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サーナイト18禁小説スレ4【R指定】

39メルクールFuhrer:2010/05/15(土) 05:10:51 ID:SsgqAHQw
「以後今回のような事が無いように」
「は、はい。危ない所をありがとうございました」
「後の事は任せた」
銃声に気付いた警察が突入してくるのより先に仮面のエルレイドは現場を去った。

「ハァ、ハァ、ハァ」
路地裏から制服を回収し、先生達に気付かれないように三階のトイレに戻った。
仮面を取り、制服のポケットから先程飲んだ物とは違う色のアンプルを取り出し、飲んだ。
「苦い」
相変わらずの耐えがたき苦さに顔をしかめているうちに身体が元に戻っていく。
狭いトイレの個室で脱いだ服を着なおす。
トイレを出ると体育の先生がまだ立っていた
「大丈夫か、顔色が悪いぞ」
「そ、そうですか?」
「ああ、汗がすごいぞ、保健室行くか?」
「いえ、大丈夫です」
さっき飲んだ薬の余りの苦さのせいで額には大粒の汗が浮かんでいた。

事件が解決し、無事学校の封鎖も解かれた。
「でね、仮面のエルレイドが助けに来てくれたのよ」
事情聴取を終えたキルリアはさっきからずっと仮面のエルレイドの話をしていた。
「へぇー、そうだったんですかー」
キルリアの武勇伝と仮面のエルレイドの活躍をカツヤのニューラが話を真面目に聞いていた。
「あたしもあの仮面のエルレイドのように強くなりたいわ、特訓頑張らなきゃね」
特訓の一環でまた変身させられる事のない事を俺は強く願うのだった。


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