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凄腕の殺し屋Rに依頼するスレ

627M:2019/03/19(火) 23:27:35 ID:???
(3)
「よしよし」
アンを撫でた。美しいブロンドも、長時間手入れされてないせいでべとついている
一応、王の方を見る。王も頷いていた。
肛門の魔法を解く
ブリ、ブリブリ、ブリュウ
凄まじい勢いで、糞が出てきた。
「ふ、ぐ、ああ・・・」
羞恥と排泄の快感が、せめぎ合っているのだろう。下着はすぐに糞の重さを支えきれなくなり、ずり落ちた
「あれ?アン、意外と下の毛の手入れは怠ってるんだね。腋の毛も」
「!こんな姿勢で、何日も!」
少し元気を取り戻したらしい。赤面しながら、こちらを罵ってきた
そして、再び異変に気付く
「なに、これ・・・」
排泄が、止まらないのだ。すでに足首は埋まっている
「何をしたのよ!」
「これが、君の処刑法だ」
「!」
自分の周りを囲う水槽。その意味に気付いた
「お前ら・・・!」
普段からは想像できない口調と声を出すアン。尻に力を入れて止めようとするが、無駄だった
「正気じゃない!こんなの!」
「なんなら、グレアがどんなふうに死んだか教えてあげようか?」
「!?」
しゃべるのをやめた。恐怖が勝ったのだろう
「くっ!」
また舌を噛み切ろうとしたので止めた。そして、顎の関節を外させてもらった
「あが、ががが・・・」
「ここまでやったら、僕のやることもあまりないね。ちょっと早いけれど報酬をもらってもいいかな」
王は頷いた
グレアの二つの角を拾う。そして、リス型、ネズミ型のモンスターを使って骨の欠片まで回収させる
「・・・!」
グレアの遺体をどうにかしていることに、アンは何か言いたげだった
その間にも、糞はヘソの辺りまで迫っていた
「声がきけないんじゃ味気ないかな」
魔法で声帯を弄る。出てきたのは、予想通りの罵詈雑言の類だったが
グレアとともに、学院の双華と呼ばれたアンが、こんな言葉を発していたと知ったら生徒たちはどう思うだろう。そんなことを思った

少しずつ糞が口に迫っていく
最後の意地だろうか、命乞いはしようとはしなかった。だが
「ごめ・・ん・・・オーウェン・・・グレア・・・」
その言葉を最後に、アンは糞の中に沈んだ
しばらくは糞がもぞもぞと動いていた。その動きが激しくなったかと思うと、やがて動かなくなった
「・・・死んだか」
王は、ただ笑っていた

そのまま数日
アンの糞で満たされた水槽から、腐敗臭がしてきた
滑車でアンの死体を引き上げる
自らの糞で塗れ、何より水死体のごとき様相を呈していた
体内に充満した腐敗ガスによって全身が生前の二倍以上まで風船のように膨張し、眼球や舌も膨れ上がって飛び出している
体中の表皮が剥脱して真皮を露出し、頭髪は残ってるが、学院の双華の片割れたる面影は欠片も感じられない
そんなものを見ても、王は満足そうな顔を浮かべていた。まるで、二つとない芸術品を見ているかのようだった

「とりあえず、依頼はこれで終わりだね」
アンの腐乱死体を眺めている王を放って、グレアの角とかき集めた骨を持って部屋を出ていった


後日、王の元に脚に手紙と瓶を括りつけられた伝書カラスが舞い降りた
『王様へ。この手紙が開かれて読まれているということは、とりあえずあなたは生きているのでしょう。
今でも王宮の玉座で座っているのか、それとも、処刑寸前の牢屋か、あるいはあの地下室か。もしかしたら、落ち延びて流民になっているのかもしれないね。
なんせ、こちらはここしばらく新聞もろくに見れてなかったので、あなたの国の情勢がどうなったのかわからない。けれど、手紙をこうしてしたためたくなった。
あの依頼で受け取ったグレアの角と骨、それらを使って反魂の術でグレアを蘇らせたんだ。蘇生の術としては、原始的なもの。だから、厳密にはグレアが蘇ったわけじゃない。グレアとよく似た赤子が生まれたようなものだ。
それでも、食欲は旺盛。まだ言葉もしゃべれないのに、音楽に興味を示してピアノを早くも弾きたがったりとかわいいものさ。
これがグレアの紛い物でしかないということはわかっている。でも、こうしたかった。あなたは僕を笑うかな。

もしも達者ならば、紙の残りの白紙部分にでも返事を書いてまたこのカラスに括りつけてほしい。それと、グレアが初めてした糞を瓶に詰めておいたから、自由にしてね 親愛なるMより』


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