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作者クリスすすのバイオハザード「忘却のゲーム」

30クリスすす:2010/08/07(土) 14:21:57 HOST:p5109-ipbfp1603osakakita.osaka.ocn.ne.jp
チャプター28「因縁」
研究室内を探索するクリスの背後に立っていたのは、
死んだはずのアルバート・ウェスカーだった。
クリス「あわわわわわ・・・ッ」
彼は背筋が凍る思いをした。
かつて仲間を裏切った悪魔の手先だ。
クリス「オバケッ!来るなぁ!!!!!」
ウェスカー「目的はアレクシアだ。彼女を捕らえるために雇われた」
クリス「ちょっ!来るなって!やめろぉ!来るなぁ!気持ち悪いッ!」
ウェスカー「無礼な奴だ。まずは話を聞け」
クリス「もう声も聞きたくないんだって!爆弾魔!麻薬王!詐欺師!」
ウェスカー「俺は今、無表情かもしれん。だが、心の中で泣いているぞ」
クリス「お前の事なんかどうでもええわ!ボケェ!!!!!!」
頭の中に死んでいった仲間の顔が浮かんだクリスは銃をかまえる。
それに対し、ウェスカーは超人的なスピードでクリスの体をはね飛ばし、
不適な笑いとともにクリスを片腕で持ち上げた。
ウェスカー「お前が憎い。お前が俺の計画を打ち壊した」
クリス「それは俺じゃねぇ!ジル、バリー、レベッカが悪いのッ!俺は何もしてないの!」
ウェスカー「お前だってば」
クリス「それよりこの島を攻撃したのはお前だろ!人間のクズめ!」
ウェスカー「ああ、お前の妹にも会ったよ。実にいい尻だった」
クリス「お前、クレアに何をした!?」
ウェスカー「少し遊んでやった」
クリス「ぬぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
クリスは渾身の力でウェスカーの顔面を殴りつける。
しかし、今の彼は人間の腕力で勝てる相手ではなかった。
サングラスの下の鋭い眼光は赤く輝き、爬虫類のように冷たい視線をクリスに向けている。
ウェスカー「俺は新たな組織に魂を売った」
コイツは魂を組織に売ってまで何を企んでいるのか。
クリス「悪い事ばかりやってるようだが、ダース・ベイダーに比べたらお前なんか・・・」
ウェスカー「ダース・ベイダーと比べるんじゃない!」
ウェスカーはクリスの体を培養カプセルに叩きつけた。
クリス「ぐはっ!」
クリスはグロック17を拾い、ウェスカーに向けて発砲したが、
ウェスカーは脅威的なスピードで弾丸を避けて、クリスの顔面を蹴り飛ばした。
だが、クリスは床に倒れながらもグロックを発砲した。
クリス「裏切り者!殺してやる!」
ウェスカー「ここで死ね」
ウェスカーは弾丸を避け、培養カプセルの一つを持ち上げて床に倒れるクリスに投げつけた。
クリスが動かなくなった事を確認した彼は研究室から姿を消した。
クリス「・・・うぐッ 重い」
培養カプセルの下敷きになっていたクリスは妹のために立ち上がった。
クリス「待ってろよ クレア」


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