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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

63320:2005/05/18(水) 16:30:27 ID:TzYEjZiM

次の挑戦者は子澄、レベルこそ『2』だが・・・実力は未知数。

少なくとも、樹は子澄の戦い方をまったく知らない。


「よろしくね、まむちゃん。」
「冗談でもその名前で呼んだこと、後悔するよ?」


『どなたか〜、どなたか助けてください〜・・・って言ってもなぁ・・・、はぐわぁ!』
『・・・己の力量をわきまえろ。』

HEAVEN or HELL FINAL Let's Rock!!

『グレイブディガー!』


開幕ぶっぱディガーが命中。
子澄ザッパはいきなりダウンを奪われ窮地に立たされる。

さらに、そこからテスタお得意の中下段二択。

魔夢が選んだ選択肢は下段・・・屈K。



- R E V E R S A L -


ジャキィン!


だが、、起き攻めを遮るかのように剣憑依の昇竜がテスタに襲い掛かる。


・・・あれ?


「ねぇ、一二三。」
「何ですかぁ?」
「ザッパの憑依が目視できるのって、起き上がってからよね?」
「う〜ん、たぶんそうですよ?」
「いまリバサ昇竜うったわよね?」
「・・・あ、それはですね〜。子澄さんは・・・」

一二三が子澄の予知について自信満々に説明しようとするが、その声を遮って男の声が響いた。

「実はね、子澄の場合、確信を持って出してるんだよ。樹さんは知らないだろうけど、子澄には先を『視る』力が備わってるみたいでね。勿論、次にどの霊が憑依するかくらいは手に取るように解るんだ。それにね・・・」ボソボソ


いつの間に追いついたのか、後ろには犬助が立っていた。
子澄のことを説明するときの彼は実に活き活きとしている。

しかも、話し出したら止まらない、樹が「まぁ落ち着きなさいって」と宥めている。


そんなことをしているウチに試合は中盤戦。
先が視えているのか、子澄が有り得ないほどの動きでテスタメントを追い詰めていく。

状況は画面端、幽霊憑依。まさしくテスタ絶体絶命のピンチ。


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