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ストーリースレ(※ネタバレあり)part35

1名無しさん:2013/09/28(土) 00:27:05 ID:IOHc/k7Y0
ストーリーwiki
ttp://www14.atwiki.jp/bbst/

BLAZBLUE @wiki ストーリーモード
ttp://www40.atwiki.jp/blazblue/pages/143.html

前スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/45148/1377249959/


( ◇)<前スレがいっぱいになってから使うのだぞ!
    しかし埋まり切る前に次スレを立てるのだぞ!
    ハクメンとの約束だ!

次は>>980が建ててくれるとうれしいぞ

※ ストーリー考察に役立ちそうな商品一覧

・ゲーム
 BLAZBLUE -CALAMITY TRIGGER-(AC、PS3、Xbox360、PSP、Windows)
 BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT-(AC、PS3、XBOX360)
 BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT II-(AC、PSP、ニンテンドー3DS)
 BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT EXTEND-(PSV、PS3、XBOX360)
 BLAZBLUE -CHRONOPHANTASMA(AC稼働中、PS3、10月24日発売予定)

・小説(富士見ドラゴン・ブックから)
 BLAZBLUE フェイズ0
 BLAZBLUE フェイズシフト1
 BLAZBLUE フェイズシフト2
 BLAZBLUE フェイズシフト3
 BLAZBLUE フェイズシフト4
 BLAZBLUE1 カラミティトリガー〈上〉
 BLAZBLUE2 カラミティトリガー〈下〉
 BLAZBLUE コンティニュアムシフト〈上〉2013年9月30日発売予定
 BLAZBLUE コンティニュアムシフト〈下〉2013年冬発売予定

・設定資料
 ブレイブルー 設定資料集(ソフトバンククリエイティブ)
 ブレイブルー コンティニュアムシフト 設定資料集(ソフトバンククリエイティブ)
 ブレイブルー クロノファンタズマ 設定資料集(富士見書房)
 ブレイブルー クロノファンタズマ 設定資料集第二弾(富士見書房)2013年秋発売予定

・漫画
 BLAZBLUE CHIMELICAL COMPLEX(2)(エンターブレイン)
 BLAZBLUE: Remix Heart (ドラゴンエイジコミックス)
 BLAZBLUE (ドラゴンエイジコミックス)

・ドラマCD
 BLAZBLUE ドラマCD THE WHEEL OF FORTUNE〜運命の輪

・TVアニメ
 BLAZBLUE ALTER MEMORY (2013年10月放映予定)

902名無しさん:2013/10/23(水) 01:02:39 ID:ysr94gU60
>>900
姫様は冬眠期間長そうだからへーきへーき
記念本の小説次第じゃ充電期間長過ぎ、になるが

903798:2013/10/23(水) 01:09:36 ID:OpxfLGw.0
第七機関編

ラグナの左腕を制作しているココノエは、テイガーからノエルを保護したという旨の通信を受けていた。
不味い珈琲を飲むと、美味しい珈琲を入れてくれた二人の存在を思い出す。
不肖の弟子と、そいつを追って図書館に降った女子学生…いや、「元」女子学生。
弟子に恵まれない、と愚痴るココノエの研究室に銃を構えた兵士が入ってくる。
恵まれないのは弟子だけでなく上司にもだった。

極寒の地のような檻のなかに三人の防寒具を着込んだ兵士が入り込む。
人間が住める環境ではないその檻のなかで男は既に目覚めていた、いや睡眠していたが、冷凍状態からは解放されていた。
「なんだ……ようやくエサの時間か?」
2200年1月15日、19時19分。狂犬アズラエルが目覚める。
二年間、原子の運動さえ抑制される低音牢に拘束されていたアズラエルは、
「ココノエ博士」及び「TR-0009」の排除の命令を受ける。
ココノエに捕まえさせた自分を、今度はココノエ殺しに利用する…目覚ましがてらに兵士たちを殺そうとするが、
アズラエルには「戦意の無い者を攻撃できない」というロックがかけられてしまっていた。
「科学による術式の支配」。ナインの生み出した不安定な術式でなく、それが第七機関の求める理念だと。
その解除の条件として、更に「蒼の魔導書の奪取」がアズラエルに命じられた。
「ラグナ・ザ・ブラッドエッジ。死神。図書館と一人で渡り合っているのか…美味そうだ」
上機嫌に笑うと、アズラエルはねぎらい代わりに兵士の肩に手を置いた。兵士の肩はその瞬間に粉々に砕け散った。
「ああすまん、軽く撫でたつもりだったんだが」

トラップだらけの通路で兵士を巻きながら逃げるココノエの背後に声がかかる。
「ここを出るのは難しそうだぞ、ココノエ」
立ちはだかるアズラエルを前に、ロケットパンチ。だが無傷のアズラエル。
それも囮で煙幕を張り、転移装置を発動させてココノエが逃走を図る。
どこかの座標に転移したココノエは、テイガーに進路変更とアズラエルの件を伝える(クロノファンタズマ編のアレ)。
そしてカグラには迎えをよこせと。
「私は完璧などではない。むしろ失敗だらけの自分が嫌になるくらいだ」
失態を珍しがるカグラにそう言うと、歩いて2日の距離を合流地点に指定された。
「あんたなら半日で着くだろ?文句があるなら結界を作った奴に言ってくれ」
自分の作品に手を噛まれる形になったらしい。

904798:2013/10/23(水) 01:18:06 ID:OpxfLGw.0
報告を聞いたレリウスは、どうやら上首尾に至ったらしい。
目論見の成功を喜びながら踏み出すと

選択肢
→首尾を確認しに行く
→扉のむこうに誰か居る

→首尾を確認しに行く

「これでココノエもイカルガに向かうだろう。コマの配置は終わった。首尾はどうだ?」
答えた女性はライチだった。
「完成度は97%といったところかしら。あとは細かい調整だけよ。ところで、彼は?」
「魔素流動体か。アレは…」
「彼の名前はロイよ」
「怒り、か…くだらん。アレの組み込みは既に完了している。定着するまでにはまだ時間が要るだろうがな」
「模倣事象兵器をこの短期間で作り上げ、更に組み込みまで済ませたというの?」
「あんな模倣品、構造さえわかれば造作も無い。アレの観測者は貴様にしてある。安心しろ」
研究室を後にするライチ。一人残されたレリウスは、ハザマと通信する。
レリウスから連絡があったことを珍しがるハザマに、「例の装置はもうすぐ完成する」と告げると、
「ひとつ『頼み』がある」と告げた。ハザマの顔色が変わる。
「『頼み』ですか?指示ではなく……」

地下深くの研究室のなか、カプセルのなかに浮かぶものに語りかけるライチ。
しかし反応がない。ライチは、カプセルに額を押し付け、かつて過ごした男性の姿を思い起こす。
「ロイ……」

研修生として第七機関に派遣されてきたライチは、ロット=カーマインと出会う。
その頃から才覚を見せていたライチの論文は、めったに褒めないココノエもいたく評価していたとか。
ロイは珈琲の入れ方くらいしか褒められたことがないと。
ココノエはロイいわく「困った人」。人使いが荒く、何を考えているかわからず、すべてにおいて大雑把。
それを聞いていたココノエが現れる。仲の良い師弟の言い合いに思わず笑いを零すライチ。

905名無しさん:2013/10/23(水) 01:18:30 ID:iW7BXa3sO
術式抜きでどういう理屈かわからんが、アズラエルにかけられてるのはマインドイーターの劣化版みたいなものか?
マインドイーターと変わらず穴だらけだが

906798:2013/10/23(水) 01:26:00 ID:OpxfLGw.0
「隊長っ!」
夜の森で目を覚ますバレット。
かつての夢を見た。感傷に浸る自分を、憎しみを忘れずにいられるんだ、と奮い立たせる。
彼女が各地で集めた情報から、「隊長が生きている」というのは信ぴょう性の強い噂。
そしてその情報のカギはココノエが持っていると、情報提供者が口を揃えて言っていた。
だがバレットはまず、「作戦」の立案者であるレリウスを訪問するつもりだという。


ライチが凄い剣幕でレリウスに問い質す。
アラクネが居ない。レリウスは彼をイカルガに送った。どうしてそんなことをと問い質すライチだが、
「貴様はアレの所有者ではないだろう。私は貴様との約束を総て守っている。契約には所有権の譲渡は書いてなかった筈だが?」
「……わかりました。では私もイカルガに向かわせて頂きます。あなたは私の所有者ではないのだから指図は受けません」
「……好きにしろ」
ライチが去った後、レリウスはつぶやく。
「ムダな事を。 ……私だ、ハザマにつなげ」

カグラに保護されるココノエ。彼女は予め地下に「とあるもの」……「秘密兵器」を運び込んでいた。
その棺桶のような装置のなかにはセリカが居た。彼女を運搬するための機械らしい。
何日も装置のなかに押し込んでいたことを詫びるココノエは、数値的には問題ない、明日には外出もできる、と。
そのココノエに「行ってみたいところがあるの」とセリカが目指したのは、教会の跡地。
自分が埋葬された墓の前である。自分の墓がある、という違和感。色々なことを考えたいというセリカに頷くココノエ。
「だが一人でどこかに行くなよ。私にお前を探し当てる自信はない」
「えっと…それってどういう意味…?」
「……自覚がなかったのか」

自分の墓の前に、悩んでみた結論が……結局は自分のできることを精一杯やる、というものだったが
一念発起したセリカの前にふたつの人影が現れる。
「……なぜ、そちが此処に居る? 
帝、そしてファントムだった。

907名無しさん:2013/10/23(水) 01:28:53 ID:K9UWaC7.0
パパってもしかして良い人?

908名無しさん:2013/10/23(水) 01:28:54 ID:imv2Xx.c0
なんか普通に今作おもしろそうだよな

909名無しさん:2013/10/23(水) 01:29:49 ID:VmpVT7HAO
ファントムはセリカと会っちゃったのか
そら不安定にもなるわな

910名無しさん:2013/10/23(水) 01:30:20 ID:K9UWaC7.0
>>908
今回やばいよね

911名無しさん:2013/10/23(水) 01:35:52 ID:iW7BXa3sO
セリカは自分が本来の世界では死んだことを知らされてるのか
テルミに殺されたことは知っているのか

912798:2013/10/23(水) 01:38:08 ID:OpxfLGw.0
「お姉ちゃん…?どうしてここに…」
「ズレた……いや、引き寄せられたのか?」
動揺するファントム。だが、帝の下知を受けて転移魔法ですぐに姿を消す帝とファントム。
セリカはファントムを姉だと確信した。かけつけたココノエは、帝がここにいたことに理解が及ばない模様。
セリカの存在がバレた。その事実は重いものだったが、気にするなとココノエは言って二人は戻った。

入れ違いにラグナとレイチェルが教会跡に転移してくる。
ラグナ曰く、墓参りの他に何か用事があるらしい。レイチェルは「場」の異常によって、事象干渉がこの場で起こったことを察知する。
去り際、レイチェルは誰かに小さく「またね」と呟いて、またラグナを連れ立って転移した。

やはりクシナダの楔が必要だ、と窯の前で物思うレリウスの横に、帝が現れる。
思ったよりマスターユニットの干渉が強いため、「やらねばならない」と。
窯を開き、あろうことか境界のなかに入り込んでいく帝。
それを見てレリウスはイグニスを呼び寄せる。「よく観測(み)ておけ。いずれ役に立つ」

外出について厳しい叱責をヒビキから受けるココノエとセリカだが、フォローのために口を挟んだカグラに矛先が向いた隙に脱出。
なんだかんだで好みのキャンディを用意するなど、ヒビキは非常によく出来た部下らしい。
廊下で話していると牢から解放されたマコトが出くわし、ココノエはセリカを彼女に押し付けて別行動を開始。
「見失うなよ、三秒で消えるぞ」とマコトに含めると、ココノエは過去を追想する。
慌ただしい調子のライチと、子守を押し付けられるロイ。「バカ弟子め」と一言吐き捨てる。
そこでようやくヒビキから解放されたカグラがやってきて、「打ち合わせ」を開始。
ヒビキの工作によって十二宗家のほぼ半数の支持は取り付けたと。
一番読めないのがキサラギだ、と苦い顔をするカグラをココノエが「奴はこちらに来るしかない」と言う。
「切り札が手に入ったのも大きい」
「セリカのことか?」
「セリカちゃんもだが……もう一枚もだな」
「手に入ったのか!?」
「ああ、これで作戦の核は揃った…そういやお前の集めた反応兵器、ありゃ何に使うんだ?まさか妙なこと考えてるんじゃないだろうな」
「安心しろ。私が妙なことを考えるのは今に限った話じゃない。それで?いつ動き出すつもりだ?」
「もう少し状況を見極めたいとこだが、相手さん方にも動きの読めないのがいやがるしな…」
「テルミとレリウスか。…なら、探らせてみるか」通信機を取り出し、何者かと通信するココノエ。「…私だ」

913798:2013/10/23(水) 01:40:50 ID:OpxfLGw.0
さっそく意気投合するセリカとマコト。あまり成績が良くなかったり、女の子らしかったりという店でも仲良くなれたようだ。
しかし、そこにココノエからの通信。テイガーに得意分野で手を貸せ、とマコトに支持が下る。
仕方なく、セリカ、マコト、テイガーの三人で行動することになって……


ここでクロノファンタズマの続きが解放された。なのでクロノファンタズマに戻るよ

914名無しさん:2013/10/23(水) 01:41:38 ID:WkhvPICU0
おもしロイ

915名無しさん:2013/10/23(水) 01:44:09 ID:fLi/wCAYO
うおおお早くプレイしたい
今回かなり面白そうだな

916798:2013/10/23(水) 01:48:16 ID:OpxfLGw.0
第八章「再会」

ラグナはタオカカと食事をしていた。ファントムに受けた傷のせいで体に違和感。
しかし脳裏にニューとの戦いが過ぎる。そして彼女の剣に貫かれた痛みが生まれ、倒れこむラグナ。
慌てて駆け寄る群衆のなかにはラグナが知っている女性もいた。「バレット!?」「貴様は死神!?なぜ私の名前を知っている!」
ラグナ自身も、彼女の名前を何故知っているのか思い出せずに居た。
タオカカとバレットを振り払い、一人で出て行くラグナは混乱の渦中にある。そうこうしているうちにも、
次から次へ、体中が見えない攻撃に切り刻まれていき、レイチェルの言葉を思い出す。

「このままブレイブルーの侵食が進めば、他の事象の傷も引きずり込んでしまう」

他の事象の記憶が蘇り、ついに限界を超えたラグナは町中で倒れこむ。

「ラグナ、大丈夫?」

優しい声で語りかける女性の声と差し伸べられる手。あの手の暖かさを思い出す。
風邪を引いたサヤを看病していたら逆に風邪をうつされてしまった。その時彼を看病していたのはシスターだった。

「サヤをジンを。必ず守ってあげて。どんな時でも。……約束して」
「言われなくてもわかってるつーの。……まあでも、『約束』はしてやるよ」
「ふふ、あなたは『約束』を守ってくれるものね」

その柔らかい手の感触で眼が覚める。彼はとある少女の膝の上で眠っていた。

「どこか痛いところある?気分は悪くない?」
「この感覚は……魔法!?誰だ、テメェ!」
「……やっぱりわかんないか」

ちょっと悲しそうな顔をして少女は名乗った。

「私はセリカ・マーキュリー。セリカって呼んで」

917名無しさん:2013/10/23(水) 01:52:31 ID:/1uIF/Jw0
きたあああああああ

918798:2013/10/23(水) 02:00:30 ID:OpxfLGw.0
「アホ毛の人」…セリカについてきたタオカカも合流したが、食べ物を取ってくるとすぐどこかに行ってしまう。
セリカの近くに居るからか、右腕と右目が機能を失うラグナ。
馴れ馴れしく「ラグナ」と呼んでくるセリカに調子を狂わされた上に半身失調を起こしたためか、
「二度と俺に近づくな!」と怒鳴る。しかしその脳裏に、シスターに手を引かれる自分と、ジンとサヤの記憶がリフレインした。
「忘れろ、今はノエルを探すのが先だ……」先を急ぐラグナ。
「やっぱり、寂しいな」と物思うセリカの元にテイガー、そしてタオが合流した。

レリウスがライチに確認を取る。
「あなたから通信だなんて珍しいですね」
「…至急カザモツの魔素濃度を調べてくれ」
結果、急激に15%の魔素減少が起こったことが確認された。三日前までデータを遡ると正常値に戻るものの、
その前はヤビコが30%もの魔素低下を起こし、住民の生活に支障を来たす一歩手前まで陥っていたという。
失った魔素を、取り戻すための上昇。魔素の消滅……「クシナダの楔」の現象を見たレリウスはアラクネを呼び寄せヤビコへ向かわせる。
「私がシュウイチロウの亡霊に怯えるとはな。これは滑稽だ」
物思うレリウスの元に、現れる姿がふたつあった。
「こんなところで出会うなんて……やはり姉さんが導いてくれているみたいだよ。父さんを倒せって!」
ライチを統制機構に引き入れたということを聞いて激昂するカルルだが、
レリウスはお得意の所有物論を持ちだして取り合わない。が…エイダとライチを重ねたことでカルルの魂の流動に変化を来たしたことに気づく。
「依存は何も産まない。魂は常に孤高でなければならない。自らの存在価値はそれで決まる」
「孤高だって!?笑わせるな!父さんも母さんを連れているじゃないか!」
「イグニスも孤高だよ。お前は本当にわかっていないな」
孤高の魂は引力のように惹かれ合い、そしてひとつの完全なる魂へと昇華する、と謳うレリウス。
それが「蒼」の根源に到達するための手段だそうな。
ライチに何かしたら許さない、と詰め寄るカルルに、良い影響を与えるならアレを殺してもいいと脅すレリウス。

カルル操作でvsレリウス。7割削れば終わり

「どうしたカルル?以前と比べれば見る影もないな…」
「うるさい!姉さん、お願いだ、もう少しだけ頑張って…」
他のもののために戦うカルルに落胆するレリウス。
だがカルルは、ライチやバングが自分に大事なことを思い出させてくれたんだと譲らない。
孤高こそ真理、と唱えるレリウスは、静かに告げた。
「ならば、もう一度エイダを創造してやる」

919798:2013/10/23(水) 02:10:08 ID:OpxfLGw.0
「器などいくらでも作れる。あとはお前しだいだ。私が嘘を言ったことがあるか、カルル?
 …その気になったら私のところへ来い。その時は自ら教育をしてやろう」
去りゆくレリウスを、動揺するカルルは追いかけることができなかった。
確かに父親は嘘をついたことが一度もない。どうすればいいのか?


ところ変わって。セリカと離れることで右半身の機能を取り戻したラグナ。
彼女のことを思い起こすと落ち着かない。肩をぶつけたチンピラにまで激怒する始末。
そのチンピラはレイチェルの転送によりどこかへ飛ばされ、呆れ顔の彼女がラグナをなじる。
彼女はラグナの質問にも取り合わず、とっとと姿を消してしまう。


「僕は、どうすれば……」
惑うカルル。父親のこと、エイダのこと、ライチのこと…そこに声がかかる。
「おおおお!や〜〜〜っと見つけたよ!」
現れた男、アマネは、虫の居所の悪いカルルにまとわりつき、
「俺のモノになってくれ!」
「はぁ!?」
と言った。


苛立つラグナの前に、偶然にもノエルが現れる。
気が立っている彼は、ノエルに「超探したんだぞ!いいから来い!」と腕を引っ張り始めるなどする始末。
そこに割って入る男があった。
「ちと強引すぎるんじゃねぇか兄ちゃん。女の扱いかたも知らねえの?つか俺の女に手を出してんじゃねえよ」
カグラだった。あからさまなやられ役の台詞まで口にしてしまう始末のラグナ。

ラグナ操作でvsカグラ。

カグラの強さに、後手に周ってしまうラグナ。彼の挑発に熱くなり、町中でブレイブルーを起動させようとさえする。
彼の右腕が突如として動かなくなった。セリカが現れたのだ。
心配そうな彼女をよそに、動揺したラグナはカグラに一撃を許し、気絶させられてしまう。
「ったく。色々聞いてたから期待してみりゃ……ただのガキだな」

920名無しさん:2013/10/23(水) 02:13:35 ID:.gXyBqC60
カグラ活躍するねぇ
主人公は後半輝くのだろうか・・・

921名無しさん:2013/10/23(水) 02:15:27 ID:iW7BXa3sO
主人公ェ・・・

922名無しさん:2013/10/23(水) 02:16:50 ID:01x/dxKQ0
カグラさん強いっすなー

923名無しさん:2013/10/23(水) 02:18:14 ID:q5K8YZMQ0
セリカのことしらねーのかラグナって

924798:2013/10/23(水) 02:18:37 ID:OpxfLGw.0
空から二人の戦いを見守る影がふたつ。
「まったく見ていられないわ。あなたもそう思わなくて?」レイチェルと…
「そうかね?俺はなかなか面白い舞台だったと思うけどな。特にあの黒いのは華がある。
 おめぇさんはちょっと評価が辛口だね」アマネだった。
アマネはレイチェルに「ちょっと『関わりすぎ』じゃないのか?」と心配を口にした。
だがレイチェルはこれが自分のやり方だと譲らない。
アマネはどうやら事象干渉を超えるらしく、『前』のこともしっかり覚えているらしい。
逃げたカルルの追跡を再開し、レイチェルの前から姿を消すアマネ。


独房に入れられたラグナの前に現れたのはココノエ、カグラ、ノエル、セリカ。
動物園状態のラグナは、更にカグラに『反逆罪は即刻打首。そうならないだけありがたくおもってくれ』と言われたうえに、
少女ふたりにおもいっきりフォローされて顔真っ赤もの。いっそ殺してくれと泣き出す始末。

カグラはツバキ確保ための行動を再開。
「ツバキにはマコト、そしてノエル『達』の想いが必要だ。バラバラじゃダメなんだ、いいかい。
 2日だけくれ。2日で必ずツバキを連れてくる」と告げて去っていく。
それを見ていたココノエは、ラグナに「お前も見習ったらどうだ?」とつついた。

だがラグナ幽閉はカグラにとっても予想外だったらしい。
対干渉処置を施した地下牢ならラグナも頭が冷やせる、というココノエの算段。
そしてカグラはココノエにツバキの件を伝えられて「俺じゃどうにもできない」と吐露する。
いきり立つココノエだが、「言ったろ?あいつ達の想いが必要なのさ」と、
部屋の片隅に居た青年にカグラが声をかける。

「なあ、ジン」

925名無しさん:2013/10/23(水) 02:19:37 ID:hvqrCUKQ0
ラグナ情けねぇ…

926名無しさん:2013/10/23(水) 02:20:03 ID:.gXyBqC60
事象干渉超えるとかやっぱりアマネ只者じゃないな

927798:2013/10/23(水) 02:31:35 ID:OpxfLGw.0
「呪縛陣」によって観測されているツバキを誘導することはほぼ不可能。
ゆえにカグラは「自発的にツバキがやってくる」舞台を整えているという。
コロシアムに対干渉装置を用意し、一時間の干渉ジャミングの準備。
カグラはマコトを捕まえるための行動。ジンは「奴」への用事を済ませに。ココノエは研究室へと散開する。

雪の地に立つジンの前に、雪に紛れない白い巨体が現れる。ハクメンだった。
「ほう、これは。私は呼び出されたようだな」
「強くこの場所を『認識』さえすれば来ると思っていた」
「面白いことをするな、『ジン=キサラギ』。確かに私は不思議と此処へ足が向いた。
 意思の―――秩序の力。うまく使えているようだな」
「貴様に言われると歯がゆいな。まあいい、聞きたいことがある。が…
 まずは僕の推測を確信に変えたい。剣を抜け、ハクメン。話はそのあとだ」
「面白い……」
相手の構えを見て、静かに呟くジン。
「……こう改めて見ると、『確かに』という感じだな」

ジン操作でvsハクメン。BGMがBLOOD PAINっていう粋な演出にはさすがに鳥肌が立った

「何時気づいた?」
「……貴様の言動で嫌でも気がつく。それに猫は僕に貴様を『探せ』とは一言も言わなかった。
 ……聞きたいことはふたつある。ひとつめは十六夜についてだ。それについて知っていることをすべて教えろ」

十六夜の進化、正確にいえば『解放』……ツバキが纏う十六夜はいわばサナギ。
本来の姿は『零織・十六夜』。その姿となって初めて対観測者用兵装になるのだと。
サナギの状態が干渉を防ぐためなら、零織は矛。その『不死身殺し(イモータルブレイカー)』はレイチェルさえ殺せる。
そして、ジンは聞く。あの十六夜からツバキを解放するためにはどうしたらいいかと。

「……十六夜は彼女を縛ってなどいない」
「なんだと?」
「力を欲したのは誰だ?帝の呪縛陣など、十六夜の維持を補っているに過ぎぬ。
 自身に起きていた事を今一度良く考えてみるのだな。そうすればおのずと答えは見えてくる。十六夜の話はここまでだ」

928名無しさん:2013/10/23(水) 02:34:19 ID:KxHvwu/g0
カグラのおやっさんぷりぱないな

929名無しさん:2013/10/23(水) 02:36:27 ID:3hXybWy.O
セリカに比べるとジンは目立った能力無いなって思ってたけど充分人間離れしてきてた

930名無しさん:2013/10/23(水) 02:37:16 ID:TcWCwKRg0
ジンはハクメンが自分自身だと気づいているのね

931798:2013/10/23(水) 02:38:21 ID:OpxfLGw.0
「して、もうひとつは?」
「貴様は『何時』の僕だ?」
「……残念だが、その質問に対する答えを、私は持ち合わせていない」
「ならば質問を変えさせてくれ。貴様の時にノエル=ヴァーミリオンは存在したか?」
「存在はしなかったはずだ。私はノエル=ヴァーミリオンも知らない。
 このイカルガもな。私の時は消滅していた」
「……『ハザマ』は居たか?」
「『ハザマ』だと?」
「貴様の時に奴は存在したかと聞いているんだ」
「存在していた筈だが、それが…」
「聞いているのは僕だ。それは本当にあの『ハザマ』だったのか?」
「……貴様、何を考えている?」
「では『あの時』のハザマは誰だ?あれが『ユウキ=テルミ』なのか?なら『ハザマ』はどこにいた?」
「……話は終わりのようだな」
「ハクメン」
「なんだ?」
「力を欲したのは誰だ……と言ったな。ならば貴様は何故その『力』を欲した?」
「『弱さ』を……『敗北を受けいられなかった』からだ」

姿を消すハクメンを見送るジン。『弱さ』。その言葉を噛み締めて。

一方、イブキド跡地までノエルを探しに来てしまったマコト。
二ヶ月前、レイチェルに助けられた窮地を想起しながら、

→後ろを振り返る
→空を見上げる

→振り返る

そこには…
「マコト=ナナヤ少尉。探しましたよ」
「ツバキ……!!」

932名無しさん:2013/10/23(水) 02:38:42 ID:ejrL.0Po0
>BGMがBLOOD PAINっていう粋な演出にはさすがに鳥肌が立った

文章だけでもやばい
今回すごい王道だな

933名無しさん:2013/10/23(水) 02:39:50 ID:p8uxxk1o0
いつか発売されるんだろうけど
今回はゲームのストーリーモードをそのまま小説にできるくらい凄いな

934名無しさん:2013/10/23(水) 02:43:37 ID:iW7BXa3sO
本当総精算って感じで面白いが、ここまで盛り上げてしまって、次回作でやること残ってるのだろうか

935名無しさん:2013/10/23(水) 02:44:46 ID:hvqrCUKQ0
こうして見るとCTCSのアーケードモード焼き直しっぷり酷いな

936名無しさん:2013/10/23(水) 02:45:02 ID:NnMSK/A60
それこそ次回作は最終決戦じゃないか?

937名無しさん:2013/10/23(水) 02:45:44 ID:ejrL.0Po0
>>934
むしろボリューム的に今回が前編みたいになる気がしてきた
結構章数来てるし

938名無しさん:2013/10/23(水) 02:45:51 ID:3hXybWy.O
ジンの気にしてる事ってなんだろう
ハザマはループの記憶は持ち越せないけどCS以降の世界の分岐?は全部把握してるんだよね?

939名無しさん:2013/10/23(水) 02:46:58 ID:34yrKOa60
798の体は大丈夫なのかw
無理しないでおくれよ

940名無しさん:2013/10/23(水) 02:47:27 ID:iW7BXa3sO
>>936
そうなんだが、アーケードとかで一応帝サイド以外のキャラと戦うイベントも盛らないといけないし

941名無しさん:2013/10/23(水) 02:47:39 ID:KxHvwu/g0
>>938
あの黒いユラユラのテルミとはまた別に
カズマみたいに単独のハザマが暗躍してたって事を示唆してるんだろうか?

942名無しさん:2013/10/23(水) 02:49:01 ID:iW7BXa3sO
>>937
成る程、前後編か
どこで句切がつくのか楽しみだ

943798:2013/10/23(水) 02:50:49 ID:OpxfLGw.0
マコトはツバキに統制機構の闇を説く。
イカルガ内戦はイカルガ側がふっかけたことになっているが、実際は統制機構がそうなるように仕向けた。
話し合いの席を設けようとしていたイカルガを、「帝の意思により」という理由だけで統制機構は開戦の合図を送ったのだ。
「より多くの死を」という帝の言葉のためだけに、ツバキの大嫌いな戦争を起こしたのだ、と。
だがツバキは「すべての命は帝のために存在している」と…いやそれを口にしているのはツバキではない。
ツバキの口を借り、帝が言う。「そうだ。余の望みは森羅万象、死だ」
いまここであなたを断罪する。最後通牒を無視したとみなし、ツバキが戦闘態勢に入る。

マコト操作でvsツバキ。体力半分でクリア。
その程度なのか、と告げるツバキの前に、「ああ、もう充分だ」と割って入る男がいた。カグラだ。
カグラは「ナナヤ少尉の身元は此方で引き受ける。貴官は引き続きラグナ捜索続行してくれ。帝の命は絶対だからな」とツバキを引かせる。
「反逆者」を連れて離脱するカグラ。
「やっぱり半々…てことか」とつぶやくカグラ。
「というかそんなにデケーと縛りごたえあんな、揉んでいい?」とお決まりのやりとり。
実際は、カグラはマコトの所在地をツバキにリークし、わざとマコトと戦わせた。確かめたいことがあったと。
反逆者引き受けの勅命書はもちろん偽造。ヒビキが一晩でやってくれました。


ヒマを持て余しているラグナの牢前には、甲斐甲斐しくセリカが付き添っている。だがラグナの態度はそっけない。
意地悪な主人公の『グリッジの決闘』。『リディバレンの小悪魔と天使』は夜に一人でいられなくなる恐い話などの本を進めたり。
『ラグナ』とセリカに呼ばれるだけで、ラグナの機嫌は坂道のように下っていく。
どこかに行ってくれというラグナに、セリカはココノエにここに居ろと言われていると却下。
そして自分自身がラグナのそばに居たい、と。だがラグナはセリカのことを知らず、それがセリカには寂しいようだ。

そこにレイチェルが現れるが、反省の色のないラグナをゴミ虫と呼び一切の話を聞かない。
そしてノエルが呼び寄せられ、二人の話がある、と切り出す。もちろんラグナは勘定に入っていない。ゴミ虫だから。

『世界』と。
『刻の幻影』について。

944名無しさん:2013/10/23(水) 02:50:56 ID:NnMSK/A60
嘘だらけだ!の真意とかもなー

945名無しさん:2013/10/23(水) 02:53:20 ID:jrcosNpY0
ジンの主人公っぷりに鳥肌がたつな

946名無しさん:2013/10/23(水) 02:53:30 ID:GR4NHwfs0
ctcsの頃よりよっぽど群青劇してる気がするのは気のせいだろうか

今回は黒幕トリオが三者三様に利害の一致で動いてるのがおもしれー

947名無しさん:2013/10/23(水) 02:54:24 ID:3hXybWy.O
>>945
いやここまでだとカグラココノエの方が仕事してるだろw

ラグナは…うん…

948名無しさん:2013/10/23(水) 02:54:25 ID:jrcosNpY0
>>937
おいおい勘弁してくれ
流石に終わらせると信じたいんだが

949名無しさん:2013/10/23(水) 02:55:00 ID:TcWCwKRg0
798は文章うまいな
ジンVSハクメンははやくやりたい

950名無しさん:2013/10/23(水) 02:55:19 ID:p8uxxk1o0
ゴミ虫ww
セリカ切ないよ…

951名無しさん:2013/10/23(水) 02:55:59 ID:KxHvwu/g0
>>947
ラグナは、いわば「親」の役割にあたるレイチェルやカグラに
散々な言わせようだし成長エピはあるだろうな

952名無しさん:2013/10/23(水) 02:56:37 ID:wi3aPrmE0
そしてヒロインの座を奪われていくノエル

953名無しさん:2013/10/23(水) 02:56:44 ID:iW7BXa3sO
テルミはアマテラスを破壊して世界そのものをどうにかしたいわけだが、帝は何でそんなに死を望むんだろうな。世界に干渉するほどのことなのか

954名無しさん:2013/10/23(水) 02:57:31 ID:hvqrCUKQ0
セリカに冷たくするラグナ絶許

955名無しさん:2013/10/23(水) 02:57:35 ID:KxHvwu/g0
>>948
本来三部作だったのが六英雄編ではみ出て四部作予定になったってのはすでに言われてるよ

スレ立ててくる

956名無しさん:2013/10/23(水) 02:57:40 ID:XEvQGMNs0
>>947
主人公ね
仕事とはまた違い意味で言った

957名無しさん:2013/10/23(水) 02:57:45 ID:3hXybWy.O
と言うかここまでだとジン普通にかっこいいよね
ここからどうやって箸へし折りとか兄弟こっつんこ☆に行くんだ

958798:2013/10/23(水) 02:58:11 ID:OpxfLGw.0
少女は牢獄にとらわれていた。暗く冷たくて寂しい牢獄に。
ある日一冊の本を手渡された。本にはある『物語』が記されていた。

――ある国の『少女』が『怪物』に『囚われて』しまいました。英雄が現れて、怪物を倒しました――

書いてあったのは始まりと終わりだけ。それ以外のページは真っ白。
話が成立しない本に、少女は自分の記憶を頼りに物語を書き加えていく。
「始まり」は決まっているから、英雄は国を旅立ち、あらゆる困難をはねのけ、
100ページにもわたる物語を経て、勇者は「少女」の前に立った。
そして「怪物」は倒された。だが「少女」はこの物語が気に入らなかった。再び物語を綴り始める。
しかし結末は、いつも同じ。「終わり」も決まっているからだ。

――英雄が『少女』の前に立ち、『怪物』を倒して終幕をむかえる――

『怪物』とは、『少女』だったからだ。
怪物に囚われた内なる少女が世界を喰らい尽くしていたからだ。
結末へ至る道を何度も書きなおしたが、何度やっても英雄は『怪物』を倒すだけで『少女』を救わなかった。
だって『怪物』だから。倒されて当然の存在が倒される予定調和。
『少女』は英雄に願った。

『私を助けて』

だが物語の登場人物である英雄は書き手の願いなど聞き届ける筈もなく『怪物』を倒した。
『役者』は与えられた役を『演じる』だけ。『英雄は怪物を倒す』。
だから『英雄は少女を救わない』。物語を幾ら綴ろうと自身の願いひとつすら敵わないことに『少女』は絶望した。
それでも少女は信じている。『英雄』がいつか自分を救ってくれることを。
少女は願う。『次スレ』

959名無しさん:2013/10/23(水) 02:59:57 ID:XEvQGMNs0
>>955
ソースあり?
CPは話動いてるようで完結に向かってるわけではないのか
六英雄が終わるだけでもまあ良いのか

次スレよろしく

960名無しさん:2013/10/23(水) 03:00:07 ID:6i0XY.dI0
>>948
次回でちゃんと終わりそうだってことだろ
今作で終わらんのは確定してる

961名無しさん:2013/10/23(水) 03:01:29 ID:NnMSK/A60
次スレで吹いた

962名無しさん:2013/10/23(水) 03:01:41 ID:XEvQGMNs0
>>958
糞ワロタ

963名無しさん:2013/10/23(水) 03:02:06 ID:34yrKOa60
>少女は願う。『次スレ』
クソワロタ

964名無しさん:2013/10/23(水) 03:02:37 ID:3hXybWy.O
>>958
wwwwww

965名無しさん:2013/10/23(水) 03:03:25 ID:KxHvwu/g0
( ◇)少女のピンチと聞いて

ストーリースレ(※ネタバレあり)part36
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/45148/1382464928/

966名無しさん:2013/10/23(水) 03:04:17 ID:XEvQGMNs0
>>965


967名無しさん:2013/10/23(水) 03:04:53 ID:p8uxxk1o0
>>965


968名無しさん:2013/10/23(水) 03:05:12 ID:KxHvwu/g0
(;◇)ぎゃーしまったテンプレコピペ改変前ので立てちゃった
発売予定とアニメ放送とか直ってないですまん…

969名無しさん:2013/10/23(水) 03:05:28 ID:6i0XY.dI0
>>958
どれだけセンスがあんねん
>>965


970名無しさん:2013/10/23(水) 03:06:00 ID:3hXybWy.O
乙乙

971名無しさん:2013/10/23(水) 03:07:32 ID:XEvQGMNs0
>>960
これからどんな展開になって続いても良いけど今までの謎とかは全部完結してほしいってこと
ストーリー続くのは構わんよ

972798:2013/10/23(水) 03:07:56 ID:OpxfLGw.0
スレ立て乙


決して救おうとしない。ただ倒すだけ。
「俺は何の為に戦ってんだ……?」苦悩するラグナ。
ノエルにはマコトとの面会を。そしてラグナに牢から出ろ、と言うココノエ。
ちなみにラグナの左腕には爆弾が埋め込まれており、
起爆した後セリカから一定以上の距離離れるとラグナは原子分解される。もちろん起爆した。抵抗はできない。

セリカの案内のせいで最短で10分の通路を2時間かけてカグラのもとにやっと辿り着くラグナ。
カグラは報酬は弾むから協力しろ、とラグナに言う。

まず、蒼の魔導書の認可外での使用禁止。
テルミの碧の魔導書と誤認しないため、センサーを混乱させないための条件。
そして同時に、もしものときの不安要素――アズラエルを消しておきたい、と言う。

ラグナの懸賞金をかけたコロシアムでの公開処刑―――という名目でのアズラエルの誘引。
ただし実際にアズラエルと戦うのはカグラだ、と。

「アズラエルと俺は、蒼の魔導書がなくてもお前より強えぞ。
 ラグナ。お前には何の意思(ちから)も感じねえ。ただ力をぶん回してるだけだ。
 そんなんじゃアズラエルと変わらねえ……それじゃあ、奴には勝てねえんだよ。
 お前はまだ若い。もうすこし、自分を冷静に見ろ。自分が何の為に戦い、その力を何の為に振るうのかを。
 それを考えるのが、『力を求めた者の義務』だ。その答えを見つけた時……
 おまえは蒼の魔導書(そんなもの)に頼らなくても充分強くなれる。
 多分―――俺以上にな。 まっ、報酬も弾んでやる。だから死ぬ気で働け」
「報酬だ?そんなもんいらねえ」

「『クシナダの楔』……って言ってもか?」

973名無しさん:2013/10/23(水) 03:08:51 ID:6AACGM/M0
>>968
んもー面さん肝心な時にドジるー


974名無しさん:2013/10/23(水) 03:10:43 ID:TcWCwKRg0
セリカから離れることができないラグナか

975名無しさん:2013/10/23(水) 03:12:26 ID:Oi3pdSQo0
えっ何ラグナはブレイブルー無しじゃ術式適正0なのに
無くても最強クラスなれるぐらいの素質なの?

976名無しさん:2013/10/23(水) 03:17:18 ID:p8uxxk1o0
カグラの兄貴マジかっけえ

977798:2013/10/23(水) 03:18:34 ID:OpxfLGw.0
クシナダの楔が眠る『門』の所在を確かめたというカグラ。
しかも、楔の『起動キー』も此処に居る―――そこに。セリカの『魂』。それが楔の起動キー。
焦ってセリカの肩を掴むラグナに、カグラが『もう少し女の扱いを覚えろ』と釘を刺す。
『楔』と『カギ』。それが今回のラグナの仕事の報酬。

「ところで計画、ってなんだ?」
「帝を倒して統制機構を乗っ取る」

ラグナが右手と右目が使えなくて不便だと言うと、セリカが手伝おうか?と申し出る。
カグラの顔面グーパンとココノエ、ヒビキの罵声が浴びせられ理不尽に傷つくラグナ。
そこにドアをノックする者が。「ああ忘れてた。おう、入れや」

現れたのは…
「どういうことだカグラ!説明してもらうぞ!……!?兄さん!」
「ジン!?」
「……退け!」
なんとラグナを押しのけてカグラのほうへ向かうジン。お前本当にジンか?
彼はラグナが捕まった、というカグラたちの喧伝を聞いて駆け込んできたらしい。

まず。アズラエルを始末した後、ラグナをツバキに引き渡す…そこでジンとノエル、マコトの出番。
ツバキはもう半分「喰われかかっている」。自意識が残っているうちになんとかしないと取り返しがつかないと。
懸念事項のひとつ、ハザマは「来れない」。カグラが「来れない仕掛け」を置いておいたらしい。
帝の干渉はテイガーの模倣事象兵器をフル活用。遮断ではなく「焦点」に変更する。
世界中が「ラグナの処刑」に認識を集中させる……それだけの「認識」であれば、帝とタカマガハラもすぐに改ざんはできない。
そしてその事象は「マスターユニット」の観測もある……一時的に完全に干渉を無効化できる。

そして……↓
ttp://iup.2ch-library.com/i/i1040356-1382465890.jpeg

978名無しさん:2013/10/23(水) 03:21:13 ID:WuwYLF4A0
いつものジンに戻ったか?

979名無しさん:2013/10/23(水) 03:24:07 ID:3hXybWy.O
なんかホッとするね

980名無しさん:2013/10/23(水) 03:26:07 ID:Oi3pdSQo0
うむ
これでこそ正しいジンの在り方だわ
綺麗なジンなんかクソ食らえだ

981名無しさん:2013/10/23(水) 03:28:06 ID:X/DGqYfM0
今までのイケメンっぷりが台無しにw

982798:2013/10/23(水) 03:31:50 ID:OpxfLGw.0
みんなが一様に退出していく。ラグナとジン、そしてカグラだけは残るが、退出するヒビキに何か頼み事をして。

ラグナとジンの言い合いは多分いままでの中で一番の名シーンだと思うんでカットで

「抜きなよ」
「抜けよ」
と臨戦態勢の二人の間に入り込むカグラ。
「「邪魔するな!」」
「つ…うるせえな。デケェ声出すな。仲がいいんだか悪いんだか。つかよ、そろそろもうひとり来る筈なんだがな…」
そこに入室してきたのは、
「失礼しま〜す。お呼びになりましたか、カグラ……さん!?」
ノエルだった。
三人の親睦会をしようとしていたものの、結局のところジンとラグナはエントランスで決闘をすることに。
カグラはノエルを御茶に誘うも、「マコトも呼んでいいですか?」と結局二人っきりはスルー。次回にとっておくか、と。

ラグナは廊下に出るとセリカと会う。カグラたちのお茶会に誘われるものの却下。
別行動しようとおもったが、別棟の一番端までセリカを行かせたら地球の裏側まで行きかねないので定位置で待機させることに。

「……待たせたな、ジン」
「遅いよ兄さん。……さあ、始めようか」
「いいぜ、かかってきな」
「それは何のつもりだい?」
「ハンデだハンデ。テメェなんざこれで充分だ!御託でいいからさっさと来い!」
「……舐められたものだ。でも僕は『全力』で行くよ。一方的に兄さんをなぶり殺すのも…それはそれで楽しそうだ!」

D封印ラグナvsアンリミジン。

弱すぎるラグナを一方的になぶるジン。ジンは既にラグナの右腕と右目が機能を失っていることを『流れ』を視ることで理解していた。
いまのラグナは兄ではない。殺すにすら値しない屑だ、と言うジンにセリカの蹴りが直撃した。

983名無しさん:2013/10/23(水) 03:33:29 ID:p8uxxk1o0
ファミ通.comに新記事きてたけどノエルの旧衣装DLCであるみたいね
あとココノエ配信11月7日

984名無しさん:2013/10/23(水) 03:35:08 ID:Oi3pdSQo0
>弱すぎるラグナを一方的になぶるジン
そりゃ右腕も右目も使えないんじゃそら勝てんわw
ただでさえバランス悪くなってマトモに動けないんだからw
つかラグナが右腕と右目が使えないって分かってんならわざわざ喧嘩すんなよw

985名無しさん:2013/10/23(水) 03:39:43 ID:wi3aPrmE0
なんでこの話題が今更??
と思ったけどここストーリースレだったな

ttp://www.famitsu.com/news/201310/23041937.html

986798:2013/10/23(水) 03:46:42 ID:OpxfLGw.0
『喧嘩をするな!』というセリカの叱責に、ラグナだけでなくジンも反射的に動きを止めてしまう。
魔法を扱うセリカに驚くジン。帝の力は『魔法』ではないらしい。
ラグナの知る限り、今の時代で魔法を使えるのはレイチェルとファントムだけ。
ファントム…三角帽子に転移魔法。あの姿を思い出してしまうセリカ。
もう喧嘩はするな、というセリカの言葉に『無理だ』と二人して答えるものの。
では自分の見てるところでやって。『約束して』という言葉にはっとするジンとラグナ。
共通する女性の姿が脳裏をよぎったのだ。だが、セリカはその動揺の理由がわからないまま不思議そうな顔をしていた。


決戦前夜。ラグナたちはカグラの開いた会食に招待される。
メンバーはラグナ、セリカ、ジン、ノエル、レイチェル、マコト、ココノエ、なぜかいるタオカカ、ヒビキ、カグラ。
決意新たにするマコトとノエル。馴れ合い空気にうんざりし、更にセリカが自分とラグナに馴れ馴れしいのでキレるジン。
マコトとノエルの口からは学生時代の先輩のタロ、そして同級生のマイの名前が。
しっかり者のマイは卒業後行方不明になったらしいが、彼女ならしっかりやっているよ、と。
『ジンジン』呼びに含み笑いな女子二人に『聞こえているぞ』と脅すジン。
楽しげな様子に、ラグナも笑みを零すが、レイチェルを口説きにかかるカグラのことが気に入らないようだ。


ラグナが囮になり、おびき寄せられたアズラエルをカグラが狩る。
定刻までジン、マコト、ノエルは本部に待機。
ツバキへのラグナ引き渡し場は闘技場広場。ツバキが広場に入場ししだいテイガーが事象兵器を起動。
広場にそれまでに入り込んだ三人がツバキを迎え撃つ。
ただし、作戦中は外から中の様子はわからない。行動は実行犯に委ねられる。

あくまで単独行動をしようとするジンにカグラが叱責する。
三人でなければだめだ。ツバキは、あのままでは呪縛陣によって確実に精神崩壊を起こしてしまう。その前に…
ツバキの心を『帝』から『此方』に引き寄せる。ツバキを強く想う三人。そしてツバキも三人のことを想っているからだ。
たとえるなら綱引きだ。綱はツバキの心。帝と三人の側へ引っ張り合う。だが、加減を間違えれば綱は切れる……

ラグナが口を開く。「ジン、秩序の力だかなんだか知らねぇが、その意思。その時くらい、ツバキに向けてやれ」
そうすれば、帝のマインドイーターくらい簡単に跳ね返せると。
弟を信じる兄の応援に、セリカの後押しに。ジンはただ「心配するな」と告げて外に出て行く。

987名無しさん:2013/10/23(水) 03:50:54 ID:hvqrCUKQ0
>楽しげな様子に、ラグナも笑みを零すが、レイチェルを口説きにかかるカグラのことが気に入らないようだ。

姫様始まったな…

988名無しさん:2013/10/23(水) 03:53:44 ID:6AACGM/M0
まあ昔からの知り合いで時たまデレる事を考えれば一番近いのは姫様だよね
とか言ってる場合じゃないくらい話がすすむ

ラグナ達はどうしてもシスターの事で苛立っちゃうみたいやね

989名無しさん:2013/10/23(水) 03:54:07 ID:Oi3pdSQo0
やはりラグナはロリコン…

990名無しさん:2013/10/23(水) 03:59:03 ID:Oi3pdSQo0
>>988
というかジンは兎も角ラグナがセリカに対して刺々し過ぎてる気がするな
小説の時は記憶喪失のお陰で復讐云々を忘れてたから
変な言い方だがある種余裕があったからあんな風に接してられたのかね?

991名無しさん:2013/10/23(水) 03:59:24 ID:wFjIi6QQ0
あの会食の絵、ギャグルートだと思ってたけど本編だったのか
そしてさりげなくリミハネタが入ってて良かった

992798:2013/10/23(水) 03:59:24 ID:OpxfLGw.0
ノエルとラグナは互いの武運を祈り、セリカはノエルを見て「姉の気持ちがわかった」と温かい気持ちに満たされる。
もっとも、ラグナが「スタイル抜群の姉」に興味を示したところは不機嫌になったりもしたが。

ジンはノエルとマコトの前に現れ、作戦を指示する。同時攻撃ではなく、波状攻撃。
第一波はマコト。手加減をしながら、ツバキを追い詰める。
第二波はノエル。攻撃を触れさせず、逃げ回り…「真の十六夜」を観測する。
観測の方法は、そこに「存在(あ)ると信じる」ことだ、とジンは断言する。
決して干渉せず、観測しろと。……そして真の十六夜が覚醒したとき、殿のジンが勝負を決する。
そしてジンはノエルに、零織になったら近づくなと告げる。不死身殺しの矛はノエルも消滅させることができるからだ。

ラグナは悩んでいる。「何の為に戦うのか」。「倒す為」が自分の強さだと信じていたが、実際は違う。
ツバキのために戦う、明確な意思を持つノエル、マコト、そして弟のジン。
だが自分は―――? カグラの言う、「力を求めた者の義務」を果たすために、自分の始まりを、自分の「理由」を探す。
セリカに感謝を口にするラグナ。
蒼の魔導書を封じられたことで、自分がどれだけ「自分の力ではない」蒼の魔道書に頼りきっていたのかを気づけたんだ、と。
では自分の「力」は何か。まともに剣を振れないのに、ぎゃあぎゃあと喚くだけの無能な臆病者は何を持っている?
だがセリカは、腕も眼も動かない状態で、黒き獣に立ち向かった「ブラッドエッジ」を知っている。
だからこそ彼の卑下を否定して受け入れた。甘えたいなら甘えていいんだ、と。
そしてセリカは、「自分をまもってくれる」ことを、ひとまず理由にしたらどうか、と提案した。
不承不承、受け入れるラグナ。そしてセリカは、今度は自分の話を聞いてくれ、と語りだす。

大きな戦いに勝ち、「英雄」と呼ばれるようになった大事な人たちの話。
彼らが言うには、「英雄」は別にいた。誰にも知られず一人で戦い続け、戦いが終わったら一人で消えた。
無名の「英雄」の話を。セリカは彼を英雄とは思わない、という。

彼は英雄ではない。どんなに苦しくても、どんなに辛くても、逆境に立ち向かえる力を持つ者。
私の大好きなその人は、勇気ある者―――「勇者」だ、と。

993名無しさん:2013/10/23(水) 04:07:21 ID:Oi3pdSQo0
ラグナはライデインとか使える人だったのか…

994798:2013/10/23(水) 04:13:18 ID:OpxfLGw.0
ラグナは応援してやるよ、と言う。セリカは期待しちゃおうかな、と談笑し――何者かの襲来に強い違和感を覚えた。
そのころノエルの寝所に現れたのはアラクネである。

ノエルは観測の暴走により、意識のなかに「場」を創りだしてしまう。
何処かの頂上、巨大なモニュメントの屹立するそこは、カグツチの支部屋上。
そこに現れたレイチェルは、ノエルの悩みを聞く。「自分がどうすればいいのか。どうするのがツバキのためなのか」と。
レイチェルは言う。「あなたが恐れ、焦がれた力。それから眼を逸らすな」

旧衣装ノエルvsミュー。

自分の真実を知った時、ノエルは一度絶望した。しかし逃げても逃げても、そこには「自分」しかいない。
そんな自分を「友」と「仲間」と「娘」と愛してくれる人が居る。
だからなんと呼ばれても良い。私は私。「ノエル=ヴァーミリオン」として最後の最後まで戦う、と決意する。
レイチェルは「よくやったわね」と微笑んで、ねぎらう。
眼を開けたノエルは蒼の力と対面し、受け入れた。
自らが力を求めた理由を考えろ。そうすれば蒼は貴女を導いてくれる―――その隙間に、「テルミ」の干渉が起こった。

テルミの前に引きずり出されるノエル。
「力という快楽に抗えなかったのか?そうだよなあ。その力があればテメェは神さえ殺せる。
 何もかもを見下せる。劣等感の塊だったテメェがなぁ!」
「違う!これは守るために、誰かを救う為に!そして私が私で在るための力です!決して人を見下すためのものじゃない!」
「違わないね!力は力だ!他者より少しでも強く!少しでも優越感に浸るため!
 そのために人は力を求める――『他者を踏みつける』快楽を得るためにっ!」
「あなたと一緒にしないでください、ユウキ=テルミ!私はこの力で…ツバキを助ける!」
「そうだよ!それだよ!助けますだぁ?偉そうに。テメェ何様だ?
 どうよ?明らかにテメェより優れた『人間』であるツバキを『助けてやる』とか抜かせる優越感…たまんねぇだろ?
 まあ仕方ねえわな。テメェは人形だから。人間に焦がれる出来損ない。だからよ。人形のテメェが人間様のフリ、するんじゃねえよ!」
「そうですね…いえ、そうです。私は『人形』。でも、それでも、私がツバキを助けたいという気持ちに偽りはありません。
 その気持ちがある限り、私はノエル=ヴァーミリオンです。『想う』気持ちに、人間も人形も関係ありません!」
「抜かすじゃねえか。人形。だがテメェは必ずもう一度『絶望』を味わう。
 その時にもう一度そのセリフを吐けるか―――楽しみにしてるぜ」
「私はもう、あなたには負けない。自分にも!」
ニューを呼び寄せ逃げるハザマ。
「神輝召喚…私は、あなたにも負けない!」

ミューvsニュー。

995798:2013/10/23(水) 04:24:41 ID:OpxfLGw.0
でっ
でっ…
殿下キタ━(゚∀゚)━!

996798:2013/10/23(水) 04:27:28 ID:OpxfLGw.0
目が覚めた時、ノエルの部屋はアラクネに侵食されていた。
外からは「場」が生まれたことにより時空がずれ、干渉することができない。
アラクネに喰われながらエロゲーみたいな声を発するノエル。その悲鳴には「にいさま」という声が。
それに反応したラグナが部屋を開くことに成功し、セリカの力によってアラクネが怯む。
女性に乱暴を働いた…激昂したカグラが剣を抜き、「俺に任せろ」とラグナを下がらせる。

カグラ操作でvsアラクネ。めっちゃテンション上がった…

暴れまわるカグラだが、アラクネの逃走を許してしまう。
なぜラグナが部屋の扉に入れたのか?それは「招かれた」からだと、カグラは何かに気づいたようだが…
ココノエはアラクネを観測している。それゆえに侵入を許してしまった。個別のプロテクトをかけたからアラクネは良いものの、
その甘さがテルミたちに付け入られかねないと言うココノエ。奴らを神と思え、神と戦うには完璧でなければ勝てない。
ラグナは「俺はそうは思わねえよ」と口にするが…。
マコトとセリカの処置で回復するノエル。心配でジンも見に来ていたようだ。
カグラは「最後の仕上げ」としてどこかへ向かう。
アラクネはレリウスの前に現れ、蒼が覚醒し、蒼の男もそちらに居た、と。
ハザマの元へ向かわされるアラクネ。ひとりになったレリウスがつぶやく。
「さあココノエ。お前は楔をどう使う?」


「おう、待たせたな」
カグラの仕上げ。そこに待っていたのはバングであった。
バングとカグラは、共にテンジョウに鍛えあげられた兄弟弟子だった。
裏切り者とカグラを責めるバング。だが、お前に頼みたいことがあるのだとバングに頭を下げるカグラ。

クシナダの楔は魔素を止める。そのコアが五十五寸釘だ、というのがバングがレリウスに聞いた楔のすべて。
そして…テンジョウはバングに釘を。そして、カグラには―――
テンジョウの愛娘、ホムラ。

「天ノ矛坂焔」を、託したのだという。

997名無しさん:2013/10/23(水) 04:33:13 ID:hvqrCUKQ0
女新キャラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━?

998名無しさん:2013/10/23(水) 04:33:40 ID:Oi3pdSQo0
ようやく真の主人公の活躍の時でござるな!
せっs自分待ち侘びたでござるよ!

999798:2013/10/23(水) 04:36:49 ID:OpxfLGw.0
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もしかしたら男の子かもしれないけど多分女の子だと思う
CVは釘宮に聞こえるけど、もしかしたらXBLAZEの天ノ矛坂の人かな?

1000名無しさん:2013/10/23(水) 04:37:42 ID:eXB9gpWU0
冥たんの家柄の子か!




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