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ダンゲロス流血少女MM:生徒会応援スレ
27
:
鬼姫計都/羅喉
:2015/08/06(木) 13:57:05
>>14
の続き
『私達が4歳を迎えた時の事を思い出すと、今でも気が可笑しくなりそうだ。
それは突然だった、レオナ姉さんが養子に出された。
母は、私達に優しいレオナ姉さんを邪魔者と思っていたようで、色々と理由を付けて家から追い出した。』
これも貴女のためを思ってよレオナ?
『直ぐに嘘だと解った、言葉ではどんなに取り繕っても、母の顔は嬉々としてにやけていた。
今思い出しても殺意が湧いてくる。』
『計都は何も言わず静かに頷くだけで、本当は心の中で泣いていた。
だけど、ここで引き留めることでレオナ姉さんに迷惑を掛けてしまうと思い、私達は何も出来なかった』
『家を離れていくレオナ姉さんの背中が少しずつ、そして確実に小さくなっていく。
私は内側で、計都は表で、静かに涙した――――――――――。』
実姉が家を去ってからは、私達は愛玩動物かそれ以下の生物として扱われた。
今思い出しても、よく今まで生きて来れたと感じてしまうほどに、あの頃はみすぼらしく、とても悲惨な幼少期だった。
「なんだ、まだ生きてたのね、本当にしぶといんだから――――――――――早く死ねばいいのに」
実姉が居なくなり、実母の発言は辛辣になった。
平気で「死ねばいいのに」と言ってきたりする。
食事にしては三〜四日に一食貰えれば良い方だ、酷い時はパン二〜三枚で一週間過ごしたこともあった。
餓えはまだ我慢出来た、だけど、渇きだけは我慢することは出来なかった。
「ほら、水よ?」
そう言って実母はコップ一杯の水を持ってきて――――――――――バシャッ!
床に水をぶち撒けた。
そして――――――――――「床でも舐めてなさい」と――――――――――。
『そして、私達の中で何かが弾けた。』
二重人格者の過去―②―
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