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FFDQかっこいい男コンテスト 〜なんでもあり部門〜

1名無しの勇者:2006/07/12(水) 21:32:41
FFDQなんでもあり部門の小説専用スレです。
シリーズ、作品の枠を超えた作品を投稿する時はこちらで。
書き手も読み手もマターリと楽しくいきましょう。

*煽り荒らしは完全放置。レスするあなたも厨房です*

ネタスレについては>>2以降(テンプレ考案中)

24名無しの勇者:2006/07/22(土) 14:16:46
ああああぁメモ帳の折り返すオンのままだった
改行おかしくてすみませんすみませんorz

25名無しの勇者:2006/07/22(土) 16:17:17
爆笑www

26名無しの勇者:2006/07/25(火) 15:56:29
笑い死にしそうなくらい笑いましたwww

27名無しの勇者:2006/11/07(火) 23:41:26
   |
   |∀・) …ダレモイナイ。ホモネタトウカスルナラ、イマノウチ…。
   |⊂
   |

281主×3主fromDQ主雑 1/6:2006/11/07(火) 23:42:48
3主「俺に彼女がいない件について話し合いたい」
1主「……随分と唐突かつくだらない議題だな」
3主「世界を救った伝説の勇者ロトであるこの俺が
   全然モテないってのは世の中おかしくね?」
1主「人の部屋にいきなり入ってきて、そんなくだらない事を言ってくる
   ご先祖のほうがおかしいと正直俺は思う」
3主「あーあ…彼女欲しいなぁ…」
1主「恋人なんて出来たら出来たで結構煩わしいもんだぞ」
3主「…ケッ、彼女持ちの奴には一人身の寂しさなんてワカンネーよな。
   俺なんて生まれてこのかた右手が恋人だぜ、コンチクショー!」
1主「まあまあ、そうやさぐれんなって」
3主「だってよぅ…このままいったら一生童貞どころか、
   チューすらやることなく死んでしまうんじゃないかと心配で心配で…」
1主「…え、マジ?ご先祖ってばキスもしたことないのか!?」
3主「しょうがないだろ!年齢=彼女いない歴なんだから!」
1主「うわー……」
3主「うっ……人をそんな目で見るな!一応、女の人と手を繋いだことはあるんだぞ!
   ………子供の頃、母さんとだけど…」
1主「………」

ポンポン…

3主「ええーい、憐れんだ目つきしながら人の肩を叩くな!」
1主「だってさぁ…」
3主「チクショー……チューしてぇ…
   キテレツのエンディング観ても哀しい気持ちなんかになりたくねぇ…」
1主「ご先祖…」
3主「……はぁ…」

291主×3主fromDQ主雑 2/6:2006/11/07(火) 23:43:26
1主「なぁ、ご先祖……ちょっと、ちょっと…」
3主「…ん?」

(*´з)(゚ー゚ )

(*´(゚д゚ ) チュッ

3主「!!!!!!!!!!!」
1主「良かったな、ご先祖。これで死ぬ前に一度はチューしたとこになるな」
3主「良くNeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!
   何でお前なんかにほっぺにチューされなきゃなんねーんだよ!!」
1主「…あ、ごめん、ごめん。ほっぺじゃ嫌か…」

(   )゚ ) チュッ

1主「………………………………。」
3主「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
1主「…おめでとう、ご先祖。これで今死んでも
   『一度もキスすらしたことない勇者』の汚名を被らなくてすむぞ」
3主「めでたくNeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!
   …うああああ……俺のキスが…俺のファーストキスが……グスッ…」
1主「ちょっ、泣くなよ。ほんの冗談なんだから…」
3主「……はじめてのチュウ……君とチュウ……I will give you all my love…
   涙が出ちゃう……男のくせに………うううっ………(;A;) 」
1主「わ、悪かった!俺が悪かったって!だから泣きやめよー」
3主「だって…グスッ……はじめてだったのに……ヒック……うえぇぇぇぇぇ……。・゚・(ノД`)・゚・。」
1主「ご先祖ってば〜…」
3主「……ひっく…ひっく…」
1主「………」
3主「……ぐすっ…」

301主×3主fromDQ主雑 3/6:2006/11/07(火) 23:44:09
1主「…………………………………や…やばい…」
3主「……?」
1主「……俺、いけるかも…」
3主「……いける??」
1主「ご先祖の泣き顔見てたら俺……男でもガチでいける気がしてきた…」
3主「……へ???」
1主「ご先祖!!」

ガバッ!!

3主「うひゃっ!?」
1主「 や ら な い か ? 」
3主「ヒィィィィィー(((゚Д゚;)))) 」
1主「イイ!怯えた顔もなんか萌える!!」
3主「…お、おい1主!冗談はよせ!!」
1主「本気だってば。ご先祖は童貞のまま死ぬのが嫌なんだろ?
   だったら、俺が脱童貞の手伝いをしてやるよ」
3主「い、いや待て。このシチュエーションって俺が掘られる役だろ?」
1主「うん。そうなるな」
3主「それって犯られても脱童貞にならないんじゃ…?」
1主「ドンマイ。俺はそんな細かいこと気にしない」
3主「俺は気にする!それじゃ掘られ損じゃないか!」
1主「まー、まー。それでも『生涯オナニー勇者』の称号よりはマシだろ?」
3主「…そ、そうか?『ガチムチ勇者』の称号もかなり嫌な気が…」
1主「それにさ、俺には一晩でローラをメロメロにしたテクがあるんだぜ?
   一度味わってみて損はないって!」
3主「そうかなぁ…」
1主「騙されたと思ってさ、俺に身を預けてみろよ」
3主「今まさにお前に騙されているような気がしてならないのだが…」
1主「……チッ、なかなか往生際の悪い……こうなったら……ていっ!」
3主「ひゃううっ!?」
1主「実力行使あるのみ!」

311主×3主fromDQ主雑 4/6:2006/11/07(火) 23:44:50
3主「ちょっ……あっ………どこ触ってんだよ、このバカ子孫!!」
1主「そのバカに弄られて気持ちよさそうな顔してるのは何処の誰かな〜?」
3主「うっ……そ…それは…」
1主「な、自分でするより気持ちいいだろ?
   これからもっと良くしてやるから、大人しくしててくれよ」
3主「………ん……でもこれって…近親相姦じゃ……ヤバクないか……?」
1 「ご先祖って俺の遠い先祖なんだろ?平気だろ、たぶん」
3主「…あっ……でもローラ姫に……んんっ………知られたら…」
 主「男はノーカウントだってさ」
3主「……でも……でもっ……あ…そこはやめ……っ」
1 「ったく、素直じゃないな。こっちの子ロト君は素直なクセに…」
3主「……………なぁ、1主…」
 主「ん、何だ、ご先祖?そろそろ観念した?」
3主「…さっきからお前、点滅してるようなんだけど……それって何かの裏技か?」
1 「……え、マジ?」
3主「うん。マジ」
  「うーん……ま、いっか。続きやろうぜ、続き」
3主「いいのか!?つか、何かさっきより悪化してるぞ!名前の表記が消えてる!!」
  「どうせ只のバグだろ?気にしない、気にしない」
3主「………はうっ!!…そ…そこは…っ!?」
   ご先祖……力を抜いて……
3主「……(゚д゚)」
   大丈夫……怖がらなくていいから…
3主「……1主?」
   痛くないようにするから、心配すんな…
3主「いやいやいやいやいや!待て!これヤバイって!なんかもうカギ括弧まで消えてるぞ!!」
   …マジっすか!?
3主「お前もしかして存在そのものが消えかかってないか?」
   うーん…そういえば意識が朦朧としてきたかも…

321主×3主fromDQ主雑 5/6:2006/11/07(火) 23:45:31
3主「…たぶんこれって、俺がお前に掘られることによって俺の結婚フラグが完全消滅し、
   お前が生まれるっていう歴史が変わってしまったんじゃないか?」
   あー、そういえば昔そんなネタがあったな
3主「やめだ。やめ、やめ!これ以上やったらお前死ぬぞ!」
   えー、これからいいトコだったのに…
3主「エッチなことは中止!消滅したくなかったら俺に変なマネすんじゃねーぞ!!」
  「……ちぇー…」
3主「…ん、今ちょっとだけ回復したぞ」
 主「あ、ホントだ」
3主「ってことは、俺の仮説は正しいってことだな。
   おい、1主。これからはご先祖様を襲おうなんて馬鹿げたことは考えんなよ」
1主「分かったよ……はぁ…」
3主「ため息をつきたいのはこっちのほうだ。
   ったく、どーしてくれんだよ、このバイキルト状態の子ロト君は…」
1主「正直スマンかった…」
3主「…はぁ……結局俺はオナニー勇者なのか…」
1主「まあまあ、本番は無理そうだけど手でならOKなんじゃないか?俺がヌイてやるって」
3主「…ん?いや、待てよ。俺が掘られる側じゃなくて掘る側ならいけるんじゃないか?
   両刀使いって言葉があるくらいだし、男を掘っても女が抱けなくなるってワケじゃない」
1主「え?」
3主「つーワケで1主!さっさとケツを出せ!」
1主「…はぁ?嫌だよ」
3主「何でだよ?さっきまで俺に欲情してたじゃねーか。
   ヤるのもヤられるのも似たようなモンだろ」
1主「だってご先祖って下手そうだし」
3主「ちょ、おまっ、ご先祖様に向かってなに失礼なこと言ってんだよ!?」
1主「それにさっきの消滅騒動で体力消耗してるしな。エッチなことする元気も無いって」
3主「お前に元気が無くても俺の子ロト君は元気いっぱいなの!」
1主「だから手でならやってやるって言ってるだろ…」
3主「このテンションは手じゃ収まらねーよ!元はといえばお前が原因なんだから
   お前の身体で責任取れ!!」

331主×3主fromDQ主雑 6/6:2006/11/07(火) 23:46:11
1主「そりゃないよ、ご先祖。ちょっと前まで俺は死にかけてたんだぜ?
   お前の子孫なんだから少しは労わってくれよ…」
3主「弱ってる俺の子孫より、元気いっぱいな俺の息子のほうが大事だ!」

ガバッ!!

1主「うわっ!ちょ、マジでやめ…」



8主「うわ―――!?しっかりして下さい、2主さん!!」
4主「くそっ、さっきから何なんだ!?」


3主「……ん?なんだか外が騒がしいな」
1主「いつもの喧嘩とは違いそうだけど…」


  「……あれ?…なんだか急に眠くなってきたぞ…」
4主「寝ちゃ駄目だ、2主!しっかりしろ!!」
8主「さっきから消えたり元に戻ったり、一体どうなってるんですか!?」
4主「新種の病気かもしれない!…8主、俺はパデキアを採ってくる!
   それまで2主を頼んだぞ!!」
8主「はい、分かりました。…2主さん、4主さんが帰ってくるまでの辛抱です。頑張って下さい!」
  「……お…おう……頑張るぞ…」



3主「……」
1主「……」
3主「……やっぱ俺、オナニーで我慢しとくわ…('A`)」
1主「早く彼女ができるといいな…」

34名無しの勇者:2006/11/09(木) 21:14:14
投下キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
掘られかける3主かわいいよ3主(;´Д`)ハァハァ

35名無しの勇者:2006/11/11(土) 17:27:42
ちょ、萌え!3主かわいい〜GJ!

36名無しの勇者:2006/11/12(日) 15:55:04
今まで31だったけど13もいけるようになったよ
3主かわいいよ3主(*´Д`)

37名無しの勇者:2006/11/13(月) 21:44:39
GJ!!久しぶりに来たらすごい萌え作品が…!
1主と3主カワユスwwあと248が一緒にいて萌え。

38名無しの勇者:2006/11/26(日) 16:04:54
GJGJGJ!
倍数に萌えまくった

39名無しの勇者:2006/12/16(土) 18:12:37
2主×3主fromDQ主雑

3主「……まずは事情を聞かせてもらおうか?」
2主「それはつまり、おれがごせんぞの上にのっかっていることについてか?」
3主「しかもベッドの上で、だ。いったい何のつもりだ!」
2主「じつはこの間、わからないことがあったんで8主にそうだんしたんだ」
3主「8主に相談するというのが間違っていると思うんだが……そのわからないことってなんなんだ?」
2主「女の方のごせんぞだけど、みんなに男の方のごせんぞとくべつがつかないとか、男っぽいと言われてなやんでるだろ?だからどうやったらたすけられるかかんがえてたんだ」
3主「それは子孫として殊勝な心がけだ。で……ま、まさか。女らしくさせるため夜這いを!……待て!俺は男の方だぞ!!」
2主「それはわかってる。それで8主が教えてくれたんだ。

2主「どうすればいいんだろう?」
8主「逆に考えてみるんです。つまり3女さんが3主さんと区別がつかないのは、3女さんが男っぽいのではなく3主さんが女っぽいのだ、と」
2主「おお!」
8主「2主さん、ここは一つ確認して見たらどうですか?」
2主「何をだ?」
8主「つまり3主さんを……」

2主「で、男の方のごせんぞを女の子みたいにあつかうように言われたんだ」
3主「……てことはやっぱり……ひえぇぇぇぇ!」
2主「あんしんしてくれ、女の子のあつかいかたは前にサマルに教わったからな!」(ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1125877746/617)
3主「ちょ、俺は男だってば!」
2主「そっちももんだいないぞ」
3主「相手はもしかしてサマルか?……って脱がすなこら!」
2主「ごせんぞ、たのむからしずかにしてくれ。いたくなるぞ」
3主「う……逃げようとしても全然動けん、この馬鹿力め」
2主「おとなしくなったところで……いただくぞごせんぞ」
3主「うひいぃぃ!!」

♪チャーラーラーラーチャッチャッチャー♪

2主「ゆうべはおたのしみだったなごせんぞ!」
3主「……もうお婿にいけない……(泣)」
2主「なんで泣いてるんだ?きのうはあんなによろこんでたじゃないか」
3主「く!子孫相手にイクなんて……初代ロトのくせに不覚……」

40名無しの勇者:2006/12/17(日) 08:15:14
5主×6主

5主「ジーッ」
6主「なに人の顔を見つめてんだ?なんだか気持ち悪いぞ」
5主「ジーッ」
6主「おい、その涼しげな視線はやめろ!なんだか胸がドキドキと……ええい!」
5主「おっと失敗失敗。やっぱり誘惑するには一度殴り倒さないと駄目なのかな?」
6主「なんだかよく分からないが、とにかく不穏当なことを考えているということはよく分かった。とにかくそこに直れ」
5主「はっはっは。冷たい顔してラミアスの剣を構えるのはよしてくれよ」
6主「で、何の意味があったんだ?さっきの視線には」
5主「もちろん君を誘惑し」
6主「輝く息」
5主「熱!」
6主「誘惑するなら奥さんか3女ちゃんたちだろ!」
5主「いやいや、僕の愛は万人に平等なのさ。もちろん男性でもね!この間も城の若い兵士と……」
6主「おい、しゃべりながらにじり寄るな!」
5主「君って天空組の最初の勇者だろ?ひょっとしたら、僕や妻たちの遠いご先祖様かもしれないじゃないか。だからたまには親睦を深めようとね……」
6主「それ以上近寄るなあぁ!さもないと──」
5主「よいではないか、よいではないか♪」
6主「ジゴスパ──!」
5主「それより早く、魅惑の眼差し!」
6主「うっ!……てそりゃあ8僧の技でお前のやってるのは単なるウィンクだろうが!」
5主「ツッコミありがとう。でもその間に君を壁に押し付けて行動を封じてしまったよ」
6主「やけに説明的なセリフだな……って俺ピーンチ!」
5主「さあ、このまま僕と睦言を交し合おうか……」
6主「う、う、うわーー!!!」

キーン!
その時、6主の体が光に包まれた!

5主「ここ、これはいったい?」

そして光は急速に消えていった

5主「はて、何だったのかな?とりあえず6主は僕が捕まえたままだし……」
?6主「ううーん、捕まえたまま?ということはここにいる俺はいったい……」
?6主「あれ?そこにいる僕は誰なんだい?」
5主「どうやら危機に瀕して分裂してしまったようだね。どっちが上でどっちが下になる、いやいやそれぞれの出身なんだい?」
下6主「なんなのその表現は……
上6主「俺は上の方だ」
5主「ひょっとして……」
上下6主「「これは……」」
5主上下6主「「「チャーンス!」」」
下6主「え?」
上6主「何で5主にもチャンスなんだ?」
5主「う〜ん、僕よりも先に君たちの理由を聞かせてもらえないかい?」
下6主「つまり僕たちは今、一人が5主に捕まって、一人が自由の身という状態なんだ」
上6主「そう!この状況を利用して……」
下6主「助ける!」
上6主「逃げる!」
上下6主「「……ん?」」
下6主「ちょっと待ってよ!君は僕を見捨てるのかい!?」
上6主「あほう!お前も俺の分身なら覚悟は決めろ!それじゃあな!」
下6主「ちょ……」
5主「……とりあえず、こっちの6主から頂こうかな」
下6主「ひい〜〜!」
上6主「あう!」
5主「おや?……もう一度」
下6主「あぁ、ん」
上6主「う、くぅぅ」
5主「ふむ。こちらの6主を弄ると、あちらの6主もあえぐ。はてさて?」」
下6主「ひょっとして……体の感覚がリンクしている?」
上6主「そういえばライフコッドが襲われた時にも魔王の使いが言ってたな。一人が死ねばもう一人も死ぬとか何とか」
5主「なるほど。二人で一人、ということか」
上6主「それじゃあ逃げるわけにはいかないな。ターニアやバーバラちゃんといる時にあえぎ声をあげたりしたらドン引きだぜ」
下6主「……早く助けてくれよ」
上6主「よし!てえい!」

41名無しの勇者:2006/12/17(日) 08:15:35
バシッ!

下6主「な!」
上6主「俺の一撃を片手で受け止めた」
5主「君たち、なんだか弱くなってない?二人とも」
上6主「言われて見ると確かに」
下6主「僕なんか今は5主に片手で押さえつけられているしね」
上6主「俺もさっきだってギガスラッシュを放ったつもりなのに発動しなかった」
下6主「分裂する前は魔王の使いに勝てなかったというようなこと……?」
5主「そうときたら(ガシッ)」
上6主「は、離せ!」
5主「ふふ、両手に花とはこのことだね」
下6主「いったい何をするつもり!?」
上6主「こら!一人で十分だろ!」
5主「安心してくれ。3(ピー)は得意だからね(笑)]
上6主「伏せ字になってねえぞ!」
5主「まあまあ、二人とも平等に可愛がってあげるよ♪」
上下6主「「((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」」

42名無しの勇者:2006/12/26(火) 15:28:26
読ませてもらいましたGJ!!!6主カワユス(*´Д`)ハアハア

43名無しの勇者:2007/01/07(日) 12:27:50
GJ!お兄ちゃんはそのままお父さんに食べられてしまえ。
もちろん性的な意味で。
しかし分裂って、色々おいしい設定だな。

44名無しの勇者:2007/01/22(月) 00:19:58
3主も6主も可愛いww両方ともすごい好き

453主×4主fromDQ主雑(避難所)0/3:2007/01/24(水) 02:58:49
4主「DQ主雑の避難所のとある長編から設定をお借りしてます」
3主「ご本人様にも許可はもらってんだが(快諾カンシャ!)」
4主「このスレに合うかは微妙だなーとちと心配」
3主「ダメなら遠慮なく言ってくれな」

4主「え、しかも長編の予感……!?」

463主×4主fromDQ主雑(避難所)1/3:2007/01/24(水) 03:00:04
この頃、4主がしょっちゅう俺の部屋に入り浸るようになった。
何をするわけでもなく雑誌を読みあさったり、壊れたパソコンの残骸を分解したり、
とにかくダラダラと好きに過ごしている。
今日もヤツは入ってくるなり勝手に戸棚からポテチを引っ張り出し、
「サンちゃんサンちゃん、これ食ってもい〜い?」
俺が許可する前に開けてしまった。
ポテチの袋を口にくわえて億劫そうにベッドまで這っていって寝転がる。
どこかボーッとした表情でテレビを眺めつつパリパリ……多少こぼしても気にしない。
普段のヤツとはほど遠い。リラックス状態を通り越して単にだらしないってもんだ。
俺はモニターに集中するポーズを取りつつ横目で様子を見てみた。
目が合った。ニンマリ笑う。綺麗な白い歯に青ノリがくっついている。ため息が出た。
「人のベッドに菓子をこぼすな」
「これマズイ。今度コンソメ買っといてー」
俺の小言もさくっと無視し、ほとんど減っていないポテチをゴミ箱に放り込む。
「食べ物を粗末にするな、って俺に言われてるようじゃ終わってるぞ」
「ねえサンちゃん、パソコンそんなに楽しい?」
ベッドをズリ落ちて、四つん這いのままノソノソと俺のもとに来る。
俺が座ってるデスクチェアをよじ登り、グデっと横から抱きついてきた。
「ねえってば。何やってんの?」
「ニュースサイトをチェックしてただけだ」
「変なの。今テレビでもニュース流してんじゃん」
「俺はこっちのが頭に入んだよ」
「入れてどうすんの」
何とかって大臣が賄賂もらってたとか、宮廷法務官の試験で大規模な不正があったとか、
確かに俺たちには縁のないニュースばかりだ。
「どうもしねえよ。それより、歯に青ノリくっついてたぞ」
「ほんと? じゃあ……サンちゃん取ってよ」
――間近で、青紫の瞳がすっと細められた。蠱惑の笑みに射すくめられる。
「取ってよ」
堕天使だの小悪魔だのといった単語が、俺の頭の隅を掠めていった。

473主×4主fromDQ主雑(避難所)2/3:2007/01/24(水) 03:01:08
ゆっくりと唇を重ねた。一応(この辺だったかなー)と舌先で青ノリ取りをする。
4主がくすぐったそうに身をよじった。なるほど、ノリ塩風味のキスは微妙だ。
次からはチョコとかプリンとか甘いものが――。
その瞬間、俺は我に帰った。ちょっと待て、なんで俺を誘う? だってコイツは8主と……。
「やっぱやめ!」
俺は4主の腕を外して、後ろにひっくり返らない程度に押しやった。
「当て馬ならゴメンだ」
ペタンと正座を崩した女みたいな座り方で、4主は俺を見上げる。
「もしかして8主を気にしてる?」
「そりゃそうだろ、あっちは本気で――」
「あはは、サンちゃん勘違いだよ。あっちが当て馬なんだってば」
酷なことをさらりと言う。コイツが何を考えているのか、俺にはもうわからない。
「お前、そこまでひどいやつだったか?」
「アレは気に入ってるけど、すぐ壊れちゃいそうでさ、気を遣うから疲れるもん」
そう言って肩をすくめる4主に、俺は呆れた。
「普段はお前の方がよっぽど繊細に見えるがな。それが全部演技だっつーんなら、
この宿舎のためにも俺がこの場で叩っ斬っとくぞ」
「なんだよ〜。全部演技だったのはサンちゃんの方じゃん。
俺、サンちゃんがこんなにデキるなんてまるで気づかなかったし」
「それは……」
「サンちゃん、人間にしてはヤル方だよね」
人間、の部分に妙にアクセントを付けて、コイツは言った。
「あのときも、俺にとどめを刺したのはサンちゃんだった。
一度吹っ切れると剣にまったく迷いが無いんだ。さすが勇者ロトだよ」
自分の胸の、中心からやや左に親指を突きつけて、4主がケラケラ笑う。
「実はまだ動いてないんだよ。マスドラさえ気づいてないけどねー」
今でも手に残っている、肉を断つ感触。心臓を一突き。
言葉を無くしている俺に、青みがかったパープルアイが不意に近づいてきた。
ついばむようなキス。俺を見つめるその瞳の中心が、昼の猫のように縦長にすぼまる。
その背中にうっすらと透けて見えるのは……まさか。
――バサッ
「責任、取ってよ。人としての俺を殺したのは、あんたなんだぜ?」

483主×4主fromDQ主雑(避難所)3/3:2007/01/24(水) 03:03:44
「4主さーん! 洗剤の買い置きがどこにあるかわかりませーん!」
突然飛び込んできたあまりに日常的なセリフに、俺は一気に力が抜けた。
「ったく、キッチンの戸棚の一番上だって前にも言ったろうがよ!」
さっきまでの妖しい空気はどこへやら、4主もいつもの4主に戻っている。
背中に妙な影も背負ってなければ、瞳の虹彩も綺麗な円形だ。
「ああもうこんな時間か。本当、宿舎に来るとゆっくりするヒマねえな俺」
ドッコイショなどとオヤジくさい掛け声とともに立ち上がる。
「3主、押入れに溜め込んでる下着類、あとでちゃんと出しといてくれよ」
「はあ……」
「晩飯どうすっかな。7主が釣ってきたヒラメがあるからムニエルにしてと……」
まったくいつもの4主だった。
「お、おい」
「ん?」
思わず声をかけたものの、次の言葉が見つからない。
あたふたしている俺に、4主はありえない返事をよこしてきた。
「ああ、さっきの忘れてくれていいから」
……ムチャ言わんでください。
「その代わり、またgdgdしにきても、いいよな?」

部屋のドアが閉じられた。
去り際の4主が残していったどこか寂しげな笑顔に、逆に俺の心臓がヤバイ状態。
「どないせっつーんだ」
デスクチェアの背もたれに全体重を預けて、俺は再びため息をついた。

49名無しの勇者:2007/01/24(水) 22:37:40
GJ! リク答えてくれてありがと〜!
続き気になるよ。たぶん続けても大丈夫じゃないかな?
元ネタ知らない人も、あの長編は読んでおいて損はないと思うし。

500/2:2007/01/24(水) 23:43:04
7主→キーファ前提の、7主→6主です。

511/2:2007/01/24(水) 23:43:21
 へべれけになってすっかりと眠り込んでいる宿舎の面々を背に、酔い覚ましにと6主は外の空気を吸いに出た。
 新しい年を迎えても何も変わりなく、むしろさらに遠慮なく振る舞う他の世界の救世主たちが、6主には好ましいものだった。
 欲を言えば、もうちょっと色気がほしいだろうか。3女ちゃんなんかももうちょっとこうばいんばいんと
「6主さん」
「ばいんっ!?」
 急に背後に立たれて、6主はのけぞった。ふりかえると、少しも酔っていない様子の7主が気遣わしげな顔をしている。
「ばいん?」
「いや、そのなんでもない。えーと、起きてたのか?」
 夜の闇の中で、頭一つ小さい弟のような少年が笑う。
「だってお酒飲むと背が伸びないぞって4主さんが怒るんで。ずっとジュースでしたからね」
「ああ……」
 妙に世話焼き体質な青年の顔を思い出して、6主も吹き出す。
「6主さんは?」
「俺? 俺はたまたま起きただけ」
 答えながら、6主はまどろみの中見た夢を思い出す。下の世界のライフコッドが魔王軍の襲撃に遭った夜。平和なはずなのに何度も繰り返し見る夢の一つだ。
 いつかこの平穏がまたなくなりはしないかと。
 7主は何も問わず、小さく頷いただけだった。そしてまた小さく笑う。
「また今年もよろしくお願いしますね」
「ん、ああ、よろしく」
 お互い深々と頭を下げて、そういえば新年会だったんだよな、と6主は思った。
「猪年でしたっけ、今年は。猪突猛進ですね。羊猛進とかの方がいいと思うんですけど」
「いやそれお前だけだから」
「そうですか?」
 互いに笑い合って、ふと、7主が妙に緊張したような顔つきをしたのに気がついた。

522/2:2007/01/24(水) 23:43:52
 昔なら気付かなかっただろう変化だが、なんとなくわかった。付き合いは長い。
「どうかしたか?」
「……」
 少し寂しげな笑顔が返ってくる。
「僕は、少し押しが弱いところがあるようで」
 ぽつり、ぽつりと語り出す言葉が、いつもにまして弱々しく聞こえた。
「行かないでって、とうとう言えなかったんですよ。好きなひとに。行かないでって言えたら、何か変わってたのかなあ、と思って」
 その言葉に、少年キーファを思い出した。利発そうで元気で、信念を曲げないイメージだった。行くなと言っても行ったろう。そう思ったが、口をつぐんだ。
「でも、過去のことばっかり考えてるのはよくないと思ったんですよね。羊、じゃないや、猪みたいに真っ直ぐ、押しを強く。それが僕の今年の抱負です」
 えいえい、と空に向かってパンチを繰り出す。その頭に、6主はそっと手を乗せた。
「無理しなくていいぞ」
 不意をつかれて涙を湛えた目が、6主を見上げた。すぐにうつむくが、涙声は隠しきれていなかった。
「ずるいなあ、6主さん」
 しばらく控えめな嗚咽を聞きながら、6主は7主の頭を撫で続けた。
「……僕は」
 落ち着いた頃、7主は再び言葉を紡ぎ出した。
「もう後悔はしたくないな、と思ったんです。言わないでああだったらって考えるより、動こうって」
 6主はできる限り優しく、そうだな、と答えようとした。その言葉が発せられるより先に、7主の言葉が届いた。
「6主さんが好きです」
「はぇ?」
 ぱちくりと目を丸くする6主を見て、7主は隙あり、と少し背伸びをした。ふに、と頬に温かいものが重なる感触。
「よくわかんないけど、好きです。えっと、お兄ちゃん……」
 お兄ちゃん、というワードを使われて、上目遣いで見られて、心臓がどかんと爆発したような気がした。ついでに下半身も。
「そんじゃお休みなさい! 今年はアタックしますよー」
 ちょっと前かがみのまま取り残されて、6主はその場にぱったりと倒れこんだ。
 結構まんざらでもないなあ、とかなんとか呟きながら。

53名無しの勇者:2007/01/25(木) 10:14:54
>>45-48
仕事速いな!GJ!
続きが激しく気になる(*´Д`)

54名無しの勇者:2007/01/26(金) 21:25:05
いっぱいキテタ━━━━━━(*゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
上の3×4と7→6は同じ人?
どっちも萌えたよ!

>46-48
小悪魔な4主モエス(*´Д`)4主色っぽいよ4主
プリンで思い出される当て馬8主もモエス
避難所のネタでも思ったけど、3主の前でだけ素になる4主って萌えー

>51-52
7主の告白台詞にこっちまでキュンときた
背伸びする7主かわいい。素直な7主かわいい(*´Д`)

5546-48:2007/01/27(土) 11:41:11
>>49 >>53 >>54
3主「レスありがとさん!」
8主「>>51-52様は別な方ですね。
   あのような激メロカワイイ神7主さん、うちの中の人は逆立ちしても書けません」
4主「ちなみに避難所のも別なお方だよ」

3主「さて、どうも長くなりそうなのでタイトルつけることにしたぞ」
4主「これでいちいち中身を確認しなくとも手軽にスルーできるな」
8主「スルー前提で投下しないでください」
3主「んでタイトルだが、【Ligament】だ。読み方はリガメント」
4主「おい、意味が【靭帯】になってるんだが……」
8主「テキトーに付けたんじゃないんですか?」
3主「違う! 他に【きずな】って意味もあるんだ!」
4主「このメンツで」
8主「きずなとかほざきます?」
3主「ああもういいわ! このひねくれどもめ!」
48主(こいつにだけは言われたくないなぁ)
3主「では本編スタート!」

56【Ligament】[2] 1/3:2007/01/27(土) 11:42:25
お前はすでに死んでいる。なんて懐かしいフレーズを思い出してしまった。
『自ら命を断つことも自然淘汰の一環、ザオリク対象外なんだ』
5主の言葉の通りなら、今目の前にいる彼は、いったいなんなんだろう。

「本当はさ、もしやとは思っていたんだ」
俺がそう切り出すと、共有テラスで洗濯物を干していた4主はひらりと手を振った。
「だから忘れてくれって言ったろ。ちょっと意地悪しただけだ」
「そう言われてハイそうですかってワケにいかんだろうが」
4主の“自殺”を手伝ったのは俺だ。
俺は王者の剣がコイツの急所に届く前に、寸止めしたつもりだった。
確かに仲間を殺されて逆上していたから、殺意に近いものはあったが、
それでもコイツを本気で斬れるわけがない。
だが4主は自分から倒れこんできたのだ。
最初から覚悟を決めていたような、清廉な笑みが浮かべて。
「ひでえよな。伝説の勇者に自殺幇助なんかさせんなよ」
「悪い。なんとなく、あんたなら大丈夫だと思ったから」
パンっと真っ白に仕上がったシーツを広げ、物干しにかける。
そのまま冬の薄い青空を見上げて、彼は一つに結っていた髪をほどいた。
男にしては華奢なその肩に、さらりと翠の髪が流れ落ちた。
「3主なら、ちゃんと殺してくれると思ったから」
「……どうせ甘えるなら、もっと早くしてくれよ」
エビプリの野郎の狡猾な罠も、ただの引き金に過ぎなかったはずだ。
あんな風に追い詰められる前に、ひとことでも俺に言ってくれてたなら。
俺は絶対にお前を守ったのに。

57【Ligament】[2] 2/3:2007/01/27(土) 11:43:06
「それで、どれくらい保ちそうなんだよ」
共有テラスから3主さんの声が聞こえてきた。
いつもアホなことばかり言っている3主さんにしては妙に深刻な声だったから、
僕はつい陰で聞き耳を立ててしまった。
やや間があって、答えたのは4主さんの声だ。
「わかんねえ。このまま一生、今まで通りの生活ができるかもしれないし、
次の瞬間には消えてなくなるのかもしれない。逆に何百年もこのままかも」
その内容に僕は耳を疑った。なにが、なんだって?
「生き返らせる方法は本当にないのか」
3主さんが問いを重ねる。シリアスな口調もそのままに。
「わからん。おかしいよな、ちゃんとここにいるのに生きてないんだもんな」
「頼むから、消えないでほしい」
「俺だって嫌だ」
「世界樹の花ってやつ、探してみるか?」
「千年に一度だと聞いてる。確率はかなり低いだろ」
――なんてことだ。
「3主さん、4主さん、本当にシンシアさん消えちゃうんですか!?」
僕はたまらずに飛び出した。
3主さんと4主さんは、ポカーンとした顔で僕を見た。

4主さんは一瞬、視線を斜め下に向けたあと、近づいてきて僕の肩をつかんだ。
「皆にはまだ黙っていてほしい。彼女が何も言わないうちは」
「じゃ、じゃあシンシアさん本人の意思かもしれないんですか?」
僕の言葉に、4主さんはつらそうに目を伏せた。
確かにそれが彼女の決断だというのなら、止めることは難しい。
でもそれじゃあ4主さんが悲しすぎる。あんなに仲良くしていたのに。
「なんとかしましょうよ、ちょっと死んでるくらいなんだってんですかッ。
 今までずっと一緒にいた大切な人を、そんな簡単に諦めたらダメです!」
「ッブハー! アーッハッハッハッハ!」
いきなり盛大な笑い声が聞こえてきた。3主さんだった。目の端に涙まで浮かべている。
その不謹慎さは、僕を一瞬でSHT状態にするには十分だった。

58【Ligament】[2] 3/3:2007/01/27(土) 11:43:56
8主の会心の一撃を食らい、3主は奥の手すりを越えて盛大に吹っ飛んでいった。
そういえばここ最上階だったっけ。ヤツは庭に転がったまま動かないが、まあいいや。
「まったく、時と場合を考えろってんですよ!」
咄嗟にごまかしてみたが、仲間のことで真剣になるとコイツはとたんに直情型になる。
腹黒錬金術師なんて異名を持ってるが、根は俺よりよっぽどイイヤツだろう。
「8主、ありがとな」
「だ、だって落ち込んでる4主さんを煽ってもつまらないし……」
はいはいツンデレツンデレ。信号カラーの半竜も、今日はかわいいじゃないか。
だからこんなことをお願いするのは、少し気が引けるのだが。
「8主、頼みがある」
俺の言葉に、アイツはやや緊張した面持ちで「はい」とうなずいた。
「シンシアのことは少し冷静に考えを練るから、今はおいといてくれ。
 当座の問題は俺の方なんだ。いろいろあって気持ちが不安定でさ。
 もしなんか俺の様子がおかしいなと思ったら、落ち着かせてほしい」
「わかりました。どうすればいいんですか?」
「ああ、こうやって――」
8主の顔を両手で挟んで、俺はついっとキスをした。案の定カタまったから、
それをいいことに強めに吸ってみる。ふむ、ごちそーさん。
「……ぼぼ僕なな7主さんに頼まれてゆゆ夕飯のホホッケの一夜干しを」
そういやここの隅に干してたな。あれを取りに来たのか。
「でではまままたごごごききげんよよう〜〜」
8主はホッケを取ると、デキの悪いロボットみたいな動きで去っていった。

口の中にアイツの唾液が残っている。大切に飲み下して、約2秒。
さっきからうずいていた背中の痛みが止んだ。やっぱりそうか。
そばにいるだけでも効果はあるが、直接的に摂取したほうが効きはいいみたいだ。
――俺は確実に別な生き物に変わりつつある。身体の変化もそうだが、精神的にも。
アイツを殺して喰ったら治るかな〜、とか平気で考えるようになってきた。
それを抑えているのが、あのとき奇跡を起こしてくれた8主の存在なのだから、因果なものだ。
まったく、ちょっと勇者をやめたいと思った罰がこれですか、カミサマ?

59【Ligament】[2] おまけ:2007/01/27(土) 11:44:44
4主「サンちゃんサンちゃん。この話ちっともエロくな〜い」
3主「出た誘い受け魔王。コラしだれかかるな」
4主「サンちゃんカッコつけて焦らすなら、俺8主にいっちゃうよん?」
3主「コラ耳に息を吹きかけるな」
8主「ちょっと4主さんってば!」
4主「8主か、どうした?」
3主「あ、素に戻った」
8主「僕は殺されて喰われちゃうんですか?」
4主「いや血肉じゃなくても。痛くない体液もいろいろあるし」
8主「痛くない体液て……アワワワワ////」
3主「この組み合わせで8主が純な設定は珍しいかもなぁ」
8主「タマネギ持ち歩いていつでも泣けるようにしとくかな」
4主「やめろ、宿舎の食材を無駄にするな」
3主「どっちもそういう問題かよ」

60名無しの勇者:2007/01/27(土) 12:30:53
全身全霊でGJ!
もう自分の中でエロ食物連鎖が止まらないよボスケテ

61名無しの勇者:2007/01/27(土) 16:45:39
ちょwww普通におもしろいんだけど
あの神長編の人とは別人なんだよね?

62小ネタ:2007/01/27(土) 22:38:03
5主「そう、上手だぞ二人とも…2主、今度はそこに指を入れて」
2主「こう、か?」
4主「ん……」
5主「あんまり力を込めると切れてしまうから優しく扱うんだぞ。
  4主、そう、ゆっくり広げて。自分でできるね……?」
4主「ちょっと、難しい……」
5主「仕方がないな、こっちにおいで」
7主「はいサ」
8主「くぁwせdrftgyふjっじkなにやってんですか!」
7主「8主さん落ち着いて8主さん!って、
  ……それ、なんですか?」
5主「これは折り紙と言って異国の遊びだよ。色々な形を作れるんだ。ちなみにこれは鳥」
4主「色も綺麗でいいな」

8主(……よかった、けどなんか複雑な……)
7主(僕、やっぱりムッツリスケベなのかな……)

63名無しの勇者:2007/01/27(土) 22:48:43
>56-58
エロくないのになんかエロいよ!!
誘い受け魔王テラエロス!キスだけなのにエロス!!
あと純情な8主かわいい(*´Д`)
8主は4主の方から迫られると急に乙女になりそうなイメージがあるw

>62
5主の言い方がエロすぎて噴いたwwww
手取り足取り腰取り教えてそうだw

64【Ligament】[3] 0/5:2007/01/28(日) 19:29:07
3主×4主←(?)8主fromDQ主雑

3主「まずは恒例 >>60>>61>>63様 レスサンクス!」
4主「>>61様のおっしゃる『神長編』が避難所454〜のことなら、違う人です」
8主「話変わりますが、このシリーズ348の三角関係って設定でしたよね」
4主「言っとくが直角二等辺三角形だから。そこんとこ大事」
3主「一応、基本は3主×4主らしいがな。まだ俺なにもしてないが」
8主「どっちもどうでもいいです。そんなことより激しく重大なことがあります!」
34主『なんだよ』
8主「この話4主さん総受の設定なのに、なんか僕の方が受けっぽいんですけど」
3主「それはお前がヘタレだからじゃねえの?」
4主「俺ですら襲いたくなるしな」
8主「|||orz ……クックルにカリスマの上げ方教えてもらうかな。クスン」

65【Ligament】[3] 1/5:2007/01/28(日) 19:29:42
今日も翡翠色の髪の少年は、俺の部屋でダラダラとやっている。
俺だけに見せる、無防備で甘ったれな裏の顔。いつからこうなったのか。 
例の事件のあとにも兆候はあった。ネットの件でも俺への評価を変えたようだが、
たぶん一番の理由は、その二つの出来事の間にあった、あのことだったと思う――。

「そんなとこで何やってる。風邪ひくぞ」
宿舎の近くにある公園のベンチで、見慣れた緑頭がうつむいていた。
何の気なしに声をかけた俺は、顔を上げた4主が今にも泣きそうだったので驚いた。
「どうしたんだ?」
「いや、いい加減『可哀想なキャラ』辞めようと思ったら、ちょっと失敗しちゃってさ」
これ以上宿舎のみんなに迷惑はかけられないし、と4主は言う。
「いろいろ考えてたんだ。たぶん周囲も俺自身も、俺を悲惨に思わせてるのは、
 白黒はっきりしない状態が未だに続いてるからじゃないかって」
「その辺のけじめはついたんじゃなかったか?」
俺たちを相手に散々大暴れして、4主も随分すっきりしたように見えていたんだが。
「ほとんどついてる。でも全部じゃない。だからピサロのとこに行ってきたんだ。
 こないだの謝罪も兼ねて、今まで聞けなかったことを確認してきた」
彼はそこで一呼吸おいた。
「魔王たるあいつが……本当にモシャスなんかで騙されたのかって」
「シンシアが命懸けで成した奇跡だろ。お前が否定してどうする?」
思わず語調が強くなった俺に、どこか疲れたように首を振る。
「現実は甘くない。俺が嫌というほど叩き込まれたことだ」
それで?と先を促すと、少年は少しかすれた声で答えた。
「あいつ、ほんの一瞬目をそらしたんだ。気のせいかも、しれないけど」
俺は空を仰いだ。つまり当時はレベル1の取るに足らない勇者の卵を、
P様は気まぐれに生かしてみることにした。シンシアはそのお遊びの犠牲だった、と。
「でも次の瞬間には『不覚だがまったく気付かなかった』と言い切ったし……」
「じゃあヤツを討つ口実を作りたがってる、お前の醜い被害妄想だろうが」
何かにすがり付く様な4主の言葉を、俺は途中で遮った。
もうやる事は決まっていたから、俺はさっさと切り上げることにしたのだ。
黙りこんだ4主に、『信じる心』でも使っとけよと言い捨てて、俺は宿舎に戻った。

66【Ligament】[3] 2/5:2007/01/28(日) 19:30:13
宿舎のリビングでまたカルピスに心血を注いでいた1主が、珍しげに俺を見やった。
「ご先祖が外出なんて珍しいな。ん、またどっか出かけるのか?」
「ちょっとな。6主は…そこに寝てるな。5主はいないか?」
「呼んだかい?」
5主が隣から顔を出す。マドレーヌの乗った皿を持っているところを見ると、
これからティータイムだったらしい。
「すまん、ちょっと付き合ってくれ」
悪いと思ったが、2人を強引に出口まで連れていく(一人はそのまま引きずった)。
ちゃっちゃとルーラ。軽い酩酊感があったあと、風景が一変した。
「モグモグ……どこだっけここ? この禍々しい城は見たことあるなぁ」
咄嗟にマドレーヌを取ったらしい5主が、のんきにあたりを見回した。
「ふぁ〜あ、いきなりなんだよー。いいところを起こしやがって」
6主もようやく目を覚ましたところで、俺は「デスパレスだ」と短く伝えた。
ピサロに会いに来たというのはそれだけでわかる。6主が首をかしげた。
「でもなんでこのメンツなんだ」
なぜかって?
万が一のとき、説得力と戦闘力の双方から俺を止められる人間が必要だからだ。

「私になんの用だ。いきなり抜刀するとは不躾ではないか、異世界の勇者よ」
相変わらず偉そうな銀髪野郎に、俺は至近距離で剣を突きつけたまま、核心から切り出した。
「あんた、偽りの勇者と知りながら身代わりの娘を殺したって本当か?」
後ろで天空組の2人がハッと息を飲む。5主が遠慮がちに声をかけてきた。
「それは本当か3主? でも剣はしまえ、彼はもう敵じゃないんだろ」
敵かどうかを決めるのはこれからだ。
「どうなんだ――答えろ魔王」
「だとしたらどうする?」
不敵に笑う魔王に、俺は安堵した。本当に自分の愛する女性と同じ種族の……
同じ年頃の娘を平気で殺したというのなら、話が早い。
「いい外道っぷりじゃないか。勇者が討つには十分な理由だ」
「ふん、あの甘ったるいお人よしにそれができると思うか?」
「できずに悩んでるよ。だから代わりに、俺が来たんだ」
次の瞬間、ピサロの右の手首から先が、宙を飛んでいた。

67【Ligament】[3] 3/5:2007/01/28(日) 19:30:42
返す刀で、同じ右腕の肘から下を斬り飛ばす。どうせなら左腕をいったものかと迷ったが、
万が一くっつかなかったときのことを考えてやめておいた。
ヤツは声こそ上げなかったものの、驚愕の目で俺を見た。
まさか俺が――4主の仲間が、本気で斬るとは思っていなかったのだろう。
「腕1本落とされれば状況もわかったろ。さて魔王さんよ、次はどこを斬ろうか?」
「やめろ3主! どっちが悪者だかわかんねえぞ!」
6主が俺の腕をつかむ。普段は夢遊病気味のバカ王子だが、戦闘能力はすごい男だ。
ぼやっとした雰囲気から一転、いつでも必殺の一撃を繰り出せる気迫と集中力が全身を包む。
だから俺は安心して、ピサロと対峙することができる。俺は銀の魔王を見据えたまま続けた。
「勇者と魔王。立ち位置が違うだけの肩書きに、ピサロ、貴様は何を懸けてきた?」
「っく。矜持、だったはずだがな」
「だったら、なぜ最後まで貫かない。討つべき敵としても在れず、
 仲間としても貴様はあいつを裏切った。なぜ、半端に悟らせるような真似をした!」
――今にも涙があふれそうになっていた、深い青紫の瞳がオーバーラップする。
切り裂かれるようだっただろうその胸の内を思うと、このバカ魔王は殺しても飽き足らない。
「私とて完璧ではない! 私に罪の意識が皆無なら、気付かせずに済んだはずだ」
言い訳がましいピサロの言に、俺はつばを吐いた。
「それが通用するとでも? あいつは血を吐くような思いで貴様の元まで這い上がった。
 そして超えたにも関わらず、許すことを選んだ。これ以上甘えられる立場か」
「落ち着け3主、俺たちが口を挟んでいい問題じゃないだろう」
冷静さを取り戻したらしい5主が、6主の反対側から俺の肩に手を置いた。
「そういうわけにはいかない。本人に頼まれたことだしな」
「本人って……なに、4主にか!?」
仲間2人に動揺が走る。そのスキに、俺は再びヤツに斬りかかった。
「半端な宿敵なんぞ無用だ、あいつの真の幸福のためにも……死ね」
「3主!」

「――長い付き合いだからな。言わなくてもはっきり伝わってきたぞ」
雄々しい造りの王者の剣と、対照的に優美な意匠の天空の剣が、交錯する。
「頼む、やめてくれ」
ようやく来たか。どんなに俺がピサロの無神経さに腹を立てたとしても、
こればかりは、4主が自分自身でケリをつけなきゃならん問題だからな。

68【Ligament】[3] 4/5:2007/01/28(日) 19:31:10
「誰か自分の代わりにピサロを殺してくれと、俺には聞こえたんだがな」
意地悪にそう言ってやると、彼は剣をおろして、困ったように笑った。
「その通りだ。でもやめてくれ。俺の方が半端だっただけだ、あいつは悪くない」
「違う、両方悪い。二人で反省してな」
後ろを振り返ると、天空組は顔を見合わせて肩をすくめた。
「まったく、こういうことなら最初に説明してくれよ、3主」
5主が苦笑する。だが一国を治める器の5主に、どうせ余計な説明など不要だろう。
実際すでにしっかり流れを理解していて、この場を立ち去ろうとしている。
「大丈夫かピサロ、今回復するよ。すまない、まさかここまでするとは思わなかった」
「お前の友人は本当に手厳しいな。この私がロクに言い返せなかったぞ」
「俺もガッツリ叱られちまったよ。――さて、ちゃんと話し合おうか?」
「そうだな。あんなとんでもない人間に斬られるのは、私ももう遠慮したい」
二人のやり取りを背中に聞きながら、俺たちは外に出た。

「3主ちゃーん、もう普通に戻ってるぅ?」
恐る恐る声をかけてきた6主に、俺は思わず吹き出した。
「戻るってなんだよ、二重人格とかじゃねえんだぞ?」
「でもあれはマジ怖いって!」
5主もうんうんとうなずいている。
「君は本気になると底冷えするようなキレ方をするね。何があったの?」
「4主が半端にウジウジしてるから渇を入れてやったんだよ。覚悟が無さ過ぎだ」
覚悟ってなにが?と6主に問われ、俺は自分の考えをストレートに口にした。
「勇者なんて無用の長物だってことさ。世が平和なら要らんのよ、こんなもん」
俺の返答に5主がため息をつく。その勇者の父として、思うところがあるのだろう。
所詮「勇者」なんてもんは、乱世の末期に希求される忌み名に過ぎない。
特に俺と4主は、生まれながらに勇者の十字を架せられ、それを降ろせない立場の人間だ。
だから「無用」を背負って生きるだけの、絶対的な覚悟が必要なのだ。
6主がつぶやいた。
「以前あいつも、人間やめても勇者はやめられなくて、死のうとしたからな……」
今でも鮮明に蘇る感触。斬った瞬間の、押し潰されそうなほどの罪悪感と喪失感。
――そう、あんなのはもうたくさんだ。だから4主には強く生きてほしいと願うんだ。

69【Ligament】[3] 5/5:2007/01/28(日) 19:31:36
4主が宿舎に戻ってきたのは、その夜更けすぎのことだった。
「おかえり」
リビングのソファから声をかけると、人が起きているとは思わなかったんだろう、
彼はびっくりした顔のまま、ぎこちなく「ただいま」と答えた。
「ピーちゃんときちんと話ツケてきたか?」
読みかけの漫画に再び目を落とし、相手の方を見ずに問う。
4主はおずおずといった雰囲気で近づいてきて、俺の後ろに立った。
「うん。彼女が死んだ後で正体に気付いたけど、エルフと知ってわざと見逃したって。
 シンシアとロザリーを重ねた瞬間に、もう勝負はついていたんだなって苦笑してた」
「へえ。で、トモダチにはなれそうか?」
間があった。首を回すと、彼は口を両手で押さえて肩を震わせている。
夜中だから遠慮しているのだろうが、耐え切れなくなったのか盛大に笑い出した。
「あははは! 何言ってんだ、絶っ対ムリに決まってんだろ!」
5分もしないで喧嘩になったよ、と腹を抱える4主に、俺もつられて笑った。
「そりゃそうだよな。ところで腕はくっついたか」
「大丈夫、切り口が綺麗だったからベホマで一発だった。さすがだよ」
それから後ろから肩を抱きしめられた。
「ありがとう」
耳打ちされた謝辞に、俺はポンポンと緑頭をなぜてやった。
「気にするな」
と、4主は何を思ったのか、いきなりソファを乗り越えてきた。
そのまま半回転して背中から落ち、俺の脚をまくらに仰向けに寝る。
衣服が落ち着かないのか少しの間モゾモゾやって、それからニヘラっと笑った。
「ねえ……サンちゃん」
サンちゃん? 聞きなれない呼称に俺は戸惑った。
光の加減か、青紫の瞳の中心がキュッと縦に細められた気がした瞬間、
「お礼の代わりね」
4主の腕が上がり、俺の襟元をつかんでグイっと引き寄せた。
決して深くも長くもなかったのに……ひどく淫らがましいキスだと思った。

4主が俺の部屋に本格的に入り浸るようになったのは、このあとからだ。

70【Ligament】[3] おまけ:2007/01/28(日) 19:34:00
4主「いーやー!! もう嫌だ! 全然エロが無いじゃん!
   サンちゃん俺を欲求不満で殺す気か!!??」
3主「しょうがねえだろ回想シーンなんだから。コラ服を脱がそうとするな」
4主「回想シーンがどうしたよ! 俺そんなに魅力ないワケ!?」
3主「落ち着けエロ受け魔王、そういうことじゃ……ッハ!」

 |
 |Д`)・゚・。 …デバンスラ…
 |⊂
 |

3主「8主か。ほら、そんなとこにいないでこっち来い」
8主「ヒドイですぅぅ! 0/5とおまけだけって、なんなんですかこの扱い!」
4主「しょうがねえだろ回想シーンなんだから」
3主「ちょwwwおまwwww」
8主「もう本編なんか無視で4主さんを襲って……!」
4主「悪い、なんか興が冷めたからまた今度な。さて夕飯の支度をせねば」
8主「||!|!orz!|!||」
3主「……イキロ」

71名無しの勇者:2007/01/29(月) 00:55:43
>62
ちょwwww8主慌て過ぎwwwww
4主の反応えろいwww

>65-69
3主かっけえええ!!!GJ!!!
そりゃあ4主もおちるわ

ロビーに書き込んでたけど、投下ペースは気にしなくていいんじゃないかな?
気にせず割り込む気まんまんでSS書いてる人間がここにw
むしろ続きが気になって仕方ないです
三角関係萌え(*´Д`)

72名無しの勇者:2007/01/31(水) 00:37:53
>65-69
3主のことはとくになんとも思ってなかったのに
一連のシリーズで急速に萌え対象になったよ。


あと出番なくても8主かわいいよ8主
8主は4主好きすぎて乙女すぎて困る

738主→4主 0/4:2007/01/31(水) 23:55:43
8主→4主の媚薬エロネタ投下します。
すいません、多分続きます。

748主→4主 1/4:2007/01/31(水) 23:56:33
部屋に帰ってきたのが10時頃。
遅かったですね、なんて平然とのたまう不法侵入者の頭をはたいて、
追い出そうとして結局酒とツマミに懐柔されて、
小さな宴が始まったのがその15分後。

8主曰く久しぶりの自信作という
アヤシイ釜から出てきた創作チーズは
城からくすねてきたらしい年代物のワインによく合った。
一瞬、こいつの錬金したものなんざ
何が入ってるか分かったもんじゃないとも思ったが、
まぁ、ヤツ自身も手を付けていたし、大丈夫だろう。
……そういえば、最初の数口以降あまり食べてなかった気もするが……。
まぁ。大丈夫。多分。

無警戒に箸はすすみ、酒もよくすすんだ。
そのせいか、いつもより妙に早く酔いが回り、意識が虚ろになり、
ふと気付くと、さっきまで正面にいたはずの男がいつの間にか横にいて、
いつの間にかその肩に頭をあずけてウトウトしていた。
やたら眠い。
それ以上に熱い。
体の芯が妙に熱くて、熱くて、熱を追い出そうと何度も息を吐くが、追い付かない。
自然息が荒くなる。
苦しい。
熱い。
火照った頬を冷えた頬に押し付ける。
その触れる感触に、冷めるどころか一層何かが燻る。
熱い息を吐いて、何か肩を掴まれ、それにまた息が洩れ、
瞬間視界がどこかへ飛んだ。

758主→4主 2/4:2007/01/31(水) 23:57:11
紫の双貌が呆けたようにこちらを見上げる。僕の腕の下で。
上気した頬におそるおそる触れると、んぅ、と声を出して切なげに目を細める。
少し薬が効きすぎたか。
僕の服をキュゥと掴む手を、それが、
怪しまれない程度には口にしたあのいかがわしい効能のチーズよりも、
はるかに僕の理性を吹き飛ばすことを、
この人は分かっているのだろうか。

浅く開いた唇にしゃぶりつきたい衝動を抑え、そっと頬を撫でる。
ビクリと体が動き、悩ましげなため息が洩れる。
すべらかな感触。湿った髪が指先に絡む。
「どうしたんですか?」
「え……」
何か、様子がおかしいですよ、と努めて平然と囁くと、
ぁ……と、吐息のような声をあげた。
「なんか……酔った……か、な?」
あっつい。そう言いながら頬を包む僕の手にそっと触れる。
指先が絡まる。
「手、きもちいい……」
目を細めて頬を擦り寄せる。
肌が擦れる度、はぁ、と鼻にかかった息が洩れる。
熱いため息が頬を霞める。
咽が、無意識に音を立てる。
「お酒弱いんでしたっけ?」
うるさいくらい高鳴る鼓動をなんとか無視して、
努めて冷静に、平然と、空いている方の手を首筋に触れさせる。
頬以上に熱く、しっとりと手のひらに吸い付く。
ひときわ熱い息を吐いて身をよじらせる。
「……くすぐってぇ」
明らかにそれとは違う表情で抗議する。
指先を遊ばせると、眉間の皺が深くなる。
目をギュッと閉じて、時折体を震わせる。

768主→4主 3/4:2007/01/31(水) 23:57:50
「こことか」
耳元に唇を寄せる。
「ん……っ」
「すごい熱くなってるんですけど」
「ぅあ……あ、」
「こっちとか。すごいかも」
「あ、ぁ、……ん……ッ!」
熱い息を吹きかけて、何食わぬ顔で舌先を触れさせて、
服の中に手をもぐりこませて、
まさぐって、這い回って、唇で吸って、
その度気持ち良さそうな声をあげる。
目を反らしたまま潤ませて、やぁ、とか、はなせ、とか、
溶けそうな程甘ったるい声で、息を荒げて身をよじる。
「あ……!そこ……」
「ここ?」
「あ、ぁ、」
「乳首、いいんですか?」
「ば、やめ……!んぅ……っ」
「好きなんですか?この辺」
既に硬くなったそこをコリコリと転がす。
舐める。
押し殺した矯声。
舌先で弄って、吸って、また優しく舐める。
媚るような甘ったるい抗議。
少しきつめに吸い上げると、首を振って嫌がった。
「そこ……も、いじんなって…なんか、やだぁ……」
涙目で訴えられる。
目があったまま舌先でつついて見せる。
触れる度、あ、あ、と矯声を洩らす。
「そんなに嫌ですか?」
「や、つってんだ…ろ……んぅ……」

778主→4主 4/4:2007/01/31(水) 23:59:10
「嫌そうに見えないんですけどね」
「ぁ、や、……」
キュ、と摘むとまた声をあげる。
涙がポロポロと零れ落ちる。
「も……なんだよこれぇ……」
その雫に、
「マジわかんねぇよ…なんか……」
瞳に、何か、
「なんか…あっついし……苦しいし……」
何か、良くないものが
「体、どこ触られても変な声でるし……」
「でも、なんか全然足りねぇし……」
「むしろ、逆に……」
「……ホント、何だよ……これぇ……」
暗い愉悦が背筋を走る。
理性が音を立てて切れる。

熱い手を引き寄せる。
頬を寄せ、唇を寄せ、舌を寄せる。
ちゅ、くちゅ、と水音をたてながら指先を口に含む。
舌と歯で愛撫すると、また高い声を出して身をよじる。
「気持ち良いですか?」
「ば……!」
「気持ちいいんでしょう。でも、ここじゃ足りないんですよね?」
「あ、……ふっ…」
「もっと別のところ、いじって欲しいんでしょう?」
「あ……」
「じゃあ」
どこをどうして欲しいのか、先に4主さんがしてみせて下さい。
耳元で囁いてそっと促すと、ノロノロと起き上がり、僕の腰にしがみついて、
おぼつかない手つきでベルトをはずし、衣服を剥き、
既に硬くなった性器を躊躇いもなく口に含んだ。

78名無しの勇者:2007/02/01(木) 19:45:31
エロキター!!! 言いなり4主テラカワユスww
覚悟キメてるくせにどっかビクビクな8主萌えwww

79名無しの勇者:2007/02/01(木) 20:32:19
続きはまだですか(;゚∀゚)=3

80続きを待つ間に小ネタ:2007/02/01(木) 20:40:45
3主「おうちにかえろ〜ぉぉ♪シチューをた〜べ〜よぉ……ん?」

3主「台所の方からよからぬ声が聞こえる……」

5主「もうこんなにきゅっと締まって。そろそろいいだろう?」
7主「まだです……待ってください」
3主(ちょ、若妻プレイktkr!(;゚∀゚)=3ハァハァ)
5主「ああ、赤くなってる。とても魅力的だ」
7主「あの……」
5主「こりこりと歯を立てて、吸い付きたいな」
3主(おおっ、エロスエロス!)
7主「5主さん……」
3主(焦らすなあ、早くやっちまえよ)

7主「そんなにサロンにぶちこまれたいんですか?
   たかが魚介類で興奮しすぎです」
5主「グランバニアは漁業が発達していなくてね。ああこのエビのぷりぷり感!」


        ∧∧
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄

1主「なにしてんだご先祖。お、今日はシーフードカレーか」
3主「俺溜まってんのかなー……」

81名無しの勇者:2007/02/02(金) 00:04:04
84エロGJ!!!!1!!
為すがままな4主がエロス!!
小悪魔な4主も魅力的だが
無自覚フェロモン天使な4主もイイ!

82名無しの勇者:2007/02/02(金) 23:52:25
>>80
珍しくサロン大王がミスリーディングをする側になってるwww
3主! 素直に言えば相手は周囲にいくらでもいるじゃないwww

83【Ligament】[4] 0/4:2007/02/03(土) 01:24:26
3主×4主←(?)8主fromDQ主雑

4主「まずは御礼、>>71様、>>72様、レス感謝です」
3主「>>81様、こんなうちの小悪魔を気に入っていただいてありがとう」

4主「それにしても……つまんないなあ」
3主「なにが」
4主「誰かさんがカイショーなしだからさぁ。ちーっとも発展しないんだもん」
3主「そりゃお前、あんまりあからさまに迫られても可愛げっつうもんがさ。
   かえって引くっていぅぶぼべあ!」
4主「サンちゃんのバカぁ!!」ダダダダ!!
3主「……ちょ……一撃でHP1……誰か……ベホマ……」

8主「4主さん!? どうしたんですか!?」
4主「……あ、あれ? いや何でもない」
8主「でも泣いてるみたいじゃないですか!」
4主「いや本当に大丈夫。なんかお前の顔見たら落ち着いた」
8主「え? もう4主さんったらぁ、実は僕のこと信頼しまくってるんですね。
   顔を見たら落ち着いた、なんて」
4主「そういうのでもないんだが……うん、冷静になった。ありがとな」
8主「いいんですか? ま、困ったことがあったらいつでも相談に乗りますよー」

4主「サンちゃんゴメンね、やりすぎた」
3主「いや、俺も悪かったよ」
4主「うん♪」

8主「なーんか大きなチャンスを逃した気がしてしょうがない……。
   ひとまず本編スタートです」

84【Ligament】[4] 1/4:2007/02/03(土) 01:25:09
最近4主の方から誰かに絡むことが多くなった、と7主から相談された。
「エロ撲委としては見過ごせないんだけど、なにせ4主さんが相手だから」
怖くてお得意の羊軍団も呼べないそうだ。
そもそもこのスレでエロ撲委は無謀じゃないかと思ったが、それ以前に、
4主がサロン発言を他の連中の前でもしている、という事実が気になった。
――俺のこんな姿を見せるのはサンちゃんだけだよ。
アイツはそう言っていたんだが。
「わかった。この件は俺に任せとけ」
「ありがとう3主さん。僕、今日はフィッシュベルに戻るから、よろしくね」
彼はわざわざそう断って、俺の部屋を出て行った。
自室に引きこもっていることが多い俺は気づかなかったが、
7主が一日でも宿舎を空けるのをためらうほど、深刻だということか。

その日の夕方。廊下に出ると、階下から6主の歓声が聞こえた。
「いいぞーやれやれー!」
リビングの方らしい。行ってみると、4主がソファに1主を押さえつけていた。
「なんで嫌がるんだよー、こういうのを期待したんじゃねえの?」
マウントポジションで哄笑する4主。6主の他に5主と2主がいる。
「俺が悪かったって! ちょっとからかっただけだろう!?」
1主のほうは「どうしていいかわからない」という表情だ。
4主が彼の胸のあたりをまさぐりはじめると、本気で怯えの色が混じった。
テーブルの上では、ローラフォンが悲鳴のように鳴り続けている。
最初こそはやし立てていたらしい面々も、戸惑うように顔を見合わせた。
「なんか4主、いつもと違うぞ」
2主が救いを求めて周りを見る。5主がひきつった笑顔で4主の肩に手を置いた。
「4主、サロンは僕の特権だよ? 君のキャラじゃないでしょ」
それをうるさそうに跳ね除けて、4主は1主の身体をさらになぜ回す。
「嫌ならこっから出て行けよ。俺は楽しみたいの。ああ、コレうるさいな」
ローラフォンを手に取った4主は、そのまま片手で握りつぶしてしまった。
トラックが轢いても壊れないという最高強度のローラフォンを、素手で。
――どうする? 俺は頭をフル回転させた。とにかく皆の気をそらさないと……

85【Ligament】[4] 2/4:2007/02/03(土) 01:25:30
「そんなに溜まってたんなら僕がお相手しますよ?」
4主がハッとしたように顔をあげた。リビングの入り口に8主が立っていた。
一瞬、俺の方を見て目だけでうなずくと、ツカツカとソファに歩いていく。
そしてわざとらしく音を立てて、4主の頬にキスをした。
「スキあり♪」
カァっと4主の頬が赤くなった。パァン!という景気のいい音が響き渡る。
「この変態クソドラゴン! 何しやがんだてめぇ! 表ぇ出やがれ!」
「野外プレイですか、4主さんもいいご趣味で……おっと! はははーこっちですよ」
8主と4主はすっかりいつもの様子で、リビングを飛び出していった。
残された人間たちも、今ので普段の空気を取り戻したようだ。
「まさかホントにチューまでするとは、8主も4主イジメに命かけてるねぇ」
5主がソファに腰を下ろし、1主の背中をポンと叩いた。
「だから4主もストレス溜まってキレやすくなるんだよ。許してやりな」
「マジびびったよ。俺、女家庭教師とかいいねーって言っただけなのにさ」
「でも近いほうのご先祖、4主は女装が似合うとかいろいろ、ずいぶんしつこかったぞ」
「まあ俺もちょっとくどかったな。しかしローラフォンが……信じられねえ」
「あいつ対ドラゴンなら20000以上のダメージ叩き出せるしなwww なあ3主?」
「だな。お前の頭が潰されなかっただけマシだったんじゃねえの?」
「ひぃぃ(((((( ;゜Д゜)))))ガクガクブルブル」
8主の機転のおかげで、4主の奇行についてはうまく流されたようだ。
俺はほっとしつつ、リビングを後にして二人を追った。

案の定、二人は最上階の共有テラスにいた。
テラスといっても、屋上の入り口から屋根がせり出してるだけで、
洗濯物を干すとかの用事でもない限り、あまり訪れる理由のない場所だ。
「あ、来ましたね。あんな感じで良かったです?」
「助かったよ。お前の方も変な誤解はされてないぜ」
「そうなるように計算しましたからね……」
そう言って奥に目を向ける。4主は屋上の手すりに寄りかかって遠くを眺めていた。
「本当のことを教えてください。あの人に何が起きてるんですか?」
俺はすぐには答えられなかった。

86【Ligament】[4] 3/4:2007/02/03(土) 01:25:54
「実は4主は……」
俺が言いかけたときだ。
「待て、俺から説明する」
4主が俺を手で制した。黙っていてくれと目で訴えっている。
確かに本人が告白すべきことだろうと、俺は一歩下がったが……。
「男同士だから言うがな、実は最近シンシアとご無沙汰でさ」
……は?
「あーそれは、その、そういう意味で?」
「そういう意味で。いい加減この宿舎だけで2年たってるんだぜ、
 いまだにプラトニックって方がおかしいだろ?」
ちょっと待て。いけしゃーしゃーと嘘をつく4主に、俺は呆然とした。
8主は疑いもせずにうなずいている。
「理解できますよ。ちょっと想像はできませんけど」
「でも今は消えるの消えないのって、それどころじゃない時期だろ?
 そんな時に1主が、やれお前は男らしくないだの、女装しろだのと」
「なるほどね。それはキレても仕方ないですよ。うん」
信じられなかった。
あの時は8主の方が先に勘違いをしたから、咄嗟に話を合わせたんだろうけど。
今は4主が自主的に8主を騙そうとしている……シンシアをダシにして。
まるで彼女のせいだ、というようにさえ聞こえてしまう、そんな嘘を。
「それでシンシアさんの方は、どうなんですか?」
「とりあえず、今は落ち着い……」
4主が、そこで言葉に詰まった。俺のほうを見て目を見開く。
――同時に周囲の温度が、下がった気がした。

だが彼はそのまま言葉を続けた。“彼女”が見えないのをいいことに。
「今は……村の方にいて、4女が様子を見てる」
何かが俺の横を通り過ぎ、階段を駆け下りていったような気配を感じた。
4主はうつむいたまま、じっとしている。
8主は当然だが、誤解したままの解釈で、彼に慰めの言葉をかけている。
おいおい、追いかけなくていいのか? 今のお前は正気なんだろう? 
あれほど大切にしていた彼女だろ? あんな風に傷つけたままで平気なのか?

87【Ligament】[4] 4/4:2007/02/03(土) 01:26:16
「――まあ8主の言うとおり何とかなるよな。ところで3主、
 あとでパソコン教えてくれないか? わかんないとこがあって」
「はぁ〜?」
いきなりそう声をかけられて、俺はつい頓狂な返事をしてしまった。
8主は「ではまた。気を落とさないでくださいね」とか何とか言いながら、
すでに戻っていこうとしている。
黄色いチュニックが見えなくなってすぐ、俺は4主に詰め寄った。
「なに言ってんだよ、いいのか? 今彼女、ここにいたんだろ?」
「へえ、わかったんだ。確かにいたよ、今も、あそこに」
4主は再び屋上の手すりに寄りかかると、誰もいない庭を見下ろした。
視線が、宿舎の入り口からゆっくりと外に向かって動いていく。
彼女の姿を目で追っているのだろうか。
「シンシアのことはね、もう振ったんだ」
俺は開いた口が塞がらなかった。
だが4主の表情を見て、のど元まで出掛かった言葉はすべてかき消された。
「振ったんだ。――こないだ、俺、彼女を消し飛ばしそうになって」
もう近くにはいられないと、堪え切れなくなったように、4主は泣き崩れた。
「4女に任せてるのは本当なんだ。もう宿舎には来るなって言ったから。
 俺どんどんおかしくなってる。急に血が見たくなったりして、本当はピサロも……」
殺しかけたんだ。4主は言った。俺が話し合いの場を作った、あの日に。
「みんなが帰ってから、最初は談笑していたのに、気が付いたらあたり一面、
 赤とか、青とか、絵の具をぶちまけたみたいになってて」
デスパレスにいたモンスターを、ほとんど皆殺しにしていたのだという。
「これでチャラだろって。もしまた仕返しを考えるなら……ロザリーを殺すって。
 俺そう言ったんだ。そんなこと、平気で言ったんだ俺!」
そっと触れようとしたら、4主は俺にしがみついた。
「こんなの誰にも言えない。俺、ここにいたいんだ。みんなと一緒にいたいんだ……!」
震える少年の肩を、俺は強く抱きしめた。途端に彼の方から唇を重ねてきた。
「お願い、抱いてよ。怖いんだ」
俺はもう、はぐらかしたりはしなかった。
――腕の中の彼がクスッと笑ったことにも、本当は気付いていたけれど。

88【Ligament】[4] おまけ:2007/02/03(土) 01:26:55
4主「“おまけ”じゃNeeeeeeeeeee!!!! どこでブチ切ってやがんだテメエ!」
3主「誰に言ってんだ? あとそれ>>29さんのパクリだろ。って聞けよ」
4主「こっからがイイとこじゃん! ようやく本格エロじゃん!
   さあ張り切ってコクメイな描写いってみよっかぁ?って時に!」
3主「コラ襲い受け魔王、0/4の反省はどうした」
4主「でもさ〜、早くサンちゃんとイイことしたいし〜」
ピサロ「その前に私に何か言うことはないのか?」
4主「あーごめ」
ピサロ「軽! 誠意まるでナシ! 貴様いい加減に」
4主「きゃーぴさろにおそわれるたすけてはっしゅ〜」
8主「SHTギガスロー!! 大丈夫ですか4主さん!?」
4主「ありがとはっしゅたすかったよ」
8主「4主さんってばすっかり僕に頼るようになりましたね。
   もうヘタレの汚名も返上ですね!ッグ!」
3主(いや、ヘタレです。しっかり騙されてるお人よしのヘタレです)
ピサロ「ちょ……ひどくない? ねえ?」

4主「ちなみにデスパレスのモンスターの方々ですが、
   俺のザオラル&ピーちゃんのザオリク連打でちゃんと生き返らせました」
3主「なんだ意外と優しいじゃないか」
4主「そしたらまた殺れるしさ♪」
3主「……そうか」

89名無しの勇者:2007/02/03(土) 11:24:56
GJ! だんだん4主の魔王化が進んでたねー。超wktkしてまっせ!
最近、本編よりレス0番とおまけの方が楽しみになりつつあるww

90名無しの勇者:2007/02/03(土) 13:53:56
ピーちゃんかわいそうwwww
ものすごい被害www

91名無しの勇者:2007/02/04(日) 11:16:43
GJGJGJ!!!!
ひょっとして次は34エロですかー?!!(*゚∀゚)=3

92ひどい下ネタです。一応13か31:2007/02/05(月) 01:09:06
3主「俺欲求不満なんだ。誰かいれさせてくれないかなあ」
1主「身も蓋もないな。俺がご先祖にいれるんだったら別に良いぜ」
3主「アホ!尻が痛いだろが。4主、そのへんどうなの」
4主「実際問題痛いよ。相手も痛いし。慣れるまでは本番にいたらないで別のもんでもいれといたら」
3主「さすが4主!いいアドバイスだぜ。1主!おいで」
1主「えーっなんで俺なんだよ」
3主「ゆくゆくは俺お前につっこむつもりなんだから、ちゃんと慣れとかなきゃ痛いだろ。
何がいい?じゃあこのエアコンのリモコンでもいれとく?」
4主「バカ!リモコンがなきゃ困るだろ」
1主「全くだ。第一嫌だよ俺…ご先祖もいれるってんなら何か入れといてもいいけど…」
3主「んー?まあ1主につっこむためならその位の苦労いとわないぜ。何入れたらいい?」
1主「このカップラーメンとかどう?ご先祖ラーメン好きだろ?」
3主「好きだけど流石にでかすぎると思うぜ。お前俺の尻を破壊する気か」
1主「じゃあこのテレビのリモコンとか…」
4主「バカ!リモコンがなきゃ困るだろ」
6主「お前らー、こののりとテープどっかにしまっといてくれる?悪いな」
13主「あっうんしまっとくしまっとく」


1主「どう?ご先祖…」
3主「うう…すっごい痛い…1主のテープはどう?」
1主「痛いとかじゃないよ…死にそう…動けない…」
3主「俺ものりで死にそうだけど…痛がっちゃってる1主見れて萌えーwwだからいいやwハァハァ」
1主「俺も痛がっちゃってるご先祖見れて萌えー!wwハァハァ」
4主「ははは幸せそうだなお前ら」

93名無しの勇者:2007/02/05(月) 02:15:54
ホントにヒデエwww
あんたらまさかバージンをテープとのりにやっちゃったんじゃないだろなwww
そして4主が何やらすごい経験豊かな口ぶりwwwww

94名無しの勇者:2007/02/05(月) 22:09:42
本家スレみたいなノリですごい笑った!
やってることはめちゃくちゃおバカなのに
平和なやりとりが可愛らしいね〜
そして4主・・・・いろんなモノ入れられちゃったの?
玩具ネタ布石ktkr!?

958主→4主[2] 0/4:2007/02/07(水) 03:06:14
>>74-77
の続きです。
前回はレスたくさんいただけて、ありがとうございました(´∀`*)

やまもおちもいみもないわりに、まだ続きます。

968主→4主[2] 1/4:2007/02/07(水) 03:07:28
唇を触れさせると、くちゅ、と音がした。
なんか、やらしい。
そう思いつつ舌も触れさせ、絡ませ、口に含み、更にその卑隈な音を増やす。
静かな部屋に水音と荒い息遣いとくぐもった矯声が響く。
音が聴覚を愛撫する。
きもちいい。
どこを触られてるわけでもないのに、舌が触れて、粘膜が擦れて、
それだけで、背筋がゾクゾクするほどきもちいい。


熱いため息を吐く。
吐息が声になりかけるのを危ういところで止める。
この状況で声を出すのは、ちょっと格好悪い気がする。
少なくとも4主さんには聞かれたくない。
でも、実際声が出るくらい気持ち良い。
口でされるのってこんなに良いんだ。熱い粘膜が絡み付いて、
しかもそれが4主さんの、あの4主さんの口で、
あの妖艶な舌で一生懸命僕のものを舐めてくれてるなんて、
それだけでもう頭がおかしくなるほど興奮する。

そっと翠の髪に触れる。
ぼんやりと濁った紫の瞳が、行為を中断しこちらを向く。
優しく撫でると、ふにゃ、と気持ちよさそうに目を細めた。
「止めないで。続けてください」
囁くと、そのまま舌の動きが再開される。
かわいい。
髪を梳くと、くすぐったそうに身をよじった。
鼻にかかった甘ったるい声が洩れる。
それが、どうにも嗜虐心をそそる。

978主→4主[2] 2/4:2007/02/07(水) 03:08:52
「何がそんなに良いんですか」
柔らかい髪が指先に絡み、サラリとほどける。
「気持ち良さそうな顔してますよ。目がトローンとして。
 好きなんですか?しゃぶるの」
「……すき、っつーか……」
なんか、口ん中きもちいい。
たどたどしく呟かれる。
指先がギシリ、と強ばる。
「……口の中が気持ち良いんですか」
「ん……」
「……へぇ」
「んー」
「舌とか、唇とかも?」
「ぅん……んっ?!」
「……こういうのも、感じちゃうんですか?」
「んッ!!……んぐ……ぅ、」
頭を押さえ付けて奥まで突き入れる。そのままガクガクと揺する。
苦しそうな悲鳴に一瞬罪悪感が霞めるが、止まらない。
引き抜いて、また思い切り突っ込む。
熱い粘膜が絡み付き、思わず声が洩れる。
だって、これは絶対4主さんが悪い。
というかおかしい。いくらなんでも、普通口の中は感じない。
あの唇が、いつもゾクゾクする程色っぽい声を出す唇が、煽情的な赤い舌が、
実はこんなことで感じちゃうなんて、そんな、ああ、もう。
さっきキスしておけば良かった。

「……っ、く、は!…はぁ……ぁ……てめ…8主……!」
無我夢中で射精を終える。すごい目で睨まれた。
ゲホゲホと苦しそうに咳き込んでる。ちょっと泣いてる。
ああ、飲んでくれたんですね。嬉しいなあ。
「好きで、っは……飲んだ…わけ、じゃ……ッケホ、」
どうやら声に出してたらしい。

988主→4主[2] 3/4:2007/02/07(水) 03:09:53
「っは……ぁ…、し、死ぬかと思った……」
「大丈夫ですか?」
「死ね」
「あ、先っぽに残った分も吸いとってもらえます?」
「死ね。氏ねじゃなく死ね」
「字面が浮かぶから嫌ですよね」
飲みきれなくて溢したのか、唇から顎にかけて白いのがべったりしてる。
息が荒い。口は悪いし目つきも悪いのに全然怖くない。
ぐったりしてうるんだ瞳は、どう見ても欲情しているそれだ。
促すと、心底嫌そうな顔でこちらを睨みつつも、それでも、ゆっくりと唇を近づ
「いいいいいい!いた!いた!痛い痛い痛い!!!
 ちょ、や、か、噛まないで下さい!そこ!!
 つ、使いものにならなくなっちゃいますよ!」
「望むところだ」
「4主さんだって困るでしょう!」
「困んねえよ」
「え、だって」
抱き上げて、ベッドに乗せる。
うん、やっぱり、床でっていうのはどうにも色気が足りないですよね。
「これから、4主さんの方を気持よくしてあげないといけないでしょう?」
は?
意味がわからない、といった顔をして、しばらく間があいて、
赤く蒸気した顔がサッと青ざめた。
「え、お、おい、それって……ん…っ」
細い顎をクイと持ち上げて、唇を塞ぐ。
歯茎に舌を沿わせただけで簡単に甘い声を洩らす。
減らず口は叩けても、体はもう限界らしい。
深く重ね、舌を絡める。向こうからも、甘えるように絡み付けてくる。
腕の中で背筋が跳ねるのがわかる。
口の中に所々残ってる粘り気と苦味はすごく嫌だけど、
4主さんとキスできて、しかもこれだけ可愛い反応を見せてくれるなら
そのくらい全然構わない。

998主→4主[2] 4/4:2007/02/07(水) 03:10:55
「……っぷは!…は、……ぁ…。な、なぁ……」
「どうしました?」
さっき一瞬だけ青くなった顔は、もう首まで赤くなってる。
「え、あ、あの……さっき言った、その、気持ちよく、って……」
「ああ、大丈夫ですよ。ちゃんと気持ちよくしてあげますから」
「いや、そうじゃなくて、」
「すみませんね、僕だけ先に気持ちよくなっちゃって」
バサリと残りの服も脱いで、4主さんの服にも手をかける。
泣きそうな顔で、や、とか抵抗するけど気にしない。むしろ興奮する。
「やめ、ま、待てって!おい!……ん…ッ!
 お、おま……俺が気持ちよくなるのとお前のそれが、ぁ、ふ……、
 ど、どんな関係が……ぁ……」
「聞きたいですか?」
「!?ば……!ち、ちょ……どこ触っ……んっ」
「ちゃんと慣らさないと痛いですからね」
「な、慣ら?!何を……ぅ、あ!あ、ぁ、や、やだ!やだやだやだ!!
 そこは、や……ぁ、」
指一本でも結構きつい。初めてなんですね。良かった、嬉しい。
張りつめた先端にちゅ、と口付けると、声に甘味がかかる。こっちはもうベトベトだ。
優しく舌を絡ませてあげると、口の中でビクンと脈打つ。いい加減限界に近いらしい。
一度出させて、それからほぐすか、もしくは先に後ろでイくまで追い詰めてみるか。
どっちにしようかな。どっちもいいなあ。夜はまだ長い。

100名無しの勇者:2007/02/07(水) 21:46:28
ちょ、エロキター>>96
超gj!!

101名無しの勇者:2007/02/08(木) 06:25:09
84のエロさ具合はもはや異常
GJGJ!!

102名無しの勇者:2007/02/08(木) 09:58:15
夜はまだ長いって8主!ちょっ!!
なだ覚醒していない(性的な意味で)4主にあんなことやこんなこと!?
・・・!!!GJ!!!

103【Ligament】[5] 0/4:2007/02/12(月) 18:42:08
3主×4主←(?)8主fromDQ主雑

3主「恒例サンクス、>>89>>90>>91様!」
3主「……」
3主「ん? いつもは俺にベッタリの変態半魔王はどこにいったんだ?」

5主「はい? え? 今なんて言ったの?」
4主「だーからぁ。相手がなかなかソノ気になってくれないとき、どうする?って〜」
5主「パ……」
4主「パ?」
5主「パデキアはドコー!? 4女ちゃんパデキア! 4主がおかしくなったー!!」
4主「ま、俺って生真面目な優等生イメージが強いから、当然の反応だけどね」
3主「コラ4主、見境なく正体を出すな。俺の前だけにしとけ」
4主「おお? それって独占欲? 俺の4主だ宣言? 離さないよマイハニーな感じ?」
3主「ここの生活管理をやってんのはお前だろ。その状態だとまったく仕事しなくなるからダメだ」
4主「なにその事務的な言いぐさ〜」
3主「宿舎が混乱すると、ここを居住にしてる俺が困るんだよ。というわけでホレ」
  つ8主
4主「……おや? そういえば先週の家計簿つけるの忘れてた。
   あと2主の新しい問題集も作らないとな。ちょっと行ってくるわ」
3主「ハイいってらっさい」

8主「もはや僕アイテム扱いですかそうですか。
   もう本編も好きにしやがれってんだはいスタートですっ」

104【Ligament】[5] 1/4:2007/02/12(月) 18:42:42
「ねえ、サンちゃんの部屋に行こう?」
「ああ……」
請われるままに、俺は彼の手を引いて自分の部屋に向かった。
部屋に入ると、鍵をかけるのすら待てない様子で、4主は俺の腕をひっぱった。
そのまま自分のベッドに押し倒される。
4主が俺の上にまたがり、もどかしそうに服を脱ぎはじめたのを、俺は黙って見上げていた。
――心臓が鳴っている。口の中が乾いて、いがらっぽい唾を無理に飲み込んだ。
別に自信がないわけじゃない。旅の間、実はけっこう女遊びはしていたりする。
世間体ってのがあるから奥手を演じていただけで、色を好まない英雄がいるもんか。
だが今は……。
「どうしたの、ねえ? サンちゃんも脱いでよ。それとも俺が脱がせる?」
上半身を露わにした4主は、言ってるそばから俺の服に手をかけた。
押さえの飾りベルトを外して、上着をたくし上げながら頭側から引き抜く。
とりあえず相手がしやすいように合わせてやっているが、
ダメだ、気の利いたセリフ一つ出やがらねえ。なんだか頭が回らない。
今度はインナーのボタンが外された。
俺の首筋に顔を埋めるようにして、少年が熱っぽくささやく。
「好きにしていいんだよ? 優しくなくてもいいから」
絹糸のような翡翠色の髪が香る。白磁の肌。繊細な肩のライン。
細い指が俺の前髪を顔の上から優しく払いのけた。
軽く相手の腰を抱くように手を回したら、男とは思えないほどに細い。
「ねえ……?」
麻薬めいた甘い声。間近で俺を覗き込む青紫の瞳は、猫のような縦長で。
薄く開かれた唇がぺろりと舐められて、さらに艶やかさを増す。
天空人というのは、みなこうも優美でたおやかで……妖艶な生き物なのか?

俺は気がついたら、少年の後頭部をつかんで、自分の顔の上に引き落としていた。
息を継ぐ間も与えないほどに、夢中でむさぼっていた。
俺の中のどこかが、激しく警鐘を鳴らしている。行くな、戻れと、繰り返し訴えている。
だが、理性が利かない。本能が聞かない。
今にも、溺れてしまいそうな……。
あとはもう、なんだかよくわからなくなった。

105【Ligament】[5] 2/4:2007/02/12(月) 18:43:18
激しいキスは好きだけど、さすがに息苦しくなって俺は3主の肩を叩いた。
ようやく唇を解放された。つうっと間で銀色の糸が引く。
「さ、サン…ちゃん……?」
彼は無言で俺の身体を抱き込みむと、自分の上から横に投げた。
危うくベッドから落ちそうになったが、彼は俺を軽々と中心まで引き戻して、覆い被さってきた。
――3主の瞳からは、今にも理性の色が消えかかっている。
彼の下に組み敷かれながら、俺はそれを冷静に観察していた。
さて、ようやくありつけそうだ。極上の……に。

「クスクス……慌てないでさ。まずは脱いだら?」
俺の言葉に、彼は思い出したように自分の衣服を脱ぎ捨てた。
履いていたままだった俺のズボンを引きずり下ろそうとして、なかなかうまくいかない。
じれったくて自分で脱いであげたら、彼は何か言いたげに俺を見た。
考えるのも面倒だから横を向く。
彼は再び俺に覆い被さって、首に、胸に、痣がつくようなキスを落とし始めた。
「ぁ……」
彼の舌先が俺の乳首を愛撫する。背中から下腹部にかけて、痺れるような快感が走る。
俺の下半身に彼の手がのびる。いきなり強く掴まれて「ひっ!」と声が漏れた。
「ああ……やぁ…っく…ぁ…」
彼の男っぽい手が、俺のを乱暴にもみしだく。すごくいい。もっと責め立てて。
と思った矢先に、戸惑うように動きが止まった。
もしかしてわかんないのかな。男を抱いたこと、無いみたいだから。
「あのね……」
仕方ない。最初だから教えてやるよ。
俺はそっと相手の肩を両手で押して、密着していた身体を離させた。
それから自分の足を後ろから抱え上げて、よく見えるようにしてやる。
3主がごくりとのどを鳴らした。
「指、濡らして……中に、ね? ゆっくり、ほぐすようにして……」
「……ああ」
俺が促すと、彼は自分の指を舐めてから、おそるおそる言われた場所に持って行った。
「慣らさないと、俺もサンちゃんも……痛いから……そう…いいよ……あっ…ぅん……」
理屈がわかれば飲み込みの早い彼のこと。最初は静かに、段々と性急に――
指の本数を徐々に増やしながら、俺の中をかき混ぜ、柔らかくしていく。

106【Ligament】[5] 3/4:2007/02/12(月) 18:43:41
3主は、今度は俺のを丁寧に舐め始めた。
先端に軽く歯を立てたり、時々強く吸ったり――指はずっと、中で動かしながら。
空いてる方の手は胸を刺激していて、なんかさすがに、余裕なくなりそうかも。
そろそろ欲しいな、と思った時。
「もう…いいか……?」
目を開けて下を見たら、物欲しそうに俺を見上げる3主がいた。
ぬれている顎のその向こうに、たくましい胸板があって、さらに向こうには、
今にもはち切れそうなくらい、膨張してる彼の下半身が見えた。
そう言えば俺の方からは何もしてやってなかったなぁ。
なのに、そんなになってくれてるなんて、嬉しいじゃん。
「俺もサンちゃん……欲しいよ」
3主がへらっと笑った。おあずけ食らっていた犬がよしと言われた瞬間のようで、カワイイ。
先端が当てられた。ゆっくりと進んでくるそれの大きさが、少し入っただけで予想できた。
だいぶ慣らしてもらったけど、それでもキツイかも。なるべく身体の力を抜く。
「あ!……んぅ……ゆっくり……」
それは時間をかけて、静かに、だが確実な力で押し入ってくる。
異物が挿入される感覚に、全身の肌が泡立つ。中で、彼のものが脈打ってるのがわかる。
……進入が止まった。ようやく根本まで呑み込んだみたい。
このまま突き破られるんじゃないかと思うくらい、奥の奥まで届いていた。
互いにふっと息をついてから、少し間を置いて、今度は静かに抜かれていく。
内側が擦られる感触に合わせて、繋がっているあそこも、身体全体も、ビクビクと痙攣した。
彼は途中でまた戻ってきて、そして最奥に届くと、また引き抜いた。
何度も繰り返す……だんだん間隔が早くなる。
ずりゅっずりゅっと卑猥な水音がしてる。
俺の身体から出てるんだと思うと、それがまたゾクゾクするくらい気持ちいい。
「いいっ……あう!……いいよ…ぉ……!」
物理的に満たされる充足感が、無意識に言葉になって出て行く。
突き上げられるたびに、激しく刻まれる快感。頭が真っ白になる。
今の俺は、色んなものが決定的に足りないのだけれど、それが全て満たされていくようで――。
「あう! あ、あ、さんっ…しゅ…ぅう……!」
なにかが吹っ飛んで、そして一気に弾けて。
同時に中に熱いものが注ぎ込まれた。
それから、がくりと3主の身体が俺に倒れ込んできた。

107【Ligament】[5] 4/4:2007/02/12(月) 18:44:07
隣で3主が寝息を立てている。先に目を覚ましたのは俺の方だった。
「…よ…ん……きれい…だ……」
3主の低くかすれた声が聞こえた。寝言らしい。俺は思わず吹き出しそうになった。
いまさら夢の中で、そんな睦言を囁かれてもなぁ。
彼としては、本当はもうちょっと余裕をかました一夜を過ごすつもりだったんだろう。
ま、相手が悪かったんだと思うよ?
俺は最初にやってあげたように、彼の前髪を顔からそっと払ってあげた。
「あのねサンちゃん、嬉しいけど、それあんまり自慢にならないんだよね」
俺がキレイなのは当然。天空人はみな、そういう風にアイツに造られているんだから。
もっともハーフの俺には、いまいち神聖性が足りないらしいけれど。
教会の聖像のような、美しくも近寄りがたい生粋の天空人とは違って、
奴らが内心で“汚らわしい”とか思ってる下界の人間にも、俺の翼は簡単に開かれる。
まして、俺はもう死んじゃってるしねぇ。
窓の外が徐々に白んできた。朝が近い。
「じゃあ行くね」
眠ったままの彼の額にキスをして、俺はベッドを降りた。
ポットの水で濡らしたタオルで簡単に身体を拭いて、服を着る。
「また『喰わせて』ね」
あんたは俺の……極上の、餌だから。

そうして3主の部屋のドアを開けた、その時だった。
バタバタと、廊下を走っていく足音がした。
薄暗い中でも目立って見える黄色い姿が、角を曲がってすぐ見えなくなる。

――しまった、と。そう思った。

ふわふわしていた頭が、芯から急速に冷えていく。
俺の中を満たしていた狂気の霧が、一気に取り払われていく。
戻ってくる……『人間としての俺』が。
そうして思い出す。自分が何をしてしまったのかを。
それでもまだ、さっきまで幅を利かせていたもう一人の俺が、
心の隅でニヤニヤ嗤っているのを感じながら――俺は8主の後を追った。

108【Ligament】[5] おまけ:2007/02/12(月) 18:44:29
4主「いや〜喰った喰った。ごちそーさまっっ♪♪ツヤツヤ」
3主「喰われました……orz もうさ、表記4主×3主の方が合ってないか?」
4主「読者にどっちが攻か受かをお知らせする表記なんだから、そこ変えちゃダメだろ」
3主「知るか。しかも異常な疲労感が……俺マジでなんか喰われてる気がするんだが」
4主「さあねぇ? ハイな時の俺って何考えてるか自分でもよくわからんし〜」
8主「なんで僕が出歯亀なんですか〜〜〜!!!!!!!」
4主「おや変態覗き魔8主じゃないか」
8主「ヒドス!……いくら僕でもいい加減ホントに泣き入りますよ?゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン」
4主「ごめんてば、機嫌直せよ。次回はなんかお前との絡みらしいし」
8主「キ……キター・*:.。. .。.:*・゚・*:(゚∀゚):*・゚・*:.。. .。.:*・!」
3主「いきなり次で浮気するんかお前!!」
4主「展開しだいじゃアリかも……?」
3主「うわっこの淫乱魔王最低最悪だこんなDQ4男主人公世界中どこ探してもいねえぞ!」
8主「うおっしゃ淫乱魔王大いに結構恋人は奪ってなんぼのDQ8張り切って行きまっせ!」
4主「淫乱淫乱ってお前らなぁ……言っとくけど、俺今回が初めてだったんだけど?」
38主『―――――――――――――――――――――――――――――(゚д゚lll)(゚д゚lll)マジ?』
4主「知識だけでもヤれることはヤれちゃうもんだね。うん」
8主「どうぞ3主さんと仲良くしてください僕とてもお相手する自信ありません」
3主「いや8主に譲るから頼む持ってってくれ俺これ以上付き合えばたぶん死ぬ」
4主「ふぅ。俺もそろそろいつものテンションに戻りたいかも」
38主『ぜひそうしてください魔王様』

109名無しの勇者:2007/02/12(月) 19:18:14
ああ、魔王様…!!
萌えたり燃えたり大忙しですな。
続きも楽しみにしてます!

110名無しの勇者:2007/02/12(月) 22:58:20
GJ…!激しくGJです!!
覗き見8主に期待
いっぱいいっぱいな3主かわいいよ(*´Д`)=3

111名無しの勇者:2007/02/13(火) 00:09:49
GJGJ!!
3主色んな意味で喰われちゃったよハァハァ
もう8主は可哀相で当たり前になってきてるw

1128主→4主[3] 0/8:2007/02/16(金) 06:56:15
>96-99の続き投下します。完結です。

1138主→4主[3] 1/8:2007/02/16(金) 06:57:26
視界がまわる。
さっきからあっちこっちにひっくり返されて、自分の体が今どうなってるのかわからない。
眩しいから、多分仰向けになってるんだろう。そういえば天井が見える。
見慣れた天井がギシギシと揺れる。揺れにあわせて体が溶ける。
触れられる度熱く溶かされる体は、ひょっとしたらもうどこも残っていないかもしれない。
どこかで話し声が聞こえる。話し声、ではないかもしれない。
片方は楽しそうに話しているが、その返事は言葉にすらなってない。
ただ壊れたように湿った声を垂れ流すだけで、その媚るような甘ったるい音は妙に淫隈で、
頭の奥まで響いて、火照る体を更に熱くさせた。
「痛くないですか?」
「……ふぁ…っ…あ、……」
「今、指三本入ってますよ。結構きついですけど」
「ぁ、あ……んぅ……」
話し声がうるさい。何を言ってるのかわからない。
体の奥が熱くて、ドロドロに溶けて、疼いて、おかしくなりそうだ。
「ていうか、時々きゅぅ、って締め付けるんですよね。
 むしろ気持ちよかったりします?」
「…あ、…あぁ…んっ……」
「ですよねー、さっきこっちでイっちゃいましたもんねー」
「あ………あ、ぁ、」
「……ねー」
視界が暗くなる。頬に触れる。つめたい。なのに、あつい。
「ね、4主さん」
いま、俺の名前を呼ばれたような気が、
「4主さん、ってばぁ」
「ん……」
唇を塞がれる。軟らかいものが奥まで入ってくる。口の中を好き勝手蹂躙する。
歯茎の付け根とか、上顎の裏とか、気持ちいいとこばっか狙って這いまわる。
息ができない。

1148主→4主[3] 2/8:2007/02/16(金) 06:58:00
「…んっ……んー…」
「……」
「んー!んんーっ!」
「……」
「…ぷはっ」
ようやく開放された唇で、肺いっぱいに酸素を吸い込む。
数回繰り返すと、ボヤけた視界が大分鮮明になった。
見慣れた男の顔が映る。見慣れない表情でこちらを覗きこむ。
「……なんだよ…」
「あ」
嬉しそうに笑う。
「良かった、やっとまともに喋ってくれましたね」
「はぁ……?」
「ね、4主さん」
ちゅ、と音をたてて唇が触れる。
「気持ちいいですか?」
「ん……っ、ぁ…」
「ここも、ここも、4主さん相当好きですよね。覚えましたよ」
「ば……!…ぁ、や……っ」
「こういうときの声は可愛いんですね」
「……っ!!」
「ね、4主さん」
「……っ…ん……」
「痛かったら言って下さいね」
いくら痛いっつっても嫌だっつってもやめなかったくせに
ここにきて妙に殊勝なことを言う。
散々いじくられたそこに、また何か入り込む。きつい。
体が悲鳴をあげる。ギチギチと音を立ててめりこんでくるそれに、唇を噛みしめる。
今度は何本入ってんだか知らないが、いい加減限界だ。壊れる。
内臓まで圧迫されるような苦しさに涙がにじむ。体が、満たされる。

1158主→4主[3] 3/8:2007/02/16(金) 06:58:58
「きつ……」
「く……っ」
「…大丈夫ですか?」
苦しそうな、のぼせたような顔で頬に口付ける。髪を撫でる。
「今、半分くらいですよ」
「も……むり……」
「大丈夫ですから、力抜いて」
大丈夫じゃねえし。無理っつってんのに。まだ入ってくる。
粘膜をこそがれるような感触に悲鳴が漏れる。
苦しいのと、痺れるような快感に。
胸板を叩くと手首が取られ、枕に押し付けられた。
空いた方の手があやすように頬を撫でる。

……空いた方の手?

「4主さんの中、きっつい……」

吐息が頬を霞める。
体内に入る何かが、届くはずのない奥まで届く。なのに、まだ進もうとする。

「……な、ぁ…」
「え……?」

声が乾いているのが自分でもわかる。

「い、いま…なに……入っ…」
「あぁ」
腰がぐい、と持ち上げられる
「……っ!」
「見えます?ほら、あと少しですよ」
うまく見えないけど、それは、確実に

1168主→4主[3] 4/8:2007/02/16(金) 06:59:40
「う、嘘…うそ……ぁ……っ」
「……っはいりましたよ…」
「ふ……!ふざけ……」
「大分慣らしたつもりだったんですけど、きついですね」
「や……あ……」
「きつくて、熱くて、すっごく気持ちいいですよ」
動いてもいいですか、なんて尋ねておきながら、返事も待たず抽送が始まる。
グチュグチュとかきまわされ、粘膜がえぐられる。そこが、燃えるように熱い。
「やだ……ぁ、ふ……っ…」
「な、泣かないで下さいよ!」
「そこ……いれるとこじゃ…ねぇ、って……」
「……でも、気持ちいいんでしょう?」
「なわけ……な……ぁ…や……」
「またそんなこと言って」
声も、顔も、すっごい気持ち良さそうですよ。
熱っぽい声で囁かれ、ゾクリと震える。思わず顔を隠そうとすると、
手首を掴まれ邪魔された。
「駄目ですよ、顔隠したら」
「や、ぁ……ん、ぅ…っ」
「声も。抑えないで下さいよ」
「ん……っ…ん、く、…っ!」
「ほら、ここ、いいんでしょう?」
「あ…!ぁ……っ…あ、ぁ、あ、」
体内を深くえぐられ、頭が白くなる。
逃げようと身をよじると、腰を掴まれ強く打ち付けられた。
その激しい動きに、また意識が遠のく。気持ちいい。こんなことされてるのに。
こんな、こんなところに突っ込まれてんのに、きもちいい。
もっと欲しい。
「あ…!ん、ぁあ……っ」
「……ん…っ……」
「やぁ……あぁ…ん……」
「……」

1178主→4主[3] 5/8:2007/02/16(金) 07:00:17
「ん……あ!あ、ぁ、んん……っ!」
「……4主さん…、ちょっと、声大きい」
好きで出してるわけじゃねえ。
「我慢できないんですか」
「ん……く…っ、あぁ……っ!」
「隣の部屋に聞こえちゃいますよ」
「……っ!ん…んん……っ、あ、ぁ、あ!」
「仕方ないですねぇ」
その割りに妙に嬉しそうな声。
「指咥えさせてあげましょうか?あ、肩に噛みついてくれても良いですよ。
 ついでに背中にギューってしがみついて、爪立ててください」
背中に手がまわるように、腰を抱かれる。
角度がかわり、より深く挿される。
また悲鳴があがりそうになり、余裕もなくしがみつき肩口に歯を食い込ませる。
痛そうなうめき声が聞こえた。ざまあみろ。もっと痛がれ。
やつあたり気味に指先に力をこめ、掻き抱き、その後のことは覚えていない。

1188主→4主[3] 6/8:2007/02/16(金) 07:00:53
吐精の名残でボヤける頭のまま、抱きしめる腕に力をこめる。
腕の中の可愛い人が、んぅ、とうめき、虚ろな目でこちらを見る。
涎でベトベトの唇に触れ、髪を撫でる。
深く重ねると、隙間から吐息が洩れた。
唇を塞がないように気をつけながら、軟らかい舌を絡めとる。
白い肩が時折ピクリと震える。声が洩れる。
まだ薬が効いてるのか。あれだけイったのに。元気なもんだ。
歯茎をくすぐり、背筋を撫で、敏感な反応を楽しんでいると、
入れたままだったそれがズルリと抜けた。
まだ抜きたくなかったのに。なんとなくしょんぼりしながら後始末をする。
肌の触れ合う感触が名残惜しい。さっさと終わらせてまた抱きしめよう。

「……なぁ」
「あれ?」
いつの間に気が付いたのか、4主さんがこちらをじっと見てる。
「いつから起きてたんですか」
「寝てると思う人間に悪戯すんなよ」
「反応が可愛かったので」
「それはどうでもいいんだが」
あれ?
「どうでもいいんですか?」
「それ」
「え?」
「ゴム。お前、いつも持ち歩いてんの?」
ギク。
背筋がヒヤリとする。まさか、色々用意してきたこと、バレた?
「え、えーっと……」
「まだ残ってる?」
……は?
「どうなんだよ」
「……え、今ですか?」
「あぁ」

1198主→4主[3] 7/8:2007/02/16(金) 07:01:14
「あります、けど」
あったらどうだというんだ。
「よし」
良いのか。何が良いんだ。
「もう一回やろう」

……………………。

「…………はい?」
「まだ起つよな?」
「……た、多分」
「起たせろ。何なら手伝ってやるから」
「て、手伝っ……っ?!」
「……なんかさぁ」

視線を外してつぶやく。こころなし、頬が赤い。

「気に入った、かも」
今の。すごい、良かった。

しばし沈黙が流れる。

「え……あの……」
「あ、起ったな」
「あ」
「よし。ほら、ゴム貸せ」
「あの……」
「ん?」
「手伝いは……?」
「は?もう必要ないだろ」
「えー!」
なんか、すごく勿体無いことした。

1208主→4主[3] 8/8:2007/02/16(金) 07:01:41
「ちょ、ちょっと萎えさせるんで待って下さい」
「何を言ってんるんだお前は」
「だ、だって!」
「いいからそれは入れさせろ。で、イったらまたしてやるから。
 手でも口でも好きなとこで」
「……そんなに何回もやる予定なんですか?」
「ん?」
既に限界を感じはじめている腰に不安を感じつつ恐る恐る尋ねると、
ゾクリとするような妖艶な笑みで返された。

「満足させてくれるんだろ?」




「というかなんでまだ満足してないんですか」
「なんでだろうな。どっちかっていうと淡白な方なんだが」
「……多すぎたか」
「あん?」
「い、いえ、なんでもないです。なんでもないですってば!
 ほら!さっさとしますよ!」
「あ、……ん…っ!……な、に……ワセリン…?
 なんでそんなものまで持っ、ふぁ!!」
「ほら、集中して!今夜は寝かせませんよ!」
「あ、ぁ……ん…っ……後悔すんなよ…それ……」

本気で後悔するのはその後、空が白みはじめた頃。

121名無しの勇者:2007/02/16(金) 12:30:50
……逆転したぁ!wwww
やっぱ天空の勇者、負けてないしw
GJGJ!!アーンドお疲れ様でした!!

122名無しの勇者:2007/02/16(金) 13:23:47
エロスの連続投下にハァハァが止まりません(;゚∀゚)=3

123名無しの勇者:2007/02/16(金) 20:27:50
5主とは逆方向に最強になりつつあるwwww


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