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辻戦闘試合スレッド

981次鋒戦後 </b><font color=#FF0000>(QRBnY96M)</font><b>:2004/09/13(月) 03:24
「勝者、仮面ライダーファイズ!」
「よっしゃ!これで同点だ!このまま一気にいくぞ!」
暴走女子高生、智がしてやったりと拳を握る。
一方の榊は、
「………」
後一歩というところだっただけに首を垂れ、脱力している。
「まあまあそうがっかりするなよ榊ちゃん。……うん?なんだあれ?」
智がふと空を見たときだった。空に白い点が見える。
「鳥?飛行機?それとも……」
白い点は突如速度を上げる。向かう先は試合を終え、退場しようとするファイズだ。
「あ、危ない!」
智の声に気づいたか、ファイズは身を翻し、自分に突進しようとしてくる影を確認した。
「レオ!?」
ファイズはファイズブラスターを構えようとするが間に合わない。
「Attack!」
サイガの拳がファイズのベルトを捉え、弾き飛ばす。たちまち、赤きボディへの変身は解かれ、乾巧の姿へと戻される。
「くっ」
「Once more」
空を滑空し、再び巧へとその拳を向けるサイガ。
「うぉぉぉぉぉ!」
巧は絶叫と共にオルフェノクの姿へと変化を遂げるとその素早い動きで再度の攻撃をかわす。
間合いを取る両者。互いに相手の隙を探る。
一瞬、疲労のためか、巧が息を吐く。その隙を逃すサイガではなかった。
「Shot!」
サイガのブースターライフルから無数の光弾が巧に向かって放射される。
「はあっ!」
その時、蒼銀の影が全ての光弾を薙ぎ払う。いや、それだけではない。薙ぎ払った弾のいくつかはサイガへと跳ね返され、フライングアタッカーへと命中する。飛行機能を失ったサイガは真っ逆さまに落下した。
「大丈夫か巧」
「あんたは」
「You is whom!」
「百鬼夜行をぶった切る!地獄の番犬、デカマスター!仮面ライダーサイガ、試合前の私闘は禁止されている。
 この会場内では選手以外の人間も例外ではない。今すぐ退いてもらおう」
デカマスターはベガを構え、サイガを牽制する。
「それならば、試合なら構わないな」
「リュウガか」 
「こういうのはどうだ。次の試合は俺とお前だ。そこにお前はウルフオルフェノク、俺にはサイガが加わり、タッグとなって戦う。
 ここで戦わなくてもサイガを倒さない限り、また乾巧は狙われるだろう。ならば早めに決着をつけるべきだ。どうだ?」
「いいぜ。やってやる!」
「ふっ、では戦いの日を楽しみに待っているとしよう。いくぞ」
リュウガはサイガと共に去っていた。
「良かったのか巧?恐らくこれはお前をつぶすための策略だ。戦いの傷が残るお前では」
「大丈夫だ。俺は勝って見せるさ。必ず」
連戦に決意を新たにする巧。そして、
「……なんか大変なことになった」
「しっぽ・・・かわいい」
なんか別の所を見ている暴走女子高生。
戦いは続く。




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