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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

235前スレ601:2005/04/22(金) 06:11:12 ID:4YZnnBMM
ちょっと納得いかない出来ではありますが、UP…。
皆様話を作るのが上手で、上げるのが恥ずかしくなってきますね…w

前回>>176

折戸side story

「…まったく…、校長はどこにいらっしゃるのか…」
杖府を応接間に通し、
校長を迎えに校長室に行ったものの見事にもぬけの殻、
それから各教室、トイレ、仮眠室、屋内プール、女子更衣室、
校長が行きそうな所は全て回ったが、見つからない。

次は…、と思案しながら廊下を歩いていると後ろから声をかけられる。

「おやぁ?瞳ちゃんじゃぁないの」

いやな人物に見つかった…
「はぁ…。」
溜息をつきつつ、声の方向に振り向く、

「若本先生、下の名前で呼ぶのはやめてくださいと…」

ジロッと睨むがまったく意に解さず

「ふっ、今日も美しいな、惚れちまいそうだぜ」

彼の名は若本 城二(わかもと  じょうじ)
その言動、物腰から生徒からはジョニーと呼ばれているらしい
それだけならまだいいのだが、この男、
日本刀使いならぬ両刀使い、つまりバイというもっぱらの噂だ。

「上等なワインが手に入ったんだ、今夜…、一緒にどうだい…?」

背中にゾクッと冷たいものが走る

「い、いや、私は」

ずずいっと城ニの顔が近づいてくる、そして…

「ぷっ、くははははは、ジョークだよ、ジョーク」

「なっ……!」

頭に血が上るのが自分でも感じられる。

「なぁに赤くなってんだ、本気で誘われたかったのかい?」

「…っ、そんなことはどうでもいい」
このままコイツのペースに合わせていたら時間がいくらあっても足らない、
早々に退散しよう。
「勤務があるので失礼する」

「あらぁ?ツレナイじゃないの〜」
言葉には耳をかさず、背を向け歩き出す。

「…あ、そうそう」

「まだなにか。」
振り返らずに応える。

「校長やつぁ屋上に上がっていくのを見たぜぇ?
 探していたんだろ?顔をみりゃわかる。それだけだ、じゃあな」

ハッと振り向いた時にはもう城ニは居なかった。

屋上…、か…。



次は杖府編です。
…需要あるのかしら…w


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