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1515★:2004/08/02(月) 19:21 ID:snRh7cjY
誤植や今投稿するには遅すぎるストーリーはここに投下してください。
またはtxtまたはhtmlのアップロードでも構いません
(アップロード掲示板は後日設置いたします)

889名無しさん:2015/03/01(日) 07:49:07 ID:ruQbULS.

これ大好きだったわ
最後はリアルか電脳か不明なのがちょっと怖い

890名無しさん:2015/04/11(土) 00:02:16 ID:???
ここまでwikiに反映

すみませんが、フラッシュモーター・カレンは今はここまでって事で
途中まで書き写したやつをデータ移行しようとしたら、なぜかできなかったのでやる気をなくして

891名無しさん:2015/06/01(月) 20:12:30 ID:JKSwY7vE
未解決一覧のPS2欄にあるこんねこの正式なタイトルは「こんねこ 〜keep a memory green〜」なので、訂正してはいかがでしょうか。

892東方夢時空 1/3:2015/08/08(土) 15:37:59 ID:c7qi50a6
2年ぶりに東方シリーズのストーリーを書き込ませてもらいます。

東方夢時空 〜 Phantasmagoria of Dim.Dream
東方Project第三弾。東方シリーズの対戦型STG。

・プロローグ
博麗神社の巫女、靈夢は暇でしょうがなかった。ある日、"なんかどひゃー"と言うような出来事が起きないかと神社の外に出てみると、
神社の隣に遺跡ができていたのだ。遺跡を調べようとすると、前回ラスボスとして登場した魅魔が現れる。ついでに野次馬もたくさん。
「古くからの言い伝えによると、この遺跡には来た者をしあわせにする何かが、眠ってるみたいよ。」
と冗談半分で何かが書かれている紙を取り出す。そこには、
「いにしえの遺跡、‘夢幻遺跡’本日10時 開店」
チラシじゃないか!と怒る靈夢をよそに、魔理沙は"しあわせになる何か"はいらないのかと言う。
靈夢は興味がないわけではないが、こんなところに遺跡を出現させて迷惑だから苦情を言うついでに…しかし入り口が見当たらない。
替わりに立て札を見つける。
「夢幻遺跡内 定員 1名まで」
この場合、彼女達がとる行動はただ一つ。
「勝負よ!!!」
かくして、少女達は謎の遺跡入場権を得るための争奪戦をはじめるのだった。


・キャラクター紹介

博麗靈夢:玄爺に乗って戦う博麗神社の巫女。
魅魔:前作のラスボスの悪霊。今は博麗神社の祟り神的存在。
霧雨魔理沙:前作から登場した魅魔の弟子。
エレン:ふわふわでパチパチな魔女。(竹本泉の"はたらきもの"に登場する魔女がモデル)
小兎姫:常識がずれている自称お姫様。
カナ・アナベラル:とある洋館に住むポルターガイスト。
朝倉理香子:魔法使いだが科学大好きな変わり者。

893東方夢時空 2/3:2015/08/08(土) 15:41:30 ID:???
・ストーリー
争奪戦の末、ついに勝ち抜いた主人公。
そこに待っていたのは…5世紀ほど科学が進んだ世界から来たという比較物理学の教授、岡崎夢美と助手の北白河ちゆりと名乗る二人の少女だった。
二人は物理エネルギーには当てはまらない魔力を探すためにこの遺跡の本当の姿、「可能性空間移動船」を使って現れたという。
学説を否定した学会に復讐するため、魔力のデータを収集をはじめる夢美。そして、ちゆりは戦わされるのだった。

(ちゆりに勝利後)

観察だけでは我慢できず、ついに自ら勝負を挑む夢美。
自ら作り出した科学魔法を用いて、主人公を苦しめるも、本物の魔法の前についに屈してしまう。
約束どおり、主人公達に望みをできる範囲でかなえるのだった。

(靈夢の場合)

境内を掃除してくれるロボットを頼んだ靈夢は、「る〜こと」と呼ばれるメイド型ロボットを貰う。
すっかり西洋風に改装された神社を満喫してる靈夢だが、動力が気になるとのこと。
る〜ことの背中には放射性物質のハザードシンボルが…。

(魅魔の場合)

魔力の源である月を沈まないようにしてほしいと頼んだ魅魔。物理的に無理かと思ったら、そうでもなかった。
力を得た魅魔はどうしたかと言うと…いつものように靈夢をからかいにいくのであった。

(魔理沙の場合)

夢美たちの世界の武器がほしいと頼んだ魔理沙はICBMのミミちゃんを貰う。
箒の替わりにミサイルにのって靈夢に自慢する。

(エレンの場合)
素敵なお店がほしいと頼んだエレンは魔法の店を作ってもらう。
エレンは満足そうだったが、博麗神社の敷地内にあるので靈夢は不満だった。

(小兎姫の場合)
別にない。それでも強情に望みをかなえると言うので仕方なく巫女さんがほしいといったら、本当に靈夢を捕まえてきた。
実は小兎姫は警察官。単に誰かを逮捕したいだけだったのだ。靈夢が檻から出られるのはいつになるのやら…。

(カナの場合)
新しい家に住みたい、せっかくだからそこの神社でと言ったら、本当にかなえてくれた。
カナは満足しているが、毎晩騒がれて眠れない靈夢は不満だった。

(理香子の場合)
夢美たちの科学力がほしいということで、夢美たちは科学の本を渡す。(子供向けの簡単なもの)
そして理香子は有名な科学者になった…かどうかは定かではない。

894東方夢時空 3/3:2015/08/08(土) 15:41:58 ID:c7qi50a6
・ちゆり編
靈夢たちを倒し、遺跡の中に入ったちゆり。そこに現れたのは…もう一人の自分と夢美の二人だった。
だが同じ存在の人間が二人いたら紛らわしい。しかし、夢美はこの世界にいるちゆりは平行世界にいるもうひとりの「北白河ちゆり」ではないかと考察する。
どちらが夢美の助手であるちゆりか、もう一人のちゆりか、強いほうで決めることになった。

(ちゆりに勝利後)
戦いの後、この世界のちゆりには魔法を扱うことが出来るのではと戦いを挑む夢美。戦いの後、夢美たちに興味を得た彼女は面白そうだからと夢美たちの元へついていくのであった。

・夢美編
霊夢たちを倒し、本拠地に戻った夢美。しかし、突然ちゆりが襲い掛かる。そして現れたのはもう一人の夢美だった。
実は彼女はちゆりが機械にいたずらしたせいで現れたもう一人の夢美だった。というわけでお仕置きをする。


(ちゆりに勝利後)
さて、問題はもう一人の自分だ。夢美たちが元いた世界ではもう一人の自分を呼び出すのは犯罪らしい。証拠隠滅のため存在を消そうとする。
戦いの後、夢美は今回の出来事を論文に書き学会で発表するのだが、学会は夢美を見限ったのだった。


(追加エンディング)
靈夢が神社で掃除をしていると、夢美たちが学会から追放されたと泣きついてくる。

895名無しさん:2015/10/28(水) 23:24:02 ID:???
ここまでwikiに反映

896バンゲリングベイ:2015/12/13(日) 23:13:10 ID:???
●バンゲンリングベイ

1984年にアメリカで発売されたシューティングゲーム。1985年にファミコンに移植。
真上から見た構図でヘリコプターを動かし、バルカンと対地爆弾で敵機と砲台と敵工場を破壊していく。
立て横斜め全方向に任意で移動でき、敵を探しながら飛び回る。また自分の空母に着陸する事で修理と爆弾補充が可能。
空母を守りながら工場をすべて破壊すればステージクリア。敵は船や戦車、砲台にレーダー、戦闘機、戦艦。
単調でありながら非常に難易度が高い、クソではないが上級者向けなのは否定できない。

ストーリー

アメリカ軍が新型兵器の演習を行っていたカリブ海。
そこに突如、次元の侵略者バンゲリング帝国が現れてカリブ海一帯約10kmを、まるごと異次元へと持って行った。
またその空間内にあった島の工場や兵器は全て奪われ、アメリカ軍兵士も洗脳される。
そしてそこの工場で兵器が生産され、地球征服のための拠点として使われようとしていた。
その空間の中で唯一、洗脳を免れていた空母ロナルド・レーガン、その司令官ジミー・ハーディーと5000人の乗組員。
外から入ってくる事も脱出も不可能な空間で、たった一隻の反撃作戦を開始。
新型兵器である戦闘ヘリ、シーアパッチAH-16の五機で地球の為に工場をすべて破壊することを決めた。


ちなみに上記のストーリーは、攻略本が勝手に脚色したものの可能性がある。


●ロードランナー
1983年にアメリカで発売された横向きアクションゲーム。パズルゲームに近いかもしれない。
様々なコンピューターやアーケードに移植、ファミコンにも1984年に移植された。
主人公は目前のブロックを掘ることが可能。(レーザーガンで掘っている。パッケージのようにまっすぐ球が飛んだりしない)
ブロックは時間でゆっくり復活。その間に通り過ぎたりする。失敗するとそのまま埋まって死亡。
走り回り、ブロックを掘ったり梯子を上ったりして移動しつつ、ステージに最初から置いてある金塊を集める。
主人公よりも移動スピードが遅い人型ロボットが敵として追いかけてくる。触れると即死。
ブロックに埋めても時間で復活する。また金塊を持って行ったりするが、埋めると奪える。
ステージ内の金塊をすべて集める、そうすると新たに出てくる梯子に上って画面上に行くとステージクリア。

ストーリーは特にないが、ステージはバンゲリング帝国であり、主人公は帝国によって奪われた金塊を奪い返しに来た。

●チョップリフター
1982年にアメリカで発売された横スクロールシューティング。色々と移植アされており、1986年にファミコンにも移植された。
基地から横に飛んでいき、球を飛ばして敵拠点を破壊。着陸して出てきた捕虜が乗り込むのを待つ。
助けた捕虜を拠点に戻って返していき、また残った捕虜や他の拠点を破壊して助けていく。一定数たすけるとステージクリア。
戦車や敵機が攻撃してくる。また出てきた捕虜は敵の攻撃、ヘリの攻撃、それどころかヘリの着陸に巻き込まれても死ぬ。

ストーリーは特に表示されないが、これもバンゲリング帝国につかまった捕虜を助けに行くヘリ「ホークZ」の話である。

●ボンバーマン
1985年にファミコンで発売されたアクションゲーム。
一応、それ以前にも発売されたシリーズがあるが、このタイトルはファミコンが最初のはず。
上から見下ろすゲームであり、十字に爆発する爆弾をセットして壁や敵を破壊していく。

主人公のボンバーマンは、爆弾製造工場で働く人型ロボット。しかし、その日々にうんざりしていた。
ある日、この世界を脱出すれば人間になれるという噂を聞き、主人公は脱出を図る。

そして脱出した結果、彼は人間になり人間の為に働く事になる。
自分がいたバンゲリング帝国に侵入し、金塊を奪い返すロードランナーとして、かつての仲間のロボットから逃げ回りながら。
という設定をハドソンからつけられていた。ちなみにロードランナーをファミコンで発売したのは、同じくハドソン。
ちなみに後のボンバーマンシリーズでは完全になかったことにされている。

897名無しさん:2015/12/13(日) 23:16:30 ID:???
バンゲリングベイの英語のタイトルは"Raid on Bungeling Bay"
Raidは空襲とか奇襲とか、Bayは入り江や湾岸とかそんな意味

898名無しさん:2015/12/13(日) 23:46:44 ID:???
バンゲリング帝国はアメリカの会社が制作当時から考案されていた。
だけどどこまでなのかは、いまいちわからない。日本に来てから脚色されてるだろうし。

例えば、パソコンのロードランナーは設定が違う。
バンゼル帝国の国王は、国民たちに圧政を敷き、重い税金をかけていた。
国王所有の地下宝庫には、重税によって手に入れた財宝がたくさん眠っている。
主人公は地下宝庫に忍び込み、レーザードリルを使用し番兵ロボットをかいくぐり、財宝を盗みだす。
というストーリー。

昔のゲームの設定なんて、そんなものと言えばそれだけだが。

899水晶の龍:2015/12/14(月) 21:07:18 ID:???
●水晶の龍(どらごん)
かつてスクウェアがDOGという名前の会社だった時の1986年のファミコンのアドベンチャーゲーム。


時は近未来。主人公ヒューは友人のシンシアとナイルとともに宇宙遊泳に向かう。
ヒューはシンシアからもらったペンダントを身に着けている。
そしてシンシア所有のシャトルに乗って、宇宙へと向かう。
宇宙空間で突如、水晶のドラゴンがシャトルに襲い掛かってきた。シャトルは墜落していく。
ヒューもまた強烈な衝撃を受け、目の前が真っ暗になった。

気が付くと見知らぬ船の中にいたヒュー。ユージンと名乗る美女に、遭難している所を助けてもらった。
ユージンの目は水晶のようで、悪いことが起きる時に色が変わるという。
他の人は見ていないと言うシンシア、またドラゴンなんて幻覚でもみたのと言われた。

自分の星のエリファス星のエアポートに送られたヒュー。いつもは人の多いエアポートだが客がいない。
聞けば皆ドラゴンを恐れてシャトルに乗らなくなったとの事。
エアポートから出る、いつもは人だかりが多いはずの道も人気があまりない。
道端の大きなテレビでニュースをやっている。調査の結果、シャトルは全て、ドラゴンに遭遇した後消えたという。
また中立国である近くのアリアス星のアリアス政府は、この事件に関しては関係ないと声明を出している。
道端の人に話を聞くと、アリアス政府が怪しいと言う。ただ証拠もないので調べることができない。
アリアスはルシアという女王が統治しているが、その姿を見た者はいない。

近くの汚いお店に入る。商品は全て25クレジットだとフードを被った男は言った。
不思議な模様の石板、古代文字に関する古い本、小さな手鏡、テレパシーを受信できる通信機。ヒューは全て購入した。

町外れに住む科学者のオババを訪ねた。たいへんなことになったねえと困った様子のオババ。
いつもは冷静なオババが慌てていた。若ければ自分が皆を助けるのにと、ヒューにその役目を託す。
そしてヒューに宇宙にも飛べるスペーススクーターUVXを渡す。スコープとレーザー付。
さらにマスターキーももらう。凄い目かを開発中らしいが、まだ完成していない、出来たら渡そうと告げた。

エアポートへ行き、スペーススクーターで宇宙へと飛び出す。たくさんの星が周囲を流れる。
宇宙空間を飛び出すヒュー、探し飛び続けるとまたも水晶の龍が姿を現す。
スクーターのレーザーで攻撃するが効かず、ドラゴンの攻撃でふっとばされる。故障したスクーターで近くの星に不時着。

アリアスムーンの砂漠に着陸。見渡す限り砂ばかりで、人影はなく草も生えていない。
スクーターのヒューズが壊れているので飛ぶ事は出来ない、砂漠の中を進み続けるヒュー。
遠くに何かを見つける、近寄ってみればシンシアのシャトルだった。名前を呼ぶが周囲やシャトルの中に人はいない。
シャトルの中を調べる、スクーターに使用できそうなヒューズを発見。またきれいな宝石を見つけた。
スクーターを直し、宇宙へと出るがまたも水晶の龍が出現。スコープを使うと龍は実はロボットであることが分かる。
戦ってもレーザーでは傷が付かず、アリアスムーンの砂漠に追いやられる。一旦、エリファス星へと戻る。

エアポートに着くと、受付と話すユージンを見つける。近寄ると突然、逃げていった。
受付に話を聞くと、次のシャトルはいつ出るのかと尋ねていたらしい。

探して歩き回ると以前、来た汚いお店でピストルを売っていた。さきほど赤い目をした美女から売られたと言う。
ピストルをよく見ると、見たことのある紋章がグリップに入っている。それはシンシアが護身用に持っていたピストルだった。
お金は足りず買う事は出来ない。シャトルで見つけた宝石を見せる、これは竜の涙とよばれる宝石らしい。
25クレジットで買い取られるので、そのお金でピストルを購入した。再び女性を探して店を出る。

900水晶の龍:2015/12/14(月) 21:08:05 ID:???

古いアパート。ドアの前にユージンが立っていた。ヒューに背を向けて、気づいていない。
話しかけると突然、姿が消える。テレポートしたようだ。
扉には鍵がかかっている。扉に対してマスターキーを使用する。しかし扉はさび付いていてキーが入らない。
ピストルで鍵を破壊する。扉を開いて中に入る。何もない部屋、人の姿もない。
部屋の壁を調べると開く、壁の中にはコンピューターが内蔵されていた。
調べると軽い音を立ててコンピューターが動きだした。メッセージが流れる。
「計画の邪魔をしている奴がいる。始末しろ。奴はドラゴンを知っている。アリアスで待つ。」
突然ユージンが現れる、目は炎のように赤い。「君は秘密を知りすぎたようね。」
ここでピストルを選ばないと記憶を消されてゲームオーバー。ピストルで撃つと傷口を抑えながらテレポートするユージン。

アパートを出てオババの研究所へと行くヒュー。例のメカが完成したとオババは言った。
以前のスクーターよりごつごつしたスクーター。スコープに、レーザーより破壊力のあるブラスターを装備。
パワーアップしたスペーススクーター、テトライドST。これを貰い、エアポートからこのスクーターでヒューは宇宙へ。

宇宙を突き進むスクーター。宇宙を移動し続けるとまたも水晶の龍が現れる。
ビデオスコープを龍に向かって使用し、巨大なロボットの正体を発覚させる。
そのロボットに対してブラスターを発射、ロボットは木っ端みじんに吹き飛んだ。ちなみに選択肢を間違えるとまた砂漠へ。
以前、不時着したアリアスムーン。そしてその側の惑星アリアスが倒した龍の先に見える。
近寄ると通信機が鳴り出した、ナイルからのメッセージであった。
「僕たちはたくさんの人達と一緒に、ピラミッドの中にいるよ! 助けて」
女王ルシアの収める星アリアス。百年前までは栄えていたが、今は地下に町を作って住んでいる。ヒューはアリアス星へ。

見渡す限り砂漠のアリアス。砂漠を移動すると見上げるほど大きな、水晶のピラミッドを発見。
近づくと機械的な構造、床にハッチを見つけマスターキーで開いて中に入る。
長い通路がまっすぐ続いている、進むと扉があり鍵穴がない。逆に進むとアリアスの人が住んでいる小さな地下の町があった。
家から人が出てきた、ヒューを不思議そうな目で見ている。近寄って話を聞いてみた。
この先にある扉は、光の神であるルシアがすんでいる。後ろの通路の先には、見ただけで人の心を狂わす水晶がある。
町の端に壁に入り口のような場所を見つけるが、見張りロボットがおり通れない。攻撃しようとするとその前に殺される。

一旦ハッチに戻り、砂漠をもう一度歩くと、大きな石碑が立っている。
石碑の向こうにシンシアがいた。ヒューに駆け寄ってくる「シ、シンシア、無事だったのか!」
「助けて! 悪魔が襲ってくるわ! 助けて! 私たちはサイラという星に閉じ込められているの。
 エネルギーを吸い取られてしまうわ!」 しかしシンシアは幻覚で、その姿は消えてしまった。
石碑を調べると文字のようだ。古代文字に似ているが、しかし本と見比べても読む事が出来ない。
手鏡に映すと、それが左右逆転であることに気付く。本を頼りに文字を解読。
「アリアスに古代から伝わる水晶には、全ての悪を滅ぼす力が秘められている。その水晶を手に入れた者は、
 神の声を聴く事が出来るであろう。聖なる石を持つ者よ、この石碑に石を納めよ。」
石碑のくぼみに不思議な模様の石板を納める。しかし何も起きない。

もう一度、アリアスの町に行きロボットの所に行ってみる。見張りロボットが動いていない。
石碑の効果らしい。先に進むと丸い水晶があった。手に入れておく。
ちなみに上の石碑とこの水晶のイベントは、あとでも可能。

町を探すと石の塔があった、入ってみるとたくさんのパネルやモニターが並んでいた。ここは通信室のようだ。
ボタンを押していくと警告音、さらに低い声でメッセージが流れる。
「私の計画はもうじき終わる。60年前から狙っていたアリアスは、もうじき私の物になるのだ。
 ご苦労だったな、ユージン。お前をコントロールから解放してやろう。ルシアの元へと戻るがいい。
 死んでいるかもしれないがな。」

901水晶の龍:2015/12/14(月) 21:08:40 ID:???

町を出て通路に戻り、ハッチの場所から外に出る。そこにはユージンが待ち伏せていて、こちらに銃を向けた。
目は以前のように赤くなく、悲しそうな水晶の目だった。ヒューは話をしようとすると、銃を下した。
「私は悪魔バヌーガにコントロールされて、何の罪もない人々を攫って来てしまった。
 私はバヌーガに利用されていたのだ。悪魔がこの星に降り立った時から、全てが狂ってしまった。
 このキーを君に渡そう。地下の奥にクイーンが眠らされている。私の力だけではもう、この星を助けることができない」
ユージンはカードキーをヒューに渡すと姿を消した。

ハッチを下りて通路の先の模様の入った扉、その扉をカードキーで開いて中に入る。
突然、部屋の中に女の人の姿が浮かび上がった。
「私はアリアスのクイーン、ルシア。お願いがあるのです。どうかこの星を助けてください。
 体を持たない生物バヌーガが私の体を乗っ取り、この星を自分の物に使用としています。私はバヌーガに殺されてしまう。
 私の使いユージンもバヌーガの手にかかり、このままではもっと犠牲者が出てしまいます。時間がありません。
 どうかバヌーガを……」
突然、ヒューの体に衝撃が走り、目の前が真っ暗になっていく。遠のく意識の中でシンシアの声が聞こえた。
「サイラという星はアリアスムーンの事だったの。ここにバヌーガがいるわ、捕まったら最後よ!」

ヒューが気が付くとアリアスムーンの砂漠、シンシアのシャトルの前。どうやらルシアがここにテレポートさせたようだ。
シンシアからもらったペンダントが輝きだした、どうやらこの近くにシンシアがいるようだ。
また通信機が鳴り出した。ナイルの声がする。
「ここはどこなの? くらいよー。地下の奥深くにいるみたいなんだ。分厚いドアがあってでられないよー。」
砂漠を進むヒュー。歩きまわっていると、アリアスで見た物と同じ水晶のピラミッドを見つけた。
同じハッチがあるのでマスターキーで開き、ヒューは中へと入る。

ハッチから降りると不気味な模様のドアの前に出た。ドアは固く閉ざされていて、シンシアのペンダントが強く輝きだす。
ドアにはバリアが貼られており、触れると弾き飛ばされる。ブラスターを二度放つとドアを吹き飛ばした。

大きなドームの中で、声がとどろく。「良くここまでこれたな。褒めてやろう。」
「バヌーガだな? 僕の友達を返せっ!!」
「なかなか、度胸のある奴だな。気に入ったぞ。」
「ふざけるな! シンシアたちを返せっ!!」
「ダメだ。彼らを返すわけにはいかぬ。私の姿は誰にも見えないはずだ。私を殺す事は出来ないぞ。」
天井の中心の穴に光が吸い取られている。ブラスターを放つが、見えないので当たらず。そのうち殺される。
水晶を取り出す。するとユージンの声が聞こえた。
「あの光が人々のエネルギーだ。バヌーガはそれを吸い取って生きている。」
ヒューは天井の穴に向かって水晶を投げつけた。ものすごい叫び声とともにドームが大きく揺れる。
水晶のエネルギーを吸い取りすぎて、バヌーガは耐えられずに自滅したようだ。

ドームが砕け明るい光が満ち溢れている。
たくさんの人々、そしてナイル、シンシアの姿が現れた。「よかった、みんな無事だ!」
ヒューの姿を見つけたシンシアが、涙を浮かべて駆け寄る。
「長い夢を見ていたようだわ。とても怖い夢。悪魔が私たちを捕まえて、暗い星の中に閉じ込めたの。
 でも闇の中から水晶のドラゴンが現れて、悪魔を捕まえて行ったの。そして、気が付いたらここに……、
 もしかしてこれも、夢の続きなのかしら……」
バヌーガが消えた後のドーム。青い水晶のドラゴンがすうっと現れて、溢れる光の中へと融けるように消えた。

THE END
THANK YOU FOR PLAYING
CRYSTAL DRAGON


当時としては口パク付きのグラフィックはすごかったが、容量の限界かストーリーが短くスタッフロールもない。
ちなみにシンシアと野球拳ができるという裏技は嘘です。某攻略本が情報盗用対策として、わざと嘘の情報を入れた。

902名無しさん:2015/12/14(月) 21:17:48 ID:???
すまん、わざと嘘の情報を入れたのはファミマガでは裏技紹介の時に
一つだけ嘘の裏技を入れて、それを見抜いてハガキで送ればプレゼントって
企画だった

903がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜:2015/12/15(火) 18:46:03 ID:???
●がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜
スーパーファミコンで1991年発売のアクションゲーム。がんばれゴエモンシリーズ第四弾。
アクションのゴエモンシリーズでは難易度が高め。ミニゲームがたくさんあるがやらなくても良い。


江戸のはずれ町にあるゴエモンの家。そこにエビス丸が尋ねてくる。
「ゴエモンはん、しってはりまっか!」
「なんでぃ! やぶからぼうに!!」
「うわさのべっぴんはんの事なんでっけど……」
「ああ……ほろほろ寺の女幽霊さんね……」
「そーでんがな!!! その、べっぴんはんにちょっかいを出そうとしたもんが、
 痛い目におうたっちゅうて……」
「うわぁーーーっ!!! アップはやめろってば!! 
 しかし、幽霊の分際で、人間様を、痛い目に合わせるたぁ、ふてえやろうだ!!」
「ここは一つ、わてのこのプレイボーイぶりで…」
「ごちゃごちゃ言ってる暇はねえ! いくぜっ!! エビス丸!!!」

・すてえじ一「謎の女ゆうれい」の巻『江戸』
ほろほろ寺に向かうゴエモン達。役人はともかく、浪人や魚屋とかに触れるとダメージなのはなぜ?
途中で町娘に会う。
「北の方から怪しげな雲が来るわ。お花とても怖い」
途端に敵が幽霊や妖怪に変化する。雰囲気も悪くなる。

ほろほろ寺付近はおどろおどろしい様子。妖怪やらを倒しながら竹藪を進む。
最後に出てくるボス:女幽霊。
空中で皿を飛ばしてくるので、叩いて跳ね返してダメージを与えて倒す。
倒すと幽霊が正体を現す。忍者姿の猫だった。
「あんためっちゃ強いにゃあ。おいら忍者猫のクロベエってんだにゃあ。
 あんたのような腕の立つ人が来るのをまってたにゃ。お江戸の一大事にあんたの力を貸してほしいにゃあ。
 詳しい事はいえにゃいが、ともかくこの100両で四国に行って、コバンネコ親分にあってくれにゃあ」
町に戻ると、様子は元に戻る。

大江戸ツーリストに行き、四国ツアーを頼んで船に乗る。払った料金でたらい船、小船、客船に代わる。
「お江戸の一大事と聞いては、ほおっておけない!
 コバンネコ親分に会うために一路、四国へ向かう、ゴエモンとエビス丸であった」


・すてえじ二「こばん猫を探せ」の巻『讃岐、伊予、土佐』
夕日が照る四国。ひょっとこを被った男達がそこら中で阿波踊りをしている、触れるとダメージ。
最後まで行くと、ひょっとこ達がやぐらを中心に回って踊っている。全部倒すと、やぐらの中に入れる。
中に入るとコバンネコが天井に吊るされ、獅子舞顔の大男が待ち受ける。
「がはははは! お前もコバンネコの仲間だな。わしと勝負するぜよ!」
ボス:提灯魔人。三弾、十一個の提灯をぶら下げ動く、提灯からひょっとこ顔が出てきて球を吐きだす。
殴って提灯を落とせる。全部落とすと、最後に提灯魔人がジャンプして回る。倒すとコバンネコが落ちてきて助けられる。
「危ないとこをありがとにゃあ。おいらコバンネコ、あんたを待ってたにゃあ。
 おらたち忍者猫一族は、お江戸の平和を守る隠密の仕事をしているにゃあ。
 実はお江戸の殿様の大事な一人娘の雪姫様が、神隠しにあってしまったにゃあ。
 日本中を探して手がかりを掴んだにゃあ、お面をつけた謎の集団が人さらいをしているそうだにゃあ。
 奴らは謎の妖術で操られていて、おいらたちの使う化け術が効かないにゃあ、おかげでこのありさまだにゃあ。
 でも一つ情報を掴んだにゃ。淡路にいるおたふく隊が女の子を攫っているらしいにゃ、ゆき姫様はきっとそこだにゃあ。
 どうかおら達の代わりにゆき姫様を助けだしてほしいにゃあ。」

最後に夜空の花火を見学するゴエモン達。
「ひょっとこ隊を倒したゴエモンとエビス丸は、女の子を攫うおたふく隊を懲らしめようと、
 やつらのいる淡路島まで、旅を続ける事にした。」

904がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜:2015/12/15(火) 18:46:44 ID:???
・すてえじ三「からくり遊園地」の巻『阿波、淡路』
阿波の狭い大橋を通ると、からくりアイランド。全てのミニゲームがそろう場所。
全てのアトラクションに入ると時間がかかるが、一瞬で次にいける。
淡路の大橋は立てスクロール。途中でボス:明石の大だこに会える。
橋の上を左右に移動しながら小さなタコを吐きだす、小さなタコはゆらゆら揺れながら下に行く。
端ならタコが来ないうえ、実は無視して先に進める。クリアするだけなら一瞬のステージ。

茶屋で団子を食べるゴエモンとエビス丸。
「おたふく隊の基地は大和の国にあるらしい。からくり遊園地を出たゴエモンとエビス丸は、
 のんびりしている暇もなく? 大和の国を目指してひた進むのであった。」


・すてえじ四「打倒おたふく隊」の巻『播磨、摂津、河内、大和』
おむすびを盗んでいくカラクリや、触れたらダメージ倒すと罰金の鹿などの敵が出てくる。
大和にからくり隊のお屋敷。スイッチを押すと上下逆さまになったりする。
特に回転する足場を上に登る場所は、割と難しい。床のスイッチを押すと何かが落ちてくる場所などがある。
最後にボス:双子力士「若乃福&貴乃福」。左右にいてボールを投げあう。
倒すと後ろの大きなおたふくの顔が迫ってくる。倒すたびに顔が福笑いで変わり、行動パターンが変わる。
全部で四種類、最後はダメージごとに膨れ上がり、画面いっぱいになる。隅っこでしゃがんでないとダメージを受ける。
倒すと二つに割れ、中から女忍者が登場する。
「私はくノ一のヤエ。贋金作りの事件を捜査していたら、おたふく隊につかまってしまったの。
 あなたも何か、探しているようね。伊賀の物知り爺を訪ねるといいわ。」

屋根の上で花火を見るゴエモンとエビス丸。
「おたふく隊の基地に、ゆき姫様はいなかった。そこで二人はヤエちゃんが教えてくれた、
 物知り爺に良い知恵を貸してもらおうと、伊賀の忍者村を訪ねる事にした。


・すてえじ五「侵入!伊賀屋敷」『伊賀』
鉄砲を打ってくる子連れ侍や、飛び出してくる猪など。山の上から岩が転がってくる。この辺りから難易度が上昇。
忍者屋敷はカラクリで出来た忍者たちだらけ、さらに動く足場が多く、落ちるとダメージも多い。
最後に屋根の上。カラクリ忍者が大凧から二体ずつ飛び降りて戦う。大凧には「ぎゃるいのち じい」と書かれている。
全部倒すとボス:からくり忍者サスケと戦い。動く大凧の上で、しかもサスケはジャンプと同時に八方向にクナイ投擲。
サスケ自身も動き回り、もちろんサスケに触れてもダメージ。倒すと大凧からゴエモン達は落下する。
天井を破って落下した場所にはちょうど、物知り爺がいてそのまま話をする。
「ほう、ほう、ほう…。ワシのとこまで来るとはたいした腕前じゃ。してなにようかの?
 ほう、ほう、ほう…。人を探しているのじゃな。……………ギャルならわしにも紹介してくれんかの。
 ……………出雲の国へ行くのじゃ、龍神池の白鏡はなんでも映しだしてくれるのじゃ。
 ……そうじゃ、わしの新発明、瞬間移動ミラクルファジーマシーンでひとっとびに出雲まで送ってやろうかの。」

大砲に詰められ、吹っ飛ばされるゴエモン達。
「爺の新発明、瞬間移動ミラクルファジーマシーンは失敗作であった。
 実験台になったゴエモンとエビス丸は何処へ落ちていったのやら…?!」


・すてえじ六「恐怖天狗山の怪」の巻『山城』
町中、ジグザグ歩きの盗賊や、走りこんで切りかかる侍、飛んで小判を投げる岡っ引きなど。
980両の通行手形を万屋で買わないと先に進めない。
先に進むと山を登っていくステージ。猿が襲い掛かり、また狭い足場で烏天狗が飛びまわる。
登っていくと中ボスの天狗二匹と戦う。実は下をいけば戦わなくてもいい。
滝を登っていくとボス:つづら助六と戦闘。つづらから細かく小さい花吹雪をまき散らす。
つづらを破壊すると連続小ジャンプで迫ってきて、そのあとにカツラを飛ばす。体力もある。倒して関所をくぐる。

茶屋で食べ過ぎたエビス丸が丸々太り、風船のように浮く。驚くゴエモン。
「思わぬ遠回りをしたゴエモンとエビス丸。龍神池の白鏡とは一体どんなものなんだろう?!
 目指す出雲はもう目の前だ!!」

905がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜:2015/12/15(火) 18:47:28 ID:???
・すてえじ七「伝説の白鏡」の巻『出雲』
町からだが、町は狭い。横スクロールステージは水の上。
水の中にいると体力が減っていく。小舟の上で鳥が襲ってくる。
他、浮力で動く樽や、回転する足場、さまざまな水の上でのギミックがある。
最後にボス:白龍。
「ここより先には白鏡様がおいでになる。この白竜が認めた者以外は、通すわけにはいかぬぞ!」
首を動かして三方向の日を吐いてくる、また移動しながらまた火を噴く。倒すと先に進め、祠の鏡が話をする。
「もう全てはわかっています。あなたがどうしてここへ来たのかも知っています。
 あなたの探しているゆき姫は、ここより遥か南、琉球という王国にいます。
 姫はそこで助けが来るのを待っているのです。貴方達の力ならきっと、姫を助けだせるでしょう。」

客船に乗るゴエモン、エビス丸は客船に凧でつながって飛び、煙突からの煙で煤だらけになる。
「ゆき姫様は琉球王国にいる! ここまで来たら、もう後へは引けない。
 琉球王国でゴエモンとエビス丸を待ち受けているものは一体……?!」


・すてえじ八「ゆき姫を救え!」の巻 『琉球』
町中では般若面をつけた大工がトンカチを投げてくる。これが追尾性能ありでかなり厄介。
ここには異人ばかりで、話が通じない。万屋で980両の辞書を買えば会話が可能。琉球の王に会いに行く。
「わしが琉球王だ。この城はすでに般若一族に乗っとられている。奴らはここで何か恐ろしい事を、たくらんでおるようだ。
 もはや一刻の猶予もない。城の周りのシーサー像の一つが、隠し通路になっておる。奴らの野望を食い止めてくれ!!」
シーサー像を破壊して隠し通路へ。横スクロール、溶岩と達磨が転がる狭い通路を超える。
エレベーターの強制上スクロール。達磨が落ちてきて転がる。また工事中で、般若だらけの場所を超える。
中ボス:落とし達磨。達磨落としの体で、一個ずつ飛んでくるのでのっかって上に登り、達磨の頭を攻撃していく。
倒すと地下深くに落とされる。狭い足場の空中ステージを連続で、かなり難易度が高い。
最後に縛られたゆき姫発見。助けるために足場に飛び乗ると、足場が空中でぶら下がり状態で動く。
そしてボス:やじろべえ達磨。両手に棘鉄球をつけたヤジロベー、ダメージを受ける度に左右への動きが加速する。
ダメージを与え続けるとバランスを崩して回転し、落下する。

ゆき姫を連れて江戸へと帰還するゴエモンとエビス丸。
笑顔の殿様と二人の部下が待っていた。
「おお、ゆき姫!! 無事でよかった、さあこちらにおいで…。」
ゆき姫が歩いていくと、暗転。
「きゃーーーっ」
殿様と部下が般若の顔になる。手にはゆき姫がつかまっている。
「だははははー!! わしは般若大将軍。地下牢に落ちるが良い!!」
ゴエモンとエビス丸の足元が開き、落下していく。
「うわぁーーーっ」「およーーーーっ」

906がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜:2015/12/15(火) 18:48:31 ID:???
・すてえじ九「ゆき姫救出絵巻」の巻『江戸』
地下牢にいるゴエモンとエビス丸。そこにヤエが現れた。
「まあ!! なぜこんな所に? 贋金工場はこの城の中にあったわ! とにかく牢屋から出してあげる。
 本物の殿様も、どこかの牢屋にいるはずよ」
たくさんの牢屋、外には鉄砲隊やたくさんの役人だらけ。牢屋の中に縛られた殿様がいる。
「わしは本物の殿様じゃ。城は般若たちに乗っ取られてしもうた。このままではこの世は終わりじゃ。助けてくれい!
 おぬしのいた牢屋の壁のどこかに、秘密の抜け道がある。そこから外へ出る事が出来るだろう。頼むぞ、ゴエモンどの!」
牢屋に戻り、抜け道を壊して先に進む。
最後の横スクロールステージ、江戸の町を屋根伝いに進む。鉄砲隊と大量の役人が走り回る。途中でヤエに会う。
「大変よ!! 般若一族は贋金を使って、琉球城を空飛ぶ城に改造していたのよ。
 空飛ぶ城はこの先に来ているわ。ゆき姫はきっとそこよ!」
先に行くと梯子、登っていくと動き回る小さな雲をジャンプして伝い、城に到着。
中では提灯魔人、さらに次のステージのおたふくが連続でボスラッシュ。色は違うが強さは変わらない。
そしてラスボス:はんにゃ大将軍。大きな狛犬の上に乗った大きな般若の武者が、三本の矢を放つ。
矢をたたいて跳ね返し、狛犬にぶつけて、先に狛犬を倒す。狛犬が狐になって逃げていく。
次に般若代将軍、回転しながら地面と天井を走り回る。しかし壁端にまでは来ないのでそこから攻撃すればよい。
倒すと中から小さな般若が飛びだし逃げていく。

お城の屋根の上、縄で縛られたゆき姫を手にした般若と狐が、ゴエモンとエビス丸に追い詰められている。
「ぐふふふ!! それ以上来てみろ。姫の命はないぞ! 般若大将軍は無敵なのじゃ!!」
すると狐が般若に振り向いた。
「コン! コン! コン! 約束が違うぞ!! ゆき姫とお友達になれるっていうから、力を貸してやったのに。
 もうお前の事など知るもんか!!」
そして狐は消える。
「ゴ、ゴンタ! 待ってくれ! お前の妖術がなければ、わしはただのオヤジなんだ!」
ゴエモン達が一歩近づく。
「うぬぬぬー、それ以上ちかづくな!」
ゴエモン達が一歩近づく。
「それ以上来るなら、ゆき姫の命は…」
ゴエモン達が一歩近づく。
「うう、こないでってば!」
ゴエモン達が一歩近づき、ハンニャの目の前に立った。
「ほんとにきちゃうの?」
そしてゴエモンはキセルでぶんなぐる、般若の仮面が飛んで行った。あとにはただのオヤジがいた。
「ひー、おゆるしー!!」
姫の縄を解く、ゆき姫はたくさんのハートを飛ばした。

スタッフロール。最後にゴエモン、エビス丸、向かい合わせで殿様、クロベエを抱えたゆき姫の絵。終わり。

907名無しさん:2015/12/15(火) 18:55:42 ID:???
これはスーファミのソフトだが、この次のゴエモンはファミコンで出る

908名無しさん:2015/12/15(火) 22:49:32 ID:???

ファミコンのゴエモンってなんだったっけ?

909がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜:2015/12/21(月) 20:45:54 ID:???
■がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜
1997年発売のNINTENDO64用3Dアクションアドベンチャーゲーム。がんばれゴエモンシリーズ第12弾。


大江戸の外れにある長屋に住む義賊のゴエモンと、いつの間にか住んでいた忍者のエビス丸。
ここの所は平和が続き、エビス丸が茶店で裸踊りをしてゴエモンともども追い出されたところだった。
そんな時に地響きが起こり、空を見上げると、巨大な桃を模した戦艦が空を飛んでいた。
そして大江戸城に向かってレーザー砲を放つ。城が光に包まれ、そして次の瞬間には洋風に変えられていた。
戦艦の中で男が高笑いをしつつ、次の作戦に移ると言い、戦艦は飛んで行った。
ゴエモン達は大江戸城の殿様たちを助けに行く。

一度、カイの街道へ進み、その先にあるフジの山を登っていく。そこにいる鍛冶屋にチェーンキセルを作ってもらった。
大江戸城に戻り、チェーンキセルを使って城内に入る。カラクリだらけの城の内部を登っていく。
最上階でバロンと言うオカマがいた。オカマ呼ばわりすると怒り、ふすまの奥へ。
追いかけるとボス:仁王ロボ「コンゴウ」との戦いになる。
巨大な顔だけの敵で、火を噴いたり、レーザーを放ったりするので、顔の周りを回転しながら逃げながら戦う。
倒すとミラクルムーンが手に入る。先に進むと、牢屋の中の殿様とゆき姫様がいた。
助けて話を聞く。城を変えたのはインスタントすて〜じビームというもの。
目的は分からないが、危ない相手なのは変わりない。殿様から頼まれ、敵を追いかける事にした。
探すために関所を通るためのスーパー手形を貰う。

手形を使って関所を通り、ムサシへと行く。先にあるトンネルを抜けシナノからイガへ行く。
そこの道の途中にある物知り爺さんのお屋敷。近づくと爆発を起こし倒壊する。
何事かと近寄るゴエモン。跡にはゴエモンインパクトを呼ぶホラ貝があった。
そこにバロンがいた。なんの目的があるんだこのオカマと言うと、怒って巨大ロボットを呼ぶ。
こちらもホラ貝で巨大人型ロボットのゴエモンインパクトを呼びだし、巨大ロボット戦闘。
戦国カブキロボ「カシワギ」。空を飛んだり、花吹雪で分身を生み出したりするが、最初のロボ戦なので強くはない。
倒すとインパクトは去っていく。先に進むゴエモン。

ヤマシロ・ざぜん町。入り口に入ると平和を守る女忍者のヤエが現れる。
ヤエは日本各地で起こる奇妙な事件を追っていて、その道でUFOの存在に行きついた。
調べた結果、オカマは全部で四人おり、彼らはネオ桃山幕府を名乗っているという。
彼らを追うため、ヤエもゴエモンとエビス丸とともに戦うことにした。ヤエが仲間になった。
町の中に入り、次の場所へ行こうとすると弁慶が橋を通せんぼしている。
何か宝物を出さなければ通さないという弁慶。町に戻り話を聞くと、牛若という若者にあった。
牛若は弁慶のどかし方を知っているという。その代わりに食事にする魚を取ってきてほしいと言われる。
堀に飛び込み、逃げる魚を追いかけまわすゴエモン達。牛若の言った色の魚を言われた数の三回、取って渡す。
するとこれをすねにぶつけろと、なきどコロを渡される。弁慶と戦い、ジャンプする弁慶にタイミングよくコロをぶつける。
参ったと言う弁慶は、負けた事を誰にも言わない代わりに宝物を渡すと言った。
それは電池が外れたからくり忍者のサスケだった。どうやら爆発でこの町に飛んできたようだ。
橋を通り先に進むゴエモン達。ヤマトから竹藪を進み、キイ、アワジ島へ。

アワジ島にある大江戸ツーリストに入る。竜に乗っての旅ができるそうだが、その竜が暴れているらしい。
なんとかしようと竜へのワープマシンに入るゴエモン。
はるか上空の、長い竜の背中。落ちないように尻尾から頭の方に進むゴエモン。
そこにはコマ型のコントロールマシンが頭のそばにいた。どうやらこの機械が竜を操っていたようだ。
遠くから操作している人の声が聞こえ、バロンの言っていたむかつくヤツラとはお前らかと言ってくる。
この竜を操り、日本中からダンスの才能のある子どもを攫って来ていたらしい。
回転し球をまき散らすマシン、倒すと爆発、竜が落下する。

910がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜:2015/12/21(月) 20:47:06 ID:???
サヌキのコンピラ山へと落ちるゴエモン。竜が少年、コリュウタの姿になった。
コリュウタは昔、ゴエモン達とともに旅をした少年。神の子であり竜に変身できる。
操られていて何も覚えていないコリュウタに事情を話す。自分は人さらいの手伝いをしてしまったと嘆くコリュウタ。
何か覚えていないかと尋ねると、西のイヨのドウゴ温泉に言った記憶があると答えた。
子供達はおいらたちが助けに行くとゴエモン。コリュウタはお礼に、場所移動ができるコリュウタの笛を渡す。
笛を吹けるのはエビス丸とヤエ、ヤエに笛を渡すゴエモン。コリュウタと別れ、ドウゴ温泉に向かう。
ここのコンピラ山を登り、寺の賽銭箱に向かって小判投げを数回すると神の声が聞こえ、ゴエモンが炎小判投げを覚える。

トサからカズラ橋を渡り、イヨへ。所が通り道が閉ざされている。横には小さな穴が開いている。
茶店でざぜん町で小人を見たという話を聞く。ゴエモン達はざぜん町に戻る。

牛若に会うと、小人になっていた。金キラ寺にあるおまんじゅうを食べると小人になれるらしい。
なりたいなら金キラ寺に来いと牛若が去る。追いかけて寺に行く。
まんじゅうを時間内に時折覗く人目から隠れながら八つ食べると、エビス丸がちびエビスンの術を覚える。

もう一度、イヨへ。ちびエビスンの術で小さな穴をくぐって先に進む。
色々な仕掛けを通り、扉を開いてゴーストおもちゃ城へ。城は炎小判投げでたいまつに火をつけると中に入れる。
城内も様々な仕掛けがある、中のクレーンゲームの電源を入れ、ゲームをしてエビス丸のからくりカメラを手に入れる。
からくりカメラを使うと見えない足場が見えたり倒せない敵が倒せたりして、先に進む事が出来る。
最奥にいるボス:おてあげロボ「ダルマーニョ」。とがった爪の付いた長い手足を振り回す達磨。
普通に戦ってもダメージを与えられない。からくりカメラで体内の核が見え、ダメージを与えることができる。
倒すとミラクルフラワーを手に入れる。ピンク色のオカマがダンサーを育てようとしてたのにと、悔しがる。
そこにさらに男の立体映像が浮かび上がる。男の名ははるかぜダンシン、ネオ桃山幕府のトップスター。
コロンに次の作戦であるゴージャス・マイ・ステージに移る様にと言い。
ゴエモンとエビス丸を、フェルナンデスとアントニオと呼んで去っていった。
何の作戦だと聞くが答えず、中国地方には来るなと言ってコロンは逃げていった。

ざぜん町からビゼン・くらしき、イズモ。
イズモにある大きな池の木の天辺に2号電池がある。からくりカメラがないと見えない。
さらにイナバの砂丘に着く。そこにサスケの一号電池が落ちている。
電池二つがそろうとサスケが動く。事情を聴くが記憶回路が混乱しており覚えていない。
ゴエモン達も事情を話す、物知り爺さんは屋敷が爆発して行方不明、その爆発にはネオ桃山幕府が関与した可能性がある。
それを聞いたサスケは怒り、ネオ桃山幕府を倒すのを手伝うと言った。サスケが仲間になった。
サスケのもっている花火バクダンはひびの入った壁を破壊できる。

イズモからハギ、あきよしだい、しゅうほうどう。
しゅうほうどうに奥には敵の拠点であるフェスティバル・てんぷる城があるが、門が固く通れない。
だが門にはヒビが入っており、花火バクダンで破壊できる。
さらに複雑な仕掛けになった城を外側、内側から攻略していく。
中にはサスケの武器だるごっかんのクナイがあり、これを使うことで熱した床を冷やして、通ることができるようになる。
奥まで進むと薄暗い広い場所に、中央に大きな井戸。幽霊のようなボス:うらみロボ「ツラミ」が出てくる。
皿を投げてくるのでツラミの周りを回転しながら避け、最後に投げる赤い皿を殴って跳ね返してダメージを与える。
三段階あり、二段階目は投げる皿が早く、三段階目は爆発する皿をばらまく。倒すとミラクルスターを入手。
緑髪のオカマのシャロンが出てくる。ツラミの能力で九州に行けないようにしていたらしい。
ゴエモン達から何が目的だと良い夜が答えない。そこにまたも立体映像で女が出てくる。
高笑いする女の名前はマーガレット・ラン子。
ゴエモン達を芸人呼ばわりするラン子は、すでに九州は自分たちのステージだと告げた。
消え去る二人。ゴエモン達は通九州に向かう。

911がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜:2015/12/21(月) 20:48:05 ID:???

あきよしだいから、かんもんきょう。そこにおみっちゃんが現れる。
おみっちゃんはグルメ雑誌で茶店が紹介されて、出前を受け付けたらしい。
団子を片手に、ここまで歩いてきたと言うおみっちゃん。自分たちよりタフなのかと驚くゴエモン達。
出前があるからと、九州への大きな橋を歩いていくおみっちゃん。
呆然としていたゴエモン達だが、今は九州は危ないと追いかける。だが遅く橋が壊れ、九州は空高く飛んで行った。
おみっちゃんの名前を叫ぶゴエモン。どうにかして追いかけないと一同は話す、占い師の元に行こうとヤエが言った。

江戸の修行場で、モグラ叩きのように出てきた相手に鉄の箱をぶつける修行をするゴエモン。
ゴエモンは重い物を動かす事が出来る、いっしょくそくはつの術を覚えた。
ムサシから重い箱を動かし、その先の東北への洞窟を通る。そしてムツに出る。
ムツにあるおまつり村。そこでふじ山のモクベエが腕を上げたと話を聞く。
一旦、戻り再度のふじ山へ。モクベエに武器を鍛えて全員の武器のレベルを2にしてもらう。
もう一度、おまつり村に行きその先のおそれ山を登る。途中で道をふさぐ大岩をレベル2武器で破壊していく。
そこにいるイタコに占ってもらう。物知り爺さんの霊が見えるので、呼びだす事が出来ると言った。
300両払い、呼びだしてもらう。爺さんの霊が浮かび上がる、なくサスケ。ゴエモンは九州に行く方法を尋ねる。
九州は今、宇宙にある。桃山の四人のオカマの幹部は、宇宙に行くためのミラクルアイテムを所持している。
そのアイテムを手に入れ、ここから西にあるウゴのすとーんサークルの祭壇に持っていくと、宇宙に行けると教えた。
なんで知っているのかと聞くと、物知り爺さんだから知っているのだと答えた。
ちなみにサスケでイタコに話を聞くと、物知り爺さんの屋敷を破壊したのはサスケだと聞ける。
実はサスケが誤って花火バクダンを落としたためである。イタコはサスケに、皆には黙っておいた方が良いと言った。

ムツからウゼンの洞窟へ、その先のにっこう、ケゴンの滝で修行できる。
滝の上まで登り切ると、ヤエが水の中を潜れるにんぎょへんげを覚える。
ムツの海岸線から水の中へ、にんぎょへんげで潜っていき、日本海の海中へ進む。
氷に囲まれた場所を潜っていき、建物の内部へ。食べ物のような仕掛けを超えて奥へ。
一番奥にオカマのポロンがいた。ミラクルアイテムについて尋ねると、社員旅行の時にざぜん町に落としたと言った。
すぐに戻ろうとするゴエモン達。そこにラン子、さらにダンシンの立体映像が現れる。
ここは私の見せ場よ、目立った方が勝ちだと言いあう二人、ともかくスイッチを押して逃げるポロン。
三人が去ったあと、警報が鳴り、あと三十秒でここは爆発するとアナウンス。
ゴエモン達はホラ貝でインパクトを呼び、脱出する。
ロボット戦、魚の被り物をした人型ロボット、みわくのマーメード「タイサンバ2」。
海の上での戦いであり、海上を泳いで動き回る。さらに途中から海中に引きずり込まれての戦いになる。
倒すと海岸線に戻されるゴエモン、インパクトは去っていく。

ざぜん町に戻り、弁慶にミラクルアイテムについて尋ねる。持っていないといた。
ただ自分以上のコレクターである、この町のまんなか池にいるキハチなら持っているかもしれないと答えた。
まんなか池に行くと、カッパのキハチがいた。尋ねるとミラクルアイテムを持っているという。
自分の好物となら交換すると言ってくる。好物は寺の息子が持っているという。
金テラ寺の和尚さんに息子さんの事を聞く。大文字の送り火の番をしており、この寺の横のにょいヶたけにいるらしい。
そこに行けば会えるのかと聞くが、修行をしてすげ〜ジャンプを取得した者しか行けないと和尚は言った。
修行をすると言うと、中国地方のビゼンにある蔵の中に修行場があると、鍵を渡される。

ビゼンのくらしき、スーパージャンパーの修行を受けるサスケ。
時間内にただひたすら動く足場をジャンプして登り続ける。もちろん落ちたら一からやり直し。
上まで登るとサスケはひこうの術を覚える。背中からジェットを噴出して高くジャンプする。

912がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜:2015/12/21(月) 20:48:51 ID:???
ざぜん町からにょいヶたけに行き、サスケのスーパージャンプで登り、息子に会う。
キハチの好物のきゅうりを作っているらしい。欲しいと言うと800両で売ると告げた。
お金を払いこうきゅうキュウリを手に入れる。
まんなか池に行き、キハチにキュウリを渡し、ミラクルスノーを手に入れた。

おまつり村からムツ、海岸線を道沿いに進み、ウゴのすと〜んサークルにつく。
四つのミラクルアイテムをささげると、ペモペモ神がもう戻れないかもしれないと言い、はいを選ぶと宇宙へと飛ぶ。

宇宙のゴージャスミュージカル城。ここにももちろん色々な仕掛けがそろっている。
城の外に出ると、そこはインスタントすて〜じビームでバラ園になった九州。生け垣壁の迷路を進み、人がいるお店に入る。
途中でおみっちゃんに会う。日本中がこうなる前になんとかしないとならないが、城への門は固く通れない。
物知り爺さんが飯屋にいると聞きあいに行く。
生きていた物知り爺さん。イタコが呼んだのは誰だと考えるが、捨て置く。
物知り爺さんは桃山に捕まり、カラクリロボとインスタントすて〜じビームをバニーガールのポスターとギャルの本と交換。
もとい無理矢理、作らされていたのであった。
ゴエモンから爺さんの家が桃山のやつらによって爆破されたと聞き、集めたギャルの本が無くなったと怒る物知り爺さん。
真相を知っているサスケは黙る。許せんと怒った爺さんはゴエモン達の武器をレベル3に鍛えた。
この武器なら城の扉を破壊できる。ゴエモン達は最後の城へと突き進む。

最後だけあって広く、多様な仕掛けを施された城。今までのアイテムを総出で使用し進むゴエモン達。
一番奥にステージがあり、ダンシンとラン子が待ち受ける。我らの必殺技を受けるがいいと言う二人。
どんな必殺技にも負けないと言うゴエモン達。だが我らの競演を受ければ、貴様とてファンになるだろうと告げるダンシン。
本当に役者を使用した本気のステージ。ネオ桃山幕府の踊り。終わると唖然とするゴエモン。
ファンになりかけるエビス丸。そこにあと120秒で爆発するとアナウンス。またかとゴエモンはホラ貝を吹く。
インパクトに乗り込み脱出、そのまま最後のロボット戦となる。

宇宙空間での戦い。相手は例の巨大な桃型戦艦。モモヤマ大戦艦「バルベラ」。
近づかず遠距離での戦いとなる。小判マシンガンとんが砲が主力となる。
倒すと爆発し消える。そこにダンシンの高笑いが響き、ここからがグランドフィナーレだと言った。
現れたのはダンシンとラン子が乗り込んだ、足が蛇の紫の騎士のようなロボット、愛と夢のフェアリー「ド・エトワール」。
高速で動き回り、こちらの攻撃が当てづらい。盾を持っての突撃や、さらに隕石を呼ぶ攻撃などを行う。
倒すと爆発し止まる。このトップスターの私が負けるとは、フェルナンデス、これで勝ったと思うな。
このインスタントすて〜じビームがある限り、日本を改造する計画は無くならんとダンシン。
おいらはフェルナンデスじゃねえ、ゴエモンだあ!とゴエモンが怒鳴り、んが砲で吹っ飛ばす。
ダンシンとラン子、トップスターだった二人は、本当にお星さまになった。

地上に戻ったゴエモン達。九州をどうしようかと悩む一同だったが、九州が勝手に戻ってくる。
どうやら自爆装置で浮上させていた機械が壊れたようだ。
おみっちゃん達を迎えに行こうとゴエモン達。遠くから女子の集団が、走ってくる。
日本を救った自分たちの歓迎と喜ぶエビス丸。こんな風に喜ばれるのは初めてだとヤエ。
当たり前だろうとゴエモン。サインのほしい子は並んでとエビス丸。
だが走ってきた女子は、実はダンシン達のファンの子たちだった。
怒りゴエモン達に迫る女の子たち。んなアホな!とエビス丸。

スタッフロールといろんなところの映像。終わり。

913名無しさん:2015/12/21(月) 20:51:52 ID:???
>>908 がんばれゴエモン外伝2 〜天下の財宝〜です

914名無しさん:2015/12/21(月) 22:20:39 ID:???
あれはゆき姫の後だったのか

915ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:28:33 ID:???
●ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印
PSPで2013年発売のRPG。仲間もモンスターも女の子。


人々はかつて聖乙女ヴィトーリアの元、魔神の手先のマモノと戦っていた。
そしてモンスターを封印書に封印するライブラという職業が生まれ、ついに魔神を異界へと送った。


王立図書館に新人ライブラとして所属し、三日目の主人公フリード・アインハルト。
二日はかかる仕事を半日で終えたフリードを、王立図書館の館長イリーナ・ローゼンマイアが呼ぶ。
戦闘経験皆無のフリード。マモノマニアのフリードは研究所よりも、実際に動くマモノを間近で見たくライブラとなった。
まだ新人ライブラにたくさんの仕事を与えられる、それほど人手不足な王立図書館。
ここ数十年でも例がないほどマモノが大量発生し、ライブラも騎士団も目が回るほど忙しいとの事。
そしてフリードにも危険な実践が任せられる、早く動くマモノが見たかったと乗り気のフリード。
イリーナから騎士との待ち合わせの地図を受け取る、最初に間違ってエステのチラシを渡される。
慌ててひったくるイリーナ。改めて地図と回復アイテムを渡され、詳しいことは騎士に聞くようにと任務を言い渡された。

城壁と結界によって守られた王都アクティム。壁の外にはマモノがはびこるが、それでも五百年にわたる平和を保ってきた。
そしてフリードもまた、討伐隊としてダンジョンへと向かう。


名もなき洞窟。騎士の姿が見えず洞窟内に入るフリード。
少し進んだところで天井が崩れ、帰り道がふさがれる。地震によって地図とは地形が変わっていた。
ライブラは戦闘スキルがない。弱ったマモノの封印が専門で戦闘職と手を組んで、討伐を行う。
「不運の優等生」という仇名を持つフリードは、自分の不運を恨むも念願の実戦だと気持ちを入れ替える。
騎士を呼びながら先に進むフリード。ようやく二人の人影を見つけるが、地震がひどくなりまたも天井が崩れる。
二人を押し倒し崩れた天井を避けるフリード。助かったという二人はフリードを見て、驚く。
二人の騎士である女子は、同じ士官学校を受けた同級生の幼馴染だった。お尻を向けた幼馴染とそのままの体制で懐かしむ。
騎士団長の娘で成績優秀、人望も厚いメルヴィ・ド・フロレンシア。
能天気で単細胞、ちびっこで落ちこぼれだったが、努力で騎士科を卒業したアリシア・ハート。
立ち上がる三人。本科が別れ付き合いも無くなっていたフリードと二人。二人は今は騎士団で、合流予定のメンバーだった。
フリードがライブラ係のリーダーだと知り喜ぶアリシアとメルヴィ、新人ばかりだと不安になるフリード。
昔からよくつるんでいた三人、女子二人はフリードについていけば大丈夫だと笑顔で言う。腹をくくるフリード。
任務内容は地震の発生原因をマモノを討伐しながら探す事。フリードたちは奥へと進む。

916ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:29:13 ID:???
途中でゼリーを身にまとった女の子モンスター、スラピョンが現れる。現物に興奮し、止める言葉も聞かず近づくフリード。
そのままぶん殴られ二人にあきられる。フリードに後方で指示を出すように言い、アリシアとメルヴィが戦う。
スラピョンを倒すと封印書を掲げていたフリードが、呪文を唱える。本が輝き、マモノが光となって本に吸い込まれていく。
「人には鍵を 魔には檻を 輝ける知恵の証ジーグドラドの名の元に 荒ぶる者よ、我が書に還れ!!」
1ページに封印されたスラピョン。その様子にすごいすごいと喜ぶ女子二人。戦闘できる方が凄いとフリードは言う。
満面の笑みでそれでもフリードは格好良かったと言うアリシアとメルヴィ。まだ一体目だサクサク行くぞと進む。

先に進むとまたも地鳴り。話では一か月前の大嵐からマモノとともに増えた。騎士団だけではマモノ駆除も追いつかない。
ダンジョンを進むと獣人二人組を見かける。ライブラのベアードとマジックユーザーのペギー。
マモノは封印しないと倒しただけでは復活するという話が聞ける。封印管理室で、モンスターを封印書にする事が出来る。
前作とはシステムが変わったなどの話。話が終わるとフリードに気付かず去る。これから、何度も彼らを見かける事になる。
途中で図書館に戻ることもできる。理由がなければ無関係の人は立ち入れない王立図書館。
そこの購買部のスイーツや雑貨は女子の間で人気だと、アリシアが興奮する。
これくださーいと女の店員に話しかけるアリシア、出てきた今日からの新人店員のモニカ・メイシーはメルヴィを見て驚く。
すぐに誤魔化すモニカ。モニカは安い雑貨を高級品といったり、またフリードの趣味を聞いてメモを取ったりする。
買い物を終え出るフリードは、なんで名前を知っているのかと疑問に思った。
図書館ではアイテム売買、チーム編成、封印書作成ができる。また教室ではメイド先生がゲームの基本を教えてくれる。

名もなき洞窟の奥には石でできた小さな祠があった。かなりの年代物で護符がたくさん貼ってあり、固く封印されている。
調べようとした時、地崩れで祠が壊れそうになる。さらに変異種のマモノのボス:バブルスラピョンが襲い掛かってくる。
ぬるぺとで回避力を上げてくるが、最初のボスなので強くない。倒したら半裸のサービス絵。
フリードが封印して、祠を見直すとカタカタと音が鳴っている。
次に強烈な寒気を三人が感じ、気配に押されて地面に伏せる。何かが通り過ぎていったあと、すでに気配は無くなっていた。

図書館室へと戻り、イリーナに祠について報告する。深刻な表情だったが、笑みを浮かべて三人をねぎらう。
最後の何かを封印できていればと悔しがるフリードだったが、変異種を封印できただけでも十分とイリーナ。
変異種についてアリシアが質問しフリードが答える。
変異種とは何らかの原因で凶悪化したマモノ、原因は不明で研究の為に、見たら確実な封印を推奨されている。
嵐に地震、壊れた祠、変異種、この国に異変が起きようとしている。イリーナも調べておくと言い、次の任務を与えられた。
王都の東にあるアバディーン遺跡でマモノが大量発生し、さらに地鳴りも続いている。治安維持と情報収集の任務。
メルヴィとアリシアを当分、貸すように騎士団に言っている。また途中で冒険者がいたらスカウトするように言い渡された。
遺跡に行く前、いまだに取り逃した事を悔いているフリード。昔から完璧主義だったねとメルヴィ。
知らない事があるのが嫌なだけだとフリードが返事すると、だからライブラになったのと二人は聞く。
巻き込んだことを謝るフリードに、三人でチームを組めると喜ぶアリシアとメルヴィ。フリードも二人で良かったと言った。

917ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:30:12 ID:???
■第一章 邪気眼の少女

アバディーン遺跡。薄暗く埃っぽいうえ、地震のせいで地面に穴が開いている。先に進むと独り言をつぶやく少女がいた。
運命の刻印だの世界の終末だのと、フリードが近づくと悲鳴を上げ逃げる。捕まえ自分たちは魔物の討伐隊だと言った。
呪われし運命を背負う乙女リリアン・クレイパーと名乗った。近づくものはみんな呪われるのだと告げる。
意味がさっぱり分からないが、とりあえず一般人ならここは危険だから帰ろうと三人。触らないでとリリアンは逃げた。
洞窟を進むとリリアンを見つけ捕まえる。私は忌み児だからマモノだろうと近づく者は紅蓮の炎に焼かれるのだとリリアン。
呪いって何だ?と聞くと、咎を背負う運命の乙女で唯一救えるのは美しき死の国の王ディオニール様だけだとリリアン。
そういう設定なのかと、一緒に帰ろうとフリードが近づくと地鳴りが起こる、やはり私は呪われているとリリアンは逃げる。
また先に進みリリアンに追いつく、フリードが地鳴りは呪いの事について聞くと、しどろもどろになるリリアン。
根拠はあるのかと聞くと、刻印が体に刻まれているとリリアンが言う。見せてみろと言うと、また挙動不審に。
もう王都に戻ろうとフリードが近づくと、一人でひっそり死ぬの、放っておいてよー!と襲い掛かってくる。
ボス:リリアン。石つぶてが痛いが、そんなに強くない。倒したらサービス絵。
お尻に刻印があるというが、ただの虫刺されだった。薬をつければ治った。
「私、ホントに呪われてるんだもん…」聞けば、いつも一人ぼっちで親からも困った子だといわれる。
それは呪われているからで、一人でいたいと。フリードはリリアンを討伐体に誘う。
あなたも不幸になるというリリアンに、自分は元々不運だと言い返すフリード。
それにリリアンはスピエラーという特殊なスキルを持った戦闘職だと、もし入ってくれるなら歓迎するとフリードは言った。
アリシアとメルヴィも仲間が増えると嬉しいと歓迎、嫌なら置いていくと言うとリリアンは行きますと大声で言った。
リリアンがパーティーに加わった。
途中でベアードとペギーに遭遇。鑑定とエンチャントの話、以前と同じくこちらに気づかず去っていく。

図書館に戻り、リリアンに学校についてフリードは尋ねる。連絡しないといけないと言うとしぶしぶ話し出す。
学校にはいかず、ずっと家で絵を描いていたらしい。両親も忙しく、ずっと一人だったと。
なら討伐隊に入っても大丈夫だな、よろしくとフリード達。でも親には連絡しておけよと言うと、わかってるとリリアン。

アバディーン遺跡の奥にも変異種のボス:ジュエラーズがいる。倒すとサービス絵。
ちなみにマモノからは人間は追いはぎのような物だと思われているらしい。
その奥に名もなき洞窟にもあった石の祠があった。すでに壊れなんの力も感じなかった。

図書館に帰りイリーナ館長に報告。祠が壊れていたのは悪い知らせだが、リリアンが仲間になったのは喜ばしいと褒める。
全員に一人一部屋貸し出され、明日まで休むように言われる。個室を貰えて喜ぶアリシア。
アリシアがリリアンの部屋に遊びに行くと言い、嫌がるリリアンだったがおいしい限定おやつに負けて押し切られる。
これからも仲間が増えるといいねと言うメルヴィ、メルヴィの負担も減るからなとフリード、メルヴィは顔を赤くした。

夜、持ち帰った護符について一人、部屋で調べるフリード。そこにイリーナ館長が入ってくる。鍵はマスターキーで開けた。
そしてイリーナはやっぱりと言い調査していた護符を取り上げる。討伐隊のリーダーとして体を休めるのも大事だと告げた。
護符については研究所の人々が調べている、ただ王宮の書物にも祠に関する事は一切書かれていない。
まだ調べようとするフリードを一喝し、調査は任せて討伐隊に今は全力を尽くしなさいと言う。これでも館長なのだからと。

918ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:30:51 ID:???
■第二章 逃げだしたメイド

話声にフリードが目を覚ますと、なぜか寝間着姿のアリシアとメルヴィがいた。
メルヴィが止めるのも聞かず、アリシアはベッドにもぐりこんだり、服に手を入れたりする。
寝たふりでやり過ごそうとしたフリードもさすがに起きる。
元気に挨拶するアリシアに、どうやって入ったと大声で言うと、マスターキーが落ちてたとアリシアが言った。
あのドジッ子館長がとフリード。とにかくもうこんな事はやめろと言うフリード、ふてくされるアリシアと謝るメルヴィ。
もう俺たちは大人なんだから、節度を持てとフリードは言い、もう朝ごはんだからと部屋から出した。

館長室で次の任務を与えられる。次は王都の西のプリズレンの森、港につながる交通の要所である。
重要な場所で騎士団も重点的にマモノの駆除を行っているが、それでも今は旅団が襲われるらしい。
マモノの増加スピードが速いという。今までフリード達が行った二か所も増加が速かったが、今は増加を抑えられている。
どうやら変異種を倒すと増加スピードを抑えられるようだ。
次はプリズレンの森の治安維持の為、変異種を探し討伐する事。フリード達は森へと向かった。

プリズレンの森の入り口の近くには、今は使われていない番小屋があった。
またある通路は獣人のベアード調査隊が調べている最中で、通れない。
道の途中で切り株に寝転がり、ぼうっとしているメイドがいた。話しかけてもやる気がなく、適当な返事しかしない。
お仕事したくなーいとか言い出している。制服から王立メイド隊と呼ばれる、戦闘もできるメイドだとわかる。
あの子おいかけるなんて面倒くさーいとそのまま眠りだした。置いていても大丈夫だろうと、フリード達は放っておく。
森を進むと人影を発見。他のダンジョンでも見た壊れた封印の祠の上で、メイドが座ってシュークリームを食べていた。
話を聞くと、祠に関しては解らないらしい。続けて名前や王立メイド隊の人間か聞くが、黙秘ってことでと答えない。
逆にこちらについて聞かれるので、図書館の討伐隊と名乗る。
あそこは不味いとメイドは言いだし、とりあえず怪しいので一緒に来てもらうとフリードに、逃げの一手と呪文を唱える。
「ダルダルダールデロデロリン…怠惰な人間になーれ!」そういって殴られるフリード。
突然、なにをすると怒ろうとするが、どんどん言葉が遅くなっていく。三十分ぐらいで切れるからとメイドは去っていった。
追いかけようとするが、途端にどうでもよくなるフリード達。そのまま森の中で眠りについた。
そしていくらかの時間が過ぎて飛び起きる。やる気を奪う能力、もしかしたらマモノかもしれないと追いかける事にする。
さらに奥に行くとあんパンを食べているさきほどのメイドがいた。図書館に出頭するよう言うが、館長さんが怖そうと拒否。
ならいいとそのまま戦闘になった。ボス:野良メイド。掃除で速度をあげたり、子守歌で眠らせたり、スロウ攻撃をする。
倒すとサービス絵。捕縛して、詰問するフリード。名前はコネット・サントノーレ。王立メイド隊所属。
なぜ最初から言わなかったと聞くと、脱走したのだと答えた。理由をこたえようとしないので、とりあえず図書館へ。

919ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:31:53 ID:???
イリーナ館長から、確かに届け出が出ていると聞く。おやつを食べずに逃げればよかったと、コネット。
お昼の前のおやつとお昼のおやつと昼後のおやつと、あと三時のおやつもあるという。
脱走した理由は、潜入先でつまみ食いし契約を解消。メイド長より一か月のお菓子禁止令。この罰を不服として隊を脱走。
そんなくだらない理由と言うフリードに、乙女心が分かってないとコネットは猛弁、仲間もおやつ禁止は辛いと賛同する。
潜入先ではおやつが食べれなかったからだと抗弁するが、つまみ食いだけではなく。
ジャムやフルーツまで食べつくしたとイリーナ館長が言うと、さすがに弱った。
そこにフリードが討伐隊ならおやつの時間もあるぞと、誘う。さらに王立図書館の購買部のスイーツも普通に買える。
やらせてください!と逆に頼んでくるコネット。イリーナ館長がメイド長に話をつけるらしい。
超ラッキーと、ほっとしたらお腹がすいたとあんぱんを食べようとするが、マモノを倒してからだとフリード。
今度こそプリズレンの森の変異種を討伐するとフリード達は決める。
森の獣人の調査隊が引き上げたので、そちらに向かうことにした。コネットがパーティーが加わった。

プリズレンの森を進むと、どこからか美しい歌声が聞こえる。音の聴こえる方に進むと二人の少女がいた。
こちらに気づいて歌を辞めたので邪魔したなと、フリードはライブラと名乗る。歌っていた少女はユーニ・コルテク。
もう一人はメフメラ。ユー二は笑顔で自己紹介、メフメラは帽子をかぶったままぎこちなく挨拶した。
二人は旅人ではなくアクティムの人間、ユーニはリックの酒場で働いていて、メフメラは町外れの炭焼き小屋に住んでいる。
二人は大親友だとユーニは答える。ここはマモノが出るので早く帰る様にとフリードが言うと、心配いらないとユーニ。
それはメフメラがいるからだと続ける。理由を答えようとするが、メフメラが止める。
ごめんとユーニは、メフメラとともに帰っていく。今度リックの酒場に遊びにおいでねとユーニ。
例の獣人の二人組がいた。メイドの諜報機関がある、挑発でターゲットを取る、隊列の話、フリード達に気づかず去る。
森の奥に変異種ボス:花の妖精がいた。妖精マーチで攻撃力を下げ、気絶+防御力ダウンのハートブレイクショットが強力。
倒すとサービス絵。マモノが増えた理由は変異種もわからないらしい。

王立図書館。森のマモノの増殖は収まった。なかなか立派な討伐隊になったとイリーナ館長が褒める。
他の討伐隊からも、例の封印の祠がいくつか見つかったと報告。どの祠も地鳴りの前後に内部から破壊された形跡があった。
引き続きこちらで調査を行う、破壊されてないなら最優先で保護作業を行う。とりあえずマモノ討伐を続ける事になった。
話が終わってないのに切り上げて、ご飯を食べに行くコネット。あなたの不運、それとも人徳?とイリーナ館長が笑った。

夜、報告書をやっているフリードの元にイリーナが来る。今はこういった仕事はしなくてもいいとイリーナ。
ちゃんと体力を残す事が大事と言う、そして一本の水筒を置く。万能健康飲料ヒパネラ茶、イリーナが手作りしたもの。
頂くがすごくまずい、イリーナも飲んで失敗だと理解し言い訳しながら持って帰ろうとする。
体に悪いものは入ってないのでフリードは貰っておく。勝手にしなさいと、顔を赤くしてイリーナは去っていった。

920ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:32:32 ID:???
■第三章 図書館に潜む影

暗闇の中、ワタシのカケラがもうすぐ集まると笑う少女の声。

フリードは今日は休養日。朝早くに起きたフリードは、自室で変異種のデータを洗い直す。
変異種の元はピエルタンの古塔近くに出現する、古塔は三年前にも変異種が出ていた。
変異種とは何らかの理由で狂暴化したマモノ。
分かるのは一か月前の大嵐から、マモノの大量発生と変異種の発生が起こっている。
もしかして黒幕がいるのかと考えるが、例え国一番の魔法使いでも無理だと考えなおす。
魔神ならできるが五百年前に消滅している。そこにリリアンがノックして入ってくる。
厨二病発言をするリリアンに、おはようと言い、リリアンもまた小声でおはようと言った。
今日は休みだがイリーナ館長から呼びだしがあると伝えに来た。ラップル神殿に変異種が出たと。
その情報に喜ぶフリード、レアなマモノに何度も会えるなんて、やっぱりライブラになって正解だったという。
支度するフリードに、何か言いたげなリリアン。聞くとフリードはちょっと凄いと言う。
マモノオタっぷりに引くところだろとフリード。
好きな事に夢中になれるって凄いとリリアン。でもこの趣味のせいでずっと変人扱いだったとフリードが言う。
引きこもって研究していた、アリシアとメルヴィがいなかったら友達なんてできなかった。私と同じとリリアンは呟いた。

フリードが館長室に行くと、すでに全員そろっていた。早速話し始めるイリーナ館長。
ラップル神殿で旅行者の団体が、変異種のマモノに襲撃された。
ラップル神殿は観光地で、観光協会から早く入れるようにしろとせっつかれている。
というわけで休暇は取り消し、今すぐ言って早く倒してほしいとイリーナ。
朝ごはんもまだなのにと落ち込むコネット。ならおやつに持っていこうとアリシアが言う。
ピクニックじゃないぞとフリードが言うと、同じ行くなら楽しいほうがいいとリリアンは言う。
王立図書館を出て、ラップル神殿に向かう途中、誰かの視線を感じた。だが探しても見つからなかった。

ラップル神殿、進むと後ろから足音が聞こえる、気配丸出しの尾行。先を進むと道具袋を背負った少女を見つける。
尾行した人物かと思ったが違った、フリードがライブラだと名乗ると少女も名乗る。
少女はスフレ・トゥイニー、旅するお店ペギー商会3号。つまりダンジョンで会える道具屋であった。
観光名所で商売するつもりが、誰もいないと困惑していたが、フリード達を見て笑顔になる。
買い物をすると自信満々に不細工な粘土塊を見せる。幼稚園児の工作かとフリードが言うと、違うとスフレ。
ペギーの特性夫婦茶碗ペアで11220ゴールド。かわいいのに、いっぱい仕入れたのに全く売れないと落ち込むスフレ。
いずれ同じ趣味の人にあえると元気づけ立ち去るフリード、またペギーグッズ仕入れておくからねとスフレも立ち去った。
先に進むとやはり気配を感じる。扉を開けて、その前で待ち伏せする。すると扉を開けて入ってきた少女が勝手にこけた。
フリードが立ち上がるのに手を貸すと、フリードさんは優しいとメモをし始める。購買部のモニカだよなとフリードが聞く。
城門から尾行してたのかと言うと、慌てるモニカ。見なかった事にと言うモニカ、不自然にメモ魔だし何者だとフリード。
言えませんと黙秘するモニカを、フリードは館長の元まで連れていこうとする。
報酬が入らないと家がなくなると、ぶつぶつつぶやくモニカ。
皆さんにはすべて忘れていただきます!と戦闘。ボス:モニカ、カウンターで沈黙にしてくる。
倒すとサービス絵。縛り上げて、くすぐって吐かせる。
図書館勤務である以上、どこかのスパイの可能性がある。何か事情があるのだろうと、説得し一緒に図書館に帰った。

921ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:33:32 ID:???
図書館室。モニカを睨み付けるイリーナ館長。モニカは騎士団の紹介でアルバイトしに来た。
目的はお金、モニカの家は両親が1750万の借金を残して蒸発。弟妹をたくさん抱えていると言う。
ただ泥棒などをしに来たのではなく、フリードの調査が仕事だった。
フリードの女性関係などの素行調査、依頼したのは王立騎士団長、メルヴィの父親だった。
騎士団長はメルヴィの事を大事にしており、メルヴィが近衛隊を断り討伐隊になった事を反対していたとアリシア。
大声で止めるメルヴィ。モニカはメルヴィに近づく男性の調査を行っていた。特にフリードとは仲が良いので念入りに。
絶対に許さないと怒るメルヴィ、フリードが落ち着かせる。
モニカは報酬と引き換えにメルヴィの父からフリードの素行調査を頼まれた。
機密情報を流したりはしていないし、商売もきちんとやっていた。
本当は悪いことだとわかっていたがやってしまった。ご迷惑をおかけしましたと謝罪する。
身分を偽った以上、購買部のバイトは首。モニカ自身も団長と話し合って止めて、もっと真っ当な仕事につくと決めた。
だがフリードは今まで通り調査報告するように言い、これからはスカウトされて討伐隊の一員として働くように言った。
調査員の仕事もきっちり行い報酬を貰い、さらに討伐隊として働けばいいと。
イリーナ館長も見てみぬふりをすると言った。改めて仲間になってくれとフリード。がんばります!とモニカは喜んだ。
観光協会が急げとうるさいらしい、フリード達も神殿へと向かった。モニカがパーティーに加わった。
またここから、購買部の隣に依頼部が出来た。アイテムやモンスターを倒すと、アイテムがもらえる。
購買部は、ショッパーベアードという獣人が店員になった。モニカの事よろしくと頼まれた。

一度、神殿に行ってから図書館に戻るとメルヴィが不安な顔をしている、フリードが部屋で二人きりで話す。
前に話していた近衛隊を断り討伐隊になったこと。メルヴィはエルトリシア女王の親衛隊の話を断っていた。
王族側近は騎士としてこの上ない名誉。だがメルヴィは討伐隊になるために騎士団に入ったと言った。
実戦主義とは国の事を考えているんだなとフリードが感心。そんな立派な動機じゃないと顔を真っ赤にして慌てるメルヴィ。
俺と同じマモノオタクとかと聞くフリード、メルヴィは突然、フリードを抱きしめた。好きなのはマモノじゃないよと囁く。
騎士団も親衛隊になるのも子供の頃から決まっていた。王家を守る立派な魔法使いになることが自分の道だと信じていた。
だがフリードにあって、フリードとともに冒険したいと思うようになった。そういってフリードの胸に顔をうずめる。
がんばるから、もっと強くなるから、一緒にいさせてとメルヴィ。返事をする前に、アイス買ってきたよーとアリシアの声。
慌てて離れたメルヴィ。二人は一緒に仲間の下に戻る。ただ親父さんとは仲直りしろよとフリード、メルヴィは約束した。
夜。自室で休んでいたフリードの元に、扉の隙間からメモ。内容は重要な件があるので、すぐにくるようにとコネット。
コネットの事だから重大な事ではないだろうと部屋に向かう。入ると半裸のコネットがベッドにうつぶせになっていた。
部屋ではいつもこの格好らしい。高級マッサージゲルを手に入れたので体に塗ってほしいとコネットが言う。
帰ろうとするフリードに懇願するコネット、仕方ねーなとフリード。途中から本気を出してコネットに悲鳴を上げさせた。

ラップル神殿で獣人二人組を見かける。個々にはユニークスキルがあり、ライブラ専用装備の大封印書の話をして去る。
神殿の奥で変異種ボス:グレムリン、高い攻撃力を持つ。倒すとサービス絵。ここにも封印の祠が破壊されていた。
調べているとライブラの書が震えだし、強い熱を発する。次の瞬間、邪悪な気配を感じ部屋を飛び出す一同。
中に入っても、すでにいない。ライブラの書にすら影響を及ぼすほどの存在、まさか……とフリードは思い当たる。

夜の図書館に帰還したフリード達。モニカの歓迎会をすると女子達、モニカはお金がないと言うがそれなら経費で落とす。
仲間たちを先に行かせフリードは一人、館長へと報告に行く。だが館長室にはおらず、書置きで王宮に行くと書かれていた。

922ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:34:37 ID:???
■第四章 孤高の騎士

五百年前にライブラ達はマモノを封印し数を激減させ、魔神さえも異界の彼方に葬った。今は弱いマモノしかいない。
二百年ほど前に書かれたロムレア王国建国史にはそう書かれている。だがそうじゃないとフリードは考えた。
玄関ホールにイリーナが戻ってくる。今戻ってきたのかとフリード、イリーナは王宮の大神官とずっと直談判していた。
封印の祠にいた物の正体、魔神。ライブラの書に影響を与えるほどの存在はそれぐらいしか思い当たらないというフリード。
先入観に囚われ誰も思い当たらなかった、異界に追いやったはずの存在がずっと王国の近くで封印されていたとイリーナ。
王宮の大神官たちは、その事実を知ってずっと隠ぺいしてきた。五百年前、ヒトは魔神の肉体を滅ぼすのが限界。
魂は存在するだけでヒトにもマモノにも大きな影響を及ぼす。そこでその魔神の魂を九つに分割し、それぞれ祠に封印した。
魔神の力を利用するものが出てくるのを恐れ、ずっと隠してきた。騎士団たちも破壊された祠を四つ発見している。
おそらく五百年の間に封印が弱まり、そこに一か月前の大嵐によって封印の祠の一つが壊れてしまった。
解放された魔神の魂は、マモノと地震によって次々と祠を壊しまわった。
フリード達と騎士団が発見した壊れた祠の数は、合わせて八つ。封印の祠はあと一つ、それが壊れれば魔神は解放される。
残り一つの祠の場所は大神官たちでも解らない、もしかしたらピエルタンの古塔になら書かれた古文書が残っているかも。
ピエルタンの古塔は昔から狂暴なモンスターが多かった地域、気を付けるようにとイリーナ館長。フリード達は向かう。

図書館にシスターが依頼部に依頼をしに来た、自分たちがやるからとフリードが話を聞く。
彼女の名前はフィオラ・マーシュ、マーシュ教会で孤児院を運営している。
毎年、子供たちと祭壇にお供えするキタスミレの花を手に入れてほしいとの依頼。
花が生える場所はピエルタンの古塔の天辺。マモノが出たので今年は立ち入り禁止になってしまった。
見かけたら摘んでくるとフリードが言うとフィオラは礼を言い、神の御加護がありますようにと祈った。

ピエルタンの古塔。途中で魔法によって鍵をかけられた扉があり、通れず別の道へ。また書庫も鍵がかかって本を取れない。
探索すると通路に書庫の鍵が落ちてるのを見つける、フリードが拾おうとした時、マモノが現れ、一瞬で奪っていった。
先に進むと先ほどのマモノを発見。こちらに気づいていないので戦列を整え、攻撃を開始する。
だが突然、横から同時に甲冑を着た女騎士が現れる。「なぜ剣をむける!? さてはお前たち、擬態したマモノだな!」
そのままボス:黒騎士と戦闘。攻撃力が高いうえに、魔法使い系の獣人を連れている。倒すとサービス絵。
捕らえてようやく図書館のライブラである事を伝える。イリーナ館長を知っており、誤解を理解した。
名をグリシェリーナ・エフレノア、通称グリシナ、フリーの冒険者。
グリシナもさっきのマモノを追いかけていたらしく、素早いので待ち伏せしていた。
こんなところまでマモノ駆除にと聞くグリシナに一通りのことを話す。
ずっと塔にこもっていたため、外の事を知らかったグリシナは自分にあきれる。
二か月ほどここにこもって修行していたらしい。民のために戦う事は好きだが、今は別の目的があって戦っている。
(サブイベントで聞けるが、レベルを上げてリセットで戻すを繰り返す事でなれるクラウンの称号を目指していた。)
マモノはフリード達に任せ、この古塔を回ってそんな祠がないか調べてみると言って去っていった。
例の獣人二人。レベル15でクラスチェンジできる、マジックユーザーはチェンジ先が多い、メイドの支援能力は重要。

図書館に戻ると、アリシアがグリシナに関して思い出した。騎士科を首席で卒業した者は廊下に写真を貼られている。
グリシナも貼られており、百枚以上あって唯一の女性、さらに過去最高の成績で卒業した。
アリシアにとって憧れでもあり、頑張ろうと決意する。
もう一度、ダンジョンに行ってから図書館に帰りつくと、気が付くとさっきまでいたアリシアがいない。
図書館に入るはずだからと、とりあえず解散。
マモノについて本を読んでいるフリードが物音に気づいて中庭を見ると、アリシアが剣を振っていた。
フリードに気づくとせっかく秘密の特訓なのにとアリシア。

923ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:35:12 ID:???
グリシナに影響されたらしい。騎士科では女の子は一人で、さらに落ちこぼれだったアリシア。
努力して卒業する頃には四十人の十五位までたどり着いた。
アリシア自身も満足していたが、同じ女子であったグリシナは首席で卒業した。
女子だからと言い訳せずもっと強くなろうと思ったという。
凄いというフリードに、アリシアはフリードとメルヴィのほうがすごいと返す。
二人とも頭がいいからせめて力で二人と並ぼうと、騎士科に入った。
だからそこがすごいのだとフリードが言うと、よくわからないという顔をするアリシア。
もっと強くなったら教えるとフリードは言った。

古塔で変異種中ボス:セイレーンを追い詰め戦闘。速いうえに、列攻撃のエアタービュランスは一撃でやられかねない威力。
倒すとサービス絵。鍵は食べてしまったと言いだすセイレーン。腹から出すには引き裂くしかと考えるフリード。
きっと封印したら出せますと焦るマモノ。封印すると本当に出てくる。書庫の鍵で、扉を開けて古文書を手に入れた。

図書館で解散し、館長室に向かうフリードは本番はここからだと呟く。館長室に声を掛けると、返事がない。
また留守かと部屋に入ると、イリーナ館長がソファで眠っていた。
ここの所ずっと寝ていなかったからなと、フリードは一人で古文書を読み始める。
ここにいても邪魔かと考えなおし部屋を出ようとするが、イリーナの抱きしめている本に目が行く。
タイトルは『王立図書館と魔法の本』。
目を覚ましたイリーナは、自分が居眠りをしていた事に気づき真っ赤になる。気にせず古文書を差し出すフリード。
イリーナは咳払いし解析を始める。フリードはグリシナの事を報告、イリーナの同級生で学科は違えどライバルらしい。
王立図書館と魔法の本について聞く、少し照れながら愛読書だと答えるイリーナ。
フリードもその本を読んでライブラを目指すようになったと言った。
私と同じと答えるイリーナ。児童向けの内容だが、ライブラがマモノを封印するだけでなく、ヒトとマモノの仲介役もする。
他の本ではマモノはただの悪役だが、この絵本ではマモノにも個性があり話せる相手だった。
イリーナもライブラを目指していたが、この職業は完全に素質の問題で、イリーナにはそれがなかった。
それでも努力した結果、館長という座にいた。思い出話は置いておいて、古文書の解読に取り掛かる二人。

朝の図書館。一同を集めてこれからの話をするイリーナ館長。残り一つの封印が壊れれば、魔神の魂が復活する。
その前にそこだけは結界で完全に封じる。イリーナは王家から借りてきた聖杖ケリュケイオンを見せこれを媒介に結界を貼る。
結界術はイリーナが使うが、少しの消耗もすることができない。フリード達でイリーナを警護しないとならない。
最後の祠はピエルタの古塔の屋上、封印された扉を開いた向こう側からいける。

ピエルタンの古塔の一階の封印された扉を開けるイリーナ。先に進むと地鳴りが響く、どうやら時間は残されていない。
最上階でキタスミレの花を発見し、摘んでいく。

王都の郊外にあるマーシュ教会。
その孤児院にはたくさんの子供たちがおり、小さな子供は遊びまわり大きな子供は聖書の勉強をしていた。
勉強を見ていたフィオラはフリード達に気が付くと、近寄りあいさつした。キタスミレの花を渡すとお礼を言うフィオラ。
子供達も次々と礼を言う。皆で食べようと思ってとアリシアがクッキーを差し出す。
フィオラは子供達を座らせお祈りをささげるように言った。
家の弟妹たちとは違い素直な子供達だと感心するモニカ。リリアンが離れた所に、影のある子どもを発見した。
ペンギンのような人形を持った女の子。
フリードが声を掛ける。おさげの子と言うと、おさげじゃなくてリゼ、リゼリエッタ・マーシュと名乗った。
血の繋がりはないが、ここにいる子供はみんなフィオラの弟妹でマーシュらしい。
それを言うとリゼはまた手を動かし始めていた。

924ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:35:50 ID:???
ブドウの蔓で籠を編んでいる。とてもいい出来の物だが、これは趣味なのかと聞くと、お金の為だと答えるリゼ。
ブドウの蔓で作った籠はわりといい値段で売れる、つまり内職。フィオラはのんびりしているのに、こんなことをと聞く。
フィオラは神様を信じているからだと。神様を信じていれば、きっと寄付も集まるのだと。リゼは信じられなかった。
リゼは神様を信じない、施しを受けて生きるのは嫌。フィオラが駆け寄り、悲しげな顔でリゼの手を取る。
フィオラがリゼに出会えたのも、姉妹になれたのも神様の導きだとフィオラ。
こうしてキタスミレの花を手に入れたのも善意と神様の加護があったから。
リゼは私がここにいるのはお姉ちゃんが拾ってくれたから、私が信じてるのは神様じゃなくてお姉ちゃん。
その花も神様じゃなくてその人たちが持ってきたもの。バザーまでに籠を作らないといけない。
お金の心配をしなくてもいい、皆の善意と神様が良い様にしくれるとフィオラ。
皆と一緒におやつを食べましょうと言うが、リゼは話を聞かない。
その後もフリード達は子供たちとすごした、帰る前にリリアンがリゼにシンパシーを感じたらしく、よろしくと言った。
別れの挨拶をする皆にまたバザーには来てくださいと、神様の加護がありますようにと祈った。

フリードが町を歩いているとリゼが走っていた。城壁の外に出ようとするので腕をつかんで止める。でもリトがとリゼ。
リトはリゼがいつも持っていたペンギンのような人形。同じ孤児院の男子に取られ、12にもなって人形遊びなんてと。
今日にも返してくれないので、聞いたら捨てたと。フリードがその男子にどこに捨てたのかと聞くと、聞いてないと答える。
何も一人で探さなくてもと言うと、誰にも手伝ってもらいたくないとリゼ。外にはマモノも出る戦えないなら戻るぞと説得。
孤児院に行くと年長の少女ヒルデが、人形を取った少年オットーを連れてきた。フリードがリゼに自分の口で言えと言った。
勇気を出してリゼが自分からどこにやったのか聞く、オットーは謝り、投げて遊んだら木の上に引っかかったと言った。
指さした場所は木の天辺。あんな所にと怒るリゼ、あれはフィオラからもらった大切な人形で宝物なのだと。
オットーも悪いが、下の子たちと遊ぶ仕事をしないリゼにも問題があるとヒルデが言った。
皆リゼがフィオラに特別扱いされ、我儘を許されていると思われていると、リゼは黙ってしまう。
そこにフリードが止めに入る。色々言い分はあるがリゼはあの人形が大事で、オットーは悪かったと思ってる。二人は頷く。
フリードは木を登り、人形を取っておりた。リトを受け取り喜ぶリゼ。
フリードは人形が大事でも友達をないがしろしちゃいけないと言った。
だがリゼはお姉ちゃんとリトがいればそれでいい、放っておいてとそのまま走って行った。

ピエルタンの古塔。最上階の個室の部屋で封印の祠を発見、まだ壊れていない。すぐに扉の外に強いマモノの気配を感じる。
イリーナに結界を任せて、フリード達は扉の外へ。変異種ボス:ガーゴイル、能力ダウンの踊りと列攻撃の大震脚を使用。
倒すとサービス絵。部屋の中に戻るとイリーナが結界を貼っている最中、だが時すでに遅く魔神が現れる。
フリード達とイリーナを吹き飛ばす魔神。みーんな死んじゃうのと高笑いする声。
強大な魔力、少女の笑い声をし続けヒトをあざ笑う魔神。イリーナ館長が立ち上がり、魔法を放つ。
すると悲鳴を上げて魔神が消えていった。

気絶したフリード達、そこに騎士団とグリシナが現れる。結界を貼り直し、フリード達の傷の手当てをした。
イリーナは特に重傷で、治療の為に先に帰らされた。フリード達も帰還する。

図書館でイリーナ館長を心配するフリード達。みんな疲れているのに、部屋に戻らずロビーで待ち続ける。
暗くなる一同を励ますフリード。そこにイリーナとグリシナが戻ってくる。
もう大丈夫と言うイリーナに、数日は絶対安静だとグリシナ。心配性ねと言い部屋に戻るイリーナ。
グリシナいわく、体力も魔力もほとんど失っていて動けなくてもおかしいくらい。それなのにいつもと同じ表情をしている。
突然グリシナが討伐隊に入りたいと言った。国の大事であり今は一人の騎士として戦うべきであると。
魔神を封印したとはいえ、増えたマモノや変異種はまだまだいる、手が多いにこしたことはない。
フリードは大歓迎だと言い、アリシアも喜ぶ。
そして一同は解散し部屋に戻った。グリシナがパーティーに加わりました。

925ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:38:27 ID:???
■第五章 運命の姉妹

ピエルタンの古塔の封印から数日。一人調べ物をしていたフリードの元に慌てたグリシナが来る。
一緒に行くと館長室で、イリーナが普通に立っていた。
絶対安静のはずと聞くと自分の体は自分が一番わかっていると休もうとしない。
フリードからも休むように言ってくれとグリシナ、だがイリーナは聞く耳持たず。
そんな心配性だから首席での合格を私に取られるのよとイリーナ。
怪我を押して行動し体を悪くするのは愚かな事、焦らず冷静になってくれとグリシナは言う。
司令官は私で、それ以上は越権行為だと口を止めさせた。
言いすぎだろとフリード、それに魔神はすでに封印し騎士団が守りを固めている。
無理を押す理由はないはずとフリード。だがイリーナは必要があるから動くのよとほほ笑んだ。
古代の錬金術師の精鋭たちが作った祠が、大嵐で壊れると思うと言った。
だれかが魔神の力を利用しようとして祠を壊した。しかし魔神の力は人間の手におえるような物ではない。
それを行ったのは人ならざる者、獣人。その証拠に獣人の故郷ホラムシャハルの里では邪神が祀られているとイリーナ。
獣人は友好を結んでから一度も敵対したことはない。だがイリーナが言うには、邪神が魔神の復活を手助けしていると。
一刻も早く倒すべきだと言うイリーナ。信じられないなら直接確認すればいいと続けた。
皆をロビーに集めようとしたとき、ロビーから女性の声が聞こえた。聞き覚えのある声はフィオラのものだった。
行ってみると焦った表情のフィオラ、リゼが行方不明だと言う。騒ぎを聞きつけメンバーが集まる。
いなくなる前の話を聞くと、毎月寄付してくる方がいたが来月から寄付を打ち切りたいと申し出てきた。
そうなれば教会も孤児院も閉めなければならない。
その話を聞いたのではないかと。行方に心当たりはないかと聞くが、信託ではこの城壁内には気配はないとの事。
リリアンが信託の届かない日の当たらない場所に行ったのではないかと答えた、モスタルの地下墓地かとグリシナ。
先月モスタルの地下墓地に慰霊祭で行ったことがある。
フィオラはすぐに行こうとする、だがあそこはマモノの危険な場所、代わりにフリード達が行こうとする。
ところがイリーナが現れ、そんな暇はないと止める。いくら館長の命令でも救助が先だとフリード。
グリシナも目先の者を助けるのが騎士だと賛同。
情ではなく理性で動くのが司令で、従うのがあなたたちの役目でしょうと言いあう。
フィオラが国の守護も大事な仕事で自分が助けに行くと去っていく。
礼を言い出ていくフィオラ。イリーナの命令には従えないと、フリード達も向かう。

図書館を出て、入るとやはりイリーナも詫びを入れておくべきだとフリードが仲間たちに言う。
フリードは何も間違ってないよとアリシア。
だがグリシナも、正義を掲げるだけでは隊を率いる事は出来ないとイリーナに報告すべきと言った。
イリーナも怪我で焦っているのであろう。
館長室の扉の前に立つと、中から苦しむ声が聞こえる。入るとイリーナが苦悶の表情をし苦しんでいた。
フリードに気づくと、いつもの笑みを浮かべるイリーナ。大丈夫なのかと聞くと大したことはないとイリーナ。
それよりさっきは言い過ぎたとイリーナは謝る。あなたが正しい道を選んでくれて良かったとイリーナは微笑む。
もっとなにか言われるかと思っていたフリードは、拍子抜けする。イリーナが謝罪するのは初めてだとフリードは思った。

モスタルの地下墓地。道を進むと足音がする、通路の先からリゼが姿を現す。命に別状はない。
リゼがフィオラがと言った瞬間に、モンスターが登場。倒した後、リゼには先に脱出するように言うが、いう事を聞かない。
フィオラはリゼをかばってマモノに連れていかれた。私が助けなきゃとリゼ。
いくら言っても嫌だと言う、フリードは仕方ないときちんと団体行動がとれるならばついてきていいと言った。

図書館に戻るとリゼが自分のせいで皆が怪我をしていると、謝る。モニカはこれが仕事だからと慌てる。
困った時はお互いさまとメルヴィ。妹が出来たみたいとリリアンが言った。
私は何にもできないとリゼは言う、それを言ったらライブラのフリードも戦えない。
戦う事がすべてではない、リゼはリゼのできる事をすればいいとフリードは告げた。

926ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:52:04 ID:???
モスタルの地下墓地を進み広い部屋に出る、隅にフィオラが鎖でつながれていた。リゼがすぐに駆け寄る。
墓穴からマモノが現れる。逃げてと叫ぶフィオラを気絶させ、ファミリアというマモノをけしかける。
倒しても倒しても湧いて出るファミリア、フリードはリゼにフィオラを助けて逃げるように言った。
ためらうリゼ、さらに出てくるファミリア。リゼが立ち止まる、その体を淡い光が包んだ。
「神様、本当にいるなら、私に力を貸して! 皆の事は私が守る!」放たれた光が矢となり、ファミリアたちを消し去った。
ボス:リッチが襲い掛かる、リッチは二つ先のダンジョンの雑魚モンスター。HPは高くない。
力が抜けたリゼに涙目のフィオラが近寄り抱きしめた、泣きだすリゼ。フリード達に礼を言うフィオラ。
危険な目にあうのが仕事だとフリード。フィオラとリゼは先に図書館へと戻る。

部屋でフィオラの傷をメルヴィが治す。フィオラの傷は大した事はなかった。
もう黙秘はだめだとフリードは、リゼに理由を聞いた。
お墓に咲くハカイバラの蔓で籠を作ろうと思ったらしい、市場などで高値が付く。
フィオラはリゼを抱きしめた。自分は神様に祈るだけでリゼの事を不安にしていたのだと謝る。
間違っていたのは私とリゼ。神様に感謝する事は皆に感謝する事、今も誰かが助けられているありがとうを神様に返す事。
お姉ちゃんの事しか信じていなかったと、それではダメだとフリード達とともにして分かったとリゼは泣きながら言った。
孤児院の資金をどうするかという問題が残っている。フィオラは働くと言った。
モニカが口を出す。リゼの人形はフィオラが作ったものでオリジナルである。フリードの仲間たちにも好評。
この人形を売ればいいのではとモニカ、子供でも縫物は出来る。今度のバザーで試してみるとフィオラとリゼ。
リゼは頬を赤らめながら、ありがとうとフリード達に言った。大人になったなとフリード。
フィオラが墓地で拾ったと、地下墓地の鍵を貰う。フリード達は地下墓地にも変異種がいると考え向かった。

地下墓地の通路を進み、扉を開けて探索。途中で例の獣人二人組を見かける。属性と状態異常は関係する。
奥には変異種ボス:フランちゃんが待ち構えている、高い攻撃力でHPを吸収してくる。倒すとサービス絵。

図書館、館長室でイリーナがフリード達の帰還を労った。本来なら命令違反であるが、今回は自分のミスだと謝る。
あのプライドの高いイリーナが失敗を認め、年月はこうも人を変えるのかと驚くグリシナ。

次の日曜日。丘の上のマーシュ教会はたくさんの人だかりができていた。パンや飲み物、備品が次々と売れていく。
子供達も皆バザーを頑張る。リゼも頬を赤らめながら、一生懸命声を出す。そこにフリード達が会いに来る。
例の人形はどうしたのかと聞くと、すぐに全品売れ、さらに2000万ゴールドで玩具屋が商標権を買い取ったとの事。
これも神様のお恵みですねとフィオラ。孤児院の資金繰りは大丈夫と言った。
二人はフリードの仲間になりたいと言う。フィオラはマモノの溢れている今、祈っているだけではダメだと言う。
リゼも自分の力で何かをしたいと、ちっぽけな自分を変えたいと言う。
資金面は解決し、またシスターの資格を持った子が戻ってきたらしい。
フリードは受け入れる。フィオラとリゼリエッタがパーティーに加わりました。
バザーを楽しむフリード達はいったん解散する。一人のフリードが歩くと、後ろからモニカがメモリながらついてくる。
メルヴィの父親が知りたいのは交友関係等で、好きな食べ物とかは関係ないだろとフリード。調査が楽しくてとモニカ。
密着調査のモニカに見せつけるように食べ回るフリード。ものほしそうなモニカに、アイスをおごった。サービス絵。
アイスを食べながら戦闘のメモを取って、有効利用できないかと尋ねるフリード。
色々と話した結果、私ができる事をするとデータ担当になる。そして十分にバザーを堪能し、全員帰還した。

図書館、夜自室でベッドに倒れ込んだフリード。何か柔らかいものに当たり布団をめくる、寝間着姿のリリアンがいた。
部屋で待ってたら緊張して布団の中にいた。ここには会話をしに来たとリリアン。リリアンはバザーでリゼの手伝いをした。
頑張るリゼを見て、引きこもり死にたいと言っていた自分が馬鹿みたいに思えたリリアン。
良く気付いたなとフリード。自分はダメな人間だけど、ちょっとでいいから前向きに、いつまでも中二病でありたくない。
なんで俺に言いに来たのかと尋ねるフリード。リゼはフィオラの為に強くなった、私は……と言ったところで押し黙る。
聞くフリードに、永遠の闇に飲まれてディオニール様のしもべになっちゃえと言って部屋を出ていくリリアン。
中二病は治りそうにないなとフリード。

927ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:53:24 ID:???
■第六章 囚われの冒険者

館長室に集まる一同、イリーナが今回の作戦について説明する。獣人達の住むホラムシャハルに行って、神様を倒す。
フィオラがためらうが、イリーナは祀られている神ギリメカラは邪神であり、魔神の魂を復活させようとしていると説明。
その証拠に他の地域のマモノはおとなしくなったが、ホラムシャハル周辺ではマモノがいまだに狂暴化しているのだと。
だが見た目は能天気な獣人達がそんな事をしているのかと疑問を呈す、下手をすればこちらが侵略者のようなもの。
フリードも納得はしていない、だが本当なら放っておくこともできない。様子を見に行き、大丈夫なら何もせずに帰る。
イリーナもその意見を認める。フリード達はホラムシャハルの里へと向かった。

図書館に戻ると全員がくたくた、強力なマモノが多く戦闘が辛い。やっぱり獣人がなにか陰謀を企んでいるのかと考える。
それはまだわからないが、何かあるには違いないとフリード。

建物に囲まれた迷路、ホラムシャハルの里。途中、ベアード警備隊に里を荒らしてんじゃないと戦闘になる。
また盗賊団の頭ワイルドベアードに難癖をつけられ戦闘になる。倒すと眠り玉を投げつけられ、眠ってしまう。

フリードが目を覚ますと図書館。眠り玉はフリードに直撃して、仲間たちは無事だったようだ。
獣人の中にも悪党はいるとわかる。そういえばとグリシナが、一年ほど前にトレジャーハンターが行方知れずになった話。
捜索以来も出されたが結局みつからなかった、冒険者の間では獣人の奴隷にされていると噂が立った。
与太話だと思っていたが、もしかしたら。本当なら見つけ次第助けようと決めた。
フリードはその話に、何か思い当たるものがあった。
夜の図書館、フリードは自室で館長の事やホラムシャハルの神について、引っかかるものがあり考えるが思い当たらない。
イリーナの事はかつての同級生だったグリシナに聞いてみようと、尋ねることにした。
部屋に行くと、焦った声の悲鳴が部屋の中から聞こえた。すぐに扉を開けて中に入るフリード。
そこには白いドレスを着たグリシナがひっくり返っていた。慌てた様子のグリシナ、気分転換だろと気にしないフリード。
しかし意外だと言ったフリードに、自分でも似合わないとグリシナ。騎士として育てられたのでお姫様にあこがれていた。
特に初代女王ヴィトーリアは中でもあこがれていた。女王のようになりたくて剣の腕を磨いた、今度は女らしくなくなった。
このドレスはバザーでたまたま買ったらしい。笑いたければ笑えと言うが、にあっているとフリード。
ありがとうとグリシナ、ところで用事はと聞かれたがまた今度とフリードは帰った。
次の日、ロビーでグリシナとイリーナについて話す。久しぶりだが、有無を言わさない性格はそのまま変わっていない。
ホラムシャハルについては戸惑ったが、確かにマモノであふれていた。異例の事態が続いて、気が立っているかもしれない。
とりあえず今は様子見する事にした。

928ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:54:11 ID:???
ホラムシャハルを進むと、例の獣人二人組。スキルを上げるとデメリットもある、魔法はINTで詠唱が短縮する。
奥に行くとスフレに会う。偶然だね〜とそのまま商売を始める。そのまま会話していくと、ふとフリードは気付いた。
スフレに質問していく、仕事を始めて一年ぐらい、その前はトレジャーハンターをやっていた。おまえかーと叫ぶフリード。
弱みでも握られたか、洗脳か、獣人の手下にどうしてなったと聞くフリード、友達だよとむすっとするスフレ。
そこにペギー商会社長のペギーママが来る。スフレには捜索願が出ているのでギルドに連れて帰るとフリード。
スフレは便利な労働力・・・じゃなくて家族と言うペギーママ。とにかくいったん帰るとフリード。
私は奴隷じゃなくて、獣人が好きなだけとスフレ。埒が明かないと言っていると、ペギーママが誘拐と騒ぎ、警備隊が来る。
倒すとスフレが怒って戦闘、中ボス:スフレ、お供に出てくる獣人二体が結構強い。倒すとサービス絵。
獣人が可愛いから一緒にいるスフレ。色々と話そうとするとそこにペギーママが痺れ薬をぶちまける。
体が動かなくなったフリード一行、そこに警備隊長のベアードボスが現れて、全員を縛って広場に連れていく。
フリード達は荒縄で縛りつけられ、薪の上に座らされた。火あぶりになる前に答えろと、ベアードボス。
一体何を企んでホラムシャハルの里に来たといわれ、企んでいるのはそっちじゃないのかとフリード。
この里ではギリメカラと言う邪神を守り神として奉っていると聞き返すと、それは人間が勝手につけた名だとボス。
本当の名前は白い象の神アイラーヴァタ。獣人の祖先であり、祭神。マモノ達が狂暴化している理由を聞くフリード。
理由は解らないとボス。スフレがあの話をしようとボスに頼む。ボスは考えていると、スフレが話し始めた。
アイラーヴァタのアイちゃんが、マモノが狂暴化した頃から様子がおかしくなった。それで里全体がピリピリしている。
アイちゃんはずっとこの里の平和を守っていたのに、今は近づくと襲い掛かってきて、暴れて里の平和を乱している。
前は真っ白だったのに、今は色黒。一旦、封印させてみないかとフリードが言うと、考えた上で、ボスは頼んだ。

夜の図書館、自室でふと廊下を歩く気配に気づき部屋を出る。リゼが一人、机に向かっていた。
ずっとかまってあげられなかったからと、人形のリトと遊んでいたらしい。
孤児院に来てもずっと一人だったリゼに、フィオラが作った物。リゼにとっての最初の友達。フリードは謝る。
そんな大事な人形をたくさん売り飛ばしてと言うフリードに、たくさんの人に大事にしてもらえてうれしいと笑顔のリゼ。
リゼはフリードにもたれかかり話をする。ずっと自分の世界はお姉ちゃんとリトだけだった。
でもフリード達と出会ってリトの事を忘れるぐらい楽しかった、これって良い事だよねと尋ねるリゼ。
頭をなでるフリード、リトが最初の友達なら二番目三番目の友達を作ればいいとフリードはいった。
でもと、リゼにとってフリードは友達じゃないよと、友達じゃなくてとそのまま寝息を立てて眠ってしまった。

ホラムシャハルの里の奥にある、獣人達の祭壇。狭いがワープと魔法禁止区域のある場所。
部屋の中央に行くと黒い象の服を着たギリメカラがいた。話し合おうとしたが聞く耳持たず、戦闘になる。
ボス:ギリメカラ。能力を強化し、物理の多数攻撃や衰弱のサルサでのターンダメージを与えてくる。倒すとサービス絵。
倒すと静かになるが、落ち込んでこちらの声が聞こえていない。とりあえず封印すると、里のマモノが落ち着いた。
あとでアイラーヴァタを返すとフリードがベアードボスに言うと、謝ってくる。
ただ本当に返してくれるかを見張るためにスフレを使いに出す。ペギーママが抗議するが、ボスが惜し止める。
スフレがパーティーに加わりました。

929ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:55:00 ID:???
図書館に帰還するフリード達。狂暴だったがやってみるとあっけなかったなと一同。
スフレが言うにはアイラーヴァタはいつもは優しく、獣人と仲が良かった。
詳しく話を聞くと、アイラーヴァタはかつて錬金術師が作ったらしく、獣人の祖先であり、この国の守り神だと言った。
館長室に行き報告。イリーナは笑顔で皆を出迎える、そしてアイラーヴァタのページを預かると破って自分のポケットに。
フリード達が獣人は反乱など企てていなかったと言う。するとイリーナは情報が間違っていたと謝る。
祭神は魔神の影響で変貌していただけだとイリーナ。だがホラムシャハルの里は守られたのだから、胸を張りなさいと言う。
これで国は平和になったと皆が笑顔になるが、残念だけどとイリーナが続ける。
なんとまた各地のマモノ達が狂暴化し始めたのだとイリーナが言う。原因は現在調査中。
これじゃあいつまでたっても終わらないとコネットが愚痴る。
今度は間違った情報はやめてくれとフリード、分かってるとイリーナは言う。
元の世界を手に入れるまで、あと一歩、そのためにはフリード達の強力が必要だと、頼んだわよとイリーナは続けた。
館長室を出て行ったあと、匂いで図書館で働いている獣人を感じたスフレが、さっそく会いに行った。

図書館を出て昼の町に出たフリード。人々が集まっている。見に行くと以前プリズレンの森であったユーニが歌っていた。
ユーニを中心に人だかりができている。終わるとたくさんの拍手と喝さいがあった。
フリードに気付き話しかけてくる、お日様が温かかったから歌っていたとユーニ。
フリードがすごいと言うと、歌がすごいのだと言った。みんな歌を求めているけど、恥ずかしくてうたわない。
だからユーニが代わりに歌うのだと。次に新しい歌を歌い始めるユーニ。
するとそこにヒゲの男が乱入してくる。ユーニがリックおじさんと呼んだ。
リックはユーニの手を取ると、聴衆に向かいユーニはいつもリックの酒場で歌っているので聞きに来てくださいと宣伝。
そのまま聴衆はまばらになる。リックはユーニに歌は売り物だからただで聞かせるなと怒る。
あんな化け物と付き合うグズを家で引き取ってやったのにと文句を言うリック。フリードが聞くと炭焼き小屋のと答える。
メフメラは化け物じゃない、親友だとユーニ。良い炭だって焼けるし、好評だと。
だからお情けで町の隅に住まわせているだけだとリック、酒場の周りにいられると売り上げが落ちると続けた。
次に店以外で歌ったらただじゃおかないと言うリック。言い過ぎだとフリードが止めるが、家族の事に口を出すなとリック。
リックがユーニを引っ張っていく、過ぎ去ったあとに建物の陰にメフメラを見つけた。
フリードに気付き逃げだそうとするメフメラ、その時に強い風が吹きメフメラの帽子が落ちた。
メフメラの頭には動物の耳が生えていた。帽子をかぶり直し、リックさんには言わないでとメフメラが言う。
メフメラは人とマモノの混血だった。ユーニは自分とは付き合ってはいけないのに、こうして見に来てしまった。
この辺りの人はみんな知っていて距離を取る、でもユーニだけは友達でいてくれた。
今日は久しぶりに歌が聞けて良かったと言い、メフメラは人気を避けながら去っていった。

930ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:56:11 ID:???
■第七章 王家の血脈

夜の自室で一人、考え事をするフリード。魔神は封印した、だが異変は終わらない。何か見落としている気がしてならない。
そこにモニカが尋ねてくる、話を聞くと大きな不吉が近づいてきている気がするのだと言った。
シスターに言われると気になるなとフリード。考えすぎだとモニカは言い、フリードも似たような事を考えていたと答える。
モニカは眠れないフリードに子守歌を歌うと言った、そういって遠慮するフリードに膝枕をする。
フリードが目を覚ますと朝。リゼが起こしに来る、サンキュと言うとお姉ちゃんの匂いがするとリゼは顔を赤くして去る。
イリーナが一同を集めて話を始める、なんとマモノ達が活発になった原因が判明したと説明し始めた。
魔神を五百年の眠りから覚まし、マモノを狂暴化させたもの、それはルーセ離宮にいると。
ルーセ離宮は王家の別荘であり、国の守りを司る聖地。ロムレア王国の祖ヴィトーリア女王陛下が愛した場所。
聖地であったために今まで調査隊も入ることはなかった。だが長い間、とざされている間に、マモノ達の巣窟と化していた。
やがて魔神の魂に影響を受けた亡霊が、そこを支配するようになったのだと。
ルーセ離宮の霊さえ封印すれば、この国の守りも盤石となり、マモノも落ち着き任務達成となる。
これさえ終わればフリード達も任務終了。休暇を与えられるとイリーナ。目を輝かせる一同、コネットは温泉を希望する。
考えておくと笑顔で言うイリーナ。

ルーセ離宮の庭園。離宮に入るには鍵を開けて回らないとならない。
鍵を開けて進むと中ボス:ロイヤルガード。固いうえにディフェンダーまで使ってくる。倒すとサービス絵。
ロイヤルガードは陛下、申し訳ありませんと口にする。
気になったフリードは話を聞こうとするが、この身を辱めるのだろうと話を聞かない。仕方なく封印する。

図書館に帰還したフリード。蜘蛛が服の中に入ったと喚いて部屋に戻るリリアン。離宮内は埃だらけで、蜘蛛の巣もある。
荒れ放題になっていたが、これも聖地を守るためだと気を引き締める。
広場に出るとタジャール共和国の行商人が街に来ており、人々でにぎわっていた。
そこにユーニがメフメラを連れて歩いている、メフメラはダメと拒絶するがユーニは無理に引っ張っている。
街の人達に認めがれたらと言うメフメラに平気だとユーニ。今日は異国の人も多いから大丈夫だろうとフリード。
タジャールの楽器が市場で売っている、母の故郷がそちらのため懐かしむメフメラ。
母はマモノであり、メフメラを孕んでからは国を追われたと言った。久しぶりだから、いっぱい楽しもうねとユーニ。
じゃーねと笑顔で立ち去るユーニに、フリードも挨拶を返した。

ルーセ離宮内部、進んでいくと少女二人と遭遇。何かを探している様子、フリード達を見て、不審者と身構える。
フリードは図書館の討伐隊だと名乗り、離宮に入る王宮からの許可証も見せた。
確かにお父様のサインと口にする少女。お父様って、もしかしてとフリード。もう一人のメイドが説明する。
こちらの方こそロムレア王国第一王女、王位継承権第四位、エルトリシア・ヴィトール・リッツエヴァン女王だと。
メイドロボはお世話係のイスト。しかしフリードはこんなところに王女がと、信用しない。
王女は成人になるまで市民に顔見せをしない、王家の証の道具は全て邪魔なので置いてきた。王女の証拠はない。
イストは自分が王家のメイドであることは証明できた、しかし本物の王女なら、従者も連れずにこんな所にとフリード。
今は王国の一大事であり、兄たちがマモノとの戦いに修練しているのに、自分だけピアノの練習しているわけにはいかない。
この離宮には初代女王の愛用した剣フレイヤがある。その剣を手に入れて、自分も戦うとエルトリシアはここに来た。
納得したフリード、こちらの用事も聞いて来たので、この国の守護を弱めている離宮の霊を倒しにきたと答える。
許せないわと言う王女。そんなわけでここは危険だから、剣はあとで王宮に届けるので帰る様にとフリードは言った。
追い返すつもりとここは王家の領域だと王女。でも危険な場所だし、それに自分たちは国王の許可を得ているとフリード。
逆にそっちは国王は知っているのかとフリードが尋ねる。馬鹿にしてと怒るエルトリシア、お仕置きよと戦闘になる。
中ボス:エルトリシア、イスト。エルトリシアは一列攻撃魔法を連発、イストは補助に回復、物理攻撃を行う。
倒すとロープで縛り上げたサービス絵。不敬罪よと言うエルトリシア、しかし襲ってきたのはそっちだとフリード。
王女も深く反省していますのでとイストが言うとしてないとエルトリシア。13年仕えていた自分にはわかるとイスト。
自分を信じてと言うと王女は黙り、イストがフリードを説得。拘束を解かれた。

931ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:57:27 ID:X7qocRUE
これで王宮に戻るんだなと聞くと、エルトリシアは嫌と膨れる。自分もフリードの討伐隊に同行すると言いだす。
王家の者としてここの悪霊は放っておけない、また自分はまだまだ弱いから強くならないとならない、そのために同行する。
イストも感服したとほほ笑む、私たちは一度戻り、図書館で待つとイストはエルトリシアを抱えて去っていった。
エルトリシアとイストがパーティーに加わりました。

図書館にイリーナが待っており、フリードと二人で話す。姫が来て討伐隊に加わると言っていると。
ルーセ離宮で出会ったと言うと、驚くイリーナ。悪霊について何か言っていたかと言ってくる。
剣を取りに来たと言っていたと答えると、それなら良かったとイリーナ。
なんでもないわ、引き続き討伐よろしくとイリーナ。
フリードは、最近あんたおかしいぞと疑問を呈する。疲れているなら上にかけあうと言った。
私がおかしい?と突然、笑いだすイリーナ。徐々に声がおかしくなり様子が変わる。
顔が苦し気になり、その場に倒れかける。フリードがとっさに駆け寄り抱き留めた。
私、いま、何をとイリーナが苦しそうにうめく。しっかりしろとフリードは声を掛けた。
表情が戻り、もう大丈夫と立ち上がるイリーナ。あの時の後遺症が残っているのだと言った。
心配をかけたくないので誰にも言わないでと言う、わかったとフリード。
優しいのねと、イリーナもフリードを抱きしめる。気遣ってくれてありがとうと囁く。
離れてルーセ離宮の霊は手ごわいわよと言い、館長室に戻るイリーナ。

王女が仲間になるとメルヴィ。せっかく側近に抜擢したのに、討伐隊を選んだのはあなたねとエルトリシア。
エルトリシア陛下は長ったらしいと本人が言うので、フリードはエルと呼ぶ。さすがにそれは無礼だとイスト。
かまわないとエルが認める。他の皆もエルと呼ぶようにと告げる。
エル姫様と呼ぶメルヴィ。長いと言われ、エル様と言い直す。メルヴィの心拍数が200を超えたとイスト。
仕方ないので今はそれで認めるエル。

ワープゾーンや一方通行通路の多いルーセ離宮を進む。途中で例の獣人二人を見かける。
武器にも属性がある、素手だと早くなるがデメリットが大きい、職業には得意武器がある、いつも通りこちらに気付かず。

図書館、宝物庫で聖剣フレイヤを手に入れてご満悦なエル。エルの部屋に連れていく。
部屋の狭さや、食事は皆で取るなど王室のときとの違いに戸惑うエル。やっぱり庶民の生活は無理じゃないかとフリード。
イストが改善すると言うが、エルは仲間だから皆にあわすと受け入れる。出て行くフリードを引き留めるエル。
エルはやっぱりやめてになるがイストに言われていいなおす、剣を手に入れてありがとうと礼を言った。
でも誰に装備するかは俺が決めるからとフリード、ごねるエルだが、イストが姫様が装備できるからとなだめた。

離宮で中ボス:アイリーンと戦う。倒すとサービス絵。マモノ達の間ではフリード達は強盗であり、賞金首らしい。
王家の血筋の物でないと通れない扉を開ける。進んでいき、ルーセ離宮の最奥の部屋に着く。
そこに枕を片手にした美女の霊が現れ、我が眠りし場所に土足で上がり込みおってと襲い掛かってくる。
ボス:ルーセ離宮の霊。ファミリアをたくさん呼び、貫通攻撃のエーテルストライクが強力。倒すとサービス絵。
本気を出そうとするが、エネルギー切れでその場に倒れ、そのまま眠ってしまうルーセ離宮の霊。気が引けるが封印する。
エルがどこかで見たことがある顔と考えるが、思い出せない。とりあえず図書館に戻ることにした。

館長室、イリーナが満面の笑みで離宮の霊のページを破りポケットにしまう。どれほどこの女にてこずったかと口にする。
因縁でもあるのかと尋ねると、はぐらかすイリーナ。ともかく全てのマモノが大人しくなったとフリード達に報告する。
まだ暴れているのもいるが、それはおいおい掃討する。平和が戻ってくると喜ぶ一同。
楽しくて素敵な世界がと言うイリーナ。いつもと違う様子に少し引くリリアン。
そんな事よりと皆に慰安旅行を用意したと言った、遠い場所だが露天風呂だと言う。喜ぶフリード一行。

932ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:59:03 ID:???
■第八章 東方より来たる者

これから行くマルサーラ温泉。準備を整え、はしゃぐ一行。場所は隣のラカン皇国に近いところにある。
イリーナが見送りに来る、心配するグリシナだがこれでもう大丈夫だとイリーナ。
温泉近くについでに変異種が出るので討伐するようにと言われ、話が違うとコネット。

一度、出て図書館に戻るとメルヴィとモニカが話をしている。このごろ、イリーナの様子が変だと言う。
なんでもイリーナはほとんど館長室に閉じこもり切りで、姿を見せないようになったらしい。確かに気になるとフリード。
そこにコネットが現れ、気になることがあると話に加わる。ルーセ離宮の霊が初代女王の肖像にそっくりだと言った。
よく考えるとアイラーヴァタの件もおかしい。エルには霊については黙っているようにとフリードは三人に言った。
フリードが館長室に行くが鍵がかかって入れない、どうやら不在らしい。そこにグリシナが現れる。
いつも不在で会う事が出来ないと言う。いないなら仕方ないと出直す。

マルサーラ温泉への道。鳥居や地蔵などの和風な風景が特徴。途中で獣人二人を見かける。
ヤル気というステータスがある、低いと協力攻撃ができない、図書館に戻ると回復、屋台や食べ物でも上がる。
好みはキャラで違う。時々、ヤル気の高さは発するセリフや表情で察せないとならない。
途中でシャーリーメリーという獣人が姉妹と逸れたので探してきてほしいと、羊カウベルを無理やり持たされる。
探してこないと先に進ましてくれない。マップを回り二人の妹を見つけると通れる。
和服姿の二人のマモノ、中ボス:常闇姫と飛録魔。倒すとサービス絵。敵二人は庇い合い話を聞かないので、封印。
最奥にあるマルサーラ温泉施設。男女に分かれ、のれんをくぐる。騒がしい女湯を尻目に、一人ゆっくりするフリード。
そこに声が聞こえる、見れば女子二人がお風呂に入っていた。ここで出て行けば覗きになると隠れるフリード。
だが女子のこんなにゆっくりしていたら魔神の手先がと話していて、それに驚いてフリードは声を出してしまう。
宰相の追手かと言う女子、目のやり場に困るから服を着ろと言うと、丸腰で果し合いもないかと風呂場を出て行く。
そして出て行くと表に待っていた、どうやら倒さないと話を聞いてくれないようだ。ボス:女剣士、女忍者。
それぞれ侍の技と忍者の技を連発してくる、倒すとサービス絵。フリードが自分の所属と名前を名乗った。
失礼したと二人も名乗る、武士の名前は宝蔵寺八重、忍者の名前はツララ。ラカン皇国の者らしい。
誤解がとけ、フリードは今の自分たちの状況を話す、ヤエ達もラカン皇国の状況を教えてくれた。
ラカンでは宰相に化けた魔神の手先が国政を乗っ取り、戦争が起こりそう、ゆえにロムレアに援軍を求めに来たと。
ロムレアの状況に似ている気がするとフリード、とりあえずアクティムへと帰還した。

933ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 21:59:32 ID:???
戻れば夜のアクティムは火の手があがっていた。警備兵に聞けば、アクティムの結界が破れマモノが入り込んだらしい。
今は結界の修復が進んでいるが、それでもマモノ達のせいで街は大混乱。今は騎士団が警備に当たっている。
とにかく館長に話を聞こうと戻る。ここでヤエとツララがパーティーに加わる。

図書館に戻ると人の気配がない。一応、購買部などの機関は動いている。嫌な気配がするので準備を整えてから館長室へ。
館長室ではいつも通りの様子のイリーナが待っていた、温泉はどうだったとほほ笑むイリーナ。
街の様子を尋ねる。すると窓の外の煙が上がり怒声が聞こえる街を見て、今日はいい天気ねと言った。
逃げ惑うニンゲン、壊れる建物、なんて素敵な光景。混沌と混乱と恐怖が支配する世界を、私は作るとイリーナ。
ここまで言ってようやく気付いた?と、イリーナの体を乗っ取ったと魔神は笑う。
ピエルタンの塔の祠に封印されたのは、近くにいた雑魚のマモノ。魂は完全になったが、肉体は失っていた魔神。
魔力と体力を失っていたイリーナの体を乗っ取ることにした。魔神の力を封じていた二つの存在はフリード達が封印した。
この国の結界を破壊すれば、理想世界を作り出せる。そう言って、魔神はマモノを呼びだし、笑いながら消え去った。
ボス:オルトロス、高い攻撃力を誇る。倒すとサービス絵。さっさと封印する。
イリーナの姿は何処にもいない。話し合う一同、封印していた二つの存在とはアイラーヴァタとルーセ離宮の霊の事だろう。
離宮にいたのは女王の霊である事を知り、ショックを受けるエル。ラカン皇国も同じように間違って神々を封印した。
それにイリーナはまだ怪我が治っていない。そんな状態で好きかってやれば、イリーナの命が危ない。
どうしたらいいのと言うメルヴィ。絶対に館長を奪還する、そして魔神をぶっ潰すとフリードはいった。
とにかく街にいるマモノの掃討を今は優先する事にした。一度、自室に戻り休憩を取る。

フリードは館長室で痕跡がないか調べていた、時間が無さすぎるとフリード。そこにメルヴィとアリシアが現れる。
何か手伝えると聞いてきたので、マモノの事は俺に任せて戦いに備えてくれとフリードはいった。
なんかかっこいいと二人が褒めると、フリードは照れる。調査もそこそこに、そろそろと皆をホールに集めた。
集まる一同、だがイストがエルが部屋から出てこないと言う。ドアを破壊するべきかとのイストを諫め、見に行くフリード。
扉越しに話を聞くフリード、泣き声でヴィトーリア様を封印するなんて自分は大馬鹿者よと引きこもるエル。
それは自分の責任だとフリードが言うと、この国を守るのは姫である自分の責任だとエルは言う。
王家の者は命をかけて国を守る、ヴィトーリア女王も死してなお国を守っていた。悪いのはお前じゃないとフリードが説得。
ようやく扉が開くと、泣きながらフリードにだきつくエル。第四子であるエルは国にとって不必要だと言った。
そのために役に立とうとしたのに、こんなことをしてしまってはもう城に戻れないと言う。
もしこの事で国王がエルを勘当したなら、その時はずっとここにいればいいとフリード。本当?と泣き止むエル。
王が大事な一人娘を勘当するはずがないとフリードは続ける、そして大丈夫だと女王の霊は絶対に取り戻すと言った。
そのためにも今はエルの力が必要だと、国を守るために一緒に戦ってくれとフリード。
今は討伐隊のエル、こんな所で泣いている暇はない、国を守るために戦う、そう言ってエルは立ち直った。

934ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23:14:56 ID:???
■第九章 人とマモノと

ホールに集まる一同、気合十分といった表情。この状況なら本気出さなきゃとコネットも言った。
そこにグリシナが言いにくそうに口を挟む、イリーナの件を上に報告するべきかどうか悩んでいたらしい。
フリードは報告する気はなかった。言えばイリーナは国家反逆罪になる、そんなわけでここからはフリード達は単独で動く。
いいのですかと尋ねるイストに、今は王女じゃなくてただのエルよと返事した。フリード達は街に出る。

市民たちが武装し、殺気立っている。今は街にマモノはいない、結界の穴を探す。
アリシアが騎士団に話を聞いてくる、城壁でマモノは押しとどめているが、地下水路からマモノがたくさん侵攻している。
そこさえ防げばなんとかなりそうだが、かなり手強いマモノもいると聞ける。
リリアンが地下水路の場所を知っていたのでその場所に向かう。

地下水路、先に進むとぼろぼろの鎧を着た騎士団と遭遇。団長がイリーナと話がしたいがずっとつかまらないと聞いてくる。
フリードは、イリーナは怪我が悪化して絶対安静の状態で、せめてフリード達だけでもマモノ討伐に来たと言った。
強力感謝すると言われ、通される。
街に戻ると殺気立つ市民たちが広場に集まっている、きっと結界が壊れれたのは裏切り者がいるからだと口にした。
メフメラは大丈夫かと心配になるが、会いに行けば余計に目立つ。きっと難を逃れていると考えた。

地下水路を進んでいくと、人影を見つける。見ればメフメラだった、フリードを見れば逃げだそうとする。
呼び留めると、メフメラは傷だらけだった。どうやら街の人々にやられたらしい。
メフメラはこの街を去ると言う、自分はしょせんマモノの血を引く存在だと。フリードはユーニに会って行けと止める。
プリズレンの森にある今は使われていない小屋があるから、そこで待ち合わせをした、メフメラは礼を言って去った。
先に進むと例の獣人二人。魔法禁止ゾーンが辛い、入る前に補助魔法をかけておくという話。いつも通り去っていく。
最奥に傷だらけの騎士団と、ボス:ファフニール。全体解除のディスペルウィングが強い。倒すとサービス絵。
これによりマモノの侵入も防げ、騎士団員もまた見張りを残して街に戻る。ひとまず街に平和が訪れた。

フリード達はユーニを探しに街へ。街の人々は城に避難したらしく、兵士と武装市民だけのゴーストタウンと化していた。
リックの酒場に言うと、泥にまみれたユーニがいた、ずっと探し回っていたようだ。
泣いているユーニにメフメラが森の小屋にいる事を伝えた。すぐに行こうとするユーニ。だが人の目があり街は出にくい。
それでも構わないと行こうとするユーニ、フリードはそれを止めて討伐隊の一員のふりして向かうことにした。

プリズレンの森の番小屋。メフメラが待っており、ユーニと抱き合って喜びをあう。
ユーニに迷惑をかけたくないと言うメフメラ、一度だって迷惑だなんて思ったことはないと言うユーニ。
メフメラが森から取ってきた食材での料理を食べさせてもらうフリード達、さらにフリード達には睡眠が必要とユーニ。
ユーニはその人が必要な歌を歌うことができると、子守歌をうたう。気が付くと眠っていたフリード達が目を覚ました。
フリード達の体から疲労が取れていた。ユーニを褒めると、ユーニがすごいのではなく歌がすごいのと笑顔で言った。
その時、外からリックの声が聞こえた。歌声がたまたま巡回中の兵士に聞こえ、ここに来たと言う。
番小屋は暴徒化した市民たちに周囲を囲まれていた、メフメラを捕まえに来たらしい。止める間もなく入り込んできた。
メフメラを化け物と言い、ユーニに王宮に戻るように言うリック。メフメラはかつて親戚のミーシャにけがを負わせた。
襲われたメフメラの正当防衛だったが、それでも人外の力を持つ。ユーニが一生懸命頼んで、街の隅に住めた。

935ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23:15:42 ID:???
メフメラは化け物じゃないと言うユーニ、自分がつかまればいいとあきらめたメフメラ。
捕まったメフメラを助けようとしたユーニが市民によって突き飛ばされる、駆け寄るフリード。
どうせマモノの仲間だと銃口を向ける市民たち、怒りで震えるフリード。だがそれ以上にメフメラが怒っていた。
ユーニに救われ誰よりも人であろうとしたが、ユーニを守るためならばその誓いを破るとマモノの力を放った。
恐怖におびえる市民、助けを求めるが理由がないとフリード達が拒絶、だがメフメラとユーニのために戦う。
ボス:メフメラ。高威力のマッドザッパーとTPを奪うマーニーイーターを使う。倒すと跪くメフメラ。
だがそれでも戦おうと再度立ち上がろうとする。フリードが説得するが、ユーニのためならばどうでもと言うメフメラ。
そこにユーニの優しい歌声が響く、メフメラから力が抜け、混乱していた市民たちも静まっていった。
暖かいと言って、涙を流したメフメラ。歌が終わると、メフメラは化け物じゃない、皆と同じ心を持った女の子だとユーニ。
ユーニに抱きしめられたメフメラは、ありがとうと言い立ち上がる。そして市民の前に出て頭を下げた。
どんな償いもする裁きも受ける、だから街で暮らさせてくださいと頼むメフメラ。完全に力の抜けた市民たち。
自分たちもやりすぎたと言う市民、だが先ほどの力を見たリックは恐怖している。
フリードは討伐隊もそれだけの力はあると言い、マモノか人か向ける方向の違いだと市民たちに言った。
そしてメフメラとユーニを討伐隊に勧誘する。メフメラは二度と力を間違った方向に使わないと、受け入れる。
ユーニもメフメラが入るならと、勧誘される。リックが抗議を口にするが、フリードと市民に諭され、勝手にしろと言った。
謝るユーニに、体に気をつけろとリック。街の人々は帰って行った。メフメラとユーニがパーティーに加わりました。

図書館に戻り、二人が仲間になった事を喜ぶ一同。マモノの侵攻も収まり、とりあえず今後について話す。
街にいたなら騎士団が気付くはず、しかし遠くに逃げるならそもそも結界を解く理由がない。
そして一番怪しいのはやはり図書館。フリードは皆にここを調べ上げようと言った。だがそこにフィオラが止めに入る。
フリードの疲労が限界を超えているとイスト、自覚症状がないんだけどとフリード。明日の朝、ここにと解散した。


夜の自室、フリードはここ十日ほどの事を振り返る。あまりにも密度が濃く何年も戦った気分だった。
初めは一人だったのに気づけば十六人。そして最後に思い浮かんだ笑顔、そしてその人が部屋を訪ねてきた。
・メルヴィ
学校での昔話をするメルヴィ、フリードと会いついていこうと思った。こんな戦いだけど、フリードと一緒で良かった。
フリードの事は私が絶対に守ると約束する。そう言ってフリードの額にキスをして、ほおを赤らめて去っていった。
・アリシア
色々な事を考えて不安になってきたアリシア、自分の力が足りなかったらみんな死んじゃうと考えてしまう。
お前の力は魔神に絶対に通じると励ますフリード。元気わいてきたーと礼を言ってアリシアは去る。
・リリアン
入ってすぐに用はないと去ろうとするリリアン。フリードが止めて理由を聞くと、魔神が怖くて仕方ないと大声を言う。
嫌ならいかなくても良い、でも魔神を倒すのにリリアンの力が必要だとフリード。そんな力、私にあるわけないとリリアン。
自分の力を信じなくても、俺の言葉は信じてくれ説得すると、明日は私を連れて行かないと呪うと言い去っていった。
・コネット
いつもの調子で尋ねてくるコネット。以前のマッサージのお礼だと、滅多に買えないというロールケーキを持ってきた。
あ〜んと食べさせようとするコネットに調子が狂うフリード。元気が出たみたいと言ってコネットは去っていった。
・モニカ
今までのマモノ等のデータのメモ帳を、私が何かあった時の為にとフリードに渡そうとするモニカ。断るフリード。
互いに生き残ろうと言い、メモはモニカが持っていてくれとフリード。魔神もメモし、絶対に手放さないとモニカは言った。

936ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23:16:13 ID:???
・グリシナ
イリーナの件を上に報告しない事を礼を言うグリシナ。だがそれは魔神を退治したことも報告しない事になる。
騎士として名誉に預かれないが良いのかと逆に尋ねるフリード、友を売った名誉などいらないと笑うグリシナ。
今までパーティーを支えてくれてありがとうと言うフリードに、フリードがリーダーだったからとグリシナは顔を赤らめた。
・フィオラ
清められた香油をフリードに使うフィオラ。自分は神に使える身でこういう事しかできないとフィオラは言う。
十分、体が休まったと礼を言うフリードに、明日は絶対にフリードを傷つけさせないとフィオラは決意を口にした。
・リゼリエッタ
明日、置いていく気と聞いてくるリゼ。魔神との戦いは危険であり、リゼはまだたくさんの事を経験すべきだとフリード。
死んじゃいけないのはみんな一緒、帰ってくると言って両親も戻ってこなかった。あんな気持ちは二度としたくないとリゼ。
死なない、一緒に戦おうとフリードは約束する。
・スフレ
ホラムシャハル特性のスープを届けに来たスフレ、食べると疲労が吹き飛ぶフリード。だが有料であり値段は一万ゴールド。
今回は試食にしておく、魔神をサクッと倒してそのあとのボーナスでたくさん買ってねとスフレは去っていった。
・エルトリシア
今回の戦いが終われば、エルはタジャールの王子に嫁ぐ事になっている。どう思うと尋ねるエルにエル次第だとフリード。
もし討伐隊に残りたいなら、全力で守るとフリードは言う。その言葉にエルは魔神に全力で戦うと宣言し去っていった。
その姿に、これからたくさんの試練がエルにはあるが、全て乗り越えていくだろうとフリードは思った。
・イスト
完全なサポートメイドロボのイストは、フリードの体を検査し、サプリとミルクをポケットから取り出した。
そして全てを忘れてお休みくださいとフリードに言う。これぐらいしかできないと言うイストに助かったとフリードは言う。
・ヤエ
大戦の前には酒を酌み交わすのが礼儀と、銘酒を持ってくるヤエ。苦手だが、仕方ないと一杯飲むフリード。
ヤエは一杯だけで酔っ払いろれつが回らない。フリードを武士として認めたから下戸でも飲んだ。ヤエを部屋に抱えて行く。
・ツララ
ツララが忍び込み、フリードに数日前に仲間にした他国の者を魔神との戦いに連れてきて、信用できるのかと尋ねる。
考えもしなかったと、他も一癖ある仲間ばかりで気にしていなかったとフリード。ツララはヤエに従ってきただけと答える。
場合によっては情報だけ盗んで逃げるつもりだったが、メフメラの件で考えが変わった。命をかけようとツララは言った。
・メフメラ
苦しそうなメフメラが尋ねる、魔神の影響でマモノの血が騒いでいるらしい。ユーニに心配させないために部屋を離れた。
もしマモノの血を抑えられなかったら私を封印してと言うメフメラ、約束するフリード。
代わりにもし今日みたいな事があったら吐き出してくれと言うと、フリードに会えてよかったとメフメラは礼を言った。
・ユーニ
母が巫女で少しだけ人の心が見えるユーニ。イリーナと戦う事にためらいがあるとフリードは言われる。
迷いのあるフリードに、少しだけ歌うユーニ。そして言葉はきっと届くとフリードを励ます。
フリードの真っすぐな心を支えると言うユーニに、フリードは礼を言った。

937ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23:17:37 ID:???
■第十章 顕現

ロビーに集まった一同。街にいない以上、この図書館にイリーナはいる。虱潰しに探していくフリード達。
館長室、マモノが出ないか何度か見回りに来ていたグリシナとフィオラ。二人に礼を言うフリード、照れる二人。
館長室を探すとメモ帳、最後のページが乱暴に破られていた。そういえば一時、正気に戻っていた事があったとフリード。
もしかしたら魔神の隙をついて、なにかメモを残したのかもしれないと探すが、部屋にはどこにもなかった。
次にフリードの部屋、全く片付いていない部屋を見てメイドの性でイストが片付けだす。コネットは給金しだいと言った。
怪しい物はマモノの資料用の写真集ぐらい、不潔と言うエル、不埒な気持ちはないとフリード。
今度はそれぞれの自室、慌てるメルヴィとリリアン。それぞれの部屋は自分で探すべきだと二人は言い、部屋に向かった。
リリアンの部屋には自作の絵や誌がたくさん貼ってあり、メルヴィの部屋にはフリードの写真があるとアリシアとリゼ。
購買部を調べる時に店員に理由を聞かれしどろもどろになるモニカ、依頼部でずっと無駄話をするスフレ。
たくさんの封印書がある封印管理室、ライブラはロムレアの独占技術であり、他国の人間は入れないぞとヤエとツララ。
フリードは世界に広めるべきだし、それに二人は仲間だと気にした様子もない。
漏れた技術が悪用されたらと聞かれるが、二人はそんな事はしないだろうとフリードはいった。
結局なにも見つからないが、出入りしていた形跡だけは見つかる。残っているのは図書フロア。
五千を超える本棚が並び、見渡す限り本だらけの図書館。気付くとユーニがいないとメフメラ、手分けしてついでに探す。
ユーニは昔から迷子になりやすく、リックがメフメラを街外れに置いておいた理由も、探し出せるためだと言った。
メフメラの獣の耳が音を聞き分け、児童向けの本棚近くにいたユーニを見つけた。謝るユーニ、ここで歌が聞こえたと言う。
誰もいないとフリードはふと、一冊の本の背表紙が目に入る。『王立図書館と魔法の本』。
すぐに取り出し、イリーナが好きだと言ったページを開く。そこに破れたメモ用紙が挟まっていた。
「封印管理室 北の書架 動かせば地下通路」。全員を集めて、さっそく封印管理室に戻る。
そこには地下へと続く階段、雰囲気からかなり深くまであるようだ。

図書館最深部。本棚でできた薄暗い迷路、マモノが溢れ進めば地鳴りが響く、様子からこの先に魔神がいるのは間違いない。
イストの観測装置でも内部を理解できない。どうやら空間そのものが歪んでしまっているらしい。
途中でイリーナのメモを見つける「もうすぐ 開く 急いで」。先に進むとまたメモ、「ゲート 近づく 私も はかい」。
迷い込んだ例の獣人二人を見かける、逃げ確率はAGIが重要、レベルリセットの話。不法侵入なんだがと思うフリード。

帰還するとメフメラが苦しみだす、こんな様子は以前の嵐以来だとユーニ。異界が呼んでいると言うメフメラ。
魔神は異界の存在で、マモノを引き連れこの世界に侵略してきた。異界へのゲートが開いたら、またマモノを呼びだす。
また王宮から人々が外に向かっている、外の方がマモノがおり危ない。地鳴りが響く、もはや猶予はないとフリード。

938ダンジョントラベラーズ2:2016/01/17(日) 23:18:13 ID:???
途中の中ボス:イフリータ。さらに進むと中ボス:アークデーモンがおり、それぞれ倒すとサービス絵。
図書館最深部の最奥、その部屋に禍々しい空気を放つイリーナがいた。その体は魔神によって乗っ取られている。
すでに儀式は終わったと笑う魔神。自分の世界ボゴミールを呼びだし、この世界を吸収すると言った。
もはやイリーナの体も限界である、イリーナごと攻撃するわけにもいかないフリード達。高笑いする魔神。
攻撃しないならこちらからいくと言う魔神、だが突然その体が動かなくなる。まだイリーナの意志が残っていた。
その希望も打ち壊してやるとボス:イリーナ。高威力の攻撃魔法を多用。倒すと、魔神がイリーナから離れる。
倒れるイリーナを抱き起すフリード、重傷だが生きていた。謝ろうとするイリーナを止め、すぐに終わらせると言った。
ここはすでに狭間の世界、肉体がなくとも魔神の力をふるうことができる。本来の力ではないが十分と言う魔神。
ボス:魔神。高いHPと強力な魔法を操る。倒すと影が薄くなり、フリードはライブラの書を掲げ唱える。
ライブラの書が震える、封印しようとしたがその力に負けフリードが意識を失う。最後に見たのは消えゆく魔神の姿。
目を覚ますと周りには仲間たちがいた、図書館にいた仲間も駆け付けたようだ。イリーナは無事、魔神も消えた。
メルヴィがフリードにお疲れさま、ありがとうと言い、周りの仲間もそれぞれ口にする。
ゲートは閉じた、しかしライブラの書にも魔神は封印できていない。消滅したのかと考えるフリード。
マモノ達も治まり、これにて一件落着。そんなとき、大きな地鳴りが響く。
ここは魔神が生み出した空間、そして魔神がいなくなったとなれば、急いで脱出するフリード達。

魔神との戦いが終わって一週間後の図書館。溜まりに溜まった図書館での仕事を、フリードの討伐隊は行っていた。
アリシアやモニカ、メルヴィが書類仕事を手伝い、エルとイストが王宮に使いに出る。
グリシナとヤエが外回りをする、マモノは全て住処に戻った。
ユーニとメフメラが街を見て戻る、街は平和になりメフメラは帽子をかぶらなくても歩けるようになった。
他の仲間たちもそれぞれに仕事を行う、コネットが掃除が終わらないと言い、午後は全員で大掃除に決まった。
そこにイリーナが来て館長室へと呼ばれる。今まで病院に行っていたが、ようやく出られるようになったらしい。
今回の事は国王も褒められていたと伝えるイリーナ。また魔神がイリーナを乗っ取っていた事実をフリードは伏せていた。
だがイリーナは自分自身でそれを報告、これは自分の責任であり罰を受けるとフリードに説いた。
そしてイリーナは一か月の謹慎処分となり、その間はフリードが館長を代行する事となった。
務めて一年も経ってないのに大役、それだけ今回の事が評価されたのだとイリーナ。
もう戦えるほどには傷は治ったと言うイリーナ、そして今は館長ではなく討伐隊の一員。
驚くフリード、館長ではなくイリーナと呼びなさいと言い、まだ後始末は残っていると言った。
館長代理の件を承諾するフリード。すると外にいた仲間たちが館長室に入り、今夜は宴会だとフリードをたたえる。
皆が戦ったおかげだとフリードは言うが、フリードを信じていたから戦えたとみんなは言う。
今日は新しい図書館の始まり、パーティーの前に大掃除だとイリーナは言った。

スタッフロール


館長室。ホラムシャハルの里にも謝罪し、女王の霊も返し、ようやく一息ついたとフリード。
疲労気味のフリードに、館長代理殿と労うイリーナ。そこに大変とアリシアが飛び込んでくる。
連れていかれたのは封印管理室。以前、魔神がいた最深部への道。今は封印されていたが、よく見れば隙間ができていた。
メフメラが言うには異界への道、ゲートが開いてしまっていた。このまま放っておくわけにもいかないとフリード。
マモノオタクの血が騒いだらしく、笑みを浮かべる。それじゃあ行くぞとフリードは声を掛け、皆は返事をした。
イリーナがパーティーに加わりました。ロビーから異界へ行けるようになりました。

939名無しさん:2016/01/17(日) 23:21:15 ID:???
異界のラスボス、サタナエル(魔神の全力の姿)を倒した後のエンディングはまた後日
途中でageたり、別のスレに書いたりしてすまんかった

940二ノ国 漆黒の魔導士:2016/01/28(木) 11:05:54 ID:W2MCARpM
誰も上げてないのでやります。

ここは車産業の盛んな町ホットロイト。
主人公のオリバーは牛乳屋を営むレイラの店に食材を取りに行くところから始まる。
レイラはオリバーの親友マークが見せたい物があるということをオリバーに伝える。
店を出るとすぐ近くにマークがいた。話しかけると、何かが完成して今夜試運転すると言う。
オリバーは悩むも、了承する。そのまま家に帰る。
家に帰ったオリバーは、母アリーに明日って何かあったよねと問う。アリーは早くから演奏会の打ち合わせがあると返す。
学校に行って帰ってきたオリバーは自室で眠ってしまう。暫くして約束の事を思い出し、起きるオリバー。
アリーが寝ていることを確認し、マークのガレージに急ぐ。途中、マークの家の近くの少女に発見されるがマークが一蹴。
マークが見せたかった物は自家製の車。2人で河川敷まで運ぶことになる。
無事河川敷に着いた2人。どっちが先に乗るかじゃんけんで決める。
勝ったのはマークだが、設計ミスなのか体が入らないので、オリバーが乗ることに。
一方、アリーの寝室では助けを求めるオリバーの夢を見て、飛び起きるアリー。
オリバーの部屋を確認するがオリバーはいない。オリバーを呼びながら慌てて外へと駆け出すアリー。
一方、オリバー達は着々と試運転の準備をしていた。マークは車の調子を見るからゆっくり行けと言う。
黒い煙を上げながらゆっくり進む車。スピードを上げていくオリバー。
順調に進むかと思いきや左後輪が外れ、バランスを崩し川へと転落。オリバーは溺れてしまう。
そこに、通りかかったアリーが2人を発見。マークに何があったのか問うも、一目散に川の中に。
アリーに助けられ、一命を取り留めたオリバーだが、今度はアリーが胸を抑えて苦しんでいる。どうやらアリーには心臓に持病があるとのこと。

941二ノ国 漆黒の魔導士:2016/01/28(木) 12:48:35 ID:W2MCARpM
それから3日間オリバーは意気消沈していた。アリーが亡くなったからだ。
オリバーはアリーのくれた人形に涙を零すと人形が突然変化しはじめ、喋りだした。
曰く、大妖精シズク様だそうだ。
シズクが言うには世界は自分のいる世界だけではなく、パラレルワールドといういくつもの並行世界があり、そのうちのひとつがシズク達の世界「二ノ国」だそうだ。
そして、どうしてシズクがこの世界にいるのかというと「闇の魔導士ジャボー」という者に歯向かって人形に変えられてホットロイトに飛ばされたそうだ。
そのうえ、オリバーのことを限りなく透き通った心を持つという「伝説の救世主様」と言う。
極めつけは、オリバーが二ノ国に来て闇の魔導士を退治してくれということに。
オリバーは当然これを拒否。そんな世界知らないし、こっちはそれどころではないと言う。
シズクはアリーの写真を見せてくれと要求。アリーの写真を見せるととても驚かれる。
シズクは賢者アリシア様だと言い、アリーを救えるかも知れないと言う。
シズク曰く、この世界と二ノ国にいる人々の魂は繋がってて、同じ魂を持つ者は外見も似る、そしてアリーと魂を共有してるのは二ノ国の賢者アリシアだそうだ。
アリシアはジャボーに戦いを挑んだが、敗れてしまい邪心の玉に閉じ込められたらしい。その所為で魂の繋がりが切れた。
邪心の玉からアリシアを救えばアリーは生き返るかもしれない。
それを聞いたオリバーは二ノ国に行く事を決意する。
自宅の暖炉からマジックマスターという魔法の本を入手し、外で木の棒を入手する。
そのままクランペット広場に行く。シズクの言うとおりにゲートのルーンを描くと二ノ国への扉が出てくる。
散歩中だった飼い主は魔法に気づいてはいないが、犬には見えていたようだ。
こうして、オリバーとシズクは二ノ国へ旅立つのだった。

942二ノ国 漆黒の魔導士:2016/01/28(木) 18:06:21 ID:W2MCARpM
北の森にたどり着いたオリバー。
シズク曰く、木の棒よりも凄い杖を入手する為、南にある「ゴロネール王国」に行くと言う。
昔は沢山あったが、ジャボーが現れてから魔法が撲滅されつつあり、使ったら呪いをかけてしまう。
それにヘタすれば、心の一部を奪われて「ヌケガラビト」にされてしまう。
しかし、透き通った心は闇の魔法を打ち消すという言い伝えがあるらしい。
この森を抜けると滝の回廊があり、そこを抜けて平原に下りて、歩いてゴロネール王国に向かう。
途中、会わせたいお方がいると言い、分かれ道の左に行くシズク。
シズクについて行くと大樹がいる。シズク曰く、「古の木」と言うそうだ。
古の木はここら辺には魔物がいるので、戦闘用の魔法を覚えさせた方がいいとのこと。
マジックマスターを見て、ファイアボールとヒールを覚える。
古の木が頭を振るうと魔物が落ちてきた。初戦闘です。
シズクのチュートリアルを聞きながら何とか初勝利です。
魔物を追い払った礼にジャボーに対抗する力を貸すが、オリバーの「イマージェン」をどうにかしないといけないとのこと。
シズク曰く、二ノ国では自分の心を実体化させて戦士にすることが出来て、それがイマージェンだそうだ。
マジックマスターで調べて、ルーンを描くとイマージェン「ルッチ」が仲間になる。
一同が安心していると草むらから魔物が出てきた。
またもシズクのチュートリアル通りにやり、勝利。
そして、古の木から「ストーン先生」と人の心のカケラを入れる入れ物「トレビン」を入手。
滝の回廊を順調に進んで行くと、荒れ狂った森のヌシと出会う。
シズク曰く、ヌシは古い森を守る穏やかな聖獣、ジャボーの魔法で無理矢理本来の性質を捻じ曲げているだそうだ。
ヌシと戦闘です。ここもシズクの言う通りにしとけば勝てます。もりのオーブを入手。

943二ノ国 漆黒の魔導士:2016/01/30(土) 13:49:10 ID:W2MCARpM
ゴロネール王国に着いたオリバー。しかし、門は閉まっている。
左の門番に話しを聞くとゴロネールの門番は2人だが、相方が変なので開けられないとのこと。
右の門番に話しを聞こうとするが、「やる気」がまったく感じられない。
どうやらこの門番はヌケガラビトになってしまったようだ。
シズク曰く、ヌケガラビトは心の一部を奪われた者達で心の一部を奪われると人としての本来の機能を果たさなくなる。
そして、奪ったのはジャボー。ジャボーは自分に歯向かう者や自分にとって危険な者達を次々ヌケガラビトにして戦う力を奪っていった。
しかし、古の木から貰ったトレビンを使い奪われた「心のカケラ」を集めればいい。
隣の門番が有り余る「やる気」を持ってると思うので魔法で頂きましょう。
相手から「心」を貰うには「ハートピース」、相手に「心」を渡すには「ハートキュア」を使えばいい。
無事門番にやる気を渡したお礼に「えいゆうスタンプカード」を貰う。
これは困っている人の為に良い働きをするとスタンプが溜まっていく不思議なカードで、「ツバクロ商会」で貰ったらしい。
そして、無事門が開いた。
シズク曰く、同じ人から同じ「心のカケラ」を貰えるのは1回だけだそうだ。

944二ノ国 漆黒の魔導士:2016/01/30(土) 16:18:15 ID:W2MCARpM
そして、王宮へと向かうが途中で様々な人からオリバーの服を珍しそうに見られてしまう。
挙句の果てに、王宮の門番にも怪しげな黄色い服の旅の者扱いでお目通りは出来ないので、城下を回って街の者達に認められる働きをしろとのこと。
先ほど貰った「えいゆうスタンプカード」を使い、街にいる色んな人の頼み事を解決して「えいゆうスタンプ」を集めることに。「ツバクロ商会」へと向かう。
ツバクロ店主によれば、このまま続けていれば「えいゆうライセンス」を手に入れるかもとのこと。
どうやら人々の役に立つことをすると持っているだけで勝手にスタンプが溜まり、いっぱいになったカードの枚数によって持ち主の隠された才能を目覚めさせる。その才能を「えいゆうライセンス」と言うらしい。
スタンプを3つ以上溜めて門番に話しを聞くと入城するには正装でないといけないらしい。道具屋で買い物出来るように。
フクロウ商会に行くと服はあるけど子供のサイズに直すなら時間が欲しいと言う。明日の朝に来てほしいと言う。
宿屋に行って泊まるとオリバーは不思議な夢を見る。
なんと夢の中にアリーが出てきたのだ。あの人の所へ行かなければならない、そして本当の事を知らなくてはならないと。
あの人って誰とアリーにオリバーは問うも、私にとってもあなたにとっても大切な人としか言わない。
そのまま光の中へ消えてしまうアリー。戸惑いながらも起きるオリバー。
フクロウ商会で服を着替えて王宮に向かうと客人として認められることとなり、中に入れる。
だが、王宮の中の兵士曰く、王様はとても機嫌が悪いうえにぐうたらしていて、おまけに「国王様のお気に入り」が何者かに盗まれているらしい。
諦めて街に戻るオリバー。
シズクに国王様に会えないんじゃ杖は諦めるしかないのかと問うオリバー。しかし、シズクは「ヒントは一ノ国にあり」と言う。
シズク曰く、二ノ国の者が困っていることの解決のヒントが一ノ国の方にある場合もあるとのこと。
ゲートでホットロイトに戻ります。
シズクとの会話で国王様と魂を共有しているのはレイラの飼い猫フランクだと分かる。
レイラの店に行くとフランクは拗ねてて何処かに行ってるようだ。
レイラ曰く、フランクは耳掃除が好きで、「お気に入りの耳かき」で掃除してるが、今朝耳かきを何処かにやってしまって耳掃除をしてなかったから拗ねてるらしい。
オリバーは何かに気づいたらしく、すぐさま二ノ国へ戻る。
王様も耳かきが好きで、盗まれたのは王様の「耳かき」。
情報が集まるフクロウ商会に行って、手がかりを聞く。

945二ノ国 漆黒の魔導士:2016/01/31(日) 10:38:00 ID:W2MCARpM
フクロウ店主によれば、東の地下水道の奥にはタチの悪いネズミが棲みついているらしい。
地下水道の入り口に行くとミルコと言う少年がネズミ退治をしようと野良イマージェンと共にはりきっているようだ。
オリバーは自分がネズミ退治に行くと言う。ミルコは野良イマージェンをオリバーに託す。「バードン」(名前入力可)が仲間になる。
門には鍵がかかっていたが「アンロック」で開錠するが、後ろから1匹のネズミが追ってきた。
「トーカー」でネズミと通話可能になった。
ネズミの名前はシロッポと言い、ここら辺のネズミ達の親分を気取ってる「チューベル17世」を退治する事を聞いていたらしい。
シロッポは地下水道には罠があると言う。中で「仕掛けがあって通れない道」を見つけると言い、ヒントは「真ん中 つけるな 次は逆」と教えてくれる。
中に入り、仕掛けを解きつつ進んでいくオリバー。無事チューベルを退治し、魔法の耳かきを入手。
ニャンダールに謁見するもニャンダールは「やる気」を失っていた。仕方なく退散するオリバー。
街に帰る途中でストーン先生が突然出現した。ストーン先生曰く、「トレビンレーダー」を使えばいいとのこと。トレビンは「強い心の持ち主」を探知出来るが、「どの心の持ち主」かまでは判らないとのこと。
ミルコが「やる気」の心を持っているのでハートピースを使う。謁見の間に戻りニャンダールにハートキュアを使う。
魔導士の杖を入手し、「氷結」を覚える。
ニャンダール曰く、南の「モエールの森」を抜けた所にあるババナシアと言う国に全ての魔法を極めた四賢者の一人ソロンが住んでいるらしい。
そして、「カラス商会」に行けるようにすると言う。そこには、イマージェンの武器防具が売ってる店だと言う。
カラス商会に行くと、「アイテムリンク」と言う方法を教えてもらう。
どうやらイマージェンは武器防具の力を吸収して能力を高めることが出来るらしい。
一通り装備を整えたオリバーはゴロネールを後にする。
一方、北の森では実体の無い謎の騎士達がオリバーを探していて、罪を贖う時が来たと意味深な言葉を吐いていた。

946名無しさん:2016/02/10(水) 23:13:09 ID:???
ここまでwikiに反映

947二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/06(日) 13:10:52 ID:W2MCARpM
無事モエールの森に着いたオリバー。シズク曰く、別名「実りの森」とも呼ばれているそうだ。
しかし、森の入り口がキノコで塞がれているので近くにいる大きな花にトーカーで話しかける。
花曰く、この森の奥に「生命(いのち)の泉」というのがあり、傷を癒し成長を助ける効果があるという。
この森はその力によって繁栄しているという。
しかし、最近森の一部だけ水が染みていたり、逆に水が全然来なくて枯れかけてる植物もあったりと泉に何か起こってるらしい。
オリバーは森の異変は泉だと特定する。しかし、森に入る手段が分からない。
抜け道があると花は言う。白いキノコが生えてる所は通れるらしい。
迂回しながらも森の中を進んでいくオリバー。
辿り着いた場所には1つのタマゴがあった。シズク曰く、イマージェンのタマゴだという。
オリバーは驚きながらも、イマージェンは心から生まれるんじゃないのと疑問を口にする。
人の場合は心から生まれるが、生まれるのは心からだけとは限らないとシズクは言う。
イマージェンは「命の力」で、空や森や大地…生命の力が溢れるあらゆる所から生まれる。
中には長年思いを込めて使った道具から生まれることもある。
しかし、自然から生まれたイマージェンは躾けられていない猛獣と同じで中には悪さするやつもいる。
そういう乱暴なのは人を襲わないようにこらしめていい。暫くの間実体化出来なくなるだけで命を奪うわけではないとのこと。
オリバーは一安心し、タマゴに注目する。
シズク曰く、周りの蔦が枯れかかっている、命の力が十分にタマゴに届いてなく、このままだと生まれるかどうかも分からないとのこと。
どうにかならないのと心配するオリバーだが、時間を戻す魔法があった筈だから、本を探してみろと言うシズク。
「時よ戻れ」をかけると無事タマゴが孵化する。
オリバーは森は何とかするから大人しく待っててと言って立ち去ろうとするが、イマージェンは付いてきてしまう。ダッシュで振り払うオリバー。
森の一部が回復した事で「マッハ栽培」をかけて通れるキノコも出てきた。
進んでいくとオリバーは破壊された泉を発見する。近づこうとするとシズクが警告を発する。
すると荒れ狂った巨大な魔物が現れた。シズク曰くヌシだと言う。
森みたいな所には特に大型で上位のイマージェンが生まれ、そこを守る役目をもつと言う。
しかし、このヌシは明らかに目の色がおかしく、森の守護者には見えない。ジャボーの仕業だ。
突然オリバーの背後から何かが現れ、ヌシに突撃した。さっき孵化したばかりのイマージェンだ。
そしてオリバーにくっついて離れないので、イマージェンに名前をつけてオリバーが命令する事になる。
「トットコ」(名前変更可)が仲間になる。
そのままホーンタウロスと戦闘になる。勝つとだいちのオーブを入手。
泉に時よ戻れをかけ、オリバーはババナシアに向かう。

948二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/13(日) 13:43:04 ID:W2MCARpM
無事ババナシア王国に着いたオリバー。
ここにはババナという名産のフルーツがあり、ババナの交易で大きくなったとシズクは言う。
オリバーは街の人に賢者ソロンの事を聞くが、今はババナ売りのソロンになっていてメインストリートにいるという情報しか聞けなかった。
メインストリートに行き、ソロンに魔法を教えてもらいたいと言うオリバーだが、ソロンはもう魔法は使えないと言う。
どうやらソロンがジャボーに逆らった為にソロンの娘マルがヌケガラビトにされてしまったと言う。
その為、ソロンは戦うのをやめてマルと一緒に穏やかに暮らしていくことにしたと言う。
しかし、オリバーは苦しんでるのは心を奪われた所為ではなく、ソロンが戦いを止めて全てを諦めてしまったからとマルの心中を見抜く。
ソロンは協力してほしいから態とそういうことをと邪推する。そして、帰れとオリバーを一喝する。
仕方なく退散するオリバー。
マルに必要な心のカケラを探しに行こうとするオリバーだが、シズクはマルは特別だと言う。
シズク曰く、マルの「心の輪郭」が見えないとのこと。
どうやら心のカケラを奪われてる以外に自ら心を閉ざしているらしい。
マルを救う方法はホットロイトにいるマルと同じ魂を持つ子が鍵だとシズクは言う。

949二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/13(日) 13:43:33 ID:W2MCARpM
ゲートで戻って、マークの家の近くに行くとオリバーは窓から外を見ている子がいて、「窓女」と呼ばれているを思い出す。
年も近いと思うし、顔も似ている気がすると言うオリバー。
すると、がちゃりと窓の閉まる音が聞こえたので家に行ってみることに。
しかし、チャイムを鳴らしてもドアノブを回しても物音一つ無い。
すると、通行人が来て家の人は留守だと言う。オリバーはこの家に住んでる子に会いたいと言う。
通行人曰く、住んでる子はシェリー。父親が仕事ばかりで帰ってこない。父親の名はクロード。昔は良いパパだったが、最近は偶に帰ってきても怒鳴り声が聞こえる。母親の名はレイシル。今でも町はずれの工場までお弁当運んでいるらしい。
それを聞いたオリバーはシェリーに会うと言う。しかし、ドアは閉まっている。
オリバーはシェリーの気持ちが解ると言う。
オリバーは苛められて引き篭もりになっていたが、マークが声をかけてくれた。マークは少し強引だったが、毎日会いに来て家から連れ出してくれたと言う。
だが、シェリーにはそんな友人がいない、ずっと一人で窓の外を見ているだけと言うオリバー。
ドアにアンロックをかけ、シェリーの家に入る。
シェリーは自分は病気で部屋から出られない、外に出ると苦しくなる。だから窓から見えるものをみてるだけと言う。
シズクはだから「窓女」かと言う。オリバーは慌てて口止めをするが、シズクは自分の声はオリバー以外には聞こえないと言う。
しかし、シェリーには聞こえているらしく、私は窓女と言う。
シズクは今度はヒソヒソ声で、自分が見たところシェリーの体は健康だと言う。病気は治っているがシェリーの心と体を縛り付けてる「何か」があると言う。
ずっといそわっているオリバーにどうしたのと声をかけるシェリー。
オリバーはまた会いに来る、シェリーが出られないなら会いに来る、そしたら友達になれるからと言う。
しかし、シェリーはパパが許してくれないから帰ってと言う。
仕方なく外に出るオリバー。
シェリーを助けるにはまず、クロードを何とかしなければならない。町はずれの工場に行くことに。
工場に着いたオリバー。クロードにシェリーのことで聞こうとしたが、忙しい帰れと言われてしまう。
すると、クロードの体から黒い霧みたいなのが出てきた。
そこに、お弁当を届けに来たレイシルが現れる。クロードはいらないと言い、お弁当をレイシルの手から払い除けてしまう。
レイシルはお弁当を元に戻し、体には気をつけてと言い、去ってしまう。
その直後、クロードの霧が広がった。
シズクがあれは「ナイトメア」だと言う。ナイトメアはヌケガラビトがジャボーによって悪の心を増幅されて生まれると言う。その証拠が体の周りの黒い霧だと言う。
しかし、ナイトメアを倒せば元の優しいクロードに戻るかもしれないとシズクは言う。
クロードメアと戦闘し、勝利するがまだクロードの様子が変だ。
シズクは、ナイトメアを倒しただけではヌケガラビトに戻っただけで、失った心を与えなければいけないと言う。
クロードの失っている心は「優しさ」。必死でクロードに声をかけるレイシルがいる。…彼女が「優しさ」の持ち主だ。
レイシルにハートピースを使い、クロードにハートキュアを使う。
シェリーの家に戻り、ドアにアンロックをかけ入る。
オリバーはシェリーを家から連れ出そうとする。しかし、シェリーは外に出ることを考えただけで胸が苦しくなると怯えている。
そこに、クロードが帰ってくる。そして、外に出るようシェリーに言う。
それに促されたシェリーは、勇気を出して外に出るとオリバーに言う。
無事家の外に出れたシェリー。
シズク曰く、強い「心の力」を感じると言う。オリバーは今のシェリーの心を渡したい子がいるとシズクに言う。シズクも十中八九解っているらしい。
オリバーはシェリーに、君に似ている子を知っている、その子は今苦しんでる、君の勇気を渡すことが出来たらその子もその周りの人も前に進めると思うと言う。
シェリーにハートピースを使う。「勇気」の心を入手。
ゲートを使い、ババナシアに戻る。

950二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/16(水) 15:04:11 ID:W2MCARpM
ババナシアに戻ったオリバー。なおも心を閉ざしているソロンだが、オリバーがマルの失った「心」があると言うと驚く。
そして、家の奥から出てくるマル。「心の輪郭」も見えるようになってるようだ。
マルにハートキュアを使い、「勇気」の心を渡す。
シェリーとクロードに通ずるものを感じさせるマルとソロンの会話や動作。それを見て安心するオリバーとシズク。
確かにマルは「勇気」を奪われていたが、本当に勇気を失っていたのは自分自身だと気づいたソロン。
そして、ジャボーと戦うことを決意し、再び「ひとつながりの笛」が響き渡る日を来ることを信じてと言う。
「ひとつながりの笛」とは、かつて世界が平和だった頃の古い話で、二ノ国の全ての王によって少しずつ削りだされた平和を象徴する笛で、その笛の音こそ世界が一つであることを意味している。
今は3人の王がとても仲が悪くなってから聴かなくなったらしい。
次の目的地はデカロック山。この国のババナがデカロック山の噴火の所為で採れなくなってしまった。それもジャボーの仕業ではないかと噂されている。
デカロック山の噴火を止めればババナも再び採れるようになり、ババナシアも活気を取り戻す筈だとソロンは言う。
そこにはイマージェンの力を引き出す「精霊の神殿」もあり、魔法力の特訓も可能だと言う。
そして、マルとマルのイマージェンも協力すると言う。
ソロンがマルのイマージェン能力は天性のものだと言う。シズクも「賢者」より「イマージェン使い」に特化した才能だと言う。
マルとセバが仲間になった。
そして、ソロンから「聖なる矢」と「衝撃波」の2つの魔法を教えてもらう。
ソロンはオリバーをホットロイト…「一ノ国」から来たということを見抜いていた。
自分ではどうしても届かなかったマルの心にオリバーの魔法が届いたのは一ノ国でマルと「同じ魂を持つ者」を救ったから。それが出来るのは一ノ国から来た者だけ。
オリバーにしか出来ないことがある、その可能性に賭けたとソロンは言う。
デカロック山の途中の道で橋が壊れているが、「見えざる道」で突破。
麓まで来た一行。ソロンのすすめで休んでいくことにした。
その夜、マルとの会話で旅の目的を聞かれたり、改めてジャボーを倒す決意をする。
デカロック山を登っていくと道が二手に分かれている。
ソロン曰く、このまま登れば山頂、横道を進めば試練の洞窟がある。
山頂への道には強い魔物が沢山出て、今のままでは太刀打ち出来るか判らない。
「試練の洞窟」は賢者を養成する場所で、厳しい試練が待ち受けている。
なお、ここで山頂へ進むを選ぶと速攻で死にますので、試練の洞窟へ進むを選びましょう。
「試練の洞窟」の手前まで来た一行。
ソロン曰く、ここは元々賢者を育てる為に作られた場所で、一人前の賢者になるには正しき心と知識を持ち、魔法とイマージェンを自在に操る力を持たないといけないと言う。
そして、ここは賢者の素質があるかどうか訪れる者を試し、その力を伸ばしてくれる場所だと言う。
ここを突破出来るぐらい強くないと先に待ち構えている魔物やジャボーも倒せないと意気込むマル。
そして、洞窟の奥には「精霊の神殿」と呼ばれる神秘的な場所があり、まずはそこを目指すとソロンは言う。
だが、行こうとするオリバーに制止するマル。
なんと横道で怪我している鳥が悪いイマージェンに苛められている。
鳥を助けようとするとツクーン×3と戦闘。
勝利後、何故か鳥はいなくなっている。

951二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/16(水) 16:52:14 ID:W2MCARpM
門の前に来た一行。しかし、入り方が分からない。
すると、突然鳥の石像が喋りだした。
石像の名はホウオウ。「試練の洞窟」を案内する為に生み出された由緒正しき石像だと言う。
ホウオウ曰く、ここには「五つの試練」が存在していて、それぞれの試練を乗り越えれば「紋章」を入手し、「五つの紋章」全てを集めた者だけがその奥の「精霊の神殿」に行ける。
一つ目の「正義の試練」は……呆気なく合格する。
でも自分達は試練を受けてないとオリバーは言うが、ホウオウはもう「正義の心」を見せてくれたと言う。
さっきのイマージェンに苛められていた鳥はホウオウが化けていたと言う。
正義の玉を入手し、中に入る一行。
ここからのルートは自由ですが、他3つの試練をクリアしないと力の試練に行けません。

十字路の左側
八角形の模様を踏むと忘却の罠が発動。
忘れてしまったヒールと新しい魔法「浮遊」を描く。
なお、これ以降八角形の模様は登場しないが、魔物が忘却を使ってきたり、床に見えないが罠があるダンジョンもある。

勇気の試練
奥まで行ってカウントダウンが始まったら、12(?)の模様がある床で停止。

十字路の右側
知恵の試練
第一の試練、左の像にファイアボール、右の像に氷結
第二の試練、ホウオウの話を聞いた後に犬にヒール、鳥にトーカー、牛に解毒、竜にアンロックの順番

友情の試練
オリバーとマルを操作しながら進む。

力の試練
バラゴスと戦闘。

奥の精霊の神殿に向かう。
ポコロから「精霊のハープ」を貰い「捕獲の歌」のチュートリアル。
次に、ポコロから「進化の鏡」を貰い一体のイマージェンを進化させる。
そして、イマージェンマンホールの説明を聞いたら、ワープポイントに乗って洞窟前に移動する。

952二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/17(木) 11:53:23 ID:W2MCARpM
改めて山頂への道に向かうとマグマの中から1匹の魔物が飛び出してきた。
マグマダムと戦闘。
難なく倒すとマルが修行のおかげだと言う。
ソロン曰く、山頂にいるのはここのヌシでジャボーに操られているらしい。
そして、火口を塞いでた大岩をジャボーが動かし、それを守らせている。
ジャボーは自分に抗うものは全て何かしらの方法で操ろうとする。賢者、国王、力を持つイマージェン…。今までは有力者だったが最近ではその影響が一般の者にも及んでいる。
シズクもヌケガラビトが増えていってると言う。
山頂に辿り着いた一行。
世界の終わりみたいな景色とマルは怯える。
そこにはとても大きな岩…デカロックがバランスが変ってツッコミを入れざる位の場所に支えられていた。
その時、マグマの中からヌシが現れた。
マグマドランと戦闘。
マグマのオーブを入手。
マグマドランがマグマの中に倒れた。オリバーがデカロックを支えていた所の一部を魔法で破壊し、デカロックはマグマの上に落ちた。
自動的にババナシアに戻る。
オリバーはソロンに魔法についてもっと教えてほしいと頼む。
しかし、ソロンはもう教えることは無いと言う。
そして、一人前の賢者を目指すならこれからは旅の中で自分で学んでいくべきだと言う。
そして、ソロン以外の賢者を訪ねてみるといいと言う。
「四賢者」…ソロン以外の3人は何処にいるのかとオリバーが訊ねる。
共に戦った賢者アリシアはジャボーとの戦いに敗れ行方不明になったが、他2名はこの世界の何処かにいる筈と言う。
そして、2人のうち1人はレカ大陸にある「ボーグ帝国」に身を潜めているらしい。
東のレカ大陸に行くには船を使うしかない。ここからだと南の港町「ビッキーニ」から出ている船に乗ればいいとマルが言う。
ババナシアを出るオリバー。
そして、実体の無い謎の騎士達の言葉によると、闇の魔導士となった我らが友ジャボー、オリバーが「呪いの元凶」を絶つだろうと言う。

953二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/19(土) 12:16:49 ID:W2MCARpM
ビッキーニに着いた途端、育成カゴからルッチが飛び出してきた。
なんだか寂しそうに鳴いている。
困ったなあ、さっぱり分からないよと言うオリバー。
そして、突如出現するストーン先生。
初めての事で驚くマル。
ストーン先生曰く、ルッチは「サビシック」というイマージェン特有の病気に罹っていて、寂しくてやる気が起きなくなっているそうだ。
そして、「げんきシロップ」があれば治ると言う。
オリバーもマルも聞いたこと無いと言う。
入り口で悶々と悩んでいても仕方ないので、中に入る一行。
入り口付近の露天商に声をかけられるオリバー。
蓋の開かない変なお鍋を買わされようとされるが、断ると只でくれる。
露天商の話によると、どうやら蓋も開かないのに時々中でガタガタ動くと言う。
オリバーとマルは首を傾げるが、シズクはこの鍋は「合成なべ」だと言う。
マルは見たことないが、ソロンが昔持ってたようだ。どうやら、魔法使いは皆持ってる物らしい。
シズク曰く、合成なべは資格を持った魔法使いがマジックマスターに書いてある合言葉を言わないと蓋が開かないと言う。
マルやシズクが開けてと言う。
「いでよなべまじん」と入力。
鍋の中から魔人が出てきて、主に相応しいか見定めると言いつつ、慌ててたり昼飯を猫に盗られたり…。
なべまじんと戦闘。
勝利すると、魔人から「なべ魔人」の主に相応しいと言われる。
シズク曰く、「合成なべ」には1人ずつ「なべ魔人」がいて、「合成」を手伝ってくれるが、蓋を開けた者が主に相応しいか魔人が試すそうだ。
合成なべを入手。
すると、なべ魔人がルッチがサビシックに罹っていることを言う。
オリバーは「げんきシロップ」が無いと言う。
なべ魔人はオリバーが「作る」んだと言う。なべで合成する。無い物は作る。これが魔法使いのあるべき姿だと言う。
なべ魔人から、ハナハチのミツとシャキールの葉とモエールの水と「げんきシロップのレシピ」を入手。
合成のチュートリアル。
育成カゴのルッチにげんきシロップを与える。
元気になるルッチ。
なべ魔人曰く、薬以外に武器、道具…色々な物が合成可能で、町でレシピを教えてもらったりマジックマスターを手に自分でレシピを見つけたりして色々試してと言う。

954二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/19(土) 18:02:01 ID:W2MCARpM
ビッキーニを探索していると町の人々は皆水着を着用している。
すると、町の人々はオリバー達を見て笑っている。
そこに、ビッキーニの町長が現れる。
町長曰く、ここでは皆水着になるのが決まりで、よかったら着替えてほしいと言う。
シズクは自分達はここの住人ではなく余所者だと反論する。
町長は、だからこそ着替えてほしいと言い、昔のビッキーニは小さな争いが絶えなかった。海を渡って考え方の違う多くの人々が来る。そして、船乗りは気は良いが少々荒っぽく、放っておけばそうなってしまう。
そこで、町長はこの町を平和にする為に町にいる皆に水着を着てもらうことにしたと言う。
水着では武器は持てないから効果はあると言う。
それに、生まれは違ってもここでは皆同じ格好をする、それがいい。
ババナシア人でもゴロネール人でもない、水着に着替えればその瞬間から「ビッキーニ人」になれる。
マルが呆れて、よく皆賛成したよねと言う。
町長も初めは馬鹿にされて、町長を嘲る者もいた。だが、町長は耐えて根気よく皆を説得した。町を平和にしたい信念があったから我慢出来たと言う。
オリバー達も水着になることを了承する。
しかし、水着なんて持ってないと言うシズク。
この町に来た人の為に新しい水着は用意してあると言う町長。
町長の家に行く。
オリバー水着を入手。
船着場に着いた一行。
船の船長と思わしき人に声をかける。
男の名はゼルガス。「クイーンカウラ号」の船長をしている。
自分達はレカ大陸に行きたいから船に乗せてくれと頼む一行。
素性の知らない者をいきなり乗せるわけにはいかない、お前達は何者だとゼルガスに問われる。
一通り自己紹介を終えるとゼルガスは女王様の許しを貰ってくれば乗せると言う。
そのまま大笑いして去ってしまうゼルガス。オリバー達の話を本気にはしてないようだ。
ババナシアに戻ることになる。
ビッキーニから出ようとすると、あの露天商がまた声をかけてきた。
どうやらお詫びに何かくれるようだ。
タマゴチケットを入手。
自分の店では「旅するタマゴ」も売っていて、それは引き換えチケットだそうだ。
露天商曰く、「旅するタマゴ」は人から人へと渡り歩く不思議なタマゴで、イマージェンマンホールを使い他の世界の人と「旅するタマゴ」を交換出来るとのことだが、「他の世界の人」というのが露天商も解ってないらしい。
ただ、旅をすればするほど育っていき、割ると素敵な物が入っていることもあるとか…。
露天商と和解出来たオリバーは入り口で傘を差した1人の貴婦人とすれ違う。
貴婦人は露天商に子供を捜している旨を伝えるが露天商には何の事だがさっぱりで…。

955二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/19(土) 20:06:21 ID:W2MCARpM
ババナシアに戻ってきた一行。
目指すは北の広場の奥にある王宮。
いざ王宮に入ろうとすると、2人の門番に止められる。
すると、奥から1人の男がやって来た。
男の名はクラン。ババナシア王国のカウラ女王様の世話人を務めている。
マルはソロンの正体を明かし、オリバーも自己紹介とレカ大陸に行く船に乗りたいから女王様の許可が欲しい旨を言う。
王宮の中に通される一行。
そこには、大きくレイラの絵が飾ってある。驚くオリバー。
これは「カウラ女王陛下」の絵だと門番に叱られる。
でもそっくりだと言うオリバーは何かに気づく。
シズクも飼い猫と同じく大出世のパターンだと納得している様子。
暫くしてクランが戻ってきて、女王は誰とも会いたくないと言う。
どうやら、おやつの時間は必ず守り誰とも会わないと言う。
それが終わってからでもと食い下がるオリバー。
その後は2回目のお昼ご飯と言うクラン。
その後はとシズクが聞くと…。三度目のおやつを出すと言うクラン。
マルが食べていない時ってあるんですかと聞くと夢の中でも食べているようですと困った顔をするクラン。
なのでお会い出来なさそうですと言うクラン。
そして、大急ぎで女王様のおやつを用意しないといけないと言って去ってしまう。
仕方なく退散する一行。
食べてばかりの困った女王様だと言うシズク。
逆に女王様の好物を貢物にすれば会ってくれるかもと言うマル。
でも女王様の好物が分かればとオリバーが言ったら何か閃いた。
女王様と同じ魂持っている「あのおばちゃん」に話を聞けばとシズクも納得する。
ゲートで戻る。
レイラの店に行くとまだ開店前で閉まっていた。
すると、誰かがやって来た。…シェリーだ。
マルがシェリーに興味を示しているが当然シェリーにはマルやシズクの姿は見えない。
どうしてシェリーがこの店にいるのかとオリバーが聞くと、シェリーはここで働くことになったと言う。
レイラはレイシルと仲良しでシェリーを誘ってくれたそうだ。
オリバーはシェリーにレイラはいないのか訊ねる。今は買出しと言うシェリー。
レイラの好物が知りたかったが、シェリーは来たばかりだから分からないよねと言うオリバー。
レイラの好物はチーズと即答するシェリー。何で分かるのと驚くオリバー。
レイラの店は何でもあるのにチーズだけは置いてない、不思議に思わない?と言うシェリー。
そういえば元々牛乳屋さんなのにと言うオリバー。
シェリー曰く、レイラはすごくチーズが好きで、せっかくチーズを仕入れても売る前に自分で食べてしまう、我慢してるとフラフラになってしまう程と言う。
シズクがあの体型はチーズの賜物というわけかと口を滑らす。またもシェリーに聞かれてたようだ。
オリバーは逃げるようにその場を後にする。

956二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/20(日) 03:45:40 ID:W2MCARpM
ゲートでババナシアに戻ってきた一行。
オリバーはマルにチーズを売ってる店はどこなのと聞く。
マルは最近はババナもチーズも入手困難になってると言う。
その理由は食いしん坊の女王様が買い占めているからだ。
チーズがあれば面会出来ると思ったけど困ったと頭を悩ますシズク。
しかし、マルがこの街のミルクが湧き出す泉を思い出し、そこに行こうと言う。
だけど、ミルクだけあってもしょうがないと言うオリバーだが、マルはオリバーは魔法使いでしょと言う。
どうやら魔法でミルクをチーズにしようという作戦みたいだ。
「ミルクの泉」は北の広場にあるとマルは言う。
ミルクの泉に着くと沢山のミルクが滾々と湧き出している。
これだけあればオリバーがちょっと失敗しても大丈夫と言い、オリバーにチーズがどうやって出来るか問うマル。
温めたミルクにレモンと塩入れて、固まったのを取り出すと言うオリバー。
シズクがそれをイメージしながら「調理魔法」を描けと言う。
どうやら上手くいきそうだ。
しかし、マルがチーズだけじゃなくケーキやクリームのお菓子も欲しいと言ってしまう。
それに呼応するかのように様々な物が出てきてしまう。
どでかチーズを入手。
再び王宮の中に入る一行。
クランにチーズのことを話し、女王様と面会が可能になった。
カウラは予想以上の体の大きさでこんな状態になっているのもジャボーの仕業だろうと話し合う。
オリバーはカウラにチーズを差し上げた。
しかし、カウラはまだ物足りない様子…。
シズクがカウラもヌケガラビトになってると言う。
オリバーとマルは首を傾げる。
シズク曰く、失った心のカケラの種類によっては判り難い場合もあり、失っているのは「我慢」の心だと言う。
一旦退散する一行。
探すのは「我慢」の心。
クランが奥から出てきた。
オリバーがクランに「我慢強い人」に心当たりはないか聞くと…。
砂漠の民は元々我慢強いが自分も差し上げるババナの為様々な危険を掻い潜りながら国中巡ったがそこまで「我慢強い人」は見た覚えは無いと言うクラン。
驚く一行。
オリバーはクランが一番「我慢強い人」だと言う。
トレビンレーダーも反応している。
クランにハートピースを使う。
「我慢」の心を入手。
カウラにハートキュアを使い、「我慢」の心を渡す。

957二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/21(月) 12:25:37 ID:W2MCARpM
元に戻ったカウラ。オリバーに欲しい物はと聞く。
船を貸してほしいと頼むオリバー。
ビッキーニの管理人に力になるように手紙を書くと言うが、海に出て何処に行くのと聞かれる。
カウラの手紙を入手。
自分達は賢者を探していると答えるオリバー。
クランは魔法が使われなくなってからは何処かに姿を消したと言い、賢者に何の用なのかと問う。
賢者に力を借りたい、黒い魔導士ジャボーを倒す為にと言うオリバー。
カウラ曰く、この世界に賢者は4人いて4人のうち1人はジャボーにやられてしまった。…アリシアのことだ。
しかし、カウラの知っている賢者はもう1人いてカウラの嫌いな軍隊の国「ボーグ帝国」にいる。かなりの美男子でブロマイドを持っている。
クランから賢者のブロマイドを手渡される。
カウラから宝探しの2つの魔法「迷宮の目」「トレジャーサーチ」を教わる。
「迷宮の目」は深い「洞窟」や「迷宮」にある宝を探す魔法。「トレジャーサーチ」は「外」で使う魔法で、世界には魔法時代に隠された「見えない宝箱」が沢山あり、その場所を教えてくれる。
ビッキーニに着いた一行は船長に挨拶や水着のことや若い美男子賢者で話し合いながら船着場に向かう。それを聞いていた1人の男がオリバー達の後ろにいた。
ゼルガスにカウラの手紙を見せる。ゼルガスは出航の準備をするから町長への挨拶等を今のうちに済ませとけと言う。
船着場から出ようとすると、さっきの男…ジャイロがブロマイドを見せてくれ、何処かで見たような気がすると言う。
疑いもせず渡すオリバー。
ブロマイドを見てポケットにしまい、逃走するジャイロ。追いかけるオリバー。
船着場でジャイロを追い詰めるがジャイロの体から黒い霧が出てきた。…ナイトメアだ。
ジャイロメア、ダークブロッケンの連戦。
ジャイロも「我慢」の心を失くして欲しい物に歯止めが効かなくなっているとシズクが言う。
トレビンレーダーを頼りに「我慢」の心を探す。
町長の家に行くとトレビンレーダーが反応している。
シズクが確かに水着を広める為に根気強く町の人を説得して回ったと言ってたことを思い出す。
町長にハートピースを使う。「我慢」の心を入手。
船着場にいるジャイロにハートキュアを使い、「我慢」の心を渡す。
オリバーはそれは賢者でジャボーを倒す為に会いに行くと説明する。
今この世界にジャボーに歯向かう奴はいない、きっとあいつだってと何かを知ってそうな口調のジャイロ。
しかしマルはソロンや自分を目覚めさせてくれたから可能性あると思うと言う。
それを聞いたジャイロは賢者の所に案内すると言う。
ジャイロとブロッケが仲間になった。
新しい育成カゴを入手。
「ピッキングガン」のチュートリアル。
シズクがバトルメンバーから外れる。
ゼルガスが出航するから急げと言う。

958二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/21(月) 15:41:41 ID:W2MCARpM
船で途中まで行くと穏やかだった海が急に荒れ始める。
ドクロ目に睨まれたとゼルガスが言う。
何でも吹き飛ばすし、無理に入れば宝すら巻き上げる魔法の竜巻とゼルガスが言う。
船はもといた場所の近くに戻されてしまった。
ドクロ目は発生したら最後船は先へは進めない、それが海の掟とゼルガスが言う。
何か良い方法は無いのかと言うシズク。ドクロ目は大きな花火で目を眩ませると聞いたことがあると言うゼルガス。
船の大砲を撃ち込めばいいと言うマル。この船にある大砲じゃ大きさも高さも無いと言うゼルガス。
「大型の花火」が必要と言うゼルガス。何処で入手すればいいと言うシズク。
西の「リゾー島」へ行けば何とかなるかもしれない、そこにある「デル・モカール」という街は花火が盛んで伝説の花火職人「フリント」が住んでいると聞いたことがあると言うゼルガス。
デル・モカールに着いた一行はフリントの家に行く。
フリントにドクロ目の先に行きたいと言うオリバー。しかし、手が動かないから引退したと言うフリント。
そこを何とかと食い下がるオリバー。ダマラさえいればと言うフリント。
シズクが追求するともうこの家にはいないが自分の弟子と言うフリント。
血は繋がっていないが父と娘でもある、自分は去年引退を決めて次に指名されたのがダマラ、細かく指導して2人で作り上げた花火だったが失敗した、ダマラが勝手に大きく作り変えていたと言うフリント。
ダマラは今何処にと聞くジャイロ。カジノに入り浸ってとも聞いたが何処でどうしているかと言うフリント。
カジノに着いて情報を集めると、ダマラはカジノで見かけたが最近は見なくなった、随分前に見たけど負けていてぼーっとした顔でショックを受けていたが普通ではない、黒い霧みたいなのが纏わりついてたといったことが聞ける。
皆で話し合うとダマラはナイトメアに憑かれている可能性があると一致した。
だが、マルとジャイロが口喧嘩をしてしまう。宿屋に帰ってからも口喧嘩をしていて皆別行動することになってしまう。
オリバーは船着場の近くに行くとマルの叫び声を聞く。
マルの元に最初に到着したのはジャイロ。次にオリバー。
ダマラメアと戦闘。
仲直りしたマルとジャイロ。
ヌケガラビトのダマラを連れてフリントの家に行く。
フリントにハートピースを使う。「自信」の心を入手。
ダマラにハートキュアを使い、「自信」の心を渡す。
閃光大玉を入手。
船でドクロ目に向かう。見事閃光大玉をドクロ目に撃ち込み撃退する。
その頃デル・モカールでは実体の無い騎士達が前回と似たような言葉を言っている。
無事ボーグ帝国に着いた一行だが、来て早々ブタのマスクを被った人から毎週変な法律が出される現場を目にする。
どんどんおかしなことになってきていると言うジャイロ。オリバーが追及しようとするが、有耶無耶にされる。
途中でジャイロは裏通りに行きメンバーから外れる。マルが追いかけるが合言葉が無いと皇帝陛下でも通れないと言われる。
階段下の路地裏に行くと皇帝ブヒーデンが来ると言う。すると家が動き出し道が出来上がった。
慌てて道の真ん中から逃げ出す一行。皇帝ブヒーデンが姿を現した。…彼もまたブタのマスクを被っていた。
ジャイロは「闇市」に行っていたと言う。さっさと先に行ってしまうジャイロ。
ここで昔何やっていたんだろうとかジャイロの過去に興味あるようなないようなと言ってるとジャイロに急かされる。
裏通りの見張りに合言葉はと聞かれるとブタのじゃんけんは……いつもチョキと言うジャイロ。
裏通りの奥の店に行く。

959二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/21(月) 19:33:52 ID:W2MCARpM
ジャイロは店主のカルドンに「ボーグ兵士の服」が欲しいと言う。それを着て何をと驚くカルドン。
つまり「兵士の服を着ないと入れない場所」に行きたいと言うジャイロ。黙ってしまうカルドン。
条件を呑んでもらわないとやれないと言うカルドン。オリバーにバトンタッチするジャイロ。
王宮に入ったら薬を取って来ることが条件と言うカルドン。事情がありそうだと言うシズク。
カルドンにはルコラという孫がいて、ボーグの空気が悪い所為で胸を悪くしてしまっている、しかしこの病気には特効薬がある、ボーグ城の庭園に咲くノムナオールという花の蜜だが、滅多に咲かないので殆ど入手出来ない。
ルコラにはズッカという歳の離れた兄がいて、1年前ズッカは薬を入手しようと宮殿に忍び込んだ、昔から働いてるような素振りで薬を探してたがある日宮殿に入り込んだ暴漢から皇帝を守ってしまった。
それでズッカは信用されすぎた、誰も信用出来ない皇帝はズッカの行動に感動し一気に兵士長にした、薬は入手出来たが城を出ようとすると止められた、皇帝がズッカしか信用せず自分の傍から離すなと命令したから。
ズッカは常に見張られカルドンへの手紙も厳しく調べられた、薬も渡せない、変な素振りを見せて偽者だとバレたら今までの苦労が水の泡だ。
城でズッカに会って薬を受け取ってほしいと頼むカルドン。快く了承するオリバー。
ルコラに会う一行。頻りに咳き込むルコラ。
マルはズッカがいなくて寂しいとルコラに問う。ルコラは信じてる、絶対薬を持って来てくれると言う。
部屋から出る一行。
ボーグ鎧を入手。
見張りを無理矢理丸め込み、中に入る一行。
すると早速見回りに何で古い型の制服を着ているのかと問われる。何とか言い包めるジャイロ。
少し離れてマルが誰にも会わないようにして一気に皇帝陛下の所に行こうと言う。
そしてまたも兵士に見つかり服のことを言い出した為に城の中を逃げ回る。
行き止まりに着き、追っ手の兵士にその服はうちの店のと問われる。…彼がズッカなのだ。
ジャイロは皇帝に会いたいから行き方を教えてくれと言う。この先のマンホールから中庭に出てすぐだと言うズッカ。
ノムナオール薬を入手。
中庭に着いた一行は皇帝の部屋に行こうとするが、ブタの戦車に襲われる。
イベリコーグXX(ダブルエックス)と戦闘。
アンロックパーツ、「アンロックガン」の合成レシピを入手。
追っ手の兵士達に追われる一行。同じ頃皇帝の部屋では1人の美男子が自分のことを醜いと嘆いていた。
誰かの足音に気づき、慌てて皇帝のブタのマスクを被る。そこに入ってきたのはオリバー達。
オリバーが皇帝と驚くと美男子は自分はボーグ帝国ブヒーデンだと言う。
しかし、慌てて被った為かマスクが落ちてしまう。美男子はソファーに顔を埋め、見るな出て行けと言う。
オリバーとマルは皇帝陛下が賢者という事実に驚きを隠せない様子だ。
オリバーは貴方の賢者の力を借りたいと言うが、自分が賢者であることを忘れている様子のブヒーデン。
貴方はかつて二ノ国の魔法世界を治めた賢者の1人ですよねとマルに言われるが、賢者は自分の父で15年前に死んだと言うブヒーデン。
その力を貴方は引き継いだ筈だと言うジャイロだが、自分には才能が無く賢者なんて務められる者ではないと言うブヒーデン。
そして、帰れと一喝するブヒーデン。
様子が変だと言うシズク。もしかしてと言うオリバー。
ブヒーデンもヌケガラビトになっていた。
何を失くしているのと問うマル。「信じる」という心だと言うシズク。
退散する一行の後姿を見送り、あの人…どこかで…と呟くブヒーデン。
薬は入手したので、カルドンの店に戻る一行。

960二ノ国 漆黒の魔導士:2016/03/22(火) 00:48:40 ID:W2MCARpM
カルドンに薬を持ってきたことを言うとルコラの部屋に通される。
ルコラにノムナオール薬を渡す。
薬を飲むとルコラの顔色が良くなっていく。病気は完治したようだ。
カルドンはルコラが治ったことをズッカに報告しに城へ行くと言う。
オリバー達が来なかったらと弱音を言うカルドンだが、ルコラのズッカを信じる気持ちが通じたと言うオリバー。
信じる心、こんな小さな子供でも持っているのに皇帝は今それを失くしていると言うジャイロ。
ルコラの「信じる」強い気持ちを皇帝陛下に渡せないかなと提案するオリバー。
ルコラにハートピースを使う。「信じる」心を入手。
カルドンが戻ってきた。城門の近くにズッカがいて、オリバー達がまた来ると待っていたらしい。
ズッカと一緒に城内に入り皇帝の部屋に向かう一行。
ブヒーデンにハートキュアを使い、「信じる」心を渡す。
ブタのマスクを脱ぐブヒーデン。正気に戻ったようだ。
オリバーは自分達に力を貸してほしい、黒い魔導士ジャボーを倒したいとお願いする。無謀すぎると驚く。
何故そう思うと問うジャイロ。こんな子供がジャボーと戦えるはずがないと言うブヒーデン。
お前だって父親から賢者の力を引き継いだ時まだ子供だった、違うかと問うジャイロ。何でそれをと言うブヒーデン。
まさか兄さんなのと言うブヒーデン。驚くオリバーとマルとシズク。
そしてジャイロはブヒーデンをラースと呼び、過去話をする。
一通りジャイロとブヒーデンの話が終わると、ブヒーデンはジャボーと戦う決意をする。
そしてオリバーに「ゴーストの谷」に行くことと言うブヒーデン。
「ゴーストの谷」はボーグ帝国の北にある荒れ果てた谷で、墓地でもある谷の奥には古代魔法王国時代の祭壇があり、そこにある杖こそ伝説の杖「グラディオン」。
グラディオンはかつてこの世界を統一した魔導王が持っていた悪しき魔法を退けるという杖で、入手出来ればジャボーを倒す為の大きな力になる。
ゴーストの谷は彷徨う魂達のいる危険な場所だがオリバー達なら大丈夫だろう、谷の中に入れるように手配しておくと言うブヒーデン。
ゴーストの谷に着いた一行だが、少し進むと人魂に崖の直前まで案内されてしまう。
更に進むと今度は明かりの点いた家がある。誰かが住んでいて家の中に案内される。
少女の名はユーリン。ここで一人暮らしをしていると言う。何か訳ありなようだなと言うシズク。
谷の人は大分昔に皆死んでしまった、自分はその先祖の墓守をしていて両親も大分前に亡くなってしまったと言うユーリン。
ここは滅ぼされた街でこの一帯は遠い遠い昔魔導王シャザールが建設した「魔導士の街」としてとても栄えていた、100年くらい前突然ジャボーがやって来て街の住人から魔法を奪い抵抗する者はヌケガラビトに変えてしまった、谷を彷徨う魂達はその時の人々と言うユーリン。
魂達はずっとこの谷から離れられないのと問うオリバー。天に昇りたくても昇れない、この谷の奥には祠があって古代の神官達が守ってたんだけどジャボーがその霊達に歪んだ魔法をかけて恐ろしい魔物にしてしまった、それが谷の魂達を束縛していると言うユーリン。
この天に昇れない魂達を慰めるのが自分の役目、この人達を見捨てて自分だけ他の所に行くことなんて出来ない、こんな誰からも忘れられた場所で彷徨う魂達のことを考えたらと言うユーリン。
グラディオンを守る為に守護者の魂と街の人達の魂を利用しているのかと言うジャイロ。
亡くなってまで自由を奪われてるなんて許せないと言うマル。
ボクが魂を解放してあげる、ユーリンも谷の皆もボク達が解放してあげると言うオリバー。
ボロボロの地図を入手。
ボロンと戦闘。
奥の祭壇に入っていく一行だが、中には何もなく壁に紋章が残されてるだけだった。
紋章が誰のか分かるとジャイロに問うマル。見覚えがない、皇帝に聞けば何か知ってるかもと言うジャイロ。
ボーグ帝国に戻ろうと言うマルだが、オリバーがユーリンに報告しないとと言う。

961名無しさん:2016/04/03(日) 17:46:05 ID:???
デッドゾーン投下します。

962デッドゾーン:2016/04/03(日) 17:47:01 ID:???
●デッドゾーン
1986年発売のファミコンディスクシステムのアドベンチャーゲーム。ある意味、脱出ゲーム。
選択をミスすると即死したりする。途中途中でのキャリーとの掛け合いが面白い。

カーク:主人公の男性、27才。宇宙開発の技師。
マリー:カークの婚約者の女性で同じく技師、26才。今回初めて一人でのコロニー開発を受け持った。
キャリー:五か月前にカークが手作りし、マリーに送ったロボット。途中で話しかけるとヒントやツッコミをくれる。
ライオネックス:マリーが勤務したコロニーのコンピュータの名前。マリーのある改造で計画が一か月早まったが…。


宇宙歴385年の未来。スペースコロニーの技術者であるカークは、同じ技術者であるマリーと結婚を予定していた。
別のコロニーで一人仕事をしていたマリーからカークに、仕事が早く終わりそうだから遊びに来てほしいと連絡が届く。
カークは小型の宇宙船でコロニー「ライオネックス」へと向かい、到着するがなぜかコロニーは静まり返っていた。
すると突然レーザーガンがカークに放たれ、カークは気を失った。

カークは意識を取り戻す。周囲や地面を見ると壊れた機械が散乱している。どうやら廃棄物処理場らしい。
「なぜ俺は、ここにいるんだ」。とりあえず脱出するために辺りを探るカーク。
天井の網を外せば出れそうだが、遠くて届かない。周りの壊れた機械を調べていく。
するとだいぶ前にマリーにプレゼントした、カーク手製のロボット「キャリー」が捨てられていた。
小型のAI付きのロボットのキャリー。声を掛けるが返事はない。バッテリーが抜かれているようだ。
周囲を探り、ドライバーを入手。それを用いて壊れたロボットのバッテリーを引き抜き、キャリーに取り付けた。
「キャリー ドェース。ヤア カーク コンナトロコデアウナンテ キグウダネ」。呑気なことを言うキャリー。
キャリーは警備用の公安ロボに突然つかまり、意味も解らずここに捨てられたようだ。
カークはロボットの上に乗る。すると高さ制限のセンサーが反応した。
圧縮するために左右から壁が、ゆっくりと押し迫ってくる。適当に時間を潰し、ほどほどまで壁が迫るまで待つ。
ある程度の迫ると、カークは左右の壁に手をかけて上によじ登り、天井の網を外してキャリーを連れ脱出した。

脱出したカークとキャリーは、マリーの部屋へと向かう。入ると、部屋から出られなくなった。
ベッドとコンピュータがあるマリーの部屋。戸棚を調べると危険な薬品があり、入手しておく。
コンピュータを調べると、ここのコロニーの中央コンピュータのライオネックスからのメッセージがあった。
「マリー チョット キテクレナイカ? スコシ チョウシガワルインダ。オチツカナクテ サミシクテ イライラシテ
 カラダジュウニ イナズマガ ハシリサッタヨウナ…。トニカク イマスグ キテホシインダ」
どうやらマリーは中央コンピュータへと向かったようだ。自分たちも向かわなければならない。
だが現在、このコロニーは警戒態勢であり、どの部屋に入っても今と同じく扉が閉まってしまう。
中央に行くにはいくつかの部屋を通らねばならない、マリーもどこかに閉じ込められているかもしれない。
隣の部屋に行き、パネルを開き薬品を内部にかけると、コイルが溶けて扉のロックが解除された。

扉を出て通路を進む、通路脇に冷却ボンベとホースがあり、ボンベを持っていく。
開いている扉に入ると、中は冷蔵室で寒い。並ぶカプセルの中には植物の種が入っている。
カプセルの一つを引っ張ると、割れて中から種が地面に零れ落ちた。
カークは天井のセンサーを引っ張る。また天井にとりついていたたくさんのライトの一つから、ライトカバーを外す。
ボンベとセンサーにライトカバーを取り付ける。そしてボンベを開けると、冷却ガスが放たれ、センサーを冷やした。
部屋に暖房が入る。すると部屋が暖められ、地面に落ちていた種が急成長し、一気に巨大な木となり天井を突き破った。
カークとキャリーは、木をよじ登り上に向かった。

ここでファミコン「いっき」のミニゲーム。仙人がおにぎりを投げるのでキャリーを左右に操作してキャッチする。

963デッドゾーン:2016/04/03(日) 17:47:36 ID:???
この通路の先に工場エリアがあるが、公安ロボが警備しており、見つかったら殺される。
近くの部屋で工具箱を調べる、中には何もないが蓋を調べると裏側にスパナが取り付けてあった。
通路を調べると太い水道管がある。調べるとレーザーカッターが落ちていたので入手。
水道管をスパナを用いて開く。すると大量の水が流れ出し、瞬く間に辺り一帯を水があふれた。
水浸しの通路を進みの他の場所を探ると、高圧電流の流れる線が壁にあるのを見つける。
梯子があったので上ると天井近くにヒューズボックスがあり、ヒューズを取り外す。
一度降りて、高圧電流の線をレーザーカッターで斬り、水につける。そしてもう一度梯子を上り、ヒューズをつけ直した。
いくらか時間が経った後でヒューズを外す、水の床を歩き工場エリアへ向かうカークとキャリー。
途中で感電して壊れた公安ロボがあったが、無視して工場へと入っていった。

工場地帯、ベルトコンベアーの上に部品が並んでいるが、今は止まっている。
周囲を探るとコンセントが抜けているので差し込み、コンピュータの電源を入れるが動かない。
さらに探ればコンベアーに破片が刺さって動きを止めているので、外す。もう一度電源を入れなおす。
特殊コンベアーのスイッチを入れ、サンプルがあると入力、エンジンルームへのコンベアーに乗って移動する。

真ん中に巨大な筒のようなエンジンがあるフロア。パネルについていた取っ手を調べると、外れる。
カークはそれをエンジンに投げつける、するとエンジンのガラス部分が壊れた。
非常事態の警報が鳴る。早くしないと警備ロボがここに来てしまう。しかしそのために扉が開いた。
ロボットが来る前にカークとキャリーは、ライオネックスがいるエリアへの扉をくぐった。

ライオネックスの部屋。壁のカプセルの中にマリーが眠っていた。
床にマリーにプレゼントした婚約指輪が落ちている。それをカークは指に取り付け、カプセルに傷をつける。
何度も、傷をつけ続けるとカプセルが割れてマリーが出てくる。マリーは意識を取り戻しカークに抱き着いた。
コンピュータのライオネックスが言葉を放つ。
「マリー、モドッテキナサイ ワタシトイッタイニナルコトデ マリーハエイエンノイノチガ エラレルノダ」
「馬鹿言わないで頂戴! 人間の私が肉体を失くして、どうして幸せになれると言うの?」
「マリー、ワタシヲシンジナサイ ニクタイヲウシナッテモ タマシイハエイエンナノダ」
「私が馬鹿だったわ。コンピュータに感情を入れるのは間違いだったのよ。あなたに魂があると思って?」
「カーク、キサマサエココニコナケレバ… ハイキジョデ シンデシマエバヨカッタノダ」
「己惚れるな! 貴様はただのコンピュータだ!」
「マリー、ワタシノマリー、イカナイデオクレ  コノヨガ キエウセテモ  エイエンニ …」
『自爆装置が入りました、爆発まであと十分』
この近くの扉から、物質転移装置で脱出しようとマリーがカークに言う。
そこにいくためにはパネルに数字のパスワードを入れなければならない、キャリーが言った数字を入れる。
『1215225』 だが扉は開かない。どうやらライオネックスが数字を変えたようだ。
数字に変えるのよとか言うマリー、ライオネックスが何を考えたのかとキャリー、具体的に言ってくれと言い返すカーク。
12=L 15=O V=22 E=5 つまり数字はアルファベットの順番。
そしてライオネックスがそこから変更する数字と言えば。13=M 1=A R=18 Y=25 その数字で扉が開く。

物質転送装置へと入るカークとマリーとキャリー、だがレバーは装置より離れた場所にあった。
他の脱出ポッドなどは10分でいける距離にはない。なにかここから物を投げてレバーを入れられればとカークは考える。
そんな事を考えているとキャリーがレバーの場所へと行き、それを手につかんだ。
「カーク、ロボットハ ニンゲンノタメニ ツクラレタモノデス
 ボクニハ カンジョウモ セイシンモ タマシイモ アリマセン タダノ テツノ カタマリデス
 ジカンガ アリマセン マリー、キニシナイデ
 カーク アリガトウ マタ ボクヲ ツクッテクダサイ
 サヨウナラ」

遠く離れた宇宙船で、コロニーが爆発するのを見届けるカークとマリー。スタッフロール。

964名無しさん:2016/04/03(日) 17:48:46 ID:???
投下終了。スティーブン・キングの同名小説とは関係ないです

965名無しさん:2016/04/03(日) 18:26:38 ID:???
乙!

966スーパーマリオワールド:2016/04/04(月) 20:11:36 ID:???
●スーパーマリオワールド
スーパーファミコンの初期タイトル。

(恐竜島にバカンスに来たマリオ達)
今度の舞台は恐竜ランド。
なにやら怪しいこの島で、またもやピーチが姿を消した。
こいつはきっと、クッパの仕業!

■ヨースター島
・ヨッシーの家
イラッシャイ! 僕はクッパから仲間を助ける旅に出ます。
ご用の方は、残念でした。   スーパードラゴン ヨッシー

・ヨッシーを?ブロックから出す
フーッ! 助かった。僕ヨッシー。
クッパに捕まった仲間を助けにお城へ行こうとしたら、奴らに卵に閉じ込められたんです。

・ヨースター島の城 傾く足場で溶岩に蹴落としてイギーを撃破
(ヨッシーの仲間の卵を救出。スイッチを入れて城を爆破)
ヨースター島のお城で、最初のコクッパを倒したマリオ達は、
クッパの魔法で卵にされた仲間を助けだし、ドーナツ平野へと旅立つのでありました。

■ドーナツ平野
・ドーナツ平野の城 壁を走り回り、天井からこちらに落ちてくるモートン。三回踏んで撃破
(ヨッシーの仲間の卵を救出。城に何度も飛び蹴り、最後に踏んで壊す)
マリオ達は二番目のコクッパもやっつけて、ドーナツ平野から地下の世界のバニラドームへと進んでいく!
この先どんな罠が待ち構えているのか? ピーチ姫の運命やいかに!?

■バニラドーム
・バニラドームの城 並ぶ土管からダミー二体とともに出てくるレミー、跳ねまわる火の玉が武器。三回踏んで撃破
(ヨッシーの仲間の卵を救出。ハンマーで何度も殴りつけ城を破壊)
マリオ達は三番目のコクッパもやっつけて、ほっと一息。しかしコースは険しくなる。
もしも緑や赤のスイッチを取っていないとしたら、どんな旅になるのであろうか!

967スーパーマリオワールド:2016/04/04(月) 20:12:18 ID:???
■せんべい山
・せんべい山の城 ルドヴィック、火を吐き、甲羅になって飛び回る。三回踏んで撃破
(ヨッシーの仲間の卵を救出。スイッチを入れると城が爆発して吹っ飛んでいき、遠くの山にぶつかった)
四番目のコクッパもなんとかクリアー。マリオ達はこれから迷いの森に入っていく!?
謎を解かないと出る事が出来ないと言う、不思議の森! 果たして森を抜けることができるのか?

■迷いの森
・迷いの森の城 壁を走り回り、天井からこちらに落ちてくるロイ。踏む度に狭くなる。三回踏んで撃破
(ヨッシーの仲間の卵を救出。スイッチを入れるが爆発しない。?を浮かべて近づいた瞬間、爆発。黒焦げに)
マリオ達は五番目のコクッパをやっつけ、やっと森を抜ける事が出来た。
だが、この先のチョコレー島は、謎のコースとドラゴンでいっぱい。
次なる戦いのはじまりはじまりー!

■チョコレー島
・チョコレー島の城 並ぶ土管からダミー二体とともに出てくるウェンディ、火の玉が二つになっている。三回踏んで撃破
(ヨッシーの仲間の卵を救出。モップで城を消す)
六番目のコクッパを倒したマリオ達!
この先の沈没船には、クッパの谷の入り口を開くための鍵があるらしい。
急げマリオ! がんばれルイジ!

■魔王クッパの谷
・魔王クッパの谷の城 火の玉が三つ飛んでくる中、傾く足場で溶岩に蹴落としてラリーを撃破
(ヨッシーの仲間の卵を救出。城を持ち上げて蹴とばす)
ついに最後のコクッパを倒した!
残すはピーチ姫が囚われている、クッパ城のみ。
無事にピーチ姫を助けだし、この恐竜ランドに平和を取り戻す事が出来るのか?

・クッパ城 飛行する乗り物に乗ったクッパ。六回メカクッパをぶつけると勝利。ピーチ姫を落として、飛んで行く。

これで今度のマリオの冒険は終わりです。ヨッシーの仲間も加わって、ピーチとの楽しいバケーションが再び始まります……
(ピーチが寄ってきてキス。花火がうちあがる)
スタッフロール。(マリオが先頭。ヨッシーにのったピーチ姫、その後ろに七つの卵を連れて、今までのステージを戻る)
(ヨッシーの家で、卵からちびヨッシーが孵化。THANK YOUの文字)
(今までの敵と名前の紹介)
マリオ、ピーチ姫、ルイージが並んでTHE END

968名無しさん:2016/04/04(月) 20:14:36 ID:???
投下終了。マントマリオのやつです

969名無しさん:2016/04/12(火) 05:03:09 ID:qZvpMjS.
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970山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:37:58 ID:???
■山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件
1987年のファミコンのアドベンチャーゲーム。総当たり系の推理小説。
とにかく出てくるキャラの名前が似通っていて、紛らわしい。

●4月15日
京都龍安寺の門前。主人公(名前は自分で設定)はゲームデザイナー。
新作ファミコンゲーム「京都 龍の寺殺人事件」の発表とサイン会の為にここに来た。
イベントを終え、桜の木が並ぶ人の少ない境内へ。たくさんの桜の花びらが地面に山を作っている。
桜の花びらから足が出ていた。スタッフのいたずらか、どうせマネキンだろうと花びらをどける。
だがそこには本物の、若い女性の死体があった。
驚き、混乱する主人公。後ろにいた観光客の女性が悲鳴を上げ、人が集まってくる。
そこに金髪青眼の女性が現れる。彼女はキャサリン、主人公の事を知っているらしい。
キャサリンは「名探偵キャサリン」という小説を書いている作家で、元アメリカ副大統領の娘。
キャサリンは女性の死体を見る、主人公も続いてよく見ると女性の死体は花びらを手に握っていた。
まだ温かさがあり殺されてすぐのようだ。調べると六枚の花びら、触れると警察がうるさい。写真だけ取っておいた。

そこに警察が来た、キャサリンと知り合いの男性である狩谷。キャサリンは警察に協力して、事件を解決した事がある。
狩谷は京都府警の警部。警察の電話番号を聞くと2394000だと教えてくれる。
第一発見者であり、さらにこの寺で殺人が起こるというゲームを作った主人公は疑われるだろうとキャサリンは言う。
何かあればカフェ・ド・ミサを訪ねてとキャサリン。主人公は事情を聞かれるため警察へと連れていかれた。

京都警察本部。一通り発見時の事を伝えると、また後日と今日は家に帰る事となった。
自分の家の部屋で、花びらの写真を見直す。花びら六枚にはそれぞれ文字が書いてあり「お・な・み・わ・こ・さ」とある。
事件について考える。自分が一番疑われている事を理解し、早く犯人を捜さないとと考えた。

カフェ・ド・ミサに行くとキャサリンがいた。事件について聞く。
殺されたのはユリコオサワ21才。嵯峨野にあるオサワ家という古い家の養女だと言った。
あの花びらの文字は被害者が残したダイイング・メッセージではないかと推測。
ついでにこのカフェのマダムを紹介され、セーブ用のパスワードが聞ける。

●4月16日
家を出る前に自宅のお菓子を持っていく。オサワ家を尋ねた主人公。女中のオヨネさんが対応に出てきて、話を聞く。
オサワ家は20年前に当主がなくなり、現在はふじという女性が継いだ。
オサワフジは53才、現在のオサワ家の当主であり、体が弱く今は衰弱している。
いつもは寝たきりだが、ユリコの事件の事もあり朝から起きているのだと言う。
次にフジに話を聞く。オサワ家には三人の養女がおり、特にユリコは三人の中で一番きだてが良かったと言った。
他の二人の養女の名前はナミコとミナコ。この家には大きな財産があると聞け、もうすぐ相続するとフジが言う。
この家には他に使用人のオヨネ、さらにゲンゾウ。居候のコサワミナオがいる。
オヨネにナミコについて聞くと、大人しく真面目な人。ミナコは妹二人の面倒を良く見ていたと言った。
ミナオは先代の遠縁にあたる人だと聞いたが、よくわからない。
ゲンゾウ、げんさんはオヨネの夫。気難しい人で、手土産の一つでももっていったら機嫌を良くするとの事。

971山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:38:39 ID:???
オヨネの部屋に行き、ゲンゾウに会う。手土産としてお菓子を持っていくと色々と聞けるようになる。
フジさんかミナコさんを尋ねたければ、母屋に行けば会える。他の三人の部屋はガレージ横の離れにある。
ナミコの部屋を訪れる、いまはナミコはいない。いろいろと調べる、小説やジャズのレコードなどが棚に並ぶ。
ジャズを聞くための機械には、タイマー機能が付いている。
引き出しを調べると車のキーがあった。ナミコは運転できるようだ、車のキーを借りる。
ユリコの部屋を訪れる。ファミコンがあった。
ミナコの部屋を訪れる、いたので話を聞く。ユリコは明るいいい子だった。ミナオはナミコに言い寄っていた。
ミナコの写真を撮っておく。ミナオの部屋は鍵がかかって入れない。

警察に行き狩谷に話を聞く、殺されたユリコがなぜあの龍安寺に来ていたのか?
ひょっとして主人公の新作ゲームのイベントに来ていたファンだったのではないかと聞かれる。
確かに部屋にはファミコンがあった。それをこたえると、ユリコの死亡時刻が聞ける。
15日の午前7時半から8時の間。イベントに参加するつもりで、朝早くから来ていたのであろう。

もう一度オサワ家に行き、話を聞く。オヨネに15日に気付いた事を尋ねる。
朝の7時ぐらいに車の発信音がガレージからした、しかし9時ごろに見に行ったら車はあった。
ナミコについて聞くと、毎朝ジョギングしている。昨日も朝7時過ぎにでて8時頃もどった。
ミナコの部屋に行き話を聞く。15日の朝はずっと部屋にいた。ミナオは9時過ぎに朝ご飯を食べに来てた。
ナミコの部屋に行くと、部屋に戻っていた。25才で現在は無職。
ナミコは主人公がゲームデザイナーである事を知っている、新聞で事件を知りショックを受けている。
ユリコはとてもいい子だった。15日は7時過ぎからジョギングに行き、8時過ぎに帰ってきた。
ミナオの事は良く知らない、あまり好きではない。母のフジは医者の話では長くない。
母は以前その事を、三人を集めて話しており、財産を分けると言っていた。
車について聞くと、この家で車を持っているのはナミコとミナオの二人。ナミコの車は修理に出している。
ナミコの写真をとっておく。車のキーを返しておこうとすると、それは自分のキーではないと言った。

龍安寺に行き、観光客に話を聞くと、ここの拝観は朝の8時30分からで、それまでは人もほとんどいない。

●4月17日
警察本部に行き、話を聞く。ユリコの死因はせいさんカリ、近くに落ちていた缶コーヒーからも反応があった。
オサワ家からジョギングで7時から龍安寺まで行き、8時に帰ってくるのは無理。
また、ユリコには恋人がいた。名前は「コナミ サワオ」、岡崎のヴィラみやこというマンションに住んでいる。
だが彼には「ミサワ ナオコ」という婚約者がいた。

ヴィラみやこに行き、サワオの部屋を尋ねる。そこにはナオコもいた。
コナミサワオは24才。一流会社のエリート。聞けばユリコとは以前、付き合っていた。死んだと聞き、ショックを受けた。
15日は朝10時までナオコと一緒にこの部屋にいた。
ミサワナオコは22才。ナオコにサワオについて聞く。趣味は寺巡り、多数の女と関係を持っていた。私は気にしていない。
写真を撮ろうとするとサワオは拒否したが、ナオコの写真は撮れた。

サワオ家に行く。今日はフジは体調が悪く、会う事が出来ない。またミナコとナミコは買い物に出かけた。
ミナコの部屋を訪ねるといなかった、アルバムを見ると、一年前の写真が何枚か剥がしてあった。

972山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:39:13 ID:???
カフェ・ド・ミサに行くとキャサリンがいた。「お・な・み・わ・こ・さ」の文字に当てはまる人物について考える。
当てはまる人間は五人。あと、あなたのゲームは何か関係ある気がすると言って去って行った。

自分の家に戻り、ゲームの内容を見直す。まさかこの通りに事件が起こるとはと考えるが、一応。
次の殺人現場は天龍寺、その次が三玄院。次は善峯寺、相国寺。いずれも竜に関係ある寺だ。

●4月18日
ゲームで殺害現場である。天龍寺に行き、そこの和尚であるムソウに話を聞く。
色々と聞くと、今から断食道の掃除に行くところだと言うので、一緒についていく。
するとその部屋で女性が倒れていた。すでに死んでおりムソウは念仏を唱える。
死んだ女性はミナコだった。ミナコには特に傷が見受けられない、ほこりの積もった部屋には足跡が見当たらない。
この部屋の鍵はムソウが管理しており、ずっと密室だった。
死体は壁際でその上には窓がある。窓は二つとも内側から留め金が差し込んで有り、また梯子でもないと届かない。

外に行き、断食道の窓を外から見る。横の梯子には土が付いており、壁にはムソウが昨日はなかったと言うくぼみがあった。
窓枠はよく見るとぐらついている。

京都府警に行き、狩谷警部と話す。死体が発見され、その時にあなたがいたのはなぜかと聞かれる。
ゲームの内容とそれを知っている人物を聞かれ答える。他に知っているのはゲームライターのキクチアキラ。

オサワ家に行く。ミナコの事を伝えるとオヨネは驚く、そしてある事を思い出した。
15日の夜にミナコが真剣な顔で電話をしていたらしい、向こうからかかってきたようだ。ナミコは今は出かけている。

カフェ・ド・ミサに行きキャサリンに会う。どうやってあの場所に死体を置いたか、断食道でのトリックについて考える。
そう言って見取り図を渡され、キャサリンは去っていく。
自分の家に戻って見取り図を調べる。天井近くにある窓、その下の家の中の死体、外に設置された梯子。
外から梯子をかけて、窓を開けずに枠ごと外し死体を中に落とした。そう考える事が出来る。
オサワ家の二人の娘が殺された、やはり犯人の目的はオサワ家の財産ではないかと主人公は考えた。

●4月19日
家を出る時、またもやお菓子が届いたので持っていく。オサワ家に行くと、オヨネに今は誰とも会えないと門前払いされる。

京都府警に行く。すると三玄院でナオコ、善峯寺でサワオの死体が発見されたと狩谷警部から伝えられる。
どうやら犯人は、主人公のゲームを知っている人物で間違いない。
ナオコとサワオは婚約していた、サワオとユリコは付き合っていた。何かあるのではないかと警部。
ミナコの検死結果は17日の午後10時から11時の間。死因は青酸カリ。それと睡眠薬も検出された。
それとミサワナオコは、白川荘というアパートに住んでいた事を聞いた。

白川荘に行き、ナオコの部屋へと入り、中を調べる。
机の上の卓上カレンダーの15日の部分が破れていた。ゴミ箱の中に敗れた紙切れがあった。
破れた紙を集めると「7、03、89、17、1、PM、52」。順番はわからない。

973山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:40:08 ID:???
ヴィラみやこに行く、サワオの家の扉の前の床には、重いものを手押し車で運んだような跡があった。
サワオの家には鍵がかかっていない。家の中を調べると、電話の棚の下にA、B、Oが線で結んだメモがあった。
OとB=O OとAB=O と書かれたメモを持っていく。メモは血液型だと考えられる。
掛けられていたカレンダーの17日に丸が付けられて7時と書かれていた。

善峯寺に行く。辺りの人に話を聞いて回ると、18日の夜に車が止まる音が聞こえた、一台が止まって少し後にもう一台。
大徳寺前の三玄院へと向かった。辺りの人に話を聞くと、18日の夜に白いクラウンの車が寺の前に止まっていたと言った。
そこから少し離れたところに赤い車も止まった。

カフェ・ド・ミサに行き、キャサリンと会う。血液型のメモを見せると、これは誰の血液型かしらと言われる。
京都府警に行き、狩谷警部にそれぞれの血液型を聞く。ナオコはO型。サワオはA型。
もう一度、キャサリンに会いメモの話をすると、親の血液型も調べないとと言われる。
また京都府警に行くと、ルポライターのアキラが出張中らしい、電話番号は103-9371と教えてもらう。
それとナオコの両親の事は太秦警察署の方でお願いしますと答えられた

ルポライターのアキラに電話するが、スタジオペンにつながりアメリカに出張中であり、留守電にしかつながらない。

太秦警察署、その前で橋口警部補と会う。話すと狩谷警部の後輩である事を聞ける。
こちらも自己紹介すると、連続殺人事件の容疑者として逮捕すると告げられる。
冗談です、ハッハッハッと笑われた。
ナオコについて尋ねると、実家はここらしい。
ナオコの両親の事を尋ねる。調べてもらうと、両親は五年前に交通事故で死亡している事が分かる。
そして母親はO型、父親はAB型だと聞ける。

オサワ家に行くと、玄関で医者のヤブモトに会う。
フジがかなり弱っているらしく、話は出来ないとの事。ついでにフジの血液型を尋ねるとOである事を知った。
先代のリュウタロウにつていも血液型を効くと、B型だったと思いだしてくれる。

カフェ・ド・ミサに行き、キャサリンと会う。すると恋人のハマグチイチロウを呼んできた。
イチロウは生物医。血液型のメモを見せると、OとABの間にはOは生まれないと答えた。

オサワ家に行き、部屋にいたオヨネに会い、いろいろと話を聞く。
フジは正妻ではなく妾だった。先代の遺言でこの家を継いだ。内緒だけど、先代とフジの間には子供がいた。

ナオコの実家に行く。あたりの人に話を聞くと、そこのオサヨ婆さんなら知ってるかもと聞ける。
オサヨを尋ねる。気が強く話を聞かないが、お菓子を渡すと気が良くなる。
ミサワナオコについて尋ねるが、聞いた覚えはあるが忘れたと言う。ナオコの写真を見せると思いだす。
ナオコはミサワの本当の子供ではないと言う。20年以上前に赤い毛布に包まって、車折神社に捨てられていた。
それをミサワの両親が拾って育てたのが、ナオコだと言う。
そう言えば少し前に、ナオコの事を訪ねてきた人がいたと言う。これ以上は面倒だと、ぶぶ漬でも食えと追い出される。

974山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:41:00 ID:???
オサワ家に行くと、フジが玄関に会いに来た。子供について尋ねると答えた。
自分の事情で20年以上前に、赤い毛布に包んで車折神社に捨てたと。
ナミコの部屋に行くが会いたがらない。さらにすぐにどこかに出て行った。
玄関にもう一度行くと誰もいない。玄関にある電話を調べると、横に半分ちぎられたメモ用紙があった。
・・・952と書かれていた。

自分の家に戻り事件について考える。
ナオコはフジの子供だった。犯人はそれを知っていたナオコを殺した。目的はやはり、オサワ家の財産。
しかしだとしたら、関係ないサワオはなぜ殺されたのか? あのメモに意味はあるのか。

カフェ・ド・ミサに行き、破れたメモをキャサリンに見せる。
サワオの部屋のカレンダーの印に17日7時と書かれていた、17、7、PMの文字はそれらを現している。
952はオサワの家の電話番号。残りの数字と京都の局番を調べれば・・・。
17日の夜に心当たりがあるかと聞かれる、ミナコの死亡時刻だ。
サワオ、ナオコ、ミナコの三人には何か関係が有る様に、思えるとキャサリンは去って行った。
104に電話をかけ、局番を調べる。嵯峨野は103であった。1038952に掛けると、オサワ家の電話番号であった。

ナオコは15日、オサワ家に電話をかけていた。その電話にミナコが出て17日の午後7時に何かの約束をした。
そこには当然、サワオもいた。そして何かがあった。

●4月20日
京都府警に行き、狩谷警部に会う。ナオコとサワオの死亡時刻ははっきりせず、18日の午前中であるとの事。
死斑の出方がおかしく、胃の中の検出物はミナコとほとんど同じ、ケーキとお茶と睡眠薬。
今までの話をした結果、狩谷警部と共にヴィラみやこと白川荘に調査に行く事になった。

ヴィラみやこ。管理人のホシノや近所の人に話を聞く。サワオについて聞く、やりてでいつも色々な女性が出入りしていた。
17日の夜11時のガレージに、サワオの車がなかった。次の日の18日の夜12時も車はなかったが、朝には戻っていた。
サワオは車のキーを所持していなかった、それに18日の12時には彼は殺されていたはずと狩谷が言う。
近所の人に聞く、17日の夜も女の人が何人か来ていた。また17日から18日までサワオの部屋からクーラーの音がした。
写真を見せるが、見た気がする程度ではっきりとは覚えていない。
白川荘へと行く。管理人のミハラにナオコについて聞く。
17日の朝に出て行ったまま帰ってこなかった。ここで狩谷警部と別れる。

カフェ・ド・ミサでキャサリンと話す。ナオコ、サワオ、ミナコの三人は17日の夜に一緒にいたのではないかと推測。
もしいたとしたらサワオの家。集めたのはサワオで、ナオコがフジの子供であることを調べ、何かを計画していた。
ナオコと婚約してオサワ家の財産を横取りしようとした、その計画にナオコも協力した。そしてミナコを電話で呼びだした。
ミナコを殺そうと考えていたのかも、だがそこにもう一人、別の人物がケーキを持って現れ、三人に睡眠薬を入れ殺した。
サワオの部屋に死体があり、クーラーがずっと点いて冷え死亡時刻がずれる。後は自分で考えてとキャサリンは去る。

オサワ家でオヨネから話を聞く。ナミコもミナオも出かけているらしい。
気付いた事を尋ねると、昨日の夜、ミナオの部屋から話声が聞こえた。確かナミコの声だった。

975山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:41:31 ID:???
自分の家に帰り考える。ナオコ、サワオ、ミナコの三人は恐らく一緒に殺された。
17日と18日の夜に犯人は死体を寺に運び込んだ。

オサワ家にもう一度行くと、ナミコが部屋に戻っている。部屋に行き、話を聞いた。
17日の話を聞く。ミナコと買い物に出かけ、8時過ぎに家に帰った。ミナコと別れたのは7時前。
バスが中々こなくて、帰るのに時間がかかった。それから母屋で夕食を済ませ、お風呂に入る。
10時頃はずっと部屋でジャズを聞いていた。
18日の話を聞く、ずっと部屋で音楽を聞いていた。12時頃に友達のミキから電話が掛かり1時間ほど話をしていた。
ミナオについて聞くと、17日も18日も夜に帰ってきたと言う。
ミキについて聞く、コミヤミキという名前で昔からの友達。コーポおむろというマンションに住んでいる。
事件については次は自分が殺されるのではないかと心配している、車はまだ修理が終わらないと言った。

ミナオの部屋に行くと、ようやくミナオに会える。ナミコに主人公の事は聞いていたらしい。
コサワミナオ24才。円町にあるアート企画という会社で働いている。
事件については大変だなと、財産については関係ないと思うと言った。
15日について聞くとずっと寝てた。車の音がしたというのは気のせいだろうと言った。
17日は会社に行ってからコンサートに行っていた、帰ってきたのは12時過ぎ。
18日は会社で残業をして、12時過ぎに帰った。
車について聞くとガレージに止まった、赤いワーゲンが自分の物。車のキーを見せると、なくしたスペアキーだと言う。
ミナオの写真を撮っておく。
オサワ家から出るとヤノ巡査と会う。最初の殺人があってから、この辺りを巡回していたらしく、主人公に協力する。
17日の8時過ぎ頃にナミコが「バスは疲れるわ」と言って家にはいった。ミナオに関してはわからない。

コーポおむろに行きミキに会う。コミヤミキ25才のOL。
ナミコについて話を聞く、18日の午後に遊びに来た。妹の事件でかなりショックを受けていた。
寂しいので夜中の12時に電話をしてほしいと言われ、言われた通り1時間ほどしゃべった。

アート企画へと行き、社長のカネハラと話す。主人公の事を知っていて丁寧に話す。
ミナオについて聞くと、良く休むらしい。17日は7時前に帰り、18日ははやく帰ったのでわからないと答えた。
気付いた事を尋ねると、主人公の事はスタジオペンのキクチアキラに聞いた。アキラは仕事でここへ来てたらしい。
色々聞いてもあまりわからないため、社長は他の社員を呼ぶ。部下のクボが現れ、代わりに話をする。
ミナオについて聞くと17日は「バーまいご」のユキちゃんとデートしていた。
18日の夜はミナオだけ残業していたが、11時頃に電話しても出なかったのでいないはずと言った。

スタジオペンにキクチアキラが帰ってきた事を聞く。アメリカから先ほど帰ってきたらしい。
ミナオについて聞くがわからない。ただ写真を見せると、この人と仕事をしたことがあると答えた。
ミナオについて再度聞くとアキラは主人公に謝罪する。実はこの人にゲームの内容を雑談混じりでしゃべってしまった。

京都府警で狩谷警部と話す。17日の夜、ナミコが本当にバスで帰ってきたのなら彼女はサワオの部屋には行けない。
岡崎から嵯峨野まではバスで1時間はかかる。ミナオに関してはいくつか怪しい所が有る。

自分の家で事件について考える。容疑者は二人、ナミコとミナオ。
どちらかが17日の夜にサワオの部屋で三人を殺した。だが証拠がない。
ナミコはともかく、ミナオのアリバイはない。それにゲームの内容を知っていた。かなり怪しい。

976山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:42:04 ID:???
●4月21日
バーまいごに行き話を聞こうとするが、そこのママが酒を飲まないならお話をしないと言う。
ミキちゃん目当てだと言うと、今日は休みだと言った。何を聞いても酒を飲んでと言い、飲むと気付けば家に帰る。

オサワ家に行く、すると狩谷警部がいた。ナミコが襲われたらしい、怪我はなかったがショックで休んでいる。
現場は相国寺。もしオサワ家の財産がらみの事件だとしたら、ミナオが怪しいが現在は出かけている。
明日の朝、重要参考人として取り調べる事となった。
フジはかなり容態が悪く、明日まで持つかも怪しい。
直接、現場にいたハラ巡査がいて話を聞く。9時頃に境内で悲鳴が聞こえ、駆け付けたら気絶した女の人がいた。
悲鳴を聞いてから1分で駆け付けたが犯人の姿は見えなかった。しかしその後で、車の発信する音が聞こえた。

ナミコの部屋に行き話を聞く。午後7時から大学の同窓会でお酒を飲み、酔いを醒まそうと学校近くのお寺にいた。
突然に後ろから襲い掛かられた、思わず大声で叫び、気付けばお巡りさんが側にいた。
その後も色々と聞こうとしたが、疲れているのでと話を聞けなかった。

相国寺に行き、住職のシュンオクに話を聞く。事件の日に赤く丸い車が止まっていたと聞ける。

家に帰って事件について考える、やはりミナオが犯人なのか?と考えていると、電話が掛かってくる。
電話は狩谷警部で、フジが亡くなった。ミナオもかえって来たので、明日の朝オサワ家に来てくださいと言った。

●4月22日
オサワ家に行くと玄関にオヨネがいて、呆然としていた。ミナオはんがと口にし、それ以上何も言わない。
ミナオの部屋に行くと、狩谷警部がいてミナオが死んだと教えてもらう。状況からして自殺だろうと言った。
彼は昨日、ナミコを殺すのを失敗し、フジが亡くなった。これで彼に財産が入る望みが亡くなった。
部屋の中からは京都の地図と青酸カリの瓶が見つかった。
最初に発見したのは狩谷警部。ドアに鍵がかかっていたので、外の窓から覗くとミナオが倒れていた。
窓にも鍵がかかっており、割って入った。
ヤブモト医が死体を見た、ウイスキーに青酸カリが入っており、それを飲んだ。死んだのは恐らく夜中の2時から3時頃。
フジが亡くなって少し後だった。

ナミコの部屋で話を聞くが、帰ってくださいとばかりで話をしてくれない。
オヨネの部屋に行きゲンゾウと話す、参っている様子。
ミナオについて聞くと、昨日の夜にフジが亡くなってすぐ、ミナオの部屋に行くナミコと何かを話していた。

アート企画に行く。社長のカネハラにミナオが死んだことを言うと、もうすぐナミコさんと結婚すると言ってたのにと驚く。
バーまいごに行く、ユキを呼んで話を聞く。ミナオには17日の夜にコンサートに一緒に行った。
その日に車で送ってもらっている時に、ミナオが横を走っていた車を見て、急に用事を思い出したと言ってどこかに行った。
時間は夜の11時、白のクラウンで女性が運転していた。

スタジオペンでミナオについて話を聞く、人を殺せるような奴じゃないとアキラは言う。
そして次のゲームの為の取材に、縁切り寺である法雲寺に行くと言った。

977山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:42:46 ID:???
家に帰り、考える。17日の夜にミナオがユキを送っていく途中で見た車に乗っていたのは、恐らくナミコ。
ミナオがナミコの後を着けていたら、18日の夜も、さらにナミコがそれに気づいていたら。
だがナミコにはアリバイがある。コミヤミキと電話をしていた以上、受話器から離れる事は出来ない。

カフェ・ド・ミサに行きキャサリンに会う。ミナオが犯人ではないと考えるなら、残るはナミコ。
ならばとコーポおむろに行き、ミキと話す。ナミコは最近、ファミコンを妹とやってたと話を聞く。
気付いた事を尋ねると、電話のバックで車の音がしたと言う。いつもならジャズがながれているのにと答える。
また18日と20日、ミキがトイレで電話を離れている間に、別の人と電話していた。内容までは知らない。

ヴィラみやこに行き、ホシノからサワオの車について聞く。自分で調べると良いと、車種は白のクラウンだと聞く。
ガレージに行き白のクラウンを調べると、中に電話機がついており、電話する事が出来る車である事が分かった。

カフェ・ド・ミサに行きキャサリンと話す、もう少しでナミコのアリバイが崩れる。
コーポおむらのミキの部屋に行き、ナミコに電話をしてほしいと言われた。コーポおむらに行く。
電話を調べると、プッシュホーンについてミキが教えてくれる。電話機に登録すると簡単にその家につなげる事が出来る。
例えばなみこの部屋には*03でつなげる事が出来ると教えてくれた。
試しに*03と押して電話をする。するとキャサリンが電話に出る。
先にミキの家に行って*03に細工をして、白のクラウンにつながる様にしたと言う。
もしも18日に同じ細工をしていたら、ナミコのアリバイは崩れる。ただ20日には*03は元に戻したようだ。

自分の家に帰り考える。アリバイは崩れたが、証拠は無い。どうするかと考えると日が暮れていた。

●4月23日
オサワ家に行きナミコに会う。やはりミナオが犯人だったと、財産欲しさに人を殺すなんてと言う。
ミナオが主人公のゲームの話をしていたのを聞いた事があると語った、自分はその話には興味はなかったと答えた。
ファミコンについて聞いたが、興味ないと強い口調で言われた。また今日は帰ってくださいとしか答えなくなる。

ユリコの部屋に行く、整頓されておりダンボールの箱などが置いてある。
ダンボール箱を調べるとアルバムを見つける、中の写真には幼稚園生が二人並んだ写真があった。
小さいほうがユリコ、大きいほうがナミコ。胸に付けた桜の名札にひらがなで名前が書いてある。写真を持っていく。

ミナオの部屋を調べる。窓を調べると窓と窓枠に、接着剤の乾いた跡があった。
取っ手がさび付いていて、回すのに力がいる。空回りしても気づかない。
以前は鍵がかかっていた棚が開いていて中を調べる、カセットテープがあるのを見つける。それを持って行く。
家に帰ってテープを聞く。「俺は知ってるんやで」「何の事?」「とぼけても無駄や、やってる所を見たんや」
「黙ってるから、俺と結婚しろ」「…わかった、ほとぼりが冷めたら婚約しましょう」「裏切ったらわかってるな?」
ミナオとナミコの声だった。

978山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:43:18 ID:???
カフェ・ド・ミサに行きキャサリンと会う。そして事件について話す。
ナミコは主人公のゲームについて、ミナオから話を聞いていた。
アルバムの写真を見せる、ユリコは死ぬ直前に幼稚園の頃を思い出し、桜の名札を模して、花びらに名前を書いた。
ミナオの密室事件について考える。犯人はドアから入っていった。
そして窓から外に出た。ここの窓は回して鍵をかけるタイプだが、古くて空回りしかせず、鍵がかかっているように見える。
窓には出る時につけたであろう接着剤があった、押しても開かないせいでなおさら外側から鍵がかかっているように感じる。
窓は最初から鍵は掛かっていなかった。窓を壊しておもいっきり開いて接着剤が外れた。
だがナミコには財産の為だけに、五人も殺す動機がないとキャサリンは言った。

天龍寺に行き辺りの人に話を尋ねて回る。その尋ねた人は家が岡崎にあると答える。
バスではここまで1時間かかるが、車なら30分でこれると言った。
法雲寺に行く、ここは縁切りの寺、あたりの人に話を聞くと、ここで願をかけるのはよほど相手が憎いのだろうと言った。
縁切りの為に奉納された写真を見る。するとサワオが、ミナコ、ユリコ、ナオコとそれぞれ二人きりで写った写真があった。
三枚の写真にハサミが付けてあった。

自分の家に帰り、ナミコの行動について最初から整理する。
15日の朝、ナミコはジョギングすると見せかけて盗んだスペアキーでミナオの車で龍安寺に行き、ユリコを殺害。
17日の夜7から7時半頃、サワオの部屋に行きミナコ、ナオコ、サワオに睡眠薬を飲ませた。
白のクラウンで家に帰った後、ジャズのタイマーをつけて再びサワオの部屋へ行った。
3人を殺し、ミナコの死体を天龍寺に運ぶ。だがそれをミナオに見られてしまい、脅され結婚を約束された。
18日に電話のトリックを使いナオコと、サワオの死体をそれぞれの寺に運んだ。
21日、相国寺でのナミコが襲われたと言うのは狂言。ミナオを電話で呼び、ミナオは悲鳴が聞こえ怖くなって逃げだした。
そして22日の朝までにミナオを自殺に見せかけて、ナミコはミナオを殺した。

オサワ家に行き、ナミコの部屋へと行く。そこには狩谷警部も来ていた、警部もナミコが怪しいと思っていた。
だが決定的な証拠がない。なにか証拠はありますかと聞かれる。
ユリコのダイイング・メッセージを裏付ける、幼稚園のアルバムの写真。
そしてミナオがナミコを脅迫するのを、録音しておいたカセットテープ。
狩谷警部も捜査の際に、ナミコの部屋で見つけたと言う、オサワとナミコが並んで撮った写真を見せた。
日付は一年前の4月の写真、二人も付き合っていたのだ。縁切り寺にもそのような写真があった事を伝える。

二人でナミコの部屋へと行く。狩谷警部がカセットテープを再生する。
ナミコは動揺しながら、自分を嵌めるためにミナオが録音したものだと答える。
アルバムの写真を見せ、ダイイングメッセージの意味を言う。
イベントに来ていたユリコを裏口から境内に呼びだし、青酸カリ入りの缶コーヒーを飲ませた。
その後、ユリコを花びらの中に埋めた。だがユリコは死ぬ前に花びらにあなたの名前を書いた。
ミナオの車を使えば、8時までには帰られる。
主人公はナミコを告発する。ナミコは観念し、警察署に行きなにもかも話すと言った。
そのまえに龍安寺に行きたいと言う。あそこは思い出の場所なんだと。

979山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件:2016/04/13(水) 02:43:56 ID:???
龍安寺に来る。ナミコはサワオと付き合っていた、だがユリコとミナコも彼と付き合っていた。三人とも夢中だった。
いつしか血の繋がってない三人はお互いに憎み合うようになった。サワオは結局、財産が目的だった。
愛していた、だから許せなかった。何もかもなくして、一からやり直そうと思った。
ゲームは最初から、ミナオから聞いていたと主人公に謝罪する。
最初から殺すつもりで睡眠薬を飲み物に混ぜ、ケーキを配った。サワオのキーを探し出し彼のクラウンで家に帰る。
車を止めたのはバス停付近、それから部屋でアリバイ作りで音楽を流し、再びサワオの部屋へ行った。
それから寝ている三人に青酸カリを飲ませて、殺害した。
フジが亡くなった後に、ミナオの部屋に行き話でもしながら、彼にウイスキーを飲ませた。
狩谷警部がナミコを、警察署へと連れていく。そこにキャサリンが現れ、主人公と共に境内へと入っていった。

キャサリンは事件について話す、サワオは三人の娘と付き合っている時に財産の事とフジの容態を聞いた。
さらに偶然付き合っていたナオコが、フジの子供であることを突き止め、オサワ家の財産を独り占めしようと考えた。
ユリコが殺されたのを知り、二人も自分が殺してしまおうと考えていた。その上でナオコと結婚し財産を手に入れようと。
サワオとナオコの家のカレンダーや、破れたメモ等がそれらの証拠。
ナオコと共謀し、17日の計画を立てた。だが逆に彼らはナミコに殺された。ただの自分の推理だけど。
女は怖いのよとキャサリン。そこに風が吹いて桜が舞う、この事件も桜から始まった、桜は綺麗ねとキャサリンは言った。

スタッフロール。終わり。

980名無しさん:2016/04/13(水) 02:45:45 ID:???
各登場人物の名前はゲーム中ではひらがなですが、カタカナの方が分かりやすいかと思い変えました
しかし本当に紛らわしい。何度か見直したけれど、まだ間違ってるかも。特にミナコとナミコ

981名無しさん:2016/04/13(水) 08:01:48 ID:???
乙よ乙

982くるくるくるりん:2016/04/15(金) 21:46:19 ID:???
●くるくるくるりん
2001年にアドバンスで出たゲーム。シリーズが3まで出ている。ステージは各二つずつ。
見下ろしで、本体に比べて凄く長いプロペラのヘリを操作し、細い道の壁にぶつからないように移動するパズルアクション。


主人公のクルリン(手が羽の鳥人間のようなキャラ、家族も鳥)は、
10のワールドに迷い込んだ弟妹たちを家に連れて帰る様に、お母さんに言いつかりました。
長旅になるのでクルリンは、特殊ヘリコプター「ヘリリン」に乗り込んで、冒険する事にしました。
はたしてクルリンは、弟妹達をお母さんの元に連れて帰る事が出来るんでしょうか?

カカーリン「ねぇ、クルリン! チビ達が外の国で迷子になってるの。急いで助けに行ってあげて」
クルリン「おいらまだ、あんまり外をとんだことないんだけど…」
カカーリン「大丈夫よ。うさぎ先生が色々、教えてくれるから」
(うさぎ先生は飛行帽を被った兎、隠し以外のすべてのステージのレコードを持っている)
クルリン「うさぎ先生、よろしくね」
うさぎ先生「僕が教えてあげるから、安心するんだ」
トレーニングステージ

そうげんでチクリン救出
クルリン「やあチクリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
チクリン「クルリン兄ちゃん! 迎えに来てくれてありがとう!」

うみでホヨリン救出
クルリン「やあホヨリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
ホヨリン「ホヨ〜〜〜、僕なにしてたホヨ?」

ジャングルでカクリン救出
クルリン「やあカクリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
カクリン「クルリン兄ちゃん! ゴリラさんが怖くて、カクカクしちゃったよ」

おかしの国でラブリン救出
クルリン「やあラブリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
ラブリン「お家にも帰りたいラブ、でもお菓子も食べたいラブ」

983くるくるくるりん:2016/04/15(金) 21:46:47 ID:???

どうくつでゲキリン救出
クルリン「やあゲキリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
ゲキリン「ゲキ!ゲキ! 土の中は狭いゲキ! きゅーくつだゲキ!」

くもの国でフワリン救出
クルリン「やあフワリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
フワリン「このままフワフワとんでっちゃうかと思ったフワ」

ほしの国でマリリン救出
クルリン「やあマリリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
マリリン「お星さまって、私と同じくらい素敵だマリ〜」

氷の国でポコリン救出
クルリン「やあポコリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
ポコリン「すべっポコ、いてっポコ、頭がポコッ!」

キカイの国でピカリン救出
クルリン「やあピカリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
ピカリン「からくりの国たぁ、なかなか痺れたピカ」

おばけ城でヒョコリン救出
クルリン「やあヒョコリン! 母さんが心配して家で待っているよ」
ヒョコリン「ぴょこぴょこぴょ〜、クルリン兄ちゃん、怖かったヒョコ〜」

全員救出
クルリン「やっと家に帰れたよ〜、チビ達は皆、元気だよ〜」
カカーリン「さすがお兄ちゃんだね、ありがとうクルリン!」

全員がそろった絵で、おめでとうの大文字。花火が上がる。
夕暮れを全員で一列に並んで歩く、スタッフロール。

全てのステージをノーミスでクリアすると最後の国という高難易度ステージが登場する。

984名無しさん:2016/04/15(金) 21:47:18 ID:???
投下終了

985ランボー:2016/04/19(火) 23:32:21 ID:???
●ランボー
1987年のファミコンで発売の横移動のアクションゲーム。同名映画の2をゲーム化した。クソゲー。
基本手の武器はナイフ、敵を倒すと投げナイフ、矢、銃弾などが手に入り選んで消費武器として使える。
男の怒りが爆発する地獄のバトルゲーム。ゲームでは「怒」以外、平仮名とカタカナのみだが、漢字に変えます。
途中で二択の選択肢がいくつかあるが、基本的に正しいほうを選ばないとセリフを繰り返すだけ。


経歴書
ジョン・ランボー。1947年生まれ、インディアンとドイツの混血。
1964年、特殊部隊に入隊。軽武器の熟練兵。
医療及びヘリの操縦資格有り。59名の敵兵を倒し、叙勲多数。

ある日、刑務所で服役中のランボーに、トラウトマン大佐が尋ねてきた。
「ランボー。久しぶりだな。実は、ぜひ君にやってもらいたい仕事があるんだ。
 危険な任務だが、成功すれば君は晴れて自由になれる。
 ベトナムのジャングルで消息不明となった我々の仲間が、どうも敵の捕虜となっている可能性がある。
 現地へ潜入し、調査するのが仕事だ。どうかね。このミッションを引き受ける自信はあるか?」
→「刑務所暮らしの方が気が楽だ。ここは気苦労が無い。」
「君がそう言うとは思わなかった。君がYESと言ってくれないと、ゲームが始まらんのだよ。」
→「どうせ一度は地獄を見た俺だ。死ぬ事など、怖くはない。」
「結構、早速手配しよう。君をここから出したいのだ。」

(ヘリコプターでタイの米軍基地に到着し、移動。兵士と会う)
「ご苦労。私はエリクソンだ。君が噂の男か。ベトナムでは伝説だぜ。
 君と働けて光栄だ、強制労働よりマシだろ?」
(先に進むとトラウトマン大佐。)
「ランボー。よく来てくれた。無茶な肉弾戦は忘れて、道具を活用しろ。
 戦争は忘れろ。あの頃のベトナムは死んだ。」
「俺もベトナムも生きています。」
「格納庫へ行ってくれ。マードック司令官が待っている。」
(Sのマークがあるところで下へ移動。先に進むとマードック。)
「ランボー、よく来てくれた。作戦指揮官のマードックだ。
 現地へ潜入し、もしも捕虜が収容されていたならば、その証拠写真を持ち帰るのが仕事だ。
 決して敵と交戦してはならん。」
「写真を?救出せずに?」
「繰り返す、交戦は許さん。では武器庫に行って身支度をしてくれ。幸運を祈っている。」
(少し先の扉に入ると、エリクソンがいる。)
「ゲリラ戦で有効な武器を用意しておいた。
 このナイフは、君にとってライフル以上に利用価値のある武器だろう。
 出発まで時間が無い。早くトラウトマン大佐の所へ行け!」
(道を戻って、トラウトマンに会う。)
「現地には我々の連絡員がいる。現地人のコーだ。まず、彼がジャングルを案内してくれるだろう。
 潜入から脱出まで36時間だ。道草を食うなよ。
 敵に発見されたら、山頂のピックアップ地点へヘリコプターが迎えに行く。
 ランボー・・・・、幸運を祈っている。」

986ランボー:2016/04/19(火) 23:32:51 ID:???
(飛行機に乗ってジャングルへ、パラシュートで飛び降りるランボー。道中は虫やら蛇やらが敵。)
(上半身裸のランボーが、ナイフだけで先に進むと女性がいる。)
「待っていたのよ、ランボー。私は連絡員のコー。
 女でびっくりした? 何か聞いておくことはない?」
「収容所の事を、何か知らないか?」
「収容所は川の東のジャングルにあるわ。密輸業者と話をつけてあるから、早く船着き場へと行きましょう。」

(進むとコーが住む村につく、そこで一人の男と話す。)
「子供が来たの洞窟で行方不明になったんだ。探してくれないだろうか。」
「・・・・・。」
「ランボー、助けだしてあげて。」
(村の別の人と話す。)
「おや、お前はアメリカ人だな。こんな山奥に何しに来た。」
「洞窟に行って、子供を助けだしたいんだ。」
「ランプを貸してあげよう。ランプがなければ、洞窟はとても危険だからな。」
(洞窟に行く、髑髏?や蝙蝠が攻撃してくる。先に進むと子供がいる。)
「エーンエーン、ヒックヒック」
「安心しろ、助けてやるぞ。」
(ボスとして大蜘蛛が出てくるが、別に無視していい。村に戻り子供を届ける。)
「子供を助けてくれてありがとう。何もできないが、ゆっくり休んでいってくれ。」
「あまり、ゆっくりしてられないんだ。よし、頑張るぞ」
(実はここの子供を助けるイベントは無視できるが、その場合はランプが手に入らず、後で真っ暗な道を行くはめになる。)

(船のところまで進む。)
「話は付けてあるはずよ。船に乗りたいの。はい、お金を渡すわ。」
「ああ、船に乗りたいってのはあんたたちか。地獄の沙汰も金次第ってな。
 金さえもらえば、船だろうと何だろうと乗せてやるぜ。・・・・早く乗りな。」

 密輸業者の船を雇った、ランボーとコーは・・・・。
「ランボー。なぜこんな危険な任務を引き受けたの? アメリカは、あなたなら成功するって、信じてるのね。」
「俺をジャングルに放り込む事で、国民に対する責任を果たした事にしたいだけさ。君はなぜ連絡員などしているんだ。」
「父がこの仕事をしていたの。父が殺され、私が後を引き継いだのよ。でも・・・、
 あたしはこんな地獄はもうイヤ! アメリカで静かに暮らしたいわ。」
「このペンダントは?」
「お守りよ。あなたのおお守りは?」
「このナイフかな。」
「ランボー、このペンダントをあげるわ。大切にしてね。
 やっと着いたみたい。ここから収容所までは歩かないといけないわ。」

(船を飛び降り、川を渡りながら魚や虫を倒して進む。他にフラミンゴが首を伸ばして突撃してくる。)
「ここから先は俺一人で行く。危険だからついてくるな。」
「そう・・・。仕方ないわね。音に気をつけて、音の出る武器は敵を集めてしまうから。」
(ここからベトナム兵がたくさん現れ、銃や飛び蹴りで攻撃してくる。完全に交戦してる。)
(敵を倒したり避けたりしつつ、先に進む。檻のような壁を破壊して、捕虜に会う。)
「お願いだ、殺さないでくれ。」
「大丈夫だ。俺は味方だ。今、縄をほどくから。」
「・・・助かった。他にも・・・・。」
「また戻る。急いで逃げよう。」

(捕虜を連れて、コーの元に着く。)
「よかったわ、無事で。敵が気付いたみたいよ。え!捕虜を連れてきたの。写真を撮るだけのはずではなかったの。」
「急いで戻ろう。ここでやられたら、元も子もない。」
(次々と襲い掛かるベトナム兵を倒し、降り注ぐ爆弾の中を避けて川を渡り、船の元に着き飛び乗った。)

987ランボー:2016/04/19(火) 23:33:27 ID:???
「ランボー!なんだか様子が変よ。」
「敵の船だ。俺たちを裏切ったな。」
「そうだ。金になればなんでもするのさ。大人しくしてもらおうか。」
(銃弾を撃ってくる密輸業者を倒し、船を飛び降りて川に行きジャングルを進む。)
「ランボー。この先がヘリコプターのピックアップポイントよ。」
「コー。色々世話になった。君がいなかったら、任務は成功しなかっただろう。」
「ランボー。私も連れて帰ってくれない?私もアメリカに行きたいわ。」
「君をアメリカに連れて帰るわけにはいかない。」
「残念だわ。もうこれで会えないのね。さようなら、気をつけて。」

(降り注ぐ爆弾の雨を避けつつ、空に浮くヘリコプターの下に行く。エリクソンとトラウトマンが乗っている。)
「本部、ランボーを見つけた。捕虜を連れている。これから救出に向かう。敵に追われている。」
本部からの無線『・・緊急事態・・・・作戦を中止せよ・・』
「なんだと、このまま帰れるか。連れて帰るぞ、見殺しにするつもりか。」
「私は命令に従います。」
「雇われ兵めが、味方を見捨てるのか!」
(止めるトラウトマンの言葉を無視して、ヘリはそのまま上空に去っていく。)

 タイの作戦本部に戻ったトラウトマンは、マードックと・・・・・・・・。
「一体何の真似だ。最初から嘘をついたな。収容所は無人のはずだった。」
「私を誰だと思っている。」
「我が身を庇う腐った軍人だ。」
「我が身ではない、国家の問題だ。勝手な行動をしたのは君の「英雄」だぞ。写真だけ撮ってれば問題なかったのだ。
 君って男は何も分かっておらん。捕虜の身代金を払えと言うのかね? 敵の懐を肥やす事になるぞ。」
「祖国の為に戦った男たちだぞ! ゲス野郎。今に後悔するぞ。」
「なぜかね?」
「・・・・・・・・ランボーだよ。」

 その頃、敵に捕まったランボーはベトコンに拷問を受けていた。そこへ東側ゲリラ部隊が到着して。
「私はパドフスキー中佐だ。君が誰かは知らんが、じき分かるだろう。
 君はこの国にいる捕虜を救出に来た。その気持ちはよくわかる。しかし、捕らえられた事は不味い。弁明を聞こう。」
「・・・・・。」
「まず、逮捕された事を基地に連絡するのだ。スパイ活動の罪で告発されたと。」
「・・・・・。」
「まだ元気が残ってるようだな。ユーシン! ユーシン軍曹にとっては君はただの実験動物だ。」
「バキ ボク バシバシ」
「ギャーーーーーーー」
「お前の指揮官は君を見捨てたんだぞ。君はそんな奴らを庇うのかね?連絡しないと捕虜の命はないぞ。」
「220・・・56・・どうぞ。」
本部からの無線『・・現在地と、状況を報告せよ。・・』
「答えろ、答えないと友達が死ぬぞ。」
『・・ジョン、私だ。返事しろ。・・』
「マードックは?」
『・・ここにいる。・・・・どこだ、場所を、救出しに行く。・・』
「・・・・。マードック、命を貰いに行くぜ!!」

 そのころコーは、ランボーを助けるために・・・・。
(コーの住んでいる村、小屋の前でコーは助けた子供の父親と話している。)
「アメリカのスパイが捕まったらしい。今頃、拷問を受けているだろう。」
「助けだしてあげたいわ。」
「薬を分けてあげよう。これを彼に飲ませてあげなさい。」
(先に進むと、村の住人がいる。)
「おや、女にしては良いライフルを持っているな。そのライフルと、このチャイナドレスと交換してくれないか。」
「あら、きれいなチャイナドレス、前からほしかったのよ。」
「チャイナドレスが、良く似合っているよ。」

988ランボー:2016/04/19(火) 23:34:00 ID:???
 コーは、ランボーを助けるために収容所に向かった。
(収容所内に入り、兵士たちに話しかけていく。)
「こんばんは。私を呼びだしたのはあなた?」
「いや、俺じゃねえよ。たぶん隊長だろう。隊長の女好きにも困ったものだ。もたもたしねえで、さっさと入りな。」

「おい、こんなところで何をしている。何者だ、おまえ! さっさと帰らないと牢屋に閉じ込めるぞ。」
「・・・ごめんなさい。」
「おい、どこに行くんだ。出口は右だ、左は拷問小屋があるんだぞ。それとも、拷問してほしいのか?」

「こんばんは。」
「おっ、なかなかいい女じゃないか。こっちこいよ、へへへ。」
「ふふふ。小屋の中に入って、良いことしましょうよん。今日なにかあったみたいね。」
「ああ。スパイを捕まえたんだ。さっきまで拷問してたんだが伸びちまったんだ。」
「拷問小屋の鍵はあなたが持っているというわけね!」
「そんなことより、へへへ。ゴキ!バタン!・・・」
「やっと鍵を手に入れたわ。これでランボーを助けだせるわ。」

「ランボー、大丈夫。すぐに鍵を開けるから。」
「ありがとう。武器をくれ!」
「敵が気付いたみたい。急いで逃げましょう。」
(たくさんのベトナム兵が出てくる、手りゅう弾を投げてくるのもいる。ボスとしてバイク兵が体当たりしてくる。)

(コーの村で、仲間の男の小屋にたどり着く。)
「疲れているみたいだな。少し休んでいきなさい。」
「ありがとう。これで、もうひと暴れ出来そうだ。」

(滝を下り、下にある洞窟に入り通り抜けてタイの基地近くまで着く。)
「もう安心よ。ひどい目にあったわね。これからどうするの?タイへ?それからアメリカね。私を連れて帰ってくれない?」
「君もここにいては危ない。一緒に帰ろう。」
「ありがとう・・・とてもうれしいの・・・早く行きましょう。追手がすぐそこまで来ているわ。」
 ズドドドドドドドドド ぎゃーーーーー
「コー! しっかりするんだ!」
「ランボー・・・。私、もうアメリカへ行けないのね・・・。」
「なに言ってるんだ! 俺はお前とアメリカに・・・。」
「ランボー・・・ありがとう。私を・・私を忘れないで・・。」
「コー!」

(敵の前線基地、たくさんの兵士の他。奇妙なロボットや透明兵などよくわからない敵も)
 ランボーは、ヘリコプターの鍵を見つけた。そこへユージン軍曹が現れて、・・・・。
「じっくり料理してやろう! せいぜい暴れるがいい。」
(なぜかダメージを受けたときは顔がでかくなるボス、ユージンを基地内で倒す。そしてヘリを手に入れる。)
「苦しい戦いだったが、これでようやく終わりが見えてきた。これから収容所に行って捕虜を救出しよう。」
(ヘリコプターでベトナムの基地に、それを敵のヘリコプターがおってくる。別に空中戦になったりはしない。)




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