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サーナイト18禁小説スレ4【R指定】

73伝説厨:2010/09/11(土) 22:47:03 ID:1YUZj7fk
「て、てめぇ! 何しやがるっ!!」

壁に張り付いたまま無様に動きを封じられた私の御主人様はそう叫ぶ。
私だって良く分からない、何でこんな事しているのか。
ただ私にあるのは強い衝動だけだった。
ポケモンである私が、サーナイトである私が、マスターであるトレーナーに襲いかかるなんて常識外れな事をさせる程の。

「サーナイト! 貴様っ!」

恐怖と憎悪が混ざった表情で私を見る御主人様。
でも、人間であるマスターが私に勝てる道理なんてない。
私のサイコキネシスによりマスターは指一つ動かす事はできない。
……もっとも、口ぐらいは動かせるようにしておかないと死んでしまうかもしれないのでそこは加減しているが。

「おい、まてっ、お前っ……!」

一歩、私がマスターに近づくとその表情も恐怖の割合が増えてくる。
でも違う、私が求めているのはそんな表情じゃなかった。
やり方は間違ってると思う。
でも私は忘れる事ができなかった。
いつの日だったか、御主人様が私に向けてくれた表情を。

「えっ、お前……何を……」

できるだけ優しく、御主人様の肌に触れその目をじっと見つめる。
確かに御主人様の身動きは封じた。
でもそれ以上、御主人様を傷つけるつもりなんてない。

「うっ、あっ……」

御主人様の表情に恍惚と言うべきものが混じったのはそのすぐ後だった。
それを見て頬が自然に緩んでしまうのを感じてしまう。
それを見て御主人様を愛おしく感じてしまう。
それを見て、御主人様を……


犯したいと感じてしまう。


「お、おま……正気か……」


御主人様の背中に手を回し、文字通り顔を目と鼻の先にまで近づけると御主人様は震える声でそう問い掛ける。
答えは……多分、ノーだと思う。
こんな行動、するなんておかしいって分かってるのにこうせずにはいられない。
それは多分、この気持ちは本当だからだと思う。

「んむっ、んぐっ……」

それに流されるまま、私は御主人様の唇を塞ぐ。
一生、体感する事は無いだろうと思っていたその感覚は。
私の胸の内をとろけさせるような、想像を超える快感を私に与えた。

そして多分、それは御主人様も同じだったのだろう。
その表情こそ驚きと嫌悪の色が少し残っているが……
ばっちり、男としての反応を御主人様はしてくれている。


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