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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

937169:2005/06/19(日) 23:59:02 ID:vwF2D3WU
>>20
GJ!赤いコンタクトあたりの細かさに感服です。
>>173
GJ!「志貴」と「厨性能バクステ」に過剰に反応した俺がいる。
>>620
GJ!お嬢様口調な妹を見るとなんかこう、くるものが・・・
>>870氏のお陰か、ずいぶんと盛り上がってきましたね。まとめサイトの管理人を御願いしたいぐらいだw

前回は>>867です。

「今日も自習か・・・でも出席はなるべくしといた方がいいからなあ。」
筐体の調整も終わってしまってまた誰もいない学校にこなければいけない。
諏訪もハワイ行っちゃってるから結局自力で起床した。誰もいない学校に早朝から来ても仕方ないので今日も登校時間ギリギリだ。
まあ明日になったら修学旅行も終わりだけど。

ばちんっ!

突如、背中に激痛が走る。
「おっはよ〜今日も暑いね〜」
まともな返事なんてしてられない。さすがにお嬢様というか活発というか。たかが平手がまるで鞭打だ。
「だが所詮は女子供の児戯よ!」
グーで殴る。ひらりと華麗に避けられる。その際、スカートの中身が見えたのは秘密。
「当たらなければどうということはない♪」
「青のストライプ・・・」
両手で勢いよくスカートを抑えるネル。ポチョSカラーのように顔も真っ赤だ。チャンス!
「蹴り穿つ!」
昇竜蹴りと見せかけてただの回し蹴りだ。
しかし、当てる気がなかったにも関わらずネルはそれを勢いよくいなす。
『ガッシャアァァァン!』
窓が割れてしまった。
「「・・・」」
「なにをやっとるお前ら!ちょっとこっちまでこい!」
運悪く職員室の前の廊下だったばっかりに逃げる暇はなかった。
「まず原因から聞こうか」
「お、織那君が、えぐ、私のスカートをめくった挙句、ヒックヒック、押し倒そうとしたんです。私、なんいもしてないのに・・・えぐっ」
いくらなんでも泣き真似が上手すぎないか?いつのまにか服を少し乱してるし、しかも明らかに話がおかしい。
「ほお・・・そうなのか織那?」
「いいですか先生。たいていの生き物は危機に直面した場合、【殺られる前に殺れ】という本能をもとに行動します。よってこれは正当防衛です。これを見てください」
背中を向け、シャツを上げてネルに平手をくらわされた場所を見せる。
「ふむ・・・かなりの使い手だな。角度、威力ともに申し分ない。よくこれだけの使い手から逃げれたな。」
「ネルがやったものです。ちなみにスカートめくったとか押し倒そうとしたとかはでっちあげです。」
先生は困った顔をしている。どういう処分を下すんだろうか。
「あまり、過剰すぎるコミュニケーションはとらないようにな。ガラスは明日までに業者に頼んで直しておくから安心しておけ。かわりに今日は学校の手伝いをしてもらうぞ。」
「「ええっ」」
「なんだあ、校長に報告されたいのかあ?」
「なにをすればいいんでしょうか先生?」
「そうですよ先生、早く仕事を下さい。」
なんかニヤニヤしながら机の中をゴソゴソしてる。
「この中から一つ選べ。むろん共同で作業だ。」
なになに・・・前校舎の窓ふき、筐体ふき、ワックスがけ、トイレ掃除、対戦記録整理、新ネタ&新連携整理、原稿用紙10枚分の対戦レポート・・・
どれも大変じゃねえか。
その中、一つだけまともそうなのが。
「えと、プールの掃除・・・?ウチにプールなんてあったんですか?」
「あたしも聞いたことないんですけど」
「いや、それは正直外そうかと・・・長年使ってなかったが、今年はやたらと暑いからな。掃除して使おうかと思ったんだが女子生徒専用の上、対戦ばっかりで需要がほとんどないからな。校長からも暇があったらすればいい程度に言われてるしな。」
「先生これやりたいんですけどいいですか?」
俺はこれをやりたい。楽そうだし。
「楽そうっていうか、女の子の水着姿目当てのくせに・・・」
「うるさいぞネル」
「まあそれでもいいが・・・」
「ちょっと、本気ですか先生!女子生徒専用でしかも需要がないんでしょ!?」
「ああ、女子生徒には需要は無いな」
「女子生徒にはって・・・まさか・・・」
「じゃあ織那、ネル。しっかり頼むぞ!」
「げ、マジ・・・」
「―――マトモじゃないよな、お互い」
俺は先生と熱い握手を交わした。


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