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ぶれますスレwwww
224
:
名無しさん
:2006/10/23(月) 18:56:02 ID:LwZ6l/4I
ある剣士の話;後
転職試験は火山に巣くう魔物の退治だった。ただし、制限時間は少しだけ。
普段に比べてとても短い制限時間に、私は焦ってしまった。
急いで火山の麓へと向かった私は、複数の魔物に囲まれてしまった。
一体一体なら、大したことはない。でも、複数となると話は違った。
なんとか二体の魔物を倒したけれど、私にはそれが限界だった。
まだ魔物は何匹か残っている。なんとか逃げられないかと思ったけれど、それも無理そうだった。
―――こんな所で、私は死ぬの?
絶望感に飲み込まれそうになる心を必死で支えようとする。けれど、この状況ではどうしようも……
一陣の風が吹いて。
懐かしい、声がした。
あのときと同じ。あの人の、声が。
その人は、いつか見た光景のように、魔物を瞬く間に倒して、私のほうに振り向いた。
多分、私は相当呆けた顔をしていたんだろう、あの人は少し慌てて私に声をかけた。
そこで私は我に返って、不覚にも泣き出してしまった。
そんな私を見て、あの人はもっと慌ててしまった。
漸く私が泣き止んだ頃、あの人は私の傷を手当てし終えたところだった。
私が泣き止んだのを見たあの人は、久しぶり、と言ってくれた。
―――危なく、また泣いてしまうところだった。
再試験を受けて、今度は危険もなく、私は転職した。
あの人は、とても嬉しそうに私を祝福してくれた。
アクロポリスに帰る前に、私は思い切って、あの人に、仲間になってもらえないか、と聞いてみた。
あの人は驚いたみたいだったけれど、いいよ、と答えてくれた。
私は嬉しくて、思わずあの人に抱きついていた。
予定より遅れてアクロポリスに戻った私を待っていたのは、2日前に別れた仲間達。
皆無事に転職していて、ちょっとだけ悔しかったけれど、何もなくてよかったと思った。
彼らにあの人を紹介したら、皆歓迎してくれた。あの人は、ちょっと照れくさそうだった。
その後も私達は冒険を続けている。
転職してからも沢山の冒険をしてきたけれど、そのお話はまたいずれ。
SBってこんな感じで使ったらカッコいいよね!とかいう妄想の産物です。
その癖作者ブレマスもバウハンも持ってません。10代のソーメンはいるけど。
ので、ツッコミ所は多々あるかと思いますが流してくださいorz
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