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メモ
107
:
天才tinko
:2011/07/31(日) 17:12:14
今までは、人を受け入れる事が基本だと思ってた。
そのうえで自分を確立するには枠を作るしかない。しかし、その自分本位の枠組みが自分を退廃させる原因にもなるので、自己矛盾と危険性を内包している。だから他人を受け容れようとする。
しかし、他人を受け容れようとしても、他人には受け入れてもらえない。
全てにおいて、他者と自分との関係は、自分(あるいは他者目線)にとって他者が「いても困らないからいていいよ」というレベルか、「いるとムカつくから攻撃したい」や「いなくなってくれ」でしかない。
(※ここでの他者の排除の理論は、他者そのものをコントロールし理想の状況を求めるものではなく、自分の働きかけに対して他者が有効であってほしいという願いが本質である可能性がある)
(※あるいは「悲しい」などのレベルも存在する)
実は逆で、他人を受け容れない事が基準なのかもしれない。
他人を受け容れないのが基本で、自分が何かを受け容れるという事も本質的にありえない。
あるのは、接触と発展しかないのかもしれない。
接触は、他者に対する先天的な潜在的な無視の前提の上になりたつものである。ただ拒絶ではない。
発展は、接触したものへの感触が固定化してきたら、さらにそれを応用して、何らかの高次元の働きかけへと昇華させる事。
ライオンの赤ちゃんが、親がとってきた獲物を弄って遊ぶ事で狩りの基本を学ぶ。
これは、まずは接触がそこにあり、それを繰り返すうちに感触が固定化され、それが狩りへと発展していく。
そもそも受け容れることの反対は拒絶なのではないのかも。
受け容れること=無視を前提とした接触 なのかもしれない。
さらに、接触から発展へとステージが進んでも、それは受け容れることではない。
そもそも、受け容れられなければ、受け容れられたいという考えそのものが幻想で、受け容れるなんて事はこの世に存在しないのか。
つまりこれは、潜在的な他者の主観の否定であり、それは同時に、自己主観の肯定とイコールいなる。
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