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1515★:2004/08/02(月) 19:21 ID:snRh7cjY
誤植や今投稿するには遅すぎるストーリーはここに投下してください。
またはtxtまたはhtmlのアップロードでも構いません
(アップロード掲示板は後日設置いたします)

403名無しさん:2013/03/30(土) 00:07:38 ID:???
プレステ初期のゲームだから意味不明なのは仕方ない

404パラッパラッパー:2013/04/01(月) 19:19:22 ID:???
●パラッパラッパー
プレイステーションの音ゲー。

OP
白黒の映画、敵巨大ロボットの捕えられて泣く熊の子供。敵を睨みつける映画の主人公ジェットベイビー。
赤い帽子の犬の主人公パラッパ。
その友人の熊のベリー、猫のケイティ。そしてパラッパの想い人の可愛い花の女の子サニー。
四人は並んで映画を見ている。
ジェットベイビーが飛び立ち、ロボットの周りをぐるぐる回る。
目で追い続けたため、目を回すロボット。
子供を抱きしめて空へと逃げるジェットベイビー、倒れるロボット。THE END。
映画館から出てジェットベイビーを褒め合う四人。パラッパはジェットベイビーみたいになりたいと心の中で思う。
一同はバーガーショップへと行く。

Lesson1「I need to Become A Hero!(ヒーローになりたい!)」
パラッパ、ベリー、ケイティ、サニーの四人。
四人はハンバーガーショップで食事をしていた。
そこにガラの悪い二人組が登場して、サニー達をナンパする。サニーは拒否。
「もう大丈夫さ!」と突然、トイレから体格の良い男が助けに来る。名前はジョー・チン。
ジョー・チンは自慢話を延々とし続け、呆れたサニー・ベリー・ケイティは放置して帰る。
ビビっていたパラッパは、僕も悪い奴らを倒せる強い男になりたいと妄想。
「ボクならできるさ!」
パラッパはさっそくフルーシ(ツ)道場の扉を叩く。
タマネギ先生とラップで特訓。キック、パンチ、チョップで見事合格する。
一方その頃、すでに夜になったバーガーショップで未だに二人組みに自慢話をしていたジョー・チン。
「とまあ、短い前置きはそろそろやめて、かかってきたまえ!」
話がようやく終わるころには、話に疲れ切った二人組はその場で倒れた。

Lesson2「You guys Sit in The Back(キミたち、うしろね)」
ドーナツショップで食事をとる四人。今日はどうすると言うサニーに、パラッパは海に行こうと誘う。
車があるといいとケイティ、さらに運転免許も必要とベリー。
そこにすごく長い高級車に乗ったジョー・チンが登場する。カッコイイとはしゃぐパラッパとベリー。
サニーとケイティをナンパするジョー・チンに、パラッパ達も一緒なら構わないと二人は答える。
ジョー・チンの横に座らされる女の子二人、パラッパ二人はすごく長い高級車の遙か後ろに座らされる。
バックしてドーナツ屋に直撃、パラッパとベリーはドーナツまみれに。さらに車が進むと排気ガスが二人を煙に巻く。
そんな中、パラッパは妄想する。運転免許を持っていたらサニーちゃんと一緒に行けるのにと。
「ボクならできるさ!」
パラッパはさっそく教習所に行く。
ヘラジカの女教官ムースリーニ先生にラップで運転を習う。ブンブンブンっつったら、バンバンバンで免許を手に入れる。

Lesson3「My dad's gonna Bite me!!(パパにかまれちゃうよ!!)」
免許取って10分のパラッパは、追いかけるパパを無視して家の車に乗って三人を迎えに行く。
ご機嫌で運転するパラッパ。助手席のサニーがこのまま風に乗ってどこかに行きたいわねとパラッパを褒める。
その言葉にパラッパは妄想する。船の上で二人きり、同じテーブルについて夕日を眺めるパラッパとサニー。
ワインを飲み、照れる二人。そしてキスするために口を近づける。
トリップ状態のパラッパ、クラクションを鳴らす大型トラックと正面衝突。
怪我はないものの、崩壊するパラッパの車。「パパにかまれちゃうよ!」
「ボクならできるさ!」
パラッパは弁償のため、フリーマーケットの手伝いに行く。
カエル先生はラップで商売する。マニマニマニっとお金を稼いで、車を直す。

405パラッパラッパー:2013/04/01(月) 19:19:50 ID:???

Lesson4「Guaranteed to Catch her Heart(彼女のハートははなしません)」
半壊しているドーナツ屋で、パラッパ・ケイティ・ベリーの三人はドーナツを食べながら話していた。
明日はサニーの誕生日。じゃんけんで役割を決め、ケイティは飾り付け係、ベリーはプレゼント係、そしてパラッパはケーキ係となる。
ケーキ屋で花の様なケーキを買うパラッパ。
ケーキを持って店から出ると、ジョー・チンもケーキを持っていた。
ジョー・チンの天まで届かん巨大ケーキは、一層一層に意味があり一つずつ説明される。
長い話を終えてまた明日とジョー・チンはケーキを抱えて振り向く。パラッパにぶつかってから去って行った。
ケーキを落として壊してしまうパラッパ。このままではケイティに怒られる、しかしケーキを買うほどの金はない。
「ボクならできるさ!」
材料を集めて自作ケーキを作るために、料理番組を見るパラッパ。
ニワトリ先生のシーフードケーキ作りを見ながら作成する。どうやってテレビから出てきたのと完成。

Lesson5「Full Tank(満タン)」
誕生日会が始まる。森の中で楽しく食事をする四人。ちなみに背景で遠くでふらつくジョー・チンが、ケーキを倒している。
語り合うパラッパとサニー。気を利かせたケイティがベニーを連れて離れる。
パラッパとサニーは二人きり、沈む夕日を眺める。夕日に感動するサニー、飛び出す心臓を抑えるパラッパ。
突然、強烈な便意がパラッパを襲う。ケーキを食べすぎたのが原因らしい。空の鳥が便器に見える。
必死に便意をこらえるパラッパ。シリアスな表情のパラッパにサニーはときめく。
サニーを車に乗せて家へと送るパラッパ。目をハートにしてパラッパに見ほれるサニー。
ガソリンが少ないため、ガソリンスタンドへ。これ幸いにとサニーに黙ってトイレに駆け込むパラッパ。
しかしそこにはタマネギ先生、ムースリーニ先生、カエル先生、ニワトリ先生の四人が並んでいた。
我慢の限界、ラップで勝負だ。ラップで一人ずつ倒して順番を譲ってもらっていくパラッパ。
車に戻ってサニーを送る。いつものパラッパに戻ってちょっとがっかりするサニー。「ま、いっか」

Lesson6「I gotta believe!!(ボクにまかせろ!!)」
父親からパーティーのチケットを貰い、サニーを電話で誘う。
車に乗ってサニーの家へ、父親の植木鉢に恐縮しながら挨拶。サニーと共にダンスパーティーへ。
たくさんの人が踊るダンスパーティー。パラッパはMCキングコング・ムシのいる舞台へ。
今までの四人の先生がバックダンサーで、パラッパはラップを披露する。


映画館へ
行く四人。入ると同時にTHE END。スタッフロールが始まる。
そしてOPへ。

終わり。

406名無しさん:2013/04/01(月) 19:20:25 ID:???
パラッパラッパー投下終了

407名無しさん:2013/05/16(木) 22:42:18 ID:???
ミントン警部 道化師殺人事件を投下

408ミントン警部 道化師殺人事件:2013/05/16(木) 22:43:51 ID:???
●ミントン警部 道化師殺人事件
ミントン警部の捜査ファイルシリーズ。推理ゲー。プレイステーション版。パソコン版もあるが、違いはわからない。
突然サーカスの前に放り出されてゲームがスタート、3D移動して建物の中に入り、建物内を矢印でチェックしたりイラストの人物と話したりする。セリフは文章ではなくボイス。スキップ不可。
とにかく建物が多い、50件ぐらいある。必要な建物は10件ぐらい。ヒントになるのもいろいろあるが、無駄話がとにかくたくさんある。二度調べないとならない個所も多く、一度つまるとかなり辛い。

1932年。ロンドンから南50マイルの港町ブライトンに居たサーカス団、そこの道化師シャルル・デュボワが殺された。
死因は背後からのナイフでの心臓への一刺し。死亡推定時刻は夜中0時〜1時の間。
殺人現場はシャワー用のワゴンであり、シャワーが出っぱなしで血は綺麗に流れてしまっている。
ロンドン警視庁はスコットランドヤードのミントン警部(主人公)を捜査にあたらせた。


 大きなサーカスのテントが目の前に見える。
 様々なテントや、小さなワゴンと呼ばれる四輪のついた小部屋が大きなテントを取り囲むように、並んでいる。
 とりあえず一通りそれぞれ専用のワゴンを訪ねる。ノックして警察手帳を見せ、関係者と顔を合わせておく。
 奇術師のマーカス・ビグリィ。紳士的な態度の男性。
 猛獣使いのハワード・フィルビー。胡散臭いしゃべり方をする男。ジョーと思われる男が真夜中に走ってどこかに行くのを見たと言う。
 ブランコ乗りのメリー・マッコーラン。第一発見者の女性、兄のジョセフ・マッコーランも同じブランコ乗りである。兄のジョセフは夜にシャワーを浴びてくると言ったまま行方不明。
 道化師のマルタン・ルドック。なぜか警察に非協力的であり、他のサーカス関係者と違ってワゴン内を見せてもらえず尋問にも応じない。
 詳しい話はそれぞれの尋問の際に聞く事にする。色々と聞いて見ると、シャルルはメリー以外に良い印象があまりない。
 小さなテントの中に入る、ここは物置の様だ。一輪車や鏡、ロープなどの舞台道具が所狭しと置かれている。
 うん? 肖像画が置いてある、役に立ちそうだ。肖像画を手に入れた。
 肖像画はまるで写真の様に細かく描かれている。モデルは団長の様だ。

 ジョージ・ホテルへと行く。ホテルの従業員が出迎えてくれた。「いらっしゃいませ」
 警察手帳を見せた。「警察の方でございますか、当ホテルにはどのような御用件で?」
 続いて肖像画を見せた。「デュイ・ゼフール様は、ただいま当ホテルにご宿泊なされております。お取次ぎいたしますので、ロビーの方で少々、おまちください」
 ロビーに男が現れる。「私が、デュイ・ゼフールです。警察の方というのはあなたですかな?」
 警察手帳を見せた。「あなたが警察の方というのはわかりました。それでどのような御用件ですかな?」
 事件の説明をする、すると顔が険しくなって語気を強めた。
「なんだって!? 私の所のシャルルが殺されただって!? ちくしょう、もうすぐ興行だというのに、おい犯人は誰なんだ」
「え、まだわかってないのか。くそ! 絶対に犯人を捕まえてくれよ。……そうだ、これを渡しておこう。なにか手掛かりが見つかるかもしれない」
「私もすぐに行く」そう言って、被害者シャルルのワゴンの鍵を貸してくれた。
「それじゃあ申し訳ないが、私は準備があるので失礼させてもらうよ」そう言うと、デュイ・ゼフールは部屋に戻ってしまった。
「もうよろしいので?」私はジョージ・ホテルから外に出た。さっそく被害者のワゴンへと向かう。

409ミントン警部 道化師殺人事件:2013/05/16(木) 22:44:35 ID:???

 サーカステント横のワゴンの一つを、団長からもらった鍵を使って中に入る。
 ここは殺害されたシャルルがつかっていたワゴンだ。被害者のシャルル・デュボワは清潔好きだった様で、部屋は綺麗に整頓されている。
 よく見ると一部だけ、壁が白くなっている事に気付いた。壁にはピンで写真を止めてあった跡がある。長く止めてあったとみえ、その部分だけ陽に焼けていない。
 もしかすると写真はタンスの裏に落ちているのかもしれない。タンスの隙間を覗くと何か薄いものが落ちているが、タンスが動かず取れそうにない。
 ベッドを見る。ベッドには白いシーツがかけられており、そのうえに枕が置かれている。
 よく見るとシーツの上の所にだ円形のしわがあった、被害者はシャワーワゴンで殺害される前にここに腰をかけていたようだ。ここで一体なにをしていたのだろう?
 ベッドには白いシーツがかけられており、その上に枕が置かれている。普通、枕を置いてからシーツをかけるのだが、シャルルはシーツをかけてから枕を置いている。
 普通の枕だ。置き方に不自然さを感じるが、枕自体に変わった所はなさそうだ。
 おや? 枕の下にノートが隠されていた。このノートには重要な事が書かれていそうだ。ノートを手に入れた。
 ノートを調べる。被害者シャルル・デュボワのノートだ。これは貸付帳のようで、これによるとどうやら彼は高利貸しのような事をしていたようだ。
 内容は、ナイフ投げのジョセフ・マッコーランが300ポンド。猛獣使いのハワード・フィルビーが100ポンド。
 奇術師のマーカス・ビグリィが50ポンド。それに団長のデュイ・ゼフールが50ポンドの借金をしていたようである。
 道化師のマルタン・ルドックは昨日返済していて、現在は借金はない。なお、その金額は270ポンドだ。
 200ポンド以上になると、借金はかなりの額となるだろう。物価を考えると、それぐらいの額で殺人も起こりえるかもしれない。

 もう一度、話が聞けないかマルタンのワゴンへと行くが、ノックしても返事はなく留守だった。
 勝手に中に入る。中は乱雑で、下に本などが落ちている。部屋には小道具などが雑然と置かれている。
 ベッド自体に特に変わった様子はない。 ……おや? ベッドの下に釘抜きが落ちていた。こんなところに釘抜きがあるのは、どう考えても不自然だ。釘抜きを持っていこうか? 釘抜きを手に入れた。
 革製の鞄だ、鞄自体に不自然な所はなかった。鞄は開きそうだ、開けてみる。
 鞄の中に重要そうな書類がある、どうやらこれは診断書の様だ。医師の診断書を手に入れた。
 診断書はシャルル・デュボワの物だ、これによるとシャルルは末期症状の癌に侵されていて、あと半年の命だったようだ。
 最後の項目に医者のサインがあり、そこにはロナルド・ブルーワーと書かれてある。ワゴンを出る。

 街の診療所へと行く。看護婦が挨拶してきた、警察手帳を見せる「警察の方、なにかご用でしょうか?」
 診断書を見せる。「先生のサインです。先生がいないのでよくわかりませんの、……先生ですか? 今の時間ですと、たぶん酒場にいると思われますが」
 診療所を出て近くの酒場へと行く。酒場の名前は緋色の軍隊亭。
 対応してきた女性に警察手帳を見せる。診断書のサインを見せる。「ブルーワー軍医ですか? 軍医でしたら、ちょうどあちらのテーブルに来られてますよ」
 女マスターの示したテーブルでは年配の男が、一人で酒を飲んでいた。
「わしがブルーワーじゃが、なにかようかね?」男は苦虫をかみつぶしたような顔をこちらに向けて言った。
 警察手帳を見せる。「警察がなんのようじゃ、詰まらん話なら後にしてくれ、残り少ない酒が不味くなるからの」
 色々と聞こうとするが取りつく島もない。見た所、酒は残り少ないようだ。男は少ない酒を未練がましくちびちび飲んでいる。財布には若干の余裕がある、男に酒をおごってみようか?
 奢ると、男はかなり機嫌が良くなった。強引に飲みたいものを飲めと、おつりを受け取った。
 診断書を見せる。「これはわしが書いた診断書じゃ、このシャルル・デュボワはあといくらかで亡くなる。癌の末期症状で今の医学じゃどうにもならん。……おっとこれはいかん、診察の時間じゃ」
「今は時間がないので失礼するが、その事でいくつか話がある。あとで診療所まで来てくれんか、手土産を忘れんでくれよ?」
 酒場を出て、酒屋へ。棚にいろんな酒が並んでいる、酒を一本買う金ぐらいはあるが、一本買っていくか。「ありがとうございました」お金を使い果たしてしまった。

410ミントン警部 道化師殺人事件:2013/05/16(木) 22:45:33 ID:???

 診療所へ。「あら警部さん、こんにちわ」看護婦に酒を見せると、奥の診察室へと案内してくれた。
「おお、来たか。君を待っていたんじゃ」白衣を着たブルーワーが医務室で待っていた。
 事件を説明する。「なるほど、そんなことがあったのか。それでお前さんが調べているわけじゃな」
 気付いた事を聞く。「二週間ほど前じゃったかの、体の調子が悪いとシャルル・デュボワという男がこの診療所を訪ねてきた。調べると悪性の癌の末期症状じゃった」
「癌は全身に転移しておっての、手術しても治る見込みはなかった。せいぜいもって後、半年といった所じゃった。わしの話というのは、もし自分が死んだら警察に渡してくれと手紙を預かっておいたのじゃ」
 そう言いながら医師は机から手紙を取りだした。
「手紙を預けられた時は、正直とまどったしまったがのう。まさか本当に警察に渡すことになるとは、夢にもおもわんかったのう」
 その後、診察の時間となり診療所を出る。
 手紙を読む、かなり細かい字で書いてある。内容は。
「俺はもういくらも生きていられない。だが、もし俺が変死した時は、奴を調べてくれ、そう、俺が一番、金を貸している奴だ。奴は俺が病気だとは知らない、俺は奴の手で俺自身を殺すように仕向けた。なぜなら、奴はいつもさげずんだ目で俺を見てやがったからだ」
「もちろん金を借りに来る時、奴はそんなそぶりを少しも見せない。それが逆に頭にくる。だが奴はいつも心の中で、俺をコケにしてやがった、俺には分かる。最初、俺は奴を借金で苦しめてやるつもりだった」
「もちろんそのことで、このサーカス団に居られなくしてやろうと思っていた。いくらでも貸してやったのは、そのためだ。しかし、俺はついていなかった。あと半年の命だと知った時、俺は奴を道ずれにしてやろうと考えた」
「俺一人では絶対に死なん、奴の手で俺は死ぬんだ。俺は奴への取り立てを厳しくした。守れるはずのない期限を切って、それを過ぎると利息を倍にするとか、最後には妹を預かるとまで言ってやった。そして、とうとう奴の目に殺意を感じた。何も知らないで奴は俺を殺す」
「きっと殺す。だからもし俺が死んだ時は、奴を調べてくれ」

 メリーを呼び出し尋問する。「捜査はちゃんと進んでいるのですか?」ノートを見せる。
「確かに兄はシャルルから多額の借金をしています。兄を疑っているのですね、無理もありません。でも兄は悪い事が出来る人間じゃありません。きっとなんらかの形で事件に巻き込まれて」
「警部さん、お願いです。はやく兄を探し出してください!」
 手紙を見せる。「こんなの全くの嘘だわ。シャルルはお金を貸していたけど、けっして多くは貸さなかったわ。だって誰も信じない人だったんですもの」
「でも兄だけは信頼されていて、兄には何でも話せたようなんです。それは兄にしても同じで、無口で何も言えない兄もシャルルにだけはなんでも話していました」
「それにシャルルは兄にはいくらでもお金を貸していたし、返すのもいつでもいいと言ってくれたんですのよ。でも、このことは誰も知らないの」
「だってその……シャルルは他の人から嫌われていたし、兄も無口でしょ。だから、この手紙は何も知らない誰かのでっちあげだわ。だって私、じつは一人、怪しい人を知っているの」
「名前、それは言えませんわ……刑事さんは知っていましたか、テントの東側の木からシャワーワゴンがよく見える事を、警部さん、黙って東の木の周りを調べてください。私が言えるのはここまでですわ」
 尋問を終え、言われた通り東の木へと向かう。
 目の前に木が一本生えている。右にメリーのワゴンがあり、左にもワゴンがある。メリーの証言に間違いがなければ、ここに何かがあるはずなのだが。
 この場所からシャワーワゴンが良く見える。ん? 木の根元にたばこの吸い殻が落ちている。メリーの言っていたのは、これの事だろうか? タバコの吸い殻を手に入れた。
 タバコの吸い殻。状態が非常に良い所を見ると、捨てられてからあまり日数はたってないようだ。メリーの証言からすると、この吸い殻を捨てた人物が、事件の鍵を握っているのだろうか。
 メリーを再度、尋問に呼び出し吸い殻を見せる。
「刑事さん、私がその人の名前を言えば兄の無実は証明できるのでしょうか?」
「わかりました。はっきりと見たわけではないのですが、恰好から判断してハワードに間違いないと思います」
 メリーを帰して、ハワードを尋問に呼びだす。吸い殻を見せる。
「それが俺の捨てたものだという証拠でも……なに? メリーが見ていたのか? まいったなあ、まあ見られたんならしょうがねえか」
「刑事さん、象の餌のバケツの裏を調べてみな」

411ミントン警部 道化師殺人事件:2013/05/16(木) 22:49:22 ID:???

 尋問を終えて、動物小屋へと向かい、テントに入る。中には象の親子と馬が繋がれている。母象が、小さい象に寄り添うように立っている。馬が柵の中でのんびりと飼い葉を食んでいる。
 象に注意しながらバケツを調べた。バケツの底からビニール袋で包まれた時計が出てきた。この時計は何か意味があるに違いない。時計を手に入れた。
 高そうな年代物の懐中時計だが、針は十二時を示した所で止まっている。残念ながら壊れているようだ。動物小屋を出て、ハワードを尋問に呼びだす。

 ハワードに時計を見せる。
「そこまで調べられたのならしょうがねえ、本当の事を言うぜ、疑われちゃ敵わねえ」
「実はあの晩、俺が十二時過ぎに街から帰って来た時、シャワーワゴンからジョーの奴が飛び出してきやがったんだ。少し暗かったが、あれは間違いなくジョーの奴だったぜ」
「でな、奴の様子が少しおかしかったんで、俺はワゴンの方へ行ってみたんだ。十ヤードぐらいの所まで近づいた時だったかなぁ、もう一人、ワゴンから人が飛び出してきやがったんだ」
「誰だと思う? マルタンの奴だ。奴はそのまま暗闇の中へ走っていったんで、見失ってしまったがな、俺が戻ってワゴンを覗いて見るとシャルルが殺されていたんだ」
「シャルルの近くに、マルタンの物らしい時計が落ちていたんでな。あとで強請ってやろうと思って、隠していたんだ」
「なあ刑事さんよう、犯人はマルタンの奴だぜ。奴がジョーの道具箱からナイフをちょろまかしているところを、俺は見たんだ。マルタンの奴にこれを見せてみな」
 そういうとハワードはトランプの切れはしを見せてきた。スペードのエースのカードの様だが、力任せに破られ半分になっている。ハワードを帰らせる。

 マルタンのワゴンへと行き、診断書を見せると尋問に応じると答えた。「早く帰らせろよ」
 話を聞いても棘のある返答が多い。どうやらシャルルとは昔からの友人であったらしい。医師の診断書を見せた。
「泥棒みたいなまねしやがって、警察がそんなことしていいと思ってるのか!? 留守中に人の部屋を勝手に探りやがって、訴えてやるからな、覚悟しておけよ!」
「……このカルテは俺が、シャルルからしばらく預かってくれって頼まれたものだ。言っておくが俺は犯人じゃないぜ、奴の寿命を知っている俺が、そんなことするわけがねえだろう」
 時計を見せるとマルタンの物であることを認める。スペードのエースのカードを見せる。「わかった全て話そう」

412ミントン警部 道化師殺人事件:2013/05/16(木) 22:50:25 ID:???

「実はシャルルは自殺なんだ。シャルルはジョーを実は憎んでいた、理由は知らんがな」
「最初、シャルルはジョーの奴をサーカス団から追い出して、破滅させてやろうと思っていたらしいんだ。でも自分の命があと少しだと知ってから、ジョーを自分の道連れにしようとしたらしいんだ」
「そこで思いついたのが、病気で死ぬ前にジョーの手で殺される事らしいんだ。あの時のあいつは、どうかしてたぜ」
「だけどジョーはどんな挑発にも乗ってこなかったらしいんだ。当り前さ、人に殺意を抱かせるなんて簡単なことじゃないからな」
「それで切羽詰まったシャルルは、ジョーの殺害に見せかけた自殺を思い付いた。そして彼は俺に相談を持ちかけてきた、知恵を貸してくれってな」
「もちろん、俺は知恵を貸すどころかそんなことは止せと何回も説得したんだ。だけどあいつは、もう体が言う事を聞かない、助けてくれないのなら、いっそ俺を殺して楽にしてくれとまで言われたんだ」
「俺はその願いを何度も断った。殺せるわけないってな、だがある日あいつが、俺の目の前で苦しみだしたんだ、病気でな、そして涙を流しながら俺に頼むんだ、殺してくれってな」
「あの苦しむ姿を見ながら俺は考えたんだ。殺してやるのがシャルルにとって一番じゃないのかって、そしてそれが古くからの友人にしてやる、唯一の救いの方法だってな。そうして俺はあいつの自殺の手伝いをしてやったんだ」
「殺人の偽装をしたのも、あいつの最後の願いだったからな。刑事さんよ、俺は仕方なくやったんだ、分かってくれるよな? 殺人に見せかけた方法、簡単な事さ」
「まず、楽屋の冷蔵庫にあった大きな氷を二人でシャワーワゴンに運ぶのさ。そして俺があらかじめ手に入れておいたジョーのナイフを、削った氷に取り付けるのさ。ちょうど背中の高さぐらいにな」
「あとはあいつがシャワーを出しながら後ろに倒れ込めば終わりというわけだ。氷はしばらくすると溶けてしまうしな。こうすればジョーの仕業に見えるだろ」
「実はその時、ワゴンの入り口で物音がしたんで誰かに見られたと思ってな。とりあえず俺は逃げたんだ。あのとき時計を落としていたとはな、そのために疑われて本当の事を言う羽目になったんだがな」
「それから一昨日の晩、俺がジョーの道具箱からナイフをこっそり持ち出そうとした時のことなんだがよう。俺はどうも誰かに見られていたような気がしてな、どこからかトランプをなげられたんだ」
「どうせ、あとで言いがかりでもつけようとしてたんだろうな。まあ大体こんなことをしようとする奴の見当はついているんだが」
 そう言って彼もトランプを出してきた。ハワードが出してきたカードの片割れの様だ。

 マルタンを帰らせ、マーカスを呼ぶ。「僕に何か?」トランプを見せる。
「このカードは以前、僕が大切にしていたものです。一枚なくしてしまい大変残念に思っていたものです。いくら探しても見つからなかったので諦めてはいたのですが、少し気になっていた事があるのです」
「それは無くしたカードがスペードのエースだったと言う事です。以前、僕は占いに凝っていたのですが、その占いでは良い結果が出るのに必ずスペードのエースが必要だったのです」
「つまりスペードのエースのカードのない占いでは、いくら占っても良い結果にはならないと言う事です。ですから何か悪いことでも起きなければ良いがと思っていたのですが」
「おそらくそのことは今回の事件を暗示していたのでしょう。そうだ、せっかくスペードのエースが見つかったのですから、僕が今回の事件を占ってみてあげましょう」
「こう見えても僕の占いは当たると結構、評判だったんですよ。用意もありますから、後で僕のワゴンへと来てください」
 占いに必要だと言うので、トランプのカードをマーカスにかえした。尋問を終える。「それでは」

413ミントン警部 道化師殺人事件:2013/05/16(木) 22:52:34 ID:???

 マーカスのワゴンへと向かう。ノックする。「占いの件ですね、お待ちしておりました、どうぞお入りください」
「どうぞ、おかけください」そう言って、彼は一枚足りなくなった例のカードを器用に操り、机の上に並べた。
「……なんということだ。占いによると、この事件は新たな犠牲者が出るとの暗示が出ました」
「いや、ひょっとするとすでに、それは下界から遮断された密閉された空間で起るそうです。これはたぶん、密室を示しているのでしょう」
「それと密室という事は、鍵のかかっているどこか。つまり、鍵のかかっている密室で不吉な事が……」
「そこの具体的な場所や犯人の名前まではさすがに分かりません。これはあくまでも占いですから」
「それにその部屋の鍵は犯人によって、たぶん処分されているでしょう。鍵を持っていたら足がつきますからね」
「そうだ、これをお貸ししましょう。これは僕が奇術で使う鍵ですが、単純な構造の鍵なら開ける事が出来ます。もし怪しい場所があれば使ってみてください」
 そう言うと、彼は記述で使う合鍵を出してきた。
「今回ばかりは僕の占いが外れている事を願いますよ。……もうしわけありません、気分がすぐれませんので、今回はこれでお引き取りを」

 町外れの廃屋まで行く。近所の話では事件当日に男の話し合いが聞こえたらしい。
 長い間つかわれていないようだ、老朽化がとても激しい。入口には板が打ちつけられている。板はドア全体に打ちつけられている、素手で外すのは無理があるようだ。
 釘抜きを使い、入口の板を全て外した。これで廃屋の中に入る事ができそうだ。
 廃屋の中は埃だらけだ。ここは長い間、使われてないようだ。荒れ放題だ、左にドアがある。
 おや、最近出入りがあったのだろうか? 入口から左のドアにかけて、何かを引きずった跡がある。
 ドアには鍵がかかっている、鍵がなければこの部屋には入れないだろう。
 ……ん? 気のせいだろうか、左の部屋から血の匂いがする。念の為、ドアをノックしてみたが、何の反応もなかった。
 マーカスから渡された合鍵を使った。ドアは軋んだ音を立てながらゆっくりと開いた。
 あっ! ナイフ投げのジョーが頭から血を流して倒れている。呼吸をしていないし、体温もない。死亡してから少し時間が経過している。
 おびただしい量の血が床に流れている、これは被害者のもので間違いないだろう。詳しいことは鑑識の結果待ちだ。
 側に狂気と思われる金てこが落ちている。金てこを持っていこうか? 現場を荒らすことはできない、鑑識が調べた後、所長に言って貸し出してもらう事になる。

 警察署へと向かう。「御苦労さまです、奥で所長がお待ちしております」
 出入りに居た警官に挨拶し、奥へと行く。青いスーツ姿のキース所長が待っていた。
「捜査ご苦労、ところで先ほど連絡があってな、サーカス団の後発隊が到着したらしい。
 とりあえず参考人として話を聞かせてもらえるように手配した。一応、彼らからも話を聞いてみたらどうだろう」
 ジョーの事を聞く。「まず床に落ちていた血液だが、被害者の血液型のAB型と一致した」
「それと現場に残されていた金てこだが、付着していた毛髪と血液も被害者の物と一致した」
「そのことから被害者であるジョセフ・マッコーランは、金てこで後頭部を殴られたことによる頭がい骨陥没および失血多量によって、死亡したものと思われる」
「ちなみに凶器に使われた金てこからは、加害者の指紋は検出されなかったそうだ。君に凶器に使われた金てこを預けておこう」
「関係者にこの金てこに心当たりがないかあたってみてくれ」
 金てこを受け取った。警察署を出た。

414ミントン警部 道化師殺人事件:2013/05/16(木) 22:54:02 ID:???

 後発隊の面々を参考人として呼び、話を聞く。
 後発隊は綱渡りのヘレン。ヘレンの相方のトーマス。コックのジャック。力持ちのトッド。
 色々と容疑者たちの込み入った話を聞けるが、実は攻略には特に関係無い。

 シャルルのワゴンへと向かい、中に入る。
 金てこを使ってタンスを動かす。後の隙間に写真が落ちていた。予想していた通り、壁に止めてあった写真だ。写真を持っていこうか? 写真を手に入れた。
 殺されたシャルル・デュボワの写真だ。ワゴンを出る。

 診療所へと向かう。受付に挨拶。「先生にご用ですか? 本日はお帰りになられましたけれど」
 診療所を出てブルーワー宅へと向かう。扉をノックするとブルーワーの娘のジェーンが出てくる。「はい、どちらさまでしょう?」
 警察手帳を見せる。「警察の方ですか、何か?」 診断書を見せる。「これは父のサインですね。父に聞いてみましょう、どうぞお入りください」
 椅子に座るブルーワー軍医が待っていた。「また君か、今度はなんじゃ?」シャルルの写真を見せる。
「こんな男は知らんぞ。なに? この男がシャルル・デュボワじゃと? わしが診察したのは、こんな男じゃなかったぞ」
「確かにシャルル・デュボワとなのっておったのじゃが、そうするとわしが見たのはいったい何者なんじゃ?」
「別の誰かがシャルルの名をかたってわしの所に来た。もしそうだとすると、どうしてそんな事をする必要性がある? ふ〜む」
「……そうじゃ、いい事を思い付いたぞ。教会の近くに写真館があるじゃろ、そこでカメラを借りて名をかたったと思われる者の写真を撮ってきなさい」
「もし写真の人物がわしの診察した人物ならすぐにわかるからのう」


「ひょっとしたら、事件と何か関係あるかもしれんからな。んん? 写真館でカメラを貸してくれるのかじゃと?」
「心配せんでもいい、わしからちゃんと貸してくれるように頼んでやる、なんせ彼も友人でな」
 ブルーワー邸を出て、写真館へと向かう。

 写真館の中に入る。写真屋のジャンが待っていた。
「はいはい、ロナルドさんから話は聞いています、カメラの件ですね。ただ、話が急だったものでフィルムが一枚しか用意できなかったんですよ」
「でもロナルドのおやじさんの話では一枚でも足りるそうなので、これでお願いします」
「例には及びませんよ。ただ、このカメラは高価なもので、取り扱いには十分気を付けてくださいね」
 写真館の主人からカメラを受け取った。ライカの最新型でとても高価なカメラだ。私の給料では買えそうにない。間違った相手の写真を撮るとゲームオーバーだ。
 写真館を出た。マルタンを尋問で呼び出し、カメラを使う。
「な、なにしやがる!?」 マルタン・ルドックの写真を撮った。尋問を終える。

 写真館へと入る。「写真は撮られましたか?」中に入りジャンにカメラを渡す。
 写真家のジャンに礼を言って、カメラを返した。一度、外に出て中に入る。
「親父さんに写真を渡しておきました、ちゃんと撮れてましたよ」写真館を出る。

415ミントン警部 道化師殺人事件:2013/05/16(木) 22:54:33 ID:???

 ブルーワー亭へと行く。ノックするとジェーンが出てくる。「話は父から聞いています。どうぞお入りください」中に入りブルーワー軍医と会う。
「おおう、君を待っておったんじゃ。ジャンから渡された写真を見ておったんじゃが……こいつじゃ。わしが診察したのはこの写真の男じゃ、癌に侵されているのはこの男じゃ」
「他人の名前を使うとは怪しい奴じゃ。わしのカルテを貸してみなさい、名前を書き直してやろう」
 診断書をブルーワーに見せる。名前を教えた、彼はその場でカルテの名前を書き直した。

 マルタンを尋問に呼び出す。そしてカルテを見せた。
「……フゥハッハッハッハッハァ、……良く調べたな」マルタンは笑みを浮かべて机に肘をついた。
「そうだ、俺が癌だ。シャルルの野郎なんか友達なもんか」
「奴は俺が殺した。奴ほどあくどい奴もいない。どうせ俺の命もあと半年」
「もし俺が犯人だとわからなかった時は、奴から奪った金でロンドンの病院に行く。俺は自分の悪運に掛けた」
「この犯行がうまくいったら、俺の病気もきっと治ると信じていたのだが」
「それからナイフ投げのジョーも、俺が殺した。殺人現場を見られたら、どうしようもなかったからな。本当は奴が犯人として逃げた事にしたかったんだが、奴の死体を早く片付けておくんだったな」
「……ふっふっふっふう、しかしお前たちも俺を死刑に出来ないぜ。俺の命はあと半年だ、せいぜい裁判でも何でもするがいい」
「ハハハハ! アッハハハハハ!! アーハッハッハッハ!! アーハッハッハッハッハッハ!!!」
 マルタンの乾いた笑いだけが、部屋に響いていた。





 場面が反転、夜のサーカス。

「こんなにうまくいくとはおもわなかったな。奴め、自分が癌でないと知ったら、どんな顔をするか」
「あなたって悪い人だわ。わたしにまで危ない橋を渡せるなんて」
「しかしお前の兄貴には悪い事をしたな、まさかこんなことになるとは」
「兄の事で悩まないで、私はあなただけのもの……でも、あなたって本当に悪い人だわ。だって自分の手は一つも汚れてないんですもの。あなたはたったひとつ嘘をついただけ、それも自分は占いができるですって? どんな顔で刑事さんに言ったのかしら、うふふ、おかしいわ」
「あの警部がなかなか犯人を捕まえなかったからな、ひょっとしてこのまま迷宮入りしてしまうんじゃないかと実際、おもってしまったんだからな」
「それに比べて、私は毎日毎日、ヒ素入りコーヒーを持っていったのよ、寿命が縮まったわ」
「おいおい、わしの活躍を忘れないでほしいな。ヒ素中毒を癌だなんて、冷や汗ものじゃわい。この街の医者がわし一人じゃったから良かったものを、もーうこんなことはせんぞ」
「この街の医者がブルーワーさん一人だったからこそ、この街に来たんじゃないですか」
「まあの、わしの親友だったお前さんの父親は、このサーカスに殺されたようなものじゃからのう。―――まあいい、もう終わったことじゃ」


 スタッフロール。終わり。

416名無しさん:2013/05/16(木) 22:55:08 ID:???
投下終了

417名無しさん:2013/05/20(月) 17:37:19 ID:???
ウンジャマ・ラミー投下

418ウンジャマ・ラミー:2013/05/20(月) 17:38:48 ID:???
●ウンジャマ・ラミー
プレイステーションの音ゲー。パラッパラッパーの外伝の様なゲーム。

 主人公の赤毛の羊の女の子ラミーは、マーさんとパラッパでも登場したケイティと三人で映画を見ていた。
 映画内で怪物に襲われている熊の子供がジェット・ベイビーに助けられて映画が終わる。
 楽しそうに映画を語るケイティ、しかしラミーは前方の客がでかくて映画が見えなかったため、気分が暗い。
 バーガー屋に入る三人。私も映画みたいに強かったらなとぼやくラミー。
 ギターをもったら最強でしょとケイティが労う。でもギターがなかったらヘナチョコとからかうマーさん。
 三人は「ミルクカン」というバンド組。ギターのラミー、ドラムのマーさん、ベース兼ボーカルのケイティ。
 ラミーに私たちは無敵よと、ケイティは言った。そこに前作でも登場した二人組のごろつきが登場。
 言いよる二人組にラミーは「アワワワワ」とびくびく震える。そんなラミーにケイティがギターをなげ渡す。
 ギターを受け取ったラミーは表情が変わり、その場で激しく演奏。勢いのままゴロツキをボコボコにする。
「ね? ギターをもったら最強でしょ?」ケイティがプレイヤーに紹介するように言った。

『Now Wait a Ninute! Who Is That!?(誰よ、それって?)』
 通路を走るラミー。客達がライブステージで盛り上がっている。遅刻の言い訳を考えながらラミーは急ぐ。
「腹が痛くてガソリンスタンドのトイレに並んだら、四人組にラップで勝負を挑まれた……んなアホな」
 ぎりぎり間に合ってステージに飛びこむラミー。
 ステージ中央のそこには見た事のない男。タマネギ先生がボーカルとしてケイティに紹介された。
「え、誰?」戸惑うラミー。そこにケイティがギターをなげ渡す。
 キック、パンチとタマネギ先生に合わせてラミーは弾いた。
 曲が終わるとタマネギ先生がラミーに告げる。「ラミーよ、手に持っているものを見てみろ」
「なんで? なにコレ?」手に持っているのはギターではなく掃除道具。
 呆れて客達が皆、帰って行く。
 ギターがないため意気消沈するラミーにタマネギ先生は、「ギターが何だと言うのだ」と説く。
「ワシは道場を失った。しかし! ワシの道場はココロの中で生きておる! しかもカジノ付きじゃ!」
「道場、カジノ、すべてはココロじゃ!」
 イメージのルーレットで回転するタマネギ先生。「失うものなど何もないのじゃ!」

419ウンジャマ・ラミー:2013/05/20(月) 17:39:25 ID:???
『B.back Off! You're in the Way!(バ、バッカモン! 下がってるんだナ!)』
 目覚まし時計がけたたましくなる。ベッドではね起きるラミー、どうやら今までのは夢だったらしい。
 安堵するラミーは時計の時刻を見て驚愕する。
「ライブまであと15分しかない!」
 全速力で朝の準備をして、家を出るラミー。階段を下りてる途中で思い出し、家に戻る。
 コンロの火を消し、アイロンのプラグを抜き、お風呂の湯を止め、家中の電化製品のスイッチを止める。
 パンダのぬいぐるみにキスをして家を飛び出した。
 ギターケースを背に道路を走るラミー。だが、途中で人垣が出来ていて足を止める。
「火事なんだナ! 出火場所はピザ屋さん。全面通行止めなんだナ!」
 一階のピザ屋からの火がビル全体を包んでいる。ダルメシアンの消防隊員がテレビ局の取材に応じていた。
 人ごみの中を進むラミー。「すいません! 急いでるんです、通してもらえませんか!」
「急いでるだって? バ、バッカモン! 下がってるんだナ!」
 ラミーのお願いを放水中の消防隊員が断る。そんな中、人ごみの中の鍋みたいな顔の女性が叫んだ。
「オー、あたしのベイビーちゃんがまだ中にいるのヨぉ! 誰か助けてぇ!」
「あのー、ちょ、ちょっとあたし、急いでるんですけど」
「そんなに急いでるなら、消化を手伝うんだナ!」「あたしが?! 消化っすか!?」
 手渡される放水ホースに戸惑うラミーは、燃えるビルを見上げる。その隣にカジノの看板が見えた。
「カジノ」夢の中のタマネギ先生の声が聞こえる。「道場、カジノ、すべてはココロじゃ……」
「そうだ! ココロにギターがあるかぎり!」
 ラミーのイメージで、放水ホースがギターに早変わり。「ラミーにおまかせ!」
 ノリノリでいい気分、火を消す。
「オーケー、よかったんだナ。もういってもいいよ」「うん! じゃあ先行くわネ!」

『After School Sale(激安デー!!)』
「手伝ってくれて、ありがとうなんだナ! まあ、ピザでも食うんだナ」
 周囲の人たちもみんなピザを食べている。ラミーもピザをおいしく頂く。
「ああ、あと、これも持ってくんだナ!」となぜかサイレンを貰える。
「ありがとう!」と礼を言うラミーは何気に腕時計を見て驚愕する。「ああ! あと11分しかないッ!」
 ピザの喰い過ぎで腹が膨れ上がったラミーは走る。
 だが大きなおなかでは思ったより走れずに、転倒してしまう。
 たくさんの風船が空を飛ぶ。なにごとかと顔をあげるラミー。
 道路を埋め尽くすほどの妊婦が、歌いながら歩く。
「♪わたしたち家族になる ♪赤ちゃんで いつまでもハッピー ♪男のコでも女でもいい」
「♪愛と平和を運ぶ ♪天使は ♪キミ」 
 歌い踊る夫婦。緑の芋虫の看護婦が、ラミーに近づく。「あらまあ! 生まれちゃいそうなの?」
 芋虫の口から出た水風船がラミーの顔を包む。
「心配しなくていいのよ! なんたってこの道50年なんだから」
「あなた、ラッキーよ。今日は超サービスデーなのよ。さあ、いらっしゃい!」
「あの、えーと、その、ちがうっていうか」 断る暇もなく豪奢な病院に連れこまれる。
「オーケー、みなさんオツカレさま! 命ってスバラシイわね。赤ちゃんはみんな元気ですよ」
 たくさんの赤ちゃんが母親に抱かれる院内。看護婦はラミーを見る。
「え! ちょっとまって! あなたまだなの? あんた赤ちゃんで来たんじゃなかったのね!」
 芋虫の看護婦は複数ある手で赤ちゃんを抱えて、あやす。「妊婦じゃないなら、手伝いなさい!」
 赤ちゃんを渡されて慌てるラミー。ふと周りを見てある物に気付く。
 赤ちゃんたちが遊ぶ滑り台などの遊具の中の、ルーレットの存在に。
「道場、カジノ、すべてはココロじゃ……」タマネギ先生の声。
「そっか! ココロにギターがあるかぎり! ラミーにおまかせ!」
 ラミーのイメージで、赤ちゃんがギターに早変わり。マママママママ、パパパパパパと寝かしつける。
「チビちゃんたち、おやすみなさい」

420ウンジャマ・ラミー:2013/05/20(月) 17:40:01 ID:???
『Now Which One Is My Left Hand?(えーと、左手ってどっちだったかのう?)』
「いい? 月曜日と水曜日は超サービスデーなの。あなたも赤ちゃんができたら来なさい」
 備品の芋虫のおもちゃを貰える。
「ありがとう! ……うわっ!?」 ラミーは腕時計を見て驚愕する。「あと8分!」
 病院を飛び出すラミー。扉の前に居たカップルに激突し、相手がスケボーを落とす。
 ラミーはスケボーに間違って乗って、そのまま道路を爆走する。「ヘイ! なにすんだよ! ドロボー!」 
 すごいスピードで進むスケボーは跳ねあげ、そして道路をなぜか走っていた飛行機にラミーは飛び乗った。
 そのまま開いていた扉、操縦席へと入る。
「さて、緑のボタンだったかの、青いスイッチだったかの?」
 老人が操縦席に座りボタンを押す、機材が老人の頭を直撃。さきほどと人が変わり顔を真っ赤にしている。
「このポンコツめ!」老人は振り向きラミーを見るなり怒鳴る。
「おい! どこをほっつき歩いていたソルジャー! 時間厳守という言葉を知らんのか!」
「空軍では一瞬の判断が生と死を分けるのだ!」
 また機材がふってきて操縦者の頭を直撃する。さきほどとは打って変わって穏やかな顔をする。
「よいしょ、と。どうやると飛ぶのかのう? こないだ入れ歯を直してな」
「ウヒヒ、アーモンドだって食えるようになっての……」
 また機材がふってきて、頭を直撃。「また落ちてきやがった!」
 操縦者の老人は、ずっと何も言え無かったラミーを無理矢理、助手席へと座らせる。
「おい! 日が暮れちまうぞ! 持ち場につけソルジャー!」
「ていうかあたし、パイロットじゃないんですけど、あの」
 また老人の頭を直撃。「さてさて、飛ばにゃあならんのじゃった。えーと、右手ってどっちだったかの」
 スピーカーからアナウンスが流れる。
「まもなく当機は離陸いたします。お客さまはお席につきシートベルトをおしめください」
「カジノコーナーのお客さまもお願いいたします」
 ラミーの頭にタマネギ先生の言葉がよぎる。「道場、カジノ、すべてはココロじゃ」
「そうだわ! ココロにギターがあるかぎり!」飛行機の操縦かんがラミーのイメージで、ギターに早変わり。「ラミーにおまかせ!」
 ネバりきれ! ソルジャー! ところでおやつは食べたかのう?と飛行機を操縦して目的地にたどり着く。
「グッドよりグッダーでしたぞ! おめでとう!」「サンキュ! 時間がないので、行きます!」

『You Said Anyshing. Didn't Ya?(なんでもするっていったべ?)』
 たくさんの車が並ぶ駐車場に、爆発炎上しながら胴体着陸する飛行機。
 飛びおりるラミーと操縦者の老人、そしてパーキングにコインを入れる。
「ちょっとした冒険だったのう?」なぜか入れ歯を貰う。
「ありがとう! ……はぁああ!?」腕時計を見て驚愕するラミー。
「あと3分だ! でももうちょっとで着く! ありがとうね!」礼を言って全速力で走るラミー。
 走るラミーはある事に気づいて立ち止まる。「ギター! あたしのギター!」
「どこに置いてきちゃったっけ!?」ポケットの中を探るが、置物や騎士の鎧は出てきてもギターはない。
「やっばーっ! 飛行機の中だ!」悲鳴をあげるラミーの頭上を、さっきの飛行機が飛んでいった。
「どっかでかわりの見つけなくちゃ。あ! あった!」周りを見るラミーの目に、ギターショップが見つかる。
 店に飛びこむラミー。「らっしゃい」「ええ、うーんと、ギターがほしんですけど」「どげな?」
「えーと、かっちょよくて、いい音が出て、リクライニングシートで、パワステで、デュアルエアバッグと」
「バカこくでねーぞ」「す、すいません」
「あ、あたしがほしいのは、かっこよくて、安くて、もちろん音はサイコーなヤツっていうか」
「あー、欲張りな娘ッコだなや?」
「お願い! なんでもしますから! お願いします!」
「なんでも?」店主の目が光る。「ええ、まあ」
 チェーンソーの電源を入れる店主。驚くラミー。「ウワーッ! たすけてー!」
「おめ、なんでもするっていったべ?」
「ああああああああー!」部屋の隅で腰を抜かすラミー。
 裏への扉が開くと、そこは森だった。
「カモン、ギターさこさえるべ」
「んあ? だけど時間ないんスけど?」店主はラミーの言葉など聞かず、チェーンソーを手渡した。
「カジノ ヒアー カジノ ゼアー、 カジノ イン マイ ヘアー」蓄音機から音楽が流れる。
 ラミーの頭に言葉がよぎる。「そうだわ! ココロにギターがあるかぎり! ラミーにおまかせ!」
 チェーンソーがラミーのイメージでギターに早変わり。
 極上ギターを作るべと木を削ってギターを作成する。「やった! 先行くよ!」

421ウンジャマ・ラミー:2013/05/20(月) 17:40:39 ID:???
『Vital Idol(アイドル登場!!)』
 ギターを手に入れたラミー。「ほれ、これも持ってけ」切り株の置物をもらう。
「サンキュ! ……ンガーッ!」腕時計を見てラミーは驚愕する。「あと2分でオシマイだあ!」
 店を飛び出し、ギター片手に走るラミー。
 道路を急ぐラミーは足元のバナナの皮に気付かず、踏んづけて滑らせる。
「グワーッ!」そのまま後頭部を道路に叩きつけるラミー。
「フーッ! 夢かあ」ラミーは周りを見渡す。見た事のない造詣の建物が並ぶ、薄暗い世界だった。
「もしかして、あたしって死んでる? これって地獄?」
「あたしが死んだって事は、ゲームオーバーってこと? なんてクソゲーなのかしら!」
 ギター片手に一人たたずむラミー。そしてスタッフロールが流れる。
 カボチャ頭の男が一人駆け寄ってくる。
「あー、いたいた、ギタリストだろ? 急いで急いで! さがしてたんですよ!」
「へ?」「さあ、行きますよ」
 カボチャ頭の男はラミーの片手を掴んで走り出す。
 画面から去る前に無理矢理スタッフロールを下に引きずり下ろす。「まだ早い! まだ早い!」
 地獄のライブステージ。たくさんの観衆で埋め尽くされている。
 ステージへと無理矢理飛びこまされるラミー。緑の顔の一人のアイドルが待っていた。
「おそかったわね! どういうつもりなのアンタ!」
「あたしが超かわいいアイドルだからってなめてんじゃないわよ!」
 何も言えないラミー。カボチャが声をあげる。「はじまりまーッス!」
 アイドルがギターをラミーにつきつける。「なめてると殺すわよ!」
「ていうか、もう死んでんですけど」「じゃあ、生き返らせるわよ!」
「マジ? そんなことできるんスか?」「ちゃんとプレイできたらね。いくよ!」
 なげ渡されるギター。「うん、わかった! ココロにギターがあるかぎり! ラミーにおまかせ!」
「ヒャリゴーエビワン! ワン! トゥー! スリー! フォー!」
 新しいギターで演奏しきる。「期待どおりね、良かったわよ」「まかせといて!」

『MILK CAN, That's Us!(ミルクカン、デビュー!)』
「オーライ」地獄のアイドルが、持っていたマイクのスイッチを押す。
 床からファックスの様な機械がせり上がってくる。
「これが、超音波物質転送装置なの。これでアンタが来た世界に帰してあげるわ」
「ふーん、そう。いいんじゃない」
 突然装置が動き出し、中から一枚の紙が出てくる。
 その紙には黒いラミーが書かれており、それが実体化する。
「フガッ! ライブ終わっちゃった? あたしの仕事をとったのアンタね」
 黒いラミーはラミーを罵倒し始める。ともかくラミーは装置を使って元の世界に戻ろうとする。
「あたしの時計が狂っているのも、ギターの弦が切れてるのも」
「衣装がクシャクシャなのも、ポケベルに誰からもメッセージが来ないのも」
 ファックスに数字を入れて、自分の体を装置の中に入れるラミー。「みーんなアンタのせいだね!」
「どっちがいいギタリストなのか、わからせてあげるわ、勝負しなさいよ!」
「え? ゴメン、今、急いでるの! また、今度ね!」
「ちょっとォ! 待ちなさいよォ!」
 道路の上で目を覚ますラミー。すぐ横に地獄のアイドルの顔が描かれたライターがあり、入手。
「ありがと!」

422ウンジャマ・ラミー:2013/05/20(月) 17:41:20 ID:???


 過去の回想。
「ねえ、見てー! 『ライブ決定! ミルクカン』。これってあたしたちよ!」
 ケティがライブ予告のチラシを持って走り込んでくる。ラミーはチラシに目を通し喜ぶが、戸惑う。
「でででででも、これってもうすぐじゃない、これ!」
 頭を抱えるラミーを、ケティとマーさんが横に立つ。
「そうよ! だから急いで準備しなくちゃ!」
 場面転換。ライブ衣装をこるケティ。アフリカの民族衣装、宇宙服、画家の服、ウェスタン。
「これはどうかなぁ? こっちはどうかなぁ? これは太って見えるよね! どっちがいいと思う〜?」
「いいかもネ〜」
 次々と衣装を変えるケティに、本を読みながら気のない返事をし続けるマーさん。
 その後ろでギターなどの機械を調整するラミー。しかし失敗して感電する。
「ラミー! それでいきなよ!」黒こげアフロのラミーを絶賛するケティ。
 場面転換。夜の部屋でポスター作製する三人。
「ポスターどうしよっか? バンドのロゴはでっかく入れたいよね?」中心となるケイティ。
「あたしの写真は目立たないカンジで」消極的なラミー。「なに言っているのよ!」
「お父さんの店の広告入れていい?」マイペースなマーさん。
 そして今。ラミーはライブ館へと猛ダッシュ。
「みんな待ってんだろうなぁ!」
 そして扉に手をかけるラミー。
 同時に走り込んできたケティ、マーさんが同時に手をドアノブにかける。三人は同時に口を開いた。
「「「おそくなってゴメン! いろんなことに巻き込まれちゃって」」」

 ライブステージ。ケティがラミーに話しかける。
「いよいよネ。ラミー、大丈夫?」
「バッチシかも、ココロにミルクカン! てことで」
 ギターのラミー、ベース兼ボーカルのケティ、ドラムのマーさんが同時に口を開いた。
「「「ミルクカンにおまかせ!」」」
 満員のライブに、音楽が響き渡る。今までの人たちも集合してのライブ。パラッパや黒いラミーもいる。
「みんなありがとう!」
「さあ、次の挑戦者は誰?」

 スタッフロールで今までの回想。終わり。


 他にも黒いラミー=ウラミーの大戦ステージや、パラッパ主人公のサブステージあり。

423名無しさん:2013/05/20(月) 17:41:53 ID:???
ウンジャマ・ラミー投下集竜

424名無しさん:2013/06/06(木) 20:24:56 ID:???
なぜかパート2はあるのに、初代がwikiにないスペースチャンネル5を書く。
ドリームキャストとプレステ2のゲーム。音ゲー。

25世紀。モロ星人と呼ばれる宇宙人達が地球を侵略、当たった人は踊り続けるビームで地球人を襲う。
宇宙放送局スペースチャンネル5は、リポーターである主人公「うらら」を派遣し生放送を開始。
モロ星人達のステップをやり返す事で撃退・踊る人々を解放できる事がわかり、うららは踊って、時にはビームで、モロ星人たちを倒していく。
うまくダンスするとシチョーリツも上がる。失敗すると下がる。

425スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20:25:41 ID:???
 西暦2489年。
 ピンクの宇宙服を着た少女が、宇宙を漂っている。
「こちらチャンネル5。スペースシップ遭難事故の行方不明者、最後の一人を発見しました」
 青い宇宙服を来た人物がそれを抱きとめる。
「よく頑張ったな、もう一人じゃないぞ」


 十年後。 
 宇宙船の飛行場に突如、たくさんのUFOが飛んでくる。
 中からモロ星人が降り立つ、モロ星人たちは逃げまどう人々にレーザー光線銃を撃っていく。

 宇宙を漂う放送局「スペースチャンネル5」。
 宇宙放送艇「アストロビート号」に乗るうららに、ディレクターのヒューズから通信が入る。
 通信「スペースポートで事件だ、宇宙人が人々を踊らせているという情報が入った。うらら、アストロビート号で発進するぞ」
「了解!」操縦席に乗ったうらら。アンテナの突いた宇宙放送艇が現場へと向かって飛び立つ。

『うらら登場!の巻』

 逃げまどう人々で一杯のスペースポート。マイク片手にうららは進む。ちなみにこの時点のシチョーリツは10%。
「皆さん、こんばんは。今夜のうららリポートショーは、スペースポートに襲来した宇宙人が人々を踊らせているという、異常事態を生放送します」
 ヒューズからの通信。以降、通信=ヒューズ。
 通信「通信状態良好。うらら、はりきって行け」「了解」
 歩き続けると、踊るモロ星人三人と、バックで踊る人々が二人いた。
「ご覧ください、宇宙人です! 後ろの人は踊らされた人でしょうか」
 画面上部ににテロップが入る。ニュース速報:宇宙人の動きをマネるのが有効!
 通信「宇宙人の動きに注意しろ! リズムに合わせて入力だ」「レッツダンス!」

「救出成功です!」通信「なかなか決まってたぞ、うらら!」
 助けた二人がバックダンサーになる。つき進むうらら。
 通信「注意しろよ……物陰からくるぞ、宇宙人にはAボタンビームが有効だ」「了解、レッツチュー!」
 飛び出してくるモロ星人たち。ステップに合わせてAボタンビームで撃退するうらら。
 通信「地球人にはBボタンビーム」ニュース速報:地球人にはBボタンビーム
 飛び出してくる地球人達を、ステップに合わせてBボタンビームで救出。「完璧に救出しました」

 その後もバックダンサーの地球人を増やしていく、カメラを撮るスペース・ニホン人などを助けシチョーリツもあげていくうらら。皆で突き進む。
 管制塔の屋根の上を歩くうららと一同。丸い屋根の上を音楽に合わせて突き進む。
「管制塔にやってきました。情報によると出動したスペースレスキュー隊が、ここで踊らされているとの事です」
 通信「宇宙人、接近。滑って落ちんなよ」「了解……レッツシュー!」
 出てくる敵を打ち倒すうらら。「救出大成功です」画面を何者かが横切る。通信「おい、なんだ今の奴は!?」
 青い服の女が、画面の真ん中に登場する。
「はぁい、みなさん、こんばんは。プリンで〜す」通信「同業者か?」
「リポート見るなら42チャン」通信「負けるな、うらら」「了解」「「踊りで勝負よ!」」
 プリンに踊りで勝つと、相手の親衛隊のギターがバックダンサーになる。「チャンネルはそのまま」

「発射台にやってきました、なんでしょう、怪しい気配がギュンギュンします」
 通信「何かが接近、注意しろうらら!」「了解」
 ピンク色のデカイ何か、ココ★タピオカがUFOから落ちて地面に着地。
「生物でしょうか? ロボットでしょうか? とりあえず踊ってみたいと思います!」
 踊り勝っていくと、口を開けて黄色い足の生えた奴がたくさん出てくる。
「ご覧ください、ボスの口から何か出てきます」通信「なんじゃこの黄色い奴らは!?」「レッツシュー!」
 黄色い奴らを撃ち倒していくと、タピオカがあらぶり始める。「あ、怒っています。激しく怒っています」通信「もう少しだ! 気を抜かないで行け!」
 大きく開いて光り輝くタピオカの口に、ステップに合わせてビームを放つうらら。タピオカはその場で後ろに倒れた。
「以上、スペースポートよりうららがお送りしました。――スペースチャンネル5」通信「ハイ、カット!」

426スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20:26:23 ID:???
 モロ星人たちが暗い部屋で、大きな机を囲んで会議している。
「あまり踊らせられなかったモロ! なんか邪魔も入ったモロ!」
「そ、その件につきましては…」
「言い訳はいいモロ! 次の作戦を言うモロ?」
「は、はいモロ! 今回の敗北原因があまりにも「正直すぎた」のでは? という分析結果を考慮し…「卑劣で卑怯、けど優雅」というコンセプトの作戦を練ったモロ」
「いいモロね」
「そのための舞踏メカはこちらモロ」
 大きな扉の上のビジョンがアップになる。「おおーーっ」

『スペースシップ SOS!の巻』

「みなさんこんばんは。今夜のうららリポートショーは、宇宙人が踊り暴れるスペースボート客船から生中継でお送りします」
 画面が切り替わる。「コックピットまできました」通信「気を抜くなうらら、前方に宇宙人反応」「了解、レッツシュー!」
 モロ星人たちを倒し、乗組員を救出。「救出大成功です」通信「おー、いい感じ。まわれー、右」
 コックピットから出て行こうとするうらら達。
「は!? 前方に踊らされたスペースシップキャプテンです!」
 通信「うらら、歌って踊って救出だ!」
 モロ星人を踊り倒したうらら。キャプテンがバックダンサーになる。通信「うらら、次はビッフェに向かえ」「了解」
 通信「あ、まだいた、チューと言ったらAボタンビーム」「了解」
 銃を撃って、モロ星人を倒すうらら。「チャンネルは、そのまま」通信「ビューティフルシューティング!」

「ビッフェにやってきました。美味しい匂いがぎゅんぎゅんします」
 通信「気を散らすなうらら」「了解」ニュース速報:各方向に出現する集団は、左のヤツから撃ってくるぞ「レッツシュー」
 モロ星人と客が混じって出てくるのを的確に倒し、救出。「完璧に救出しました」通信「大変よくできました、うらら」
「スペーススーパーモデルが踊らされています」通信「うらら、救出して差し上げろ」「レッツダンス!」
 モロ星人を踊り倒し、スペーススーパーモデルをバックダンサーにしたうらら。
 そのまま突き進むが、音楽が小さくなる。宇宙船の外を見ると別の宇宙船が登場する。
 宇宙海賊放送艇「バッドチューニング号」が外にあった。
「スペースチャンネル5、番組をいただくぞ」 「なんですって!? きゃ!?」
 画像が砂嵐になり、「しばらくおまちください」とメッセージが出る。
 通信「どうしたうらら、何が起こっているんだ!? 放送システムチェック急げ!」
 画像が戻ると男たちが踊っている。通信「や、やつらは!? 宇宙海賊放送局!」「え?」
「私の名前はジャガー♪(バックコーラス付き)。真実を伝えるのは我々だ! ……邪魔するなら」「「踊りで勝負!!」」
 長いステップを覚えて、ジャガーを踊り倒す。一人バックダンサーを貰う。
「以外とやるじゃないか。また会おう」「待って!」去っていくジャガー。
 通信「うらら、次はパノラマ展望室へ向かえ……あ、まだいた、チューと言ったらAボタンビーム!」
「撃ちます」モロ星人を倒すうらら。「チャンネルはそのまま」通信「デラックスシューティング」

「パノラマ展望室へやってきました……ああ!」
「UFOの母艦はすでに撤退を始めているぞ、追わなくていいのかチャンネル5」
 UFOを追う海賊放送局の宇宙船。くやしそうな声を出すヒューズ。通信「ジャガーめ!」
「あ、なにかが転送されてきます。タコでしょうかイカでしょうか」
 触手の生えたロボット。えっちいな舞踏メカ『モロリ〜ナ』。
 通信「小学生たちが捕まっているらしい!」
 先生「あー、生徒たちが!」通信「まだキッスが優先だ!」
 小学生「きゃー、お姉さん助けて!」通信「小学生にはBボタンビームで救出」ニュース速報:スペース小学生にはBボタンが有効
 的確に触手の先のモロ星人とスペース小学生を撃っていくと、メカが爆発し出す。
「ボスがシクシクしています。でも、これで終わるとは思えません……やっぱり動き出しました」
 通信「まずい、重力がなくなった」ニュース速報:重力発生装置が破壊されました
 互いに浮いた状態で、それでも的確に撃っていくうらら。大きな舌がメカから出てきてうららを巻き取る。
「きゃー! 巻かないで!」通信「うららー!」
「ぬるぬるします! 激しくぬるぬるしています!」
 その状態でもステップに合わせて撃ちまくるうらら。そして撃破する。
「以上、スペース豪華客船より、うららがお送りいたしました。――スペースチャンネル5」「うららさん、ありがとう」通信「ハイ、カット」

427スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20:27:01 ID:???

 モロ星人たちが暗い部屋で、大きな机を囲んで会議している。
「やばいモロ! UFOが追跡されて、秘密基地の位置がばれたモロ!」
「そ、その件につきましては…」
「言い訳はいいモロ! 対応策を言えモロ?」
「は、はいモロ! すでに、あの秘密基地周辺に「隕石型踊らせミサイル」を、基地内部通路に「精鋭部隊」を、そしてとどめの中心部には最強の舞踏メカを配置したモロ」
「なかなかいいモロね」
「ちなみに最強舞踏メカはこちらモロ」
 大きな扉の上のビジョンがアップになる。「ひょーーっ」

『突撃! スクープ争奪戦! の巻』

「みなさんこんばんは。宇宙人の秘密基地が、ここアステロイド地帯にあると発見しました」
 通信「遅れをとるな! スクープ持ってくるんだ! ここでは何でもかんでもAボタンビーム!」ニュース速報:なんでもかんでもAボタンビーム
 隕石を、ついでに同業者たちを撃ちまくるうらら。途中、海賊船が巨大隕石を撃破する。そしてジャガーが飛んでくる。
「またチャンネル5か……いくぞ!」
 飛んでくるジャガーの海賊たちを、撃墜するうらら。
「なかなか、やるな」
「リポート見るなら42チャン」通信「プリンに先を越された!?」追いかけるうらら。

 基地内の通路はカラフル。警告速報:部屋を明るくしてTVから離れてね
 乗り物で追いかけるうらら。モロ星人達が邪魔をする。
「た、助けてくれてもよくってよ?」通信「踊らされているのはプリンか!?」「はやく助けてー」
 モロ星人精鋭を踊り倒すうらら。去っていくプリン。「一応、ありがとう」
 突き進んでいくと上下左右からモロ星人が出てくる。撃ち倒すうらら。

「ついに中心部にやってきました……TVです、とても大きなTVがあります。怪しい気配もぎゅんぎゅんします!」
 最強舞踏メカ『モロリン! モンロー!』。
 画像の中に一つの目玉を持った丸いモンスターが出てくる。撃ち倒していく。
「ご覧ください、モニターの中から何か出てきます。あ、ぷるぷるしてる」通信「なんじゃこりゃ!? これが奴らのボスか!?」
 でっかい緑とピンクが合体したロボットが出てくる。踊り倒していく。
 メカはぐるぐる回転し、二体に分かれる。
「なんと今度は分裂しました! ちょっとピンチの予感です!」
 ステップを着実に決めるが、敵メカからの一撃を喰らい膝をつくうらら。
「その程度か、チャンネル5」通信「しまったジャガーに追いつかれた!」
「逃げるなら今のうちだぞ?」「負けないわ!」
 一緒に銃を撃ってくれるジャガー。
 メカは今度は人質とモロ星人を混ぜてくる。ニュース速報:モニタをよく見て撃ち分けよう!
 うららは的確にモニターを倒し、ジャガーは敵メカを攻撃、撃破する。
 通信「よし、スクープはバッチリ取れたぞ! よくやったうらら!」
「ごらんのように宇宙人基地を壊滅させました。これで地球にも平和が訪れるでしょう。以上、秘密基地よりうららが…」
 通信「テレビの様子が変だ」
 画像にはモロ星人がビームを撃つ所。「踊らせろ! 踊らせろ!」。
「やあ、なに!? この映っているのは……これは洗脳放送?」
 モロ星人に囲まれるうらら。通信「テレビだ、テレビを撃つんだうらら!」「了解!」
 うららのビームで破壊される巨大テレビ。モロ星人たちが自由になる。通信「やつらも踊らされていたのか」
「大変、基地が崩れる、みんな逃げて!」緊急警告:部屋を明るくしてTVからはなれよう
 今まで来た道を全速力で逃げるうらら。爆風が追いかけてくる。
 通信「うらら脱出を急げ! 宇宙人たちもAボタンビームで救出だ!」「任せて!」
 炎にまかれて吹っ飛んでくるモロ星人たちを救出しながら、脱出する。
 通信「炎が迫ってるぞ、急げ!」通信「さらに迫ってるぞ、急げ!」通信「もう、すぐうしろ!」
「ちょっと熱いです!」通信「こらえろ、出口は近いぞ!」
「了解!」通信「あらかた脱出!」
 そのときジャガーから通信が入る。
「洗脳放送の放送元が特定で来たぞ! チャンネル5の周波数と同じはずだ! なぜなら」通信「なんて言った!?」
「脱出しまーす!!」通信「ハイ、カット」

428スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20:28:05 ID:???
 モロ星人たちが暗い部屋で、大きな机を囲んで会議している。
「え!? 我々って洗脳されてるモロ? そうなのモロか!?」
 一人、通路を誰かが進む。
「ワ、ワタシに聞かれましてモロ…」
「む、そうだモロよな。うん…。たぶんそんなコト無いモロよなあ…」
 二人、通路を誰かが進む。
「次の作戦、いくモロ! やはり理論先行の作戦は、我々に向かないのではと考え、欲望の赴くままに最初にまず、メカをつくってみたモロ」
「なかなかいいモロね」
 三人、通路を誰かが進む。
「こんなカタチになった…モロ!?」
 大きな扉の上のヴィジョンがアップになる、しかし画像は映らず代わりに扉が開いた。
 光り輝く扉の奥、うらら・ジャガー・プリンの三人が立っていた。

『銀河最大の悪を暴け! の巻』

「チャンネル5局長のブランクさん。罪のないモロ星人を操っていたのは、あなたですね」
 モロ星人の座る大机の奥に、男が座っていた。
「私の踊りとマイクで、真実を暴いて見せるわ」
 うらら、そしてその後ろでジャガーとプリンが踊る。そして突き進む。
「みなさん、こんばんは。今夜は宇宙人襲来の真相究明リポートを、とことん追っていきたいと思います。犯人はどうやら、そこに座っている男の様です」
 部屋の奥に座っている男。スペースチャンネル5局長「ブランク」がいた。
「はっはっは」通信「本当に局長が犯人!?」「あなたたちはブランクにあやつられているのよ。目を覚まして」
 通信「洗脳を解くにはデラックスAボタンビーム」ニュース速報:宇宙人には、デラックスAボタンビーム!!
 襲い来るモロ星人を撃ち倒すうらら。ワーイと言って飛んでいくモロ星人。ブランクが消える。通信「ブランクが逃げたぞ」
 モロ星人たちをバックダンサーに、扉を開けて追いかけるうらら。通信「注意しろ、警備システムが操作されている」
「了解。……マイケルです、スペースマイケルが踊らされています」
 踊らされた「スペースマイケル(本人)」。ダンスの合間にフォウッと相槌を打ってくれる。通信「全力で行け、うらら」
 モロ星人を撃ち倒し、地味に本気で踊っているマイケルをバックダンサーにする。
 通信「十点、十点、十点! パラララララ、ヒュウ!」
 突き進むうらら。通信「ブランクはコントロールルームへ逃げたぞ」
「了解」通信「あ、侵入者撃退砲台が狙っているぞ」
「撃ちます!」つり下がった砲台を撃つうらら。「チャンネルはそのまま」通信「ステキー」

 薄暗いコントロールルームを歩くうらら。下に向かって飛びおりる。
「ブランクは果たして、どこにひそんでいるのでしょうか?」通信「うらら来るぞ、落ちついていけ」「レッツダンス」
 モロ星人を踊り倒し、踊らされたキーボードギャルを助ける。「救出成功です」いつもの音楽にキーボードが足される。
 うらら達が突き進むと、大きな扉が開く。たくさんのモニターに囲まれた空中にある大きな椅子、そこにブランクが座っていた。
「ブランク!」「ふむ、お前の様なリポーターがうちにいたとはな。真実を知りたければ上がってくるが良い」「まてー」
 椅子が天井へとせり上がって消える。うらら達の前にモロ星人が立ちふさがる。それらを倒し、エレベーターへ向かう。
 通信「この先のメインアンテナへ向かえ」「了解」通信「最後の最後にまだいた、いくぞ」
 撃ち倒し、うららは画面に向かって言う。「ブランクを追います」通信「すてきー」

 真っ暗な部屋へと辿り着く。ブランクの言葉が聞こえる。
「真実を求め過ぎるリポーターには、残念だが消えてもらおう」
 うららがライトアップされる。前方に大きなロボットの群が、そしてその先頭に人型サイズのロボットが下からせり上がってくる。
 うららそっくりの白と緑のロボット。パーフェクトリポーター「イビラ」。全体が光り輝く部屋に、対峙する互い。
「リポーターは私のために、シチョーリツさえ稼いでいればよい、この子の様にな」
 イビラはロボット声でしゃべる。
「私はイビラ。完璧なリポーター。うらら倒す」通信「魂なきリポーターにうららが負けるか!」
 序盤のダンス勝負でうららが競り勝つ。
「どうしたんだ、お前は完ぺきなはずだ!?」通信「なかなかいいぞ、その調子だ!」「私が踊りで負けるもんか!」
 そしてうららが踊り勝った。
「ただの操り人形に、リポーターは無理だった様ね」通信「!? うわ、うらら、助けてくっ!?」
 停止するイビラ達。そして全周囲の天井と壁が開き、宇宙が見える。

429スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20:29:32 ID:???
 ニュース速報:ディレクターが宇宙中継艇ごと捕まった模様
 巨大なオレンジ色のロボットが外にいた。その手に宇宙中継艇を持っている。
「消えてもらうと言ったはずだ、うわっはっはっは!」「ディレクター!」
 お立ち台の様な小型の乗り物が宇宙から飛んでくる。それに飛び乗るうらら。ジャガーとプリンも別々の物に乗ってついてくる。
 通信「うらら、逆転だ! システムの逆方向に入力してからAボタンビーム!」続報:指示とは逆方向に入力してからAボタンビーム!!
 ジャイアントイビラが宇宙中継手を手に、ミサイルを出してくる。ジャガー・プリンと共に迎撃。
「シチョーリツが上がればいいんだぁあああ!!」「きゃあああ!!」「プリーン!」
 プリンがぶん殴られて、ぶっ飛んでいく。怯まず攻撃するうららとジャガー。
「真実など必要ないのだ!!」「うおおおお!?」「ジャガー!」
 ジャガーもぶっ飛ばされる。それでも一人、戦い続けるうらら。しかし、曲が止まる。
 通信「サウンドシステムが、きょく、が、っ」
 音楽がなければステップを踏めず。ミサイルが次々と直撃。吹っ飛ばされるうらら。

 宇宙を漂ううらら。
 そこにジャガーの乗った、宇宙船が助けに来る。うららを助けてくれた十年前の出来事に酷似していた。
「うららよく頑張った、もう一人じゃない」「じゃ、ジャガー」
 うららは乗り物に戻る。
 BGMは消えたまま。だが、たくさんの人々の声がアカペラで音楽を作り出していた。それに合わせてステップを踏んで攻撃するうらら。
 ジャイアントイビラの頭が飛んで変形。大きなモニターになる、そこにブランクが映っていた。
 洗脳放送発信メカ『ブランクTV』。
「シチョーリツこそが、シチョーリツこそが、し、シチョーリツこそが人生そのもの……洗脳放送で宇宙人を操って何が悪い!! 全てはシチョーリツのために!!」
「お聞きいただけたでしょうか? 今回の騒動の黒幕が、自ら白状しました」
 うららに「ブランクTV」が襲いかかる。うららがTVに取り込まれる。
 
 今まで助けてきた人が、モロ星人が、メカが、たくさんの人々がブランクTVの前に集まってくる。
「うらら頑張れ!」
 たくさんの人がうららに合わせて声を出す。もっともっとたくさんの人が集まってくる。
「うららガンバレー!」
 踊り勝っていくうらら。テレビから脱出し、たくさんの人々の前に着地する。マイク片手に、指をさす。
「みんないくわよ!」みんな「Let's Dance!!」
 全員同時にブランクTVに対して踊る。苦しむブランクTV。
「し、シチョーリツが……」通信「今だ! 皆の踊りエネルギーをアンテナに集めるんだ!」
 うららは踊る。「了解! ブランク、悪さが過ぎた様ね!」
 ジャガーも踊る。「真実を歪める奴は許さん!」
 プリンも踊る。「リポーターを道具扱いする奴も許せない!」
 モロ星人たちも踊る。「あやつるなんて酷いモロ!」
「さあ、みんなで一緒に決めるわよ!」通信「タイミングを外すなよ!」
 アストロビート号の巨大アンテナに光が集まっていく。収縮した光がブランクTVを吹き飛ばす。「まーた来週」
 ブランクTVは宇宙のかなたへと、飛んでいった。踊り喜ぶ人々の前で、うららが冷静にリポートした。
「モロ星人の疑いが晴れて良かったですね。以上、モロ星人襲来の真相究明リポートをうららがリポートしました。スペースチャンネル5」
 通信「銀河一、良かったぞ、うらら」「さあ皆、銀河の果てまで行進よ!」
 アストロビート号が、宇宙に光の橋をかける。そして今までのキャラクター達が、その上を更新する。
 

 スタッフロールが延々と続く。


 モロ星人「アップ」
 うらら「アップ」
 
 通信「ハイ、カット!」ちなみに失敗すると通信「おいおい」。

 二週目はミス無しだとEXという、それぞれの中間地点の別ステージに行ける。そのステージの始まり・終わりは同じ。

430名無しさん:2013/06/06(木) 20:30:02 ID:???
スペースチャンネル5、投下終了

431名無しさん:2013/06/08(土) 14:33:36 ID:???
未解決一覧にないけど「東方神霊廟 〜 Ten Desires.」ここに投下していいかな?
てっきりリク有ると勘違いして書いてしまったんだ。

432名無しさん:2013/06/09(日) 14:13:00 ID:???
リクがなくても勝手に書いておk
投下されたら興味無くてもとりあえず読んでみる人とかいるし

433東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/09(日) 17:36:23 ID:???
じゃあ投下します。

幻想郷に突如、小神霊が大量に湧いてきた。
調査、あるいは神霊を集めるために主人公達はその発生源を捜す。

博麗霊夢:異変の解決を生業にしている博麗神社の巫女。
霧雨魔理沙:霊夢の知り合いで魔法使い。
東風谷早苗:霊夢の商売敵の守矢神社の巫女。
魂魄妖夢:冥界の白玉楼で庭師もしている剣士。

主人公それぞれにバッドエンド、ノーマルエンド、アナザーエンドがある。

434東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/09(日) 18:54:16 ID:???
ストーリー(全員ほぼ共通)

・ステージ1
冥界で霊の管理をしている白玉楼に行き、妖夢の上司の西行寺幽々子から、
この霊は神霊といって人の欲が形になったもので、どうも命蓮寺が怪しいと教えてもらう。

・ステージ2
人里に下りて、命蓮寺に行くと参道で掃除をしている妖怪、幽谷響子が襲いかかってくる。
倒して神霊のことを訊くが何も知らないらしい。神霊は命蓮寺の傍の墓場から湧いてきているみたいだった。

・ステージ3
墓場を進むとそこにはキョンシーの宮古芳香がいた。芳香は何かを護っているようだ。
芳香を倒すとそこに洞窟の入口を見つけた。

・ステージ4
洞窟を潜っていくと大きな門が現れた。入ろうとすると邪仙の霍青娥が行く手を阻む。
青娥と復活した芳香を倒し、門を開けて夢殿大祀廟に入る。

・ステージ5
大祀廟の中を調べていると、蘇我屠自古と物部布都が1400年の眠りから覚める。
2人を倒すと、布都は太子様が復活するといって姿を消す。

・ステージ6
大祀廟の最奥に神霊が大量に集まっている。そこに復活した豊聡耳神子がいた。
神子は神霊を使って何かを企んでいたわけではなく、神霊の方が勝手に湧いて集まっていたようだ。
しかし主人公達は神子にただならぬものを感じ、戦うことにする。(妖夢だけは神子に仙人と勘違いされて戦う。)

435東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/09(日) 18:56:18 ID:???
すみません。ちょっとこっちの都合でエンディングは後日。

436名無しさん:2013/06/09(日) 21:23:15 ID:???
未解決一覧にあったドリームキャストのジェットセットラジオ投下します

437名無しさん:2013/06/09(日) 21:23:57 ID:???
●ジェット・セット・ラジオ
アクションゲーム。
架空のトーキョーをローラースケートで走り回り、特定の場所を落書きする。
ポップな音楽と、世界観がおもしろいゲーム。
街中にある他チームのグラフィティ等を、グラフィティで塗りつぶす。スプレー缶を拾いながら走りまわり時間内に実行する。
各ステージにはケーサツが、バイクとか機動隊とかドーベルマンとかジエータイとか軍用ヘリとか、全力で潰しにかかってくる。
操作するのはGGのチームの誰か。最初にビート、チュートリアルクリアでガムとコーン。
ストーリーを進めるとライバルアラワルで勝負する。勝つとGGに入り操作できるようになる。


 東京に良く似た、とあるアジアの地図に無い街”トーキョート”
 でも何故かみんなは、トーキョーって呼んでいるけどね
 トーキョートのストリートで今最もアツいのは、新開発ネチリウム単ゼロ電池使用の
 オーバードライブ磁気モーター式スケートシューズをはいた悪ガキどもと
 DJ−Kのノンストップ・ジャンク・ミュージック
 海賊ラジオ放送「ジェットセットラジオ」だ
 悪ガキたちはルーディーズと呼ばれ
 街のあちこちに自分たちのどれードグラフィティを描きまくる
 グラフィティは彼らのメッセージであり、主張だ
 しかしここ最近、財閥組織六角グループの共同プロジェクト
 ”21世紀プロジェクト”が始まってから、トーキョートも落ち着きがなくなってきた
 ケーサツの取り締まりもキビしくなってきて、そしてあのオニシマ警部も今度こそ彼らをほしてやろうといきまいている
 トーキョートのストリートはかつて無いさわがしさを見せ始める


【チュートリアル】

「こちらトーキョー発海賊放送ジェットセットラジオ!!!
 ビルを越え、車道を横切り、届いているかこの電波。
 聞こえてるのか俺の声、オマエのアンテナ感度はビンビンか?
 トーキョー上空をきままにマッハで爆音フライト中!
 DJプロフェッサーKの参上だ、ジェットセットラジオ!!!
 トーキョーストリートは、3つのグループが互いににらみ合っている
 西は、夜の街ベンテンチョウ。コンピューターをスーハイする、ハイテクマニア機械人間チーム、ノイズタンク
 東は、夕日の街コガネチョウ。怪物マスク変態チーム、ポイズンジャム
 そして南は、昼の街シブヤチョウ。悪乗りクレイジーチームのGGだ
 GGのシマ、シブヤチョウが何者かに荒らされちまってるぞ
 以前から、シブヤチョウをモノにしようといきまいているポイズンジャムか?
 怪しい発明で、街をパニックにおとしいれようとたくらむノイズタンクか?
 そんな無邪気なオマエらに、オニシマさんからケーサツとくせい腕輪のプレゼントも用意
 さあひと波来るぜ、トイレいっとけ、歯も磨いとけ
 気の弱い奴はしっかり戸締まりしとけ!」

438ジェット・セット・ラジオ:2013/06/09(日) 21:24:42 ID:???
ステージ:【シブヤチョウGG】
何者かが、オレ達のシマ、シブヤチョウを荒らしているウワサは本当だった。
バス通りにドウドーとしゃしゃり出てきやがった!
赤い矢印見つけて、グラフィティを描け!

「ストリートをダンスホールに変えるため、飛び交う電波をハイジャック
 ジェットセットラジオ!!!
 シブヤチョウを荒らしたのはラブショッカーズ!! 
 大失恋のショックから狂気におちいった、愛を否定し、絶望をもたらす恐怖のチームだ!!
 ハートマークのグラフィティとは、いまどきウキウキワクワク青臭いやつらだぜ
 GGが愛のワナからシブヤチョウを取り戻せるのか、ケツの毛ぬかれっかうらなってみる?」


ステージ:【愛のワナ】
謎のチームラブショッカーズ!
くどかれてみるかな?
赤い矢印見つけて、グラフィティ。

「爆裂サウンドアッパーで退屈野郎どもを一掃するぜ、
 こちらトーキョー発ファイティング放送、ジェットセットラジオ!!!
 リングに上がれないオクビョー者はどいつだ?
 シブヤチョウ、ラブ野郎達からのラブレター。とりあえずママにばれる前に塗りかえた
 しかし彼女らどこかに行方をくらましちまったよ
 奴等から最初に気を引いといて浮気か気まぐれか、それとも新手の恋の手ほどきか??」


ステージ:【コガネチョウの怪物】 
となり街、コガネチョウ…。
いきなりケーサツに見つかっちまった!
待てと言われても返事はNOだ。
そのかわりにグラフィティを描いてやろう。
赤い矢印見つけて、グラフィティを描け!

「こちらトーキョー発非公認文化放送ジェットセットラジオ!!!
 ストリートのヴァイブをグラフィティにして空虚な街のカンバスを埋め尽くせ!
 臨時ローカルニュースだ!
 GGがコガネチョウ攻めてる間に愛犬ボッツが、誘拐されたワン!
 人質ならぬ犬質?
 身代金ならぬ犬代金の要求はあるのか?
 犬じゃケーサツも相手してくんないしおたくの愛犬、大丈夫?
 ポイズンジャム、最近軟弱なホラー映画が多いって機嫌が悪いぞ 
 コガネチョウを荒らしちまった復讐で、血の惨劇でもはじまるのか!?
 ニンニクはきかないぜ、ガハハハ」

439ジェット・セット・ラジオ:2013/06/09(日) 21:25:15 ID:???
ステージ:【NO.540】
夜の街、ベンテンチョウ。
夜だからといって気は抜けないが、
人生横丁をグラフィティで埋め尽くしてやろう!
赤い矢印見つけて、グラフィティを描け!

「ジェットセットラジオ!!! 
 GGの愛犬ポッツを誘拐したのはノイズタンクだった!
 ベンテンチョウのノイズタンク、嫌いなものは無添加食品と無農薬野菜
 ケミカルフードが彼らのフェイバリット
 不法ソフト売ってスプレー缶買う金を稼いでいるそうだ、ご苦労様
 先月の大停電も彼らのシワザとウワサ
 彼らを怒らすとくらくて夜中に便所も行けねえぞ」


ステージ:【サーカスインコガネ】
コガネシチョウのホラーマスクチーム、ポイズンジャム!
チョーシこいてんのは今のうちだぜ!
赤い矢印見つけて、グラフィティを描け!

「こちらトーキョー発非公認非公共不法放送ジェットセットラジオ!!!
 ケーサツも、休み時間はここにチャンネルひねるのさ
 ついにコガネチョウのストリートキャンバスはGGのグラフィティに埋め尽くされた
 ヒキガエルのように逃げるポイズンジャム   
 奴らを追いつめればコガネチョウはGGのものだ」


ステージ:【グラフィティ・ハイ】
ベンテンチョウのいかれたハイテクチーム、ノイズタンク!!
やつらのポンコツぶりを見届けてやろう!
赤い矢印見つけて、グラフィティを描け!

「こちらトーキョー発音楽ゲリラ放送ジェットセットラジオ!!!
 口盤君からのおたよりだ
 しつこいゴキブリを退治するにはどうしたらいいかだって?
 家ごと焼きはらうのさ
 街のネオンもかすむほどベンテンチョウはGGのグラフィティ一色だ
 シマを荒らされ、怒りで熱暴走ノイズタンク!
 回路がいかれちまって夕食と朝食を逆に食べてしまうのか? ガハハ
 誘拐された愛犬、ポッツを取り戻せ!」

440ジェット・セット・ラジオ:2013/06/09(日) 21:25:47 ID:???
ステージ:【サーカスインコガネ】
逃げるポイズンジャム。
オレ達の存在に、イライラしている。
体のわりにキモの小さいヤツらだ。
ポイズンジャム全員の背中にグラフィティを描け!

「パパは目をおおい、ママも開いた口がふさがらない
 トーキョー発不道徳不良海賊音楽放送ジェットセットラジオ!!!
 ポイズンジャムは食えない生ゴミになっちまった
 どんな映画でも最後は不死身のモンスターも死ぬ運命
 続編の制作予定はないぜ、素直に墓場へ帰りナ
 あらら、突然怪しい黒い車がひしゃげたポイズンジャムをさらって
 いや拾っていったぜ?!
 今度は本物、正真正銘の誘拐か? ただのごみ収集か? えらくきどった収集車だぜ
 捨てられたマスクには、レコードの破片らしきものが残されていた
 これだけじゃ聴けないぜ?? なんでこんなモノ大事そうに隠してたんだ?
 それともただの消臭剤か、ガハハハ」


ステージ:【ノイズリダクション】
ノイズタンクを発見。
スクラップにしてやるぜ。
ノイズタンク全員の背中にグラフィティを描け!

「音楽暴力放送、ジェットセットラジオ!!!
 ムショに入る時にも、ラジオを忘れるな!
 ノイズタンクはスクラップになった、コンピューターゲームのやり過ぎだぜ
 GRME OVER、コンテニューは出来ないぜ! ガハハ
 GGの愛犬ポッツは無事、返ってきたけど、ヤツらに改造されちまって
 モーモーと牛みたいな鳴き声だしやがる、あらら、牛乳も出るのな?
 GGはノイズタンクから謎のレコード盤を入手した
 ポイズンジャムから手に入れた破片とぴったり合うぜ
 残りはラブショッカーズが持っているのか? 奴らに直接聞き出すしかないね」


ステージ:【ラブアタック作戦】
ラブショッカーズをついに追いつめた。
知らぬはホトケのかおも三度目の正直を見せてやろう!
ラブショッカーズ全員の背中にグラフィティを描け!

「火星人もわざわざ地球に飛来して聴いている
 こちらトーキョー発海賊放送ジェットセットラジオ!!!
 何者かに始末されちまったラブショッカーズ、手には金のサイのバッチがにぎられていた
 金のサイは、アジアの恐るべき殺し屋組織だ。ポイズンジャムをさらったのも彼らのシワザか
 六角グループは、六角ゴウジという妙なおっさんが会長の、トーキョーを牛耳る大財閥組織だ
 六角プロジェクト2000はゴウジが提唱した
 地域活性化やら生活向上やらをうたった、トーキョー未来都市プロジェクト
 うさんくさいにおいがプンプンするぜ
 GGのグラフィティもヤツラに次々消されちまってるぞ! このままほっとかねえよな
 金のサイや、六角未来プロジェクトなんてオレ達には関係ないし
 顔を突っ込むのはキケンだが、やられたらやり返す、それだけだろ?」

441ジェット・セット・ラジオ:2013/06/09(日) 21:26:35 ID:???
ステージ:【エクスプロージョン】
シブヤチョウに謎の組織が動き出した
爆弾まで使っているぞ。アブねえ奴ら…。
ここはオレ達のシマだってことを、理解できる脳ミソはもってっかな?
赤い矢印見つけて、グラフィティを描け!
(金のサイのポスターや人形の上からグラフィティ。グラフィティの場所は爆弾がセットされていた近づくと爆発するので一旦離れないとならない)
(敵に対してゴウジと思われる指令があり、レコードを探しているようだ)

「ジェットセットラジオ!!!
 またまた口盤君からのおたより
 家がもえちゃいました、どうしたらいいですか? だって!? 知るかボケ!
 やはり金のサイ、六角グループの裏組織だったようだ
 ニヒルで冷酷な金のサイ
 ワイングラス片手にヤミの仕事をこなす、警察も手をこまねくキケンな連中だ!
 ストリートにたむろう奴らを手当たり次第に始末しているらしい
 こうなったら描きまくって奴らをあおってやれ!」


ステージ:【非行VS飛行】
コガネチョウに謎の組織がやってきた!
ケーサツもビビって取り締まれないようだし、オレ達がグラフィティで邪魔してやるか!
赤い矢印見つけて、グラフィティを描け!
(敵が背中にジェットを背負って、飛んでくる)

「ジェットセットラジオ!!!
 ベンテンチョウのタレこみ屋、ピンクの詩人からの情報!
 なんと奴らが血まなこで追っているモノは「悪魔の契約」というタイトルがつけられた
 悪魔を呼び出すと言われる恐ろしいレコードだった!
 トーキョーストリートはまさにパニック世紀末、放送続けるのもヤバイぜ状態
 トーキョーを焼き尽くすGGのグラフィティは、悪魔を滅ぼす剣となるのか?」


ステージ:【ベンテンバーニング】
ベンテンチョウで謎の組織が暴れてる!
ケーサツもビビるバイオレンス組織らしい。
オレ達のグラフィティであおってやろう!
赤い矢印見つけて、グラフィティを描け!
(火炎放射機部隊が敵)

「ジェットセットラジオ!!!
 ついにGGトーキョー中の六角ポスターを彼らのグラフィティに塗りかえたが
 おいおい! 気を許しているあいだに何者かにレコードを奪われたぜ!!!
 もちろん追いかけるだろ?」

442ジェット・セット・ラジオ:2013/06/09(日) 21:27:13 ID:???
ステージ:【ビハインドザアスク】
ノーマスクのポイズンジャムが現れた。
何かヘンだ…。洗脳されているのか?
ポイズンジャム全員の背中に、グラフィティを描け!

「ジェットセットラジオ!!!
 レコードは、すでにどこかに持ち去られちまってた!
 正気を取り戻したポイズンジャムからの超ヤバイ情報
 あのレコードはやはりホンモノらしい    
 ある狂った発明家が、口では言えない恐ろしくヤバイモンかためて作ったそうだ!
 人から人の手へわたり、ここトーキョーに流れついたってわけだ
 ゴウジはそのレコードを使い、悪魔と契約しトーキョーだけでなく
 世界中を乗っ取る気らしいぞ!
 もし残りを奴が持ってたら、トーキョーも、この放送も、スシも、ラーメンも、
 ハンバーガーも永遠にオサラバなのか
 六角新本社ビルに乗りこんで、ゴウジのたくらみ、レコードもろとも潰しちまえ!」


ステージ:【ラストクルーヴ】

(六角ゴウジがたくさんのTV画面の中、ビルの屋上でDJをやっている)
「とうとうここまで来たな、ワシの悪魔をも呼びだすDJプレイで
 トーキョー中をメロメロのズキズキにさせてやるぜ
 れっつ、ダンシング」
(建物上を移動しつつ、周囲を囲む他の屋上の魔法陣をグラフィティで塗りつぶす)
(巨大な金のサイの人形が火を吹いて邪魔する、全ての魔法陣をぬりつぶすと人形が四散する)
(六角ゴウジがいる所に破片が落ちて、それを登ってゴウジがいる所の上に行き、ゴウジ自身をグラフィティする。すると狂喜しながらビルから転落する)

「ジェットセットラジオ!!!
 六角ビルの名をした巨大な悪魔の蓄音機は崩壊し
 六角ゴウジの異常なもくろみはガレキの中へと消えちまった
 その後、ビルの崩壊はただの工事による事故と報道され、会長の座は2代目が継ぎ 
 トーキョーは、まるでなにごともなかったかのような様相をていしている
 その後、ノイズタンクは、修理中。ラブショッカーズは、また失恋失踪
 ポイズンジャムは、復帰してまた新しい悪巧みをたくらんでいる 
 ゴウジは、金では買えない人のこころを支配したかったのだ
 金持ちゆえの悩みってやつか? そのトラウマがすべての始まりだった
 しかし彼が追い求めていたレコードの正体は「悪魔の契約」というタイトルがつけられた
 単なる古いロックレコードだった
 彼のこころの中に住む悪魔がウワサと妄想を肥大させ、強い思念がそれを実在化させたのか?
 それとも、このトーキョーのどこかにまだそんなレコードがあるというのか?
 本当のところは誰もわからない
 そんなうさんくさいモンよりも、このラジオ、DJプロフェッサーKが
 もっとクールでイカすレコードをバンバンかけてやるぜ!!」


 ビートが街のいろんなところに、スタッフロールを落書きする。


「え、全部単なるラジオの作り話なんじゃないかって?! ガハハ
 そんなこと言ってるうちに、シブヤチョウがまた何者かに狙われてるぞ!!
 ストリートに最終回は無いぜ!」

443名無しさん:2013/06/09(日) 21:28:30 ID:???
ジェットセットラジオ投下終了
デ・ラ・ジェットセットラジオも未解決一覧にあるけど
あれ細かい所しか変わってなかった気がする

444東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/10(月) 22:45:14 ID:???
昨日の続きです。

445東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/10(月) 23:38:11 ID:???
博麗霊夢エンディング

・バッドエンド
辛くも神子達を退けたものの、神子達はまだ本気を出していないようだ。
このままでは幻想郷は大変なことになってしまうと思い、博麗神社に帰って対策を練る。

・ノーマルエンド
神子達を倒すと小神霊も消えて異変は解決した。
博麗神社に帰ってしばらくすると神社の下から神子が現れ、この間は失礼したと霊夢に詫びる。
大祀廟で会った時は寝ボケていて、要らぬ争いをしてしまったという。
神子達は命蓮寺の下から仙界という空間に引っ越して、そこに道場を建てた。

・アナザーエンド
霊夢がご飯を食べようとしていると、神社の壁に穴を開けて青娥が現れる。
霊夢の強さに魅かれ、タオを学びに来たという。
青娥によれば、霊夢の強さは道教の力によるものらしい。

446東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/11(火) 00:06:18 ID:???
霧雨魔理沙エンディング

・バッドエンド
神子達の得体の知れない強さに恐れをなし、一端退くものの、
初めて見た技に驚いただけだろうと考え直し、再び勝負を決意する。

・ノーマルエンド
小神霊は人の欲が形になったもの。神子はその欲を聴くことで人の考えが解るという。
しかし人の欲は時とともに変わるので、欲を一つずつ聴いても意味がなく、
複数を同時に聴かなければその人の考えは解らない。
魔理沙は神子のように欲を同時に聴こうとしたが無理だった。
神子が人里に現れると小神霊は消えてしまった。人気者になった神子に小神霊は吸収されたようだ。

・アナザーエンド
魔理沙は自宅で道教の修行を始める。
青娥から道教の秘術、不老不死について聞き、自分もやってみたくなったのだ。
知り合いの仙人からも聞いたし、神子や布都もどうやら不老不死らしい。

447東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/11(火) 00:43:09 ID:???
東風谷早苗エンディング

・バッドエンド
相手があの聖徳太子だと知り、恐れをなして逃げる。
しかし追手が来なかったため自信を取り戻し、また挑戦してみようと考える。

・ノーマルエンド
守矢神社に帰ってきた早苗は古代史について調べる。
神道と仏教の対立で厩戸皇子(聖徳太子)と蘇我氏が物部氏を滅ぼした。
早苗は何か裏がありそうだと考え、今度神子達に訊いてみようと思う。
幻想郷に来るまで旧一万円札の髭面が聖徳太子だと思っていた早苗は、
外の世界で聖徳太子虚構説が広まっていることを知らなかった。

・アナザーエンド
神子のカリスマによって道教に改宗し、神子達の道場で修行をする早苗。
しかし神道を捨てたわけではなく、神道と道教、仏教はお互いに関連性があるので、
それを知ることで信仰を得られると考えたのだ。

448東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/11(火) 01:05:55 ID:???
魂魄妖夢エンディング

・バッドエンド
所詮、今回のことは自分の仕事ではないと冥界に帰って庭仕事をする妖夢。
しかし神子達のことが気になって仕方がない。

・ノーマルエンド
神霊は消え、妖夢は今回のことを幽々子に報告。
報告を聞いた幽々子は尸解仙に興味をもち、自分もやってみようとする。
しかしやり方も知らないのに出来るはずがなく、すぐに飽きてしまう。
幽々子や神子達がなぜ不老不死になりたがるのか、妖夢には解らなかった。

・アナザーエンド
神子達に仙人だといわれ続けるうちに、自分が本当に仙人だと思うようになった妖夢。
幽々子はそのことを幻想郷中に言いふらす。
正気に戻った妖夢はそのことを恥ずかしがっている。

449東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/11(火) 01:47:13 ID:???
エキストラストーリー

大祀廟の上に建っていた命蓮寺は、最初から大祀廟を封じるために建てられたものだった。
しかし今回神子達が復活したため、命蓮寺の妖怪達は神子達に対抗するために強力な助っ人を呼んだ。
外の世界から来た妖怪狸二ッ岩マミゾウと、妖怪達の不穏な動きを察知した霊夢達が戦う。
戦いの後、マミゾウは幻想郷が気に入りしばらく居座ることにする。

450東方神霊廟 〜 Ten Desires.:2013/06/11(火) 01:47:59 ID:???
これで投下終了です。

451名無しさん:2013/06/18(火) 23:53:50 ID:???
ドクターハウザー投下。
未解決一覧から。3DOのゲーム。館を探索する死にゲー。アーロンインザダークみたいなゲーム。

452ドクターハウザー:2013/06/18(火) 23:55:16 ID:???
●ドクターハウザー
1952年。
考古学界の天才ハウザー博士。学会の各賞、総受賞。歴史的文献の発見。
現在。
ハウザー博士。消息不明。

ハウザー博士を初めて取材したのは10年前…
今まで彼の栄光を追って来たがまさか失踪するとは…
しかし、やっと居場所を突き止めた…
街から離れた古い館に…

私が駆け出しだった頃―
初めて与えられた仕事が考古学者・ハウザー博士へのインタビューだった
その当時すでに天才考古学者と言われていた彼は天才ゆえの神経質な性格で―
社の先輩記者は皆 彼に関わるのを嫌がっていた
 
新人の私に彼へのインタビュー記事が回って来たのはいじめだったのかもしれない
しかし何も知らない強さだろうか 私は彼とのインタビューをこなし―
幸運にも未発表の研究についてまで引き出すことができたのだ
  
この成功により その後も彼に関する仕事は自分にまわってくるようになり
彼が失踪するまでの数年間 彼を追い続けることとなった
気が合った友人となったわけではない
彼の研究が記事のネタになる ただそれだけだった…

私は彼が失踪したあとも彼の足跡を追い そして やっと居場所を突き止めた
私は再び彼と会うために彼の屋方へと向かっていた…


 扉を開けて中に入る主人公:アダムス・アドラー、28歳。
「誰かいますか! 博士! いらっしゃいますか? 人の気配がない、奥にでもいるのだろうか?」
 まっすぐ歩くとシャンデリアが落ちてきて死ぬ。横に移動してから進み扉を開けていく。
「博士いませんか! 屋敷の中を探すしかないな」
 扉を開けるといくつかの扉、階段。ハウザー博士と奥さんの絵がかけられている。
 振り子時計を調べると鉄の鍵を発見する。すると止まっていた振り子時計が音を立てて動き出す。
 近くの鍵のかかった扉を鉄の鍵で開けて中に入る。ちなみに階段は腐っていてのぼれない。鍵のかかって無い扉を開けると、先が落とし穴で死ぬ。
 落ちたら死ぬ、大きな穴を横目に目の前の扉を開ける。
 部屋の中に壁に掛けられた大きな花の絵、花瓶が二つ、ドライフラワーが一つ生けてある。
 ドライフラワーを別の花瓶に移動させると、絵が開いた。ちなみに花瓶を移動させると毒ガスで死ぬ。
 奥に進むと、机がある部屋。ハウザーの日記が置かれている。
”この石版は、おそらく私のこれまでの人生の中でも最大の発見となる”
”数人の発掘員を雇い、奥へと掘り進んでいく。この遺跡に関しては発表するつもりはない” 
 部屋内で赤錆びた鍵を発見する。
 一旦、戻り、赤錆びた鍵で開く扉の所に行く。大きな暖炉のある部屋。
 タンスをどかして扉を調べるが開かない。机を動かすとスイッチが入り開くようになった。 
 扉を開くと長い通路。奥から巨大な岩が前方から転がって来た。触れると死ぬ。扉がいくつか見えるが開かない、戻る事も出来ない。
 通路の窪みに入り避ける。大岩は落とし穴に落ちていった。
 近くの扉のバスルームへと入る。奥のシャワーにレバーが二つあり、一つは扉が開くレバー、もう一つは水が部屋内を満たして溺れ死ぬレバー。
 別の扉ワインセラーに入る。部屋の中で黄銅の鍵、ナイフ、オイル缶を入手する。
 向かい側の部屋を黄銅の鍵であける。小さなかまどのある部屋。燭台がテーブルの上にあり手に入れる。かまどの中に石版があり、それを手に入れた。
「これが博士の日記に書かれていた石版か」

453ドクターハウザー:2013/06/18(火) 23:56:59 ID:???
 床の部分部分が沈む、何度もジャンプして部屋を脱出する。
 石版には昔、博士の研究で見た事のある文字だったが、アダムスには読めなかった。
 他の部屋に行く、真ん中に部屋を二つに分けた大穴があり向こうにロッカーの様な箱が見える。机を動かして、一番アナの幅が狭い所に机を移動させて、端を作って渡る。
 ロッカーをそのまま開けると、斧が倒れてきて死ぬ。横側からも開けられるので、開けて斧を入手する。
 扉を開けると階段があり、二階へと登る。二階に上ると廊下に人夫のメモが落ちていた。
”助けてくれ! 博士は狂っている!! このままでは、この発掘にかかわった皆が殺されてしまうだろう!”
 廊下を進むと床から三本の鉄槍が出てきて牢屋の様に道を塞いだ。「博士は人を拒んでいるのか」
 扉を開けると物置。棚を調べると散弾銃、釘抜き、ライターが置いてあって入手。また棚の一つが扉になっていて、梯子が下に向かっていた。
 梯子を下る。辿り着いた場所はどうやら書斎の様だ。
 机にハウザーの日記が置かれていた。
”今日で妻が死んで二年になる。彼女は私が研究に没頭してもずっと待っていてくれた”
”もっと二人でいる時間を作って入れば彼女の病も早く発見できていたのだろうに”
”もしこの発掘が終わっていれば、彼女が死ぬ事も無かった”
 本棚を調べても難しい本ばかり、その中に気になる皮の本があり手に取る。開くと青銅の鍵が挟んであった。
 辞書を見つける。人間の顔と獣の身体を持つケルビムという化け物について書かれている。また永遠の命が授かる生命の樹はケルビムが守っているらしい。
 部屋の通風口の金網を取る。カビ臭い風が通り、机の上の書類の束を吹き飛ばす。
 一枚机の上に残っていた髪を見る。実を欲しければケルビムの許しを得よと書かれてある。梯子を上って戻る。
 扉に入る、奇妙な人の目の書かれた絵が八枚、壁に掛っている部屋。目に一つだけ青緑の鍵がかかっている。とると壁が迫ってきて、出口の扉が開かずそのまま潰れて死ぬ。
 目の向いている方向に順番通り絵を調べてから、鍵を取ると出口の扉は開いている。
 青緑の鍵を使用してすぐ隣りの扉を開ける。
「あ、ハウザー博士!!」
 部屋の中にハウザー博士が立っている。しかし、まるで幻のように消えてしまった。発掘品を展示する場所らしい。
 部屋の隅に板がはられて通路を通る事が出来ない。釘抜きで板を外す。通路は真っ暗だ。
 燭台にライターで火をつけて、明りにする。狭い通路を歩く。
 部屋の中に入る。本棚にハウザーの日記を見つける。
”一人の発掘員が、遺跡を壊してしまった。主の怒りが訪れる”
”彼を主のもとに召す事で、ケルビムの怒りを鎮めることにした”
”ケルビムの石版とついに出会う事が出来た! しかし門には封印がなされている”
”この先に生命の樹がある。これは私のためにある、この地にあるという事はそう言う事だ。”
 別の扉はガラスの壁によって通れない、散弾銃で吹き飛ばす。
 その先の扉を開けると通路に出る。鉄槍の先の廊下である。
 廊下には裸の死体が転がっている、この屋敷の犠牲者だ。赤胴の鍵をも持っていた。
 近くの扉を開ける。三つの巨大な振り子の刃が常に動いている、触れると首が飛んで死ぬ。
 部屋の奥の箱から木製の鍵を入手する。部屋を出て廊下の先に進む。
 先には一番最初の階段とつながっている下り階段。すぐそばに扉があり、木製の鍵で入る。
 扉の先には通路、扉がいくつかある。一つは鍵穴が潰れて開かない。通路の先は床が抜けていて通れそうにない。
 壁に絵がある。文字で静かなる勇気を持てと書かれている。
 抜けた床の上を歩くと、ガラスの板があり先に進める。ためしに走ったりすると床が抜けて死ぬ。
 通路の先の扉を開けると研究所がある。ハウザーの日記が見つかる。
”ケルビムの封印を解こうとしているのに、発掘員どもが騒がしい。一人を捧げものをしたことがやつらが何か言っている”
”閉じ込めておこうと考えたが、殺した方が早い。ケルビムの捧げものにする”
”誰かが訪ねてくる。誰もかれも邪魔をする。私が彼の地に行くのを邪魔するのなら、生贄になってもらう”
 研究所の棚をを調べると金の鍵を手に入れる。 
 扉の中に入る、等身大のハウザー博士の絵。置時計の鳴る音がしていて、置時計の前を通ると時計から矢が飛んできて刺さって死ぬ。
 その裏側の部屋に行く、タンスがいくつかあり調べるとスイッチがある、押すとどこかで矢が飛ぶ。
 もう一度、置時計の部屋に行くと矢が壁に刺さっている。置時計の向こう側の所に者を立てかける場所があった。斧を立てかけると何か音がした。
 博士の絵を調べると、扉の様に開いた。

454ドクターハウザー:2013/06/18(火) 23:57:36 ID:???
 扉の中に入る。暖炉やソファーのある部屋だ。部屋内を調べると夫人の絵を見つける。

 他に扉があり、開けると小さな部屋にダイナマイトがあり入手する。

 もう一度、部屋内を調べると巨大な暖炉が触れると動き、梯子が下へと続いていた。アダムスは下っていく。
 どこまで続くのか長い長い梯子、途中から梯子が無くなっており、アダムスは落下していった。


 
「かなり落ちたようだな、なんとかだいじょうぶだ」
 石壁に囲まれた部屋。扉が2つ見える。アダムスは近くの扉を開く。
 ミイラが壁に貼り付けにされている。「こんなことをするなんて、やはり博士は気がふれている」調べると骨の鍵を入手する。
 戻り、他の扉を開ける。トロッコのレールが敷かれている。その先は壁になっているが、どうやら壊す事ができそうだ。
 ダイナマイトをセットし、火を付ける。出るのが遅いと爆死する。爆発する前に部屋を戻る。
 爆発後に行くと、トロッコを見つける。「よしっ、これでもっと奥に行ける」
 ムービーですごいスピードでトロッコが突き進む。奥には扉があり、骨の鍵で開ける。
「すごい、これは大発見だ」
 周囲をピラミッドの文様のような絵が囲む遺跡であった。
「……なぜ、来たのだ」
「ハ、ハウザー博士」
 部屋の奥に博士の幻影が浮いている。それは奥の壁へと行き、青い何かにひっついた。
「博士、その姿は!?」
「そうだ、わしは手に入れたのだ、…永遠の命を」
 巨大な顔。青い壁全体が人間の顔のように動く。 
「まさか本当に…」
「わしは、ケルビムの許しをえた。そして下界を離れた。今わしは…、神に近い場所にいるのだ…、ここではすべては永遠だ…」
「そんなばかな」
「わしは…ここにはいない。わしはケルビムの中にいるのだ」
「なぜそうまでして…」
「2年前、妻は神の許へと召された。ならばここに妻がいると思った。ここへくれば妻に会えると思った。永遠の命があれば、わしと妻は不滅のはずだ」
「本気でそんなことを…」
「しかし、…なぜだ! なぜ妻がいないのだ!! どこだ、…どこにいるのだ!」
「博士…あ、あなたは…、奥さんを失ったばかりに…」
「そうか…お前が、お前がここにいるからだ…、お前を恐れて妻がいないのだ! お前さえ! お前さえいなければ!」
 光り輝く球体が、アダムスに向かって迫る。部屋全体を埋め尽くすほどに飛び交う。このままだと死ぬ。
 アダムスは夫人の写真を掲げながら、ハウザー博士へと向かう。
 そして近くまで寄ると、その大きな青いかに向かって投げた。
「おぉっ、おおおぉ!! 妻が! 妻がぁ!! わたしのもとへ帰ってきた!! これでっ…!!」
 ハウザー博士の顔が大きく左右に揺れる。アダムスが驚きの顔をする。
「これで…、わたしと妻は…、静かに楽園で…、あぁエレン!」
「に、にげなければ!! トロッコをつかうしかないか!?」
 ハウザー博士が爆発、間一髪アダムスはトロッコに乗り込む。崩れる天井の中をトロッコは高速で進む。

 ムービー。木は倒れ、家が崩れていき、地下空洞へとどんどん沈んでいき、何も無かったかのように音を立てて崩れ去った。

 ゆっくりと起き上がる、薄暗かった空が青空へと変わっていく。


私が体験したことは はたして現実だったのだろうか
手帳に記したいくつかの記録は 私の体験の不思議さが物語られている

しかし… これを記事にはできないだろう
なぜなら このあまりにも不思議な出来事は誰にも信じてもらえないだろうから

それに… 私自身 信じたくないのだから…

今までの場面が流れる。 END

455名無しさん:2013/06/18(火) 23:58:15 ID:???
投下終了

456イルブリード:2013/06/20(木) 19:06:10 ID:???
  ILLBLEED(イルブリード)
未解決一覧にあったので投下。B級ホラーバカゲー。
ステージを3Dアクションでクリアしていく、途中で仲間を救出できる。
途中エンカウントする敵や、いたるところにあるショックイベントによって「心拍数」「体力」「アドレナリン」「出血量」の数値が変動、どれかが一定の数値になると死ぬ。死亡した時に仲間がいると交代。
ステージクリア事に賞金があり、条件を満たしていると多額の賞金が手に入る。
ステージを終えるごとに施設を使用できる。回復やアイテムを使用しての強化、蘇生、アイテムの購入、セーブが可能。
大金を積めば救出を失敗したキャラも、救助してくれる。


エリコ・クリスティ(18):紫色の髪の女性、ホラー研部長。恐怖を感じず、腰を抜かしてもすぐに立ち上がれる。
ケヴィン・カーツマン(17):イケメン、ホラー研部員、ゴシック系ホラーオタク。万能型、腰を抜かすと立ち上がるまで時間がかかる。
ランディ・フェアバンクス(16):ムキムキ、ホラー研部員、スプラッタ系ホラーマニア。体力が高いがアドレナリンが低い。
ミシェル・ウォーターズ(17):緑髪の女性、ホラー研部員、霊能力持ち。アドレナリンが高いが体力が低い。
ヨーグ・S・ベイカー(21):取材に来た新聞記者。体力もアドレナリンも高い。
マイケル・レイノルズ:イルブリードを建設した謎の人物。発禁ホラー映画をもっとも作った映画監督でもある。


エリコはお化け屋敷の経営者である父親から、さまざまな仕掛けの実験台として子供時代を過ごし結果、6歳の頃から恐怖が欠落してしまった。その後、両親は離婚、エリコは母親に連れられて行った。
ホラー研の部員たちと話してると、ミシェルがイルブリードのチケット4枚を持ってくる。
ホラーアトラクション、イルブリード。
全てのアトラクションのステージをクリアすれば、最高賞金1億ドルが手に入る。しかし今まで誰もクリアした事がない、クリアするまで出る事も出来ない。
三人は乗り気だが、ただのお化け屋敷で1億ドルなんて怪しいとエリコは断る。
エリコ以外の三人はイルブリードに挑戦しに行く、エリコの元に一枚チケットを落として行った。

数日後。帰ってこない三人を心配し、エリコはイルブリードへと入っていった。

457イルブリード:2013/06/20(木) 19:06:53 ID:???
●ステージ1:『死を呼ぶホームラン』(原題:THE HOMERUN OF DEATH)
ホテル経営者ゲイル・バンブローと、一人息子のジミー。
バンブローは息子をプロ野球選手にするのが夢で、ホテルの地下に練習場まである。結果、優秀な成績を収めるジミー。
しかし、ホテルに泊まっていた若者たちが起こした火事でホテルが全焼。ジミーは焼死、自身も醜いやけどを負う。
その後、怒りと絶望に狂ったバンブローは火炎放射機で若者たちを一人の残らず焼き殺す。
バンブローは今も狂気に囚われ、廃墟となったホテルに隠れ潜んでいる。

 廃墟と化したホテル。中に入るとジミーを呼ぶ声が聞こえる。
 拾ったホラーモニターでショックイベントを回避したり、突然出てくる敵を倒したり回避しながら先へ進む。
 中庭の噴水前でバットを入手、バットに顔が浮かび上がりジミーを練習場に呼んだあと、消える。
 途中でバンブローの日記を三つ入手する。息子ジミーとの野球の日々と、火事の後の若者たちへの憎しみ、そして発狂した内容が書かれている。
 日記の内容からレストランに飾られた賞状と、寝室に置かれたトロフィーを入手。
 地下の野球練習場。ジミーが取った数々の賞。バッターボックスや、スコアボードなどがある。壁にはジミーの名前がスプレーでたくさん書かれている。
 賞状とトロフィーを指定の場所に置き、バッターボックスに立つ。「ジミー、行くぞ」と声と共にボールが飛んでくるので打ち返す。
 打つとスコアボードが上がり、裏から化け物となったバンブローが現れる。ジミーじゃないとこちらを認めると、火炎放射機で襲いかかってくるので逃げる。
 スコアボード裏の道を進むと、地下へ。先に進むとケヴィンがバンブローに引きずられていく。
 追いかけると工場の様な場所でケヴィンが倒れており、突然ガス警報装置が鳴る、そしてバンブローが襲いかかってくる。バットでたたき倒すと、ガス漏れ近くに生き爆発、バンブローは全身を焼かれながら去って行く。
 ケヴィンを救助し、先に進む。
 先に進むと周囲を湖に囲まれた一軒の家。突然、家全体が揺れ見上げるような巨大バンブローが現れる。
 水の上に浮かぶ板の様なものを足場にジャンプ、襲い掛かってくる巨大バンブローをなんと回避しながら先に進む、すると巨大バンブロー操縦室に辿り着く。
 他の従業員と無線で夕飯の話をしながらバンブローを操る従業員、エリコが近付くとここは立ち入り禁止だと言われる。
 巨大バンブローを止めてほしいと従業員に言うエリコ、しかし断られる。こちらは命がかかっているのに笑い話にする従業員、楽しげに巨大バンブローを操る姿に切れたエリコは、バットでぶん殴る。
 すると奇声をあげ血飛沫を飛ばしながら操縦者の首が飛ぶ。よく見ると操縦者の身体には巨大なボルトがついていた。
 横にあった操縦者のIDカードを取り、動かなくなった巨大バンブローを無視して先に進む。大きな門が見つかり、IDカードを使って開く。ステージクリア。

458イルブリード:2013/06/20(木) 19:07:30 ID:???
●ステージ2:『女王ミミズの復讐』(原題:THE REVENGE OF QUEEN WORM)
オートキャンプ場「キャンプ・デビッド」で、大量の犠牲者が出る。
道路は破壊され、なにもかもが無残に壊されていた。もはや人間業ではない。
正体不明の化け物がいるこの場所に、あなたは勇敢にも立ち向かう。

 中に入ると破壊された道路や車、転がる人の死体。
 近くにある自動販売機からホラーモニターを入手、しかし突然あらわれた猿の化け物モンキラーに奪われてしまう。
 モンキラーがホラーモニターの出力をあげると、服が透けて見える事を発見した。
 道路を先に進むと、地響きが何度か起こる。
 死体が持っていた新聞やごみ箱にあったデビッドの日記を手に入れて、それぞれ読んでいく。
 デビッドはミミズ養殖で財産を作りあげたが、相場が暴落して商売ができなくなる。
 ドロント社に養殖場をオートキャンプ場として売る。その際にミミズ養殖場と山猿の居る森は残す事、仕事にも参入させる事を約束させる。
 しかしオートキャンプ場が出来た後は約束を反故され、森は伐採、養殖場も埋め立てられる。デビッド自身もコンビニ店員として労働させられた。
 高齢の長時間労働がたたり、あえなくデビッドは倒れる。これ以上、働くことはできないとデビッドは死ぬ事にする。
 日記には最初から最後まで溺愛するレイチェルの名が何度も出る。最後にレイチェルに別れを告げて締めくくられている。
 キャンプ場を進むとキーは付いてるがガス欠の車の停まったコンビニにつくが、「ドロント社の人間に話すことはない」と扉を開けてもらえず、中に入れない。
 別の場所に行き哺乳ビンを手に入れて、再度コンビニを訪ねる。それはレイチェルのために使用された哺乳ビンであり、警戒を解いた中の人は扉を開けてくれる。
 コンビニの中で赤ん坊?(顔が見えない)を抱いたお爺さんの絵があり、頼みがあるから遺書を読んでくれと言われる。
 置いてあった遺書を読むと、レイチェルを殺してほしいと書かれおり、殺すための武器として火炎放射機を隠してあるからそれを使用してほしいと書かれていた。
 コンビニ内にあった鍵で裏門を開けて進む。遺書に書いてあった通り給水塔で自殺してあったデビッドの白骨死体から、メモを取り、隠してあるという作業場近くを目指す。
 作業場に置いてあった日記から、レイチェルとは一番最初の養殖用ミミズである事を知る。
 まちがってガソリンに落とした所、レイチェルはガソリンを食べるようになり、日に日に巨大化していったと書かれていた。今では人間よりもでかくなったらしい。
 映画宣伝用の看板をスパナで倒し、その上を道にして先に進む。ガソリン用のドラム缶から火炎放射機にガソリンを注ぐ。
 そして突然あらわれた巨大なミミズ、レイチェルに火炎放射機で応戦して焼き殺す。
 レイチェルの霊が「おじーさーん」と泣きながら上に登る。デビッドの霊が迎え来て主人公に礼を言い、一緒に地獄へと消えていった。
 近くにあるガソリン容器でガソリンを持っていく。
 コンビニ向かいの場所のシャッターが開く、中に入ると倒れたミシェルがホラーモニターをつけたモンキラー達にじろじろ見られていた。これらを倒し、ミシェルを救助する。
 出口と思われる者は木の柵で覆われ、通る事が出来ない。
 コンビニに戻りガス欠の車にガソリンを注ぐ。そして乗り込み、アクセルを踏む。
 車が急発進し、高速で突き進む。木の柵を吹き飛ばしそのまま出口をくぐった。ステージクリア。

459イルブリード:2013/06/20(木) 19:08:07 ID:???
●ステージ3:『材木人間』(原題:WOODPUPPETS)
マクラクレン製材所の社長であるジョージ・マクラレンは自社のチェーンソーの宣伝のため、たくさんの人を呼んで樹齢800年の巨木を切り倒すパフォーマンスをしようとした。
しかし突然、木に大きな顔が浮かび上がりマクラレンを喰らう。その後、警察が調べるが結局、わからないまま終わった。
その七年後、マクラレン製材所の従業員達が行方不明になる騒ぎが起こる。その後、行方不明者の家族の元に大きな箱が送りつけられる。
人型サイズの木の人形、それは奇声をあげて人々を襲う。破壊すると中から人間の血が流れた。材木人間と呼ばれる。

 マクラレン製材所。中に入ろうとすると、巨大な木の根っこが地面から現れ車を破壊して消えた。
 中には木を切る宣伝をするマクラレンの歌う人形があったが、それが木の根っこによって破壊される。
 破壊された人形は、武器となる斧とMURDERと書かれたメモがありそれぞれ入手する。。
 先に進むと製材人形が襲いかかってきて、撃退する。箱には行方不明になっていたランディ宛の大きな箱があった。
 もっと奥に進むと工場が動いている。人間がベルトコンベアに運ばれて、音声アナウンスが皮剥ぎなどを告げる。
 主人公はベルトコンベアの先がどこなのか付いていく。所々に大きな木の根っこが生えている。
 途中で倒れた木こりから謎の木の破片を入手、突然おきあがり襲い掛かるので撃退する。
 付いて行くと、ベルトコンベアは皮をはいだ人間を木でコーティングしている。途中の箱からランディの脳みそを手に入れる。
 ベルトコンベアの先に、数字を入れる場所がある。窪みに謎の木の破片を入れると電源が入る。MURDERから1564(ひとごろし)と数字を入れる。
 電源が入り、モニターに巨大な顔が浮かび上がる。「ベルトコンベアに間違ってはいると、あなたも木人になってしまうので注意」。
 主人公はベルトコンベアに飛びこむ。主人公は木人となる。
 先に進むとアトラクション、ウッドマンハンティング。木こりたちが木人に襲い掛かってくる。もし生きてゴールにたどり着けたら人間に戻る権利が手に入る。
 ガイドの今回の参加者にランディの名前を見つけ、主人公は挑戦する。
 アトラクション内、襲い掛かってくる木こりを撃退し進むと「あぷぷー あぷぷー ちょんわー ちょんわー」と奇声を発しながら歩く木人を見掛ける。
 木喰い虫を手に入れ、道を塞ぐ木を喰い潰させる。迷路を先に進んでいく。
 木人が人型の化け物にナイフで何度も刺され、ハンマーでたたかれている。これを倒し、倒れた木人にランディの脳みそを戻す。
 礼を言うランディ、救助に成功する。ちなみに脳ミソを持ってこないと「あぷぷ ちょんわー」と言うランディを仲間に出来る。あほな行動ばかりする。
 ゴールへと向かう。血で汚れたロッカーが並ぶ場所を進み、まだまだ襲ってくる木こりを倒す。
 先に進むと棺桶の様な妙な装置がある。中に入れた木材がバラバラに破壊される。それでも中に入って使用すると、人間の姿に戻れた。
 ゴールへと行くと、アトラクション作業員たちが必死に作業している。ボスが故障して動かないらしい。
 もうこのままゴールしても良いよと言ってくれる作業員たちだが、突如ボスが動き出し作業員たちをぶっ飛ばす。
 人間の顔を持った巨木が襲いかかってきて、これを倒す。ボスがゆっくりと床に沈んでいき、ボス登場の音声が流れてくる。
 主人公はゴールの門をくぐった。ステージクリア。

460イルブリード:2013/06/20(木) 19:08:37 ID:???
●ステージ4:『殺人デパートの恐怖』(原題:KILLER DEPARTMENT STORE)
深刻な不況にあえぐキャッシュマンデパートが「100ドル以上、お買い上げの方に100ドルプレゼント」という宣伝を打つ。
その内容に誘われて集まる客。だが実際は、売上が落ちた事を悩み精神異常をきたしたドナルド・キャッシュマンが、集まって来た客を殺して金品を強奪する殺人デパートだった。
キャッシュマンは警察にあえなく射殺される。しかし強欲なキャッシュマンは死んだ後も化け物となり、いまなおデパート内を徘徊している。
デパートの社長キャッシュマンは金を持った者にしか興味を持たない。そのため今回はクリア賞金を最初に渡す、様々な存在が金を奪いにやってくるだろう。

 デパートの入り口で生首を拾う。デパート内を進むとメモと広告チラシが見つかる。メモにはこのデパートに三つの金庫がある事が書かれている。
 地獄のケーキという人間サイズの木ぐるみが登場。完成には何かが足りないらしい。生首を渡すと、地獄ケーキが手に入る(回復アイテム)。
 食品売り場で肉がたくさん手に入れる。進むと巨大なゴキブリがいるので肉を渡すと去っていく。
 ステーキハウスに肉を持っていくと、肉と共に鉄板に乗せられる。そして動きまわる肉と戦いたおす。コックが特性肉を手に入れ損ねたと残念がる。鉄板の向こう側に進む。
 廃墟となったデパートを進むと、三匹の巨大ミミズと戦う(レイチェルよりは小さい)。扉を進むとエレベーターがある部屋に行ける。
 部屋の隅を調べると隠し通路で、落ちているメモから暗証番号を入れると、金庫から金が手に入る。
 エレベーターにのるとキッズワールドというおもちゃ売り場につく。
 一本道で左右からのショックイベントで金を奪われながらも進むと、マリーという小さな少女の人形の館につく。
 館に入るとマリーが待っている。ここにはたくさんのマリーの人形が積まれた迷路。
 少女の声で笑いながらゲームの説明をするマリー。ゲームは鬼ごっこでマリーが追いかけまわしてくる、触れると戦闘。
 落ちているマリーカード4枚を拾わないと出口の扉が開かない。また積まれているマリー人形の霊気で徐々に体力が減っていく。
 カードを集め扉を開ける。悔しがるマリー、次のゲームでは負けないと去っていく。
 次の部屋はかくれんぼの部屋。この部屋のどこかに居るマリーを探す、間違った所を探すとショックイベント。
 見つけ出すと化け物の形相でマリーが怒る。「絶対に許さない」戦闘になり、倒す。「つおいわね、負けたわ。ご褒美にこの部屋のお高ら全部持っていっていいわ、でもまだ終わりじゃない」
 マリーの鍵で扉を開けて先に進むと、マリーが待っていた。「来たわね」最後のゲームは縄跳び。
 毒のとげとげのついた大縄を十回連続で飛ぶ。どんどん加速するが、最後に遅くなる。マリーが負けを認めて消える。
 エレベーターのある小部屋につく。手に入れたマリーステッキを小部屋の側面で使うと、壁が動いて道ができる。奥に金庫があり、金を入手する。
 エレベーターで移動。巨大金庫の場所につく。
 進むと壊れた金庫室に人面のある巨大蜘蛛:キャッシュマンが登場する。体力無限の不死身のモンスター。
 主人公は逃げる。部屋の隅にある階段を上り進むと従業員が大蜘蛛を操作している。途中、彼女から電話が来て会話に夢中になる。
 会話している最中にリモコンを盗む。大蜘蛛の部屋に戻り、リモコンで操作して壁に何度もぶつけると破壊できる。爆発炎上、煙が巻き起こる。
 「火事だ!?」電話に夢中だった従業員も気付き、慌てて連絡をする。煙に巻かれる主人公の頭上から梯子が下りてくる。
 「お客さん、すいません、緊急避難します」梯子を掴むと上がる。ステージクリア。

461イルブリード:2013/06/20(木) 19:15:53 ID:???

●ステージ5:『キラーマン』(原題:KILLERMAN)
1935年に起きた連続殺人事件。死体の顔面を星型に焼く、そのやり方からキラーマンと呼ばれていた。無差別な連続殺人事件は未解決のまま終わりを告げる。
しかし半世紀たった今、またも同じ殺人事件が起こる。

 映画のステージに入る主人公。特に何も無いので裏側へと向かう。
 奥に向かう扉には暗証番号が必要。映写室へ行くと赤い星型のマークを顔に刻まれた作業員の死体があった。スタッフナンバー0017、スコット。
 暗証番号に0017を入れてスタッフオンリーと書かれた扉を開く。たくさんのマネキン、今まで襲って来たモンスターが箱に詰められて置かれている。
 さらに奥に行くと作業員が頭を抱えている。キラーマンのきぐるみが無いらしい。主人公をアルバイトと勘違いして、奥のカニンガム主任に挨拶するようにといわれる。
 カニンガムが取材に来ているヨーグ記者と話しあっていた。主人公が死体の話をするが聞かず、アルバイトのIDを発行して貰ってきてくれと場所を言われる。
 さっきの頭を抱えていた男ジェイソンがキラーマンが無いことを報告するが、カニンガムは特に気した様子もなくヨーグを連れて映写室に向かう。
 ジェイソンはとりあえずバックステージにきぐるみを探しに行く。主人公は出口近くまで行き、機器を使用してIDカードを発行した。
 戻って作業員に報告すると、カニンガムにコードナンバーを聞いてくるように言う。
 映写室へ行くと、ヨーグが主人公の見たスコットの死体を調べていた。本物の殺人事件にカニンガム主任も連絡しにいったらしい。
 ヨーグと共にもう一度戻ると、カニンガムの顔に赤い星の痣がつけられ倒れていた。「あれはジェイソンだ」と言い残して絶命する。
 「犯人はジェイソン?」しかしヨーグはジェイソンが犯人なら、キラーマンが無くなっているのを報告しに来たりしないのではないかと言う。
 とりあえずジェイソンのいるバックステージへ向かう。主任の死体からコードナンバーを貰い、進む。
 バックステージを進むと誰かの悲鳴「なんだよ、こいつ死なねえよ!」「はやく降りてきて、やられちゃうー! ギャーッッ」。
 他のアトラクション参加者らしい、次々に死体がトロッコで運ばれる。
 先に進むとキラーマンがレーザーで作業員を殺し、ジャンプして去っていく。
 ヨーグはその様子を見て呟く。「あのジャンプ力、確かジェイソンは元体操選手、何年もキラーマン役をしていたベテラン」。
 先に進むとキラーマンが瞬間移動で作業員の周りを動き、レーザーで殺す。
 ヨーグ「あんな動きジェイソンでも無理だ! キラーマンは実在した? いやあのスーツにバネなどを仕込んでいるのかもしれない」
 もっと先に進むと脱がれたキラーマンのきぐるみと、横にジェイソンが立っていた。
 ヨーグ「ジェイソン、お前が犯人だったのか」ジェイソン「違う、オレじゃない!」
「センサーは死んだ客の金を盗む奴がいたからそれを防止するために付けられていた、だがそれが外されている。そんな事が出来るのはカニンガム……うぐぉ!?」
 銃で撃たれて倒れるジェイソン、急所は外れて一命は取り留めている。犯人はジェイソンなのか、カニンガムなのか。しかしカニンガムの死体があったのも事実。
 さらに進むと梯子があり最初の場所に戻る。カニンガムの死体が消えていた。
 ここで問題、犯人は誰か? 当てると賞金にボーナス。キラーマン、ヨーグ、ジェイソン、カニンガム、プレイヤー。正解は後で。
 開いた扉に向かうと死体安置所につく。イルブリードでは毎日100人以上が死んでいて、その死体を処理するモルグらしいとヨーグが説明する。
 ゾンビが襲いかかってくる、本物のゾンビに驚くヨーグ。トロッコのゾンビが油断していたヨーグを後ろから捕まえて逃げるので、追いかけて助ける。救助成功。
 奥に行くとカニンガムが金をケースに積み込んでいた。隠れ犯人はカニンガムだったのかと考えるが、なぜ他の従業員を殺していたのかと疑問を覚える。
 カニンガムに隠れて居るのがばれて、銃で撃ち殺されそうになる。そこにキラーマンのレーザが飛んできてカニンガムは死亡する。
 キラーマンとの一騎打ち。瞬間移動や衝撃波、飛び道具の乱れ打ち、超レーザーなどかなりの強敵。何とか倒す。
 キラーマンの身体から人の霊魂がたくさん出てくる。キラーマンのきぐるみは怨念によって動かされていた。
 偽装殺人はカニンガムが金を持って逃げようとしたため、それに気付かれたジェイソンは始末しようとしたが失敗。
 ヨーグはこの悪質殺人テーマパークについて、もし生きて出られたら記事を書こうと考えている。主人公とともに力を合わせることを頼む。
 問題の正解は、キラーマン。ステージクリア。

462イルブリード:2013/06/20(木) 19:28:23 ID:???
●ステージ6:『トイハンター インダくん地獄へ行く』(原題:TOY HUNTER INDA GOES TO HELL)
トイハンター インダくんの最新作がアトラクションになった。
ぼくらのヒーロー、トイハンターのインダくんは三年ぶりに故郷に変えることにした。
故郷はある家の玩具箱。玩具のみんなと会える事を楽しみにインダくんは家へと戻る。
この人気作を誰よりも早く体感できるアトラクション。あと失敗すると死にます。

 映画館の入り口で入場チケットを手に入れ、チケットを使用して中に入る。
 途中で突然、蛇の様な化け物に喰われる。吐き出されると、人と同じ大きさのインダくんに変身していた。
 「ぼくになれてうれしいかーい!」とインダくんが当j表。ホラーモニターでストーリーイベントを起こしながら進むと説明される。
 説明が終わるとウヒョヒョーイ!と去っていった。
 先に進むと玩具箱の様な場所につく。マリー人形が「おにいちゃん、お帰り」と迎えてくれる。
 挨拶するが元気がない。自分たちの持ち主のヘンリー君が病気だという。恋人であるセクシードールにも挨拶する。
 巨大な顔が箱の中をのぞく、おやすみの挨拶をするヘンリー君。
 さらに先に進むと、巨大なヘンリー君が頭が痛いと泣いている。せき込むと、まるでゾンビの様な顔に変身する。
 ヘンリーが「さようなら…インダくん」と横になる。どうやらヘンリー君がいるのは棺桶の様だ。
 一緒にセクシードールも棺桶の中に入れられる。セクシードールはインダくんに「愛してるわ、でもこれでお別れね」と言った。
 恋人を失ったインダくんは家を飛び出す。少年が埋葬された墓地へと向かうとアナウンスされた。
 雨の中、墓地にたどり着くインダくん。他ゲームのソニックみたいな悪魔が現れ、セクシードールを持って消える。
 マリーが現れ叱られる。「お兄ちゃんは情けない、世界は救えたのにセクシードールは救えないなんて」。
 今のインダくんはおもちゃのヒーローどころか、ただの浮浪者でしたとアナウンスされる。
 酒でも飲もうとバーに行くインダくんだが、卵達に腰抜けガンマンと馬鹿にされ、切れたインダは銃を乱射して卵達を殺す。
 結果パトカーに捕まるインダくん。トイ警報で判決は死刑。
 牢屋の中に壁に突き刺さったポテドンというロケットのおもちゃがいた。ガソリンを持っていき給油する。
 その後ポテドンに死刑になれば地獄に落ちてセクシードールに会える事を教えてもらう。喜ぶインダくん。
 絞首刑を受けて、セクシードールの許へと行こうとした所、ポテドンが飛んできてインダくんを穴に落とす。
 ポテドンが待っていた、怒るインダくんに説明する。
 セクシードールが行ったのはトイ地獄という持ち主の棺に入って死んだら行ける場所で、普通に死んでも他の地獄に行くらしい。
 今にも死にそうな子供の棺に入らなければならない。インダくんを乗せて飛ぶポテドン。しかし燃料切れですぐに止まる。
 ポテドンからチップを貰える。このチップを使えば同じ形のロケットが飛ぶようになるらしい。チップの外れたロケットはその場に倒れて死ぬ。
 インダくんは街へと繰り出し、家を覗いて回る。するとトイハンターのインダくんだと子供の巨大な手に掴まり、おもちゃ箱に入れられる
 ポテドンと同じ形のロケットを見つけて、チップを入れると「また会えたな」と挨拶いてくる。
 インダくんが状況を説明する。ポテドンが持ち主の子供を見る、「あれじゃあダメだ、死にそうにない」「そんなぁ〜」。
 ポテドンの目にレーザー銃のなおもちゃが見えた。「あれだ!」
 「本当に殺すのかい」「殺す気はないさ、気絶してちょっとのあいだ、死んだと錯覚してくれればいいんだ」
 レーザー銃のおもちゃを子供に向けて発射、倒れる子供、おもちゃ箱の外に硝子の様な梯子が生まれる。先に進むと棺、その中に入る。
 そのまま地下へと落下する棺。地獄にたどり着いたインダくん。ソニックの様な悪魔ゾディックがいた。セクシードールをぶっ飛ばす。
 怒りに燃えるインダくん。リング投げや回転タックルを仕掛けてくるゾディックを銃で倒す。しかしゾディックが再び動き出す。
 その頃、ゾディックコントロール室。作業員たちが慌てる、入力データが間違っていたらしく、あと9回倒さないとクリアできないと言われる。
 襲い掛かるゾディック、すぐに動きを止める。作業員たちが口喧嘩を始める「これだから元材木人間は使えない」「なにをモンキラーのくせに」。
 ポテドンが飛んできて今のうちに逃げようと言う。インダくんとセクシードールが乗り込み、空を飛んだ。ステージクリア。

463イルブリード:2013/06/20(木) 19:29:11 ID:???
●ラストステージ:マイケル博物館
 博物館に行く途中の道にアイテムが落ちているので、これを拾う。
 広いフロアの上に人影がある。「教えてやろう、ここが最終フロアだ。ここをクリアすれば1億ドルは君の物だ」
 「君の周囲に三つの絵がある、そのうち一つを選ぶがいい。一つだけだぞただし慎重にな」
 選んだ絵によってラスボスが変わる。倒すとマイケル・レイノルズから称賛され、特性音楽が演奏される。そして1億ドルが空中からばら撒かれる。

スタッフロール。

・エンディング
全員生存エンディング。

 青い空、白い砂浜、輝く太陽。
 エリコ、ケヴィン、ランディ、ミシェルの4人は賞金1億ドルでバカンスを楽しんでいた。
 1億ドルなんて使いきれない、どう使おうかと話し合う。しかしエリコだけはずっと膝を抱えて考え込んでいる。
 「どうした、エリコ?」「ううん、何でもない」
 好きな人でもできたのかという3人。エリコは呟くように行った。
 「私、もう一度、イルブリードに行ってくる」
 エリコの言葉に驚く3人。ケヴィンが、先輩が行くなら俺も行くと言う。
「今度は、私一人で行く。一人で行かなきゃならないの!」
「何で? 何かあるの?」
「今度はみんなが待っててね。もし帰ってくることができたら、そのときは、きっと新しいあたしになってるわ」
 立ち上がるエリコ。応援している、もしもの時はすぐに呼んでと言われる。
「ありがとう…みんな大好きよ」
 エリコは一人、イルブリードへと向かう。

・バッドエンディング
仲間が一人でも死んでいるとこのエンディング。
賞金は手に入ったが、大切な仲間が死んでしまい後悔する。お墓に花が添えられている。

464イルブリード:2013/06/20(木) 19:32:55 ID:???
●真のエンディング
条件:一度クリアして、2週目になるとエリコがダメージを受けるたびに服がボロボロになり、最終的に全裸になる。
仲間を誰も救出せずに、単独でクリア。全裸のままマイケル博物館へ。


 ホールの真ん中、全裸のエリコが立つ。マイケル・レイノルズが叫ぶ。
「ここからではよく見えん! い、いや、…その格好では風邪をひく! 私が着るものを持って行くから、ちょって待ってなさい!」
 スーツ姿の男が全力で走ってくる。宇宙人の様な容姿の男。二人は対面する。
「…パパ?!」「…エリコ?!!」
「やっぱりパパたっだのね! こんなテーマパークをつくるなんてパパしかいないと思ったわ! いったい、何のつもりなの?!」
「待ってたよ、エリコ…。さすが私の娘…、見事にここまでたどりついたね」
「何をふざけたことを! 実験台にし、あたしから恐怖心を奪ってしまったくせに。暗闇も、ジェットコースターも、ホラー映画も…恐くないのよ。この異常者!」
「おほう、それで責めてるつもりかね? 異常者、私に対する最高の賛辞だよ。恐怖、戦慄、断末魔の叫び…、人間が我を忘れる瞬間こそ我が人生至福のときだ!」

「このイルブリードはその象徴。だが、イルブリードを作ったのはそれだけの理由ではない。そう、おまえに会うためだ」
「…会ってどうするつもり?」
「もう一度おまえを驚かすのだ。おまえが5歳の時、恐怖の仕掛けを驚きもしなかった。わたしのプロとしてのプライドは全て崩壊し、自我もこっぱみじんに消滅した」

「それ以来、10数年。わたしはおまえを驚かすことだけを考え、あらゆる犯罪にも手を染め資金を貯めてきた。…そして、このイルブリードを完成させたのだ」
「狂ってる…」
「そういうおまえこそ、うすうす分かっていながら、なぜのこのこやって来た?」
「…恐怖心を取り戻すためよ」
「恐怖心を取り戻す…?」
「失った恐怖心を取り戻すにはもう一度驚くしかない。でも、いまのわたしを驚かすことができるのは…パパしかいないと思ったのよ」
「なるほど、それはよかった。おまえが来ることを想定してプレゼントを用意しておいた。12年ぶりの再会を祝うわたしからの贈り物だ。喜んでもらえると思うよ」
「…プレゼント?」
「ここにはわたしが考えたスペシャル級のショックイベントが仕掛けてある」
「スペシャル…?」
「そうだ。スペシャルだ。この部屋の中を警戒するのだ。ひとつでもハズしたら…、おまえの心拍数は一挙に100以上あがる…!」
 周囲にたくさんの板が並んでいる。マイケルは興奮した風な喰息遣いである。
「ここのショックイベントはわたしが考えに考えた強力な仕掛けだ。その仕掛けで、おまえは腰を抜かし下手をすれば死ぬのだ。さあ、エリコ! 受けてたつがいい!!」

465イルブリード:2013/06/20(木) 19:33:38 ID:???

 博物館内の9個のモノリスのどれか3つに、エリコの少女時代の思い出の品が隠されている。その3つを探し出したらエリコの勝ち。ショック死したらマイケルの勝ち。
 ヘビのおもちゃ、こどもシューズ、リボンを手に入れる。ステージクリア。
「わ、わしの仕掛けが…、わしの仕掛けが…、い、いままで一人としてクリアした者はいなかったのに…、な、なぜだ…、なぜなんだ!」
 動揺し、震えるマイケル。エリコは近づき、モノリスを横に捨て言い放つ。
「進歩がないからよ! なによ、こんなもの、見え見えの仕掛けだわ。10年かかって、この程度なの?」
 エリコは自分の顔を手で持った。
「…いい、パパ、人を驚かすっていうのはね、こういうことを言うのよ!」
 エリコは自分の顔を外す、そこにはパパそっくりの宇宙人の顔があった。
 悲鳴をあげるマイケル。驚きすぎて心臓を押さえてもがき苦しみだす。
「…おまえ、…なんてことを! …うううっ、…し、心臓が」
 マスクを外すエリコ。人間の顔があった。

 マイケルが灰色の液体になって溶けていく、徐々に姿を無くして、地面に灰色に行けを作る。
 灰色の池からマイケルの巨大な顔が現れ、エリコをその口で襲った。ここで初めてエリコは腰を抜かして這いずる。
 巨大な顔はレーザーを放ったり、頭の触手で殴ってきたりする。
 これを倒すと光り、血を噴き出しながら割れる。「な、なんなの?!」
 中から脊髄の付いた巨大な脳が浮き、赤い羽根が生える。その脳ミソの化け物がエリコを襲った。ここでも腰を抜かすエリコ。
 飛び道具や体当たりを使用する巨大脳みそを倒す。ゆっくりと崩れ落ちる。
「…結局、自分で自分自身を滅ぼしたのね…」
 エリコは俯き呟いた。
「でも、いまのは恐かったわ。パパ…」

スタッフロール。
一枚絵。子供の頃のエリコを抱きあげるパパ。少女のエリコの顔には満面の笑みがあった。


 数日後…。
 ホラー研の部長は、この僕、ケヴィン・カーツマンになった。
 だってイルブリードから戻ったエリコは、まるで小さな女の子のように恐がりに変わっていたから。
 でも、僕はそんなエリコを守るナイトになった。
 お化け屋敷にはもう行けないけど。
 
THE END

466名無しさん:2013/06/20(木) 19:34:28 ID:???
投下終了。ドリームキャストのゲームな

467名無しさん:2013/06/22(土) 00:08:06 ID:???
●エイリアンソルジャー
未解決一覧にあったので書く、メガドライブの横スクロールアクション。

とりあえずオープニング


AD2015年、「亜地球」に絶体絶命の危機が見舞う―――
外宇宙進出を眼前に控えた「亜人類」の前途に凶悪なテロリスト集団、「スカーレット」の影が立ちはだかった。
「スカーレット」は、かつて「亜人類」が超遺伝子工学で創造した人造生物によって組織されている、全人類撲滅を目論む秘密結社である。
彼らは高度な知能、強力な戦闘能力の他、人間や動物、機械等に寄生する特殊能力で「亜人類」を圧倒し、「亜地球」の覇権を掌握しつつあった。
「亜人類」は「スカーレット」の首領である「イプシロン・イーグル」の暗殺を計画、超能力を駆使する特殊戦術部隊が密かに派遣された。
超能力攻撃による奇襲は殺害に到らずも「イプシロン」に重傷を負わせ、彼を超能力によって開放された時空間へと吹き飛ばす事に成功する。
だが新たに「スカーレット」の座についたサイ・タイガーの存在により、「亜人類」は終わらぬ戦いを強いられていた。

その後、混乱に乗じ「スカーレット」の首領の座をダッシュした「Xiタイガー」の台頭により、「亜人類」に対するテロ行為は熾烈を極めた。
一方、残虐な「Xiタイガー」に対する煩悶が「スカーレット」内部で燻り、行方不明となった「イプシロン」の復権を望む気運が高まっていた。
組織内で孤立した「Xiタイガー」は「イプシロン」の抹殺を決意。
時空間を解放する為、強大な超能力を持つ少年少女が集められている「亜人類」の研究施設を襲撃した。
その時、「Xiタイガー」はその少年の一人に「イプシロン」の存在を感知した。
しかし、少年に寄生している「イプシロン」からかつての悪の意志を読み取れず、
困惑した「Xiタイガー」は少年の友人である少女を人質に取り、寄生を解くよう迫った。
怒りに我を失った少年は「イプシロン」へと変身を遂げる。
鋼鉄の翼を持つ鳥人は少年の意志を受け継いでいた。
その心には己の正体に戸惑いながらも、人間としての正義が根差している。
「イプシロン」に未知の力を感じ取った「Xiタイガー」は少女を殺害して逃亡した。
(イプシロン−セリフ)「にがさん!! Xiタイガー!!」
ここにもうひとり、「イプシロン」の体をもつ鳥人がいる。
しかしその意志は邪悪な野望に澱み、その深淵を伺い知る術はない。
そして、彼もまた、Xiタイガーの姿を追い、飛翔した。


ここまでオープニング

主人公の名前はフォウ・ミサキ、変身した後はイプシロン2。

ゲーム中に一切の説明がないので、デモ・ムービーを見ての勝手な憶測

主人公は「Xiタイガー」を追いかけ邪魔するスカーレットの部下達を倒し空港へ、空を飛ぶ飛行機の上で仇を討つ。
スカーレットを倒すため基地に乗り込んだり、その途中でもう一人のイプシロンによって亜地球が破壊された。
さまざまに変身する魂の無いアンドロイド:セブンフォートレス楓と戦ったり、最後には敵を倒して亜地球を復活させたりしたと思われる。


納期に間に合わすのに作る暇がなかったのか、七瀬楓(主人公の友人)との恋、自分と同形のイプシロン1との戦い。
そしてイプシロン2からエイリアンソルジャーへの成長とかが削られたらしい。(真偽不明)
本当のストーリーがあったら書いてくださいお願いします。
ちなみにトレジャーは任天堂から「罪と罰 〜地球の継承者〜」「罪と罰 〜宇宙の後継者〜」を発売しているが、共通の専門用語が登場している。

468名無しさん:2013/06/24(月) 18:32:26 ID:???
少年忍者サスケを投下
未解決一覧にあったスーパーファミコンのゲーム。時代劇だよくにおくんを思わせる横スクロールアクション。難易度高い。
ゲームは全編ひらがなですが、読み辛いので漢字にした。

469少年忍者サスケ:2013/06/24(月) 18:33:17 ID:???

 昔々、ある所にとてつもなくでっかい城があったとさ。
 その城には、ごくごく平凡な、殿様と姫様が住んでおったそうな。
 頭は悪いが、心の優しい二人だったそうな。
 二人はこの城で、仲良く暮らしていたとさ。
 そんなある日…。
 
「うっしゃっしゃっしゃっしゃ! 姫は頂いて行くぜ!」
「だ、だっ、誰かおらぬかーっ、だれかーっ! うきゃーっ!」
(のヮのという顔だったお姫様が、TヮTという顔になる)
 …城はもぬけの殻だった。
「ひ、姫が…がっくし」
(ドクロ仮面の忍者に姫が攫われていく。一人残った殿様が、遠くの山に何か光るのを見た。)
「ん? なんじゃ、ありゃ」
(誰かがカッコよく飛んできて、城の床に突き刺さった。)
「………」
(何事もなかったように突き刺さった男は立ち上がり、殿様の前に出る。)
「誰だ、お前」
「まあ、そう心配するな。俺は正義の忍者だからよ。 事情は全部知ってるぜ!! 俺に任せろ」
「知ってるなら、もっとはやくこぬか」
「………ま、まぁとにかく、助けに行ってくるぜ! なんたって”正義の忍者”だからな」
「いってらっしゃーい。期待しないで待っておるぞー!!」

(城下町を雑魚忍者を蹴散らしながら進む、すると一体の緑色の忍者が行く手を塞ぐ。)
「姫は頂いたぜ!」
「なんだ、てめえは!?」
「人は俺をこう呼ぶ。”かたいざこ”と…」
(本当に体力だけは高い雑魚忍者を時間をかけて倒す)
「畜生”いろがえ”だと思って馬鹿にしやがって、覚えてろよ!」

(雑魚を蹴散らし先に進む、サスケ。またも緑色の忍者が行く手を塞ぐ)
「またあったな! こんどこそ、俺の”ぱわふる”で”ぐれーと”なすらいでいんぐをお見舞いするぜ!!」
(依然と動きが変わっている、だが倒す)
「がはははは、またやられちまったぜ。へっ…」

(敵を蹴散らしお屋敷の中に入ってくる)
「俺はそんじょそこらの”いろがえぼす”とは違うぜ! 切り刻んでくれるわ!!」
(黒い侍。ジャンプ攻撃を多用してくる)
「う、ううう。しょせん、俺はただの”いろがえぼす”。しくしくしく……」

(屋敷を抜け、道を進み、城へと入るサウケ)
「わしの可愛い人形たち。あの、くそ忍者を八つ裂きにしてちょーっ!」
(リモコンを持った敵。たくさんのからくり人形が降ってきて、こちらに向かって移動してくる。無視して本人を倒す)
「自爆装置稼働」
(爆発する敵とからくり、触れるとダメージ)

470少年忍者サスケ:2013/06/24(月) 18:34:01 ID:???

(カラクリ屋敷の中を進むサスケ。二刀流の男が立ちはだかる)
「拙者”やぎう”と申す。そなたの腕前、噂に聞いております。いざ、勝負!!」
(連続で切ったり、刀をなげたり、波動を打ったりする強敵を何とか倒す)
「うおーっ!! なっとくいかーん!!」

(やぎうを倒し奥に進む。部屋の中央におたふく顔の男と、隅に顔を伏せ倒れた姫様がいた)
「わちが悪の”おおぼす”だしー。”やみのそしき”を操る真の親玉ってわけよー」
(高笑いする男を一撃で倒す、美人なお姫様が立ち上がる)
「あんたが姫か、助けに来たぜ!」(くうーっ! らっきーだぜっ。俺にも春が来たか?)
「あ、ありがとうございます。…と、言いたいところだが。うっそっぴょーん! ぐぁっはっはっはっ、ばーか!!」
(お姫様の頭から大きな手が生える、どうやら妖怪のようだ。驚くサスケ)
「お前にこんないい女は、もったいないぜ!」
「かぁーっ! なめんじゃねーぞ! たたっころしてくれるわぁ!!」
「その威勢もいつまで続くかな? 殺されるのはお前の方だぁっ! ゆくぞっ!!」
(空を飛び、こちらを岩に変える術で攻撃してくる妖怪。なんとか倒す)
「ふ、ふふ……、ここには姫なんかいないぜ。今頃はもう、墓の下に…ごふっ!!」

(城を飛びだし、敵を蹴散らし、墓のある所の廃寺に入るサスケ)
「たすけちくりー、たすけちくりー」
(あほ顔のお姫様が天井にロープで縛られて吊り下げられ、ぶらぶら揺れている。)
「まぢ? …あのーお姫さまでしょうか? ひょっとして…」
「ひょっとしなくてもそうらろらー。たすけちくりー」
「人生って、世の中って、そんなものなのね…」
(仏像を破壊し、大柄な僧が飛びおりてくる)
「ぐぁっはっはっは! 姫は渡さんぞ!!」
「だれや? あんた」
「姫を返してほしくば、このわしを倒すことだなっ!」
「いらねーよ、そんなもん!」
「そうはいかんだろう。頼まれているんだから」
「知ったことかよ!」
「お前それでも”せいぎのみかた”かーっ!!」
「てめーがいうな」
「わしだっていらんぞ、こんな”ちんちくりん”!」
「じゃあ、さらうなよっ!」
「さらったのはわしじゃねーっ!」
「話してないで、とっととたすけちくりー!」
「へーへー」

471少年忍者サスケ:2013/06/24(月) 18:34:42 ID:???

(棒を振りまわす僧を倒し、お姫様の縄を解いて床に下ろす)
「たすかったろー。ありがろー」
「へーへー」
 ………。
「ずずず。ごしごし」
(自分の垂れた鼻水を袖で拭く、お姫様)
「しくしく」
(サスケは気落ちして、床に伏せた)
「あっ! そうらー。たいへんらー、たいへんなのらーっ」
「なにっ?」
「ばかとのが、うちのしろにむかっているらしいろらー。ばかとのがー」
(走り回るお姫様)
「馬鹿はお前だ。いつまでも暴れてんじゃねーっ! よしっ! いそぐぞ!」

(お城の中でおたふく顔のバカ殿が、縄で縛られたお殿様を鞭で叩いていた。)
「うらうら、お前はわちにとってじゃまなのだー」
「ひー、たすけてくれー」
(黒い影が降り立つ)
「はっはっはっはっはっ」
「だれだ!?」
「山が海が呼んでいる、悪があるぞと呼んでいる。日本という名のこの国に闇を切り裂く影一つ。嵐の少年忍者!! さすけ!! またの名を”みちのくばすたー”見参」
(ポーズを決めるサスケ)
「な、なに―――っ!?」
「貴様の悪事、全て見届けた! 観念しろいっ!!」
「けっ、しゃらくせいっ。わちの正体をみせてやるー! じゃーん!」
(バカ殿が大柄な鎧武者に変身した)
「げろげろっ! しょっくでけー!!」
(高い体力にレーザー光線、誘導ミサイル、範囲の広いパンチなどほか多彩な攻撃を持つ最強の敵。さすけは倒し、カッコつける)
「ふっ、おわったか」
(そこに姫様が『やばそう→』と付けられた巨大な爆弾を持って来て、投げつけた)
「やっつけるら―――――」
(大爆発)

スタッフロール。

 楽しい音楽に崩れたお城。
 真っ黒こげの殿さまとサスケとお姫様。
 殿さまは泣き、サスケは呆れ顔、お姫様だけが鼻水をたらしながら元気に走り回っている。

472名無しさん:2013/06/24(月) 18:35:09 ID:???
投下終了

473バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:25:24 ID:???
バトルゴルファー唯
メガドライブのゴルフゲー。1991年に発売。
ゲームはひらがなだけど、読み辛いので漢字にしました。

水原唯:主人公。赤い髪の少女。ゴルファー。16才。160cm、48kg。B80、W58、H83。
竜崎蘭:黒い髪の少女。唯の幼馴染。ゴルファー。17才。164cm、50kg。B83、W60、H85。


「偉大なる我が総統プロフェッサーG!」
「これが今回コンピュータが弾き出した、2体のリストです」
「バトルゴルファーの素体としては、最適かと思われます」
「初めの素体がミズハラユイです。もう一体はリュウザキランです」
「総統のご決断を仰ぎたいのですが?」
「ふむ…、気に入った。すぐに我が元へつれてくるのだ!」

 悪の組織ダークハザード。
 彼らはプロフェッサーGを総統と仰ぎ、バトルゴルファーを使って世界征服を企んでいた

「ユイよ! お前は今日からバトルゴルファーに生まれ変わる!」
「そして私の忠実なるしもべ、ブラックファイアーとなるのだ」
「いや〜!」
(機械に縛りつけられ、改造手術を受ける唯。そこに何者かがマシンガンを持って乱入する)
「な、なんだ、なにごとだ!」
「おい! きさま! あっ! ぐぁ!」
「歩けるか? 出口は向こうだ! 早く行け!」
「あ、あなたは?」
「説明している暇はない!」
「ランは? 髪の黒い女の子がいたでしょう!」
「あぁ、わかっている。彼女も私が助ける!」
 ユイは謎の男に助けられ、脱出に成功した。
 そして…、幾日かが過ぎた…。
(家の中でテレビを見ている唯)
「ランからは何も連絡がないし、助けてくれたあの男の人は一体…」
『…ハザード財団主催のマッチプレートーナメントが、ギル・カントリークラブにおいて…』
「ハザード!」
「このトーナメントに出れば、何かわかるかも! ギル・カントリークラブ…いくしかない!」
 ユイは一人、ギル・カントリークラブへ向かった。

 ユイはギル・カントリークラブへついた。(中に入り、受付の女性に話を聞く)
「いらっしゃいませ」
「あの…」
「ミズハラさまですね」
「なぜわたしのこと…?」
「あなたは別の大会にエントリーされています」
「えっ? 別のって…」
「では、試合についてご説明します。試合は3ホールマッチプレイで競っていただき、EVENの時はあなたの負けになります」
「そんな…、ひどい」
「申し遅れました。わたくし、ミズハラ様のキャディを務めさせていただきますオクイトモコと申します」
「ちょっとまってよ!」
 ユイはむりやりコースへ連れ出された。

474バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:25:58 ID:???
「ホ、ホシくん!」
「な、なにこいつ!」
(巨人の星の花形満みたいなバトルゴルファーが待っていた)
「僕だよ、ホシくん! 君の永遠のライバル、ハガタミツルだよ!」
「あのねー、私の名前はミズハラユイ! ホシなんて、し・ら・な・い・の!」
「いや! 君はホシくんだ! そうだ! そうにきまっている!」
(話を色々と聞いても、巨人の星のパロディで返してきて話が噛み合わない)
「もう! じゃあ、どうすればいいの!」
「そうだな…、ではおとなしく脳改造を受けてもらおうか!」
「やっぱり! あなたバトルゴルファーね!」
「裏切り者め! ここで朽ち果てるがいい! ブラックファイアー!!」
「黒い炎で焦がしてあげる」

「私の勝ちね」
「見事だ、ホシくん! それでこそ僕の永遠のライバルだ!」
 その後、ユイはハガタに色々と聞くが知らないとしか答えない。ユイは切れる。
「ざけんなよ!」
「うっ…す・て・き」
「え?」
「もっと怒って…お姉さま」
 ハガタは変態だった。(改造されておかしくなったらしい)
「なら知っている事を全部お話!」
「話します。だからもっと…いじめて」
「ランについて知らない? あとダークハザードってなんなの?」
「ランという人については、本当に知らない。ダークハザードはバトルゴルファーを使って世界征服を企んでいるのです。お・ね・え・さ・ま」
「ダークハザードのボスは誰?」
「ぼ、僕のボスはお姉さまだけです?」
 ハガタは一途な変態だった。
「それよりお姉さま! 次の相手のキタコには気を付けてください」
「…これ以上聞いても、無駄みたいね」
「あ、そうだ! お姉さま! 僕の必殺技を教えますから、使って下さいね」
 ユイはセリーグショットとパリーグショットの技を覚えた。
 ユイはキタコの待つコースへ向かった。

475バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:26:31 ID:???
 ユイはキタコの待つコースへ着いた。
(さきほどとうって変わって墓場の様なコース、全体的に薄暗い)
「なにここ…? 不気味!」
「よく来たな! ぬるりひょん」
「あなた…キタコさん…?」
「黙れ! お前がぬるりひょんだという事はわかっているんだ!」
(ゲゲゲの鬼太郎みたいな女子バトルゴルファーが待っていた。頭についた何者かがしゃべる)
「おい! キタコ。気を付けるのよ」
「わかっているよ。母さん」
(話してもハガタミツルのように噛み合わない、いくら言ってもこちらをぬるりひょんだと決めつけている)
「いいわ! キタコさん。私と勝負して! そうすれば真実が分かるわ」
「よーし! 望むところだ!」
「おい! キタコ! 油断するなよ」
「いいか! ぬるりひょん。悪は必ず滅ぶんだ!!」
「黒い炎で焦がしてあげる!」

「私の勝ちね」
「そんな! 私が負けるなんて!」
「くうううぅ…、キタコや…」
「ねぇ、キタコさん、どうして私がぬるりひょんだと決めつけられるの?」
「こっちには証拠があるんだ!」
「いい加減にしてよ! なら、その証拠を見せてよ!」
「なんだとぉ〜!」
「待つのだキタコ! おかしいぞ…、お前の妖怪レーダーが全然反応していない。もし、この娘がぬるりひょんならお前のレーダーが反応するはず!」
「ハッ…そういえば…。じゃー、君はぬるりひょんじゃないのか?」
「だから、私の名前はミズハラユイ。さっきから、違うって言ってるじゃない。証拠ってい一体…?」
「この手紙の事さ。これが私のレイカイポストに配達されたんだ」
「ちょっと見せてくれる?」
 ユイは手紙を受け取った。手紙を読んだ。
「前略、キタコさん。妖怪ぬるりひょんが人間の女の子に化けて、ダークハザードという組織を作り、悪い事をしています。
 僕のお父さんも捕まってしまいました。どうか助けてください。お願いします」
「な、なにこれー! 信じてキタコさん! 私はぬるりひょんじゃないわ!」
「そうだとしたら、この手紙はいったい?」
「ふむ、私にも手紙をもう一度みせてくれんか」
 目玉母さんは手紙を読んだ。
「ん? …おいキタコ! このへたくそな字はひょっとして、かわうそ男のじゃないか?」
「はっ! 言われてみれば…、あいつめぇ〜! また私を騙したな! ごめん、ユイちゃん。私の勘違いだったみたい」
「分かってくれればいいのよ」
「かわうそ男のことだ。大方ダークハザードとかいう奴等から金を貰ったに違いない」
「たぶん、そうでしょう。あいつ最近、大金が入ったとかで今ハワイに行ってますからね」
 その後、ランやダークハザードについて聞くがどちらも知らないと答えられる。
「そうか…、あなたはなにも知らないんだ」
「ごめんね、ユイちゃん。疑った上に力になってあげられなくて…、そうだ! せめて私の必殺技を教えるよ!」
 ユイはかまいたちとといたがえしの技を覚えた。
「そうそう…、怪傑ディボットとかいう変な奴がうろついていたな…気をつけた方がいいよ」
「うん、ありがとう。気を付けるね」
「何かあったら、レイカイポストへ手紙を入れてね」
 ユイはディボットの待つコースへ向かった。

476バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:27:40 ID:???
 ユイはディボットの待つコースへ着いた。
「あかーい〜夕日が〜もえーている〜」
「だれ!? あなた!」
(Dの文字がついた赤いヘルメットとスーツを身に付けた男がいた、怪傑ズバットみたいな男)
「ディボット参上! ディボット解決!! 人呼んで…さすらいのヒーロー!! かいけつ! ディボット!!」
「ダークハザードのボスは誰?」
「ミハラユイ…俺の見た所…日本で二番目のゴルファーだ!!」
「じゃ〜一番は誰よ!!」
「ヒュー! チッチッチッ、お・れ・さ!」
「も〜怒った!!」
(今まで通り、話がかみ合わない)
「あなた…ダークハザードのバトルゴルファーね!」
「ヒュー! ばれたらしょうがない。5分で地獄へ送ってやるぜ」
「5分ですって! 言ってくれるじゃない」
「なぜなら、このパワースーツは5分しか持たないからだ!」
「バカみたい! 自分の弱点をペラペラしゃべるなんて…!」
「日本で一番のゴルフテクニックをみせてやるぜ!」
「黒い炎で焦がしてあげる!」

「どう、お兄さん! 私の方が一番だったわね」
「フッ…、そうのようだな」
「もう一度聞くわよ! ランはどこ!」
「仕方ない…教えよう、君の後ろに居るキャディーがそうだ!」
「あーそう! ふ〜ん!」
(その後も色々と話を聞くが、のらりくらりとかわされる)
「こういう気障なタイプを、落とすには」
(ユイは褒めることにした)
「でも、あなた良く見ると素敵ね。なんていか…その赤いスーツ…」
「ヒュー…、俺のファッションセンスが分かるとは、なかなか目が肥えてるぜ。よし! 気に入った! 俺の知ってることは何でも教えてやるぜ」
 ディボットはバカだった。
「ランはどこにいるの? ダークハザードのボスは誰?」
「フーン…、どこにいるかは知らないが、彼女はパーフェクトバトルゴルファーとして特殊訓練を受けているらしい」
「そんな…ひどい!!」
「プロフェッサーGと呼ばれているが、それが本名かどうかは…」
「謎、なわけね…」
「そうだ」
「他に知っている事はないの?」
「後は君の瞳が綺麗だと言う事くらいかな…チュッ!」
 ディボットは恥ずかしい奴だった。
「あ、ありがとう…じゃ、私はこれで」
「まちな! 君に俺の必殺技を教えよう、役に立つぜ」
 ユイはD・マリオネットの技を覚えた。
「それから…、クラブハウスの奥の書斎から変なうめき声がしてたな…」
「うめき声…?」
「ああ。まぁ、近づかない方が利口だがね」
「そう…ありがとう」
「俺に用があるときはいつでも来な!」
 ユイは書斎へ向かった。

477バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:28:08 ID:???
 ユイは書斎についた。
「ここがディボットの言ってた書斎ね」
 ユイは耳を澄ました。
「う…うう…うっ…」
「確かにうめき声が聞こえる」
(色々と調べるが、怪しいと思われる棚には鍵がかかっている)
「仕方ない。一度外に出よう」
(外に出ると赤黒い異様な風景、目の前に唯を青く染めたような女が待っていた)
「初めまして。ブラックファイアー!」
「あ、あなたは…!?」
「そう。私はあなた。あなたは私。私はYUI、つまり…あなたよ!」
「ランはどこ!?」
「G様が知っているわ」
「プロフェッサーGって何者なの?」
「さぁー、誰かしら…」
「フン! 顔は似てるけど、性格は悪いわね」
(書斎についても聞いたが、答えてくれない)
「この人、妙に無表情ね、もしかしてあなた、アンドロイドね!」
「そうよ。私はあなたのシミューレションマシン・YUI。つまり…あなたそのものよ!!」
「するとここは私のコース!?」
「不完全なブラックファイアー! あなたでは私には勝てない!」
「黒い炎で焦がしてあげる!」

「しょせんは偽物、本物には勝てなかったようね」
「このような事態はプログラムされていません」
「さぁ〜YUIちゃん、知ってる事を話してちょうだい」
「プログラムされてません…」
(ランやダークハザード、書斎や他の何を聞いてもプログラムされてませんとしか返事がない)
「このぉー! ポンコツアンドロイド!」
「プログェーッ!」
 ユイの強烈な右ストレートがYUIの顔面にヒットした!!
(顔が破壊され機械部分が露出してグロい)
「な、なに…なんなの!!」
「アッ…アナタ…ノ…ナッ…ナカミ…モ…ワ…ワタシ…ト…オッ…オナジ…タダ…ズノウ…ガ…ナマミ…カ…メカ…カノ…チッ…チガイダケ…」
「ラン! ランもおなじなの!!」
「モ…モチロン…カノジョ…ハパ…パーフェクト…バ…バトルゴルファー…」
「いやだ! 私はバケモノじゃない、私は違う…あなたとは違う!!」
「ジ…ジバク…プログラムセッ…セット…データ…ショ…ショウキョ…」
「キャー!」
 YUIはあとかたもなく吹き飛んだ。間一髪、ユイは脱出に成功したが、手がかりが途絶えてしまった。
 ユイは地面に落ちているヘアーバンドを取った。
「もう一度、あの書斎へ行ってみましょう」
 ユイは書斎へと向かった。

478バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:28:43 ID:???
 ユイは書斎へ着いた。耳をすませばうめき声がまだ聞こえる。
「本棚には鍵がかかっている。本棚の鍵を手に入れないと…。もう一度、皆に会わなきゃ」
 ユイはハガタの待つコースへむかった。
「ねえ、ハガタくん。カギもってる?」
「みずくさいなあ。ハガタくん、だなんて。ポチと呼んでください。もう1ホールだけ僕と勝負してください、今度は負けませんよ」
「黒い炎で焦がしてあげる」

「また私の勝ちね」
「やっぱり、お姉さまには勝てないや」
「さぁー! カギをちょうだい!」
「はい! これです。また僕と勝負したくなったら、いつでも来てください」
 ユイはねっけつのカギを受け取った。ユイは書斎へと向かった。
「これで謎が解けるかもしれない」
 書斎についたユイはねっけつのかぎを使った。本棚の鍵が開いた。
(ユイの顔が星飛馬になる)
「私は今! モーレツに感動している! 涙が! 止まらないー!! …はっ! …なに言ってるんだろう。私…」
 ねっけつのかぎは使った人を感動させる呪いがかかっていた。
「きっと! この本に秘密があるわ」
 ユイは色違いの本を手に取った。(すると本棚自身が横に移動して、裏側から扉が姿を見せる)
「なるほど、こういうことね」
「本棚の後ろの壁にはドアとパネルがあるわ。もしかしたら、パネルがドアを開ける手がかりかもしれない」
(パネルに近づく、数字と英文字のボタンがいくつかある)
「1〜9の数字とW・I・P・SそれとT…なんだろう? 仕方がない。また皆の所で情報を集めてこなくちゃ」
 ユイはキタコの待つコースへ向かった。


「やぁー、ユイちゃん! 今度はなんだい」
「キタコちゃん、じつは…教えてほしい事があるんだけど…」
「私に出来る事なら何でも聞いて」
「1〜9の数字とW・I・P・SそれとT。これらのスイッチがついたパネルについて、何か知らない?」
「1〜9に、W・I・P・S・Tね…なるほど。ねぇ、ユイちゃん! もう一度、私と勝負しない? 君が勝ったら教えてあげるよ!」

479バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:29:10 ID:???

「私の勝ちよ」
「さすがだよ。ユイちゃん」
「約束よ。パネルの事、教えて!」
「わかったよ…ところでユイちゃん、質問したいんだけど…、クラブの名前を全部言える?」
「えっ! きまってんじゃない! 私これでもゴルファーだよ!」
「じゃー上から順に全部言ってみて」
「もぅ! まず1Wがドライバー! 2Wがブラッシー、3Wがスプーン、4Wがバッフィー、5Wがクリーク、1〜3Iがロングアイアン、
 4〜6Iがミドルアイアン、7〜9Iがショートアイアン、PWがピッチングウエッジ、SWがサンドウエッジ、PTがパター…はっ」
「どうやらわかったようね!」
「ありがとう! キタコちゃん!! でも…パネルにある数字やアルファベットが何かはわかったけど…何をインプットしたらいいのか」
「それは私にもわからないは、他の人に聞いてみたら?」


 ユイはディボットの待つコースへ向かった。
「ヒュー! 今度はなんだい? おじょうちゃん」
「1〜9の数字とW・I・P・SそれとT。これらのスイッチがついたパネルについて、何か知らない?」
「1〜9にW・I・P・S・Tね…教えてやっても良いが…一つだけ条件がある!
「なに…? 条件って?」
「一つは俺の彼女になる事!」
「え〜! そんなの絶対に嫌よ!」
「それがいやなら…俺と勝負して勝つ事、どっちにする?」
(→彼女になる 勝負をする)
「あのね! そこでコマンドを選んでる。きみ! そう! きみだよ! あんたはよくても私はこんな変態の彼女なんて、絶対にやだかんね!!」
( 彼女になる →勝負をする)
「わかったわ! 試合するわ!」
「ヒュー! なるほど! なら、てっとりばやく1ホールマッチでいかがかな?」
「いいわ! その代わり、私が勝ったらパネルの事! 話してもらうわよ」
「もちろん! 俺は嘘は嫌いでね」
 ユイはディボットと、勝負する事にした。

「私の勝ちね。さぁー、約束よ。パネルのこと教えて」
「すまねぇー、ほんとは俺はパネルのことなんて知らないんだ」
「なんですってー! 騙したのね!」
「まぁー、待ちな! 役に立つかどうか知らんが、俺のニューコース攻略法を教えるぜ! まずドライバーでかっとばし、
 次にロングアイアンの3でグリーンエッジのナイスポジションに運び、そこからサンドウェッジで一気にチップインだ! 俺にパターは、いらないぜ」
「なによそれ!? 私が知りたいのは…」
「ヒュー! チッチッチッ…、だが…こいつを俺に教えたのが…プロフェッサーGだとしたらどうする!」
「えっ! プロフェッサーGですって!!」
「つまり…そういうことさ…!!」
「ありがとう! ディボットさん!」
「俺の彼女になりたくなったら、いつでもきなー、待ってるぜ!」
「それだけは遠慮しとくわ…」

480バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:29:42 ID:???
 書斎についた。
「これでドアが開くはずだわ。壁の向こうに部屋があるはずだわ」
(1W3ISとパネルに入力する)
「やったわ! この中に全ての謎を解くカギがあるはずだわ」
(扉が開くと機械で囲まれた薄暗い部屋。そこはかつてユイが改造された部屋だった。誰かが血まみれで捕まっている)
「大丈夫ですか!? しっかりして! あなた…私を助けてくれた人ですね! あなたはいったい…!?」
「うっ…うう…きっきみか…」
「あなたは一体、誰なんですか…?」
「私は…ドクターT…君とランくんを…改造した…科学者だ!」
「なぜ! …そんなひどいことを! …」
「し…しかたなかったのだ…」
「ラン! ランはどうしたんですか?」
「す…すまん…彼女は助けられなかった…」
「教えてください! プロフェッサーGとは何者なのかを!」
「か…彼は私の…兄だ…」
「なんですって!」
「あなたの知ってる事を話してくれますね! 私…私には聞く権利があるはずです」
「よっ…よかろう…すべてを君に…つたえよう! 私と…兄Gのこと…そして…ダークハザードと、バトルゴルファーの事を」
 ドクターTはその全てを語った。
「私と兄は、マサチューセッツでサイバネテイックスの研究をしていた。そしてついに私たちは、その理論を完成させた。
 研究理論を証明するために、兄は自らの体を提供すると申し出た。無論、私は反対した。
 しかし、兄の…いや! 私たちの科学者としての好奇心には勝てなかったのだ。兄の改造手術は成功した。
 だが、私たちの研究理論には重大なミスがあった。あらゆるパワーが人間のそれを越えてしまったのだ!」
 その頃から、兄は変わった。兄は己の欲望のままに人を改造し、自らをプロフェッサーGと名乗りダークハザードを作りあげた」
「だが、誰でもバトルゴルファーに改造可能ではなかった。サイバーボディーが適合できる人間が必要だったのだ。君とランくんもその中の一人だった」
「私は、なんとか兄を止めようとした…が、時すでに遅かった。頼む! ユイくん! 
 兄を…プロフェッサーGと、ダークハザードを破壊してくれ!! 君なら…いや! 君にしかできないのだ!! 炎と雷あわさるとき…」
「そこまでだ!!」
(ゴルフボールが男の額を貫いた)
「うぐっ!!」
「ドクターT!!」
(ゴルフクラブを持った人影が出入り口に立っていた)
「フン! 我が弟でなければとっくに殺しておったものを…! この! 裏切り者めが! ユイよ! 外へ出るがいい! お前の力、このわしが試してやろう…!」
 ユイは外に出た。
「人を人とも思わない…プロフェッサーG!! あなたを許さない!」
「フッ、フフフフ…人だと…? それがどうした! 我らバトルゴルファーこそが究極人類なのだ!!」
「なんてことを…! ラン…ランをかえして!」
「吠えるな! ブラックファイアー! 後で会わせてやろう…お前の脳改造が済んだあとでな!」
「バトルゴルファーを使って何をしようとしているの!」
「ユートピアだ! 我が支配のもと、究極人類による真のユートピアを作るのだ!」
「なぜ! 私をバトルゴルファーに選んだの!?」
「お前たち二人は最高の、素材なのだ、パーフェクトバトルゴルファーとして…」
「この大会の目的はなんなのよ!?」
「全てはお前を成長させるため!」
「私を!? どういうこと!」
「すでにランはパーフェクトとしての訓練を終えている。だから、お前にも訓練をさせる必要があったのだ!」
「なぜ!」
「知りたくばわしと戦え!」
「ブラックファイヤーよ! ダークハザードに生まれし者はダークハザードに帰れ」
「黒い炎で焦がしてあげる」

481バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:30:12 ID:???

「私の勝ちね! さぁ、ランに会わせて!」
「見事だ! ブラックファイアー…」
「ランを帰して!」
「ランが…いや! シャドーサンダーがそれを望むと思うのか…!?」
「なんですって! どういう意味!」
「今にわかっ…グフッ!!」
 Gは崩れるように倒れた。
「な、なに! なんなの!?」
「どうやら…時が来たようだ…」
「時が来たってどういう事!?」
「バトルゴルファーといえども…不死身ではないのだ。生身である脳は寿命を迎える。しかもそのスピードは人間のそれよりはるかにはやい」
「寿命を迎えるとどうなるの!」
「サイバーボディは脳の指令により制御されている。従って脳が寿命を迎えるとサイバーボディは制御を失い暴走を起こし、その内部から破壊される!」
「そんな! ばかな!」
「私とランをなぜパーフェクトバトルゴルファーにする必要があるの?」
「お前達を戦わせ、勝った方にダークハザードの総統を継承させるためだ!」
「そんな! 私とランが戦う…!?」
「フッフフフ…いやでもそうなる。オクイよ! いや! シャドーサンダーよ! 今こそ、その変身を解け! そして…ブラックファイアーと戦え!」
「まさか! オクイさんがラン!?」
「ブラックファイアー! 私と戦うのだ。そして…私はお前を倒す!」
 オクイはその正体をあらわした!
(緑の透明なヘルメットを被った女性が現れた)
「ラン! ランなのね…」
「ブラックファイアー! 私のステイタスコースへ来い! そこでお前を料理してやる」
「まって! ラン!」
 ランは立ちさっていった。
「ラン…?」
「フッハハハ…これで全てわしの思い通りだ! さぁ、戦え! 戦うのだ! フハハハ…がっぐぁー!」
(プロフェッサーGが骸骨の様な、残骸となる)
「私たちも…こうなるの…」
(プロフェッサーGを調べると気味の悪い笛が入っていた)
 ユイはGの笛を手に入れた。
「ランの所へ行かないと…でも、ランのステイタスコースはどこ?」
 ユイはYUIのヘアーバンドを使った。頭の中を光が飛び交う。
「う、ううう…!」
 ユイはブラックファイアーの技と、ランのステイタスコースの場所を覚えた。(ユイのグラフィックに、ヘアーバンドがつけられる)
 ユイはランの待つコースへ向かった。

482バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:30:43 ID:???
 ユイはランの待つコースへ着いた。
「よくきた! ブラックファイアー! お前か、私か…勝った方がダークハザードを継承する定め、その運命からは逃れられない!」
「ラン! わたしよ! ユイよ! わからないの!」
「私はシャドーサンダー! ランなどという名は知らぬ!」
「なぜ? キャディーに変装してたの?」
「お前を成長させる手助けをするため。もう一つはお前のデーターを収集し分析するためだ!」
「ラン! 思い出して! 私の事をそして! あなたの事を!」
「人間とは愚かなものだ! 過去の記憶などがあるから苦しまねばならない! 私は究極人類、パーフェクトバトルゴルファー! 人間をはるかに超えた存在なのだ!」
「プロフェッサーGは、死んだのよ! なのになぜ! ダークハザードのために私たちが戦わなきゃいけないの!」
「G様が死んだからこそ、新たな総統が必要なのだ! さもなくば…ダークハザードは…滅ぶ!」
「ダークハザードなんか滅んだ方がいい! いえ、滅ぶべきなのよ!」
「それは危険思想だ! やはりお前にダークハザードを継承させるわけにはいかない! さぁ、戦えブラックファイアー!」
「何を言っても無駄の様ね! 分かったわ。さぁ! 来なさい! ラン!!」
「影の雷で貫いてやる!」
「黒い炎で焦がしてあげる」

「終わったわね! ラン! これで終わりね!」
「さだめです。今日からあなたが新たな総統になり、我がダークハザードを治めていくのです」
「私は嫌! 総統になんか絶対にならないわ!」
「それは出来ません! さだめに従わなければ抹殺します」
「ラン! あなたはどうするの?」
「総統の意のままに」
「なんとかランの記憶を取り戻さないと」
 ユイはGの笛を取り出した。

(→ふく こわす)
「もう、迷ってられない! 吹くしかないわ」
 ユイはGの笛を吹いた。プロフェッサーGの声が頭に響く!
「ダークハザードに生まれし者は、ダークハザードにかえれ…!」
「うっあああ…頭が…頭が割れそう…!」
 プロフェッサーGの笛の音がユイのヘアーバンドに共振した。
 激しい衝撃の後、ユイが目覚めた時、ダークハザードの新たな総統ブラックファイアーが誕生していた。そして、世界は闇に包まれた。
GAME OVER

483バトルゴルファー唯:2013/06/24(月) 22:31:13 ID:???
( ふく →こわす)
「もう、迷ってられない! 壊すしかないわ」
 ユイはGの笛を壊した。
「キャーッ! ……」
 ランは激しく全身を震わせて、その場に崩れるように倒れた。
「ラン! …ラン! しっかりして! ラン!」
「うっううう…ここは…私はいったい…? ユイ? ユイじゃない!」
「よかった! ラン! 記憶が戻ったのね!」
(ヘルメットが無くなり、ランの素顔が見える)
「大丈夫? ラン! 立てる?」
「えっ? ええ…大丈夫! それより私いったい…?」
「あとで…話すわ…あとで…さぁ、ラン! 手を出して、私に捕まって」
「ええ! ありがとうユイ!」
(二人の顔に、満面の笑みがあった)

 握りしめあった手に炎と雷が伝う。
 大爆発。


 それは一瞬の出来事だった。
 誰がこの事を予測できたのであろうか?
 ドクターTの言葉、炎と雷あわさるとき…それはまさにこのことを示していた。
 ダークハザードを葬るため、ドクターTは組織の地下原子炉に密かに爆弾を仕掛けた。
 そして爆弾のスイッチをユイとランの体に組み込んだのだ。
 炎…つまりユイと雷…ランが合わさった今! 
 全ては終わりを告げた。
 多くの犠牲と共に…。

「臨時ニュースをお伝えします。」
「今日、午後2時半ごろ、マッチプレートーナメントが開催されていたギルカントリークラブで原因不明の大爆発があり、多数の死傷者が出た模様です。」
「爆発の原因についてはまだ分かっておりませんが、死者の数およそ2万人。負傷者の数…」
 
スタッフロール。画像が流れる。
白い帽子と白い服を着たユイとランが、こちらに背を向けている。
二人がいるのは外が見える展望エレベーター。外は夜の都市。
どんどんエレベーターは上がっていく、夜のビル街が見え、最後に大きな月が姿を見せた。

FIN

ラン「ねえ…」
ユイ「なに?」

484名無しさん:2013/06/24(月) 22:31:49 ID:???
投下終了。最後のシーンが過去の映像なのか、死んだ二人があの世に行く所なのか、それとも実は生き残ったのかはわかりません

485名無しさん:2013/06/24(月) 22:33:23 ID:???
書き忘れてた、バトルゴルファー唯は未解決一覧にあります

486バトルマニア:2013/06/25(火) 21:16:48 ID:???
●バトルマニア
未解決一覧にあったので
1992年、ビック東海から出たメガドライブのシューティングゲーム
全文字ひらがななのですが、漢字に変更してます。

大鳥居マニア:自機、金髪ロングの女性。危険な仕事を受け持つトラブル・シューターを生業にする。女性らしからぬ性格。
羽田マリア:マニアのサポートキャラ、青髪の女性。オプションの役割をして、後ろに攻撃できる。
皇太子デンカ:某国の皇太子。モルグスティンに捕まる。
大佐:某国の軍人。今回の事件の解決を、トラブル・シューターに任せた依頼人。
ドン・モルグスティン:結社「アナグラン商会」のボス。



大佐「殿下の救出をお願いしたいのですが、、、」
大佐「取説は読んでいただけましたかな?」
マニア「いいえ、ぜんぜん。」
大佐「心構えがなってませんな。」
大佐「まず最近の若い人ときたら、テレビゲ〜ムばっかして。」
大佐「くどくど」
大佐「ぶちぶち」
マニア「ぐえ〜」
マリア「助け舟よ。長距離ドロ〜ンに感知あり。」
マリア「タ〜ゲットはガ〜ド下商店街を東北東に移動中!!!!」
マニア「ス〜パ〜ウエポンを車に乗せるよ!!!!」

ステージ1
赤いオープンカーで庶民的なガード下へと向かう。
そこにはたくさんの敵ロボがいた。空を飛んでショットを打ちまくり、蹴散らすマニアとマリア。
先に進むと画面が光、やむと地面から赤く大きな人型ロボットがせり上がってくる。
「はっはっはっはっ」笑いながら投げキッスをするロボット、しかし一切攻撃してこないので一方的に倒す。
倒され地面に沈むロボット。頭に「?」を浮かべるマニアとマリア。しかしまたもや後方からさっきのロボットが笑いながらせり上がってくる。
なんとヘリがついた状態で頭だけが飛んできて攻撃してくる。何とか倒すと地面から入口が出てきた。

敵の所にたどり着いたマニアとマリア。モルグスティンがデンカを的に、ダーツで遊んでいる。
マニア「デンカ!! 救出にあがりました!!!!」
デンカ「きみは?!!」
ドン「どうええ〜い!!!! こいつは大事な金づるだ!!」
ドン「返してほしけりゃ、我がアジトまで来い!!」

487バトルマニア:2013/06/25(火) 21:17:19 ID:???

ステージ2
下にスクロールするステージ。左右の大きなパイプから敵ロボや、回転のこぎりが迫ってくる。
鉄筋が並ぶ地下をひたすら進む二人。行き止まりの部屋で団子虫の様なボスを倒すと、頭上注意とともに中型サイズの人型ロボがでてきてこれを倒す。

空を飛ぶマニアとマリア。巨大な空中艦が目の前に迫る。
ドン「こしゃくな小娘どもめ!!!!」
ドン「デンカを「ほろほろどり」に乗せろ!!!!!!」
マニア「なに? あれ!!」
大佐「奴らの移動基地、巨大飛行艇、、「ギガフロップス」です!!」

ステージ3
空中戦、ギガフロップスの周りにある砲台を破壊しながら移動する。
ギガフロップスの前から下、後、そして上に逆時計周りに移動。中からエアロバイクに乗ったような巨大な人型ロボが出てきて、これを破壊し中に入る。

ギガフロップスの前方で、大佐が小型ヘリの様な物に乗り、中のマニア達と通信する。
マニア「大佐、聞こえる?」
大佐「デンカのマ〜カ〜は、飛行艇中枢から発信されています!!」
マリア「突入ね!!!!」

ステージ4
内部は工場にもなっており、次々にロボットたちが現れ戦闘となる。
それらを蹴散らし進む二人。ついに中枢にたどり着く。画面が上下左右に動き、さらに雑魚がひっきりなしに飛んでくる。
内部エンジンである左右のピストンを残らず破壊する。すると中央にあった赤い球体が開き、囚われていたデンカが出てくる。

マニア「シュ〜ティング完了!! 大使館に直行しよ。」
ドン「よくもやったな!! 小娘ども!!」
ドン「これより先は、ぢごくへの一本道としれ!!!!」
マリア「、、デンカが一緒じゃ、特殊兵器は使えないわよ!!」
デンカ「僕にも戦わせて下さい!!」

ステージ5
他のシューティングゲームで言う所のボムにあたる、スーパーウェポンが使用できない。
代わりにデンカが武器を持って一緒に攻撃してくれる。デンカは画面中央を中心に常にマニアとは逆方向に動き無敵。
海の上の空中戦。たくさんの敵が追ってくるがそれらを蹴散らす。巨大なボスを破壊すると、赤い潜水艦が迎えに来てくれた。

488バトルマニア:2013/06/25(火) 21:17:55 ID:???

港に大きな船。なぜか数人のチアガールが踊る中を、マニアとマリア。そしてデンカと陛下、大佐が並ぶ。
大佐「ありがとうございました。」
大佐「陛下が本国よりお礼にあがりました。」
陛下「ありがとさん、ありがっと〜さん。」
陛下「わちしの息子さん、へるぷは、せんきゅ〜でした。」
マニア「また変なのがでてきた〜!!」
デンカ「この変なのが、父です。すみません。」
マリア「あたし、先に帰ってる。今日の炊事当番、マニアだかんね。飲みに行っちゃダメよ!!」
 飛んでいくマリア。
陛下「かくなる上はスキヤキ、テンプラでもって「こしのあんばい」でもいっぺ〜やっか?」
マニア「話せるじゃね〜のタヌキ親父!!」
マニア「んでもって、そのままエンディングに雪崩れ込もうぜ〜!!」
 STAFFの文字が中央にせり上がり、皆がチアガールのボンボンを持って左右に踊り出す。
ドン「そのエンディング、ちょっとまった〜!!」
 モグラの様なロボットに乗って船を破壊し、ドン・モルグスティンが登場する。びっくりするマニア。
ドン「おじょうさん、、、私はいま、猛烈に怒っている!!!!」
ドン「私の娘が、貴様を葬ってくれようぞ!!」
大佐「ライフ4つ、おまけしときます!! がんばって!!」
マニア「さんぴゅ〜!!」

ステージ6
船の上をせり上がる最後のステージ。スーパーウエポンはなく、マリアもいない。
上から銃弾と爆弾をいくつも落とす戦艦を破壊する。
破壊される前に中から、マニアそっくりのロボットが出てくる。マニアの周りをぐるぐる回りながら銃弾を撃ってくる、これを倒す。
ドン「私が手塩にかけて育てた「さいばろいど」を、よくも!!」
ドン「よかろう、わたし自ら、貴様を滅ぼしてくれよう!!!!」
こちらの三倍はデカイ、ドン・モルグスティンとの空中線。なぜか鼠を頭に背負っている、。
こちらをゆっくりと追いかけ、止まると同時に攻撃。パターンは破壊可能な全方位弾→心臓→マシンガン→巨大3WAY連続玉。
基本的に不死身だが、心臓を出している時はダメージを受ける。倒すと最後に鼠が飛んでくるが、それも避ける。
ドン「ふ、ふ、ふ。なめやがったな〜、くそがきども!!」 
ドン「死の商人の恐ろしさ、めんたまかっぽじって、よ〜くみやがれ〜い!!」
画面下半分以上を占拠するほどデカイ、こちらをむいたゴキブリのようなラスボス。攻撃しているといつの間にかマリアが戻ってくる。共に倒す。

大佐「ありがとうございました。」
大佐「陛下が本国よりお礼にあがりました。」
陛下「ありがとさん、ありがっと〜さん。」
陛下「わちしの息子さん、へるぷは、せんきゅ〜でした。」
マニア「あれ?」
デンカ「これは、、、?」
大佐「でじゃぶ〜ですかな?」
マリア「なにはともあれ」
陛下「これにて」
デンカ「いっけん」
大佐「らく」
マニア「ちゃ〜く!!」

スタッフロール。
夕日の中を赤い車に乗って走るマニアとマリア。


裏技。ゲーム起動時、ロゴのところでスタートボタンを押しっぱなしにすると、マニアがスーパーファミコンを踏みつける。
その後、セガから直接的な指導はされなかったが、全ての会社に他社を中傷する行為をやめるよう指示が出たらしい。

489バトルマニア大吟醸:2013/06/25(火) 21:18:46 ID:???
つづいてバトルマニア大吟醸

490バトルマニア大吟醸:2013/06/25(火) 21:19:48 ID:???
●バトルマニア大吟醸
未解決一覧にあったので
1993年、ビック東海から出たメガドライブのシューティングゲーム。
全文字ひらがななのですが、漢字に変更してます。

大鳥居マニア:自機、金髪ロングの女性。危険な仕事を受け持つトラブル・シューターを生業にする。女性らしからぬ性格。
羽田マリア:マニアのサポートキャラ、青髪の女性。オプションの役割をしてる。
大佐:前作での依頼者。眼帯に髭の男。軍人。
ドン・モルグスティン:前作で死んだ、悪の秘密結社の頭。
キコクサイ:今回の敵。鬼哭教のトップ。

巨大ビル「平成バビロン」。1995年。
ドン「お・お・と・り・い〜」
夜の街を飛ぶ、前回倒したはずのラスボス、ドン・モルグスティン。

所変わって、工場の様な場所。知らせを受けたマニアは寝ているマリアを置いて、一人で出かけることにした。
マニア「ここは我が家の武器格納庫。相棒が寝てるからあんたに任せる。やられたらあんたのせい。」
スーパーウェポンを装備して進む。

ステージ1
 夜の巨大ビルの前で、妖怪っぽい雑魚を蹴散らしつつ屋上に向かって飛ぶマニア。
 ビルのガラスを破って、マニアのそっくりな敵が中ボスとして出てくるので、これを倒す。
 さらに進むとマニアの三倍はデカイ、ドン・モルグスティンが登場。
 いくらかダメージを与えると、ビルの窓を突き破ってマリアの乗った車がドン・モルグスティンをはね飛ばして倒す。クリア。

死んだはずのモルグステインを冥府の闇から呼び出したのは、果たして何者か…?
そいつの目的は、なんだ…!?
マニやんの頭じゃ、謎は解けない…。

マニアとマリアの自宅。マニアが正座してちゃぶ台でご飯を食べている横で、マリアがパソコンで調べ物をしている。
マリア「モルグスの残留波長を感知! 発信源は、エノシマ!!」
マリア「行くんでしょ? サポートするわ!」
赤いビキニの水着を装着したマリアが笑顔を向ける。ジト目のマニア。
マニア「おやつは三百円までね。」

マリア「こっからが本番よ、私をうまく使ってね。がんばってね!」

ステージ2
 モノレールが走る街の中を進むマニアとマリア。今度は機械的な雑魚が多い。
 途中で前作の一面ボスがボーナスをくれる。タコの様な中ボスが止まったモノレールを突き破って、攻撃してくるので倒す。
 このステージのボスは腕の伸びる人型ロボ。肩に黒い目線の入った少年が乗っており、そこが弱点。
 倒すともうひとサイズ小さいロボットに、少年が乗り込む。さらにこれを倒すと、少年自身が飛んで攻撃してくる。
 これも倒すとモノレールのレールが破壊され、その向こう側に巨大な建物が地面からせり上がっていた。クリア。

491バトルマニア大吟醸:2013/06/25(火) 21:20:14 ID:???

天辺に金色の化け物の像を置いた、三重塔がそびえ立つ。
マリア「あれは…、「鬼哭教」神殿!! 暗殺教団「鬼哭教」の総本山よ…」
マニア「ちょうでんきバイオレンスだな。」

マリア「壁や柱に押しつぶされないようにね。がんばってね!」

ステージ3
 和風の屋敷の様なステージ。壁が出たり消えたりする場所や酒樽が積まれた場所、鬼の像が並ぶ場所。
 敵も妖怪じみている。二つの鬼の像が破壊され、中から中ボスが出てくる。それを倒すと続いてボス、ただひたすら終わらない分裂を繰り返す玉を撃ってくる。
 それを倒すと先ほどの中ボスたちと合体。竹を動かし移動するボス。[HITME]と書かれた垂れ幕を攻撃、破壊しクリア。


屋敷に空いた巨大な地面の穴。その上に浮くマニアとマリア。マリアは機器を出して穴を解析し、マニアは浮きながら胡坐をかいている。
マニア「ご神木の下に秘密基地の入り口とは、パタ〜ンだけどバチあたりよね。」
マリア「そんなもんじゃないわ!! センサ〜はとてつもない質量を弾き出してる!」
マニア「なんか、でかいもんを作ってるってことか…?」

マリア「上下・左右から敵が来るわ! がんばってね!」

ステージ4
 下にスクロールするステージ。奥に巨大な像が常にある。左右から壁が迫り、生き物じみた兵器がたくさん登場する。
 最後の部屋に球体に手足の生えた大型人型ロボットが登場。左右の天井にあるバスケゴールにボールを投げて攻撃してくる。
 腕を破壊すると球体になり上空から破裂するボールをばら撒く、さらにダメージを与えると自分自身がボールになって跳ねまわる。
 これを破壊すると部屋が無くなり、何かの建造物に辿り着いきクリア。

赤い鬼の頭がついた、巨大な乗り物。その前に顔を兜と布で覆い、奇妙な格好をした男が待っていた。
キコクサイ「はろ〜、子猫ちゃん達。あいあむ「キコクサイ」。」
キコクサイ「ここまでこれたら合格よ。マニアちゃん、あなたの「のうみそ」こそ、この「鬼哭戦車」の「ずのう」にふさわしい。」
キコクサイ「前進することしか知らない、「やばん」で「オタク」なのうみそ! 「ほんのう」と「よくぼう」の塊!」
マニア「どうも…」
キコクサイ「さあ、この「まっちょ」なボデ〜とひとつになって、破壊と殺りくの限りをつくしましょう。すぱ〜っといっちゃいましょ、すぱ〜っと!!」
マニア「ばがや゛ろ゛!!」
突然動きだす気哭戦車。
キコクサイ「あら? あらら〜〜〜!! 暴走しちゃってる!?」
マリア「止めなきゃ! 街が潰されちゃう!!」
マニア「バ〜ニアじゃ追いつけない! クルマ呼んで!!」

マリア「あたしは運転で手一杯だからね、がんばってね!」

ステージ5
 街中を爆走する気哭戦車。数台のパトカーが追いかけるが、その十倍以上デカい気哭戦車は爆弾を降らしてパトカーを爆破する。
 タイヤに全て鼠が入って走る事で動く気哭戦車。マニアはマリアの運転する車の後ろに乗り、気哭戦車の横から撃ちまくる。
 いつもと違い左右にしか動けないが代わりに上・斜め上に射撃できる。
 一番後にも鬼の顔があり、レーザーや爆弾を降らしてくる。破壊すると顔がわれ砕ける、車ごと中に入りクリア。

492バトルマニア大吟醸:2013/06/25(火) 21:20:50 ID:???

車を降りて気哭戦車の中を走る二人。
マニア「とつにゅう、とつにゅう! あのばかたれにひと泡ふかせてやらにゃ!」

マニア「後ろに撃てる武器は…?」
マリア「がんばってね!」
 
ステージ6
 いつもと違い右から左にスクロールするステージ。しかし敵は上下左右からくる。
 UFOキャッチャー型のボス。ガラクタの中から様々な攻撃をしてくるロボットを拾い上げてくる。
 全部でロボットは三種類あり、全て破壊すると熊の顔の様なボスが登場する。これを倒すとクリア。

前作で依頼した大佐が、黒塗りの車で追いかけてきてマニア達に連絡する。
大佐「厄介な奴を敵に回したな。」
マニア「大佐! こんちごぶさた!」
大佐「キコクサイは天守閣にいるでしょうが…。やつはエイリアンだという噂です。」
大佐「倒したと思って、油断しないように!」
マニア「ありがと! 今度のみましょ。ワリカンで。…天守閣か、縦スクロ〜ルだね。」

マリア「いよいよ大詰めね。」
マニア「キコクちゃんにトドメをささねば!!」
マリア「がんばってね!」

ステージ7
 いくつもの柱が並びステージも敵もおどろおどろしい、不気味なステージ、鬼哭教神殿。
 次々と登場する雑魚を破壊し、屋根瓦を破壊して頂上へ。頂上の壁に「鬼 哭 斉 参 上」と文字が浮かび上がる。
 そしてこちらの二倍は大きいキコクサイが出てくる。キコクサイは電撃でまずマリアを捕え、屋根に張り付けにし行動不能にした。
 その後、左右から迫る雷やまき散らされる炎で攻撃する。撃ち続けると腕が壊れマリアも解放される。
 その体からガスを噴き出す小さな蛆虫を大量に出してくる。倒しつくすと、今度はひたすら追いかけまわす長い炎の蛇が、体から出てくる。
 逃げ回りながらキコクサイを攻撃し続ける。すると体が崩れ、赤い兜だけになる。
 赤い兜は少し動いた後、さかさまになって地面に落ちる。マリアが近づき棒でつつくと、虫の様な脚が生える。慌てて離れるマリア。
 すごいスピードで走り回りながら、玉をまきちらすキコクサイの頭。破壊するとまたもさかさまになり、瓦が落ちてきてぶつかり爆発した。クリア。

キコクサイの頭を囲むマニアとマリア。
マニア「さあ辞世の句でも読みなさい!」
キコクサイ「げはははは…!!」
キコクサイ「みちづれだよ、スイ〜トハニ〜…、爆弾が動き始めたよ…」
マリア「…!!」
キコクサイ「かっちこっち、かっちこっち…ほ〜〜ら!」
キコクサイ「「あくうかん」のチリとなるがいい!!」
キコクサイ「くたばれ、くたばれ! くそじゃりども〜!!」

大佐「わたしです。」
大佐「大鳥居くん、アパ〜トもえてますよ。」
マリア「鬼哭教の連中にやられたんだわ!」
マニア「武器はこのままかよ…」

493バトルマニア大吟醸:2013/06/25(火) 21:21:21 ID:???

ステージ8
 紫色の壁が上下に続く奇妙なステージ。どうやら亜空間らしい。時間制限付き。
 崩れる岩を破壊しながら進むと、奥に死んだはずのドン・モルグスティンが待っていた。
 迫りくるドンを破壊すると真っ二つになる。さらに進むと三つの化け物の顔がついた壁。
 こちらに向かって伸びてくる顔を二つ破壊すると、真中が上下に動き玉をばら撒く、さらに後ろから棘の壁が迫り天井から岩が落ちてくる。
 なんとか倒すと大爆発、マニアとマリアはその場で気絶して倒れる。
 破壊された壁の向こう側から、大佐が飛んできて二人を担いで出ていく。

爆発する鬼哭教神殿、下にスクロールして脱出する三人と大佐の部下達。
大佐「危ない所でしたな。」
マニア「ちがうよ、あんたにふっとばされたんだよ。」
大佐「ま、貸しときましょう。」
部下「大佐殿、おさきに!」
大佐「それじゃあ私も。飲みに行くなら大鳥居君の奢りですよ。」
マニア「せこいよ、軍人は…」
???「ぐえふ、ぐえふ、ぐえふふふふ…。」
キコクサイ「にがしゃしねえぜ。ウジ虫ども〜っ!!」
キコクサイ「冥土の土産に、俺様の素顔を拝ませてやる!」
金髪の男が顔を見せる。
キコクサイ「あの世で反省するんだな! ねしょうべんたれ!!!」

ステージ9
 画面中央から半分以上を埋める巨大な人面の様な蟹。その真中に金髪の男の上半身がくっついている。
 上下左右に動き玉を撒くボスの十本の足を全て破壊し、さらに上部、そして金髪の男自身を破壊する。クリア。

壊れ沈んでいく鬼哭教神殿と鬼哭戦車。マニアとマリア、そして大佐が遠くから眺める。
マリア「崩れていく、悪の象徴が…。」
マニア「車、なおったかなあ〜?」
マリア「今回は、ただ働きだったし…。」
大佐「代車も壊してしまいましたな…。」
マニア「気が重いよ…。」
マリア「おつむは軽いけど。」
マニア「…。」
大佐「仕方ありませんな、私が奢りましょう。」
マニア「よ!! おだいじん!! きっぷがいいから好きだよ、軍人は。」
マリア「あ、ステ〜ジ9と違うこと言ってる!」
マニア「さて、参りましょうか!」

スタッフロール 赤い車で走るマニアとマリア。
 スタッフ一言ずつ。さらに手紙に対する返信も。最後にやっぱり車が壊れていて終わり。

494名無しさん:2013/06/26(水) 00:58:26 ID:???
ここってスレの限界、容量とかあるんだろうか

495夢見館の物語:2013/06/29(土) 18:58:22 ID:???
●夢見館の物語
未解決一覧にあったので、メガCD、1993年発売。
ジャンルはバーチャルシネマ(ぶっちゃけアドベンチャーゲーム)。3Dの館を探索するゲーム。
文章など無く声だけのゲームなので、正直いくつか文章を確実に間違ってる。
狩人以外に名前が存在しないが、スタッフロールで一応は名称があるのでそれを使う。

ボーイ:主人公。妹を追って館に入り込んだ。まだ子供。
ガール:主人公の妹。蝶を追いかけて、館に入り込んだ。
ハンター:狩人と呼ばれている光り輝く存在。しっかりした男性の声。館の主であり、迷い込んだ者を蝶に変える。
コレクター:老いた男の声の青い蝶。蝶の標本をたくさん飾っている部屋と繋がっている本の並んだ部屋の主。
ピアニスト:美しい女性の声の青い蝶。ピアノなど楽器の置かれた綺麗な部屋の主。
レディ:若く可愛い女性の声の青い蝶。女の子らしい印象を受ける部屋の主。
アーティスト:若い優しそうな男性の声の青い蝶。絵や画材の並んだ落ち着いた部屋の主。
ギャンブラー:それなりに年を取った女性の声の青い蝶。ビリヤードやダーツなどが置かれたバーの様な部屋の主。

二階建の館であり。
1階には入口の目の前に大きな2階への階段、左手前にコレクターの部屋、左奥に誰もいない部屋、右手前にアーティストの部屋、階段下に特に何も無い部屋。
2階には入口近くの左手前にレディの部屋、左奥にアーティストの部屋、右手に二つの扉があり、両方ギャンブラーの部屋に通じている。
1階の左奥の部屋にはセーブが出来るようになる日記帳、鍵のかかった本棚と奥が見えない暖炉がある。階段下は最後の扉の迷路で間違ったときに出る。
ギャンブラーの部屋の奥に真っ黒な絵があり、調べると次に行くべき場所を絵として浮かび上がらせる。何度もお世話になれる。
途中から時間制限になり、失敗すると蝶になる。

496夢見館の物語:2013/06/29(土) 18:58:57 ID:???

 丸い月夜の晩でした。
 空いっぱいに散りばめられた星座達の姿を、まるで影絵の様な森の木々達が、夜風に揺られながら静かに見上げています。
 あなたは知っていますか、この森の奥深くに佇む大きな一本のブネの木には、あなたのおばあちゃんがまだ、あなたよりも小さかった頃。
 そのまた昔から、不思議な不思議な言い伝えが残されているのです。

ガール「ねえ、ほら見て、ちょうちょ」
ボーイ「ホントだ。ぼーっと光ってる」
ガール「なんて綺麗なんでしょう。ねえ、本当にお花畑に行くのか、ついて行ってみましょうよ」
ボーイ「ねえ、もう帰ろうよ。お母さんに叱られるよ。あのお花畑のブネの木には、昔から恐い悪魔が住みついているから」
ボーイ「満月の晩には絶対に近づいちゃダメだよ、おばあちゃんが言ってたじゃないか」
ボーイ「それにあんまり長い間、光るちょうちょを見ていると、その人もいつの間にか同じ蝶になってしまうんだよって」
ガール「あら? 悪魔なんているもんかって言ったの、お兄ちゃんよ? それにあたし、あんなに綺麗なちょうちょになら、一度ぐらいなってみたいわ」
ボーイ「そんな〜。ああ! 待てよ! 待てったら!」

 兄は妹を追いかけるが、途中で見失う。行った先を探すと、そこには大きな屋敷があった。
ボーイ「ここは、どこなんだろう? 昨日まではこんなお屋敷は無かったはずなのに、いつの間に、どうして?」
 扉を開けて中に入る。目の前に大きな赤い階段、豪華な造り、見渡すとどこからか声が聞こえた。
ガール「お兄ちゃん、追いでよ、早く追いでよ、あたしはここだよ」
 妹の声はするが、姿は見えない。兄は妹を探すため屋敷の中を探索する。1階の暖炉の部屋で日記帳を入手。他の部屋は鍵がかかって開かない。


 階段を上がって右の方の廊下に行く。
 真ん中にあるビリヤード台や壁にあるダーツの的が特徴的な部屋。青い蝶が飛んできた。
ギャンブラー「おや、また誰か来たね? 一晩にお客が二人も来るなんざ、珍しいこったね」
ギャンブラ−「はは〜ん。さてはあんた、さっきのおチビちゃんの兄貴だろ?」
ギャンブラー「兄妹そろって狩人の館になにようさね? 女の子は蝶になりたがってたようだが、あんたは違うようだね」
 どこからかガールの声。
ガール「わぁ、こんなにい〜っぱい、あはは」
ギャンブラー「おい待ちなよ、今のはあんたの妹の声だね。妹に会いたいんだろ?」
ギャンブラー「よし、それなら一つ賭けをしようじゃないか。あんたが自分一人の力で妹と会えるかどうか、どうだい?」
ギャンブラー「さあ扉を開けるんだ。でなけりゃ、なんにも、始まりはしないよ?」

 階段を上がって左の方の廊下、扉が二つあり手前の部屋には鍵がかかっている。奥の部屋へ行く。
 明るい色の部屋。可愛い色で女の子の部屋の様である。奥はベッドのある寝室。
レディ「誰? ああ、新しいお客さまね。ようこそ、おいで下さいましたわ」
 明るい女性の声が響く。青い蝶は赤い花の傍まで飛んできた。
レディ「人間のお客様なんて、本当に久しぶり。だって毎日毎日このお屋敷に来るお客様なんて、皆すぐに蝶になってしまうんですもの」
レディ「ねえ、まだあなたは蝶にならないんでしょう? あっ、もちろんそのためにここまで来たんだってのはすぐにわかるわ」
レディ「さっき来た女の子だってそうだったもの。でもその前に、ぜひお茶をご一緒していただきたいの」
レディ「あちらのお部屋にちょうどお茶を入れた所なの、せっかくですからお召し上がりになっていただけません事?」
レディ「ねえ、もう少しここに居られるんでしょ? ほらケーキだってあるし、お茶だってすごくおいしいわよ」
レディ「だから、その、迷惑でさえなかったら、なんだけど……」
レディ「ねえ、黙ってレディの部屋を探しまわるのは、失礼でありません事?」
 主人公は寝室の椅子の下から、鍵を見つける。
レディ「もう見つけちゃったの? しょうがない。でも、どこの鍵かは教えてあげないからね」

 鍵を持って二階左側手前の部屋の扉を開ける。飾り気のない緑の椅子と、絵がいくつか並ぶ画家の部屋。
アーティスト「おや、誰かお客さんかな?」
 優しそうな男の声が聞こえる。青い蝶が飛んでくる。
アーティスト「いや〜、ずいぶん可愛いお客さんだね。どうしてこんなところに居るんだい? 君も蝶になりたかったのかな?」
アーティスト「ねえ、きみ。まさかとは思うだが、君はここに迷い込んできたわけじゃないだろうね? ここが狩人の館だって事は知っているのかい?」
 絵を調べて回る、すると柱の横に鍵がかかっているのが見えた。鍵を手に入れる。
アーティスト「おやおや、そんな鍵が紛れ込んでいたとはね。どこかで役に立つといいんだが」

497夢見館の物語:2013/06/29(土) 18:59:29 ID:???

 一階右側の部屋に行き、先ほどの鍵を使って扉を開ける。ピアノをはじめとした楽器が目を引く部屋。
ピアニスト「あら、坊や? こんなところで何をしているの?」
 青い蝶が飛んでくる。綺麗な女性の声がした。
ピアニスト「うふふ、蝶がしゃべるなんて驚いた? 信じられないかもしれないけど、私も昔は人間だったの」
ピアニスト「私だけじゃないわ、この館の蝶たちは皆そう」
ピアニスト「もし、この館に迷い込んでしまったら早くお逃げなさい。ここに居ればいつかは狩人に見つかって、蝶にされてしまう」
ピアニスト「そしたら、もう人間に戻ることなんてできないのよ」
ピアニスト「私も昔は人間だった。街の小さなステージで仲間たちとピアノを弾いていた。でも、今じゃもう、鍵盤を叩くことすらできないのよ」
ピアニスト「私が悪いのはわかっている、でもあの時はどうしようもなかったのよ、他に行く所が逃げられる場所がなかったの」
ピアニスト「坊やは蝶になりたいの? 蝶になってしまったら、人間には戻れないのよ」
ピアニスト「早く! ここから出ておいきなさい! 狩人に見つかったらお終いなのよ」
ピアニスト「ねえ、蝶になりたいなんて考えないで、それが素敵な事だなんて思ってほしくないのよ」

 2階左手前、アーティストの部屋にまた戻る。
アーティスト「まだなにか探し物かい? 地下に行く方法は見つかったのかな?」
アーティスト「ねえ、きみ。もう地下室には行ったかい? 蝶になりたいなら……いや、もしかして君は、行くべきではないかもしれないな」
アーティスト「この部屋はね、僕が昔、絵描きの練習をしていたころの学び舎に瓜二つなんだ。言って見れば僕の思い出の部屋なんだよ。もう昔の話だけどね」
アーティ嘘と「なにか入用の物があれば好きに持っていって構わないぜ、どうせ今の僕にはもう必要のない物ばかりだからね」
 歯を剥き出しにした赤い人間という、雑で奇妙な絵を調べる。すると地面に穴が開き転落した。

 壁に囲まれた部屋に落ちた。大きな月のマークと周囲を囲むいくつかの蝋燭の火。
 月の左のろうそくの灯を消す。すると左の壁の一部が、扉となって開く。
 出た先は机の下の隠し扉。そこは蝶の標本がたくさんある部屋だった。
コレクター「誰だ、きみは?」
 わりと年を取った男性の声。青い蝶蝶が飛んでくる。
コレクター「ははははははは。この部屋のコレクションが気にいったかね?」
コレクター「これらは全て、私が集めたものなんだよ。そう、汚らわしくも人の姿をしていた時にね」
コレクター「どうだね、美しいだろう。蝶こそはもっとも清らかで美しい魂の形だと思うね」
コレクター「そして私はこの館を訪れて、やっとその姿を手に入れたんだよ。君も早く人間などという薄汚い体を、離れたらどうかね?」
 奥の部屋に行く。青い光に照らされ、たくさんの本が棚にしまわれている。
 そのうち一冊を手に取る。その絵はダーツが月のマークの壁に囲まれた部屋と一致する。少年はたどたどしく文章を読んでいく。
ボーイ「閉ざされた部屋の姿かたちを合わせし、闇は闇に、光は光に、あるべき姿に戻すべし」
ボーイ「さすれば汝の燈しする炎によりて、求める印は自ず照らし出されるであろう」
コレクター「こんなところで何をしているんだね。蝶になりたくてこの館に来たのなら、さっさと狩人の所に行きたまえ」
 本棚を探す、すると本の下に鍵があった。
コレクター「ふっふっふ。部屋の鍵を見つけたようだね。弁解しておくが隠したのは私ではないよ」
コレクター「ははは、そうだね、悪戯好きな妖精の仕業、だとでも言っておこうか。いや、まったく、この館に居ると退屈しないよ」
 鍵を使って置くの扉を開く。一階左側の扉が開き、最初の場所に戻れた。

 ギャンブラーの部屋に行く、ダーツの的のどこに矢が刺さっているかを確認。
ギャンブラー「勘違いしないでおくれよ。私はあんたを手助けするために、ここにいるわけじゃないんだからね」
 ダーツの的の下にマッチが落ちていて、それを拾って持っていく。出ようとするとガールの声が聞こえた。
ガール「あなたは誰? 私は、ううん、一人じゃないわお兄ちゃんと一緒。お兄ちゃん、どこ? お兄ちゃん!?」

 マッチを持って月のマークの部屋に行く。ガールの声が聞こえる。
ガール「いや、やめて、私やっぱり蝶になんてなりたくない。お兄ちゃんどこに居るの、いや、助けてー!」
 ダーツの的の通りに火を付けて消すと、地下への階段が出る。木の階段を下り扉を開け、石の通路を進むと人間の像が立っていた。その横の扉を開く。
ガール「おにいちゃーん!! 早くー!! 私は蝶になっちゃう! 蝶になっちゃうよぉ!!」

498夢見館の物語:2013/06/29(土) 19:02:26 ID:???

 扉を開くと様々な色の花が飾られた部屋。
花「月の魔法がかかっているよ、綺麗だろうね」 花「とても綺麗だろうね、誰か来たよ」
 その奥には水があふれる部屋。そのまま行くと沈んで溺れて死んで蝶になってしまう。足元にあった花を拾い、花の部屋に戻る。
花「もう戻れない、仲間が増えるね」 花「友達が増えるね、うれしいね」
花「もうすぐだよ」 花「もうすぐだ」
 花瓶に、拾った花を供える。たくさんの花が生えた。
 水の部屋に戻ると、水がなくなっている。底の見えない空間。いくつも並んだ柱の上を飛んで渡り、置いてあった蝶が入り込んだ球体を手に取った。
ハンター「ははは、よくここまで来たね、私の事は知っているか?」
 頭上から何か光り輝く物が下りてくる。しっかりした男性の声で語りかけてくる。
ハンター「姿を見せずに恐縮だが、この館の主といえよう。皆は狩人などと洒落た名前で呼んでいるけど。ところで君は何をしにここに来たのか?」
ハンター「ここの館の住人からここの話は聞いただろうけれど、ここは選ばれた者だけが住まう事を許される魂の館だ」
ハンター「四年に一度、満月の下で森の花達が一斉に咲く特別な夜。この館は月の魔法によって姿を現す」
ハンター「そして森中の花の魂たちが、蝶の姿をしてこの館に訪れる。坊やは知っているか? 蝶というものは、花の魂だという事を」
ハンター「だがその蝶達と共に月の光の下で、心の底から彼らの仲間になりたいと願う者がいる。人の姿をサナギとして捨て去り、蝶となる事が許された」
ハンター「そう、この館に居る者達は皆、人の世を飛び出してきた者たちだ」
ハンター「ある者は死を忌み嫌い、ある者は己の才能に絶望し、またある者は友に裏切られ傷つけられ、そしてここに来た」
ハンター「今、君が持っている魂は君の知り合いのもの。しかしその子もまた、蝶の姿を望んだ者。従って君にはその蝶をこの館から連れ出す資格はない」
ハンター「ふふ、良い子だから、ここから出ようなどと思わず、ここでその子と一緒にここで暮らすと良い。お望みなら、いつでも蝶の姿にして差し上げよう」
 柱を飛び移りながら、入って来た扉の元に戻り、花の部屋に来た。
花「もうすぐだ」

 戻るために、コレクターの部屋に来る。
コレクター「待ちたまえ、君の持っているその蝶はまだ赤いんじゃないか? なんてことだ、そのままではせっかくの美しい姿が崩れてしまう」
コレクター「また、人間の姿に戻ってしまうぞ。さあ、坊や、悪いことはいわない、早くその蝶を元あった場所に戻すんだ」
コレクター「君の持っている蝶はまだ不完全だよ。早く地下室に戻してあげなければ」

 アーティストの部屋に行く
アーティスト「君! その蝶はどうしたんだい? 赤い羽をしているね、まだ青くない。……そうか、地下室から取って来たんだね」
アーティスト「その蝶は君の知り合いか何かかい? それを連れてこの館を抜けだすつもりなんだとしたら、うーん。これは少し問題だぜ」
アーティスト「ほら、そこに時計がある。それを君にあげよう。その針がちょうど12時を示した時、月の魔法は消え失せるんだ。気をつけたまえよ」
アーティスト「君がこの館に留まろうと出ていこうと、それは自由だ。世界中の誰にも君の意志を束縛する権利はないのだから」
アーティスト「ただここもそう悪い所ではないよ、世の中に絶望さえしていればね」
 手に入れた時計、歩数ごとに時間が進み、12時を示すとゲームオーバー。二匹の青い蝶が生まれる。

 ピアニストの部屋に行く。
ピアニスト「綺麗な羽。まだ月の魔法がかかりきってないのね。今ならまだ戻れるかもしれないわ」
ピアニスト「ひょっとしたら人間に戻してあげる事が出来るかもしれない」
ピアニスト何をしているの、早く逃げなさい。ほら、この部屋の中に役に立つものがあれば、好きに持っていって構わないから」
ピアニスト「まだ分からないの、一度、青い蝶になってしまったら二度と人間の姿に戻ることは出来ないのよ」
ピアニスト「とにかく早くこの館から逃げる事だわ、月の魔法が完全に消えてしまう前に」
 テーブルの上を調べて、燭台を入手する。
ピアニスト「明りさえあれば暗い所でも大丈夫。さ、早くそれを持ってお逃げなさい」

 1階左奥の暖炉の部屋に生き、燭台に火をともして暖炉の奥を進む。
 奥に進むと月辺りにレンガの道があり、五角形の窪みがある。床に鍵が落ちていた。
 鍵を持って暖炉の部屋に戻り、戸棚の鍵を開ける。中に葡萄のマークのエンブレムがあった。
 もう1度、エンブレムを持って暖炉の奥へ。そして窪みにエンブレムを嵌めると梯子が下りてくる。
 梯子を登ると1,2,3とそれぞれ数字の入った三つの扉が前左右にある。3の部屋に入ると鏡があった。

499夢見館の物語:2013/06/29(土) 19:04:28 ID:???



 レディの部屋に行く。
レディ「あら、まだ羽が無いのね? 月の魔法が完全にかかりきってないんだわ。ねえ、その蝶、いったいどうするつもりなの?」
レディ「その蝶を人の姿に戻したいというなら、わかるけど。そのためにはここから出なくちゃいけないし、そんなこと出来っこないわ!」
レディ「紅茶は冷めてしまったわ。それともまだ、何かを探しているのかしら?」
レディ「まだ探しものは見つからないの? 探しても見つからないものなら、放っておけばいいのに」
 テーブル奥に水晶を見つける。
レディ「あなた! その水晶をどうする気!? それには月の魔法をはじく力があるのよ! 下手をすればお屋敷の外に出ちゃうかもしれないわ!」
レディ「屋敷の外に出れば月の魔法が解けてしまう。時が流れている大人になってしまう。私は嫌! 大人になるなんて絶対に嫌だわ!」
レディ「ねえ、お願いだから、その水晶を鏡に近づけないで。鏡は月の魔法を封じ込める、水晶は月の魔法をはじき返す」
レディ「その二つが合わさったら、どうなるかわらかないのよ」

 アーティストの部屋に行くと、たくさんの光が浮かぶ闇の空間になっていた。青い蝶が飛んでいる。
アーティスト「やあ、また来たね。でももう、夢の時間はお終いだ。この闇を見てくれ、これがこの館の正体さ」
アーティスト「月の魔法を借りて、本のひと時だけ姿を見せるあわれな幻、実態はちっぽけな魂と懐かしい思い出」
アーティスト「そして現実の前に引き裂かれた夢のかけら、これを飲み込む絶望、それだけなんだ。狩人は僕らに夢を見せてくれる、それだけで僕は満足だ」
アーティスト「でも君はまだ蝶になる気はないんだろう? だったらここに留まる理由はないな、僕にはこんな事を言う資格なんてないのだろうが」
アーティスト「人間とはひょっとしたら結構おもしろいものなのかもしれないな。なぜなら、人であれば夢を見るだけじゃなくて」
アーティスト「夢をかなえようと努力してみる事が出来るからね」
アーティスト「夢をかなえようとする力は」月の魔法などはるかに及ばない人間だけが使える素晴らしい魔法の力なんだよ。今になってそう思うよ」
アーティスト「さあ、時間があまりないね。急いでここから出て行きたまえ、月の光が無くなってしまう前にね」

 コレクターの部屋も同じく、光が浮かぶ闇の空間。
コレクター「やあ、また会えたな。どうやら私達の夢の時間も、もう間もなくお開きの様だ。だが案ずることはない」
コレクター「君もこのまま館の中に留まってさえいれば、自然に一緒に行く事が出来る」
コレクター「もっとも蝶の姿を手に入れられるのは、次の月夜の晩までまたなければならないがね、だがそれもそう長い間の事じゃないさ」
コレクター「なにしろ人間どもの世界と、こちらの世界では時の流れる速さが違うんだからね。大丈夫、心配する事は何一つとてないさ」

500夢見館の物語:2013/06/29(土) 19:04:48 ID:???

 ピアニストの部屋も同じ。
ピアニスト「あら、坊や、まだここにいたの? うふ、見てごらんなさい、この果てしない曲を、闇が舞い降りるステージを」
ピアニスト「私も人間だった頃の懐かしい思い出に浸りたい。あの頃は良かった、仲間とステージに立って、それは小さな場末のステージだったけど」
ピアニスト「みんな貧乏で楽な生活じゃなかったけれど、それでも毎日楽しく一生懸命だった」
ピアニスト「でもね、友達を無くすのはとても簡単な事なのよ。わずかな小金とちょっとした諍い、それだけで皆バラバラになっちゃった」
ピアニスト「情けなかったねあの時は、自分の弾いてたピアノは結局何だったのか。……人間なんて止めてしまえば、少しは楽だと思った」
ピアニスト「ふふ、ごめんなさい、変な話しちゃったわね。もう間もなく館全体が消えてしまうはずよ」
ピアニスト「さようなら、可愛いお客さん、気を付けてお戻りなさい、もう二度とこの館に迷い込んだらだめよ」

 ギャンブラーの部屋はまだ、変わっていない。
ギャンブラー「おやおや、綺麗な蝶だねえ。それがあんたの妹かい? さーて、賭けは終わりだね、あたしの勝ちだ」
ギャンブラー「どうしてかって? あたしは最初に言ったはずだよ。あんたが自分一人だけの力で妹と会えるかどうか賭けをしようってね」
ギャンブラー「あんたは十分、あたしの力を借りたじゃないか。まさか、あれを全部自分一人でやったと言うんじゃなかろうね」
ギャンブラー「ねえおチビちゃん、もう一度、勝負しよう。この館はもうすぐ消えてしまう。お月さまが帰って行くのと同時にね」
ギャンブラー「それまでにあんたが館の外に出られるかどうか、それを賭けようじゃないか」
ギャンブラー「ふふふ、あんたは自分を館に閉じ込めているものの正体を、もう知っているはずだ。暖炉の奥に鏡があったろ?」
ギャンブラー「あれが封印なのさ。それを解くカギは、それもあんたはもう知っているはずさね」
ギャンブラー「3だよ3。世のことわりは3にある。そしてまた迷宮を抜ける鍵も3にある、さあ考えるんだ」

 暖炉奥へと進み、扉を3を開くとまた3つの扉。3の倍数の扉を開き続ける。
 すると鏡の部屋へと辿り着く。鏡の前で水晶を使う。すると館の外に出ることができた。
ハンター「行くんじゃない! 待て!」
 振り返ると館が消える。先に進み花の近くで透明な球体に入り込んだ蝶を掲げると、蝶が女の子に代わる。

 スタッフロール。THE END

501名無しさん:2013/06/29(土) 19:05:38 ID:???
投下終了。行数じゃなくて文字数でエラーが出るのか

502鬼忍降魔録 ONI:2013/06/30(日) 23:42:27 ID:???
●鬼忍降魔録 ONI
未解決一覧にあったので、1990年発売のゲームボーイソフト、RPG。戦闘は一対一の一人旅。
全部ひらがなですが、漢字にしました。




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