凄腕の殺し屋Rに依頼するスレ - 1549670837

179：R：2019/02/16(土) 12:13:11 ID:???: >>118の任務を完了したので報告する。

今回の標的、風間アキラの居場所を突き止めた私は、彼女宛に一通の手紙を送った。
彼女は行方不明となった己の兄を探しており、その仇を取ろうとしている。それを利用し、彼女を山の中へ誘き寄せた。
貴様の兄を殺したのは私だ。おまえは私を追っているようだが、私は逃げも隠れもしない。おまえを殺し、兄弟ともども仲良く地獄に送ってやろう。

彼女は深夜の河川敷に姿を現した。バイクに跨がり、フルフェイスヘルメットと黒いライダースーツを身に付けている。街路灯が唯一の照明であるため辺りは薄暗い。標的は雑草を踏みしだきながら、川にかけられた橋の高架下まで歩いてきた。
「待たせたな。俺が風間醍醐の弟だ」
彼女は自らを弟と名乗った。。
「俺とタイマンで勝負しろ。兄貴の無念は俺が果たす」
威勢の良いことを口にする。戦いを挑まれた私は、無論その喧嘩を受けることにした。

……

こうして始まった喧嘩は、次第に一方的な展開となり、弱者を喰らう処刑へと成り下がっていく。

「ぐあぁあっっ……！」

標的が私の拳を腹に受け、橋桁に背中をぶち当てる。腹をやられた標的は、右腕で腹を抱えるようにして背筋を丸める。

「ぉ、ぐ、げっっ……」

ヘルメットの中で嘔吐してしまったのか、首筋から吐瀉物が漏れだしてこぼれ落ち、黒のライダースーツを自らの汚物で汚していく。

その様子を見た私は、この手の不良学生が最も忌み嫌う行為をした。
……所詮この程度か。その弱さで素顔を隠すとは思い上がりも甚だしい。拳も蹴りも非力な女のやうに弱々しい雑魚だ。

「……なん、だと……もう、一度言ってみろ……！」

この手の連中は簡単に挑発にのる。私は鼻を鳴らして標的を小馬鹿にして見せた。

……聞こえなかったのか？雑魚女……。

「……俺を、なめるな……っっ！！」

そう言って標的は、若さと気合いだけで立ち上がって見せた。
私は、依頼人の要望を叶えるため、特殊な手袋を嵌めた。パワードグローブである。これを使って私が拳を奮えば、そのヘルメットはどうなるか……

「兄貴っ……力を、貸してくれっっ……！！」

そう言って、標的は私に向かって走り込んで来た。その動きは初めの時よりも素早くなっている。蹴りも拳も先ほどよりも速さが上がっている。
しかしーーそれがどうした、というのだろう。
女は私の頭部を狙って渾身の右ストレートパンチを繰り出した。私はその拳の動きを完全に見切り……

ベコンッッ！！

パワードグローブで強化された私のカウンターパンチ。その威力は激烈で、ヘルメットを凹ませて横に亀裂が走った。視界を確保する透明なシールド部分が砕けて破壊される。
その拳を食らった女は九十度以上首をひねらせる。私に向けて繰り出したパンチが力を失い、標的はその場で膝をつく。
膝をついた標的に、私は瓦割りの要領で、標的の脳天から拳の一撃をお見舞いした。

ボグシャッッ！！！

標的のヘルメットが完全に割れた。
脳を破壊された標的は、当時に全身痙攣を開始する。私はその痙攣に構うことなく、落花生でも剥くように、私はヘルメットの破片を手にとって放り投げていく。
依頼人から提供のあった写真通りの素顔が晒しだされた。カウンターで顎を砕かれ、脳天への一撃で目が飛び出し鼻の両穴から血を流していた。
私はこの無様な表情を写真に納めた上で、標的を仰向けに転がした。脳をすでに破壊されているためか、もはや私が何をしても抵抗する素振りはない。

露出が一切ないライダースーツを脱がせていくと、むわりと汗で蒸された湿気と臭いが私の鼻に届いた。上半身を脱がすと、汗を大量に染み込ませた迷彩柄のタンクトップが現れる。私はそのタンクトップをたくしあげて胸を露出させた。
少し苦労しつつも、スーツの下半身をずり下げていくと、黒のスパッツを穿いていた。それもずり下げると、むわりと汗と入り交じったアンモニア臭が臭ってきた。筋肉質な太ももの間に、汗と失禁でびしょびしょに濡れた陰毛が姿を見せる。
胸と性器を露出して倒れている写真を撮る。これが風間醍醐の「弟」の正体であった。

仕上げに、私はこの女の腹に跨がった。
このパワードグローブの攻撃を、生身の顔に食らわせたら一体どうなるのか。試してみることにした。
私は完全に失神している彼女の顔に一撃を食らわせる。

そのたった一撃でーー口のなかから折れた歯が飛び出し、鼻が完全に潰れた。顔がぶくぶくと赤く腫れ上がりはじめ、顔のパーツすべてが複雑骨折して原形を留めることができなくなった。
顔の上で擂り潰されたかのような有り様の表情を写真に納める。これらはすべて、依頼人に送り届けることにしよう。

報告は以上だ。
1950万ドルをスイス銀行に振り込んでくれたまえ。