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ストーリースレ(※ネタバレあり)part35

1名無しさん:2013/09/28(土) 00:27:05 ID:IOHc/k7Y0
ストーリーwiki
ttp://www14.atwiki.jp/bbst/

BLAZBLUE @wiki ストーリーモード
ttp://www40.atwiki.jp/blazblue/pages/143.html

前スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/45148/1377249959/


( ◇)<前スレがいっぱいになってから使うのだぞ!
    しかし埋まり切る前に次スレを立てるのだぞ!
    ハクメンとの約束だ!

次は>>980が建ててくれるとうれしいぞ

※ ストーリー考察に役立ちそうな商品一覧

・ゲーム
 BLAZBLUE -CALAMITY TRIGGER-(AC、PS3、Xbox360、PSP、Windows)
 BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT-(AC、PS3、XBOX360)
 BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT II-(AC、PSP、ニンテンドー3DS)
 BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT EXTEND-(PSV、PS3、XBOX360)
 BLAZBLUE -CHRONOPHANTASMA(AC稼働中、PS3、10月24日発売予定)

・小説(富士見ドラゴン・ブックから)
 BLAZBLUE フェイズ0
 BLAZBLUE フェイズシフト1
 BLAZBLUE フェイズシフト2
 BLAZBLUE フェイズシフト3
 BLAZBLUE フェイズシフト4
 BLAZBLUE1 カラミティトリガー〈上〉
 BLAZBLUE2 カラミティトリガー〈下〉
 BLAZBLUE コンティニュアムシフト〈上〉2013年9月30日発売予定
 BLAZBLUE コンティニュアムシフト〈下〉2013年冬発売予定

・設定資料
 ブレイブルー 設定資料集(ソフトバンククリエイティブ)
 ブレイブルー コンティニュアムシフト 設定資料集(ソフトバンククリエイティブ)
 ブレイブルー クロノファンタズマ 設定資料集(富士見書房)
 ブレイブルー クロノファンタズマ 設定資料集第二弾(富士見書房)2013年秋発売予定

・漫画
 BLAZBLUE CHIMELICAL COMPLEX(2)(エンターブレイン)
 BLAZBLUE: Remix Heart (ドラゴンエイジコミックス)
 BLAZBLUE (ドラゴンエイジコミックス)

・ドラマCD
 BLAZBLUE ドラマCD THE WHEEL OF FORTUNE〜運命の輪

・TVアニメ
 BLAZBLUE ALTER MEMORY (2013年10月放映予定)

801名無しさん:2013/10/22(火) 21:01:49 ID:vvq2tp/o0
ペルソナの「すぐにけせ」みたいなネタは入ってるのかな

802798:2013/10/22(火) 21:04:26 ID:SFSxKhcE0
インスコ中
こっからネタバレがしがし行くから嫌な人は退避してね

803798:2013/10/22(火) 21:08:02 ID:SFSxKhcE0
OPは思いっきりアニメ版と同じ絵柄

ラグジンノエル、バレット、ココノエ、テイガー、アズラエル、カグラ、カルル、レリウスアラクネ(ペア)、
ヴァルケン、ハクメン、獣兵衛、プラチナ、タオカカ、ライチバング(ペア)、
アマネ、セリカ、帝、ハザマの順に登場

ジンVSハザマ
イザヨイVSマコト
ノエルVSミュー
ラグナVSニュー
キャラがずらって並ぶ背景で、ラグナVSハザマ
作画はそこまで整ってるわけじゃないけど、曲の疾走感がなかなかいいね

804798:2013/10/22(火) 21:10:12 ID:SFSxKhcE0
>>799
サウンドテストないわ
多分後から解放される
んでストーリーモードいってくる

805名無しさん:2013/10/22(火) 21:13:52 ID:44hysi3o0
これはネタバレ回避で撤退せざるをえない

806名無しさん:2013/10/22(火) 21:15:59 ID:sW7gSx/A0
ネタバレ凄く楽しみ。ワクワクしてきた

807798:2013/10/22(火) 21:17:57 ID:SFSxKhcE0
プロrーグ

レリウスと帝の密談。
「これは善き器であるな、レリウス」
「…安定にはもうしばらくかかる。もし違和感を覚えたらすぐに申していただきたい」
『棺』について語らう二人。ファントムとニューにより、制御されるものは…『巨人』。
帝が運命という言葉を口にし、笑うレリウス。
「帝たんに対しての興味は尽きぬが…」とか言ってる。
帝の目が輪廻眼みたいできもい。レリウスが去った後、現れるハザマ。
「テルミか。なに用だ?」
「ご報告に来たのですが…」
テルミは「イカルガの結界」を敷き、レリウスが窯の解放という計画を進めていること。
そして、「冥王の剣」は私に任せろと。そう言う言葉を遮り、ツバキのことを問う帝。
「タカマガハラは、よろしくおねがいしますよ」
「わかっておる。時にそちの体、あのままでいいのか?」
「スサノオユニット――ハクメン、ですか?そうですねぇ…
 そろそろ邪魔なんで、退場していただきたいですがね」
「ちと遊びがすぎるのではないか?」
適当にはぐらかすテルミ。静かにキレる帝だが、ごまかす。
帝に耳打ちしようと近づくテルミ。

「テメェ、なんであの時ラグナを見逃しやがった?」
「きやすいぞ、テルミ」
「あの時点で用済みだったはずだ。テメェなら楽に始末できた。…なぜだ?」
「余の責任にするな。器が知れるぞ」
「混ざりが薄いのか…それとも混ざりすぎたか?」
「……そちをひれふせさせるなど、余には造作もないのだぞ?」

臨戦態勢の二人。調子をハザマに戻すテルミを素通りし、帝もまた姿を消す。
ひとり残されたテルミ、いやハザマ、そしてカズマは空を見上げた。懐かしい、と…

「碧の魔導書、起動」
床に描かれた魔法陣が輝き、テンション絶頂のテルミ。
「楽しくなってきたな、アマテラス。今度は俺にどんな『悪夢(ゆめ)』を見せてくれる?
 さあ…『滅日』をはじめようじゃねえか」
(恐らく場所はイシャナ地下、カズマがテルミと混ざったところ)

808名無しさん:2013/10/22(火) 21:18:09 ID:SCSsUrf20
サウンドテスト無いの?
今まではギャラリーの方にあったよね

809名無しさん:2013/10/22(火) 21:19:27 ID:XuLsC/DM0
カグラをストモクリアで解放するか解除キーで解放するか決めたいから
未読スキップがあるかどうかだけでいいから教えてほしい

810798:2013/10/22(火) 21:19:37 ID:SFSxKhcE0
>>808
ギャラリーコンテンツがリプレイシアターとギャラリー(シークレットボイスとかが解放されるらしい)しかないんよね
多分後からサウンドテストが開くんだと思う。

811名無しさん:2013/10/22(火) 21:19:47 ID:7ph7.E9.O
見たいような
見たくないような

812798:2013/10/22(火) 21:20:59 ID:SFSxKhcE0
六英雄編、クロノファンタズマ編、第七機関編の並び
クロノ、第七、六英雄の順にプレイするよ

>>809
テキストスキップ:既読orすべてがある
流しっぱで戦闘だけやればカグラ解放最速なんじゃねーかな?多分

813名無しさん:2013/10/22(火) 21:22:55 ID:SCSsUrf20
>>810
ないのか、後から解放されるってのも変な感じだな

ハイランダー解体されたから六英雄編で出るのかと思ったが作り直したのか

814名無しさん:2013/10/22(火) 21:23:42 ID:XuLsC/DM0
>>812
そうかあるのか良かった。サンキュー

815名無しさん:2013/10/22(火) 21:23:55 ID:44hysi3o0
うおおお
気になるけど続き見たら絶対後悔するネタバレだw

816名無しさん:2013/10/22(火) 21:34:42 ID:Zw5dFp0o0
フラゲキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ネタバレ待機

817798:2013/10/22(火) 21:37:12 ID:SFSxKhcE0
クロノファンタズマ編第一章『邂逅』

野外、タオカカにひとりで待っていろと離れるラグナ。
適当に厄介払いをしたいところだが、タオカカは一人で待っている様子…
…と思いきや、タオカカも『あっちからする変な気配』のほうへ一直線。
そこは、燃え落ちた教会跡。『シスター』の墓を詣でるラグナ。
「ジンはあのまんま大きくなったていうか、何もかわんねえっていうか…泣き虫だったとこは治ってたかな。
 サヤは―――シスター。約束は、守れそうにねえ」
「感傷?相変わらず女々しいわね」
物思うラグナの横合いから問いかける声。レイチェルだ。最初から見ていたらしく、
墓に語りかけるラグナのマネをするギィとナゴ。
空の散歩中にたまたま見かけて降りてきたというレイチェル。

一方そのころ、タオカカは迷子。「なんだかここ、すごく懐かしい匂いがするニャス」
そこに現れたのは同じ顔で違う声、トラカカ。
「モモカカ」に村を任せた旅に出たというトラカカは、獣兵衛の頼まれ事だそうで。
この瓦礫の山は、カカ族の始まりの村。暗黒大戦時、ムネフユという男(獣兵衛の弟)に導かれて辿り着いたらしい。
談笑する二人だが、突如として体調の変化を訴えるタオ。

「なあ、レイチェル。クシナダの楔はどうすれば手に入る?」
そう切り出すラグナに『知っているとしたら?』『力ずくでも…』の流れ。
ラグナは獣兵衛にかつて楔のことを聞かされ、思い出したそうだ。
『アレ』を倒すために。それは『イカルガ』にある―――その情報を頼りにラグナはイカルガに訪れた。
だがレイチェルは、楔については自分も獣兵衛もよく知らない。そして起動手段は失われている――
―――はずが、テンジョウが『使用をためらった』という記録を思い出し、レイチェルも首をかしげる。
なにか別の起動手段があるのか?――と。
イチャイチャしたあとレイチェル先生の楔講座。

作った本人さえすべてを把握してはいないだろうクシナダの楔。
魔素を無効化する力を持ち、窯からの魔素を絶ち人間と魔素を完全に切り離すことすら可能。
すなわち―――『魔素の結晶』である帝を殺す手段だ。そうなれば、テルミを殺すこともできる。
だが、ナインからテンジョウにわたった楔は、境界の狭間に封印された。
それを取り出すには、ノエルの眼が必要なのだと。
精錬を無効化しても、ノエルはまだ、アマテラスによって『蒼の継承者』として認識されているからだ。
懸念があるとすれば、本当にノエルにそれが可能か?そして、起動手段はどうするか?ということ。
だが、別の起動手段があることを信じ、サヤを倒すことを決意する…

しかし。レイチェルいわく、帝は現世の状態でもラグナが歯がたたないほど強い。
否、全盛期のハクメンですら倒せるかどうか怪しい、というのだ。
ラグナが戯れで出した譬え話、『六英雄全員なら?』『…それくらいで希望が見えるかしら』
要するに、帝は黒き獣かそれ以上の実力を、『ある意味』単独で有しているということ。
…なぜなら帝は『殺せない』。存在自体が『死』そのものだから。
この世界の死が具現化した存在、それが帝である―――
そう話している二人の会話を遮るものが現れた。

「またここから月を見上げる夜が来ようとは…懐かしいものよの」
帝だった。

818798:2013/10/22(火) 21:48:40 ID:SFSxKhcE0
「此処は変わらんな」
焦る二人を前に悠然と構えている帝。
傍らにはファントムが控え、レイチェルにグラビティシードをかけ無力化した。
なぜここに来たと問うラグナに対して、久々に外に出たから散歩をしていただけ。
そして、あの時(CSトゥルー?)は会話もままならなかったからわざわざ出向いたのだと。

「ラグナ=ザ=ブラッドエッジ。余のものとなれ」
キレるレイチェル。
永遠に尽くすなら、テルミの首をくれてやる、と笑う帝。ゆかなの演技がエロ過ぎてつらい
まったく取り合わないラグナに対して、帝の表情が一変。
「にいさま、サヤと一緒に来て」
激昂するラグナの一撃をあっさり躱し、背後に周った帝はラグナをなおも「にいさま」と呼びあざ笑う。
帝は自分の器がラグナを欲していること。帝自身はラグナの苦しむ姿に喜びを覚えることを囁く。
心変わりしたらいつでも来い、と言い残し消える帝とファントム。

一方其の頃。森のなかでプラチナが何かに気づき、同行者のバングも足を止める。
「師匠と呼べ!師匠と!」「うっせーバカ!あっちいけ!」とバングを追い払うものの。
プラチナは「魔法」の感覚を察知した。その声は、ルナともセナとも違うもの。

満身創痍のラグナとレイチェル。レイチェルは自分の動きさえ封じたファントムの正体を「彼女」と確信し、
ハクメンたちに一任しようか、とつぶやいていた。そこに現れるタオ。
間近にいたレイチェルさえ察知できなかった帝の気配を、タオカカは遠くにいながらにして察知していたらしい。
ラグナを湯治で癒せ、とトラカカに命じるレイチェル。

曰く、「魔法」のダメージは事象干渉を貫き、魂を直接傷つける。
アークエネミーでも似たようなことができるらしい。現にラグナはダメージでグロッキー状態。
レイチェルは獣兵衛の言葉を借りる。「蒼の魔導書を自分の力と思うな。
もしこのまま続ければ、他の事象の傷を自分に引きずり込んでしまうかもしれない」

一方。同じ時期に訪れたカルルとニルヴァーナ。
ニルヴァーナは何をおもったのか足を留めて周囲を見渡した。なぜだろうか?
カルルが不思議がるものの、ニルヴァーナは応えない。ただ周囲を不思議そうに見渡す人形の姿があった。

クロノファンタズマ編第一章終わり

819798:2013/10/22(火) 22:01:11 ID:SFSxKhcE0
第二章「それぞれの思惑」

魔操船で膝を付きあわせているノエルとマコト。
義理の両親のことで気が気でないノエル。獣兵衛が匿っているとはいえ、統制機構は裏切り者に対して苛烈だ。
「審判の羽根」の存在を語る二人の脳裏に過る闇堕ちした親友の姿。
だが、反逆者の件も「いまのところは」大丈夫、と語るマコト。
そのあたりの事情を話すには、ココノエ博士と、そしてもうひとりノエルにあって欲しい人間がいると。
かしましい二人を咎めるために現れたテイガーに、ノエルはココノエについて聞く。

曰く、彼女は自分中心に世界が回っていると信じこみ、すぐに自分を改造したがる。
マタタビ中毒のマッドサイエンティスト。科学以外に興味がなく甘党で、たまに人をゴミを見るような眼で見る。
が、意外といい奴だと。そこで待っていたかのようにココノエからの通信が入るものの、
テイガーを怒るわけではなく、「第七機関本部から、第六階層都市へ行き先を変更せよ」
続く指令はこうだ。「カグラと会え」
カグラはジンがテンジョウを射っていなければ、間違いなく「英雄」と呼ばれていた男。
だが戦半ばにして戦場を去った。その実力はアズラエルと、少なくとも互角。と語るテイガー。
マコトが言い添える。「キサラギ先輩よりも強いって噂だよ」

一方。イカルガへ向かう魔操船を見上げるのはバレット。
第七機関のものだと判断した彼女は、それを追っていけばイカルガへ辿り着けるだろうという。
「夜までにはあの山に着きたい」

夜の森に佇立する白い影、ハクメンが背後に現れる気配を察した。レイチェルだった。
「ファントム…彼女のこと、気づいていて?」
「猫から話は聞いた……ファントム。ヴァルケンハインと共に接触した。
 間違いなく『彼女』だ。安心しろ、決着は此方で着ける。
 あれと対決するのは猫の役目だ。だが、もしもの時はその役目、私が果たそう」
「昔のよしみ?それとも戦友への情けかしら」
「貴様には関係無い」
だが、帝のバックアップがあるファントムと戦うのは厳しい、と珍しくレイチェルの指摘を肯定するハクメン。
彼女が完璧なら自分と獣兵衛だけでは厳しいと。レイチェルもまた、自分の観測でも厳しいと。
帝とタカマガハラの完璧といえる観測能力がファントムを強くしているのだ。
テルミとレリウスも黙ってはいないだろう。さてどうするか?
「帝たちの計画を利用するわ。分が悪いけど、勝算はある」
「……話してみろ」

820名無しさん:2013/10/22(火) 22:03:15 ID:sW7gSx/A0
アズラエルとカグラはやっぱ互角設定か

821名無しさん:2013/10/22(火) 22:07:44 ID:gRsXOm66O
あんだけバケモン扱いされてるアズラエルと互角なのか

822名無しさん:2013/10/22(火) 22:07:54 ID:U40UiNkE0
カグラ公式でクソ強い設定なのか・・・

823名無しさん:2013/10/22(火) 22:10:28 ID:wgXsZYTE0
やったぜ。

824798:2013/10/22(火) 22:14:17 ID:SFSxKhcE0
少佐に昇進したツバキのもとに現れるハザマ。
敬語はやめてくれというハザマだが、あえて敬語を貫くツバキ。祝いに対しても、
「あなた達が仕立てあげた『えいゆう』でしょう?嬉しくもないわ」と一蹴。
ツバキは、ラグナをカグヅチから撃退し、帝の御身を守った功績…ということで昇進したそうな。
ジンが離反した今、衛士たちの士気を保つにはパチモノでも『英雄』が必要なのだ。
そしてツバキに帝からの命令が下る。『イカルガへ向かえ』ツバキの頭を過ぎるのはもちろん、ジンのこと。
任務を承知するツバキを見てニヤつきが止まらないハザマ。帝への謁見を求めるツバキだが、帝は外出中だった。
ハザマが去った後、机に拳を叩きつけるツバキ。ジンのことが頭から離れない。

荒れてるツバキに内心うんざりなハザマは、「ライチ『博士』」と出くわす。
ハザマは自分ならアラクネを忘れさせてやれる、それでお前は解放されると言う。
それは「マインドイーター」を示唆するものだった。
ライチは「力ずくで洗脳する?あの子みたいに」と挑発しかえした。
だがツバキは自分の意思で帝への忠誠を受け入れたのだと返すハザマ。
ライチはレリウスに用があるようだ。去り際にハザマに問いかける。
「マインドイーターで食べられた記憶はどこに行くのかしら」
「さあ…境界の果てか、もしくは…」
「『固有境界』ではなく?」
「そのあたりは科学者の貴女のほうが詳しいのではありませんか?」

そこに現れるレリウス。ライチが用があるのは「自分」ではない。
要するに空気を読んだらしい。さすが妻帯者である。
「ニューの調子はどうだ?」
「現状でも十分役目は果たせますよ。さすがあなたの作品だ。…続きはイカルガで、ですかね?
 ところでよ、レリウス。ファントムは大丈夫なんだろうな?」
「さあな。私は器を用意しただけだ」
「手駒としちゃ優秀だが、魂がちと不安定なんじゃねえの?」
「文句なら帝に言うことだ。あれを固定しているのは彼女なのだから」
イライラがおさまらないハザマ。レリウスとは別々の方向に別れ、任務を続行する。

825798:2013/10/22(火) 22:16:13 ID:SFSxKhcE0
ここまで一回も戦闘がねえぞ

826798:2013/10/22(火) 22:23:36 ID:SFSxKhcE0
第三章「暗躍」

環境維持がなされていない豪雪の街に訪れるジン。
強い目眩を覚えるほどに、「感覚」が鋭くなっているらしい。その制御が当面の課題だという。
兄さんに会いたい会いたい会いたい会いたいけど今はツバキが先…と自制心を発揮するジン

回想。獣兵衛にアマテラスやムラクモのレクチャーを受けるジン。
そしてジンはイザヨイについて問い質す。
太古の人間が創りだした対観測者用兵装、十六夜。
あれはアークエネミーのモデルになったもの。着用者の力を数倍に引き上げるものの、
「光」を奪うバックファイアが存在する……最悪、命まで奪われるとも。
だが、古い書物に記されている「十六夜」と、ツバキの纏う「十六夜」は形態を全く違えている。
十六夜は「進化」する。獣兵衛が知っているのはそこまでだった。
獣兵衛はもっと詳しい奴に続きを聞け、という。それは誰かと問い質すジン。
「ハクメンだよ」
目の前でアヤメを、ツバキを失ったハクメンは、ナインに十六夜について調べさせたらしい。
修行を再開する二人。ジンはラグナと違い、厳しい修行にも文句ひとつこぼさないそうな。
「ジン。彼女が大事なら何をさし置いても救え。たとえそれが、世界であっても
 手遅れになってからでは後悔と悲しみしか残らない。
 そして最後に待っているのは自分の無力さに対する絶望だけだ。お前はそうなるな」
「言われなくても、ツバキは僕が、必ず救う」
「ジン、願わくは、俺の成し得なかったことを成してくれ」

(兵器に心を奪われるなんて、本当にくだらないぞ、ツバキ)
かつてユキアネサに操られていた自分への戒めも新たに……ハクメンを目指す、が

ここで選択肢

→今、何かの気配がしたような
→右足から踏み出すか、左足から踏み出すか考える

827名無しさん:2013/10/22(火) 22:27:56 ID:bHyKWh3Y0
こりゃ間違いなくカグラvsアズラエルで専用BGM有るな

828名無しさん:2013/10/22(火) 22:29:00 ID:bYkcZuYw0
選択肢とか安価さ

829名無しさん:2013/10/22(火) 22:31:11 ID:Zw5dFp0o0
ギャグ√クルー?

830名無しさん:2013/10/22(火) 22:34:35 ID:gRsXOm66O
ファントムに何かあったら困るのは自分達なんだからしっかり観測しろよな帝

831798:2013/10/22(火) 22:34:38 ID:SFSxKhcE0
→何かの気配が

ジンの背後を取ってみせた少年は、衛士の青い服をまとっていた。
「貴様は…」
「お久しぶりです。ヒビキです」
ヒビキ=コハク大尉は、カグラよりの言伝をあづかってきた、という。
呼び捨てするジンに対して、あんなのでも上官なのだから大佐くらいつけろ、と含みながら。
カグラの書状を見ると、「カグラも思い切ったことをしたな」と笑うジン。
既に殆どの十二宗家と話がついていて、残すはヤヨイ、ハヅキ……そしてキサラギ。
「好きにしろ。僕は統制機構の行く末になど興味がない。やるべきことがあるからな」
「やるべきことは大事ですが、統制機構の行く末は世界の行く末と同じ。世界がどうでもいいと?」
「ああ、そうだ」
「どんな『大義』がそこにあると言うんですか」
「あまりしつこいと斬るぞ」
一触即発の空気だが、カグラの命令である「首に縄つけてでも連れて来い」を遂行される自信はない。
だから、ジンの手が空くまでお供をさせてくれ、と申し出るヒビキ。
「僕についてこれるとでも?」
「まく自信はありませんが、まかれない自信はありますから」
「貴様の能力は…そうか、そうだったな。わかった、好きにしろ」
ヒビキの「大義とは?」という質問に、ジンは「世界とは?」と返す。
広すぎてわからないと返すヒビキに対して、「僕の世界は狭すぎるのかもな」と物思うジン。
して、なぜ環境が荒れているのかを問うと、かつてラグナの手によって
環境維持装置が破壊されたのだとヒビキが応える。つまり、ラグナが暴れたということは…
「ということは、ムラクモの精錬が…? ヒビキ。その窯に案内してくれ」

第七階層都市カザモツにたどり着くマコトとノエルとテイガー。
名物は濃厚チーズと厚切りベーコンのピザらしい。
観光に来たわけではないと怒るテイガーに、ピザだけはと食い下がる二人は、
明日までロープウェイが動かないと知るやさっそく食べ歩きに繰り出そうとする二人。
ヤビコは厳戒態勢が敷かれているものの、カザモツは観光都市。
大七機関の魔操船でも容易に出入りが可能である。はずが……
「……囲まれたか」
十六人からなる統制機構の衛士に包囲された三人は、あえなく御用となった。

人が捌けたその場所に現れる一人の男がいた。
「雅だね〜!前来た時よりも華やかになった感じだな!」
豪華な装いの男、アマネ=ニシキだった。

832名無しさん:2013/10/22(火) 22:35:16 ID:vvq2tp/o0
>>819
てっきりココノエが自分を改造したがってるのかと

833名無しさん:2013/10/22(火) 22:36:57 ID:bHyKWh3Y0
プレイアブル化フラグビンビンやな>ヒビキ

834名無しさん:2013/10/22(火) 22:38:40 ID:Z.zlXtJM0
まだ戦闘はないんかw?

835798:2013/10/22(火) 22:46:40 ID:SFSxKhcE0
「座長、以前にもこちらに?」
「いつだったかな。随分前だったから忘れちまったよ」
アマネは公演ではなく、慰安旅行で一座とともにカザモツに来たらしい。
ゆっくり羽根を伸ばしな、と一座に告げ、単独行動を開始するアマネ。
アマネは立ち絵で見るとしっかりと野郎だな。
「さてと、カルル=クローバー君。おめえはどこにいるのかな、うん?どうした?」
幼い団員二人が、「あっちに赤鬼がいた」と報告する。
赤鬼を見つけたら俺が退治しといてやるから、と二人を宿に向かわせると、面白くなってきた、とひとりごちるアマネ。

第三章、終

836名無しさん:2013/10/22(火) 22:54:40 ID:wEvqNXg6O
ネタバレありがたやありがたや

837798:2013/10/22(火) 22:58:19 ID:SFSxKhcE0
第四章「カグラ=ムツキ」

牢獄の中のノエルマコトテイガー。その壁は「反応兵器」でもぶち破ることができない。
反応兵器とは、術式が生まれる前に存在していた最悪の兵器。
総てを焼きつくす炎、黒き獣より悪質なものだという。そこに衛士の声がかかった。
「お前たち、出ろ。総領主さまがお会いになるそうだ」

カグラってどんな人?と聞くとなぜか言いよどむマコト。と三人の耳に、
カグラへの罵詈雑言のあと、「でも愛してる!」と告げて走り去っていく女性の声。(多分この声コンドムだわ、ルルーの声だわ)
その部屋は領主の執務室であり、入った三人の鼻をつくのは強い酒の匂いと、明らかにローテンションな男。
男は「ヒビキがいねえからってハメ外しすぎたか…オイ姉ちゃん、水取ってくれ」とノエルに。
だが散らかりに散らかった部屋では水を見つけることは困難で、マコトが見つけて手渡した。
男は「怪しい奴らが三人いるから連れて来い」と部下に命じたらしい。つまり三人の状況はこの男のせい。
なんでも男はヒビキがいないのでみんなを呼んで宴会をしていたらしい。女性ものの下着さえ落ちている部屋であるものの、
間違いなくここは領主の私室で、その男こそ最高司令官カグラだった。
「声でけーよ、でかいのは乳だけにしろ、ついでに揉ませて」
「揉ませないよ!」
宴会に夢中で三人のことを完全に忘れていたカグラをしばき倒すマコト。テッキーラ!

「ノエルちゃんって呼んでいい?俺のこともカグラでいいから」
「はい、カグラさん」
「『ちゃん』だって」
「なんだお前もそう呼んでほしいのか?マコっちゃん。それともはやりのにゃんがいいか?マコにゃん」
カグラのなかでマコトは愛人三号らしいがマコトは頑なに否定。
熱い夜のくだりでポエムを受信するものの、マコトに頬を引っ張られて制止された。
かしましい娘たちを横にテイガーに語りかけるカグラ。
ココノエはとんでもなくでかい荷物を組み立てるために地下室にこもったきりだという。
連絡が取れない…というテイガーにまたも狙ったようなタイミングで現れるココノエ。
なんでもカグラの部屋をエレベーターに(原型を留めないほどに)改造して地下と行き来できるようにしたらしい。
ノエルの顔を見たココノエは、来い、とどこかへ連れて行こうとするがノエルは火がついたように拒絶する。
「どうした…?」
「ごめんなさいごめんなさい、改造だけはしないでください!」

838名無しさん:2013/10/22(火) 23:06:14 ID:5Bc2dLN20
ノエルマコトがちょい鬱陶しいな

839名無しさん:2013/10/22(火) 23:08:09 ID:gRsXOm66O
帝とか突然出てきた反応兵器とかのせいで黒き獣の株が急降下まっしぐらでござる

840798:2013/10/22(火) 23:10:52 ID:SFSxKhcE0
とりあえずココノエが、ノエルとマコトに私服を手渡す。
ここから立ち絵がCP衣装のノエルと、CP開幕のマコトにチェンジ。
統制機構の制服でうろつかれたらたまらない。イカルガには、いまでも統制機構に恨みを持つ者が大勢いるのだ。
イブキド崩壊……タケミカヅチの照射により窯が破壊され、現場で記憶喪失のノエルが救助されたあの事件も、
統制機構の戦術兵器によるものだとまことしやかに囁かれているくらいだ。
ノエルには頭に妙なパーツがくっつけられている。「頭のギアは外すな、いいな?」と言い含めるココノエ。
部屋から出てくるカグラは、自分の部屋をどうするかココノエに愚痴るものの、
衣装替えしたノエルを見るやさっそく口説きにかかる。
「君の瞳に惑いたい、ラヴ・ユウ・フォウエヴァー…」
「ひだりボディ」
この男に近寄ってはいけないと、倒れこむカグラの前で忠告するマコト。
とりあえずマコトとノエルは食事に出ることに。道中、マコトにつぶやくノエル。
「カグラさんっていい人かも」
「うわ、このコちょろい」

残された大人組は、委員会によって檻から出された「アレ」についての作戦を立てることに。
狂犬アズラエル。第七機関が多くの犠牲を払って封印した筈の男は、
ココノエとテイガーを殺害するために他でもない第七機関の手によって野に放たれてしまった。
だが自分たちを倒すためにアズラエルを解放するのか?という疑問の応えが、蒼の魔導書と、統制機構の打倒。
その混乱に乗じて、ココノエとカグラは分の悪い賭けを遂行するつもりらしい。
何をするつもりか、と問い質すテイガーにココノエがあっさりと返す。
「帝を倒す」
「そして俺様が統制機構を手に入れる」
「貴様、謀反を起こすつもりか!?」
テルミと帝を倒すためにカグラと手を組み、カグラは代わりに統制機構元首に成り代わる…というココノエとの利害関係が生まれたわけである。
帝を倒す手立ては、ココノエの手にすでにある。
だがテルミがこの動きに感づかないわけがない、と危機感を覚えるテイガーに、得意顔のココノエ。
「心配するな。奴に対する切り札は既に用意してある。……後で紹介してやるよ」

841名無しさん:2013/10/22(火) 23:13:34 ID:5Cb0Smew0
反応兵器って核じゃねえの

842798:2013/10/22(火) 23:16:17 ID:SFSxKhcE0
「そのためにラグナも利用するがな」
「奴もイカルガに来ているのか?」
「必ず来るように仕向けておいた」
作戦をすすめるココノエとテイガー。そしてカグラは
「アズラエルが出てきたら俺が相手をしてやるよ。心配すんな」と豪語。
その準備のためにココノエは地下でテイガーのメンテナンスをすることに。
ついでに、ノエルが改造の話をしだしたことにゆっくり追求してやるぞ、と言うと、テイガーが一言だけ呟いた。
「終わった……」

第四章、終


ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4604596.jpg

新しい立ち絵
ここまで戦闘なし
読むだけゲー

843名無しさん:2013/10/22(火) 23:16:54 ID:DU6Rk3AgO
つまり、ストーリー開始時のノエルは前の衣装ままか。

あとアズラエルを開放した機関の老人達はやはり反ココノエ派なんだな

844名無しさん:2013/10/22(火) 23:19:04 ID:4OB0j7Fs0
マコトが愛人3号でノエルがチョロイとか・・・公式はどうしたいんだw

845名無しさん:2013/10/22(火) 23:20:58 ID:vY7SkzKE0
>>844
サヤ「ラグナ兄様は私が頂く(ニッコリ)」

846798:2013/10/22(火) 23:23:53 ID:SFSxKhcE0
第五章「導かれし者」

窯のある地下へジンを案内したヒビキ。窯としての機能が完全に停止している廃墟である。
ジンが感じた嫌な流れをたどり、静かに問いかける。「本当に…死んでいるのか?」
僅かな鼓動を感じるというが、今はムラクモを……と気を取り直そうとしたところで。
「秩序の力。此処で何をしている?」
「レリウス・クローバー……」
獣兵衛に鍛えなおされたことで、「流れ」が変わったことを感じ取るレリウスは、
「蘇生がちょうど終わったところだ。先を急ぐ、そこをどけ」
「この鼓動。やはり窯は死んでいなかったのか」
「秩序の力もさすがといったところだな。そこまで感じ取れるようになったか。
 それで?どうする?」
「もう一度殺すまでだ」
「ムダだ。秩序の力でも殺すことは不可能だ」
「兄さんに出来たことが僕にできないとでも?」
「逆だ。『蒼の男』だからこそ出来ることだ。窯を殺すには蒼の力が必要なのだよ」
窯を壊すには人力でもいいが、殺すには蒼の力が必要…ということらしい。
さろうとするレリウスを遮るジン。

ジン操作でvsレリウス。

レリウスを圧倒するジンだが、レリウスが『速度』を操るという、帝の術を模倣したことで攻勢が一転。
だがヒビキが来たことで、怯んだジンとの戦線から離脱するレリウス。
ヒビキに、カグラの計画の勝算を聞くジン。『八割と言っていたが、実際は未知数』
つまり五割、六割あればいいほうだと判断した。計画が進めば、レリウスと事を構える可能性は大いにある…
「……事情が変わった。僕をカグラのところまで連れて行け」

847名無しさん:2013/10/22(火) 23:29:13 ID:FSJmUNys0
今回ストーリーめちゃくちゃ面白いな

848名無しさん:2013/10/22(火) 23:30:36 ID:kyn/5NYQ0
戦闘少ないのも良いな

849798:2013/10/22(火) 23:31:16 ID:SFSxKhcE0
廃墟となった街に訪れるカルルとニルヴァーナ。その前に唐突にバングが現れる。
走ってくるプラチナ。バングにとってカルルが弟子二号、プラチナが三号らしい。
プラチナがニルヴァーナを「でけえ人形」と言ったことで激昂するカルルだが、その一撃をバングが防ぐ。
ニルヴァ―ナは、しかしその間もずっとプラチナを見つめ……
(お久しぶりです、ニルヴァーナ)
何者かの声を聞き、反応するニルヴァーナ。しかしカルル達にはその声は聞こえなかったらしい。

その人の住めない廃墟こそ、バングの生まれ故郷、第八階層都市ワダツミ。
カルルはヤビコへ。プラチナはカザモツへ。それぞれの目的のために別れる。
「またでござるよ、弟子三号」
「弟子じゃねえ!」
子どもたちが去ると、別人のように真面目顔になるバング。
「……行ったでござるか。さて、殿の遺産とやらは何処に…」

選択肢
→トリニティとの会話を思い出す
→何者かの気配を感じた気がする


→思い出す

プラチナの口を借り、トリニティがバングに語る。
トリニティは、自分の記憶から烈天上と楔についての記憶をすべて削除しているという。
「つまり、殿の遺産とは…」
「すみません」
「場所も…」
「……すみません」
「じゃあ、仕方ないでござるな!ご安心めされよ!
 殿の遺産ということは、すなわち殿の魂!必ずや拙者を導いてくれる筈でござる!」
「そう…ですね。バングさんなら必ず辿り着けると思います」
微妙に困り顔のプラチナとトリニティだったが、バングの決意は硬いようだ。

850名無しさん:2013/10/22(火) 23:32:11 ID:6llSGi3Q0
マジで乙
まさかこんなに面白いとはおもわなんだ

851名無しさん:2013/10/22(火) 23:33:38 ID:gRsXOm66O
トリニティまじ使えねえ
いやマインドイーター対策だろうけど

852名無しさん:2013/10/22(火) 23:36:16 ID:gRsXOm66O
レイチェル「帝達の計画を利用するわ」←成功フラグ
カグラ「うまくいく可能性は六割が精々」←成功フラグ
ココノエ自信満々←失敗フラグ

853名無しさん:2013/10/22(火) 23:36:33 ID:5Bc2dLN20
トリニティさん使えなすぎワロタ

854名無しさん:2013/10/22(火) 23:38:54 ID:wRG0QDOw0
でもきっとカズマさんの居場所は分かったりするんですね
いや分かってどうすんだって話ではあるけど

855名無しさん:2013/10/22(火) 23:39:39 ID:uTJeG.hM0
ラスボスが帝の操るタケミカズチってどういうことなの
ビーム撃ってるし

856名無しさん:2013/10/22(火) 23:39:51 ID:U40UiNkE0
そんなんだからチョロニティとか言われるんだよなぁ

857798:2013/10/22(火) 23:40:12 ID:SFSxKhcE0
「よう、ツバキ。久しぶりだな」
イカルガに訪れたツバキ少佐を出迎えたのはカグラだった。
昇進をねぎらうカグラに対し、公の場で呼び捨てにするなといきり立つツバキ。
「随分大人っぽくなったもんだ。こりゃジンには勿体ねえな…」
「大佐、冗談はおやめください」
冗談を装って近づいたカグラは神妙な顔で、ツバキに謀反を焚きつけようとするが、
そこに割って入る声があった。
「これはこれはカグラ大佐。お初にお目にかかります。
 私、諜報部のハザマともうします。以後お見知り置きを」
「おめぇがハザマか」
ハザマは帝よりの信書をカグラに託した。要するにハザマとツバキの行動を邪魔するな、という旨が記されている。
邪魔もしないし兵も好きに使え、というカグラにハザマは更に語りかける。
自分たちは帝の勅命で動いている。
帝の勅命は如何なる事柄よりも優先される。無論すべての階級を超えて……
「あ、そうそう。よろしければ後でお邪魔してもいいですか大佐?」
「よろしくねえよ。来んな」
「では、『飼い猫』によろしくお伝えくださいね…カグラ=ムツキ大佐」
「バレバレかよ。チッ、いけすかねえ野郎だ」
去っていくハザマの背につぶやくカグラ。

テルミが来る。ということは帝も来る。あとは「タイミング」…執務室で密談するココノエとカグラ。
ツバキも来るということは目的ははっきりしているものの、帝たちの「手段」が明確でないことが、
いまカグラとココノエの戦線が後手に回っている理由だった。
ツバキが居ると、更に観測できないため行動を隠される。厄介だ。
「じゃあ排除する?」
「ダメだ。十六夜は後でこちらも利用したい」
「なんだそっか」
「嬉しそうだな?」
「ツバキ殴りたくねえし?だって可愛いじゃん。それにあいつにはできればこっち側に来てほしいからな」
「それだけか?」
「あいつのことは小さい頃から知ってる。マジメで真っ直ぐで。俺の望む世界にはああいう奴が必要なんだよ。
 …それに、ジンに怒られたくねえしな?」
「好きにしろ。しかしこちらも早急に動いたほうがいいってことだな」
「ツバキが来るってこたあやっぱり、奴らの目的は……」
「ノエル・ヴァーミリオンだろうな」

858798:2013/10/22(火) 23:47:42 ID:SFSxKhcE0
対観測者兵装十六夜であれば、ノエルを殺すことができる。
大人しくしてくれていればいいが、不安しかない……という流れのなか、カグラは言う。
「ツバキには後で俺がもう一度会いに行く。あれは確実に何かされてる眼だ。
 本当は、ジンにツバキを任せたかったんだがな」
総ての女性は俺の味方、十六夜を身につけているのが女ってだけで俺の勝ちだと笑うカグラに、
一名は早速除外しておけと釘を刺すココノエがにのくちで、「お前に任せるという意味がわかるな」と告げる。
「わかってるよ。ダメだったら俺の手でツバキを殺す」

それを盗み聞きしていたマコトが部屋に乱入してくる。
ツバキのことは自分に任せろと言うマコトに、カグラは自分たちが反逆者であることを自覚しろと諭し、
ココノエは自分たちの行動には責任が伴い、カグラやイカルガの住民の命を危険に晒すことを忘れるなと含める。
「マコト、俺のことを信じてるか?」
「そりゃ信じてるけど…」
「だったらいい子で此処で待ってろ。安心しな、必ず俺がどうにかしてやる」
出て行くマコト。しかし二人の顔は晴れない。
そこで重量5%、模倣事象兵器出力10%向上のリニューアルテイガーが出現。
「ノエルとマコトを至急拘束しろ。地下牢にぶちこんでおけ」
いつでも切れる鎖に繋がれている理由はない。ココノエが目ざとく感づいたが、カグラは驚き顔。
「お前の楽観的な姿勢は上に立つ者として優れているが、足元にはもう少し気をつけることだな」
「へいへい、ところで……テイガーにくっついてたこの子、誰?」

寝ぼけた調子の少女がそこにはいた。赤毛をポニーテールに結った少女。

「紹介がまだだったな。前に言っていた切り札だ」

少女の名はセリカ・マーキュリー。

859名無しさん:2013/10/22(火) 23:49:32 ID:kyn/5NYQ0
カグラから溢れるイケメン臭がヤバイ

860798:2013/10/22(火) 23:52:52 ID:SFSxKhcE0
ノエルとマコトの行く手を遮るテイガー。
ノエルとマコトはふたりとも、学生時代にツバキに手を差し伸べられた。だから今の自分がある。
今度は自分たちの番だと主張するが、テイガーは…

→マコト達を見逃す
→見逃すことは出来ない

→見逃す
「一回だけ」という条件で見逃されたマコトとノエル。次あったらテイガーも敵。
そんな調子で女性陣が減ったことで、ココノエの目の前で「華がなくなるなぁ」と愚痴るカグラ。
もちろんココノエも、最初から見逃すつもりだった。南西へ向かった二人の追跡、ついでに観測機の設置を命ずるココノエ。

カグラはツバキを探しに。ついでにノエルとマコトの確保。
ココノエはセリカを連れ立ってどこかへ。セリカの名を聞いた途端、覚えがあるような顔をするカグラ。
二人と入れ違いにヒビキ、そしてジンがカグラの元へ現れる。

第六章…六章いつのまに始まったんだ。終わり

861名無しさん:2013/10/22(火) 23:55:44 ID:Z.zlXtJM0
欲しくなってきた

862名無しさん:2013/10/22(火) 23:56:26 ID:Jj1ACoGU0
カグラ強そうだな
どごぞの爺と侍よりも使えそうだぞ

863名無しさん:2013/10/22(火) 23:58:56 ID:oP9UVPXw0
カグラは人気出そうだなこれ

864名無しさん:2013/10/23(水) 00:00:44 ID:hvqrCUKQ0
カグライケメン過ぎるな
何でロリツバキこっちに惚れなかったん?

865名無しさん:2013/10/23(水) 00:03:33 ID:KlRQozig0
顔じゃね(適当)

866798:2013/10/23(水) 00:03:44 ID:OpxfLGw.0
帝戦の負傷とタオの買い食いで、鈍行列車状態の二人。デジャヴな展開でレストランで食事する。
ラグナの肉まん(意味深なものではなく)を食べようとするタオカカに「これは俺のだ」と言った瞬間、
帝の「余のものになれ」という言葉を想起してしまうラグナ。もちろん、サヤを真似た仕草も。
振り払うように自分の体の状態を確認、傷が完治していることで、カカ温泉のことを問い質すラグナだがタオにわかるはずもなく…
といったところでラグナにぶつかる者があった。バレットである。
「死神に出会ったらどうすればいい?」「見てみぬふりだな。」ラグナの言葉に微笑み、無益な戦いは好まないと戦闘態勢を解除するバレット。
だがタオカカのせいで状況が一変してしまう。「あの格好エロエロニャス。おしりの人ニャス」
その後ラグナとタオカカ二人がかりの言葉攻めにあった。「おしりの人」「ケツ女」「私の部隊の制服を愚弄するな!」
敗走するバレット。食事を終えた二人だが、タオカカがさっさと行ってしまったので…

選択肢
→外を探しに行く
→何かの匂いがする

→外を探しに

行ったところ、ラグナが呼びかけてもタオカカは返事しない。どころか、振り向いた先には

「げっ、赤鬼」
テイガーだった。ノエルを探しているというラグナに、知っています、という口ぶりのテイガー。
力ずくで聞き出すことに。

ラグナ操作でvsテイガー。

この力はデータと違う……ラグナを前に膝をつくテイガー。ラグナが呼びかけると、通信機でココノエが応じる。
「随分と時間がかかったな。お前にしては余裕じゃないか、ラグナ」
「うるせえよ。ノエルはどこだ」
ココノエいわく、ノエルはツバキの話を聞いてマコトとともに出て行ってしまった。
十六夜の持ち主を危険視するラグナは、ツバキも自分の手で始末しようとする。その行き急ぐ有り様に、ココノエが
「……焦っているようだな。 私がお前の左腕だけを直したと思っているのか?
 あの時色々調べさせてもらったぞ。……お前にはあとどれくらい『残っている?』」
「……じゃあなココノエ。話はここまでだ」

867名無しさん:2013/10/23(水) 00:04:43 ID:ysr94gU60
>>864
同年代というのがポイント
…マイはお披露目が遅かったんだよ(白目)

868名無しさん:2013/10/23(水) 00:09:16 ID:sH4D/ci20
ラグナさんココノエにももう命?がわずかってバレてるね
まあラグナさん人間じゃないからまた復活するだろうけど

869名無しさん:2013/10/23(水) 00:09:22 ID:dLK9a4XcO
バレットさんそこで初登場かよw

870798:2013/10/23(水) 00:14:31 ID:OpxfLGw.0
背後に出現したのは伊達男、アマネであった。
面白い奴を見ると、声をかけずにはいられないというアマネ。
「何も顔が面白いって言ってんじゃないんだぜ。いや、よく見れば顔も中々…
 こう見るとなかなかの逸材じゃないか。まさにスポットライトを浴びるにふさわしい役者だ。
 危険だが、舞台の中心になれるものをおめぇさんは持ってる。世界に必要とされている人間だね」
「役者」としていい資質を持っている。だからその舞を見せてくれ、と言うアマネ。
あまりにからかいすぎたのでキレるラグナ。
「いいねえ、なかなかいい腰使いだ」アッー!
「テメェ!誤解されるようなこと言うんじゃねえよ!」

ラグナ操作でvsアマネ。ライフ半分減らせば終わりかな?

一座へ誘うアマネだが、すげなく断るラグナ。しかし、アマネの動きはラグナにも捉えきれていなかった。
去った後のアマネはひとりごちる。

「あれが『ラグナ』か。確かに面白い『役者』だよ。…おっと、それよりカルル君。カルル君はどこさね」

「さて、と……ツバキってのが本当に十六夜使いってんなら」
湖のほとりに現れるラグナ。そこには…
「ビンゴか」
「ラグナ=ザ=ブラッドエッジ…!?」
作戦行動中のツバキがいた。帝の勅命でラグナを殺害しようとするツバキ。
しかし、それが何だかわかっているのか。それじゃ俺には勝てねぇ、と豪語するラグナ。

ラグナ操作でVSツバキ。ライフ8割削りで終了。

「封印兵装十六夜。ムラクモユニットプロトタイプ……お生憎だけどよ、そういう手合とは戦い慣れてんだわ。
 …だけど妙だな、この手応え……いくらなんでも弱すぎじゃねえのか」
「弱すぎだと…バカにして……」
「すまねえな。別にテメェのことじゃねえ。って言っても、意味ねえか」
くっ…殺せ!状態のツバキは、マコト、ツバキ、ジンの名前をぶつぶつと口にしはじめる。
ラグナも彼女は殺す気はない、ノエルがうるさいからだ、と手を下すつもりはないようだ。
だが、友人達が変わってしまったのはラグナのせい……その思い込みで反応を変えるツバキ。
剣を振り上げ十六夜を破壊しようとするものの、その剣を阻む者があった。

「テメェ…何のつもりだ、お面野郎!」

871名無しさん:2013/10/23(水) 00:16:37 ID:ysr94gU60
乳の人も白い人も使用済みだし
どう呼ばれるのかと思ってたけど、おしりの人か
尻=μと認識していたので思いつかなかったわw

872名無しさん:2013/10/23(水) 00:20:13 ID:ejrL.0Po0
尋常じゃねぇローライズは制服だったのか…

>「死神に出会ったらどうすればいい?」
>「見てみぬふりだな。」

このやりとりすごい好き

873名無しさん:2013/10/23(水) 00:24:32 ID:sH4D/ci20
ラグナ×アマネで腐が釣れそうなやりとりだな・・・

874798:2013/10/23(水) 00:26:56 ID:OpxfLGw.0
「やっぱ強えな…!」
「やるようになったな、黒き者よ」
「はいはいそこまでー!いやぁ〜なんなんですかねぇ?
 負け犬の傷の舐め合いとでも言うんでしょうか…気色の悪い馴れ合いに私思わず吐き気を催すところでしたよ」
突如乱入するハザマ。
ツバキに対して再びゴミと。何の役にも立たない人間に、負け犬が雁首揃えてああでもないこうでもない
そう言葉を交わしている様はまさしく滑稽だったと嘲弄する。
「それに、テメェらが幾ら相談したって俺様に勝てるわけねーだろ?
 さっ、ファントム。邪魔者は片付けてしまいなさい!」
ファントムの転移魔法により、ラグナとハクメンがどこかに飛ばされる。ラグナが飛ばされたのは大量の棺が転がるフロア。
「テルミ!どこにいやがる!」
「はいはい落ち着いて。今日の相手は私じゃありませんから。ほら、感動の再会ですよ!」
『冥王の剣』ニューの調整。その名目で三度蘇ったニューと刃を交えることになったラグナ。

ラグナ操作でvsニュー。ライフ半分削って終わり
ラグナ対ニューのアニメーション挿入。あざとくケツを強調したアングルがあったんですがそれは

「まだだよラグナ!まだニューは全然満足してないよ!」
相変わらずの調子のニューに対し、ブレイブルーを起動させようとするラグナだが、
髪を逆立ててる状態のテルミが「ご協力、ありがとうございました〜〜!」と乱入。
「ん〜。なかなかの仕上がり。ある意味クサナギ以上なんじゃねえかこれ。ヒヒヒヒ」
「これは…まさか事象干渉か?」
「ピンポーン!ラグナくんにしては察しがいいじゃねーのよ」
「んなバカな…!こんな大規模の事象干渉起こせるわけが…!」
「残念ね。帝の力ならそれができんのよ」
「なん…だと…?」
「タカマガハラを掌握したおかげで、帝の干渉能力は蒼の継承者よりも上だ。
 しかも干渉領域を変えられるっつーんだからオドロキだろぉ?
 つまり、このイカルガは今、帝の掌の上ってことだ…」
「ふざけるなッ!」
なおもハザマに斬りかかるラグナ。さすがにハザマもこれには驚き、ニューをけしかける。
「狂宴(うたげ)をはじめようぜ。さああがけ!苦しめ!殺し合え!もっと無様に踊ってみせろ!
 テメェらのその惨めな悲鳴(うた)で、天の岩戸(ネメシスホライゾン)が開かれる…ククク…ヒャーッハハハハハ!」

第七章終了

875798:2013/10/23(水) 00:27:40 ID:OpxfLGw.0
ここでメニュー画面に戻されたんで第七と六英雄どっちかやらなきゃいけないみたい

876名無しさん:2013/10/23(水) 00:29:49 ID:iW7BXa3sO
>>875
お疲れ様。楽しませてもらってます、ありがとう
夜も遅いし、自分のペースで無理はしないでくれ

877名無しさん:2013/10/23(水) 00:31:20 ID:ejrL.0Po0

やっぱ一気に終わらないザッピングタイプか

それにしてもラグナとバレットの戦わずなやりとりは新鮮だな
まあ格ゲーじゃないなら普通なんだけどw

878名無しさん:2013/10/23(水) 00:31:29 ID:Jk0nYxWU0
フラゲでネットにつないだらどうなるのかが気になります!

879名無しさん:2013/10/23(水) 00:31:52 ID:X/DGqYfM0
ろくえいゆー編じゃない?そろそろセリカ出てくるから先そっちやらないと小説知らない人は?マーク出ちゃう

880名無しさん:2013/10/23(水) 00:32:07 ID:wi3aPrmE0
>>872
ありがとうございます。
無理をなさらずにゆっくりとやってくだせぇ!
もし選択を迷っているのなら先にある方でいいかと

881名無しさん:2013/10/23(水) 00:33:07 ID:1RIWlMlc0
PSPでまた出てくんないかなー
ストモだけやりたいわ
今回展開も早くて良いなー

882798:2013/10/23(水) 00:33:12 ID:OpxfLGw.0
壮年ヴァルケンもモトムーだわ

883名無しさん:2013/10/23(水) 00:34:40 ID:Jk0nYxWU0
浪川じゃないのか

884名無しさん:2013/10/23(水) 00:35:26 ID:1RIWlMlc0
>>875


事象干渉が未だによくわからんな
ブレイブルー使うとなんかなるっぽいけど

885名無しさん:2013/10/23(水) 00:36:10 ID:wi3aPrmE0
どこから浪川の情報が出たのかそこが問題だ

886名無しさん:2013/10/23(水) 00:37:29 ID:WuwYLF4A0
今回面白そうだからやっぱ買おう

887名無しさん:2013/10/23(水) 00:37:40 ID:KlbvLRoEO
>>885
ウォルターの青年時の声が浪川だからじゃね

888名無しさん:2013/10/23(水) 00:39:15 ID:wi3aPrmE0
>>887
いくらアークでもそれやったらアカンでw

889名無しさん:2013/10/23(水) 00:39:36 ID:ejrL.0Po0
>>884
今回はチップス(用語集)あるからそれ見るとわかるかもね

890798:2013/10/23(水) 00:42:37 ID:OpxfLGw.0
六英雄編

フェイズシフトの最後。ナインとトリニティ、ハクメンと獣兵衛がそれぞれテルミと対峙。
眠るレイチェルを見守るヴァルケンハイン。
満身創痍の獣兵衛が、真実を伝えるためにシスター…セリカの元へ。
ブラッドエッジの時のように、何ひとつ守れなかった。そう悔やむ獣兵衛に、
「六英雄はまだ終わっていない」と彼を奮い立たせるセリカ。
獣兵衛の目的はナインとトリニティの死についての調査。
そしてナインがやり残した、総てのアークエネミーのコア解放。
テルミは必ず戻ってくる、そのときまでこの地を守っていてくれ、と。
だが数十年後、回収できたのは無兆鈴だけ。統制機構が管理していたものをギッてきたらしい。
「彼らは死んでいないわ。境界に落ちただけよ」とレイチェル。
だが獣兵衛は返す。「もっと悪い。境界に落ちるなど、この世から存在を抹消されるようなものではないか!」

2200年。
ハクメンはイカルガに貼られた結界から、かつてのイシャナを想起する。
そしてイカルガの地に多くの強者が集まっていることに、不気味な運命を感じている。
だが決意は固い。自ら、ハクメンの名が背負う総てを終わらせる。それが彼の使命。
イブキドにそびえる黒い柱は、人の手によるものでないことはハクメンの眼には筒抜けだった。誰が関与したのかも。

歩をすすめるハクメンの前に背の高い老人が現れる。六英雄ヴァルケンハインである。
彼が言うに、帝のタカマガハラによる干渉は、未だ百年のループを産むほどではないにせよ強大だ。
レイチェルには策がある、レイチェルの元に戻れと告げるハクメン。
だがハクメンは譲らない。帝を守る存在、帝を倒すにあたっての障害、ファントムを討つ。
過去の亡霊をいつまでも現世に彷徨わせておくわけにはいかない。
テルミ以上に世界を歪めることのできるナインを、殺す。過去の精算を行うのだと。

891名無しさん:2013/10/23(水) 00:42:41 ID:KxHvwu/g0
なんかCTCSのストーリー、バラバラにせずに
今回みたいに一本道にすれば良かったんじゃってくらい話がすんなり進む

892名無しさん:2013/10/23(水) 00:43:46 ID:CrOufUp20
>>889
おお、それはありがたい
これは買わないと

893798:2013/10/23(水) 00:53:59 ID:OpxfLGw.0
去りゆくハクメンを、ヴァルケンハインもまた追うことはできなかった。
彼の気持ちを汲み、城へ戻ることにするレイチェル。二人が抱えるもうひとつの案件のためだ。
二人に保護されたプラチナはアルカード城に幽閉状態にあった。ぎゃあぎゃあと騒ぎたて、ここから出せと怒鳴る。
そんな彼女の目の前に変化が生じた。

→このまま様子を見る。
→ドアが開いた瞬間に脱出する。

→様子を見る

ヴァルケンとレイチェルが到着。ヴァルケンをクソジジイ呼ばわりし、
魔法で声を奪うか、もしくはお菓子に変えてナゴとギィのおやつにするか、と魔女らしく脅しかけるレイチェル。
彼女を前にあまつさえレイチェルをロリババアとかチンチクリンのウンコタレだなどとぎゃあぎゃあ騒ぐプラチナ。
「かかってこい、ババア!」レイチェルも限界だった。

レイチェル操作でvsプラチナ

おとなしくなったプラチナは、「自分は獣兵衛様の弟子なのに」と悔しそうだ。
ヴァルケンハインが進み出る。その六英雄に用があると。獣兵衛のことかと問い返すプラチナだが。
「いや、お前に用があるのだ。トリニティ。安心しろ。この空間ではお前が意識を支配していても少女への負担はない」
「………お気遣いありがとうございますぅ」
「ようやく出てきてくれたか。トリニティ・グラスフィール」
自分の力でテルミを止めたかった。と逃げた理由を話すトリニティに、レイチェルは厳しく言う。
「たとえその子供の力であっても、テルミを倒すことはできない。身の程を知りなさい。
 だけど……貴女がいればあの男を倒すことも出来るわ」
「謙虚と卑屈を履き違えているのではなくて?」とか。言いたいことを言ってくれるレイチェル様。
総て自分のせい、償いをしたい、と言うトリニティ。そう思うなら力を貸してくれ、とヴァルケン。
素直で扱い易いところは美点だ、とか結構痛いところ突くレイチェル。
誰かさんもこれくらい素直だったら……その言葉の意味を問いかけるトリニティ。
「目的を達成するにはお前の他にもうひとりの力が必要なのだよ」
ひとまず場所を変え、御茶をしながら作戦会議を開始。

894名無しさん:2013/10/23(水) 00:54:15 ID:QTNKGSlM0
どっちかというと今回はファントムVS獣兵衛&ハクメンなのかな
次回はファントム(ナイン)と獣兵衛がプレイアブルくるか?
ファントムVS獣兵衛とか設定的に好きだな

895名無しさん:2013/10/23(水) 00:56:02 ID:wi3aPrmE0
テルミ死んでしまうん・・・?

896名無しさん:2013/10/23(水) 00:57:01 ID:za/HO.mA0
姫様が公式からBBA扱いとか・・

897名無しさん:2013/10/23(水) 00:57:15 ID:.gXyBqC60
さすがに姫様もBBA呼ばわりはw
そしてチョロニティさん…

898798:2013/10/23(水) 00:57:19 ID:OpxfLGw.0
雨天のイカルガを訪う獣兵衛。内戦直前のような物々しさがヤビコを支配していることを、彼は鋭敏に感じ取っていた。
カグラ。そして、彼に自分の娘が協力しているという噂も…。

ヤビコ。見慣れない景色で、ぐんぐんと進み、彼女はいつしか同行者とはぐれてしまっていた。
方向音痴なのは相変わらずで、自分を呼び寄せた存在の家もどこかわからないが楽観的だった。
あわよくばラグナに会えるかも……そんな期待を胸にセリカは歩く。
ラグナ。2106年冬。94年前に出会った特別な……

第二章、終わり

メニュー画面に戻された。次は第七機関かな

899名無しさん:2013/10/23(水) 00:57:27 ID:LRSJJJpM0
もうなんていうかトリニティさん情けな過ぎ・・・

900名無しさん:2013/10/23(水) 00:57:41 ID:KxHvwu/g0
ループが無くても百歳だからまぁ多少はね?




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