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ダンゲロス二次創作スレ

267仲間同志:2012/05/01(火) 03:21:14
最萌とは何かを自分なりに突き詰めた結果、
最萌とはキャラじゃないという答えに辿り着き投稿を取りやめたキャラ(?)がこちらになります。
毎度、沢山のキャラをお借りしております。本当にありがとうございます。

■キャラクター名
夢幻の欠片

■性別
無性

■年齢(学年)
その他

■特殊能力
『無限 No.Xer』(カップリング万歳 或は仲良き事は美しきかな)

周囲の人々・人外・物体・その他諸々をちょっとだけ仲良くさせる。

■キャラクター説明
希望崎学園地下迷宮に眠っていた秘宝。これも所詮は儚き幻か。
これを得た者は、周囲の種々雑多な事物と仲良くなれたりなれなかったり。

■プロローグSS
堕天使の像は厳かに告げた。

『問おう。最萌とは何だ』



――――――



希望崎学園の地下迷宮。
迷宮探索愛好の徒、いつもの三人が奥地に眠る秘宝を目指して侵攻をしていた。

「そろそろこのフロアの一番奥になりますね。何か見つかるといいですが……」

先頭を歩くのは頼れる壁役。物語を愛し、物語に生きる少女、虚居まほろ。

「弱い敵はみんな倒しちゃったからねー。怖い敵が待ち構えているかも」

続いて歩くは俊足のアタッカー。夢を愛し、夢に生きる少女、夢追中。

「これで大したものが見つからなかったら承知しないわよ」

最後を歩くは使役する蜂による索敵兼アタッカー。名声を愛し、皆に愛される少女、埴井葦菜。

三人は今日も地下迷宮を訪れ、群がる弱敵達をなぎ倒し、宝箱から戦利品を集め、探索を楽しんでいた。
が、しかし、今日はどうにも、珍しいアイテムも見つからなければレアモンスターにも出会わない。
凶悪な罠にも出会うことなく、気付けば現在のフロアの探索も終わりを迎えようとしていた。
フロアの最奥には珍しいものがある――残る頼みはこのお約束だけである。

「野生の熊とドラゴンにまだ遭っていないのが心配ですけれど……きっといいものが見つかりますよ」

前を行くまほろが、葦菜の文句に慰めの言葉をかけた。ちょうどその時である。
まほろの背後ににゅるりと伸びた影。希望崎学園(地下でも地上でも)名物、触手が突如として暗がりから姿を現した。

「っ!危ないっ!」

緊急事態を前に、咄嗟に使役する蜂を攻撃に転じさせようとする葦菜。
だが、それを夢追が引き止めた。

「待って!」

そして、触手に驚き、その場を飛び退ったまほろと、蜂を嗾けようとした体勢で中途半端に固まった葦菜の前で、
夢追は親しげに触手へと歩み寄り、声をかけた。

「こんにちは!――姦崎君」

暗闇の中から現れた触手――よく見れば何やら学ランを纏い、顔(?)にメガネを掛けたその触手は、
希望崎学園の良心、稀代の超絶技巧の持ち主、和姦派の触手……姦崎姦その人(?)であった。


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