したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

345338:2005/05/02(月) 05:20:22 ID:.PekR0FE
>>339-341

「要 洋(かなめ ひろし)です。使用キャラはブリジットです。
 えーと……皆さん、よろしくお願いします。」
最後にちょっと詰まっちまったが……まあ、無難な自己紹介だろ。
ふう、と一息ついて着席しようとした。

「ブリジット?なんだよ、お前オタクかよ?!」

刹那、右斜め後ろから挑発の言葉とともに嘲笑が聞こえた。
思わず振り返ると、先ほどクラス全員に不敵な宣戦布告した神風 悟が、笑いながらこっちを見ている。

「ありゃ?顔はたいしてキモくないな。こいつは意外だ。
 ま、顔が多少マシだろうとブリジットって時点でアウトだけどな!」

こ、この野郎……!

「あん?鰤使いの分際でガンつけんなや。やんのか?」

………。
ここまで言われて黙っていられるわけがない。
俺は神風に歩み寄ろうと一歩踏み出した。その時――。

「鰤使いだからオタク?君は随分と短絡的なんだね」

俺の隣から声がした。
声の方に向き直ると、そこにはいつの間にか神風へ体を向けている剣野 騎士の姿があった。
短絡的と評された神風が、剣野に噛み付く。

「あん?何だ、てめぇは?てめぇは関係ねぇだろ」
「君の言動には少々目に余るものがあるよ」
「文句あんのか?」
「……いかにも」
剣野が当然と言わんばかりに頷く。
「ついつい、容姿と特異な設定に目がいきがちなブリジットだけど、
 実はキャラ性能で見るとかなり面白いキャラだ。
 そのキャラ性能に惹かれて使っている人間も少なくない。
 君の発言は、単なる程度の低い見当違いの中傷だよ」
「鰤使いにキモイオタクが多いのは事実だろうが」
「そうだとしても、要君がそれに当てはまるとは限らない。
 少なくとも僕には、彼がそういう人間には見えないけど」
「チッ……なんだてめぇ、関係ないくせにしゃしゃり出やがって。うぜぇんだよ!」
「何それ?もう論破しちゃった?単細胞生物並みだね、君の頭は」
「んだとコラ!」
机をバンと叩き、神風が立ち上がり剣野を睨みつける。
一方、剣野も立ち上がりこそしないものの、神風を見返している。
その表情には薄い笑みを湛えている。余裕の表情か?
まさに一触即発の雰囲気。このまま神風がブチ切れて殴りかかるんじゃないのか?と俺が不安になりだしたその時、

「そこまでにしておけ」

教師・矢野の声が聞こえてきた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板