したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

964169:2005/06/21(火) 03:06:51 ID:iYmBCqGU
前回は>>963です。

「んで、今日の夜はお前の家でゆっくり修学旅行の話をしてやるよ。対戦しながらな。」
「対戦はかまわんが、疲れてるんじゃないのか?あっちとこっちじゃ環境が違うから疲労度が全然違うと思うんだが」
「んなヤワじゃねえよ。あっちでの自慢話もしたいしな。」
それが本音か。
「さんせーい」
「そうね、私も参加させてもらおうかしら」
「お前ら、いつのまに。」
「つい今よ。」
ああ、そう・・・じゃあ携帯の画像あたりの話は聞かれてないな。
「ネル、あなた寮なのに遅くまで外にいていいの?」
「いや、今日からあんた達と同じアパートに住むから。荷物はまだだけど。」
「そう。ならネルの引越し祝いもついでにやってしまわない?」
「ついでってなによついでって。」
「やあ、ネルさんと諏訪さん。」
「「こんにちは」」
一応面識はあるらしい。
「あれ、お前ら知り合い?」
「ネルさんとは同じクラスだし、一年からいるから諏訪さんも知ってる。」
ああ、そういうことか。納得。
諏訪の荷物を見る限りじゃ、俺が学校まできた意味はないな。
「ネルさんはなんで修学旅行来なかったの?」
「んー団体行動って苦手でね。だいたいあたし、もうハワイ飽きてるし」
そういえばこいつはハーフだったな。
瞬のやつ、あれだけの数の生徒が修学旅行行ったのにネルが行ってないことまでちゃんとチェックしてやがった。
結構可愛いからなあ。行ってたら来週にでもネルの水着姿はどっかの野郎共に換金されてたかもしれんが。
「じゃあこいつとこっちで自習だったんだ。変なことされなかった?」
「バカ、そんなことするかって」
「びしょびしょに濡らされた」
「「「へ?」」」
俺含め、三人が驚愕の声を上げる。
「いくら二人だからって、信じられないぐらい濡れちゃった・・・織那君が早く終わらせたいからってあんなに力入れることないのに」
「ぐら、お前・・・」
「見損なったわ織那君!」
ネルがいってることは間違っては無いが、いろいろと肝心なところが抜けている。このままでは俺は犯罪者だ。
「ちょ、ちょっと待て!詳しく説明するから。」
諏訪と瞬は完全に軽蔑のまなざしで俺を見ている。
「いいか、濡れたっていうのは間違ってないが、それは体だ。理由はプールの掃除でホースを使って水を撒いてたから。早く終わらせようっていうのも掃除のこと。」
「でもあたしのパンツは見たよね」
さらに鋭い視線が刺さる。
「あれは事故だろ!待てお前ら、それも説明するから」
ガラスが割れるまでの一連の流れや、それが理由でプールの掃除をしたということも説明した。
プールの掃除を選んだ理由は教えなかったけどね。
「そうだったの・・・ごめんなさい、早とちりしちゃって」
「いや、悪いのはネルだから」
「事実述べただけじゃん」
「言葉を削りすぎだ!まあ瞬なら俺に女襲う度胸なんかないってわかってるだろ」
「ん、ああ。わかってるよ」
あっさりうなずかれるのもなんかむかつくな。
「じゃあ今夜はぐらの部屋でネルさんの引越し祝い&対戦会でオーケー?」
「問題ないよー」
「異議はありません」
ネルと諏訪が了承の返事を上げる。そもそも俺の部屋という理由がわからんが。
「じゃああたし他にも用事あるからー」
「私も失礼するわ」
ネルは他の子と話すとして、諏訪はなんなんだろうな。
たぶん荷物の整理だろうが。
「瞬、一つ聞いていいか?」
「なんだ?」
「さっきから、やたらとにやけてるあいつらはなんだ?」
バスから降りていまだ頬を緩ませてる数名の男子を指す。
「なんか、「超可愛いテスタとかメイとかミリア見た!」って騒いでたやつらだな。朝方まで徹夜でゲームしてたみたいだから、幻覚でも見たんじゃねーの?」
修学旅行で、なにがあったのだろうか。今度ゆっくりあいつらに聞かせてもらおう。
「んじゃあ今日の夜な」
「おお、じゃあな」
瞬と別れたあと、幸せそうな男子数名を見て考え込む。
「可愛いテスタとかミリアか・・・俺もいけばよかったなあ」
後悔先に立たず。それより、今夜のために部屋の掃除と菓子や飲み物の買出しにいかなければ。
「修学旅行、いけばよかった・・・」
激しく後悔しつつ、コンビニに向かった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板