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サーナイト18禁小説スレ4【R指定】
84
:
4号
:2010/09/20(月) 17:58:12 ID:8rNCuR5Q
「げほっ……!」
『あ、あぁぁ…』
エディンの頭の中はもう真っ白だった。
また自分のせいで、自分の失敗のせいで、目の前で男が苦しんでいる。
グラエナが牙を剥き、エディンに襲いかかろうとしている。
「ぅ……エディ…ン…!」
男の声でエディンは我に帰った。
「電撃波だ…!電撃波…を…!」
『!』
そう、エディンには気合い玉のほかにも電撃波も持っていた。
「連続で…撃ち込…め…」
それを最後に男は気を失った。
『やぁっ!』
エディンは男の指示通りに電撃波を放った。躱すことの出来ない電気の波動がグラエナを襲った。
しかし、そこまで威力の高い技では無いため、一撃では倒れなかった。
連続して撃ち込む、この指示が無ければどうすれば良いのかわからなくなっていたかもしれない。
自分一人で戦うなんてことはトレーナーに育てられたのならまずあり得ないことで、そんな経験はほとんど無かったからだ。
『はぁあっ!』
2発目でとうとうグラエナも力尽き、その場に崩れ落ちた。
『はぁ…はぁ…勝てた…』
ぽつ、ぽつ、とエディンの顔に雫が落ちた。
雨が降ってきたようだった。空には黒く分厚い雲が広がっていた。
『大変…雨宿りできる所へ運ばなくては…』
エディンは再び男を運び、雨宿りの出来る場所を探して歩き出した。
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