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酒の勢いで俺が適当にSS書いてみるスレ

900名無しさん:2013/02/21(木) 01:40:03
休日の午後。
昼食後、玄関のベルが鳴る。

「私が出てきますね」

ディズィーが立ち上がり、玄関に向かう。

「ソルさん、お茶はいかがですか!」
「いらん」

食後の茶なら、もう十分だ。自室に戻るか。
立ち上がり、キッチンを出る。

「あ、お兄ちゃん。ちょっと待ってください」

部屋に戻る途中、ディズィーに呼び止められる。

「なんだ」
「ええと、お兄ちゃんにお客様なんですけど」
「こんにちは、バッドガイ君」
「ああ。何の用だ」

一人か。

「あ、とりあえず居間へどうぞ。お茶を用意しますね」
「ありがとう、ディズィーさん」

居間に入る。

「何の用だ」
「ソルさん、せめてお茶が出るまで待ったらどうでしょうか?」
「随分と大きな荷物を持ってきたのね。何かあったのかしら」

ブリジットとミリアもやってきた。

「いいの、ブリジットさん。急に押しかけてごめんなさい。お願いがあって来たの」
「なんだ」
「少しの間、具体的にはバレンタインデーまでの一週間、ここに住まわせて欲しいの」
「断る」

どういう事情か知らんが、そんな頼みを聞く理由はない。

「ちょっと、ノータイム過ぎるわソル。ちょっとぐらい理由を聞いてみたらどうかしら」
「そうですソルさん!この方がこんなこと言い出すなんて、よっぽどのことですよ!!」

興味が無い。

「家出でもしたのかしら?」
「姉妹喧嘩ですか?仲直りしたいなら、ウチも協力します!」
「あの、気持ちは嬉しいけどそういうのじゃないの」
「だったらどうして」
「失礼します。お茶をお持ちしました」

ディズィーが戻ってきた。

「ありがとうディズィーさん。いただきます」
「どうぞ、ごゆっくり」

茶を飲み、一息付く。

「それであの、どうして急にソルさんの家に住まわせてくれなんてことになったんですか?」
「えっと、それは・・・」

口ごもる。再び湯のみを手に取り、話しだす。

「少し、がんばってみようかなって、思ったの」
「はい?」
「意味がわからないわ」
「だから、その・・・このままじゃ目標に届きそうにないから、思い切った行動も必要なの」

それで押しかけたのか。

「あー・・・わかりました。そういうことですか」
「思い切りよすぎじゃないかしら。ていうか、それをここで言っていいの?」
「無理を言ってるから、少しぐらいは。・・・恥ずかしいけど」
「私は反対する理由はありませんが・・・どうしますお兄ちゃん?」
「断る」

魂胆はわかった。とはいえ、それを受け入れる理由もない。

「ソルさん鬼ですか!」
「最低ね」
「お兄ちゃん、それはさすがに酷いと思います」
「いいの、みんな。バッドガイ君ならこういう反応だろうなって予想してたから」

そうだろう。それぐらいわかってる奴だ。

「だから、反対されても押し切るの。こういうやり方は迷惑だと思うけど、一生懸命がんばるの」
「押しかけ女房ですか!?そのポジションにはすでにウチが収まってますよ!」
「貴方、意外な行動派だったのね」
「がんばってください。お部屋なら来客用のが一つ余ってますから、そこをどうぞ」
「ありがとう。これからよろしくお願いします」
「ウチは負けませんからね!!」

結局、また居候が一人増えた。
部屋に戻るか。


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