したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

差し替え・追加スレッド

41サイレントヒル2:2004/09/08(水) 10:53 ID:kuyC4Gfw
奥へ進むと、屋根裏部屋にたどり着いた。
そこでマリアは、椅子の下の暗がりにあるバースデーカードを見つける。

 大好きなパパへ
 誕生日おめでとう ―エイミー・ボールドウィン

屋根裏部屋を立ち去ろうとするマリアの耳に、少女の声が響く。
「渡して…パパに…」

アーネストの所に戻ったマリア。書斎の奥、ベッドルームの扉越しにこのことを伝えると、彼はため息をついた。深い悲しみと共に。
「愚かだな… 今になって、やっと意味が分かるなんて
 何故あの子があそこにいたのか…
 何故落ちたあの子が空の封筒を握りしめていたのか…」

アーネストに謝るマリア。彼は謝ることはない、と言った。
「マリア、忘れてしまうことと忘れられないこと…どちらが悲しいことなんだろうか?もう10年も経ったのに…」


手紙と、一緒にあったプレゼントをドアのそばに置くマリア。アーネストは、何かを感じたのかつぶやいた。
「マリア…君はもしかして…
 ならば私は…奇跡を望んでいいのだろうか?」
「え?」
アーネストは、マリアに隣のアパートから白い液体を持って来てくれるよう、頼む。
「アーネスト…あれを信じているの?」
あれとは…サイレントヒルに伝わる、伝承。
「分からない。だが…」
「…無駄かもしれないって努力って、そんなに嫌いじゃない。少なくとも最初からあきらめて何もしないよりは」
奇跡なんて起こるの?と、マリアは聞いた。彼は答える。「ここはサイレントヒルだ」

液体を手に、再び彼の元へ戻るマリア。アーネストは彼女に感謝する。
「ありがとう…
 それだけが手に入れることができず、
 見つけたときにはもうこの家から離れられなくなっていた。長かった…」
神はいる、とアーネストは言う。彼は続けた。
「君は運命を信じるか?」
別に。でも…
「信じる、と言ったら?」

「ジェイムス、あれはひどい男だ」

「ジェイムス…?」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板