半狂乱だった自分が、落ち着いて来ている事に。
だからきっと、ここに来たのは『無駄』ではないのだ。

236『Red Dead Night』:2012/10/22(月) 22:29:27
>>234-235
というわけでここはそろそろ〆よう。

夜は更けていく―――――――魔を孕みながら

                 シーンエンド

237『Red Dead Night』:2012/10/29(月) 23:58:21
シーン11:暗闇で蠢くもの
シーンプレイヤー:レイシャ
他PC自由に登場可能。

丑三つ時、池袋。とある繁華街の路地裏――――

ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ・・・・・
熟し切った果物を潰すような音があたりに響き渡る。

「う、ああああ・・・」
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ・・・・・・
それとともに少女、と呼べそうな人間の声。耳に響く水音。

「くそ、やめろテメエ・・・くうっ!?」
少女は語気を荒げて『何か』に抵抗しているようだが――――

『ぴちゃん』

水音が響くたびに少女は悲鳴を上げ、その抵抗はだんだんか細いものに代わっていく。
目は呆け、口からはよだれが垂れ、伸ばす手は何もつかめず――――泥に埋もれるがごとく、夜に呑みこまれていく。



ここは夜の領域。まだ夜に慣れぬ、生まれたての稚児を喰らう熟練の狩人は今、存分にその甘露を味わっていた――――

238光月レイシャ:2012/10/30(火) 00:28:50
人間性

1D6 → 6 = 6

  ズ  ズ  ズ


  ド プ ン ッ

「・・・・・・ふぅ」

何かが闇に沈む音と共に響く、満足気なため息。
それは先程まで悲鳴をあげていた少女のものとはまた別の少女の物だ。

「中々悪くなかったわ・・・不躾な新参者にしてはね」

路地裏に潜むのは、闇以外一糸纏わぬ姿のレイシャだった。
その口元は今しがた絞りとったのであろう鮮血で赤く濡れ、
白い肌と相まって吸血鬼の蠱惑的な魅力を更に引き立てている。

「さて・・・・・・《読ませて》貰うわ、貴方の血の記憶をね・・・・・・」

足元の影に手を差し込み、引きずり上げれば、そこから出てくるのはうつろな目の少女。
勝気だった目は快楽に蕩け、焦点が合っていない。虚空をフラフラと彷徨うだけだ。

239『Red Dead Night』:2012/10/30(火) 09:44:23
>>238
「は、あああああああ・・・・あ・・・・」

ビグン、ビグン!!

蕩けた表情で時折痙攣している少女・・・やりすぎたか?

血の記憶から情報(ソフト)を取り込むが、魂(ハード)そのものが砕けていては読み取れない・・・・
あなたが彼女の精神力を把握して上手に吸血できたかどうかだが、さて・・・・

リサーチ項目
・【レッドデッド】

・・・・?

じわ・・・・
・【レレレレレレッ弩、ほラー・・・haHAha、臼】←NEW!

240『Red Dead Night』:2012/10/30(火) 09:47:13
【レッドデッド】ならば目標値は14

新項目なら目標値は10/15/17――――

241光月レイシャ:2012/10/30(火) 22:51:09
>>239-240
「あら・・・やり過ぎたかしら?
 最近のコは脆くていけないわね・・・・・・」

首筋に舌を這わせ、牙を挿し込む。
流れる血から記憶を読み込む・・・・・・。

レイシャ 情報収集

2D6 → 4 + 3 + (5) = 12

「あら・・・・・・」

少し『壊し』過ぎたか?

242『Red Dead Night』:2012/10/31(水) 12:41:32
>>241
新項目のほうでいいかな?

「レレレレレーレレーレレ・・・・」

『ぞるっ』

壊れかけている少女の奥へ奥へ入り込んでいくと、その途中で感覚が一変する。
稚児のやわい魂の世界ではなく、歴戦の英雄、神話上の怪物でしか出せない『闇』の気配。

並みの魔物ならば触れるだけで魂ごと凍りつき、串刺しになるほどの感覚を受けて―――

『ばぢぃん!!』

レイシャは強制的に接続をシャットダウンした。

―――ヴラド・ツェペシュ。
レッドデッドを『変質』させた超一線級の吸血鬼・・・その『仔』の本質に触れることは彼の本質に触れることをも意味するのだ。
まだまだ軒先におじゃました程度の浅さしかないとはいえ、それでもそこは煉獄に変わりはない。

「あ、あははははは、あは・・・・」

その『煉獄』を現出するための『門』として無理やり使用され、完全に壊れきった少女の笑い声のみが路地裏に谺する―――

目標値10の項目
・この項目を調べる場合、目標値10以下の場合、[社会]20+3dのダメージを受ける。

15/17
・不明・・・

243光月レイシャ:2012/10/31(水) 22:25:37
>>242
失礼、その通り。

「ッ・・・・・・『大物』が出てきたわね」

「迂闊なアクセスは死を招く、か。
 厄介なことね・・・・・・」

少女を闇の中に沈め、また自らも闇に沈んでいく。

「・・・・・・何とかする方法を考えなければならないわね」

244ミグロ:2012/11/09(金) 23:19:39
舞台裏判定

治療薬出ろー

2D6 → 1 + 1 = 2

……全然駄目でした

245犬飼 啓二:2012/11/22(木) 23:10:23
舞台裏情報収集。

2D6 → 2 + 6 + (8) = 16

報酬点1使って17

246『Red Dead Night』:2012/11/22(木) 23:17:25
【レレレレレレッ弩、ほラー・・・haHAha、臼】への情報収集判定でいいんだよね?

でわ開示

10:この項目の調査でこれ以下の達成値だった場合20+3D6の【社会】ダメージを受ける。

15:【レッドホラーハウス】・・・閉鎖型ドミニオン。池袋内ならば何時でも何処でも何にでも【入口】を作成できる特殊なドミニオン。
これを使用していることがレッドデッドの神出鬼没の原因である。

17:池袋市内のとある廃倉庫がレッドデッドの元本拠地であり、そこは【レッドホラーハウス】のつながりが一番濃い場所である。
通常の方法では入ることはできないが、この廃倉庫にレッドデッド内部の誰かと絆を結んでいる者がいればその繋がりをたどることで侵入口を作成できる可能性がある。

247『Red Dead Night』:2012/11/22(木) 23:26:02
シーン12:廃倉庫を探して

シーンプレイヤー:ミグロ
全員登場

池袋、倉庫街―――――――――――ここのある廃倉庫が元レッドデッドの本拠地であることを突き止めたミグロたち。
その廃倉庫へと向かうのだが―――――――――――――

「ケェェェェェェェェェェェェ!!!」

ビュッ、ヒュガッ!!

「クキャアアアアアアアア!!!」

明らかに理性から何から全部ぶっ飛んだレンフィールドたちがその妨害をしてくる。
さほど強くはないはずだが、理性をふっとばしたバンザイアタックは戦闘の定石に関係ない攻撃であり、トリッキー極まりない。
なんとか蹴散らして廃倉庫へと向かいたいのだが・・・

※誰かが【技術】か【感情】で15以上の達成値を出せばこのバンザイアタックを突破して廃倉庫へと向かうことができます

248犬飼 啓二:2012/11/27(火) 22:48:40
>>247
人間性低下
1D6 → 1 = 1

【怪異存在】(コスト2)使用!!仲魔の手を借りた。
突破判定……成功
2D6 → 1 + 6 + (8) = 15


「居るわ居るわ……情報に間違いはなさそうだな。」


携帯を片手に、倉庫街の入り口に潜んでいる。


「やれやれ……スゲー数だけどよぉ、『数』で俺たちに対抗しようってのは間違いじゃないか?」


倉庫の影から飛び出し、腕を上げる。(【魔獣化】使用 コスト2)


「『チーム一つ』と『街一つ』……比べよーもねぇよなぁぁ!!」


そしてその振り下ろされる腕を合図に、雨の様にボルト(ボウガンの弾)が降り注ぐ!!
見ると、そこらじゅうの倉庫の影から彼の『仲間』、エリートクラードが集合していた。
たとえ『半吸血鬼』だろうと、壁に打ち付けられてしまえば動くことはできない!!


「ここは任せた!!だから本体は……俺たちに任せとけ!」

249ミグロ:2012/11/28(水) 00:28:08
>>247-248
登場!
人間性低下 1D6 → 2 = 2 残33

「これが、『ロード』の力……」

続々と集結する犬飼の仲間達に戦慄した。
これはもはや『軍隊』だ。ギャングが持つような戦力ではない。
さすがは人に好かれる、人を使うという才能だけで『魔』の領域に踏み込める魔獣、ということだろうか。

そしてその『軍隊』の中を、ミグロは駆け抜ける。
一部のレンフィールドが襲いかかってくるが、そんなものは障害にすらならない。
まぁ、それも大多数のレンフィールドを犬飼の仲間が抑えてくれているからなのだが。

「どいてくれ!悪いけど、手加減はできそうにないんだ!」

一刻も早く、廃倉庫にたどり着かねば!

250光月レイシャ:2012/11/29(木) 21:38:04
>>247-248
登場
人間性
1D6 → 5 = 5

残り 27

「良い物ね・・・『仲間』の力というものは・・・・・・」

足を動かさず、影の上を滑るようにしてレンフィールドの間をすり抜けていく。
多くのレンフィールドは犬飼の仲間達が抑えつけ・・・・・・その猛攻を凌いだ者も、
レイシャの動きを止めることは出来ない。

「さあ、行くわよ・・・!」

廃倉庫に突入する。

251『Red Dead Night』:2012/11/30(金) 22:54:50
>>248-250
猿渡「ここは任せてくだせえ犬飼さん・・・来い、前鬼、後鬼!!」

巨大な鬼型の式神を携えながら吸血鬼たちを次々と磔にしていく不良たち。

猿渡「てめえらみたいな糞どもに俺たちが負けるかよぉ!こちとら健康優良不良半魔サマだぜオラァ!!」

そしてできた『道』を走り、半魔たちは廃倉庫へと向かう―――――――――――

252『Red Dead Night』:2012/11/30(金) 23:00:33
ミグロは廃倉庫へ向かう途中で、七海の声を聴いた気がした。


――――――――――――み、ぐろ、どの・・・・・・

のどが・・・・かわく・・・・のだ、のど・・・・が・・・・・・・・






                             こんな、声を。



                                ――――――シーンエンド

253『Red Dead Night』:2012/11/30(金) 23:07:41
シーン13:魔界への誘い

シーンプレイヤー:レイシャ
全員登場

廃倉庫の一つにたどり着いたあなたたち。
その廃倉庫は壁が崩れ、屋根は破れ、すでに廃墟に等しく見える。
しかしレイシャの吸血鬼としての感覚は理解する。

この廃倉庫は吸血鬼の『城』としての機能を果たしていることを。

しかしドミネーターの力による隠蔽は強力なもので、確かにここは『城』ではあるが『堀』が深く、容易な手段では入れないことも理解できる。
ドミネーターの結界・・・心象世界を破り中に侵入するためには、こちらも同種の『心』による力を使用するしかあるまい。


※ここでは七海orアカネorインベイラーへのどれかの絆を持っている人が対象への思いを馳せることでドミニオンへの扉が開かれます。

254光月レイシャ:2012/12/03(月) 21:58:43
>>253
「・・・・・・まずは『扉』を作る。『開く』のは任せるわ」

『心』に思い浮かべるのはアカネの姿だ。
町を守る仲間であり、守るべき仲間でもある彼女の姿。

「頼まれてもいるしね・・・・・・アカネ、もう少し待っていなさい」

影から一振りの剣を浮かび上がらせ、それを握る。
それを、一閃。空間を切り裂き、『扉』を浮かび上がらせる。

(※アカネへの絆を利用)

255犬飼 啓二:2012/12/07(金) 22:41:12
1D6 → 3 = 3

残人間性 → 28

「こっから先は完全な『夜』の領域だ……
 つまりだ、ミグロ。ここからが本当の本番だぜっ!」

256ミグロ:2012/12/07(金) 22:46:40
>>253
人間性
1D6 → 3 = 3 残30

「……水野さん、アカネさん」

レイシャが作り出した『扉』に手を当て、目を瞑る。
想うのは、守るべき『日常』の象徴。
彼女達が失われた日常なんて、ミグロにとってはありえない。

「僕はあの時、守れなかったけど」

思い出すのは、あの屈辱。
決意するのは、その報復。

「だからこそ、今助けに行くよ」

『扉』を、押し開ける。

(※水野とアカネの絆を利用)

257『Red Dead Night』:2012/12/07(金) 23:33:48
>ALL

『チリリッ』

扉を押しあけると、
その内部はまるで臓物を模したように赤く、ぶよぶよと柔らかそうな内装でできた建物・・・洞窟?

そんな『通路』へとつながっていた。

ピクッ、ピクピク、ピク。

時折『ひくひく』と蠢くその内装の材料は、いったい何なのだろうか・・・・?

『ヒ、ヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・』『ケーッケッケッケッケッケッケ・・・・・・・』

不気味な笑い声が響く、不気味な『お化け屋敷』があなたたちを誘う。

258ミグロ:2012/12/08(土) 23:02:55
>>257
「う、これは……」

……吸血鬼の根城だ。血なまぐさいのはしかたない。

しかし、これはいくらなんでも……

「……急ぎましょう。早く二人を助けないと」

嫌な予感がする。なんだかとっても、嫌な予感が。

259光月レイシャ:2012/12/12(水) 01:16:55
>>257
人間性を減らすのを忘れていた・・・

420

人間性

1D6 → 4 = 4  残り23


「『悪趣味』ね・・・優雅さの欠片も感じられない」

建物には触れぬよう、椅子のように変化した影に乗って、滑り進む。

260犬飼 啓二:2012/12/12(水) 22:45:02
>>257
「ここが『インペイラー』の根城か。
 腐っても『ドミネイター』……気ィ張っていくぜ。」

二人に続いて、歩みをすすめる。

261『Red Dead Night』:2012/12/13(木) 00:16:59
>ALL

奥へと進んでいくと、中世の拷問器具や鉄の串でズタズタにされている死体などが展示されるようになるのだが・・・・ちょっと、おかしい。

その死体のどれもが、『どこかでみた』ような死体ばかりなのだ。

特にレイシャ・・・あなたは気が付く。

鉄の処女に抱かれ殺されている少女の死体。
これは、あなたが血を吸って『壊した』はずのあの少女の顔にそっくりだ。

そう思ってみてみると、先ほど半狂乱で襲ってきたレンフィールドたちと顔が一致する死体がいくつか混じっているのがわかる・・・・

262ミグロ:2012/12/16(日) 00:59:24
>>261
「これは……さっきのレンフィールド……?」
「手下とはいえ、仲間の死体を展示しているのか……?」

……それはいくらなんでも悪趣味が過ぎると思うが。
どういう世界律がこのドミニオンを支配しているかわからない以上、その意図を測るのは難しい。

「……二人は、大丈夫かな」

ここに展示されている死体のようなことには、なっていないと思いたい。
少なくとも、アカネさんはそんな簡単に死ぬほどヤワな魔物ではないけれど。

263光月レイシャ:2012/12/23(日) 22:56:34
>>261
「おかしいわね・・・このコは私が『頂いた』筈の・・・・・・」

(死体が・・・魂が分かたれている?
 わからないわね・・・・・・どういうことなのかしら)

兎も角、警戒しながら先へ進む。
立ち止まって調べている暇は無いはずだ・・・。

264犬飼 啓二:2012/12/23(日) 23:08:22
>>263
「こんな気色悪い世界に引きこもってたのか、アイツラは。」

周囲を見回す。

「いよいよだ。この街の、そして黒沢の仇を取る時間が迫ってきているぜ……」

265『Red Dead Night』:2012/12/23(日) 23:16:40
>>ALL
そして少しずつ、少しずつ進んでいくと――――

空間内が臓物っぽくない、何か『学校』みたいな内装になってきた。

ただし、その内壁に血文字が描かれている。

「俺たちレッドデッド、サイキョー!」とか「今年もバリブリヨロシクヒップホップ!フォー!」とか「ブチャベンザ!」とか。

如何にもチンピラらしい、威勢だけの頭の悪い言葉たちだ。

そして『学校』のところどころに元気のよいポーズと表情をした、ツッパリたちの剥製みたいな死体が飾られている。
さっきから見ている顔もチョボチョボと見かける。どうやらこの世界には同じ顔の死体がいくつもいくつもあるらしい。

266ミグロ:2012/12/23(日) 23:55:50
>>265
「…………最強、か」

懐かしい。
僕も昔……といっても数年前だけど、最強を目指そうとしたことがあった。
そうすることで、誰かに必要だと思ってもらえると思ったから。

まぁ、すぐに無駄なのでやめたのだが。
そもそも防戦向きの自分は『最強』に向いてないのだ。

「彼らは、インペイラーにとって、必要だったのかな……」

多分、そんなことはなかったのだろう。その点に関しては同情する。

267犬飼 啓二:2012/12/24(月) 00:13:20
>>265
「おい貴様ら。誰を目の前にして最強だのホザいている?」

『師匠』への『憧れ』をエゴ化 → 君臨したい

「膝をつけ。頭を下げろ。
 這いつくばって居るならば見逃してやらん事もない。」


>>264で『復讐』のエゴから罪を獲得したい。

268光月レイシャ:2012/12/24(月) 00:24:31
>>265
「これが・・・インペイラーのドミニオン?
 でもおかしいわね・・・・・・さっきの悪趣味な場所とは『つじつまがあわない』・・・・・」

「うまく言葉に出来ないわ・・・でも、なんだか、凄くそんな気がしないかしら」

二人に話しかけてみる。

(インペイラーそのものが『不安定』なのかしら・・・。
 アカネ・・・・・・信じているわよ)

心のなかでアカネを信じつつ、エゴ:『信じ続ける』から罪を獲得したい。

269『Red Dead Night』:2012/12/24(月) 07:31:22
>>ALL
犬飼の言葉に変化が起きるぞ。

ぽき、ぽきぽきぽきぽきん。

学校になじんでいるようなポーズをとっていた剥製たちが、『見逃す』と言ったセリフに反応して崩れ落ちる。
剥製なのでまともに膝を突いたり、頭を下げたわけでもないが・・・彼らを剥製にしていた『何か』が変化した、そんな気がする。

※罪の取得はシーン終了後に清算しましょう。

270ミグロ:2012/12/24(月) 22:28:17
※あ、さっきのレスでエゴ【必要とされたい】の罪獲得申請を行っておきます

>>268

「そうですね……なんで、学校なんでしょう」

意外と学校に未練があったのか、それともその逆か。
わざわざ自分のドミニオンの中に学校を置いておく理由が、イマイチ掴めない。
何の意味もない、という可能性も大いにあるのだが。

>>269
「って、うわぁ!?」
「い、犬飼さん、これは!?」

思わずたじろいでしまう。
これは……犬飼の『カリスマ』がキーになったのか?それとも……

271犬飼 啓二:2012/12/25(火) 21:59:37
>>269
>>270
「悪趣味がすぎるぜ……」

唾を吐き捨てる。

「『ドミニオン』と言っても好き勝手できる訳じゃねぇ。
 お前が部屋の広さを自由に変えられない様にな。」

「コイツらのこれも、あるいはインペイラーの手の及ばぬ所なんだろうな。」

二人の後ろから付いていく。

「さて……頭ァ使うために有るもんだぜ。
 どこから調べるべきかねぇ?」

『学校』といえばミグロである。
彼が何かこの景色に見覚えないか、あるいは自分が何かに気づかないか……
とりあえず考えてみよう

272光月レイシャ:2012/12/25(火) 23:46:30
>>270
「・・・・・・『裏切られた』のかもしれないわね」

考えがまとまらないが、ポツリとこぼす。

「『ともに最強を目指した仲間達』。
 『インペイラーを裏切った仲間達』」

「そいつらが『ごちゃまぜ』になってて・・・『よくわからない』のかも」

崩れ落ちた剥製たちをみながら、そう呟いた。

「だからどうってことも無いわね・・・・・・。
 先に進んでも大丈夫なのかしら」

273『Red Dead Night』:2012/12/25(火) 23:57:04
>>ALL
レイシャは判定なしでわかってもいいかな。

膝から崩れ落ちている彼らだが、明らかに『吸血鬼』になりかけだ。

血を吸われて異形化している途中で剥製化したもの・・・・だが見たところ、魂は薄弱。
並みの人間程度しかない彼らは、たとえ生きていたとしても魂が砕かれ自我の崩壊したレンフィールドとなり、
『親』の奴隷として過ごすしかないであろうことがわかる。

そして砕けた彼らの体にはこんな血文字が。

「のどがかわく」「のどがかわく」「のどがかわく」「のどがかわく」
「のどがかわく」「のどがかわく」「のどがかわく」「のどがかわく」
「のどがかわく」「のどがかわく」「のどがかわく」「のどがかわく」

「どうしてこんな暗いところでも目が見えるんだ、どうして!?」

「俺が、俺がだんだんワタシに、ちがうボクにダレにダレニダレニダレニダレニニニニニ」

「タスケテ、アタシ   ケツ キにナンカ    タク     イ」

「イヤダイヤダイヤダイヤダスイタクナイスイタクナイスイタクナイスイタクナ――――――――――――――」

「チ、オイ イ デス」

彼らの生前の思考、なのだろうか

274ミグロ:2012/12/26(水) 02:13:15
>>273
「うっ――――」

これは、さすがにちょっとキツい。
吸血鬼のエゴの犠牲者の末路を見るのは初めてだが……エグすぎる。
きっと彼らは少しずつ、自らのエゴに飲まれていったのだろう。
そうでなければ、どれだけ幸せだったことか。

275エキストラさん:2012/12/26(水) 04:42:45
h ttp://xvideos697.blog.fc2.com/

276犬飼 啓二:2012/12/26(水) 18:44:52
>>273
「しっかりしろ、ミグロ!
 俺たちがここに来たのは、こういう奴らをこれ以上増やさないためでもあるんだぜ。」

犬飼いが彼らにこれ以上問える事はないだろう。
レイシャならば別かもしれないが……

277光月レイシャ:2012/12/26(水) 22:52:03
>>273
「これは・・・レンフィールドが生まれようとしているわ。
 インペイラーの配下は、全部ここから・・・?」

少し考えるが、頭を振って思考を追い出す。

「・・・・・・進みましょう。何かが起ころうとしている。
 インペイラーが動き出すのかも」

278『Red Dead Night』:2012/12/26(水) 22:56:55
>>ALL
哀れな残骸たちを後にして、先へと進むあなたたち。

そして最後の扉にたどり着く、この扉を開ければおそらくは最奥、インベイラーはそこにいるであろうというそんな扉は――――

『ダレカ     コロシテ    タノム』

こんな血文字の描かれた、あの赤い騎士・・・『インベイラー』と同じ造形をした無数の吸血鬼を使って作成された、そんな扉であった。

279犬飼 啓二:2012/12/27(木) 21:37:40
>>278

「いかにもだな……
 そしてヤレヤレ……コイツもそうか。」

ボウガンを構える。

「コイツラの供養も兼ねて……派手にぶっ飛ばしてやるか?」

280エキストラさん:2012/12/31(月) 01:01:43
>>278
「そうね……派手にやってやりましょう」

犬飼と同じく、闇色の剣を構える。

「宣戦布告だわ」

281光月レイシャ:2012/12/31(月) 01:02:15
>>280

282ミグロ:2012/12/31(月) 15:38:00
>>278
「……そうですね」

地に手を突っ込み、岩石の巨剣を抜きだす。
ここがドミニオンであろうと、自らのエゴをベースに作り上げる巨剣の生成に問題は無い。

「前衛は僕が務めます」
「暴れましょう。壊しましょう。存分に」

283『Red Dead Night』:2013/01/06(日) 21:08:50
この扉を開いたその先にはインペイラーがいることであろう。
同じ顔が複数いる配下。助けを求める悲痛な声。インペイラーと思われていた赤い騎士・・・レッドデッドの頭と同じ姿をした者『たち』




この先に、いる『もの』とは―――――――――







        

                        ――――――シーンエンド

284『Red Dead Night』:2013/01/06(日) 21:18:54
シーン14:赤い死の夜
マスターシーン・・・PC登場不可

【同日同刻:ドミニオン空間『Red Dead Night』最奥部】

「ぐううううううううううう・・・・・・・ううううううううう・・・・」

そこは、赤い空間であった。

「うああああああああああああああああ・・・・・・・あああああ・・・」

血の赤か、肉の赤か、人の赤か。このドミニオンを作成したものの心を現す【もの】は赤一色。

「嫌だ・・・嫌だよ、ナンデ俺はこんなことをしてるんだよお、帰りたいよお、オウチに帰りたいよオオオオ・・・・」

――――そう、そんなシンプルな精神しかない心など人間が持ち得るわけがなく。

『吸血鬼ニナレチヲスエヨロコベ偉大なる父ドラキュラ伯爵の仔トシテオマエはエラバレタオマエラはエラバレタ!!』
『名誉なコトダ名誉なコトダ!お前はエラバレタ!素質アルモノトして選ばれた!成れ!馴れ!慣れ!熟れ!お前はウバウモノとして選ばれた!』

ぼごん、ぼごぼごぼごぼごん!!!

ドミニオンの中枢を担う核である何かが、彼の中で蠢いていた。

285『Red Dead Night』:2013/01/06(日) 21:24:04
「・・・・・・」

そんな風に苦しんでいる赤い騎士と、中で蠢いている何かを憐みの視線で見つめているものが一人。

「憐れすぎて言葉もないとはこのことか――――悪趣味にもほどがあるのう。」
「ドラキュラ公も流石にこんなものの相手は嫌だったのかのう?・・・・だからと言って放置していくのは貴族として優雅さのカケラもない行為ではないのか、これは―――」

竜胆アカネ。

赤い部屋の中で壁に埋め込まれ、モニュメントの一部と化した彼女は、それでも。
その所業を成した目の前の存在を『憐れ』と思い、その視線をやめなかった。

286『Red Dead Night』:2013/01/06(日) 21:31:07
レッドデッドの頭(ヘッド)、彼には吸血鬼としての上等な『素質』があった。
ドラキュラ公はそれに目をつけ、彼を『騎士団』として迎え入れるために『我が子』としたわけだが―――

ぼごん!!

「嫌だよ嫌だよお、なんで俺だけがこんな目に会うんだよ血なんて吸いたくねえよ気持ち悪いじゃねえか殴りたくねえよ気持ち悪いじゃねえか」
「ああ気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いよお、そんなことしたくねえよ俺の頭の中でそんな気持ち悪いことささやくんじゃねえよこの野郎気持ち悪いんだよお―――」

ただ一つ誤算があったとするならば、その『素質』のあった男には半魔となるための絆―――家族への思いや仲間意識などはが皆無であり。
異形やドミニオンとなるための『エゴ』すら希薄であったということだ。

287『Red Dead Night』:2013/01/06(日) 21:37:40
「レア中のレアではあるんであろうなあ、『素質』だけあって他はすべて空っぽな存在など例がないわ。」
「悪魔や左道使い、外道邪法を使うものであれば喜んで材料にする逸材であったのだろうが・・・ドラキュラ公が仲間として迎えようとしたのが不幸の始まりか。」

『絆』があればその『絆』を『エゴ』にも変えられよう。
『エゴ』が持っていればその『エゴ』を肥大させて立派な異形になったろう。

だが、そんなものは彼はかけらも持ってなく――――彼に打ち込まれたドラキュラ公の『力』、吸血鬼に変える『それ』は己が住まうための『エゴ』を求めた。

まず、レッドデッドのメンバーを取り込んで取り込んだ。

そして頭の家族も取り込んだ。自身の住まう『エゴ』を求めて、ひたすらに頭(ヘッド)の周囲にいた者たちを吸収していった。

だが。

288『Red Dead Night』:2013/01/06(日) 21:47:51
類は友を呼ぶ、とでもいうのだろうか?彼の周囲にはロクなエゴを持つものが存在しなかった。

「そんなのたのしくないよう」「おいしいけどきもちわるいよう」「こんなちからがあるなんてきもちわるいよう」「なんかきもちわるいよう」

ただ何となく、漠然と否定するだけの魂たち。血を吸う恍惚を、破壊の愉悦を教えても特に魂を揺さぶられることなく妥協で嫌がる魂ども。
腐っている、と『力』は判断した。こいつらは死んでいる。考えて動く分リビングデッドの方がまだマシだ。
生きた死体ではなく死んでる生者。惰性でなんとなく生きて惰性でなにもかも否定して後には何も残さない。

「きもちわるいようきもちわるいよういやだようこんなところいたくないよう」
「死ぬ?そんなことしたくないよう。けど生きていくのもなんか嫌だよう」
「なんか適当にやって適当に生きていけば適当に死んでいくんじゃないのかなあ、だからこんなのは気持ち悪いよう―――」

こんな『なんとなく』はエゴとして認められない、と『力』は判断した。核にしてしまうことはできないと、してしまえばロクに力も使えず霧散するだろうと、本能で察した。
だから『こいつら』の思考に合わせて新しく、自分にふさわしい『エゴ』を作ってしまえばいいと考えた。

289『Red Dead Night』:2013/01/06(日) 21:56:29
だから『力』はまずコイツラに『強くなりたい』と思わせようとした。
今の状況を嫌がっているのだから『強い自我(エゴ)』を持てば今の状況から脱せれる、と方向づけた。

そして。

「どうやったらそんなことできるんだろうなあ」「なんか強そうな人っているよなあ」「そいつのマネすればいんじゃねえかなあ?」

過去にいたという伝説の頭(ヘッド)、子供のころに見た赤い鎧を着た変身ヒーロー、映画でやってた飄々とした性格のハードボイルド。

適当な生きざまをしていた彼らなりに彼らは自分が強いと考えたものをマネはじめた。
特に何にも思ってるわけでもないし思い入れもないが、強いと言ったらこういうものだろうと思って。

そしてそれは予想外の結果を生む。複数の人間が混ざり合った彼は、小規模なコミュティと化していて―――
そのコミュティ内で共通したそれら強さのイメージは、『都市伝説』のようにボコボコと沸かせることができるようになったのだ。

290『Red Dead Night』:2013/01/06(日) 22:14:07
そんな状況でただひたすらに住処になる『エゴ』を求めていた『力』は―――とうとう見つける。
ドラキュラ公が次に目をつけていた『素質』の持ち主――――水野七海。

そうだ、こいつを取り込めばこいつのエゴを核にして『私』は力として存在できるかもしれない。
ちゃんとした吸血鬼として、存在させる『力』に、そうすれば――――

「―――単なる『吸血鬼に変える力』にすぎなかったモノが、本能のままにエゴのない空っぽな奴を吸血鬼にしようとするうちに自我を持ったか。」
「そんな例は希少というか前代未聞じゃろうなあ?『宿主を吸血鬼にしたい』なんてエゴ、誰が持てるというんじゃ。」

かぶりを振るアカネ、そして。

「そしてその願いは永劫に叶うことはない――――わからんか?『お前』はすでに『ドミネイター』になっていることに。」
「そんな空っぽな奴らがそうそういるわけもない、今までに取り込んだ奴らの中には立派なエゴを持っている奴もいたんじゃろうよ。」
「でも『お前』はそれに気が付かない。気が付く知能など『力』には必要もないから仕方がないんじゃろうがな。」
「エゴを感じるための感覚やその他もろもろは、すべてお前が宿主にした『レッドデッドの頭』に由来するものじゃ。」
「『空っぽ』な奴の感覚で何を感じようとも『空っぽ』としか思えん―――結果、おぬしは『吸血鬼になりたい』というエゴを持て余したまま、吸血鬼となるためのエゴを求めて奔走することになる。」

そうすれば『私』は吸血鬼を作れる、そうすれば『私』は吸血鬼をこの世に産める、そうすれば『私』は『私』としての『役目』を――――

「『役目』を果たすことができないことから目を逸らしている、生まれた理由を果たすことができないのに自我だけ持ってしまった、憐れな存在じゃよ、お前は。」

アカネはそう、憐れそうにかぶりを振った。

「そして中に『人』を取り込んでしまえば、『空っぽ』だった故に探知できなかったオヌシのドミニオンは容易に探知、侵入できる―――」
「そんな悶々とした思いしか抱えれぬまま、オヌシは何もできずに消滅していくんじゃよ。」

死刑を待つだけの、ただ己のやってきたことを、できなかったことにブルブルと震えているドミネイターに、かぶりを振った。

                               ――――――シーンエンド

291『Red Dead Night』:2013/01/07(月) 00:08:51
※舞台裏で何かする予定ならば開始時にレスお願いします

シーン15:赤き死よ、来たれ
全員登場:人間性を減らすべし!

【同日同刻:ドミニオン空間『Red Dead Night』最奥部】

さあ、目の前には扉がある。敵がいる。

絆の力を持って乗り込むのだ!

292『Red Dead Night』:2013/01/07(月) 00:20:01
っと忘れてた。

シーン13で申請した罪、

犬飼:『復讐』

レイシャ:『信じ続ける』

ミグロ:『必要とされたい』

それぞれのエゴを満たしたので罪を一つもってってください!

293ミグロ:2013/01/07(月) 00:37:15
>>291
1D6 → 2 = 2  残人間性28

「イン、ペイラァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

力任せに扉をブチ破り、大きく一歩踏み出す!
その衝撃で空間が揺れる。小さなクレーターができる。
怒りだ。敵を倒すために、怒りというシステムに火がくべられているのだ。
怒りはエゴだ。エゴは力だ。
赫々と燃え盛る怒りを全身に漲らせ、ただ一言こう叫ぼう。

「二人を返してもらう……僕の命を賭けてでも!!」

294犬飼 啓二:2013/01/08(火) 21:16:10
>>291
1D6 → 6 = 6

「それだけじゃないぜ。お前には……すべてを捨て去ってもらう。
 お前がそこに居る限り、俺達の町に平和は訪れねぇ。」


ミグロの後ろからスッっと現れる。
赫怒するミグロとは対照的に静かな口調だが……
一言一言を噛み締めるように、対象を威圧するように、口からこぼす。
怒りは飼いならす……そして、その怒りを話す時を静かに待つのだ。
引き絞る弩の様に。


「引きずり下ろしてやる……いや、地面に這いつくばせ、めり込ませてやるよ。」

295光月レイシャ:2013/01/08(火) 22:13:53
>>291
1D6 → 6 = 6

人間性

27 → 21


「つまらないお遊びの時間はこれまでよ、インペイラー・・・。
 返してもらうわ。色々と、全部ね」

その声に怒りの音色は無い。
少なくともレイシャという吸血鬼にとって、怒りは不要なものだ・・・・・・。
影は揺らいではならない。風のない水面のように、静かであらねばならない。

「手を出してはいけないものに手を出してしまった報い・・・・・・理解してもらうわ」

296『Red Dead Night』:2013/01/08(火) 22:53:28
>>ALL
あなたたちが扉を開けると、むせかえるような血の匂いがあふれてきた。

「よ〜〜うこそ、レッドホラーハウスへ!!」

広い部屋の中には血を流して倒れているレッドデッドのメンバーたちと全身を血に染めて地に伏した・・・・

『インペイラー』。

「こいつらはあんまりにも役立たずなんで、ゆうこ〜〜に活用させていただくことにしたあ・・・キャハッ!!」

そして赤い部屋の中央の玉座で、『七海』が、白いドレスを朱に染めてわらっていた。

「見ろお・・・コイツがオレの力だあ、この女の持つ強い意志(エゴ)から手に入れた!完全な!吸血鬼の力だあ!」

297ミグロ:2013/01/08(火) 23:05:20
>>296
「なっ……」

思わず、硬直する。
なんだ、これは。
水野さんが、守るべき女性(ヒト)が、吸血鬼に?
というか、どういうことだ。
インペイラーが倒れている。インペイラーの暴走ではない?
一体何が、何が起こっているんだ?

「何を……水野さんに、何をしたんだッ!!」

298光月レイシャ:2013/01/08(火) 23:38:25
>>296
「その子の体を乗っ取ったというの、『インペイラー』・・・!
 血ではなく、肉体そのものが目的だなんて・・・・・・」

想定外――しかも状況は最悪だ。
 、、
(ヤツだけを引き剥がす・・・そんなことが出来る?)

299エキストラさん:2013/01/10(木) 23:09:22
>>296
「……ミグロ!!時間を稼いでくれ!!
 レイシャと俺で……あいつをどうにかできないか……見てみる!」

敵と向かいあう。

300『Red Dead Night』:2013/01/11(金) 07:53:54
>>ALL
「み・て・わかんねえ〜〜〜かああ〜〜〜〜?ミィグロどのおおお?キャハッ!!」

「吸血鬼の不死性とは『血液が本体』であるが故のもんだ、吸血性、霧化、増殖性、聖水や炎という弱点・・・すべてそれに起因する。」
「だからよ、『吸血鬼への適性』がある強い器に動けばさらに強くなる!それだけのことだよおおおお!!」

と、レイシャ観点からみると明らかにおかしいことを七海・・・『新インペイラー』は言い出した。


―――吸血鬼の力はその血筋と、エゴの強さ。そして、吸った血の数で決定される。
血は魂の通貨。命の貨幣。血を吸うという事は、相手の命と魂を取り込むという事――――。
要は、血筋は『初期能力値』。エゴが『成長限界』。血が『経験値或いは指揮兵力か保有物量』、となる。

この行為は、エゴを無視している行為だ。肉体―――『器』とは己の本質たる『エゴ』を持ち、保つために必要な『ひな形』。
血液が本体であり、魂であるというのは正しい。だが器から器へ自在に『魂』を移し替えるというのは吸血鬼のやっていい所業を超えている。

器を自在に乗り換えるなどということ、己の本質たる『器に依存するエゴ』をやすやすと乗り換えることなど、そうおいそれとできるものでは断じてない――――!!

301ミグロ:2013/01/13(日) 23:02:38
>>300
「お、ま、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!」

めきめきと巨剣が悲鳴を上げる。
強く握りしめすぎて、柄がやめてくれと叫んでいる。
それでも、込める力を緩められない。
噛みしめた歯が砕けてしまいそうだ。

「水野さんを!! モノみたいに言うな!!!」

彼女は自分達とは違うのだ。
壊したり壊されたりすることしかできない、自分のようなモノとは違うのだから――――!!

302光月レイシャ:2013/01/13(日) 23:14:39
>>300
「そう・・・そういうこと・・・・・・!
 インペイラー、貴方はもう『個人』ではないのね・・・・・・!」

「無数の『エゴ』の集合体・・・。
 血液のように流動する『エゴ』の塊!
 だから器を選ばない・・・・・・洋服を選ぶように・・・!」

体が震える。『吸血鬼』としてありえない、あってはならない存在だ・・・!
  、、、
「『化け物』・・・・・・一体どれだけがその『力』に『飲み込まれている』の・・・!」

303犬飼 啓二:2013/01/14(月) 07:20:42
>>300
>>302
「『血液』のような……『エゴ』だと?
 いや……あるいは……それなら……」

ブツブツと考え込んでいる。

「ところでアカネさんはどこに?」

304『Red Dead Night』:2013/01/14(月) 22:24:13
>>ALL
「ひゃあああああはははははは!インペイラー・イン・ダ・ハァアアアアアウス!」
「今夜は俺が主役ってわぁけだああ!人間なんてただのエサエサァ!俺ノタメのフミダイにしかすぎねえええ!!」

アカネは今のところどこにも見当たらない・・・爆発的に膨れ上がる『影』と『血』が部屋中に満ち・・・いや!
『この部屋、この空間そのものがインペイラーとなってあなたたちに襲い掛かってくる』!

「てめえらはエサにもなれねえ・・・魔の力を持つ奴なんざマズくて肉も血も価値がねえ!」
「魔物であることもできねえ・・・エサを食うことに禁忌を覚える拒食症の病弱なイカレどもだ!」
「エサでもねえ、魔物でもねえ!そこんとこがわかんねえ中途半端な半魔どもガGAGAGAGA・・・俺様にかrテるわきゃネエダロウがああ!!!」

さあ・・・戦闘開始だ!

特殊戦闘ルール
1、『水野七海』はFPが0になった瞬間に死亡、即座にクライマックス2に移行する。
2、『水野七海』の【現在FP÷10】の値を目標値とした【肉体】および【技術】の判定に成功した場合、ある情報が提示される。
3、【崩壊のマニフェスト】が『水野七海』に命中した場合、ある情報が開示される。

というわけで戦闘開始だ!

水野七海:P241 『怪獣』相当のエネミー。【FP:172、現在目標値17】

初期位置

三人ごちゃっと同じエンゲージ―七海

305『Red Dead Night』:2013/01/14(月) 22:27:06
追記:2の判定および『崩壊のマニフェスト』はメジャーアクションを消費することで行うことが可能とする。

306『Red Dead Night』:2013/01/14(月) 22:35:05
まずはセットアッププロセス!
誰かやることある人いるか!

307ミグロ:2013/01/14(月) 22:48:03
私はありませんぞ!

308光月レイシャ:2013/01/14(月) 22:48:35
【ストライクフォーム】の効果でセットアッププロセスに【魔獣化】を使用!

体の輪郭が針金のように歪み、レイシャ自身が一つの影になる!

309犬飼 啓二:2013/01/17(木) 23:33:53
特に何もすることはない。

310『Red Dead Night』:2013/01/20(日) 01:01:12
でわ行動値13で犬飼のターン!

311犬飼 啓二:2013/01/23(水) 19:14:34
ターン決定時のイニシアチブにスキル使用!!

《魔獣化》使用、人間性 -2

「アカネも……この部屋も……『ヤツ』らしいな。
 どこから切り崩す……ッ!」

メインにスキル使用!!
《崩壊のマニフェスト》 人間性-6
2D6 → 2 + 3 + (8) = 13

《ワンモアチャンス》 人間性-2
2D6 → 5 + 6 + (8) = 19

もしこれで通らなければ、次のイニシアチブに《クイックサポート》使います。

残人間性……12

312『Red Dead Night』:2013/01/25(金) 21:41:01
対抗 2D6 → 6 + 5 = 11 社会5を足して達成値16・・・失敗!

『どくん!!』

弱点を看破されたとともに、先ほどのマスターシーンの内容を犬飼は看破する!

・・・それによると現在七海は
『すべての絆をエゴに変えられた状態』で『【インベイラー】と同調状態である』ことが判明した!

この二つが揃っていて初めてインベイラーは七海を操作できる!精神そのものを操作はできないので本来の七海には眠ってもらっている状態だ!

つまり!『何らかの手段』でどちらかの状態を解除することができれば…この状態から七海を救い出せることができる!
これだけではどうすればいいかわからない、その手段に関してより詳しく知りたいと言うのであれば・・・2の条件を満たすべし!

313『Red Dead Night』:2013/02/01(金) 21:00:14
えーと、犬飼PLはいるかな?できればこの結果に対してみんなに説明するロールしてほしいんだけど。

特に何もなければ「というわけだ!」とみんなに説明する、とか言ってくれてもいいし。

314犬飼 啓二:2013/02/04(月) 06:28:59
>>ALL

「ヤツの血液はすべて『エゴ』だ……
 今、七海は希望と絆を失いヤツと同じ所にいる!!
 つまりヨォ……そこから七海を引き上げてやればッ!!」


「こいつはミグロ、お前の仕事だぜ!」

315『Red Dead Night』:2013/02/06(水) 06:58:01
さて次はレイシャのターン!

316光月レイシャ:2013/04/25(木) 23:57:05
ムーブ:エンゲージこのまま
マイナー:『特化存在』
メジャー:『捨て身』を使用し、『影の刃』で『水野七海』を攻撃

命中判定は白兵

白兵 2D6 → 5 + 5 + (9) = 19

人間性:-7

317『Red Dead Night』:2013/04/26(金) 00:00:36
かいひだかいひ!
どうだ!? 2D6 → 3 + 2 + (6) = 11

避けれるわけねえな!

318光月レイシャ:2013/04/26(金) 00:09:47
【魔獣の殺意】使用

感情:6+【特化存在】:3+【ストライクフォーム】:3+【捨て身】:7+3D6 → 3 + 6 + 1 = 10 =29

ダメージ合計:29

人間性:-1


『ざわり』と、レイシャだった影が揺らめく。
そこから大樹の枝葉のように影の刃が伸び、『水野七海』に殺到する。

「ごめんなさいね・・・『インベイラー』を『剥がす』までの辛抱だから・・・・・・!」

319光月レイシャ:2013/04/26(金) 00:13:26
訂正。
【崩壊のマニュフェスト】をあわせて

感情:6+【特化存在】:3+【ストライクフォーム】:3+【捨て身】:7+【崩壊のマニュフェスト】:8+3D6 → 3 + 6 + 1 = 10 =37

320『Red Dead Night』:2013/04/26(金) 00:15:09
「クケエ!!?」

ザグウ!!!

一瞬七海の全身が八つ裂きになるのだが・・・ビデオテープの逆回しのようにその肉体が瞬時に戻っていく!

「ヘッ!ハグレ吸血鬼風情が!高貴なる血を引いたオレサマニサカラウカァ!!」
「くだらねえなァ弱いナァ軽いナァ!シッテルゾ吸血鬼!お前ハ『愛』とかいう下らない冗談のタメにネットワークをウラギッタンダロ!?」
「人間なんぞのタメにハグレになるそんな『弱い』奴に・・・俺様はマケネエンダヨォ!!」

321『Red Dead Night』:2013/04/26(金) 00:18:21
ダメージ:アーマー値14を引く+崩壊のマニフェスト分の8を加えて23ダメージ!

達成値は14まで低下!

322光月レイシャ:2013/04/26(金) 00:29:10
>>320

バキンッ!


影こそがレイシャの武器だが、今はレイシャもまた影だ。
【影の刃】による【捨て身】の攻撃は、刃の破壊とレイシャへのダメージを意味する。
レイシャの体を構成する影が、まるでガラスのようにひび割れていた。
だがしかし、そのひび割れを覆い尽くすように、血液の如くさらなる影が染み出してくる。

「お前ごときが・・・・・・お前ごときが、【愛】を語るな、半端者・・・!
 空っぽの存在が! 『愛し続ける』ことすら出来ない、『弱い』モノが・・・私の心の中を満たした『アレ』を語るなッ!」

影が月を映し、水面のように揺れる。
それは怒りと、そしてレイシャの内に潜む魔獣の血の侵食を意味していた。

FP:-10
FP現在値:54
人間性現在値:13

絆:初恋の人 をエゴ化。エゴ:愛し続ける に

323『Red Dead Night』:2013/04/26(金) 00:31:46
ではミグロのターンだ!

324ミグロ:2013/04/26(金) 01:01:02
「インペイラァァァァァァアアアアァァァ!!!!

ムーブアクション:インペイラー(水野七海)とエンゲージ

猛然と、岩石の巨剣を手に走り出す。
一歩踏み出し、足が岩石に変質した。
もう一歩踏み出し、腕が岩石に包まれた。
さらに一歩踏み出し、体が岩石に切り替わった。

マイナーアクション:魔獣化(人間性28→24)

体が完全に岩石の巨兵となり、インペイラーへと、水野七海へと走り寄る。
この身は岩石、心は鋼。しかし魂(エゴ)は、灼熱の溶岩の如く煮えたぎっている。

「水野サんは、オ前のエさデもオモちャでもないンダ!!」
「お前ニ、そこにイる資カクなんてない!!水野さんかラ離レろォーーッ!!」

メジャーアクション:【肉体】で目標値14の判定に挑戦!
2D6 → 6 + 6 + (8) = 20 クリティカル!!

巨剣を持たない左腕が、インペイラー/水野へと伸びる。
理由は分からない。ただ、自分のエゴがそうしろと告げている――!!

325『Red Dead Night』:2013/04/26(金) 09:39:29
>>324
『ガシッ!!』

ミグロの左腕が伸びた時、水野はその腕を両手で抱きしめるように掴み取る。
それと同時に周囲のオーラ・・・インペイラーがミグロに向けて展開する・・・ッ!!

何が『彼』の逆鱗に触れたのか。そのオーラは今までの比ではないほどに鋭くとがり、ミグロと七海へと迫ろうとしている。

「シカク?■だっテ?いらねえだロそんなもんよォ!」
「俺はここに居るんだ!ワタシハココニイルンダ!私は吸血鬼なんだ!」
「吸血鬼になるために産まれてきたなら・・・吸血鬼として生きるべきだろうがァ!」

ドミニオンのエゴがむき出しになる。
親たるドラキュラ公に役割を望まれて産まれてきて、その本分を果たせぬままに親から見捨てられた吸血鬼のエキスのエゴが。

「貴様にもあるだろうが!生まれてきた意味!なぜこの世に産まれてしまったのかが!」
「それを果たそうと言うんだ!それに資格なぞいるものかあああああああああ!!」

そのエゴがミグロと七海をもろともに呑みつくそうとする――――!!

326『Red Dead Night』:2013/04/26(金) 09:50:54
【肉体判定に成功、七海を縛るインベイラーのエゴがむき出しになりました】
【インペイラーの特性を魂で理解したミグロは下記の項目を理解します】

・全てがエゴに代わっている七海を一つ、何らかの手段で絆に変更することで七海は自我を取り戻す。

・その瞬間、自我を取り戻した七海本人の意志で同調状態は自動的に解除される。
 ただし解除直後からインペイラーは元の宿主を破壊しようと行動する為、何らかの手段で『七海への攻撃』を防ぐ方法が必要。

・それらの処理が終わった直後、七海はシーンから退場してクライマックス2に移行します。

327ミグロ:2013/05/06(月) 22:57:29
――――――ああ、そうか。

こいつは、インペイラーは、きっと本質的にミグロと同じで、そして本質的にミグロとは決定的に違うのだ。
彼も自分も、『そうあれ』と望まれたとおりに生きられないのだ。
物言わぬ番兵であれと望まれた自分は、自我を持つが故に兵器足り得ない。
王に傅く魔物であれと望まれた彼は、エゴを持たぬ故に吸血鬼足り得ない。
自分は持つために望まれぬ。彼は持たぬために望まれぬ。
そしてその僅かな違いこそが、二人の間で決定的となる。

「イんペイらー……僕は」

持つが故に、自分は守る。

「ボくハ、マもるたメのもノダ。だかラ、僕は!」

持たぬが故に、彼は奪う。

「ボクは、守ルタめに奪う! そレが僕のえゴだからッ!!」

今なら、自分がインペイラー/水野七海へと手を伸ばした理由が分かる。
抱きしめるために、自分は手を伸ばしたのだ。エゴの奔流を、全て自分の身で受け止めるために!

「だかラ、ダから戻ってキてくれ、みズノさぁァァァぁん!!!」

インペイラーに対し、絆取得を申請。内容は【インペイラー(同族嫌悪)】で取得。
そして得た愛を消費し、水野七海のエゴを一つ絆に戻す!

328『Red Dead Night』:2013/05/06(月) 23:17:10
どキュン!・・・ザクザクザクウ!!

ミグロの右腕は今水野に抱きかかえられて動かず、左腕を伸ばそうとするもインペイラーのオーラに貫かれ動きを止める。

このままオーラが閉じていけばミグロもただでは済まない…が。

【ウ・・・・ヌ・・・・ミグロ・・・・・】

七海が、インペイラーに意識を食われたはずの七海の魂が、ミグロに向けて叫んでいた。

【た・・・すけ・・・】

必死で助けを求めようとするその声は、七海の肉体を動かしようやくそのか細い声を出させるに至り・・・
その口の奥に、インペイラーのオーラの塊を発見する。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

そのオーラを見た時にミグロの脳裏にひらめくはいつだったかに竜胆アカネが言っていた言葉。

「お前も今後人間社会の中で生きていくのだからいずれは『悪魔憑き』などの厄介な連中にも出会う可能性もあるじゃろう。」
「あの辺は複雑な術式が必要なので妾やお前みたいなパワータイプは素直に専門の術者の手を借りた方が無難だが・・・できることがないわけではない。」

「魔とは精神より産まれた存在、ゆえにその本質は大雑把でいい加減」
「力ある個体である妾やお前なら、ある程度外側から弱らせてほころびを作ればあとは内側から引っ張り出せるじゃろう、覚えておけよ―――」

329ミグロ:2013/05/15(水) 23:22:32
 グ
  グ グ … …

「A……Aa……」

両手が動かない。だからせめて、『脳髄を動かす』。
もちろんそれは自分の無い頭を絞るということではなく、物理的に頭部を動かすということで――――

  コツン


「――――――――とど、イた」

額と額が、静かにぶつかる。
両手が使えない。口は無いし、あったとしても舌が無い。
つまり、直接インペイラーの魂を掴むことはできない。

「叫ンで、水野さん! 天高く、音高く、そんな【血】なんかに負けない、大きな声で!!」

だから今僕にできるのは、エゴを引き出すだけだ。水野さんに【助かりたい】と、心の底から思わせるだけだ。
絆を持ってエゴを満たす。その二律背反(ビーストバインド)だけが、今水野さんを助けられるキーワード――――!!

330『Red Dead Night』:2013/05/15(水) 23:50:12
『ごりん』

魔の本質とは大雑把でいい加減。ゆえに・・・

その思いが強ければ、必ず『応える』

ず、ずぶずぶずぶずぶずぶぶぶぶぶぶ・・・・・!!!

額と額がぶつかったミグロと七海、その二人の額が混じり合う、ミグロの額が七海の頭へと埋め込まれるように埋没していく―――――!!


――――――そこは、真っ赤な血で埋め尽くされた空間だった。


七海の脳髄の奥深く、インペイラーに囚われ赤い世界と化した七海の精神世界。
その中で膝を抱え、涙を流す七海。そして―――


【叫ンで、水野さん! 天高く、音高く、そんな【血】なんかに負けない、大きな声で!!】


確かに聞こえた。世界を震わせる、彼の声が。


「ミグロ―――――ミグロ!!!!」


闇しかないその先に彼の声がする。それだけで膝を抱えてうずくまっていた少女は闇に手を伸ばす力を得た。
赤い泥をかき分けて、刃やトゲが混じりのそれに体を刻まれても臆すことなくただ懸命にそちらに手を――――

331“水槽の魚骨”ゼンゼンマン『マッチョ・ギャング』:2013/05/15(水) 23:56:27
>>330
ガシッ

「つか、まえたァァァァァ!!!!」

肉体ではない、エゴで、魂でその手を掴む!

「もう、離さない! インペイラーなんかに渡しはしない! 君は僕が守るから!!」

血の海が身を焦がす。
泥と刃が身を傷つける。
だからどうした、自分は岩人形。その程度で、動きを止めるわけがない!
そしてしっかりエゴで絆を繋ぎ、水野さんを―――

「水野さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」

―――思いっきり引き上げる!!

332“水槽の魚骨”ゼンゼンマン『マッチョ・ギャング』:2013/05/15(水) 23:57:02
>>331

333『Red Dead Night』:2013/05/20(月) 22:21:27
>>331

ごばああん!!

「・・・・ンナニイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!?」

インペイラーのオーラにそのまま突っ込んでいった形のミグロ。

そのまま中にある七海にぶつかり、オーラをぶち抜いていった・・・端から見ればそう見えるであろう。

まるで真紅の茨のごときインペイラーのオーラの鋭さに、通常の人間サイズまで体を削られてしまい、疲弊するミグロ。
そして、それに抱きつく――――

「―――――ミグロォ!!!ミグロミグロミグロ・・・ミグロォ!!」

身長が伸び、童から少女の体つきに変化している七海がそこにいた。

334ミグロ:2013/05/20(月) 23:24:53
>>333
「は、はは……」
「――――お待たせ、水野さん。遅れてごめん」

強く抱きしめることは、できないけれど。
だけどできるだけ優しく、そっと抱きしめることはできる。

「怖かったよね。苦しかったよね」
「でも、もう大丈夫。僕が、僕たちが君を守るから」

きっと、こうしていられる時間はほんの一瞬。
すぐにインペイラーが復活し、襲い掛かってくるだろう。
だから緩やかに水野さんとの抱擁を解き、背に庇おう。

「もう彼女には触れさせやしない。来い、インペイラー!」


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