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魔人少年漂流記・行動フェイズ

1鏡子:2009/11/06(金) 20:39:33
「行動フェイズ」と「告白フェイズ」のうち、「行動フェイズ」の行動提出用スレッドです。
提出は、キャラクター名にて行ってください。

処理は、提出の先着順に行われます。

締め切りはそれほど厳密にはカウントしませんが、
あまりに遅れが大幅だった場合、処理の対象外となることがあります。

第一ターン行動フェイズの提出締め切りは、7日(土)の21:00です。


テンプレ

【特殊能力の使用】
【休憩】or【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】(最大で三名まで)
【通常行動内容】

2鏡子:2009/11/06(金) 20:40:41
目当てだったはずのキャラが当日になって不参加になった場合、判明後の提出しなおしオッケーです。

3楸田明彦:2009/11/06(金) 23:29:13
こんな感じで良いのでしょうか…?
SSとか付けた方が良いんでしょうけど、SSとか書いたことないし書ける気もしねー!
頑張るのは次のターンからにします。

【特殊能力の使用】なし
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】秋月草紙、半魚人、親椎友也
【通常行動内容】
豪華客船ブルー・ローズが出航してから数日が過ぎた10月21日、楸田明彦は2年生の教室でビラを配っていた。
「明日は俺の誕生日だから、放課後誕生日パーティーを開くよ〜〜。ヒマな人はぜひ来てね〜」

10月22日放課後、2年生の教室にて自分の誕生日パーティーを自ら開く。
招待したのは同じ学年の生徒達。10人くらい来てくれた。
腕によりをかけて作った秋料理を振舞って、誕生日パーティーはおしまい。

「みんな来てくれてありがと〜^^」

4鬼塚隆史:2009/11/07(土) 00:09:28
【特殊能力の使用】なし
【物資獲得ダイス】使用
【通常行動の対象キャラクター】天条院佐吉
ンニュー フホーシ
Say Yah さん
【通常行動内容】

体育祭の騎馬戦に乱入する.
上半身裸でもみ合う男子たちの中に,自身も裸で飛び込み,そのテクニックと,並外れた体力で,その鍛え抜かれた体を生徒たちに魅せつける.
また,体育祭の押し合いへし合いのどさくさの中で,一人ずつ男子生徒を用具室に呼び出して,用具室に二人きりで閉鎖し,パワハラを仕掛ける(教員免許),力付くで男子生徒たちに迫り,男子生徒たちは快楽とエクスタシーの地獄へと堕ちていく.

5半魚人:2009/11/07(土) 05:28:22
【特殊能力の使用】なし
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】
・楸田
・瓜戒
・山井


【通常行動内容】
・楸田の誕生日パーティーに出席する。
 その際、誕生日プレゼントとして大量の新鮮な魚などをプレゼントして好感度を上げる。
 (魚は海に潜って適当に取ってくる)
・瓜戒と山井を誘って泳ぎを教える。泳ぎが上手くなり、そこそこ体も鍛えられて感謝感謝、好感度アップ間違い無し!

ssは、掲示板に長すぎるって言われたのでSSスレに分けて貼ります。

6山佐スイレン:2009/11/07(土) 07:39:00
【特殊能力の使用】
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】
・鬼塚隆史
・Say Yah
【通常行動内容】
鬼塚の部屋の清掃をしにいき、体を密着させながらチップをせがむ。
もらったお金を握りしめホストクラブに直行。Say Yahにも同じ様に甘えているのを
後を付けていた鬼塚に見られ鬼塚激怒。ジャーマンスープレックスの後説教をされ
スイレン心から反省、鬼塚のほっぺにチューして「心配してくれてありがと」と言って去る。

7黒鐘 銀:2009/11/07(土) 08:35:22
【特殊能力の使用】
【物資獲得ダイス】使用
【通常行動の対象キャラクター】
・ンニュー フホーシ
・秋月草紙
・楸田明彦
【通常行動内容】
厨房のお兄さんにカボチャ2つを貰い、ジャックオーランタンとカボチャのスープを作る。
ジャックオーランタンの片方は顔、もう片方は「とぃっくぉぁとりぃと」と彫る。
ちょうど食料を探しに来ていたンニューにスープを差し出す。ここで『微笑み』一発。
膝の上にかぼちゃを二つ重ね、秋月、楸田、他の部屋を巡り『微笑えむ』。

8ロールシャッハ:2009/11/07(土) 11:51:05
【特殊能力の使用】有
【物資獲得ダイス】使用
【通常行動の対象キャラクター】
・夕霧 紅蓮
・秋月草紙
・黒鐘 銀
【通常行動内容】
鍵を破壊して部屋に侵入し、
呆然としている彼らに警告する。

「ドアの鍵か。礼は無用だ、慣れていない。
 破壊しておいた…もっと頑丈なものに変えろ。
 敵に襲われたらどうする」

「何者かの陰謀がこの船に入り込んでいる。
 俺達はそれに備えなければならない。
 体力のない者の面倒を見てやれ…
 俺はナチ公と共産主義者を炙りだす!」

ロールシャッハの顔の模様は、その存在も不確かな敵をとらえ、
炎のようにうごめいていたのであった。

9エドワード:2009/11/07(土) 14:01:54
 特殊能力の使用】無し
【休憩】or【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】
・Say Yah
・孔法大師 空海
・鬼塚 隆志

【通常行動内容】
「俺がNo1のなんたるかを説いてやる」
その一言が皮切りとなり、

「じゃあ、わしは真言宗の素晴らしさを説こうかのぅ」
「それなら俺はマガジンの良さを語るぜ! ヤングジャンプには負けねぇ!」

大ホールで三者の講義がはじまる事になった。

「なんで俺が、飾り付けやパンフレットを創らなきゃいけないんだ」
エドワードはそう言いながらも、持ち前の知性と器用さを発揮して、準備を進めた。

「お前は雑務のNo1を目指せ!」
「若者の優しさが沁みるのぅ」
「グレートだぜ!」

それぞれから労われた。
「べ、別に嬉しくないぞ。ただ仕事をこなしただけだ」

10空海:2009/11/07(土) 14:52:34
【特殊能力の使用】使用する
【休憩】or【物資獲得ダイス】物資獲得ダイス
【通常行動の対象キャラクター】(最大で三名まで)
・Say Yah さん
【通常行動内容】
「ほう・・、お主ナンバー1になりたいのか?・・その、ホ・・スト?とかいう世界での?」
「それならワシの元で修行しなされ・・。きっと、お主のためになる。」

ホストがどんなものか分かっていないが、知性5の空海にとって知性1のSay Yah さんを丸め込むのは容易い
このジジイについて行けば、遼介にも完勝できる男になれるかもしれないと思わせる。

1000年以上仏教の世界に身を投じ続けた人生哲学は、次第にSay Yah さんの心に響いていき
1ヶ月の間の修行を経て真の漢(ホスト)として精神的に成長させていく。
そしてSay Yah さんは愛情にも似た尊敬を空海に対し抱いていく・・

11真野次郎:2009/11/07(土) 19:00:32
【特殊能力の使用】無
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】無
【通常行動内容】
豊富なサバイバルの知識を生かして、5年間過ごしてきたのと同じように、
山に入り薪をそろえ、山菜を採り、、川に行き魚をとり、ときには獣をとらえ、
食料を確保し、飲み水を確保し、今までとなんら変わらない時を過ごす。

12ンニュー:2009/11/07(土) 19:02:52
1ターン目

【特殊能力の使用】無
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】
山井寂
【通常行動内容】
ンニューはブルーローズの排気通路を通って移動していた。
(さすがゴーカな船は違うネー。ツーロの地図がまだ完成しないヨ。多分この一角はあの部屋で最後ネ。)
向こう側に暗い道を下側から仄かに照らす光が見える。
部屋の光が排気口から漏れ出ているだけなのだが、この暗闇での探検においては希望の光のように見える。
もっとも、密航者が簡単に光の源側に行けるわけではない。
無数に穴のあいた鉄板が、煌めく「下」の世界と薄暗い「上」の世界を隔てていた。
ンニューは密航の度に排気通路の地図を作っているが、いつも「下」の世界への憧れを感じていた。
特にこのブルーローズにおいてはどの通気口でも「下」の世界の輝きがとても眩しかった。

(ここはどんな部屋ネ〜。)
だがこの部屋は他と空気が違っていた。
明るく清潔なのに、どこか生活感のない、張りつめた空気。ちょうど病室のようだ。
そこには山井寂が静かに眠っていた。
排気口の下に美しく儚げな顔が見える。
(・・・・、とてもキレイな人ネー。)
ふと、身を乗り出して、排気口の鉄製の扉に力をかけてしまう。
ネジが緩んでいたのだろうか、ガシャッと聞こえたかと思うと、、
その扉は落下し、寂の顔をかすめ、ベッドをバウンドし、最後に床で派手な音を立てる。
寂は目を覚まし、天井よりも向こう側の幼い子供と目が合った。

「コ、コンニチワ・・・・。」
「・・・・、こんにちは。(え、何、暗殺者とか?)」

「下」の世界と「上」の世界が繋がった。

* ** ***

「ふぅん、ンニューは世界中を旅してるんだ。」
排気口落下事件から30分後、二人はすっかり打ち解けていた。
ンニューは直感的にこの人は信頼できると感じたし、
船室に隔離されていた寂も、突然の訪問者をどこか嬉しく感じていた。
(最初は得意のネガティブでマイナス方向の妄想に取りつかれていたが。)
「それにしても日本語上手だね。」
「ムカシ、ある日本人 ボクをhelpしてくれたネ。その人に 少し オソワタ。
 デモ、すごく ムカシのこと。かなり forget してる。
 ジャク、日本語 オシエテ。ジャクと more 話したい。」
「僕ともっと話したいの・・・・?そっか、うまく教えられるかわからないけどというか無理だと思うけど頑張るね!」

こうしてンニューは寂に日本語を教えてもらうことになりました。
(参考ステ ンニュー 知性:5  寂 知性:4)

13新井刀魔:2009/11/07(土) 19:31:09
【特殊能力の使用】無し
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】ンニュー フホーシ・孔法大師 空海・秋月草紙
【通常行動内容】
世界トップクラスの知性を持つ3人と一緒に1ヶ月間みっちり勉強する
偏差値40代の貴方でも東大が目指せるかも!!

「くすくす ありがとう先生達」
豪華客船の一室に集まったのは世界の頭脳とも呼べる3人
元々人に教えを授ける事を喜びとする空海
頼まれればイヤとは言えない秋月
外国出身という事でなんとなく気の合うンニュー
新井刀魔の勉強を教わりたいというお願いを断る理由を持たない3人は
帰国子女で勉強に苦労しているという一言で進んで勉強を教えてくれたのである

「そもそもじゃ。日本仏教における云々…」
即身仏となりながらも日本の全てを見てきた空海の知識
「ああこの状況における化学反応の仕組みはですね」
控え目ながら深い洞察を持つ秋月
「違うアルー ここにはこの方程式をつかうんだヨ」
世界を旅した天才ンニュー
勉強は高い質をもって良しとする

「くすくす アリガトウ先生 … お礼をしなきゃね」
そう
放課後は
「ほらほら お爺ちゃん 仏法で煩悩を制御も出来ないの?ウリウリ」
「な… 何をいっとるのじゃ おほう これも修行じゃよ」
「うふふ そうはいっても体は正直なんじゃないのお?」
体力的に老人であってもテクニシャン空海にとってこの程度の快楽は
どうという事はないはずだった!!
しかし長きにわたる即身仏としての禁欲生活が
彼に新しい快楽の扉を開かせようとしているのだ
「ああイケナイよ新井くん… でも… こんな快楽があったなんて」
性経験の少ない秋月にとってもまたそれは同じであろう
「きゃはは 楽しいネー」
ンニューにとってはこの国で出来た友達とのつながりである

勉強も快楽も濃密な時間を過ごした3人は知る由もない
そして新井刀魔自身も
ヤンデレという恐るべき可能性があるかもしれない事に!!
今はまだ楽しき修学旅行の序盤
愛と友情を育む時なのだから

14山井寂:2009/11/07(土) 19:53:25
【特殊能力の使用】あり
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】
ンニュー フホーシ
【通常行動内容】

船内を隠密しながら回る内、ンニュー フホーシはある一室に迷い込んでいた。
「あれ、迷ったかな」
一見無人と思える、がらんとした部屋。
特に変わったところもない空き部屋と断じ、ンニューは早々に立ち去ろうとする。

「……誰か居るのかい?」
声に振り向くと、ベッドの上には少年が一人。
線の細い、黒髪の少年。
病的な青白さを湛えた肌からか、まるで死人かのような印象を受ける。

「ごめんなさい、道に迷っちゃって……すぐに失礼します」
「ちょっとだけ、待ってくれないかな」
男はンニューを呼び止めた。

「話が……聞きたい。
ぼくは、部屋の外の様子が全く分かんないんだ。
ここには殆ど、人が寄りついてくれないから――」
言いかけて少年は、首を振った。

「いや……やっぱり何でもないよ。ぼくなんかに構わず。
道に迷ったんだっけ? ここは最下層の、エリア――」
「外の話ですか? いいですよー、いくらでも話しますよ。
ここだけの話、僕密航者ですからね。話のネタには困りませんよ?
あっ、自己紹介が遅れました。僕はンニュー フホーシです」
「ぼくは山井。山井寂。ありがとう、ンニュー」
二人は時間を忘れて話し込んだ。

15瓜戒学:2009/11/07(土) 20:18:18
【特殊能力の使用】使用しない
【休憩】or【物資獲得ダイス】物資獲得ダイス
【通常行動の対象キャラクター】
・孔法大師 空海
・Say Yahさん

【通常行動内容】

1:体育祭を空海殿と一緒に見る。
まばゆい輝きを放つ少年たちにハァハァする空海殿の傍に腰掛け、
学生時代の思い出話や、どの少年が好みかなどの談義に花を咲かせる。
お互い体力1なので見てればそれでいいや、と思ったが
「気前のいい売店の店員さん」と「なんだかわからないけど凄いお坊さん」の組み合わせが放送席の目に止まり、
大人の部の二人三脚に出場することに。
ヒィヒィ言いながらも何とかゴールした2人には奇妙な信頼感が生まれたらしい。
その後、妙にハマってしまった2人は忘年会のネタにでもしようと思ったのか、時間を見つけては二人三脚を練習しているそうな。

2:ハロウィンの日、Say Yahさんに会いに行く
(長くなったのでSSスレに投稿しました。>>29参照でお願いします。
半魚人のくだりが認められない場合は「1日だけ無理して徹夜をした」という設定に変えてください。)

16天条院佐吉:2009/11/07(土) 20:32:55
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】エドワード・スイガラ
【通常行動内容】

『我 愛 ?』
「ウォーアイニー」

『我的一切都是?的』
「ウォーダイーチエドウシイニイダ」

『うむ、中々飲み込みが早いな。意味は通じるだろう』
「おっ、ほんとか!?いやー、これも教師の腕がいいからだな。エドワードは本当に頼りになるなー。俺お前と同じ学校でラッキーだったよ。もっと早くから友達になってたらよかったな」
満面の笑顔をキラキラさせる佐吉。

『ふ、ふん。私なんかおだてても仕方あるまいが。それにそんな言葉だけ出来たって…』
「だーいじょうぶだよ、こんなもんはニュアンスさえ通じれば。あとは心だからな」

『そんなもんか。しかし生憎、私は会話の練習相手になっても口説きの練習相手にはなってやれんぞ』
「そんなことねーだろ。お前だって綺麗な顔してるしよ…」

佐吉の手がそっとエドワードの顔に伸び、やわらかく後頭部をつかむ。
グッと引き寄せた佐吉の眼は、日本人にしては色素が薄い、透き通るように澄んだブラウンで…
「I Love You... So long」


《 ハッ! 》
『ばっ…バカモノ!何でそこで英語になるのだ!』
慌てて振りほどいて距離をとるエドワード。

「えっ、だってエドワードだったら英語の方がわかりやすいだろ」
『あ、ああそうか、そういうことか。いや、そうじゃないだろ。本当に私を実験台にするなと、そう言いたいのだ!」

「実験台?そんなつもりで言ったんじゃないんだけどな」

《また…こいつの瞳…なんだか吸い込まれそうになる…》
ブンブンッ!!
振り払うように顔を振り、背を向けるエドワード。
『ふざけるんだったらもう教えることはできないな。悪いがこれまでにしてもらおう』
「ゴメンゴメン、悪かったよ。あんまり可愛いからつい、な」
『だからそれがふざけてると言ってるんだ』
バタンッ!
勢いよくドアを閉めて去って行くエドワード。

「…ふふ、可愛いやつ」

17ルイス:2009/11/07(土) 20:37:08
【特殊能力の使用】:しすてまちっく
【通常行動の対象キャラクター】黒鐘 銀
【通常行動内容】

騒がしいパーティー会場を出て、僕は船内に割り当てられた自分の部屋に向かっていた。
今世紀最大の豪華客船とも言われる【ブルー・ローズ】。
僕は今、この船にのって世界一周の旅に出ている。

「故郷には、向かうのかな。ううん、それよりも――」

あの人を、探さないと。



彼は、船尾に近い場所、甲板へと向かう通路の所に居た。
艶やかな黒髪の、車椅子に乗った小柄な男性。
向かう先の扉は開かれていて、その先には遠く、夜空があった。

「星を――」

最初、それは僕に向けられた言葉だという事に、気づけなかった
視線を戻せば、彼は顔だけを動かし、こちらをじっと見ている

「星を、見に行こうと、思うんだ」




彼と僕だけしか居ない甲板で、僕らは二人、夜空を見上げていた。
ここに着てから、彼は視線一つ動かさず、じっと星を眺めている。
小柄な人だった。飛び級で入り、一年生の僕と同じくらい、ううん、もしかしたら、僕よりも小柄な人だった。

「星空を見れば――」

どれくらいたった頃だろうか、彼はぽつりと、言葉を漏らした

「星空を見れば、心が動くと、思ってたんだ」

傍目に見れば彼はそれまでと全く同じに見えた。

「なあ、僕はどうすればいいんだろう。僕は、どうすれば昔に、戻れるんだろうか」

潮騒の音が、響く

「昔の貴方を、僕は知らないけれど――」

星はただそこにある。地上が輝きに埋め尽くされて、その淡い輝きが届かなくても
ずっと、そこにある。

「きっと、貴方の輝きは、失われていないと思う。その胸のどこかに今も」

だから――

「そんなに、悲しそうにしないで」

一緒に、星空を見上げよう
その悲しみが癒えるまで

18谺岳彦:2009/11/07(土) 20:44:44
【特殊能力の使用】無し
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】夕霧 紅蓮
【通常行動内容】
体育祭の実行委員に選ばれた岳彦だったが、元々要領のいい方ではなく、山積みの仕事を前に何から手を付ければいいのか判らず途方に暮れていた。
「こら、サボってないでちゃんと働け」
と、そこへ同じく実行委員の夕霧先輩が現れる。
「何?どれからやればいいか判らない?ああ、お前一年か、じゃあまずはこれから片付けるから手伝え」
去年も実行委員をしていた夕霧先輩に仕事を指示して貰いながら一緒に作業を行う。
二人ともどちらかと言うと運搬や設置などの力仕事向きであり、コイツは指示さえちゃんと出せば俺と同じぐらい動ける奴だと夕霧が判断したため、一緒に次々と仕事をこなしていった。
本番の体育祭では、実行委員も兼ねているため、それほど競技に参加出来なかったが、同じチーム(Aチームなら1年から3年までのA組で1つのチーム)として優勝を目指して頑張った。
残念ながら優勝には届かなかったが特に大きな問題も起きることなく、無事に体育祭を終えられた事の方が二人には嬉しかった。
そして、実行委員のみんなでささやかな打ち上げパーティーが開かれた。
「お疲れ様でした。先輩」
と、夕霧のコップにジュースを注ぐ岳彦。
「ああ、タケもお疲れさん」
夕霧もそう言って、岳彦のコップにジュースを注ぐ。
ほぼ1ヶ月にも渡る体育祭の準備、本番を経て二人の距離は先輩、タケと気軽に呼び合うまでに縮まっていた。
「全員グラス行き渡ったか?じゃあ体育祭の無事終了を祝して乾杯ー!」
「乾杯ー!」
岳彦と夕霧もグラスを合わせ、二人は心行くまでパーティーを楽しんだ。

19フグ田マスオ:2009/11/07(土) 20:52:22
【特殊能力の使用】なし
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】空海
【通常行動内容】

「エエーッ!」

 絶叫と共にフグ田マスオの朝は始まる。
 いつもの夢に苛まれ、シーツはびっしょりと濡れている。
 いつもの――、いつもの悪夢だ。
 夢の中で、彼は奇妙な一族と共に暮らしている。
 頭にたんこぶを三つ載せたような女の怪物。
 野球のバットの如き棍棒を持った少年の怪物。
 そして、赤い球体を横に割って飛び出して踊る奇怪な小動物。
 夢の終わりはいつも同じだ。
 フグ田マスオは女の怪物と交わり――、
 産み落とす。
 無数の触手とカギ爪を持つ、蛸のような、奇妙な、奇妙な、小さな生き物を。
 そして、女の股から生まれた生き物はおぞましい産声をあげる。「ハーイ!」と。
 その産声を聞いた瞬間、フグ田マスオは「エエーッ!」と叫び、ベッドから跳ね起きるのだ。
 だが――、

「マスオさん、大丈夫? また、悪い夢を見たの?」
 
 ここブルーローズ号では、彼は悪夢の余韻に一人で立ち向かうことはない。
 親切な隣室の学生、孔法大師空海が彼の恐怖を分かち合ってくれる。

「うん。いつもの夢だよ、空海くん……」

 そうして、マスオは空海の胸へと顔を押し付ける。
 空海はマスオの頭をゆっくり撫でてくれる。
 どうして空海は僕のことをこんなに気にかけてくれるんだろう……。
 マスオは不思議だった。これが彼の菩薩道なのかな?とも思う。
 だが、今はただ、彼は空海の胸に甘えていたかった……。

20Say Yah さん:2009/11/07(土) 20:59:01
【特殊能力の使用】無し

【休憩】or【物資獲得ダイス】
物資獲得ダイス
「Say Yahさん!!今日もプレゼントが届いてますよ!!」
お客からのプレゼント。
物資獲得ダイスで手に入れたものを、お客からプレゼントされたぞ!!

【通常行動の対象キャラクター】瓜戒 学

【通常行動内容】
お手数ですが、SSスレ、>>30を参照して下さいorz

21秋月草紙:2009/11/07(土) 20:59:42
【特殊能力の使用】なし
【物資獲得ダイス】を振る。
【通常行動の対象キャラクター】新井刀魔
【通常行動内容】

ハロウィン。
せっかくなのでお菓子をあげようとしたが、たまたま持ち合わせがなかった。
お菓子を探して内ポケットの中に伸びかけた手を戻す。
そんな不自然な気配に反応したのか、刀魔が、どうしたの? 問いかけてきた。
愛らしいその瞳に若干の動揺を覚えながらも、なんとか言葉を紡ぐ。
「あ、あのさ。今ってハロウィンだよね」
まったく、何のひねりもない台詞だ。そう思う気持ちが焦りを呼ぶ。
「お菓子をあげようと思ったんだけど、今何もないから――」
と、言ってから、つなげるべき言葉がないのに気づく。しまった、どうしよう。
考えるより早く舌が動いていた。
「代わりに、いたずらしてもいいよ」

22夕霧:2009/11/07(土) 21:00:36
特殊能力の使用】有→新井刀魔の鯨王丸
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】新井刀魔
【通常行動内容】
日本刀を没収する。SS間に合わず。

23フグ田マスオ:2009/11/07(土) 22:36:51
【特殊能力の使用】なし
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】空海
【通常行動内容】

「マスオです。肌寒い季節になってきましたね。何やら海の向こうに怪しい雲が浮かんで
いるのが気になります。嵐の前の静けさとも言いますし、聖薔薇の皆さんには気を引き締
めてもらいたいですね。さて次回のターンは『みんなで漂流』『ルルイエ、浮上する』
『マスオ、泳ぎが達者になる』の3本です。それでは皆さん、楽しみに待っていてくださいね」

 エエーッと叫んで、今日もマスオはベッドから飛び起きた。
 悪夢……? でも、いつもとは何かが違う。
 何かとてつもない未来を暗示するような……。
 予知夢……? これは予知夢なのか??
 今日の夢はいつもとは違った。だが、いつもより遥かに…遥かにおぞましい未来……。
 おぞましい夢にマスオは襲われていた。

「マスオ? やっぱり、またいつもの夢?」
「そうなんだよ、空海くん。一体、僕に何が起こっているんだい?」

 マスオの横で寝ていた空海が、いつものように心配そうに声を掛けてくれる。
 いつの頃からだったろうか……。夜に怯えるマスオのために、空海が彼の横で床を共に
してくれるようになったのは……。彼の弟子になったから? いや、そんなことじゃない。
きっと空海の菩薩道によるものなのだろう。

 夢に怯えるマスオは、何度も、何度も空海の肌を求めようとした。
 だが、そのたびに己の欲望を抑えつける。
 空海は夢に怯える自分のために、こうして夜を共にしてくれるのだ。
 彼の思いやりを、真心を、自分の下劣な性欲で踏みにじるわけにはいかない。
 彼は僧侶なのだ。彼は師匠で私は弟子なのだ。

「マスオ、わしには君が何に怯えているのかは分からないよ、でも――」

 空海はいつものように――。
 優しく空海を抱き寄せ、その胸で暖めてくれる。

「こうして、わしは君を暖めることができる。わしにできるのはこれだけだけど。少しでも、君が安心してくれるなら――」

 空海の肌の香りを嗅ぐたびに、マスオは暴発しそうな自分を感じてしまう。
 だが、マスオは気付いていなかった。
 マスオが空海の温もりを求めるように、空海もまた彼の温もりを求めていたことに――。
 マスオを怯えさせまいと、彼は努めて口にすることを慎んでいたが……。

 彼もここ数日、毎夜の夢に――、怪物たちの悪夢に襲われていたのである。
 そして、その怪物たちの中には――……

24Say Yah さん:2009/11/07(土) 22:37:28
【特殊能力の使用】使用する(発動率80%)

「フフフ……パーティの始まりだ……」

【休憩】or【物資獲得ダイス】物資獲得ダイス

「Say Yahーーーーーーーー」
「Say Yahさんーーーー!!受け取ってくれーーー!!」
「Say Yahさんーーー!!ほ、ホアアアァァアアーーーーー!!」

お客にたくさんの誕生日プレゼントを貰う。
物資を手に入れた。

【通常行動の対象キャラクター】瓜戒 学

【通常行動内容】
(参考:瓜戒の体力1、Say Yah さんの所持品、携帯電話)

第二話「レセプション・パーティー」

ホストクラブ「蠍」は、異様なまでの熱気に包まれていた。
今日はSay Yah さんの誕生日。
車、ダイヤ、マンションの鍵、ドンペリ……
みな物凄いプレゼントを持って集まっている。
(やっぱりボクは場違いなんじゃ……)

「お待たせしました。それでは当店ナンバー1ホスト、Say Yah さんの登場です!!」
(一体何が始まるんだろう……?)

ババッ!!
「キャーーーーーーー!!」
白馬に跨り、颯爽と登場するSay Yah さん。
その身体には騎士甲冑。
その姿はまさに、王子を彷彿とさせる。
「みんな。今日はお集まりいただきありがとう。」
「キャーーーーーーー!!」

次々とプレゼントを受け取るSay Yah さん。
「フフフ、ありがとう。おや、君は……」
「せ、Say Yah さん……。こ、これ……」
「ほう……。これは……」
瓜戒から渡された物。それは、手作りの携帯ストラップだった。

(クスクス、何、あのプレゼントwwww)
(Say Yah さんはもっとゴージャスなプレゼントが似合うのにねーwww)

「ご、ごめんなさい……。本当はドンペリをあげたかったんだけど……お店の物だからあげられなくて……」
緊張と恥ずかしさで体調が悪くなってきた。
あっ……眩暈が……
糸の切れた人形のようにその場に倒れ――――――

「大丈夫かな?」
倒れかけた自分を抱きかかえてくれるSay Yah さん。
「静かな場所で、少し休んだ方がいい……」
言うやいなや、馬に乗せるSay Yah さん。
「えっ?えっ?」
「しっかり掴まっていろ……。桃源郷に案内してやる……ハァッ!!」

ホストクラブを後にし、深い闇の中へと消えていく2人。
姿は見えなくなっても、ヒズメの音だけはいつまでも響いていた

【告白】する。
SSは今作成中

25天条院佐吉:2009/11/07(土) 22:44:25
【休憩】
【通常行動の対象キャラクター】Say yah
【通常行動内容】

「おい、夕霧!セイヤって誰だ?」
『セイヤ…?ホストクラブ蠍のSayYahさんのことか?』
「それだーー!なるほどホストか!これで謎が解けたぜ」
『落ち着けよ、一体どうしたっていうんだ』
「聞いてくれよ夕霧ちゃんよー。乗務員のお姉ちゃん達がさー。みんな揃いも揃ってセイヤさんセイヤさんって、チクショーこんな屈辱は初めてだ。今から乗り込んでいくぜ!」
『おいおい、それはいいがまだ未成年だから酒だけはいかんぞ』


4時間後

「ド、ド、ドン! ドンドンドドン! ドドンペリ! はいッ!
 ド、ド、ドン! ドンドンドドン! ドドンペリ! はいッ!
 今夜は(今夜は) あなたが(あなたが) ド・ン・ペ・リ・クイーン
 ドンペリ ありがとぉ〜! ドンペリ ありがとぉ〜!
 素晴らしい夜に どこまでもドンペリ まさにドンペリ黄金卿
 あなたの(あなたの) おかげで(おかげで) 黄金卿!!
 飲んで 飲んで 飲み干してぇぇ〜〜〜〜〜〜〜ん
 今夜は(今夜は) あなたが(あなたが) ド・ン・ペ・リ・クイーン!!
 はいッ、ありがとうございましたァ――――ッ!」(*珪素さんのSSより借用しました)

「SayYahさ〜ん、ドンペリ空いちゃいました〜 もう一本追加でお願いしま〜す」

「サキチさんからドンペリもう一本いただきましたー」((ありがとうございまーす!))
「キャー、佐吉君ふとっぱらー」
『佐吉さん。無理はなさらないようにしてくださいね』
「大丈夫大丈夫。今夜はみんなでパーッと盛り上がっちゃいましょう!」
《佐吉…自分は一口もお酒を飲まないのに、女の子を盛り上げるために。大したやつだ》


「いやー、今日は本当に楽しかったなー。SayYahさんのお陰で大盛り上がりでしたねー。」
『佐吉君。高校を卒業したらホストになってみるつもりはないか?俺の右腕になって共にナンバーワンを目指そう』

「Say Yahさん…。すいませんがお断りさせてもらいます」
『どうしてだ。君は女の子が大好きだろう。ホストこそ君の天職だ』

「なんていうか…俺、女の子が大好きだけど。それを仕事にしたくないんです。だってそこにお金が発生したら、俺の気持ちが本物じゃなくなるから…」
『佐吉くん…』

「生意気言ってごめんなさい。俺、SayYahさんのこと尊敬してるんで、嫌いにならないでくださいね。また遊びに来ます」ペコッ

26真野二郎:2009/11/07(土) 22:44:27
【特殊能力の使用】無
【休憩】or【物資獲得ダイス】物資獲得
【通常行動の対象キャラクタ】無
【通常行動内容】
やはり、無人島に一人でいるのは、精神的に苦痛、さびしくなる。
寂しさを和らげるためにいつもより大量に狩りをする。
あまった肉は干し肉にし、魚は魚醤にする。
寂しくても、体調管理は欠かさない。

27黒鐘 銀:2009/11/07(土) 22:47:28
【特殊能力の使用】
【物資獲得ダイス】使用
【通常行動の対象キャラクター】
・ロールシャッハ
【通常行動内容】
先月部屋に踏み込んできた覆面の変態(ヒーロー)さん。
正直ただの不審者だと思って放置してたけど、どうやら人助けが好きな思い込みの激しい変態(ヒーロー)さんらしい。
この生活でなんだかんだ助けてもらったし、お疲れ様の意味を込めてマッサージをしよう。

28エドワード:2009/11/07(土) 22:47:59
【特殊能力の使用】有り
半魚人
命令:体力が低い奴を全員助けろ
【休憩】or【物資獲得ダイス】

【通常行動の対象キャラクター】
・空海
・半魚人

【通常行動内容】

「姉さん、事件です。船が……たぶん、沈没します」

「ぜぇ……ぜぇ……はぁ……はぁ……」
足がもつれ、もう歩くのもままならない。
そんなエドワードの前に空海が現れる。

「ふふふ。無様じゃな。どうだ? おぬしも弟子になるかのぅ?」
余裕ぶった空海を見て、エドワードは閃いた。
正確には、空海の隣にいる人物だ。

「半魚人! 貴様に命じるぞ!!
 体力の低い奴を全員助けるんだ!!!」

「ほほう。能力で助かろうとするのか。気に入ったわい」
空海はエドワードに微笑む。
「しかし、わしはそう簡単にはいかんのぉ」

「く……くそ。俺の能力はどうなったんだ……」

29新井刀魔:2009/11/07(土) 22:48:14
【特殊能力の使用】無し
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】エドワード・スイガラ
【通常行動内容】
凄まじい殺気を放ちビビらせる
「くすくす あれえ?お漏らししちゃったの?」
客船内の通路を歩いていた吸い殻は突如倉庫に連れ込まれた
死ぬ
殺される
刀魔の目を見た瞬間スイガラはそう感じた
「うふふ 人に命令したいキミでも命の危険は察する事はできるんだね賢いねー」
刀は持っていない
でも
生き延びられる気がしない
真の剣術家は刀など持たなくとも
人を殺せるのだ
「そんなに怯えなくても良いよ」
その一声で安堵を感じてしまった
「可愛がってあげる」
唇を奪われた
ああ 人に従う喜び
「だからボクに従うんだよふふふ」
「はい…」
「じゃあそのナイフを貸してくれないかい?」
「ボクの刀を奪ったヤツに恐怖と快楽を与えてあげよう」
そう言って
十徳ナイフを手に入れて
刀魔は船室を後にした

30ロールシャッハ:2009/11/07(土) 22:48:43
【休憩】
【通常行動の対象キャラクター】鬼塚
【通常行動内容】
男子生徒を暴行した鬼塚を捕まえ、制裁を試みる。
もしも成功したら、鬼塚に精いっぱいの説教をする。
「これからは、俺がお前をウォッチ(監視)する。
 逃げられると思うな・・・」

31夕霧:2009/11/07(土) 22:49:50
【特殊能力の使用】無し
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】新井刀魔
【通常行動内容】
使用済コンドームの持ち主を推理、刀魔との会話

推理パート
用具室で使用済コンドームを発見した夕霧。事件の匂いを感じる。
コンドームと言えば、落し物の財布にコンドームが入っていた事を覚えている。
その持ち主は……鬼塚先生だった。
その後の調査で裏をとり、彼の体育祭での乱暴、更にSay Yah さんからホストクラブでの体罰を知る。
この夕霧、あの男には良い感情を抱いていなかった。しかし、それとは別に風紀員として許すわけにいかない。


新井パート
「ちょ、ちょっと待った!」
修学旅行初日、例の如く日本刀を押収した問題児、新井刀魔である。
その恨みがあってか、反抗的な生徒の筆頭だ。
「教科書を忘れてきた者は減点1だ」
「それは知ってるよ!何で借りる度に減点なのさ!?」
数学の授業は週6時間。2ヵ月で減点の累積は既に50近い。
「教科書を一冊忘れたら3ヵ月丸々困るはめになると注意を促したはずだ」
教科書を忘れた者は風紀員を通して借りることができる。教科書が無いまま授業を受けた場合、減点4で一発反省文だ。
「ぎー、毎回減点じゃあっという間に減点100じゃないか!」
「ロールシャッハ並みだな」

ロールシャッハの名前に、新井刀魔が思わず吹き出す。ハロウィンの出来事を思い出したからだ。

「トリックオアトリートぉ!」
客室の扉を勢いよく開く。夕霧紅蓮の冷たい眼差しに空気が凍りついた。
しまった、よりにもよってこいつかよ……。新井刀魔も苦々しい表情に変ってゆく。
まずい、この格好はまず過ぎる……。どこから突っ込んでいいか分からないぐらいいろいろ良識的でないこれは減点20や30では済まないかもしれない減点20なんてロールシャッハぐらいしか食らった事ないぞようこそロールシャッハの領域ほら手帳出すぞ・・・
「…ハッピーハロウィン」
はいはい、減点20ね……は?
「と、取り締まらないの……?」
「トリックは取締の対象だ。だからトリートだ」
「あいにく、菓子の持ち合わせが無いようだ。済まないな」
予想外の反応に戸惑っていると、ドアを破壊しながらロールシャッハが現れた。そっちに対しても無表情に「ハッピーハロウィン」。
「礼は無用だ、慣れていない。」
この風紀員は、真面目が過ぎてたまに面白くなるらしい。

しかし、それはそれ、これはこれ。

「こんなちっさい取締より、ホストクラブに入り浸ってる奴ら取り締まれよ!」
「Say Yah さんには既に公序良俗に反しない範囲での接客をお願いしている。
Say Yah さんは世間知に富んだ良識ある立派な人だ」
真面目な顔でホストを褒める風紀員に再び吹きそうになる。が、堪えて反撃だ。
「高校生がホストクラブに通っていーのかよぉ!」
「ここはアラファルド王国領海だ」
日本刀を返してくれないのは気に入らないが、ちょっと風紀員に対する見方が変わった気がする、悪夢の22時間16分24秒前。

32瓜戒学:2009/11/07(土) 22:49:56
特殊能力の使用】使用しない
【休憩】or【物資獲得ダイス】物資獲得ダイス
【通常行動の対象キャラクター】
・半魚人

【通常行動内容】
先月のお礼をしにウォッカを持って部屋へ(消費します)
ベロンベロンに酔わせた後、半魚人の愚痴(特に差別について)を聞いてあげる
(知性の差と売店の商品を生かしてうまく丸め込み聞き役に徹する)
あと酔い覚ましに一緒に泳ぐ

33半魚人:2009/11/07(土) 22:50:54
【特殊能力の使用】無し
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】(最大で三名まで)
・スイレン
・ロールシャッハ
・空海

【通常行動内容】
・スイレンがアトランティスドライバーを喰らいたいそうなので期待に応える。
私のアトランティスドライバーを喰らって生きているとは…なかなかやるな!→褒められていい気分になったスイレンは好感度アップ…するかも…
スイレンの実力を認めて弟子にする。水泳部部員ゲット!
毎日の部活動で鍛え上げることでスイレンの体力アップ!するような気がする。
スイレンは厳しい部活動での半魚人の指導を受けて、どんどん水泳の技術が上がり熱血指導してくれる半魚人に憧れを抱くのであった…

・ロールシャッハと戦って修業。
自分の身体能力に限界を感じてきた半魚人………。
いや、こんなものではない!オレはまだまだ高みに登れるはずだ!!
そんなわけで、魔人レベルの身体能力を持つロールシャッハと一緒にトレーニングすることで自身の身体能力向上に図る。
もちろん、ただとは言わない。ロールシャッハの正義という名の暴力に積極的に協力する。
「二人で悪をぶっつぶそうぜ!!」

もしかしたら相手は「オレ一人でいい…」、「足手まといだ…」
などと言うかもしれないけれど、協力して一緒に悪と戦ううちに半魚人を信頼していくようになるのだ!

・空海先生の下で仏法+衆道のお勉強。→積極的に順応に従う弟子を空海先生も気に入って好感度アップ!
みっちりお勉強することで半魚人の知力も上がるかも…?

34ルイス:2009/11/07(土) 22:51:48
【特殊能力の使用】システマチック
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】
・山佐スイレン

「あー、気持ちいいー」

世紀の豪華客船は、沈没した。
この島に流れ着いてもうどれくらい経つんだろう。
波打ち際で目を覚ました僕は、べたついた体を綺麗にする為に
見つけた小さな滝で水浴びをしていた。

同じように流れ着いた彼と、一緒に


山佐スイレン・・・・・・彼の体は痛々しい傷で覆われていた
何があったのかは、怖くて、聞けない。
でも、そんな身体を持ちながらも、彼の表情は決して陰鬱な気配を感じさせず
むしろ、漂流なんて境遇に陥ってしまって、ナーバスになっていた僕を勇気付けてくれる

「ん、どうしたの?」

「い、いや、なんでもないよ」

人の、しかも傷ついた身体をまじまじと見るなんて
ちょっとした自己嫌悪に陥ってしま――

「何暗くなってるんだよー。もっと朗らかに行こうよ!」

「わひゃい!?」

唐突に抱きすくめられて、変な声を上げてしまう
水は冷たいのに、身体がまるで火照ったように熱い

「わかった、わかったから、うん。えーと、そろそろ水浴びをやめて、切り上げよう?
 ほら、食べ物とかも探さないといけないし」

僕はそう提案して、駆けるように岸に上ろうとして――そこで、足を滑らせてしまった

「――あ」

「っ! 危ない――!」

人間、パニックに陥ると、どうしようもないものだ
僕は、滝の流れに流されるまま――海のほうへと、戻されてしまった



キャッキャウフフ

35谺岳彦:2009/11/07(土) 22:58:05
【特殊能力の使用】無し
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】夕霧 紅蓮
【通常行動内容】

岳彦は補習を免れるための勉強を先輩である夕霧に手伝って貰っていた。
本来は長時間イスに座って勉強など出来るような性格ではないのだが、補習を受けさせられると今度の休日に同好会で企画している登山に参加出来なくなるため(船が物資の補給のために港に何日か寄港し、その際上陸も許可されている)頑張る。
頭が悪い分は体力でカバーするため、その反動として禁断症状が出ているみたいで、これも山のため、山のためと呟きながら勉強に取り組む。
そんな様子の岳彦に
「そんなに山が好きなのか?」
と、尋ねる夕霧に対し
「うん。登るのが大変なんだけど、頂上からの景色は格別だよ。でも登るのも大変なだけじゃなくて、そこでしか見えない景色や花なんかも・・・」
岳彦は満面の笑みを浮かべ楽しそうに次々と語りだす。
しばらく耳を傾けていた夕霧だったが、このままだと勉強にならないと判断し
「その話は次の休憩時間にな」
とその場は話を止める。
約束どおり、それ以降の休憩では山やキャンプの素晴らしさを延々と聞かされる事になるのだが、それを本当に嬉しそうに話す岳彦の話に次第に引き込まれていき
「よかったら先輩も今度一緒に登らない?」
と満面の笑みで誘ってくる岳彦。
「そうだな。お前の話を聞いていて興味が出てきた。機会があれば一緒に参加させて貰うとしよう」
「じゃあ、同好会のみんなに聞いてみる。約束だよ」

数日後、勉強の甲斐あって補習を免れた岳彦と一緒に登山の荷物をリュックに詰めている夕霧の姿があった。
「テントは3人用のがあるから大丈夫。食料は売店で買った缶詰が、そんなに寒い所じゃないから服はそのままでOKでも靴だけはレンタルした方がいいよ」
と、普段の岳彦からは考えられないほどテキパキと準備をこなしていく姿に感心する夕霧。
「本当に山が好きなんだな。それはそうと、これは何だ?」
「あーそれは白金カイロっていう使い捨てじゃないカイロ。ライターで火を点けて使うんだよ。寒くないはずだけど一応念のために、あと大丈夫だと思うけど動物除けの鈴とかも」
「なるほど、良く考えられてる」
そんな風に話しながら、準備を終わらせた。
「じゃあ、明日朝早いから今日は早く寝てね」
「分かった。また明日」
「うん。また明日」
そう言って、その日は早く別れたが、明日が来るのが楽しみで夕霧はその日中々寝付けなかった。

36ンニュー:2009/11/07(土) 23:00:38
2ターン目
【特殊能力の使用】ないよ
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】
黒鐘
【通常行動内容】
生き残るためにこっそり厨房に潜り込むンニュー、するとにっくき黒鐘が。
「あー、ゲキカタマズカボチャスープくれたメガネね!」
余裕でにっこりほほ笑む黒鐘。
「ごめんごめん、カボチャに詳しくなくて、ジャックオーランタン用と食用があるのを知らなかったんだ。」
「わざとじゃ無かったのね?じゃぁ許してあげるねー!」
黒鐘の笑顔とはまた違う、天真爛漫な笑顔をするンニュー。
感情希薄な黒鐘にとっては眩しいものに感じられた。

「君を騙したかもしれないやつのこと、そんな簡単に許していいのかい?」
「お兄さんそんな悪い人には見えないよー。それにあのカボチャの作り物はとってもかわいかったねー!
 今も部屋に飾ってあるねー!(※寂の部屋)
 でもこれから味見はしたほうがいいね!」
「・・・・、すまないね。ある『事件』以来、いろいろ後遺症があってね。味もうまく感じられないんだ。」
「そーなのねー・・・・。じゃぁこれからお兄さんが料理作ったら僕が味見してあげるね!ボクはンニュー フホーシ。お兄さん名前は?」
「・・・・黒鐘 銀だ。よろしく。」

37ンニュー:2009/11/07(土) 23:03:30
>>36
ゲキカタマズカボチャスープ→ゲキマズカボチャスープ

38楸田明彦:2009/11/07(土) 23:03:55
【特殊能力の使用】使用しない
【休憩】or【物資獲得ダイス】物資獲得ダイス
【通常行動の対象キャラクター】秋月草紙、夕霧紅蓮
【通常行動内容1】
秋月君(知力5)のノートを借りる。

授業が始まる前のある朝。
「秋月君、秋月君」
『……!』
「昨日の社会科の授業だけどさー、俺寝ちゃってて。秋月君は授業聞いてた?」
『……(コクリ)』
「お!じゃあノートとかも取ってたりする?」
『……(コクリ)』
「さっすが秋月君〜^^ちょっと借りてもいいかな?」
『……(コクリ)』
「ありがとう!うわ、秋月君のノートって凄い綺麗だねぇ」
『……(〃ー〃)』
「じゃあ借りてくね〜。あ、そうだ!今度俺に勉強教えてよ〜」

【通常行動内容2】
夕霧紅蓮に焼酎を没収されかける。
『没収だ』
「これですか?いや、確かに未成年の飲酒はダメですけど、これは料理に使うんですよ。」
「え?やっぱり信用できないから一時没収?」
「てことは、俺の料理の腕を見れば信用して貰えるってことですよね〜?」
放課後、夕霧紅蓮の所に行って没収された焼酎を返してもらい、
秋料理を作って自分が料理が出来ることを証明したら分かって貰えた。
(持ち物の焼酎⇒飲みかけの焼酎に変更)

39秋月草紙:2009/11/07(土) 23:05:47
【特殊能力の使用】なし
【物資獲得ダイス】を振る
【通常行動の対象キャラクター】瓜戒 学
【通常行動内容】

そろそろ豪華客船での船旅も慣れた頃。秋月は売店にいた。
長い船旅。船上にいる限り、日常生活に必要なものは買わずとも揃っている。
秋月がここに来ていたのは、クリスマスプレゼントになりそうなものを買うためだった。
売店の子と談笑しながら、勧められるままに、小さいけれど記念になりそうな置き物をいくつか購入する。
特にお金には困っていないので、出し惜しみしたりはしない……まあ、プレゼントを渡す相手がいるかどうかは別問題だけど。
売店の子にチップを渡して、荷物を部屋に運ぶのを手伝ってもらった。
――ただ、結局この買い物は、意味のないものだったと言える。
買ったものはひとつ残らず、すぐに海の底に沈む運命だったからだ。

40山佐スイレン:2009/11/07(土) 23:06:44
【特殊能力の使用】しない
【物資獲得ダイス】
【行動対象】鬼塚、半漁人

「お掃除終わりました、それではハーレムづくりに行ってきます!!」
「上手くゲット出来たら紹介しろよー」

『余命50日』と書かれた覆面の社長に手を振り、スイレンは勝負に出る。
場所は船上プール。メイド服姿のスイレンは嫌でも目につく。

「あ〜、今日はあっついわねえ。ぬいじゃおっと」

一枚、また一枚と服を脱ぎ、場所が場所だけに水着にも見える勝負下着のみの姿となる。
さらについには下着も脱ぎ棄ててスッパとなった。器用にチンチンは股の間に挟み込んであり
ひんぬー少女そのものの全裸である。だが、周りの反応は冷たい。女装少女としてのモードだった
昨日以上に反応が薄い。
(あれー、おかしいなあ。私の本気少女力でも反応ないなんて。こいつら皆ガチホモなの?)
それで正解なのだが、まだ気付く事はないスイレン。と、その時プールから半漁人が飛びだした。

「ギョギョー!この船には女は乗ってないはずだぜ。怪しい奴め、
さては最近噂のこの船に存在する悪意とかってのはお前の事かー?」
「え、えっ」

アトランティスドライバーを喰らいそうになり大ピンチ!
そこに助けに来たのはプールでセクハラをしようとしていた鬼塚だった。

「待ちなー!こいつは男だぜ!」
「やーん、オチンチン引っ張りださないでよ!!」
「す、スマンギョ。でも何でこんな格好していたんだギョ?」
「だってぇ、男の子達と仲良くなりたいんだもん!何で私に欲情しないのよあんた達ガチホモ?」
「「うん」」

ここにいたりようやくここでの正しい振舞い方に気付いたスイレン。
だったらどうすればモテルのかと胸とか足とか絡ませながら二人に聞く。

「こーなの、こーすればなびくの?好感度アップなの?」
「んー、もー少し恥じらいを持ちながらだな」
「あとお尻振り過ぎだギョ」

自分好みにしようと色々教える二人の男達。まんざらでもない様子だった。

41空海:2009/11/07(土) 23:22:28
【特殊能力の使用】なし
【休憩】or【物資獲得ダイス】休憩
【通常行動の対象キャラクター】
・Say Yah さん
【通常行動内容】
ノートに習字道具を使い自分の書として有難い言葉を記して、Say Yahさんにプレゼントする。
この国宝級の書をSay Yah さんの店に飾ることで、Say Yah さんの店の格が上がる。
(注:空海は日本三筆の一人)

「これでお主の店も繁盛するだろう。ほれ、あそこの棚に飾るといい。」

42hugu:2009/11/07(土) 23:47:40
【特殊能力の使用】なし
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】空海
【通常行動内容】

「ううう……」

 気が付いたらマスオも空海も他の聖薔薇学園の生徒たちもこの孤島に流されていた。
 あの夢の通りだ……。夢の中で、僕が呟いていた、あの言葉の通り……。
 
「うっ、マスオさん、か……?」
「気付いたのかい、空海くん!?」

 空海はマスオの胸で目を醒ました。だが、途端に咳き込む。体力のない空海は漂流の際にかなり体に負担をかけてしまったのだろう。

「な、何か、食べるものを見つけてこないと……」

 マスオは焦る。だが、辺りには何も見当たらない。あるとすれば、彼らの眼前に茫洋と
広がる海ばかり……。マスオは意を決して海中へと歩を進めた。

 そして、数十分後、マスオは空海に海の幸を届けていた。
 空海はほころぶが、しかし――、

「マスオさん、君は泳げないんじゃなかったのかい?」
「そ、それが……。泳げないと思ってたんだけど泳げたんだ。あはは、どうしてかな? 必死だったからかもしれない」
「ありがとう……。マスオさん、嬉しいよ。わしのために無理をしてくれたんだね……」

 そう、空海の言うとおり、マスオはカナヅチのはずだった。
 だが、何故だろう? 彼には泳げるかもしれないという、何か確信のようなものがあったのだ。
あの夢の中に出てきた化け物たち。彼らのように水中を自由に泳げるような――、
そんな自分の姿を、何故かフグ田マスオは夢想していたのだ。
 と、その時、海の幸を頬張っていた空海の目が不意にギョッとこわばった。(精神減少)

「マ、マスオさん、それ……」
「エエーッ!?」

 マスオは叫んだ。彼の手が……! 指と指の間に……! まるで水棲生物の水かきのような
奇妙な膜が張られていた!

「く、空海くん……。ぼ、僕の体は一体、どうなって……」
「き、きっと、手足指縵網相(しゅそくまんもうそう)だよ」(※)

 空海とマスオは二人して顔を見合わせ、ぎこちなく笑う。だが、彼らは気付いていた。
 自分たちに近付きつつある、何か得体の知れぬ狂気の気配を。彼らを翻弄しようとする、
忌まわしき血の呪いの影を――……。

※仏の身体に備わっている三十二の特徴の一つ。手足の各指の間に鳥の水かきのような金色の膜がある。

43半魚人:2009/11/07(土) 23:47:56
【特殊能力の使用】無し
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】(最大で三名まで)
・天条院佐吉
・エドワード・スイガラ
・Say Yah さん

【通常行動内容】

NPC「うおおおお、なんかよくわからんけど船が沈んだぞーーーーー!?」

体力が低くて溺れている天条院、スイガラ、甲冑着て溺れてるSay Yah さんを救出して
なんとかその辺の無人島に辿り着く。

「む、いかん息をしてないぞ!!」

「セントヘレンズ大噴火ーーーーーーー!!!!!」

『『『ブゥーーーーーーー!!!!』』』

突如、三人を締め上げ水を吐かせる半魚人。

「ぐ、ぐむー……」

NPC「やった!Say Yah さんとその他が息を吹き返したぞ!!!」


天条院、エドワード、Say Yah さんが目を覚ますと…そこにいたのは…
逞しい肉体…艶めかしくきらめく鱗を全身に纏った…魚類であった…

「大丈夫かギョ?しっかりするギョ!」

「男前な顔が台無しだギョ。さあ、この万華鏡を鏡にして身だしなみを整えるギョ!」


三人の好感度アップ間違い無し!!

44フグ田マスオ:2009/11/07(土) 23:48:04
↑名前間違えました。マスオです。

45天条院佐吉:2009/11/07(土) 23:53:37
【特殊能力の使用】
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】夕霧、Say Yahさん、半魚人
【通常行動内容】
無人島に打ち上げられたのはたったの20人ほどの男だけだった。

『翔子ちゃん、里佳子ちゃん、友美ちゃん、亜里沙ちゃん、理子ちゃん、咲絵ちゃん、菜々実ちゃん、なつみ ちゃん、美咲ちゃん、智世ちゃん、静ちゃ〜〜ん!!』

女の子を捜して朝晩島中を探し回る佐吉。

「おい、佐吉。いい加減にしろ。ただでさえお前は体が弱いんだから。それにお前漂着してから何も食ってないだろ」

『夕霧、お前も手伝ってくれよ。島の反対側に漂着してるかもしれないだろ。』

「そのために火を常に燃やして煙で生存者を誘導してる。あれから丸3日以上経ったが最初に同じ浜に流れ着いた俺達以外誰も見つからないんだ。他には誰も流れ着いて無いと思ったほうがいい」

『他の島に流れ着いてるのかもしれない。筏を作るから木を探そう』
「半魚人が周囲10キロまで泳いで調べてくれたがどこにも島は無いそうだ」

『それでも、それでも…俺が女の子を助けないと!
お姉ちゃん達に言われたんだ。佐吉は男の子だから女の子を助けてあげなさいって。
俺が居ながら女の子を辛い目にあわせたりしたくないんだ!』

「佐吉!いい加減にしろ!」
バシィン!

佐吉の頬に平手が舞った。
「Say Yahさん!!」
「女の子の前にまず自分の体を大切にしろ。女の子はきっと無事だ。お前がこんなところで力尽きたら、その方がよほど女の子が悲しむんじゃないのか?」

『せ…Say Yahさん…。確かに、確かにその通りでした。
そうだ、女の子はきっと無事でみんなで俺のことを心配してくれてるに違いない!
そうと決まったら脱出だー!さっさと日本に帰るぞー!』

「ギョギョ!その前にまず腹ごしらえだ!取れたての魚だぞ!」
『半魚人!よく見たらお前結構うまそうだな!食っていいか?』
「か、勘弁するギョー」
『待てよー、止まらないと撃つぞー』ズギューンズギューン
「お、お前、どこでそんなもの手に入れたんだ。没収だ没収ー!まて佐吉ー!」

「ふっ。相変わらず騒がしいやつだ。だがお前はそうでないとな」
一人取り残され、馬上で笑みを浮かべるSayYahさんであった。

46Say Yah さん:2009/11/08(日) 00:04:13
事前に考えてたネタが使えないのが寂しいので、
ネタを勝手に貼ってくぜ!!


『3ターン目行動』(すでにゲームオーバーしてるので、スルーして下さい)

【休憩】or【物資獲得ダイス】物資獲得ダイス
海岸を散策し、サバイバルに使えそうな漂着物を探す。
「こ!!これは!!!!!」
海岸にはな、な、なんと!!
無数のドンペリ!!ワイングラスセット!!西洋甲冑!!そして馬も無事だ!!!!

「フフフ……そういう事か……」

文明も物資も無いこの島
こんな場所でも神は俺にホストであれ、と。

「俺は!!この島の夜王になる!!」

BGM:tp://www.youtube.com/watch?v=3nOM99MorKs

【行動】

『第三話:大切な人』

空海にプレゼントをする。

季節はもう冬。
無人島での寒さは身に染みる。
「師匠……そんな格好じゃ寒いでしょう……これを使って下さい……」
そう言いながら、自分の来ていた西洋甲冑を空海に着せるSay Yah さん。
「ああ……暖かい……まるでSay Yah さんに抱きしめられてるようじゃ……」

47エドワード:2009/11/08(日) 00:05:14
【特殊能力の使用】なし
【休憩】or【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】
・新井刀魔
・黒鐘 銀

【通常行動内容】
折り紙セットを使用して、クリスマスの飾り付けを創る。

「姉さん、事件です。漂流した結果、無人島に着きました
 そして、俺の安住の地は……ここにもないんだろうなぁ……」


「なんで俺が飾り付けを……」
文句を言いながらせっせと折り紙でジャックフロストをつくる。

「うふふ。この折り紙が、人間だったらなぁ」
器用に人の形を折り、弄くる新井。

「はぁ……これが本物だったらなぁ」
黒鐘はキン○マの形を折り、嘆息する。

(こいつらは……なぜ、おバカさんなのに手先が器用なんだ。
 なんで、それに俺が混じっているんだ)
そう思いながら、飾り付けを二人に教えながらクリスマスの準備をする。

「「有り難う、エド。こんなところでもクリスマス気分に浸れると思うな」」
二人から礼を言われる。

「ほ、褒められても何も出さないぞ」

48ルイス:2009/11/08(日) 00:05:49
【特殊能力の使用】しすてまちっく
【物資獲得ダイス】
【通常行動の対象キャラクター】夕霧 紅蓮


「全く・・・・・・大丈夫だったか? ほら」

「あ、ありがとう」

焚き火を囲んで、僕と彼――夕霧 紅蓮と向かい合っていた。
記憶は定かではないけれども、浜にほぼ上半身裸で流れ着いていた僕を彼は助けてくれたらしい。
差し出された焼き魚を口に含みながら、僕は彼をじっと見つめていた。
炎の揺らぎの向こう、皆から、【電卓】と呼ばれている彼は、短い間ではあるけれど
軽く触れ合ってみて噂程杓子定規な人ではなかったらしい、というよりも、むしろ

「すごいね・・・・・・これ、全部1人で用意したんだ?」

周囲には、簡易キャンプとも言える設備が出来ていた
聖薔薇学園という、どちらかといえば良家の子女が通うような場所で
こういう方面に知識があるというのは、とても意外で、頼もしく思えた

「大した事じゃない・・・・・・」

慣れているだけ、さ

最後のほうは聞き取れなかったが、彼はぶっきらぼうにそう言って、手元の枝を焚き火に放り込む

「ううん。すごい事だと思う。僕なんかよりも、ずっと」

「やめてくれ。俺は言われるほど――」

「いや、すごいと思う。・・・・・・よく、噂には聞いていたんだ。破天荒な人たちを纏めれる、数少ない人だって。
 僕は――耐え切れずに、逃げたんだ。だから、僕は素直に、貴方を尊敬するよ」

静寂が、あたりを包み込む。それっきり僕たちは言葉を交わす事は無くて
ゆったりと、夜は更けていく。立ち上る煙が星明りに映えていた。


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