[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
新総合雑談スレッド
269
:
影牢のSS書き
:2014/11/18(火) 21:52:27
大帝国劇場の地下、メカ各種の整備区画、秘密地下入り口から帝国華撃団専用の輸送車が滑り込んだ。
帰還を果たしたのはさくら、椿、放心状態の紅蘭、気絶・拘束状態でカンナに担がれたマリア・・・・だけであった。
椿が運転手にねぎらいの言葉をかけ、輸送車は所定の駐車位置に向かった。
椿の通信により、既にこの区画の人払いは済んでいる。
出迎えた副司令のかえではまず椿に紅蘭を医療室に連れて行くよう指示すると、残るメンバーを付近の小会議室に集めた。
「状況報告をお願いする」彼女たちを待っていたのはいつもの無表情のレニであった。
「オイ!」「ちょっとレニ!」紅蘭の惨状を目の当たりにしたさくら、古くからの友人でもあるマリアの痴態を見させられたカンナは声を荒げる。
それをかえでが制止する「二人共落ち着いて、とりあえず状況を整理しないと何も対策ができないわ」
医療室から戻ってきた椿が席についた所でかえでが口を開く、
「では、このメンバーでとりあえずの取り纏めを行うわ」あえて「会議」とは言わないのである。
「これだけでか?」カンナが疑問を挟む、「かすみと由里は万一を考えるとここには入れられないわ」
当然である、マリアが暴れだせばかすみと由里などあっという間に妊娠させられるのがオチだ。
そして内容的にアイリスなど顛末を伝えること自体憚られる。ちなみにすみれと織姫はそれぞれ社交会に出席中であり、これもまた各界に顔を繋ぐという歌劇団・華撃団両面の重要な任務である。
すみれは会が自宅近く、織姫は会場がイタリア大使館の為、それぞれ自宅と大使館に泊まる予定である。
・・・かえでは二人が居てもこの「取り纏め」に入れるつもりはなかったのだが。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板