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親近相姦の実体験話して 避難所

22名無しさん:2003/06/19(木) 01:51
きわめて珍しいケースとして「真性半陰陽」という異常個体が出現する
場合が知られている。これは個体に卵巣と精巣の両方を体内に持つため、
ある意味で両性を兼ね備えている。この例を参考に、自分の卵巣で卵子を作り、
自分の精巣で作った精子により卵が受精したと仮定して、遺伝的に全く同じ人間が
出来る可能性を探ってみることが出来る。
減数分裂の結果卵子(精子)に入る23本のそれぞれのペアのうち、残った他方の
染色体が完全にはいるならば、当人と全く同じく見合わせになる。
しかし、このような組み合わせが出来るチャンスは、卵子または精子に入る23本の
うち各ペアの確率が2分の1であるから、全部で2分の1の23乗となりその変異性は膨大である。
これにキアズマ形成による部分交換が加わって変異性がさらに増大する。すなわち精子が
できる過程で22ペア当たり約50回のキアズマが形成され、卵子ができる過程では多分、
それ以上のキアズマが染色体の任意の位置で形成されるわけだから、受精卵が
当人と遺伝的に完全に同一になる可能性は皆無といってよい。したがって自分自身の
精子と卵子の組み合わせでさえ、自分と全く同じ遺伝的内容を持つ個体にならないのである。

白戸一士著 分子から見た生命の科学18Pより抜粋
22ペアなのは性染色体が除いてあるため。


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