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FFDQかっこいい男コンテスト 〜ドラゴンクエスト2部門〜

230Naked Eyes【9】(214の続き):2005/05/21(土) 04:56:49

溢れる唾液を追うように、アレンの口付けはカインの顎から頬、首筋へと移る。
うなじを味わい、洗い髪の香りに誘われ、耳朶に口を寄せる。

カインの全身が戦慄するのがわかる。
脱がすのももどかしく、上衣の裾から手を差し込んで、その肌の滑らかさと、きめの
細かさに夢中になる。アレンの悪戯な指は、燃えるような肌の上をさ迷い、わき腹を
くすぐり、背中のくぼみを探り、肩からゆっくりとしなやかな背筋をなぞり降り、
耳元で囁きかける。

「……カイン……」
「―――はッ……」

息がかけられ、触れるか触れないかのような指で、耳の内側の輪郭が撫ぜられる。
それだけでもカインの息がさらに上がり、全身が震えてくる。

しなう躰をなぞりながら、顔をずらし、たくし上げたシャツから覗く胸元に口を寄せる。
小さな丸い乳首をついばむようにくわえた口付けは、すぐに荒々しく吸い上げる貪りに
変わる。
舌で転がすようにしゃぶりつきながら、腰をなぞる手は暖かく湿った溝に滑るように
差し込まれ、下着をずり下ろしてゆく。片手はもう片方の胸の飾りを摘み上げ、その
痛いほど硬くとがってゆく先端を弄ぶ。

カインは片手の指を、アレンの濡れたように艶やかな黒髪に差し込んでわなないている。
一方の手の甲で自分の口元を覆い、もれてゆく声を押さえようとしながら、両胸を責め
られ、指を横に銜えて声を殺しながらのけぞった。

熱を持って昂まっていく腰のうずきに、落ち着かず両膝がこすり合わされる。
既に下着は膝まで下ろされ、不自由に固縛されたような苦しさに下半身が動かされる。

「ンうっ―――!」
やわらかな肉の中では、指でさえ硬く尖った骨のような感触の異物だった。
慣れるまで、宥めるようなゆるい動きで、アレンの指が、頑なに拒む花弁をほぐしてゆく。
片手でシーツを掴み、懸命に声をあげるのを押さえるカインは、高熱に浮かされたように
喘いでいる。背筋の一端を刺激してくる指からもたらさせる熱に、燃え立つような腰が
無意識に踊り出そうとする。

「……は、あッ、もうッ……!!」

理性も切れたようにカインが声をあげた。

「……指じゃ…ヤダ、アレン!……ッ、……ッ!」

ほぐされるのももどかしくカインが手を伸ばしてくる。


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