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サーナイト18禁小説スレ4【R指定】

75伝説厨:2010/09/11(土) 22:48:17 ID:1YUZj7fk

「接近しろ、サーナイト!」

御主人様の自信に満ちた、温かい声。
その指示に従い、私は首に巻いた拘りスカーフの力を借りて一気に敵との距離をつめる。

「サイコキネシスッ!」

その指示が来ることは分かっていた。
もうすでに攻撃の準備はできている。
まさに刹那のタイミングで私は片腕を前に付きだしありったけの念を送り込んでやる。

「ガブリアスッ……!」

相手トレーナーの驚愕に満ちた声が聞こえる。
でもそんな事、なんとも思わない。
私が勝つって事は私も、私の御主人様も分かっていた。

「やったな、サーナイト」

いつのまにか私のすぐ側にいた御主人様の温かい笑み。
思わず、この場で御主人様を抱きしめたくなる衝動にかられそうになったがここは必死に抑える。


「驚いたな、お前、サーナイトなんてとっくの昔に手持ちから外してたと思っていたが」

と、今私が負かした相手トレーナーが頭をかきながらそう言いかけてくる。

「ラティオスにクレセリアに……スイクンだっけ? 伝説と呼ばれたポケモンを仲間にしまくって
あらゆる地方を制した最強のトレーナーが今頃普通のポケモンを使うとはなぁ」
「ははっ、確かに今でもアイツラがレギュラーである事は変わりないがな」

御主人様はそう言いながら私の背中に手を回してくる。

「たまにはコイツも使いたいと思ってな」


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