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【SS】魔境探索
17
:
GM★
:2008/03/25(火) 01:42:09
◇ ◇ ◇
エピローグ
"月の魔女"月宮かぐやの寝室。
中央に巨大なベッドが設えられた広い部屋で、長い黒髪の美女と金の髪のエルフが抱き合っていた。
「姉妹達のおかげで、準備は整ったわ。順調に行きそうね」
「んっ、私は――まだ、反対……で……す」
首筋に唇が這う。
バスローブの襟元から手を差し込まれ、エルフのものとは思えないたわわに実った乳房を愛撫されると、
金髪を揺らし、エルフ――ソフィー・フルフィウスは、部屋の主――月宮かぐやにしがみ付く。
「どうして?」
「かぐやが危険……ぁぁっ!やぁ、ふぁ」
「そうね。神無月はもう誤魔化せないでしょうね。聖者会議にも排撃の口実を与える」
「それ、なら――ぁふ」
「相変わらず大きくて敏感ね。ふふ、レイナも大きかったけれど、ソフィーには負けるわね」
「ぁくっ、比べるなんて……」
「クスクス。嫉妬?かわいいこと」
「誤魔化さないで下さ……い」
「かぐやさんの動きがとれなくなっても、貴女は充分に動けるでしょう?それで良いのではなくて?」
「くぅ、絞らない……で、あぁ。けれど、ふぁ」
「こういう風に愛してあげる機会が減るのがイヤなのかしら?」
「ち、違いま……すっ」
「では、かぐやさんの指示通りにね。いーい?」
「う……くぅ、は――い」
「良い子ね。ご褒美をあげる」
「やぁっ!それは……」
かぐやに快感を与えられながらソフィーは思う。
(逆らえないのは解っています……。でも……私の為では無く、かぐや……貴女の為に……)
意識がゆっくりと快感に溶けてゆく。
ソフィー・フルフィウスは月宮かぐやに逆らうことが出来ない。
――かぐやを護ることさえ、拒否されれば従うしかない。……それがとても悲しかった。
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