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シンフォニック=レイン攻略、ネタバレスレ

468名無しさん:2004/04/13(火) 23:41
>>461>>464をみて、今日バイトに行ったわけですよ。
それで今日は忙しくなかったわけですよ。
それはつまり何か余計なことを考える余裕があるということで、その余裕の部分で
>>461>>464の発言を思い出したわけですよ。
そうしたらこんなのが発生しますた。


「どうしたの、トルタさん。調子が悪いみたいだけど」
少し練習をした後に、私はそう聞いてみた。
「え、そう……?」
「ええ。何かあったの?」
「そう……なんだ。
うん、昨日クリス達と久しぶりに会ったんだ。それのせいかも」
「クリスさん達と? そのせいって、喧嘩でもしたの?」
「ううん、そういうのじゃないの。
ただ、学院に居た頃よりクリスがいい顔をしてるな、と思って。それで、ね」
「クリスさん、か。元気だった?」
「うん。今は音楽教室を開いてるみたい。
学院で高評価を受けたっていう噂があるせいで結構盛況だっていってた」
「そう。……うん、突然だけどね、私クリスさんのこと好きだったんだ」
「え……ファルさん、が?」
「最初は課題発表の時の演奏。
それで卒業演奏の時に何回か合わせる機会があって。その時に」
「そう、だったんだ」
「あなたも彼のこと好きだったんでしょう」
「……うん。結局駄目だったけどね」
「やっぱり。見てたら誰でも分かるでしょうけどね。
それで、クリスさん達に会ったせいで、ということはまだ完全に忘れられたわけじゃないのかな」
「そう……みたい。そんなつもりはなかったんだけど」
苦笑しながら彼女は言う。
「そう。でもそんなに長い間塞ぎ込んでても駄目よ」
「ありがとう。私もそう思うんだけど……」
「そう簡単にもいかない、か。そうよね」
「うん。ごめんなさい」
「謝る事じゃないわ。さ、元気出して。何かあったら相談してね」
「うん。ありがとう」
「今日はどうする? もう止めとく?」
「ううん、大丈夫。続けましょう」
「そう、分かったわ」


「ふう、お疲れ様」
「ファルさんもお疲れ様」
「最後の方は調子はよかったみたいね」
「うん。ファルさんのおかげかな」
「ふふ、どういたしまして」
その後も私たちは暫く話をしていた。
私はこちらに背を向けている彼女に声をかけた。
「……トルタさん」
「ん?」
振り向きざまに私は彼女にキスをした。
「ん!?」
「…ん、ふ」
「んん…!」
「は、…トルタさん」
「ファ、ルさ…な、にを」
「私はあなたに対してよく分からない思いを抱くことがあったの」
「…………」
「さっきクリスさんの話をしていた時に、それが自分と同じだったあなたに対する仲間意識のようなものだと思った。
でもそれだけじゃなかった。私はあなたに好意を持っていたみたいなの」
「私は、ファルさんのことはお友達だと……」
「私もそう思ってた。でもそうじゃなく私はあなたのことが好き」
私は彼女に近づきながら言った。
「え……ファルさん?」
「トルタさん。あなたは私のことは嫌い?」
「そんなことは……ない、けど。でも、私たちは……その、女性、ど、うし」
「それでも私はあなたが好き。
トルタさん、あなたは私のことをどう思ってるの……?」
「わ、たし…は……んん!」
私は彼女にもう一度キスをした。
「ん…ぁん……ふ」
「んん…! ふぁ、う…ん」
「ん…ふ。 ふふ、どう?」
「は、ファ、ファル、さ……」
「自分がどう思っているか、分からない?」
「……はい」
「じゃあ……嫌?」
「そう……でも、ない…かも」


いろいろあるだろうが全て

      気  に  す  る  な

正直かいてるだけで身悶えするほど恥ずかしかった。
それでも折角書き留めたんだし、恥は掻き捨てということで投稿してみる。
シナリオライターとか、職人さんはすごいなぁと思いました。




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