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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

1健二:2005/04/04(月) 17:31:05 ID:Y.fkKfAQ
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/772/1101664264/l100

63220:2005/05/18(水) 16:28:52 ID:TzYEjZiM
前回 >>600-601

「―っと、お喋りしてる暇なんか無いんだ。誰か俺と勝負してくれよ。」

話をぶった切って魔夢が切り出す。
そう、彼の狙いは・・・『有利キャラ(ザッパ)狩り』だ!!

ターゲットは間違いなく、この場にいるザッパ使いの皆様。


「よし、俺がやるぜ。」

意気揚々と一人の男子が手を上げる。
手にしたカードはザッパの『3』。
迎え撃つはSカラーテスタ使い墓堀 魔夢(ショタ属性付加)レベル『3』。

気のせいだろうか、、魔夢のそんなに大きくも無い背中がオーラを纏っている。
このオーラが示す物、それは「背水の陣」・・・。つまり、もうカードが無いってこと。。


「意地でも負けないぜ。」


HEAVEN or HELL FINAL Let's Rock!!



――試合は一方的な展開で幕を閉じた。

もう後が無い魔夢が見せた底力だろうか、、洞察力がかなり鋭い。
ぶっぱとしか見えないディガーやナイトメアも相手を確実に捕らえている。

そして、最も目を引いたのはそのコンボ精度。
更に、チャンスを決して見逃さない集中力。

かつての3on3で一二三に決めたパペコンは更に精密度を増し、
一度でも罠に引っかかろうものなら、鬼のような勢いでライフを奪い取る。


そのときのテスタメントの様子を簡単に説明すると・・・、

『私のデズたんに手を出すなぁぁぁぁぁ!!!!!』

ってくらいの勢いかな。想像しただけでお腹いっぱい。



「よっし、次!どんどんかかってきな。」

「次は私がいくわね。」


HEAVEN or HELL FINAL Le『グレイブディガー!』

- S L A S H -

「はい次!」


HEAVEN or HELL FINA『ナイトメアサーキュラー!!』

- S L A S H -

「次は誰だい?」


HEAVEN or HE『美肌効果!』

- S L A S H -


並み居るザッパ軍を次々となぎ倒していく魔夢テスタ。


「次、お前らも相手してやるよ?」
「よ〜しっ、それじゃ次は私が行こうかな。」

63320:2005/05/18(水) 16:30:27 ID:TzYEjZiM

次の挑戦者は子澄、レベルこそ『2』だが・・・実力は未知数。

少なくとも、樹は子澄の戦い方をまったく知らない。


「よろしくね、まむちゃん。」
「冗談でもその名前で呼んだこと、後悔するよ?」


『どなたか〜、どなたか助けてください〜・・・って言ってもなぁ・・・、はぐわぁ!』
『・・・己の力量をわきまえろ。』

HEAVEN or HELL FINAL Let's Rock!!

『グレイブディガー!』


開幕ぶっぱディガーが命中。
子澄ザッパはいきなりダウンを奪われ窮地に立たされる。

さらに、そこからテスタお得意の中下段二択。

魔夢が選んだ選択肢は下段・・・屈K。



- R E V E R S A L -


ジャキィン!


だが、、起き攻めを遮るかのように剣憑依の昇竜がテスタに襲い掛かる。


・・・あれ?


「ねぇ、一二三。」
「何ですかぁ?」
「ザッパの憑依が目視できるのって、起き上がってからよね?」
「う〜ん、たぶんそうですよ?」
「いまリバサ昇竜うったわよね?」
「・・・あ、それはですね〜。子澄さんは・・・」

一二三が子澄の予知について自信満々に説明しようとするが、その声を遮って男の声が響いた。

「実はね、子澄の場合、確信を持って出してるんだよ。樹さんは知らないだろうけど、子澄には先を『視る』力が備わってるみたいでね。勿論、次にどの霊が憑依するかくらいは手に取るように解るんだ。それにね・・・」ボソボソ


いつの間に追いついたのか、後ろには犬助が立っていた。
子澄のことを説明するときの彼は実に活き活きとしている。

しかも、話し出したら止まらない、樹が「まぁ落ち着きなさいって」と宥めている。


そんなことをしているウチに試合は中盤戦。
先が視えているのか、子澄が有り得ないほどの動きでテスタメントを追い詰めていく。

状況は画面端、幽霊憑依。まさしくテスタ絶体絶命のピンチ。

63420:2005/05/18(水) 16:32:07 ID:TzYEjZiM

『無益な。』

固めの一瞬の隙を突いて空投げ。

だが、体力的にテスタはザッパに大きなリードを許してしまっている。
しかも、ザッパは霊魂が5つ、ムカデに当たろうものなら拳王ラオウ様降臨age。


しかし、決定的なチャンスを前にして、ザッパの動きがおかしい。


「・・・子澄ちゃんのザッパ動きおかしゅうなったで?」
「たぶん、、もう視えてないんだよ。」ボソボソ

子澄自身、この試合で視えたのは先の空投げまで。
ここからは一切の能力に頼らずに戦いきるしかない。

『エグゼビースト!』ロマンティーック!

流れを戻すためにエグゼ青から二択を迫る。
6P・・・ガード。さらにエグゼ青。


『何故引くことが出来ない!?』
『血に染まれ。』


硬直が解けたところで画面中央へ投げ。
追い討ちのPファントムまで繋ぎ、試合はテスタ寄りに進んでいく。


(・・・視えた。次は・・・犬!)






ガゥルルルルル


起き上がったザッパの傍らには黒い塊が鎮座していた。
誰もが恐れる・・・テスタメントに於いてはそれこそ地獄の使者・・・犬。

画面中央へ投げたことが災いした、テスタメントは端を背負っている。

犬6Dと同時にザッパがダッシュ。


(くそっ、もう後が無いんだよ!犬なんかに噛み殺されてたまるか!!)

63520:2005/05/18(水) 16:34:07 ID:TzYEjZiM

テスタが屈Pで犬を破壊。だが、ザッパの前進は止まらない。


(いける・・・、倒せる!)

「・・・子澄、それは違うよ。」ボソボソ



『史上最大の悪夢!!』

ザッパが取った行動はダッシュから産まれる。
長い無敵時間でテスタの行動を潰し、一気に攻めきる



・・・はずだった。





『くるがいい。』




『オオォォォォ!ロマンティーック!グレイブディガー!!』

産まれるを読んだ屈Pキャンセルウォレント。
さらに青キャン先行入力ディガーからループを決め、モリモリとザッパの体力を奪う。


- S L A S H -

『天涯の地と知れ、、かかわるな。』

※ここはザッパステージの街中ですよ、テスタさん。




「あ〜、負けちゃった。はい、私のカード。」
「・・・子澄さぁ、、絶対『2』じゃないだろ。割に合わないっての。」

たしかに、子澄の予知能力は驚異的だ。
犬助曰く、「調子がいいときはパーフェクト勝ちもザラ。」らしい。

ただ、それ故に戦いが不安定なのも事実。素の状態ではとても強いとは言えない。


「ん〜、、ここもキャラ狩りがいるとはね・・・。やっぱり部室はやめた方がいいかしら。」
「あれ・・・、樹さん行っちゃうんですか?」
「うん、普通に相手探すわ。」


それだけ言い残して樹は心霊同好会部室を後にした。



・・・まだ、カードが全然集まってないのが不安である。


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